トビウオ天国、バラシ地獄(-_-;;)
2009年6月6日 沼津
今回の釣行記、結論から先に言いますと…、
私の数少ないトビウオ釣行の歴史の中で、経験したことの無い、
濃い魚影にアタリました
この日は
大変いい潮が入っており、こんな良い潮は、今後出会えないかと思います(^^;)。


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さて、先週は不毛の海で撃沈したトビウオ釣りでした。
嫁さんが、丸一日釣りに充てさせてくれると言うので、今回もトビウオリベンジで出撃する事としました。(嫁さんに感謝感謝m(_ _)m。)

前日の天気予報では、夜は雨で、明け方には止むとの事。
雨を避けたいのと、トビウオが釣れる時間は遅いことから、のんびりと出撃。
しかし、6時に着いた現地は、雨、雨、雨。なんでやねん

合羽を着て釣るか迷います。
朝食のおにぎりにかぶりつきながら、天気の様子を窺います。
すると、雨足が弱まりました。小雨ですが、これなら合羽無しでも行けるかな…。

7時前にサーフに降ります。
左を見ます…、誰も居ません。右を見ます…、誰も居ません。

土曜日なのに、この広いサーフの見える範囲で竿を出しているのは、私だけ。なんでやねん?。


トビウオ仕掛けを準備します。前回同様、カゴウキとサビキで、ド表層を狙います。

まずはポイントにコマセを効かせるため、第1投。仕掛けを投げ込みます。
私しか居ないので、コマセにトビウオが寄るまで時間がかかるだろうと思い、竿から離れます。

何気にウキを見ると…、銀色の大きな魚体がジャンプ!。え??。再度、ウキの横で飛んで墜落。どう見ても、魚がウキの横でもがいてる様にしか見えません(@_@)。
信じられないことに、第1投目からトビウオがヒットしました!。
慌てて竿に駆け寄り、鬼アワセ!。でも、バレました(T_T)。

突然のアタリに困惑しながら、第2投。
潮の流れに乗って流れていくウキを見つめると、またまた、魚体が飛び立ち、羽を開いてもがいています。ヒット!!。
糸フケはとっていたので、アワセはOK。魚の振動がラインから伝わりますが、巻き取る途中でバラシ。え゛ぇー??。

初っ端2連続のアタリに、アドレナリン全開状態。ドキドキが止まりません。
焦りながら、第3投。糸フケに注意しながら、ウキを追います。すると驚いたことに、またまたトビウオがヒット!信じられません。なりふり構わず、鬼アワセを入れましたが、ジャンプしたトビウオ、針から外れました。

3連続ヒットの興奮と、3連続バラシの悔しさ、感情がごちゃごちゃです。

そんなこんなで最初の1時間は、10投して8ヒットし、1ゲット・7バラシ。
そうです、8回目のヒットで、やっと
トビウオを釣り上げることが出来ました(ToT)

この一匹で、精神的には救われました。ほっ…。
それにしてもこの魚影の濃さ、先週の不毛状態から一変しており、釣りの醍醐味を感じます。


ふと、左の海域を見ると、岸から射程圏内の距離に大規模なナブラが発生。見た感じ、サバのナブラでしょうか。
慌てて、仕掛けをジグに交換。左の岸へ走って行きます。

私が着いた時はすでに小康状態。それでも、チラチラ見えるナブラに、ジグを投げ入れます。
何回か投げ入れましたが、アタリは無し。
その後、射程圏外の沖合いで大規模なナブラ。良い潮が入っており、生命感ある海でした。

この頃になると、やっと一人、釣り人が現れました。何故かほっとします。この方は投げ釣りで、キスか底物狙いのようでしたが。


ナブラが消えたので、再びトビウオ仕掛けに戻します。
相変わらず、トビウオは順調にヒットし、ウキの横でもがきます。そして、私は順調にバラします(ToT)。
バラす原因は、「アワセ要因」と「巻き取り要因」がある感じです。
アワセ要因は、トビウオのジャンプを抑える必要がありますが、目視でもがく魚体を見てアワセるので、改善が難しい…。
巻き取り要因は、ソーダやサバといった青物の要領で竿を起てて巻き取るとダメと気付き、寝かせるようしました。すると、比較的、岸辺まで寄せれるようになりました。

試行錯誤しながら、頻繁にヒットするトビウオと駆け引きです。
ラインを巻いて、岸辺に寄せて、取り込む直前にバレる事もあります。悔しい。針から外れたトビウオは、空を飛んで逃げて行きます(-_-メ)。

バラシを多数、経験しながら、何とか拾い釣りをして、3匹まで捕獲できました。

この3匹目以降は、ヒット数が激減。群れが移動してしまったのでしょうか…。


私の目の前には、遊魚船が1隻。釣れているかは見えませんが、船長がお客さんにタナを指示するアナウンス放送がよく聞こえました。
そんな中、ウキの横でトビウオが飛んで、サビキに引き戻されて墜落、ヒット!。鬼アワセを入れ、竿を寝かせ、全力で巻き取ると、波打ち際にトビウオが現れました。

 

波打ち際で針が外れたので、猛ダッシュで海に駆け寄り、波に飲まれる前にトビウオを回収、ほっ…。
広げた半透明の羽が、美しいです

ちょうどその時、ご夫婦で釣りに来た方が声を掛けてきましたので、釣れたばかりのトビウオをお見せしました。
ご夫婦は弓角でサバを狙いに来たとの事で、トビウオは初めて見たそうです。


昼近くになると、アタリはほとんど無くなりました。
それでも一瞬群れが廻り、2連続ヒット!。バラシも2連続


どっさりあったコマセは、ちょうど正午に無くなり、納竿としました。

結果は、25ヒット・4ゲット・21バラシ。 バラシ数が21、ありえません

朝方降っていた雨も、昼には青空に変わっていました。日が出ると初夏の雰囲気で、夏の青物の到来が待ち遠しくなります。

今回は、非常に良い潮と巡り合えて幸運でした。また、自分の技術の未熟さを痛感いたしました。
駿河湾の豊かな海の幸に感謝ですm(_ _)m。



釣果のトビウオ、お刺身と塩焼きで美味しく頂きました。お刺身のほんのりした甘さ、塩焼きの癖の無い旨み、嫁さんもご満悦でした


今回の釣果 
トビウオ〜34cm   4匹
※バラシ数21、(ToT)アリエナイ…


余談: トビウオの中骨は、焼いて、ニャンコにプレゼント。
     美味しそうにかぶりついていました.。 
     #嫁さん、かぶりつく所の写真撮ってましたので、日記に載るかな?。




追記: トビウオ、嫁さんの日記になっていました。下の画像クリックで、日記へ飛べます(^^)。