木製鞄
和装木製籠

ロッキングチェアの作り方 1



工房の椅子 1 艶赤
工房の椅子 2 墨黒
サイドテーブル その他




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ロッキングチェアの作り方T
作り方 U
作り方 弧台
作り方 シート T
作り方 シート U
作り方 ラタン
作り方 塗装 カシュー
モデリング
工程概略


ロッキングチェア 使い方
簡単な歴史
ロッキングチェア 構造
選び方
参考書籍
雑記(仮)

木工房 むく庵
鞄の部












私がロッキングチェアを作り始めた頃は、やはりスタンダードと考えられるシェーカー家具やウインザーチェアを参考にしてみました。
どちらもよく観られるタイプで、ホームセンターなどでキットも売られている事もあります。ここではその加工の仔細については書きませんが、当工房でも重視している寸法とそのバランスについて書き留めようと思います。弧台の上に乗るタイプのロッキングチェアに限って述べるなら、その要素として考えられるものは


デザイン 装飾部分
弧台の寸法
シート(座面)の寸法
バックシート(背もたれ)の寸法
アームレスト(肘掛)の寸法と形状


各要素を今まで見たことのある椅子で考えれば、数限りなく思い出せるでしょう。これは椅子と言う道具の性格上その用途によって形状が変わるからです
各要素を今まで見たことのある椅子で考えれば、数限りなく思い出せるでしょう。これは椅子と言う道具の性格上その用途によって形状が変わるからです。
 では,ロッキングチェアの性格とは何であるかと思い調べてみると、おおよそ二つに大別できると思います。一つには寛ぎ、ロッキングチェアの発祥地と呼ばれるアメリカのスクリーンでは、フロアデッキでビールを飲むシーンがよくあります。もう一つは補助椅子、膝や腰を痛めた人が座りやすい椅子として使われています。ヨーロッパでは病院椅子と呼ばれる事が多いようです。日本でのイメージは、品の良い老婦人や老紳士が編み物やパイプを咥えて…などの風景が目に浮かびます。(私だけかも知れませんが)
オリジナルのロッキングチェア
 余談はさておき、コピーを超えてオリジナルを作ろうと考えたとき、どこに基準をおけばいいのか皆目判らず混乱しました。通常の椅子の場合、床を基準に数字を追っていけば曲りなりにも図面は書けたのですが、ロッキングチェアは円弧状の台に乗っている為基準が移動してしまいます。資料を集めようにも特殊な椅子の為なかなか集まりません、そこで試作をしてその理屈を探りました。姿勢が変化する椅子にとって座面の高さ角度は座り心地の重要な要素になります。問題はどこを基準置くかですが以外に単純で重心と中心でした。(重心とは座ったときの重心、中心は弧台の円弧の中心)
これが解ると設計は比較的楽になります、中心から垂直に下ろした線と重心から垂直におろした線が重なる位置を安定位置とし、この位置は足が最も緊張しない位置になり、その椅子の性格をかたちづくります。
 そして膝裏から踵までの高さを座面前の高さの上限とすれば座面の角度が決められます。あとは、求める定義を当てはめていけば言いのです。作業性を重視すれば、座面は高く 背もたれも座面対し垂直に近くなり、反対にリラックスしたければ、座面は低く背もたれの倒れ方も深くなります。もっともロッキングチェアの性格上各設定も限度があります。仕事をしたければ普通の椅子の方がいいし、リラックスしたければベッドの方が休めます。曖昧ではありますが首に負担がかからず本が読める程度或いはお茶が飲める程度と考えています


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