サビキを深場に沈めてからシャクると、1投目から魚の反応。竿先を通して微かな振動が伝わってきました。
6時を過ぎたので、堤防での釣りは終了。第一段階の、ボ逃れは達成です(^-^;;)。
荷物をまとめて、堤防の上をテコテコと歩いていくと、途中、お見かけした方々が…。
あ゛っ、先々週のオフ会でお会いした沼津の釣りクラブの面々でした。
たぼさん、Ruppyさん、papaさん、沖楽会さん(お初でした)と、ご挨拶&雑談。短時間でしたがプチオフ会です。
Ruppyさんのバケツの中には、アジとウルメイワシがどっさり。お見事です(^^)。
その後、私はサーフへ移動です。
現地に着くと、波も風も無く、絶好のコンディション。
サーフを眺めると…、先々週、トビウオを7匹釣った地元のお父さん(トビウオ名人と呼びましょう)がいらっしゃいました。
飛距離を出したいので、ここで仕掛けを変更。カゴ釣り仕掛けで針はスキンサビキ、棚はド表層にセットです。
何度もカゴ仕掛けを投げ込みますが、反応無し。
暇なので、ぼけぇ〜っ、としていると、無反応のウキの横から銀色の大きな魚体が飛び立ち墜落??。え゛っ、何??。
どうやら、私の仕掛けにトビウオがヒットしたものの、カゴ釣り仕掛けの棚が浅すぎて、ウキには食い上げの反応すら出ないようです。ウキは全く役にたってません。
慌てて「鬼アワセ」を入れましたが、前回同様糸フケが多過ぎてアワセになりません(-_-;)。トビウオはバレました(ToT)。またやっちゃいました。
せっかくのチャンスを逃し、意気消沈(-_-#)。
同じ位置に再度、仕掛けを投げ込みます。ウキはアテにならないと判ったので、目視で海面を睨みつけます。
すると、驚いたことに、また無反応のウキの横でトビウオの魚体が光り墜落?着水?。キター!!、竿を思いっきり煽り、鬼アワセ成功!。ドキドキしながら仕掛けを巻き取ると、水中に大きな魚体が見えました。
一気にサーフにズリ上げると、33cmのトビウオでした、5年ぶりぃぃ。
しばらく釣りを続けると、沖合いの射程圏ギリギリの位置でしょうか、海に異変が…。
海面に円形のナブラがグルグル回ってまっす。何だ??。
すると、その円形外周部から大型の平べったい魚が1匹づつ順番に、ジャンプしながら中心へアタック。凄い光景が瞬時に展開されました。
近くにいた方々も唖然としながら、見惚れていました。
トビウオ名人が、あれはシイラの群れで、イワシを囲い込んでから順番に捕食してる、と教えて頂きました。シイラの大きさは目測60-80cm?、もっと大きい??。駿河湾の雄大さに脱帽です。
私の方は、フグのアタリ以外ありません(-_-;)。フグはダブルでとか、簡単に釣れます。
左で釣ってたトビウオ名人、海がマッタリとして渋くなると、時々私の様子を見に来ます。
お話を聞くと、現時点でトビウオ5ヒット4ゲットとか、お見事です。
また、今シーズンはすでに累計40匹はトビウオを釣り上げたとか。仕掛けや、トビウオの習性など、とても参考になる会話ができました。
例えば赤潮発生初期、魚は釣れなくなりますが、トビウオ名人は魚の習性を利用して、赤潮の海でトビウオを2桁釣ったこともあるそうです。奥が深いですね。
これらのアドバイスは、来シーズンのトビウオ釣行で役立てたいです。
さて、私は1匹釣れたので余裕ぶっこいてウキを見ていると…、ぴょん!と銀色の大きな魚体が跳ねました。あ゛ー、油断してたぁ。アワセを入れるも手遅れ、バレました(T_T)。こんなにもアワセに苦労する魚だったんですね…。
しばらくすると、無反応のウキの手前に墜落する魚影。今度は必死にアワセ&巻取りで、2匹目のトビウオGETです。お刺身にするので、しっかり血抜きをします。
4ヒット2ゲットで正午、どっさりあったコマセが底を尽き、終了。
帰り際、トビウオ名人にご挨拶。正午時点で9ヒット7ゲットだそうです。凄い…。
それなりに苦労しましたが、今回は目的のトビウオをGETできたので満足です(^-^)。
釣果のお魚3種、全てお刺身で頂きました。
トビウオのお刺身、ほんのり甘く、嫁さんと一緒に堪能させていただきました。
今回の釣果
トビウオ33cm 2匹
アジっ子 5匹
ウルメイワシ 9匹
余談: 今回トビウオGET命令を出した嫁さん、日記のネタにしていました(^-^)。
家の猫は最近、生魚は食べないんですが…。画像クリックで日記へ飛べます。