テープレコーダーから録音してみる

2007/12/11更新

まず、テープレコーダーとパソコンを接続します。詳しくは、お手持ちのパソコンの説明書をごらんください。

パソコンの端子部分 パソコンによるでしょうけれども、大体左図みたいな感じでしょう。(図では左側がマイク、真ん中がラインイン、右側がヘッドホン。)

カセットレコーダーと接続するコードによりますが、通常はこの中の「ラインイン」にテープレコーダーからの音声を入力します。

「ラインイン」で録音できなければ「マイク」でトライしてみて下さい。
一般的にコードが「抵抗入り」の場合はマイクに接続しなければ録音できない様です。


なお、ここに書いたことはあくまで一般的なことなので、詳細はパソコン・カセットレコーダー・接続コードの説明書で確認してください。

左の図は例なので、形状等はパソコンにより異なる可能性があります。
図1 パソコンの端子部分のアップ


接続コード コードはオーディオ用のもので、普通の電気店、ホームセンターなどで手に入るはずです。(1,000円ぐらい)
パソコンの入力側とテープレコーダー出力側の端子の形状に合わせたものを用意してください。左側のコードは例なので皆さんも同じだとは限りませんので注意してください。

また、コードには「抵抗なし」と「抵抗入り」のものがあります。
一般的に
 「抵抗なし」の場合はイヤホン<-->ラインインを接続、
 「抵抗入り」の場合はイヤホン<-->マイクを接続する様です。

左図はテープレコーダー側はヘッドホン(イヤホン)の端子から出力している場合に使用するコードの例です。
左図はあくまでも参考です。ご自分の機器に合わせてコードを購入して下さい。

図2 接続するコードの例


端子部分のアップ  上記の接続コードの端子部分のクローズアップですが、このコードはステレオ←→ステレオ用です。

 黒い線が2本ありますが、1本だとモノラル用になります。
 テープレコーダーの説明書も確認してください。(ステレオのものにモノラル用のコードを使用すると片方しか音がでないこともあります)

なお、PCのマイク端子はモノラルの場合が結構あるらしいです。その場合はPC側のプラグはモノラル(黒い線は1本)のコードにするか、ステレオをモノラルに変換するコード(もしくはプラグ)を挿入して下さい。そうしなければなければテープレコーダーから録音したファイルを再生したときに、方側からしか音がしないので注意が必要です。
図3 端子部分の例(クローズアップ)



 ここまで特に問題がなければ、サウンドレコーダーを使ってテープレコーダーから録音してみてください。 音量は、サウンドレコーダーの波形レベルメーターを見ながら大き過ぎないように調整して下さい。 (大き過ぎると音がひずんだりノイズがふえたりして聞きづらくなります

このときに通常下記のどちらかに設定しなければうまく録音できないので注意してください。
 (1)「抵抗なし」の場合はイヤホン<-->ラインインを接続し、録音ボリュームコントロールでライン入力を選択
 (2)「抵抗入り」の場合はイヤホン<-->マイクを接続し、録音ボリュームコントロールでマイクロフォンを選択
下図は上記の(1)の場合の設定画面の例です。但し、PCによって画面(見た目および使われる言葉も含めて)は多少異なる可能性があるので注意して下さい。
また、録音ボリュームコントロールの表示の仕方は「(1)録音ボリュームの設定」を参照して下さい。

録音ボリュームの画面ショット

 録音するときの「サンプリング周波数」及び「サンプリングビット数」は、大きいほど音がよくなります。一般には、次のように言われています。

なお、「サンプリング周波数」及び「サンプリングビット数」を指定するにはサウンドレコーダーのメニューから「ファイル」→「プロパティ」→「今すぐ変換」→「属性」で指定できます。
ちなみに 「ラジオの音質」で録音した場合は、60分で160MB程度のファイルサイズになります。



すべての基本はWindows標準装備のサウンドレコーダーです。
これがちゃんと使えないとおこしやすも使えません。



サウンドレコーダーは数分しか録音できません。
サウンドレコーダーでうまく録音が出来るのを確認できたら、「長時間録音可能な他の録音ソフト」を使用して起こすテープを録音してみましょう。
もちろん、おこしやすは長時間録音可能ですが、録音に関してはおこしやすでなければならないということもないので、他の録音ソフトで使い易いソフトがあれば、その録音ソフトを使っても良いでしょう。
なお、サウンドレコーダーでは大丈夫なのに上記のソフトを使うとだめだな場合は使用した録音ソフトの制作者に確認してください。