「お前、卵かけご飯好きアルカ?」


「…いきなり何の話でィ?」




公園で休憩して(サボって)いる最中に、いきなりチャイナ娘が現れ放った一言だった。


「銀ちゃんは毎日卵かけご飯は嫌だと言うネ。
 だったら自分で作れヨ!作る人に文句言うなんて最低ネ!」


話を聞くと…チャイナの毎回作るご飯が卵かけごはんっていうことだった。
さっきからチャイナが旦那の事(愚痴)ばかり言っている事もあり、黙って聞いていた総悟も口を動かす。


「お前は卵かけご飯好きなのかよ?」
「大好きネ。」


即答で返事が返ってきた。
そこには見たことない笑顔までつけて。

…俺から言わせればタマゴ1個でここまで笑顔になることと
毎日(なのか?)チャイナが作っている料理を食べている旦那が…
ただ…………ん?なんて言うんだ?コレ?
まァとにかく…


「…何で俺に聞いてきたんでさァ。」
「ん?何が?」
「卵かけごはん。好きかどうかどうして俺に聞いたんでィ?」
「え……。そッ…それは…お前は卵かけごはん…好きなのかなぁと思って…」


少しずつチャイナの言葉が小さくなり、だんだん聞き取れなくなった。
さっきまでのバカ元気さが嘘かのように静かになった。
そんな中、沈黙を破ったのもチャイナだった。


「…新八が、毎日卵かけごはんばかりじゃ…旦那がかわいそうって言っていたアル…」


…それは、一体…どういう意味なんでィ?
一体どういう意味で俺に聞いたのだろう。
まァ、チャイナからして何位意味もなさそうだが…


「…まァ、俺は嫌いじゃねぇぜィ。卵かけごはん。」
「ホントアルカ!」
「ああ。」


流石に毎日はきついかもしれねェが…


「そうアルカ!!」


「……。」


その時見せた神楽の笑顔で一瞬固まった総悟。
今まで自分に向けてそんな笑顔を見せたことなんてあったのだろうか…
その前にその笑顔は俺に向けられているのか…
そんな答えはすぐにわからないけど…


まァ…毎日卵かけごはんはさすがに辛いから、そんときは俺が腕でも揮ってやろうかィ。




タマゴ色想い。




…チャイナ限定で。






*あとがき*

WJ銀魂280訓の沖神版ですvv
だって、嫁とかそういう話が…><
すぐ総悟の顔が頭に浮かんだもんねvv
めずらしく神楽がデレてみたお話でしたー(*^_^*)


2009/10/12   雛乃