(平成16年版)
ススムシ観察日記2

物置の中で、ケースはひっくり返っていた。
それだけが原因というわけではないと思うが、結局、スズムシは孵化しなかった。

知人に電話した。

そして、7月下旬、我が家にスズムシがやってきた。
ということで、今年もスズムシの観察ができることになった。(良かった。)



7月27日(火)


もらったスズムシは去年の同じ時期に比べ、大きかった。
今年は2種類の土を準備した。(スズムシが来てから土を買いに行った去年とは大違いだ!)
まずはスズムシを数えるのから始めよう!
でも今日は遅いので、この次にしよう。

今年のレイアウトです。
スズムシが隠れやすいように木を2つ入れてみました。
真ん中の黒い固まりは炭です。(備長炭でありませんが・・・)
去年も使い、スズムシが好んで食べていたようなので、今年も使います。
1箱100円でした。
エサも新しいものを準備しました。固まりが少し大きいので、去年から使っているエサとどちらを好むのか?結果が楽しみです。
去年も使った「土」です。去年はケースに入れすぎたので、今年は適量にします。安かったので3袋も買ってしまいました。当然、余りました。
今年初めて試す「赤土」です。小さなケースに入れて試してみます。パッケージに描いてある【産卵】の文字に惹かれて買いました。1袋300円でした。


7月30日(金) 晴れ 温度:暑くて測るのを忘れた

スズムシを2つのケースに分けた。
ケースNo.1には9匹、ケースNo.2には7匹それぞれ入れた。
スズムシの飼育の本に書いてあるように、割り箸にきゅうりを刺していたが、カビが生えたりするので、器に置く方法に変えた。

ケースNo.1のレイアウトです。
真ん中で土の種類を変えています。
左側が今回初めて試す赤土です。

ケースNo.2のレイアウトです。
土の種類は1種類だけです。
今年は暑いので水分は多めにやっています。

でも、やりすぎかどうかの判断ができません。
こんなに大きくなっていました。
これから何回脱皮するのか?
観察したいと思います。

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)


8月1日(日) 晴れ
 温度:31℃

エサを交換するため、ケースをのぞき込む。赤土の表面が「白っぽい」良く見るとカビが生えていた。そのエリアにおいていた木のところでスズムシが1匹死んでいた。(現在15匹)
赤土のエリアのカビの発生が激しい。カビを取り除いた後、木、炭、エサを赤土でないエリアに移動させる。我が家の場合、赤土は適さないようだ。
もう少し様子を見ることにする。
エサは「きゅうり」のほかに「ナス」を追加したところ、さっそく食い付いていた。

大きさに変化は見られない。(わからない)
炭の周りに多く集まってくるようです。
まさしく棲家!(炭か?)


(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)


8月4日(月) 晴れ 温度:28℃(夜です!)

カビが生えないように水分は押さえ気味にする。
その効果が表れ、カビはなかった。
ケースNo.1を見ると、緑が目にしみる(?)・・・なんと芽が出ていた。
土の栄養分がいいのだろう!こちらもしばらく観察することにする。
(スズムシの観察は大丈夫?)

きのう、見たときには出ていなかった芽が一日でこんなに大きくなるとは?
こちらの育ち方も気になります。
赤土との境目付近です。しっかりした緑色の芽です。
赤土(右)側に少し寄っています。

*数日前には何と!きのこが生えていました。画像に撮り忘れました。(残念!)

ケースNo.2を見ると脱皮の最中である。デジカメを向けると、共食いをしながらの脱皮である。煮干はあたえていたが、目の前のカルシウム源に喰いついたか!(*脱皮した自分の抜け殻です。H17.9.17訂正)
(自然の生存競争の厳しさを実感!)    スズムシは現在8+6=14匹

脱皮しているのはオスのようです。

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)

スズムシが炭の周りに集まっています。
人口密度ならぬスズムシ密度が高くなっているので、近くに別の炭を置きました。


(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)


8月5日(木) 晴れ 温度:29℃(夜の温度です。昼間はもっと暑かったはず)

ケースNo.2では昨日脱皮したスズムシは成虫に成長していた。
すぐに鳴いても不思議でないくらいだ!
ケースNo.1でもいつも間にか脱皮したスズムシの成虫がいた。
これら2匹が先に鳴きそうだ! リーン♪ リーン♪

ケースNo.2で昨日脱皮したスズムシが、こうなっていました。

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)
ケースNo.1のスズムシです。これが一番成長しています。

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)


8月7日(土) 晴れ 温度28℃
(朝なのに暑い!)

近くのDIYセンターに出かけたところ、スズムシの鳴き声が!
虫かごに入ったスズムシ5匹が800円くらいで販売されていた。
その隣にはスズムシの卵と土のセットも同じくらいの価格で販売。
さらにスズムシ飼育グッズが・・・グッズは思わず購入してしまった。

今年はエサの減り方が少ないようです。
(スズムシの数も去年に比べ少ないのですが)

いろいろ種類を変えて最適なエサを探しています。(78円)
スズムシウォータです。(158円)
暑い今年はスズムシにも水分をたっぷりと・・・・
(1週間前にそれでカビが発生したのを忘れています。)
スズムシ用のすだれです。(248円)
今年のスズムシの動きを見ていると垂直な傾斜を好んでいるようです。
まずは試してみます。

(ここで鳴いてくれたら風流です。)
草の種です。(138円)
スズムシのための隠れるエリアを作ろうと思います。
今年の土は栄養分がありそうなので、すぐに育つのでは?
少し期待しています。


8月11日(水) 晴れ 温度28℃(今日も暑い!)

