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流星が大気圏に突入すると、大気との摩擦で非常に高温になります。
この時、流星が通った部分の大気がプラズマ化します。
このプラズマは電波を良く反射する性質がありますので、これを利用して遠方の電波を受信し、流星の数をカウントする事が出来ます。


現在、流星電波観測で主流なのがハムバンドを用いた「HRO」と呼ばれているものです。

nocoたんが観測しているのもこのHROで、福井工業高等専門学校(福井県鯖江市)様から発信された53.75MHzのビーコン信号を受信しています。

左のアニメーション、ちゃんと動いておりますでしょうか?。
福井県で発せられた53.75MHzの電波は、上空を通った流星のプラズマのしっぽで反射します。
プラズマが存在する僅かな時間、神奈川県のnecoたんはこの電波を受信できる訳です。

受信した電波は音声信号に変換してパソコンへ入力し観測を行います。

観測データの見方

『流星電波観測』って何?