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( Dynastes hercules hercules )

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ヘラクレスヘラクレス ( Dynastes hercules hercules )

飼育温度

飼育温度

幼虫飼育材

カブトマット

生息地域

フランス領グアドループ島などの島々

体長

♂ 75~172mm、♀ 50~75mm

成虫寿命

10ヶ月

幼虫期間

18ヶ月前後

ヘラクレスヘラクレス雄

ヘラクレスヘラクレス雌


成虫飼育

雄の体長がとても大きく、普通サイズでも150mmを超えます。
飼育するケースもなるべく大きな飼育ケースを用意して下さい。

飼育は大きめの飼育ケース、飼育マット又はおがくずマット転倒防止の為の木(出来れば産卵木を半分に割った物を敷くと良い)、大きい餌皿、昆虫ゼリーを置いて下さい。
蓋付の飼育ケースで、通気が悪く内部が蒸れてしまうような環境に置くと、成虫が弱ってきてしまうのと、上翅の色が黒っぽくなってしまうので、なるべく通気性の良い容器を使って、まめに霧吹きで加湿してあげた方が常に元気でいられます。
尚、上翅が黒くなってしまった成虫も30~60分ほど乾燥した状態に置くと、元の色が復活します。
飼育温度は24~25℃がベストです。
昆虫ゼリーは角の先端部分が邪魔で、ゼリーが食べにくいので、大きいサイズのゼリーか、ゼリーを2つに割って食べやすい状態にして、与えてください。
特にケースの端の方に昆虫ゼリーがあると、ケースに角の先端が当たってしまい、食べにくそうです。
なるべくケースの中程に置くようにしてあげて下さい。

成熟した雄は交尾欲が強く、雌を見つけると交尾をしようと追いかけて行きます。
雌も未交尾だと良いのですが、既に何度か交尾を終わった雌は嫌がって逃げ回ります。
狭い容器の中からは雌は逃げ出すことが出来ないので、そのまま受け入れるとことになり、雄も雌も疲労してしまいます。
極端な場合死亡してしまいます。
雄が雌を角で突き殺すことは稀ですが、雄と雌は別に飼育して、交尾の時のみ一緒にして下さい。
乾燥に弱いですから霧吹きを使って加湿を忘れずにしてあげて下さい。
転倒して起き上がれずに死亡するケースが多いですから、転倒防止の木の他、ビニール製の観葉植物なども置くと防げます。
冬場の飼育には加温が必要で、20℃以上の環境になるようにして下さい。
温室に関する詳しい情報はクワガタ、カブト飼育用簡易温室の作り方
クワガタ、カブト用かんたん温室の作り方に詳しく書かれています。

幼虫飼育

カブトマット、初令~2令迄は200mlのプリンカップ、3令初期で500~1000mlの飼育容器、それ以降雌で小型の飼育ケース、雄で中型の飼育ケースを使います。

・カブトマットに水を混ぜてよくかき混ぜます。
・水の量は手でギュッツと握った時に水が垂れず、手を広げるとお団子ができるぐらいです。
カブトマット2~3ヶ月に1回を目安に交換をしてあげます。

交換する時は、全交換するのではなく、フルイを使って糞をより分け、不足した分のみ追加するといった方法で、交換して下さい。
3令以降の幼虫でしたら飼育ケースの中に幼虫を入れ、その周りに篩いでより分けたカブトマットを霧吹きで加水してから入れ、足りない分、新しいカブトマットを入れて下さい。
そうすることによって、幼虫の周りの環境が急激に変わるのを防ぎます。
コバエが大量に発生した場合は全部交換してあげるか、マットの表面から4~5センチ程度を取り去って、残りを篩いを使ってより分ける方法で交換します。
3令後期の蛹化する前のカブトマット交換時には、マットを手で押し込むようにして少し固めに詰め込みます。
これは蛹室を作った時に蛹室の天井や壁が崩れ難くする為で、羽化不全の発生を抑える役目もします。
マット交換のタイミングが、計量や♂♀の判別、大きめのケースに移動のタイミングですから、あらかじめ秤や移動させる場合のケースを用意しておいて、なるべく手早く幼虫のストレスを最小限に抑える様、工夫してあげて下さい。

雄の幼虫は最終的(前蛹になるまでに)は中型以上の飼育ケースに移す必要があります。
ヘラクレスヘラクレスは自分自身の1.3~1.5倍程度の大きさの蛹室をつくります。
その大きさは無事羽化することの出来る必要な大きさですから、飼育ケースもそれなりに大きな物を用意しないと羽化不全や角曲がりになります。

産卵セット

産卵セット説明図

カブトマット、大型の飼育ケース~衣装ケース、転び止めの木、昆虫ゼリーを用意します。

・カブトマットに水を混ぜてよくかき混ぜます。
・水の量は手でギュッツと握った時に水が垂れず、手を広げるとお団子ができるぐらいです。
・飼育ケースの底から15センチぐらいの高さまで、加水したカブトマットをスリコギを使ってカチカチに固めます。
・卵を産む場所はこのカチカチに固めた部分に多く、柔らかい部分には産卵しませんので、まんべんなくカチカチに固めるのが、産卵数アップの秘訣です。
・加水したカブトマットを飼育ケースの蓋をした時に、成虫が動きまわれる程度の隙間をあけて詰めます。
・表面に転び止めの為の木、昆虫ゼリーを5~6個置きます。
・交尾の済んだ雌を一匹だけ入れて蓋をして、暗くて静かな場所に保管します。

3~4週間したら雌の成虫を取り出します。 雌に産卵を継続させる場合は、新しい産卵セットを用意して、雌を移動させます。
この時点で産卵セットを開けると殆どが卵で出てきます。
幼虫で採りたい場合は、底固めのマットを壊さないで、そのままマットを埋め戻し、乾燥させないよに注意して、3~4週間待つと殆どが幼虫で採ることができます。

ヘラクレスヘラクレス産卵セットの写真

卵で採った場合は200mlのプリンカップに産卵セットで使ったカブトマットを詰めます。
カブトマットの表面に卵が入るくらいの大きさの窪みを10個ぐらいつくります。
窪みの中にスプーンを使って卵を一個ずつ入れます。
ティッシュペーパーを1枚、マットの表面に被せてから、霧吹きで加湿します。
蓋をして3~4週間すると卵が孵化しますので、一匹ずつプリンカップに分けてください。
途中、ティッシュペーパーが乾燥していたら霧吹きで加湿します。

ヘラクレスヘラクレスは体重が重いのと、体高が高いので、転倒するとなかなか起き上がれず、疲労死してしまいますので、転んでも起き上がることが出来るように、木やビニール製の観葉植物などをひいて下さい。
昆虫ゼリーも食べやすいように、大きいサイズや半分に割るなどして工夫して置いて下さい。

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