雨の中、淡々と、ジグを投げます。
私のカタクチを見て、休んでいた右の角師が、釣りを再開。
でも、その後はカタクチも掛からなくなってしまいました。
投げ飽きてきた頃、遠くの海が黒くなってきました。カタクチイワシの大集団です。
直後、私の左の角師の竿が曲がり、大サバを釣り上げました。
私も飛距離が出ないジグサビキを、投げ入れます。一定のリズムを与えて巻き取ると、竿先にガコン!と重量感。大サバがヒット!。
久しぶりの青物の引きを、ぜーぜーしながら巻き取ります。
手前の白波を超えて大サバを上げた瞬間、針からサバが外れました。え゛っ??。
バレたサバは、あたふたしながら白波の中を泳いで逃げました。
貴重な一匹…、これをバラしたと言う事は、今日はボーズかもしれない…。そんな考えが頭を過ぎります。
しかし、ボーズの心配は無用でした。
沖合いの黒い海(カタクチの大集団)は射程圏内まで接岸。同時に大サバ祭りが始まりました。
左右の角師にも、その隣のジグ師にもサバがヒット!。
私のジグサビキにも、再度大きなアタリ!!。
今度こそはと、がんばって巻き上げます。波打ち際に来たら、少々強引に引っこ抜くと、ジグをガッチリ咥えた、40cm近いゴマサバが上がってきました。雨の中、青物開幕!。
海の活性はさらに高くなり、ジグサビキを投げ込んで、数回しゃくると、サバが喰ってきます。
足元の波打ち際には、サバに追われたカタクチイワシが打ちあがります。
何匹か大サバを釣り上げて余裕が出た頃、ジグサビキにリズムを与えながら巻き取っていると、ゴゴゴン!と竿先に大きなアタリ!。
巻取ると…、なかなか巻けません。何だ?この重さは。竿先からは、ドドドドド…と魚が暴れる振動と重み、急加速急減速の引きが伝わってきます。
近くまで寄せて、白波の中からズリ上げると、大サバがジグに一匹、サビキに一匹。重いはずです。
私の小さなクーラーBOXには入りきらなくなるので、これ以降はキャッチ&リリースです。
雨は降り続いていましたが、2匹リリースしたところで満足したので、納竿としました。
前回はトビウオ不完全燃焼だった分、今回は雨の中でしたが完全燃焼できた感じです。
今回の釣果
ゴマサバ(39cm) 9匹(キープ7)
カタクチイワシ 少々
釣果のゴマサバ、久しぶりの自家製シメサバで頂きました。
この時期にしては、どの個体も脂が乗っていましたね.。
イワシも酢でシメて頂きました。