縞縞はノーカウント?(^-^;;)
2008年11月2日 湘南
今回は久しぶりに、湘南の磯場へ行ってみました
昨年の自分の釣行を見ると、この時期にイナダが釣れましたので、今回はイナダ狙いです。

早めに釣り場へ行くつもりで、目覚まし時計をセット。
一度は目覚ましで起きたものの、気付いたら二度寝、やっちゃいました


予定よりも1時間遅れで出撃。
外の気温は10℃、だいぶ下がってきました。少し厚着して出たのは正解。
現地の駐車場からは歩いて山越えです。息を切らせながら登ります。夏場は汗だくになりますが、気温が下がったこの時期は体が温まる程度。

遅れての釣り場到着でしたが、スペース的には、釣りをするには問題無い感じです。

早速釣りの準備をします。
昨年の経験から、この時期のジグは反応が薄いので、カゴ釣り一本勝負。

私の周りを見ると、カゴ師、サビキ師が仕掛けを投げ込んでいますが、大型魚が釣れてる様子はありません。時々、サビキの方に型の良いウルメイワシが釣れてるくらいです。
私はイナダ狙いで、少々深めにタナを設定して釣り始めます。

しかし、沈黙の時間だけが過ぎて行きます…。
しばらく、ぼけぇーっとウキを眺めていると、波間のウキが浮いたり消えたり…。ズブズブと遅い感じでウキが消えました、何だ?。
巻取ると、全然重さを感じません。岸まで寄せると、海中に白黒の縞模様。
釣り揚げると、手のひらサイズの
シマダイでした。これで、ボーズは無し(^-^;)??。

その後、投げ続けるも、反応無し。
晩秋の、渋い海に浮かぶウキを、ぼけぇーっと見つめていると…、突然背後から、

necoたんさん!こんなとこで何やってんの〜!!」 
と煽る声!?。何だ何だ??。

振り返ってみると…、あら、
うらしまさん、ご無沙汰しておりましたm(_ _)m。

ちょっと竿を休めて雑談。
うらしまさんは隣の磯場で、ジグサビキ中にイナダがヒットしたものの、取り込めなかったそうです。残念。
「私の釣果は、手のひらサイズのシマダイだけです。」と伝えると、うらしまさん、それはノーカウントだとか。 #そ…、そんなぁ
ちなみに、うらしまさんの釣行記、ご自分のシマダイはカウントしておりました、なんでやねん

ジギングを再開したうらしまさんを被写体に、釣果のシマダイ・富士山と一緒に記念撮影?。
#カメラの被写界深度が深いので遠近感が薄れ、シマダイに食われそうな画像となりました。(滝汗)

また、昨年この釣り場でニアミス?していた、Mr.ダーリンさんもいらっしゃいまして、ようやくご挨拶出来ましたm(_ _)m。


日が高くなる頃には、釣り場は激混み状態です。
あちらこちらでお祭りが見られましたが、それでも上手な方は、投げる時や巻き上げる時に声を掛け合って、上手にお祭りを防止しています。
また、この混雑の中でソーダがヒットすると、横に走られ、お隣さんを巻き添えするケースも多々。それでも皆さん、上手にコミュニケーションをとられて、お祭りを解決されています。

私も釣りを再開。すると、数人の方がソーダガツオを釣り上げました。
常連さんから、「回遊は一瞬だから、チャンスは短いよ。」とアドバイスを頂きます。
私は慌てて、ウキのタナを浅めにセッティング。でも、地合を逃して反応無し

しばらく沈黙の時間が過ぎ、再び、数人の方にアタリ。揚がってきたのは、一人はソーダガツオ、もう一人はイナダ。
私は欲張って、イナダのタナに再設定。でもアタリ無しで、小さな群れはいなくなります

次の地合もソーダとイナダが混在してますが、今度は欲張らずにタナを浅めにセット。
カゴを投げ込んで、仕掛けをなじませます。しばらく流しても反応が無いので、一度シャクってコマセを散らせると、シャクったウキが浮いてきません、なんでやねん?。

竿を立てると、グーン!と竿先が引き込まれ、大型魚がヒット!。
横走りするのでソーダでしょう。混んでる釣り場で横に走られると、隣の方とお祭りしますので、強引に巻き取って岸に寄せます。
足元に来た所で、一気に抜き揚げると、
平ソーダガツオが現れました

 

晩秋の平ソーダガツオ、脂が乗ってそうです(^^)。


その後も淡々と仕掛けを投げていましたが、釣れたのは
サバフグだけ(-_-メ)。

周りも遠投できる方にポツリポツリとソーダやイナダが釣れている程度で、渋めの状況です。

そんな中、私が物欲しそうにしていたのか?、釣れてなさそうに見えたのか?、Mr.ダーリンさんのお知り合いの方が、「丸ソーダ、持ってく?」っと、ピチピチ暴れるソーダを差し出しました。渋い海では、丸ソーダでも美味そうに見えます(汗)。お礼を述べて、ありがたく頂きましたm(_ _)m。


隣の磯では、うらしまさんの竿が大きく撓っています。
見ていると、かなり強い引きと戦っています。足元まで寄せますが、お魚は抵抗している様子。
もう少しの所まで寄せると、魚が潜って竿が撓ったとき、バレました。惜しい。
後でお話を聞いたら、ハリスを切られたそうです。海底へ潜る重い引きから、イナダだったようで、悔しがられておりました。


釣り場から見える富士山、山頂には僅かですが冠雪していました。間もなく冬到来ですね。

私は昼過ぎにコマセが切れたので、うらしまさんとMr.ダーリンさんに挨拶して納竿。
渋く、激混みの海でしたが、釣果があったのでヨシとしましょう。湘南の海の幸に感謝です。m(_ _)m。



釣果の平ソーダガツオ、今回も「炙り漬け丼」で頂きました。 #もう、レシピは頭に入ってます(^^;)。

皮付きの平ソーダガツオを炙ると、皮下から脂が染み出てバチバチ燃えます。お皿に並べると、脂がキラキラ光ります(^p^)。秋のソーダガツオは、この脂の旨みが良いですね(^^)。

酢飯・海苔・大葉・ネギ・ゴマで仕上げると、うまいっす。嫁さんも完食で、脂の味も良く判ったそうです。

 

今回の釣果 
平ソーダガツオ(37cm) 1匹
丸ソーダガツオ 1匹頂き物
シマダイ(13cm)     1匹
サバフグ  1匹(-_-メ)リリース


余談:
 今回の釣果のシマダイ、嫁さんの日記のネタになって頂きました。
 下の写真クリックで日記へ飛べます(^-^)。