アウディのバッテリーは、エンジンルームと室内の間に
あります。
バルクヘッドと呼ばれる部分です。
はじめに、バルクヘッドのカバーを取り外します。
写真のようにゴムのラバーを端から手前に引いて取り外します。
次にカバーを手前に引くと外れます。

カバーを外すと、バッテリーが見えます。
はじめにマイナス端子を外し、次にプラス側の端子を外します。
そして、座面にあるバッテリー固定金具を外してバッテリー本体を取り外します。
バッテリーは相当な重量がありますので、外すときに落とさないように注意してください。
取り付けは、取り外しと逆の手順で行います。
最後に、バッテリー液の排出パイプを接続するのを忘れないようにしてください。
バッテリー液がボディに付着すると錆が発生して大変なことになります。

バッテリーを取りはずすと、ラジオのプリセットが初期化
されるほか、パワーウィンドウもリセットされます。
バッテリー交換後は、オートウィンドウ（ワンタッチ
で全開・全閉する機能）が効かない状態になります。
これは、ウィンドウの一旦開けたあと、再び閉め、そのま
まスイッチを３秒以上保持することで復帰します。
ラジオの選局プリセットは最初からやり直すしか方法が
ありません。