クワガタ、カブトムシの
飼育温度
幼虫飼育材
生息地域
北海道、本州、四国、九州他
体長
♂ 22~57mm♀ 20~30mm
成虫寿命
2年~3年
幼虫期間
8ヶ月前後
性格がおとなしいので、オス、メスいっしょに飼育ができます。 大きめのオスはメスをひとりじめしようとして、メスの首をチョキンと切ってしまう場合があります。
大きいオスは闘争心が強く、メスのうばい合いになることがあるので、なるべく別々に飼育したほうが良いようです。 メスはまとめて飼育してもケンカはおきません。
コクワガタは一年を通じて室温で飼育ができます。 春~秋は飼育ケースの中に飼育マットやおがくずマットをひき、とまり木と昆虫ゼリーを置きます。 保管は暗くてしずかな場所に置きます。
晩秋~早春の間は冬眠をしますので、マットを深く入れます。 つかまる為の木と、いつ目ざめても良いように昆虫ゼリーを置いておきます。
冬眠セットについてはクワガタの冬眠方法に詳しく書いてあります。
寒くなってくると自然に冬眠の準備を始め、春になるとマットや材の影からノコノコと出てきます。 一年を通して飼育で一番たいせつなことは、常にマットのしめり気を保つことです。 特に冬眠中は忘れがちですから、一月に一回は確認をして、しめり気をあたえてください。
コクワガタの飼育はあまり手がかかりません。 飼育マットのしめり気と、昆虫ゼリーを忘れなければ、寿命以外で死ぬことはほとんどありません。
添加材の入った発酵マットを、ギュッツと握っても水がたれないぐらいまで水を加え、よくかき混ぜます。 200ml~500ml程度の飼育容器にスリコギを使って固くつめます。
つめたマットの中心に幼虫が入る大きさの穴をほって、穴の中に幼虫を頭から入れます。 ふたをして空気穴をいくつか開けておけば、メスの幼虫はそのままでも羽化させることができます。
オスの幼虫は投入してから3ヶ月をめやすにマットの交換をします。 2回目は800ml~1000mlの容器を使い、発酵マットを新しく詰めかえます。 幼虫を新しい容器に移すときは、移す前に幼虫のまわりにあった古いマットを少しだけ入れてあげると、新しい場所に移動しても幼虫が落ち着くことができます。
幼虫がフ化した時期にもよりますが、冬のあいだは冬眠をしていてマットを食べません。 ですから冬眠中はマット交換の必要もありません。 大きい成虫を羽化させたい時は、2回目のマット交換は必ず必要です。
コクワガタは菌糸瓶でも飼育ができますが、発酵マットよりも費用が多くかかります。 特にコクワガタに思い入れがある方、菌糸瓶を使ってみたい方以外にはおすすめしません。
菌糸瓶に関する詳しい情報は菌糸瓶の選び方、使い方に書いてあります。
小型~中型飼育ケース、よく発酵した無添加の発酵マット、クヌギ又はコナラの産卵木を用意します。
・発酵マットに水を入れてよくかき混ぜます。
・水の量はギュッツと握っても水がたれない程度です。
・飼育ケースの底から5センチぐらいの高さまでスリコギを使って固くつめます。
・水を入れたバケツの中に産卵木を半日、浮き上がらないようにおもりをのせて水をしみ込ませます。
・半日たったら産卵木を取り出して2~3時間、陽の当たらない場所でほします。
・産卵木の皮をむきます。
・水を含んだ木の皮はマイナスドライバーなどを使うとかんたんにむくことができます。
・木の皮をむいた産卵木を固くつめたマットの上におきます。
・産卵木がマットから少し出るぐらいまで、発酵マットを産卵木のまわりにつめます。
・木の皮(成虫がつかまるのに必要)と昆虫ゼリーをマットの上に置きます。
・交尾の終わったコクワガタのメスを1匹だけ入れてフタをします。
・暗くてしずかで温度変化の少ない場所におきます。
コクワガタの産卵は産卵木の中、産卵木とマットのあいだに卵を産みます。 約1ケ月ぐらいで卵や幼虫が見えてきますので、メスの成虫を取り出してください。 セット後1ヶ月ぐらいだと、ほとんどが卵で幼虫の姿は見られないかもしれません。
卵をうまくフ化をさせるには卵の孵化方法に詳しく書いてあります。
全部が幼虫になってから取り出したい時は、産卵セットから産卵木を取り出して、産卵木を割らないでビニール袋の中に入れます。 乾燥しないように保管して1ヶ月待ちます。 産卵木を割ると、ほとんどの卵がフ化して幼虫になって出てきます。
産卵木から取り出した幼虫は、とりあえず1匹づつ別の容器にいれます。 産卵セットで使った古い発酵マットをプリンカップに入れて、その中でしばらく育てます。
プリンカップはとりあえずの場所ですから、入れてから1ヶ月以内には大きな容器に引越しさせます。 産卵セットで使うマットは、栄養が少ない無添加発酵マットです。 栄養が少ない理由は、添加剤が入っていないので、フ化したばかりの幼虫でも安全に食べることができます。
添加剤の入った発酵マットは栄養はありますが、生まれたばかりの幼虫にはうまく消化できません。 幼虫が2令を過ぎるとうまく消化できるようになるので、栄養のある添加剤入り発酵マットを食べさせます。
添加剤は小麦粉、フスマなどの穀物類が多く、入れることにより、大きな幼虫=大きな成虫になります。
幼虫が成長するのは3令の中期位迄で、それより後には成長しません。 3令の中期位迄にどれだけ幼虫を大きくするか、それが大きい成虫を育てるポイントなのです。
つまり大きな幼虫からは大きな成虫が羽化するということです。
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