云陀羅羽教

--- the Doctrines of UNDARABA for Idle People ---



「アナタワ〜,カミヲ〜,シンジマスカ〜?」
日本人なら誰でもこのフレーズを言ったことがあるでしょう!
しかも16世紀の宣教師っぽく,カタコトの日本語で!
言ったことが無いのなら,今ここで言いなさい!
日本は(過去の経験から)宗教に関してめちゃめちゃ寛容です.
一年は初詣から始まり(神道)お盆に墓参りをし(先祖信仰)
クリスマスを祝って(キリスト教)大晦日の鐘で終わる(仏教).
なんでもありです.日本は平和です.
しかし,あなたは満足ですか?というか,ヒマなんですよね?
ウンダラバ教とは,そんなヒマ人間を救済する教えです.
あと,飛び回るガガンボはつぶしちゃいけませんよ!

注意! ウンダラバ教はただのジョークです!本気にしないで下さい!
こういったジョークが嫌いな方は,御退室することをお勧めします.


こういったジョークは嫌いなので退室する











ウンダラバ教の始まり

 江戸時代の中ごろ,一人の男がいました. その男は庄屋の一人息子で,親が甘々+放任主義だったため,いつもいつも,ヒマを持て余していました.
 しかしある日,突然その男に不幸が訪れました.
    「え?なんだって!おっとうとおっかあが・・・!本当か!与作!」(与作は庄屋のパシリ)
 そう,その男の両親は,海外の取引先を訪問中にテロで・・・というわけではなく, 散々こき使われてキレた与作に・・・でもなく,「誰かさんと誰かさんが麦畑〜♪」してたら光り輝く円盤に・・・違います!
 旅行中に不慮の事故に遭って死んでしまったのです.
    「これから一体どうすんべか・・・?」
 とは言いつつも,何をやっていいか分からず,結局庄屋は潰れてしまいました. が,隠してあった両親の財産を見つけたお陰で再びヒマ生活に・・・.
 父母の残した財産も残り少なくなってきたある日,いつものように究極にヒマしていた男は,奇妙な生き物を見つけました. 異様にデカい,蚊のような生き物です.
   「んぬぅわぁぁ〜んじゃぁぁ〜こりぃゃぁぁ〜〜!!!」
 男はその奇妙な生き物に興味を抱き,捕まえて観察した後,暇つぶしに,近くにあったワラにノリでくっつけて遊んでいました.
 すると,ある男の子が欲しいというのでそれを与えると,蜜柑を3つくれました. すると,ある女の子が水が欲しいというので蜜柑を3つ与えると,絹の織物をくれました. ・・・ってわらしべ長者かよ!(注!これとは別の話です!)

 てなわけで,物々交換を繰り返した結果,その男は親にも負けない巨万の富を得ることが出来ました. 男は,デカい蚊のような生き物に感謝し,見つけたら捕まえて飼う事にしました. しかし,その生き物はどれもすぐに死んでしまいます. 命の儚さと,自分に起こった奇跡に,その男は命と豊かさの象徴として,その生き物を”運多良羽(ウンダラバ)様”と呼び,お祈りをささげることにしました.
 そうして,幸せに感謝しつつ,一生を送ったそうです.後に,運多良羽は云陀羅羽と名前を変え,今に至るのです.

 その男のお祈りこそが,ウンダラバ教の始まりなのです.
 決して,20世紀に生を受けたNEO暇人が,暇つぶしのために妄想しまくった結果ではありません!


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ウンダラバ教の目指すもの

 ウンダラバ教は,ヒマ過ぎる人間の心の拠り所です. ヒマ過ぎる人間も,ヒマでない人間も,いい具合にヒマになるが一番いいのです. そのため,「ヒマ人間の,ヒマ人間による,ヒマ人間のための教え」をスローガンに,最終的に全人類が救済されることを目指しています.
 具体的には,
    (1) 「日本全国民総ヒマ人間化」の達成.
    (2) 「全人類総ヒマ人間化」の達成.
    (3) ウンダラバ教でヒマ人間が救われることで,全人類が救済される.
      (これは,「人類補完計画」とは違います.)
 という形なのですが,現実には(1)からしてとても無理なので,とりあえず今いるヒマ人間(そこのあなたです!)を救うことにします.
 また,ヒマ人間が増えるためには,経済的にも精神的にも豊かな世の中が必要なので,経済活性と環境保護と世界平和も目指しています.


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ウンダラバ教の教え

・ガガンボ様
 ウンダラバ教では,開祖の見つけたデカい蚊のような生き物であるガガンボを,幸運の使いとしています. あなたの傍にガガンボ様がいたら,それはあなたに幸運を運んできてくれたのです. 感謝のお祈りをささげ,そっとしておいてあげましょう. うっとうしいなら,逃がしてあげましょう.殺してはいけません.タタリがあります.

・経済活性と環境保護と世界平和
 人間は暇が無ければ,息苦しい人生を送らなければなりません. というわけで,暇になることが,そんな息苦しさからの開放にもなるわけです(強引). しかし,お金が無いと,なかなか暇にはなれません. また,美しい自然が無ければ,心はすさんでしまいます. さらに,戦争や紛争があれば,暇どころじゃありません. というわけで,これらのために各自活動し,祈りを捧げましょう.

・ヒマ病
 究極にヒマ過ぎるとヒマ病になってしまいます. ヒマ病にかかると,ノイローゼになり,全てのやる気が失せ,ついには死んでしまいます. 開祖もそれになりかけていたのですが,それを救ってくれたのがガガンボ様です. これに習って,あまりに暇そうな人を見つけたら,その人が興味を持つようなことをしましょう. またこれは,自分自身の暇つぶしにもなります.お互いに幸せになれるのです.

・他の宗教との兼ね合い
 ウンダラバ教は,他の宗教に対して寛容です. あなたが何を信じていようと構いません. ただ,あなたが暇になったとき,この教えを拠り所としてください. また,他の宗教を侮辱してはいけません.苦しむ人間を救おうという心は一緒なのです.


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