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陰陽論と五行論

<<陰陽論と五行論について>> ~もう少し詳しく知りたい方へ♪~

ここでは、四柱推命の基盤となっている陰陽論と五行論についてもう少し詳しくお話していきたいと思います。

陰陽論と五行論は、中国で古人が自然界の現象を長い間観察して、さまざまな物事を論理的に深く説明するのに用いた世界観、方法論です。

陰陽論と五行論は、「唯物論」と「弁証法」の思想と結びつけられています。

このことは古来中国の四柱推命の哲学を理解するのに大変重要な点になります。簡単にいうと、唯物論を根拠にすれば、霊魂の存在は否定され、肉体が死を迎えればすべてなくなるという考え方につながります。中医学も同じ考え方です。

私自身は、これとは反対に「人間の本質は霊魂である」という近代スピリチュアリズムの哲学を人生の指針としています。この考え方では人は死して死なない、つまり肉体は死んでも霊魂は生き続けると考えます。

そのため、命運の吉凶も物質的価値観だけで、単純に吉凶を判断するということはしません。(お伝えする時は便宜上、四柱推命上の吉凶を言いますが)

少し話がそれましたが、この哲学・価値観の違いについては自分の命運をどのように受け入れるのかという点でも、非常に大切になってきますので、また改めて、ページを分けて詳しくお話していきたいと思っています。


Ⅰ.陰陽論について

yin-yang

陰陽は中国の古代哲学における「一対」の概念である。

陰陽は自然界の現象を、対立する2つの側面から成り立っているとみる考え方であるが、単に対立する2つの物事というだけではなく、一つの物事のなかに対立する2つの面があるととらえ、分析していくことができる。

陰陽論には、基本的な「4つの考え方」がある。

1.陰陽対立

世の中で全ての物事は、相互対立する2つの側面があるという考え方。
例:上と下、左と右、天と地、上昇と下降、男性と女性など。

この対立を比較する相手は、必ず<同じカテゴリー>に属していなければならない。また、対立を比較する相手がいなければ、成り立たない考え方である。

例えば左右でいえば左が陽、右が陰であるが、比較する右がなければ、単純に左が陽であるとするのは間違いである。

また、宇宙という範囲には天地が存在するが、天と人体の頭は同じ範囲には属さないので陰陽での比較はできない。天が陽で頭が陰であるという分類はできない。

2.陰陽互根(いんようごこん)

陰陽は対立関係にあるが、相互に依存する関係でもある。陰陽のどちらかが単独で存在することはできない。陰陽の双方の根はお互いに相手のところにある。

中医学でも、人体の陰陽バランスは健康を保つのにとても重要だと考えられている。病状が悪化してひどい場合は、陰陽が分離し精気は絶えて死に至ると考えられている。

3.陰陽消長(いんようしょうちょう)

陰陽の関係は固定された静止状態ではなく、絶えず変化する運動の中で平衡を保っているという考え方。消長とは少なくなることと、多くなることという意味。

自然界でも、冬至で陰のエネルギーがピークに達し、そこから陽のエネルギーが徐々に増え始め、夏至で陽のエネルギーがピークになる。そして夏至から、また冬至に向けて徐々に陰のエネルギーが増え始めるというように、陰陽は絶えず変化流動し、バランスを保っている。

4.陰陽転化

陰陽が一定条件のもとで、反対の性質に転化できること。陰極まって陽に転じる、陽極まって陰に転じる場合があるという考え方。転化するためには、「極みに達する」などの一定の条件が必要となる。



※五行論については、完成次第掲載していきます。