宮城全労協ニュース/第122号(電子版)/2009年3月11日

◎大阪総行動でパナソニックに抗議!


3月1日、2日の両日、春闘の大阪総行動の一環として、パナソニックの「派遣切り」に対する抗議行動が展開されました。福島と宮城からも参加し、関西の仲間たちとともに交流会やデモ行進、団交・会見申し入れ行動などに取り組みました。

以下は宮城合同労組からの報告です。


パナソニックは派遣を切るな!
佐藤昌子さんを職場に戻せ!」
3月2日、大阪・松下城下町で弾劾デモを貫徹!

報告/宮城合同労組


●3月1日
全港湾のクボタ弾劾闘争に400名、夜の交流集会には150名が集い、大阪総行動の初日を全力で闘う!


3月1日午前10時、私たち東北闘争団第1陣8名は、パナソニック裁判原告の佐藤昌子さんを先頭に、全港湾春闘総決起集会が開催される「港湾労働者第2センター」に到着。全港湾の仲間、関西の仲間と共に、クボタの外国人非正規雇用労働者の3月1日雇い止め解雇に抗する集会・デモに参加した。

集会では全港湾の仲間が私たちを紹介し、佐藤さんが「派遣切り・非正規切りを許さず、共に闘いましょう」と呼びかけ、万雷の拍手を受けた。集会のあと、大阪環状線大正駅まで約400名がデモ。大阪ゼネラルユニオンの外国人労働者20名がポルトガル語でリズミカルな「クボタ弾劾!」のシュピレヒコールをくりひろげ、沿道の人たちから、ひときわ注目を集めた。

午後6時からは、おおさかユニオンネットと全国一般全国協議会の呼びかけによる交流集会が、100席の会場に150名が参加する熱気のもとで開催され、昼のクボタ弾劾集会・デモの報告と翌日のパナソニック闘争の提起が行われた。

佐藤さんの経過報告と御礼挨拶、当該宮城合同労組からの裁判勝利をかちとる決意表明の後、全国から結集した仲間の紹介に移り、東北闘争団第2陣も到着して20名が自己紹介させていただいた。


●3月2日
朝チラシ6千枚をパナソニック労働者の手に!

午前7時半、パナソニックの城下町3駅で150名の仲間が一斉に情宣を開始。大阪全労協、全港湾、全日建から用意していただいた3台の宣伝カーから、「パナソニックの派遣切り弾劾!佐藤さんを職場に戻せ!パナソニックは2万人リストラを撤回しろ!」の訴えが轟きわたる。パナソニックはこの日の行動をキャッチし、労働者に対して「見るな、話すな、聞くな」と訓示をたれていたが、6千枚のビラが次々と受け取られ、佐藤さんは知り合いのパナソニック電工の労働者、何人かと挨拶を交わした。

電工社前に立った佐藤さんの訴えが始まった。18年間一生懸命昼休みもとらず夜遅くまで、松下のためにも働き続けたのに、松下がパナソニックに社名変更した昨年10月1日に「もう派遣はいらない」と言われて切り捨てられた悔しさに声がかすれた。

次に、大阪高裁で歴史的勝訴を切り開いた松下プラズマディスプレイ地位確認裁判の原告吉岡さんがマイクを握り、パナソニックの高慢な態度を徹底的に批判する。

情宣終了後、パナソニック電工に対する団交申し入れとパナソニック本社に対する会見申し入れ行動に移った。

電工は、ガードマン数十名を受付ゲート前に配置し、佐藤さんをはじめとする申し入れ者に対し厳重な阻止線をはった。「団交拒否は違法だ!通せ!」と受付へ進む。「会社の方針で団交申入れ書を受け取らないことになった」との説明が行なわれる。説明にならない説明に唖然として、組合側は申入れ書を受付ルームに押し込んで引き上げた。


労働者の怒り!パナソニックを包囲

午前10時から近くの会場で決起集会を開催した。集会にはごく最近パナソニックに解雇され、すぐに寮を追い出された派遣労働者も参加し、あらためて大企業の横暴に対する怒りが会場にみなぎった。150人のデモは商店街をつきぬけ、松下幸之助の大銅像が立ちそびえる記念館前を通過。このころから仲間たちのシュピレヒコールが一段とボリュームを増した。「パナソニックは派遣を切るな!佐藤昌子さんを職場に戻せ!2万人リストラを撤回しろ!」。


関西はじめ、全国の仲間の皆さん。熱烈なパナソニック闘争を準備していただき本当にありがとうございました。3月13日は第2回公判が行なわれます。被告パナソニックの答弁書に対する反論書を、数々の証拠をもとに作成し提出します。がんばる佐藤さんに対して、かつての同僚5名から事実を記載した陳述書が寄せられました。

パナソニック裁判に勝つことは、派遣法が首切り自由の社会を生み出し、今日の大量首切りを準備した最悪の法律であり、廃止するしかないことを明らかにすることだと思っています。

今後ともご支援ください。


なお、第2回公判は3月13日午前11時から、福島地裁郡山支部にて開催されます。


■以上/宮城全労協ニュース第122号/2009年3月11日