■フロントアクスル アームの交換

7万キロ走行時あたりから、ハンドルを切った状態で段差を乗り越えるとフロントからゴンゴンと
サスペンションを金槌で叩くような音が出るようになりました。
また、ブレーキをかけると左側からコトコトコトという連続音が出るようになりました。
4万キロ走行時には、ブレーキのかけ始めとアクセルの踏み始めでコトという音がでて
アッパー側のリンクを2本交換しました。
今回は音の質が若干ことなりますが、同じようにサスペンションのアーム類のトラブルと判断。
全部で8本のアームと、スタビライザーとのリンク部をすべて交換する決断をしました。
幸い、ドイツのオークションでこれらのアーム類がセット販売されているのを見つけ、個人輸入
しました。送料を含めて5万円強でした。
社外品ですが、国内で純正部品を買うと15万円超なのでお得です。
交換はスプリングコンプレッサーなどが必要なので、お世話になっている修理工場にお願いしました。
交換した部品は下図の赤丸印内の部分です。

@upper link rear 8D0 407 509 C
Aupper link front 8D0 407 505 K
Bguide link front 4D0 407 693 N
Cfront wishbone link 4D0 407 151 P
  &connecting link 8D0 411 317 D
それぞれ左右2本づつ
他にボルトナット類

ドイツのオークションで出品されていたパーツ。
まさに「これだ!」という感じ。
A4やパサートも共通部品です。
数多く出品されているところを見ると、トラブルで
交換されるケースが多いのでしょう。

すべてアルミ製なので、見た感じよりは軽いです。

交換はスプリングコンプレッサーなどがあれば、さほど高度な技術はいらないそうです。
朝に車を預けて昼休みに見にいったら、すでに片側は作業が終わりかけていました。

銀色に輝いているのが交換した部品。
アッパー側2本、そしてロア側はウィッシュボーンリンクが見える。

アッパー

ウィッシュボーンリンク

交換して取り外した部品は、ボールジョイント部が手で動かせるほど
消耗していました。
どの部分から音がでていたのかは特定できませんが
これらのリンク部の経年変化が原因であることは明らかです。

これらの部品をすべて交換した結果、異音はすべて消え、乗り心地も新車の感じが取り戻せました。
段差を乗り越えた時も、サスペンションがしなやかに衝撃を吸収している感じです。
サスペンションのトラブル以外にも、足回りのリフレッシュにお薦めです。
私は、2年前にショックアブソーバとアッパーマウントを交換済みなので、今回は交換しませんでした。
サスのアーム類を交換する場合は、ショックアブソーバとアッパーマウントを同時交換されることをお薦めします。