宮城全労協ニュース/第332号(電子版)/2019年6月12日

野党共闘・市民連合の力を!
石垣のりこさん、集会で訴える




 6月9日、仙台市内で「変えよう!アベ政治/ストップ!改憲発議」を訴える集会が開催された。サブ・スローガンは「守るぞ!いのち くらし ふるさと、そして平和」。主催者(実行委員会)発表で1300人が集まった。

 ミュージシャンたちの演奏に続いて、共同呼びかけ人を代表して後藤東陽さんの開会挨拶。「いま参議院選挙を前に、ここで私たちが奮闘しなければ、この国はどうなっていくのか」。簡潔で力強い檄であった。

 冒頭、元山仁士郎さんがゲスト発言。元SEALs沖縄の元山さんは「辺野古」県民投票の会の代表として活躍、ハンガーストライキで訴える姿は当時、全国紙などでも紹介された。前日は広島での集会、夜行で東京、そうして仙台集会に間にあった。

 沖縄県民投票の全県的な実施を求めて闘った経験のなかで、理解と支持の広がりを求めることの大切さを実感したという。元山さんはさらに、「沖縄でいらないものは、どこでもいらない」と言うかもしれないが、そのことと、沖縄は一方的に押し付けられているという現実、つまり「構造的問題」について、みなさんといっしょに考えていきたいと述べた。(<若い人たちで準備した、もっと話を聞きたい!という企画>が、デモ行進後に呼びかけられた。)

 特別報告が二つ。第一に、憲法9条のために闘う全国的な首長たちの活動の紹介と訴え。川井貞一さんは元白石市長、鹿野文永さんは元鹿島台町長、ともに集会の共同呼びかけ人でもある。この間、大きなインパクトを全国に与えてきた。東北の地から、首長たちの全国結集を実現していきたいと表明した。

 女川原発の再稼動の是非について「みんなで決める県民投票を実現する会」の代表である多々良哲さんは、多くの賛同を得た試みを大切にしていく、民主主義を問い続け「再稼動」に反対する大きな運動をめざしていきたいと豊富を語った。



 続いてリレートーク。時間が制約されているなかでの発言だったが、それぞれのテーマについて課題や行動の提起がなされた。その項目は次のとおり(タイトルはプログラムからの転載)。

@消費税増税絶対ダメにゃん!
A水は誰のもの?。
B地域農業の未来・アベではダメ
C被災者生活再建支援法の抜本改革を
D「社会保障」と「自己責任」
E先生を増やして!!
F働き方改革って?
G憲法を活かしてこそ、私たちひとり一人が主役の社会がつくれる

 発言のなかで「命の水を守る全国の集いin宮城」(6月29日)への参加が呼びかけられた。



野党・市民連合の勝利へ、石垣のりこさん訴える!


 これらの発言や提起を受けて、石垣のりこさんが登壇した。明るい声、快活な言葉が会場に響き渡り、会場から声援が飛んだ。

 女川原発再稼動に反対、憲法改悪はダメ、沖縄と連帯しよう。自分が抱えてきた主張を、いまこそ人々に訴えていきたい。「たたかう決意を固めた」「ともに勝利を勝ちとろう」と呼びかけた。

 各野党代表の発言が続いた。立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会民主党の代表が発言した。鎌田さゆりさんは、最初の発言者として、石垣のりこさんと出会った時の想いと期待を語った。各党代表は、それぞれの政策をアピールしつつ、参議院選挙の勝利を実現するための連帯と共闘を誓った。



「私たちは、「2020年に新憲法を施行」とする安倍首相の企てに正面から立ち向かい、2019年国会で画策されている改憲発議を絶対に許しません。7月に行われる参議院選挙において、改憲勢力の議席を3分の2以下にすることが決定的に重要です。」集会アピールはそのように指摘し、反戦・平和とともに、農林水産業や社会福祉などの要求実現を訴えた。

 集会後、デモ行進が行われた。野党・市民連合の全国的な合意以降、これが宮城県内の最初の統一行動であった。

 衆参同日選挙の可能性は現時点で流動的だ。政府与党は金融庁報告書問題の幕引きで躍起だ。「100年安心の公的年金」はまったくのデタラメであったことが、専門家たちの報告書によって明らかにされた。選挙を目前にして不都合な事実はなかったことにするという安倍政治の横暴に、抗議が広がっている。

 焦点は、参議院での「憲法改悪派3分の2」割れにある。自民・公明の与党選挙ブロックが先行している。「3分の2」の打破、安倍政権の打倒に向けてがんばろう。

 

■以上/宮城全労協ニュース332号(2019年6月12日)