セラピー基地における実験データ
全国24か所、288名の被験者による森林セラピーの実験結果は下のグラフのとおりです。
唾液中コルチゾール濃度は、森林部は都市部に比べて13.4%低下しました。コルチゾールは代表的なストレスホルモンであり、ストレス時に高まることが知られており、ストレス状態が有意に抑制されていることがわかりました。
脈拍数は6.0%低下し収縮期血圧、拡張期血圧はともに1.7%低下することが明らかになりました。これらの指標はストレス時に高まることが知られており、この結果、森林部では都市部に比べてストレス状態が抑制されていることを示しています。
副交感神経活動を示す心拍変動性におけるHF成分は森林部の方が都市部より56.0%増加していました。副交感神経活動はリラックス時に高まりますので、森林部においては都市部に比べて有意にリラックスしていることが認めらました。
また、ストレス時に高まる交感神経活動を反映するLF/HFは、18.0%低下しており、ストレス状態の抑制を示しました。
この実験から、森林セラピーによるリラックス状態の亢進、あるいはストレス状態の抑制が明らかとなっています。
(森林セラピー:NPO法人森林セラピーソサエティ より)