ついにスズムシが鳴きだした。(2つのケース両方で)
去年は9月23日に初めて鳴き出したのに1ヶ月以上も早い!
この暑さも関係しているようだ。
鳴いている姿をデジカメで撮れなかった。
(夜も遅く、じっと待つ元気がなかった。)

この木の上がスズムシには人気のようです。(ケースNo.2)
以前は炭が人気でしたが、いろいろ変わるようです。
8月7日にケースNo.1に入れたすだれには、あまりスズムシがくっついていません。やはり、木とか炭がいいのでしょうか?
8月7日に蒔いた種から草が出ました。
まだ、スズムシが隠れるのには小さすぎます。


8月12日(木) 晴れ 温度:31℃(暑いが風は爽やか)

スズムシの羽を広げて鳴いている姿を撮ろうと、デジカメを構えるが鳴く気配がない。
去年は少し待って撮る事ができたが、今回は時間がかかりそうだ。
デジカメをしまって、スズムシを数えるとケースNo.1に7匹いた。
(8+7=15匹だった。1匹どこに隠れていたのだろう!)

スズムシ内訳表
  オス メス
ケースNo.1
ケースNo.2
合計


左がオス、右がメスです。
撮りやすいように並んでいました。

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)


8月13日(金) 晴れ 温度:27℃(日中は34℃になったようだ)

ようやく羽を広げて鳴いているところをデジカメで撮る事ができた。
何度か鳴いていたが、いいポジションにはいなかった。
(こちらの都合の良いようにはいかない。)

スズムシの動いている様子は、去年のページで見てください。
今年の分は、まだです。


(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)


8月19日(木) 雨 温度:23℃(ずいぶん涼しくなったものだ)

涼しくなったせいか、スズムシが活発に活動中!
今までは木の陰にいたスズムシもケースの中を動き回っている。
エサに喰い付いているのを良く見かけるようになった。

ようやく「すだれ」にくっついてくれました。
でも、ここで鳴くのを見たことはありません。
10日ほど前、蒔いた種から草が生えましたが
スズムシが隠れるような大きさにはなりませんでした。
(観察するのに全く支障がありません。)


8月23日(月) 雨 温度:23℃

今年もスズムシの画像をいろいろ撮ったが、大きさを測っていないのに気がついた。
スケールと一緒になったところをパチリ!でもなかなか思うとおりには行かないものだ!

もっと大きなオスもいますが、鳴くのに夢中(?)で近づいてくれませんでした。

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)
もっと丸々したメスもいますが、今回は撮影できませんでした。
卵はいつ頃産むのでしょうか?今年こそ見てみたいものです!

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)


8月29日(日) 曇り 温度:21℃

8月というのに気温がグッと下がった。
涼しくなって元気に鳴いていたスズムシも静かになった。
去年は20℃を下回っても鳴いていたのに、急激な変化に驚いているのだろうか?
8+7=15匹。スズムシの数に変化なし。

一週間前からスズムシが右のエサを好むようになっています。
(左)細かい粉になっているえさです。
(右)フレーク状のエサです。
右のエサより、においがします。
メスはえさを食べて、丸々となってきました。
羽の下の茶色のからだが目立つようになりました。

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)


8月31日(火) 雨のち晴れ 温度:25℃

温度が下がって静かだったスズムシが、温度の上昇とともに活発に鳴き出した。
今年のスズムシは23℃から28℃あたりが快適温度かな?

スズムシの羽は透けるほど薄いのがわかります。

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)
5秒くらい鳴き続けて10秒ぐらい休みます。
羽も体も震わして鳴いています。
相当エネルギーを使いそうです。


9月5日(日) 曇り 温度:23℃

スズムシのエサを交換していたところ、小さい白い虫が「止まり木」や「土」に発生していた。
(あまり小さすぎてデジカメでは撮れなかった。)

水を多めにやっているケースNo.2である。
ケースNo.2の表面の土を取り除いた。
成虫になれば水分が少なめでいいことがわかった。
(乾燥しているくらいで大丈夫?毎日、「霧吹き」をしていれば・・・)

スズムシの土をいじっている間、別のケースに一時避難させました。
透明なケースだと良く見えるのでパチリ!
スズムシの数を数えるとメスが4匹でした。
ケースNo.2のメスの数を3匹から4匹に訂正します。
オスは5匹→4匹です。

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)
土の全面交換は後日実施予定です。
雌が卵を産む前に、DIYセンタへ土を買いに行くぞ!
ところで夏が終わりかけてもスズムシに土は売っているのかな?

