指定障害福祉ービス事業所サムリブ高岡
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 8月30日(金)

 水曜日、三ヶ月ぶりに出勤してきた利用者さんがいます、Mさんです。サムリブが始まったときから利用契約・登録をされて、その後、いくつかの事業所を転々として、今年の春にまた、サムリブに戻ってきた方です。どの事業所でもほぼ出席出来ずに、自宅の自分の部屋で過ごすことを繰り返してきました。大勢の中で過ごすことに大きな圧迫感を感じるのだと思われる方です。

 この方のことを、以下のように仮説を立てて、サービス管理責任者からスタッフへ宛てて発信しました。その内容を再掲します。(一部変更を加えています)
 
 ********************* 以下共有事項として発信したSNS上の内容の引用 ******************

 水曜日、Mさんは久しぶりのサムリブでの一日を楽しく過ごして帰りました。笑顔で楽しそうではあるけど、ずっと目は笑っていません。体全体が緊張しているのは傍目からもわかります。Mさんの腕に触るとそれがもっとよくくわかります。筋肉がガチガチです。あのか細い体で、全身を強張らせて、精一杯、我慢しています。まるで、私達が初めて飛行機に乗ったときのようで、全身がこわばっています・・・そういう緊張(資質)の中で生きていることを、我々はまず、想像しなくてはならない。そういう運命のもとに生まれてきた人がいる、という事実です。

 だから家に帰って、自分の部屋でホッとして、緊張を解き放つのにまた、何日もかかるのだと思います。帰るときに「明日また来るよ」なんてニコニコしながらいってたけど、そんな簡単なものじゃない。(事実、家に到着したと思われる時刻に、「やっぱり明日は、休みます」とメールが入った。)
 
 全身から緊張感が抜けるのには(私たちの)想像以上の時間がかかるのだろう。その向こうに、次のサムリブに出席しよう、と言う気力が潜んで生まれるのをまっているのだと思う。

 だから契約解除が出来なくなった。先週までは出席しないまま三ヶ月経過したから、契約解除するつもりでいたけど。緊張が解けて、またサムリブに行こうと思うまでに、三ヶ月もかかるかもしれない。前回来たのが5月だったから。

 そう考えたら、普段は作業らしい作業はほとんどしないで過ごすS君(別の利用者)が突然思い出したように急に、薪割りの仕事をしだすのも、そのエネルギーが溜まるのに、一定の時間がかかると考えていいと思う。すべて、私たちの時間軸とは違う時間の流れに生きている人たちだ、ということ。それは、東田直樹さんの「ボクが飛び跳ねる理由」を読んでもわかる。

 このことに「こころ」しないと、この人たちを(私たちの時間軸とは違うことを理由に・・・)排除するしかできなくなるのだろうな。

 自戒を込めて

 (写真はダイサギ。高岡の田んぼにて、去年9月に)
 
8月29日(木)
 2日続いた雨のせいでしょう・・・写真ではわかりにくいのですが・・・石狩川から流れ出た泥流水が、石狩湾に縞模様となって流れ込んでいます。
8月18日(日)
 夕焼けが印象的な季節になりました。
 8月12日(月)
 今週いっぱい、サムリブは夏休み週間になります。明日13日(火)から15日(木)までがお盆休み。今日12日と16日(金)は通常通りのスケジュールですが、休む人が多くて、中には9連休をとるヴィレジャーもいます。
 
 そこで、今日12日(月)~13日(火)は、久しぶりにサムリブで「お泊まり会」を組みました。
 いつも通りに出勤して、ハウスのミニトマトを収穫・出荷して、お昼はバーベキューです。最高気温が32℃を超えた真夏日のこの日、最高のBBQ 日より。普段お世話になっているご近所の皆さんもご招待して、楽しい時間を過ごしました。
 
 BBQのあとは、「番屋の湯」で汗を流して、それから最近オープンした居酒屋さんにみんなで繰り出しました。居酒屋は初めてという人がほとんどの中、初めてお酒を飲む、という人も。スタッフの発案ですしたが、この企画を発案したスタッフには最高の賞賛を送りたい!!

 障がいがあっても無くても、人生「チャレンジ」が大事!!

 (写真)居酒屋の後は、恒例の花火。
 
 8月9日(金)

 高岡にて・・・菜の花畑

特定非営利活動(NPO)法人サムリブ
〒061-3481 石狩市八幡町高岡31番6
tlf & faks : 0133 66 3388
e-mail : samliv@lime.plala.or.jp
homepage : http://www12.plala.or.jp/nposamliv

<写真・記事の無断転写禁止>

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