クワガタ、カブトムシの
飼育温度
幼虫飼育材
生息地域
北海道、本州、四国、九州他
体長
♂ 26~74mm
成虫寿命
3ヶ月
幼虫期間
10ヶ月
地上に出てきたノコギリクワガタの成虫は、秋の終わりにはほとんどが死んでしまい冬眠はしません。 まれに長生きする成虫がいて、12月~1月ぐらいまで生きている場合もあります。
羽化した成虫は約1年間、マットの中で寝てすごします。 水分が失われないように湿らせたマットの中で飼育を続け、次の年の春まで、暗く静かで温度変化の少ない場所に保管します。
成虫の数が多くて保管場所に困るときは、ルアーケースなどを使います。 湿らせたマットを敷いて、仕切りごとに成虫を入れると、場所をとらないで保管ができます。
羽化した次の年から活動がはじまりますので、次の年の春頃には、いつ活動を始めても良いように昆虫ゼリーを入れておいてください。 活動をはじめてから、1週間も食べ物がないと死んでしまいます。
飼育には小型ケース~中型ケースを使います。
オスとメスのペアまたは1匹だけで飼育します。
オスはとても闘争心が強く、オス2匹以上を同じケース内で飼うことができません。 オスどうしを同じ飼育ケースに入れると、すぐにケンカが始まり、どちらかが死ぬまで続きます。
飼育には飼育マットか小動物用のおがくずマットを使います。 成虫がつかまる木と、昆虫ゼリーも無くてはならないものです。
ノコギリクワガタは乾燥にはとても弱い種類です。 マットの湿り気が無くならないように、まめにチェックすることが長生きさせるひけつです。
よく発酵した添加剤入りの微粒子マットを用意します。
微粒子発酵マットが手に入らない時は、フルイを使って発酵マットの細かい部分だけ使う方法もあります。
・発酵マットに水を入れてよくかき混ぜます。
・水の量はギュッツと握った時に少し水が落ちる程度です。
・200ml~1000ml程度の容器を用意して、湿らせた微粒子発酵マットをつめます。
・微粒子発酵マットは固くつめすぎると容器の底まで空気が届かないので、マットを手で軽く押し込む程度にします。
マットは3ヶ月に1回ぐらい交換します。
特にオスの幼虫は、3令になってからは大きい容器に移さないと、体の大きさに合った蛹室を作れません。
小さい蛹室だと羽化するときに大アゴが飼育ケースにぶつかり、体をひっくり返すことができなくなります。
その結果、羽化不全や大アゴ曲がりの成虫になってしまいます。
幼虫は一年を通して室温で飼うことができます。
特に冬の間は暖房のない、温度変化の少ない場所に保管してください。
ノコギリクワガタの幼虫飼育には菌糸瓶は使えませんので注意してください。
小型~中型の飼育ケースを用意します。
産卵用のマットには、よく発酵した無添加の微粒子マットを使います。 その他に産卵木、昆虫ゼリーを用意します。
ノコギリクワガタはマットに産卵します。 産卵木は入れなくても良いのですが、成虫がマットの中でつかまるために入れるので、木の種類は何でもだいじょうぶです。 置いた産卵木とマットの間にも、産卵することが多いようです。
・無添加の微粒子マットに水を入れてよくかき混ぜます。
・水の量は、マットをギュッツと強くにぎって水が少し落ちるぐらいです。
・小型~中型の飼育ケースに湿らせた無添加の微粒子マットを底から5CMぐらいの高さまで固くつめます。
・底の部分はスリコギなどを使ってカチカチに固めてください。
・半日水につけて、2~3時間かげ干しをした産卵木を、固くつめたマットの上に置きます。
・産卵木の上が少し見えるぐらいまで、湿らせた無添加発酵マットを産卵木のまわりにつめます。
・フルイを使ってより分けた時は粗いマットをこの部分で使うことができます。
・マットの表面に木の皮と昆虫ゼリーを2~3コ置きます。
・交尾のおわったノコギリクワガタのメスを1匹だけ入れてフタをします。
・暗くて静かで温度変化の少ない場所に保管します。
1ヶ月ぐらい待つと飼育ケースの底に卵や幼虫が見えてきます。
飼育ケースのまわりから見て、ほとんどの卵が幼虫になるのを待ちます。 幼虫だけになったら床に新聞紙を広げ、飼育ケースのマットをひっくり返して出します。
幼虫や卵のほとんどがカチカチに固めた底の部分と、置いた産卵木が崩れてた部分で見つけることができます。 ほとんどの場合、メスの成虫は力尽きて死んだ状態で出てきます。
ノコギリクワガタの成虫は一シーズンかぎりの命ですから、たくさんの幼虫を取りたい時は、いくつもの産卵セット作る必要があります。 日本のノコギリクワガタのメスは、外国産のノコギリクワガタ種のように、2~3度の産卵をする体力はありません。
生まれた幼虫は、とりあえず産卵セットで使った古い発酵マットをプリンカップに入れて、一匹ずつ育てます。 1ヶ月以内をめやすに大きい飼育容器に移します。
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