(*左の画像をクリックすると、大きい画像になります。)


9月7日(火) 曇り 温度:23℃

ケースNo.1を数えると、オス4匹、メス3匹変化はない。
そしてケースNo.2を数えるとオス3匹、メス4匹、オスが1匹いない。
木をどけたりするが見当たらない。
ついに1匹減ってしまった。(スズムシの季節も終盤に突入!)

見つかったのは羽が2枚だけでした。
雑食性のスズムシの本領発揮か?
エサの減り方も特に変わらなかったのに・・・・



9月9日(木) 晴れ 温度:24℃

ケースNo.2
でオスのスズムシが力尽きていた。
これでオス2匹、メス4匹である。(全部あわせてオス6匹、メス7匹)
スズムシのメスが産卵管を土に突き刺していた。
(驚かさないようにデジカメで撮影しなかった。)
土の入れ替えを考えていたが、このままの状態で観察することにする。

*DIYセンターで、スズムシの土は売っていた。でもコーナーは縮小され、グッズもほとんどなくなっていた。


9月12日(日) 曇り 温度22℃

きょうはケースNo.1でオスのスズムシが木の陰でひっくり返っていた。
現在のスズムシの総数は下の表のように12匹である。
鳴き声も夏に比べて少し寂しげに感じる今日この頃である。

スズムシ内訳表
  オス メス
ケースNo.1
ケースNo.2
合計

ケースNo.2ではスズムシの卵を2,3個発見した。(多分そうだと思う。)
土の入れ替えをしなくて良かった。
ケースNo.1では確認できなかった。
土の種類と水分の量の関係は何が最適か?未だ不明である。
(虫が発生するくらいに多すぎるのはだめだと思うが・・・)

ケースNo.1のレイアウトも当初の形からだいぶ変わりました。
こちらは赤土とでエリアを分割し、土は水分を少なく乾燥させています。
ケースNo.2は水分が多めでしたが、水分を吸収してようやく適度な水分状態になったようです。
レイアウトもだいぶ変更しました。
画像の中央下側の細長い白い固まり2個が卵です。
この下には産んだ卵が何個あるのでしょうか?


9月17日(金) 曇り 温度:23℃

ケースNo.1、2ともオスがそれぞれ1匹減っていた。
鳴き声もかなり静かになっている。
スズムシのエサとしてキュウリを多く与えていたが、久しぶりにナスをやったところ
素早く集まってきた。
スズムシも同じエサを続けると飽きるようだ。

スズムシ内訳表
  オス メス
ケースNo.1
ケースNo.2
合計


9月21日(火) 晴れ 温度:24℃

スズムシの数には変化がない。
羽のやぶれかけたオスのスズムシも懸命に鳴いている。
オスに比べて、メスがまるまる太っている。
まだまだ卵を産み続けるのだろうか?


スズムシ内訳表
  オス メス
ケースNo.1
ケースNo.2
合計

すだれをようやく気にいってくれたようです。
よく掴まるようになりました。
来年はすだれを多く入れようと思っています。

(早い話ですが・・・)
メスの後ろ姿です。真ん中に産卵管があります。
産卵管を土に突き刺しています。

産卵管を突き刺す様子は水分を多く含んだケースNo.2では時々見かけますが、ケースNo.1ではあまり見かけません。
土が硬さに関係あるのでしょうか?


9月28日(火) 曇り 温度:20℃

今年、スズムシの鳴き声を聞くことができなくなった。
オスのスズムシが0匹になった。
このごろ、温度が低い日が続いたのも影響したか?
3日ほど前にはオスを確認していたが、観察を怠っているうちに減っていた。
残っているスズムシも最後までちゃんと観察しよう!


スズムシ内訳表
  オス メス
ケースNo.1
ケースNo.2
合計



10月3日(日) 雨 温度:14℃

今日は雨が降っていてとても寒かった。
ケースNo.1のスズムシの観察が終わった。
ケースNo.2は変化がない。
水分を多めに与えた方が結果的に良かったようだ。
この後は冬を越してどちらのケースが孵化するかを確認である。


スズムシ内訳表
  オス メス
ケースNo.1
ケースNo.2
合計



10月18日(月) 晴れ 温度:16℃

観察は続けていたが、久しぶりにホームページにアップした。
スズムシは少しづつ減り、とうとう1匹だけになった。
まるまる太っていたスズムシも小さくなったように感じる。


No.2ケース
スズムシ内訳表
(メス)
観察月日 匹数
10月12日
10月17日
現在



10月24日(日) 晴れ 

1匹残っていたスズムシも23日に動かなくなっていた。
昨年は年越しの準備が大幅に遅れたので、今年は早速準備に取りかかりました。

作業は以下の通りです。
@ 木やエサ入れやすだれを取り除く。
A スズムシの残骸や羽を取り除く。
B 目立つゴミなども取り除き、ケースをきれいにする。
C 霧吹きで土に適当に水分を与える。
D ケースごとビニール袋に入れて保管する。(土が凍らないところに)


孵化させるときのポイントを春まで調べなくては?

これが良かったかどうかは、来年わかるはずである!
来年は孵化から観察ができることを期待して、平成16年度の観察を完了します。