ＣＱ出版社から発行されている書籍「トランジスタ技術」は通信販売の広告や特集記事、連載記事が充実しており、電子工作などをしたり、電気、電子の知識を得るのに役立ちます。毎月本棚に並んでいくのは気持ちのよいことですが、情報盛りだくさんの厚さゆえに家族からは場所をとりすぎるとの苦情が出ます。古くなったからといって有用な雑誌を廃品回収には出せません。 　そこですこしでも本棚の占有面積を減らし、家族の目を欺くため（？）、スリム化が必要になります。(大きな書斎があればこんな苦労をしなくてもいいのに・・・）その方法を記します。

		「トランジスタ技術」の厚さは月によって異なりますが約１．７cm位です。５冊で約８．５cmです。これをスリム化します。 私は本文を残し、前と後ろの広告部分を取り除きます。（広告は新しい号で確認しています。）
		表紙を外しますが、目次が表紙にすぐ裏についているので、表紙と目次をバラバラにしないよう一緒に、ゆっくりと剥がします。
		あまり力を加えず、ゆっくりとはがしていくとスムーズに剥がれてくれます。
		これで「本体」と「目次がついている表紙」に分かれました。
		表紙と本体を後で糊付けするので、左の画像のようにはがれかかった紙はきれいに整えます。
		残しておきたい部分と外す部分とを分けます。何回か折り曲げると分かれやすくなります。
		カッタ−を使って切り分けます。刃物を使うのでケガをしないように注意しましょう！
		背表紙とくっつく部分はデコボコしていると仕上がりが悪くなるので、バリをきれいに取っておきます。
		きれいに仕上がりました。これで準備完了です。
		表紙に糊をつけます。 （私の経験では木工用ボンドもＯＫでした。好みの問題かもしれません。）
		表紙の本体をあわせてくっつけます。 押さえつけるとき定規などを使うと、きれいに貼りつきます。
		トランジスタ技術の文字がまん中にくるように貼り付けます。
		表題と何月号かが、わかるような位置になるようにするのが、ポイントです。 厚さは約８．５mmです。
		薄くなった分、表紙がはみ出すので、余分な部分をカッターなどで切り取ります。これで完成です。
		トランジスタ技術５冊で約４．２ｃｍになりました。約５０％ＯＦＦです。後は本棚に並べるだけです。
		約４１ｃｍ幅の本棚に４年間分４８冊が並びました。 これで家族にも喜ばれる（？）はずです。

いろいろ作業を説明しましたが、ＣＱ出版社からはＣＤ−ＲＯＭが出ているので、これならスペースは１年間分(１２冊分）で１冊分にもなりません。 結論としてはこんなことをしないで、ＣＤ−ＲＯＭ版が欲しいです！