オリジナルロッキングチェア木工房むく庵
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雑記(仮)5 更新


ロッキングチェア 木工工程 概略1

 ここでは家具の製作工程、特に椅子に関係する工程を書きとめてみようと思います。このウエブサイトを開設してからおよそ2年ほど(2010年5月開設)経ちますが、アクセス解析によるとかなりの割合で”ロッキングチェアの作り方”をキーワードに来られる方が多いようです。製作思想を主にして具体的に制作方法を書いている訳ではありませんので、がっかりされている方も多いと思います。かと言って限られたウェブ上で詳細に説明する事も難しいので職業訓練校などで使われている本を基に椅子(ロッキングチェアも一部含む)の製作工程を説明してみたいと思います。
 先にお断りしておきますが用語や製作工程などは大方共通していると思いますが、個人技の性格が強い為大手を除いて木工業界自体統一された決まりがあるわけではありませんので多少の違いはご勘弁下さい。

(参考書籍 木工工作法 職業訓練研究センター 編)

製作工程

1.木取り 2.木づくり 3.墨付け 4.加工 5.仮組み6.水引き
7.仕上げ8.組み立て 9.素地調整 10.塗装 11.張り


1.木取り

木取り表を作ります。これは脚や背などの各パーツの必要寸法を求め(ホゾやホゾ穴などの仕口含めた寸法)使われる部位に適した木目の方向を決め木取ります(切り出す)。

パーツ図


























上図のようなパーツ図から削りしろを含めた寸法を割り出し、材料となる木材の上に振り分けます。数を作る場合などはパーツをベニヤなどに転写し切り抜いた物を材の上において割り振る事もあります。
この際、長い物や特殊な部材、強度が特に必要な物とか或いは外から見える部材(見えがかり)を優先に、そして無駄を材を少なくなるように配置して切り出します。


































シェーカタイプを例にすると木部部品は、

@笠木
A背貫き 上
B後脚 左右
C肘掛 左右
D背貫き 下
E後ろ座枠
F側座枠 左右
G後脚貫き
H弧台 左右
I前脚貫き
J前座枠
K前脚 左右

の17点でL座面 シートウェビング M背凭れ バックシートウェビング は素材が違いますので除外 N背縦桟はラタン仕様なので除外します。
 最も重要な部品は加重が大きい弧台や最も長い後脚は見えがかりの部分も大きいので優先的に取ります。特殊な形状の部品としては、肘掛の部品で削り出す部分が多くなる為、仕上がった状態より大きい部材を必要とします。





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