キリスト教保育



 のぞみ幼稚園では、聖書に基づいて保育
されています。「心を尽くし、思いを尽く
し、力を尽くし、知性を尽くして、あなた
の神である主を愛せよ。」(ルカ10:27)
という聖書のことばがあります。本当に神
を愛し、神を畏れているならば、たとえ誰
も見ていなくても、神に喜ばれることをし
ようとします。このことばを実行に移すの
に具体的に現されている語句を用い、期待
される言動を分かりやすくしています。

 例えば、「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人
にもそのようにしなさい。」(マタイ7:12)という聖句があり
ますが、自分ならこうしてもらいたいということを人にしてあげ
ることが、人を愛することの表れであることを示しています。子
どもたちが喧嘩をして自分たちで解決できない時など、どうして
喧嘩になってしまったかを一人ずつ聞いてから、相手のお友だち

どう思うか、また感じるか等質問します。そのような中で、お

だちの気持ちに気づくように導いていきます。自分が何かをさ

れた 時、どう思うか、他のお友だちに同じことをすればそのお友

だちも自分と同じように感じることに気づくことが大切でしょう。

そし て、自分がしてもらいたいことをお友だちにしてあげる優し

さが育 っていくことを願っています。



 また、幼稚園では、毎日礼拝で聖書のお話を聞くだけでなく、
子どもたちが聖書のことばを月に一箇所ずつ暗唱していきます。
勿論、子どもたちが聖書のことばを覚えたからといって、そのこ
とをすぐに実行できるようになるとは、考えていません。しか
し、長い人生の中でいろいろ大変なこともあるかと思いますが、
そのような時、暗唱した聖句を思い出して強められたり助けられ
たり、正しい行動が取れるようにと願っています



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