戻ります


啄木の浜の猫を記録するんだーと言ってたわりには
雪が降りだした頃から、足遠のいてた。
それじゃイケナイなあと思ってたのに・・・。

1月の中ごろに、どんなになったかのぞきに行った。

いつもの入り口に ト・トラックが・・・!?

猫たちの小屋はすぐ横だ・・・

ショベルかー・・なにやってんだ。浜がぐちゃぐちゃです。
猫の小屋も撤去されている・・・・・・・。

いくら探してもいないので、この日は帰りました。

きっと見に行ってもいないんだろうなあ って気持ちと、
天気が悪い日が続いた二月。足が鈍ります。
逢えるかどうかわからない猫たち。ぽかぽかしてないと出てこない猫たち。
いかなきゃあ〜でも外いきたくない〜 と 猫と同じだな。これじゃ

2月のある日・・・・・

猫の足跡だっ!!

いるぞっどこかにいるんだ・・・・歩き回る


小屋だ・・・見つけた。

元の場所から、50メートルくらい離れたところに 新しい小屋が建っていた。
ご飯や水も置かれていた。

しばらく見守る・中をのぞく・・・うーん だれもいそうにない。
=別の日の朝早く、ここでねこばばあさんと会う。
猫はいたりいなかったりだそうだ。子猫の里親になろうと来たが見つからないので
掃除して帰ります。と言っていた。=

近くにいないのだろうか・・・。ここにしかいないのだろうか・・・。
歩いてみることにする。

歩いてみる・・・歩いてみる






やっぱり いるんだ・・・どこだろう。
幸い雪は足取りをたどるのにはうってつけなのね。
柵を越え、板を渡り、ロープをくぐり・・・

居たっ!

ここは 啄木の浜から400メートルくらい離れたところ。
浜じゃなくて、建物の敷地の中。建物の影なので風もしのげてるし 
砂も来ないし、いいところ。まあ・・・野良猫の住むところっていうより
飼い猫のおうちってかんじだな。

で中に居た子


ううん・・・・なんか違う。こんなにでっぷりと太ってるはずがない。
あ、鈴ついてる。この子は飼い猫なんだ。

でも 啄木の浜から歩ける範囲に、この子一匹だけのものとは
思えないこの小屋は、あった。
造りが似ているのを見ると、小屋の製作者は一緒じゃないかと。
さっきの足跡のどれかは、啄木の猫のものかもしれない。

3月に入ってから行ってみたら、工事も終わっていてトラックもいなくなってた。
啄木の浜には 猫の足跡さえなかった。
すごいがっかりしたけれど
ここには、猫の足跡が二匹分ついていた。

ここのほうが啄木の浜よりもすごしやすそうだった。

みんながここで元気でいてくれることを祈るのでした。


2004年3月13日 



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