毛皮(ファー)クリーニング

毛皮にとって、クリーニングは キレイにするだけでなく、「栄養を与え、長持ちさせるため」 という大切な意味を持っています。
「毛皮を大切に長く使いたい」、「ふんわり感とツヤを劣化させたくない」という方には、必須のお手入れと言っても良いと思います。

他店でご購入されたお品物でも、工賃は変わりません。お気軽にご相談ください!


毛皮のクリーニング 料金表


毛皮専用の「パウダークリーニング」

水洗い、ドライクリーニングはできません!

毛皮は水を使って洗えませんし、ドライクリーニングでは毛並みの質感が変化してしまいます。

水洗い、ドライクリーニングはできません!

毛皮にやさしいパウダークリーニング

そこで、トウモロコシ(クルミの場合も)の芯を粉末状にし、
毛皮に必要な栄養を含んだ洗浄剤を含ませたパウダーによるクリーニングが行われます。
カビ、虫、変色など、さまざまな劣化の基になる汚れを落とし、毛皮に必要な栄養を与えることができます。


 

毛皮のふんわり感とツヤを戻します

毛皮のふんわり感とツヤを戻します

しっかり汚れを落とし、適切な栄養を与えたあとは、【グレージングマシン】によってふんわり感やツヤを出してあげます。

きれいに仕上がった後は、防虫・防カビ剤と一緒にハンガーに掛けて完了です。


トウモロコシのパウダー

トウモロコシのパウダー

毛皮全般のクリーニングに使われています。
粒が細かく淡いベージュの色合いで、淡い色の毛革に適しています。

クルミのパウダー

クルミのパウダー

粒がトウモロコシに比べて荒く、色が濃いのが特徴です。
濃色系の毛皮や、毛足が長いもののクリーニングに適します。

洗浄の前後

<洗浄の前後>

トウモロコシパウダーのクリーニング前後比較です。
キレイな淡い色のパウダーに汚れや油が付着し、茶色っぽく変色していますね。


 

パウダークリーニングの機械

パウダークリーニングの機械

パウダークリーニングを行う機械です。
ドラム式の機械の中に、毛皮とパウダーを入れます。

右下にある缶の中には洗浄用のパウダーが入っています。



加工 実例紹介

チンチラマフラーのクリーニング


お子さまがジュースをこぼしてしまい、湿らせたタオルで少しずつぬぐっても
ベタベタが落ちきらないとのお話でしたので、クリーニングをお勧めしました。
毛皮のクリーニングは初めてだったそうで、お値段が高いと驚かれていましたが、
(チンチラは毛皮の中でも高い部類です)仕上がり結果にはご満足いただけました。

毛皮には水が使えないため、「パウダークリーニング」という特殊なクリーニングを行います。
少しお値段はかかりますが、「フワフワ感が戻った」「また使えるようになった」と
喜んでいただけますし、業者さんも長持ちするように手を尽くしてくれます。
お気に入りの毛皮をお持ちでしたら、手遅れになる前に一度ご相談ください。

加工料金 ¥8,400(税込み)



ミンクコートの裏地の染み抜き加工


コートの裏地にシミができてしまっていました。
数ヶ月前にクリーニングしたばかりでしたので、今回は部分的な染み抜き加工だけでお受けしました。
結果どこにシミができていたか分からないくらいキレイになり、喜んでいただけました。

加工料金 ¥3,800(税込み)






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