お日様の自然な光を利用して染め上げる柿渋染め。 その日の天候はもちろん、湿度によって 同じ回数や濃度で染めたとしても 同じ色には染め上がりません。 この色に出会うのはこれが最後なの? そんなところが魅力なのかもしれません。 |
紅茶やコーヒーで染めるとき、私はリネンよりもハーフリネンを好みます。 リネンより、よりマットで優しい風合いが楽しめるからです。 そして紅茶はあるハーブを入れることによって ますます色にコクがでます。 香も楽しみながらゆっくり煮出した布は 出会ったことのない優しい色へと変化していくのです。 |
アンティークといえばクロスなどの
リネンが中心で集めていましたが Vaasaに出会ってから こんなにも素朴な布があるんだと フィンランドのアンティークの布に 魅せられました。 色あせが見られる花柄。 絵の具からひょいっと出てくる色ではなく 歳月が生み出した「色」には やっぱりやさしさがあるのです。 |
素朴な木のボタン 繊細なガラスのボタン。 リネンのくるみボタン。 どれもこれも大量にあるのではなくこれは誰の服についていたんだろう? これはカバンのボタンだったのかな? なんてひとつひとつを見つめて 想像するのも楽しいのです。 私のもとにきてくれたボタンたちを 一番にあう場所で輝かせてあげられるように 並べて今日も悩みます・笑 |
コットンも好きだけど一番すきなのがリネン。 丈夫だし汚れも落ちやすく洗ってもすぐに乾いてくれるという とても頼もしい相棒です。 織が細かかったり荒かったり 色が薄かったり濃かったり 洗いっぱなしも美しく、 アイロンかけるとシャキンとなる。 なんてすごいヤツなんだろう。 |