●郵政私有化に断固反対しよう!
●NTT反リストラ裁判(東京地裁06年日程)
●NTT労組のいわれなき除名処分に抗して−裁判始まる(仙台地裁)−
●郵政私有化に断固反対しよう!
「郵政民営化法案」が衆参両院で可決、成立した。与党法案への圧倒的多数によって。「国鉄・電電民営化」を断行した中曽根元首相でさえも「政治的クーデターの疑いあり」と評したほどの郵政解散。その暴挙の果てである。
小泉首相は常々、次のように言ってきた。
「郵政事業を民営化しても、郵便局がなくなるわけではありません。国鉄がJRになって鉄道がなくなったでしょうか。電電公社がNTTになって電話がなくなったでしょうか。むしろ、料金が下がり、いろいろなサービスが生まれて、便利になったと思います。」
(小泉メルマガ/2005年2月26日号)
「NTT民営化」とはなんであったのか。「利用者の利便性」、「選択の多様化」、「低価格」−−そのように称されていることは、労働者民衆の労働と生活にどのような意味を持っているのか。いまこそ問い直すべきだ。乱暴で、いいかげんで、嘘だらけの小泉流を許しておくわけにはいかない。
NTTはいま、大揺れに揺れ、組織形態そのものを見直さざるを得なくなっている。民営化論者の中からも、「(東西地域会社の)再国有化」を検討せよとの声が上がっているほどだ。平成電電の民事再生法適用の申請は、米国と同様、日本でも通信自由化の闇を浮かび上がらせている。平成電電は通信規制緩和によって新規参入を果たしたが、激烈な市場競争に打って出るために、資金調達の無理・無軌道を重ねた。米国史上最大の企業詐欺と称された「エンロン破綻」と同根である。
郵政私有化との対決、「電電民営化」を問い直す闘いはこれからだ。小泉政府・与党が推進し、民主党も追随する公共サービスと公務労働への攻撃に反対し、連帯して闘いを進めよう。
●NTT反リストラ裁判・・
06年の日程が決まりました!
裁判は電通労組・大内委員長の証人尋問以降、小休止状況でしたが、進行協議を経て、その後の日程が決まりました。「終盤の山場」に差しかかる重要な証人尋問が続きます。
◎1月25日 13時30分〜被告技術部グループ
◎3月08日 11時00分〜<原告>技術部グループ
◎4月26日 13時00分〜被告技術部グループ
◎6月07日 13時00分〜被告東京支店グループ
◎7月05日 11時00分〜<原告>東京支店グループ
◎8月未定 13時00分〜被告東京支店グループ
(いずれも東京地裁/各々、主尋問と反対尋問)
提訴から早くも2年。その間、強制配転が相次ぎ、全国から首都圏に配転させられたNTT労働者たちは、日々、不当で厳しい労働を強いられています。NTTに不当なリストラ攻撃を断念させるよう、早期勝利をめざして闘いぬきましょう!
●組合脱退で、何故「除名処分」なの?
−NTT労組のいわれなき除名処分に抗して−
11月18日、第1回口頭弁論(仙台地裁、10時)
「労働組合の加入・脱退は自由」、「NTT労組の除名処分は違法・不当」と訴え、組合処分の撤回を求める裁判が仙台地裁で始まる。NTT労組を訴えた2人の原告の第1回口頭弁論が11月18日、仙台地裁で開かれる。
2003年7月、仙台地裁は同様の裁判で原告全面勝利の判決を下している。判決は「労働組合の加入・脱退は本人の自由」との原告主張を認めるものだった。敗訴したNTT労組は控訴を断念した。しかし、規約改正によって実態を改めることはしないままの状況が続き、組合脱退者への除名処分が繰り返されてきた。NTT労組は判決を無視し続けているわけである。
◎最大の拠り所である組合(NTT労組)も無視!
NTTリストラが何次にもわたって職場をおおい、労働者の心と生活は回復しがたい打撃をこうむってきた。多数派労組はみずからリストラ推進の役割を果たしてきた。
原告2人を激励する「組合の加入・脱退の自由を考える会」は次のように訴えている。
「・・NTT構造改革による50歳退職再雇用の選択の強要、応じなければ全国流動。会社の脅し、攻撃に悩み、苦しむ中、最大の拠り所である組合も無視。だが、その先に待っていたのは組織統制違反という「除名処分」でした。こんな不条理を絶対に許してはなりません。私たちは(原告2人の)裁判を支えながら、2人が提起した問題は何であるかを共に考え、裁判の勝利を目指します。」
考える会チラシ05年11月/第2号より
(http://www16.plala.or.jp/kangaeru/)
◎原告2人の「決意」(抜粋)を紹介します。
<・・私は今年1月末、「雇用選択」で不本意ながら「退職再雇用」を選択させられた。応じなければ全国配転という会社の脅し、NTT労組もこれを容認。組合員を守るべき組織が会社と一体で組合員に苦痛を強いて、「雇用を守る」とうそぶく労働組合に留まる事はもはや我慢の限界を超えて耐えられないことであり、脱退を決意した。
このことに対しNTT労組は「組織破壊行為であるので権利停止、除名手続きする」と通告してきた。・・
組合員にとって労働組合は大きな支え。頼るところは組合しかないのに裏切り続けるNTT労組。「加入脱退の自由」を認めさせ、発言し行動する仲間を増やすためにも、勝利するまでがんばる決意です。>
<・・私は昨年、51歳時の雇用選択について、個人的に事前相談をNTT労組に申し入れたが、仕事繁忙を理由に無視されたまま、昨年12月に・・「60歳満了型」を選択しました。しかし、何故か会社側から「退職再雇用」への変更説得のため、4人の管理者が入れ替わり訪問、説得、面談を強いられました。しかし、私は説得に応じるわけにはいかないので、4人に意思を貫き、断りました。このことに対しては、NTT労組は容認済みで知らんふりです。
私は、組合員のための組合ではなく、会社のための組合であることを一層強く知り、怒りと絶望感だけが込み上げてきました。・・翌年1月下旬に「脱退を決意」し、同年2月上旬に「脱退届け」をNTT労組中央本部へいきなり直接送付、提出しました。このことに対し、NTT労組は、「組織破壊行為の反逆行為であるので本部大会にて権利停止、除名と決定したことを通達する」という内容の文書をいきなり渡されました。
・・嘘と裏切りを続けるNTT労組に「脱退加入の自由」を認めさせ、・・同じ気持ちを持つ労働者のためにも断固勝利するため、頑張る決意です。>
■以上

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