今年成人を迎える若者をみんなで祝う「成人を祝う会」が催されました。今年の主賓は一人の女性ヴィレジャー。サムリブが成人を祝うのは二年ぶりです。そして高校を卒業した後迎えた仲間では、７人目の成人となりました。
（写真はプライバシー保護のために加工してあります）
①除雪機をしっかりコントロールして、ハウス周りを除雪
ビニールハウスが倉庫代わりになっているわが農業法人では、冬の間のハウス管理が重要です。そのポイントは・・・
①ハウス周りの除雪をしっかりすること。屋根からの雪が落ちてくるスペースを確保しなければ、パイプが積もった雪を支えきれずに天井が落ちてしまいます。
②天井の雪が容易に落ちるスペースが確保できたら、出来るだけ天井のビニールに凍り付いている雪を屋内から落としてやること、です。
去年の春に高等養護学校を卒業した二人の若者が、この任にあたってくれています。特に除雪機の作業は、はじめはおっかなびっくりでしたが、今では二人とも動かすことに自信満々の余裕です。
②ハウスの中から天井に積もった雪を落とす。使っているのはハウスのビニールが破れないように工夫された自家製の雪落とし具
朝から暴風雪警報が出ています。実際、窓の外はお向かいの家も見えないほど。定時の路線バスも動いていないようです。いったん、事業所まで除雪に出かけようと外へ出ましたが、ホワイトアウトがひどく、断念。
家へ戻って雨雲レーダーの情報を見ると６時間後までずっと濃い雪雲がかかる予報です。朝７時にこの日の休業を決め、スタッフ・利用者各ヴィレジャーに連絡を入れました。
９時過ぎ、雪雲の合間を見て事業所へ。ハウスの天幕にかかった雪が相当の厚さになっています。このままでは屋根がつぶれるので、通路の雪を飛ばして屋根から雪が落ちやすくする作業を行った後、臨時休業のお知らせを張り出し。暴風雪による臨時休業は、今シーズン３回目となりました。金曜から４日連続の休業です。
前日からの暴風雪が、朝方ひどくなりました。送迎車の運行に安全が確保できないほど視界が不良です。朝８時前、この日の作業をお休みとすることをヴィレジャー全員に連絡をしました。暴風雪による臨時休業は、シーズン２回目です。
玄関に現れたネズミの絵。バンクシー高岡に出現？
成人の日で世間がお休みのこの日は、畑に作った傾斜のあるソリコースを使って雪遊び大会です。誰が一番遠くまで滑るか、を競います。屋内に戻っての成績発表は、滑る様子を写した写真のスライドをみんなで観ながら、用意したお汁粉で体を温めながら行われました。
金曜日のこの日は、サムリブ新年会です。忘年会が暴風雪で中止になったことから、そのまま新年会に引き継ぎました。内容は自分が歌いたい歌や踊りを披露することと、自分が飲みたい飲み物（アルコールも含む）やお菓子などつまむものを各自持ってきて、でした。演歌からDaPumpまで、年齢層が幅の広い、サムリブらしい新年会です。
暴風雪が続く石狩高岡です。送迎前、朝の除雪が続いています。
サムリブはこの日が仕事始めです。午前中は除雪など作業に従事して、午後からみんなで年賀状を見たり、お正月をどう過ごしたか？をそれぞれみんなにお話をしました。「もう社会人だからお年玉はもらわない」と年末に言っていたのに、祖父母の家に年始に行ってたくさんお年玉をもらってきた話をしていたのは一番年の若い利用者ヴィレジャーです。スタッフもそれぞれ、どんなお正月だったかを披露し合います。作って食べて寝て・作って食べて寝て・・・と言うスタッフヴィレジャーも。
正月早々もめている利用者ヴィレジャーもいましたが、帰る頃には和解が出来て、互いをいたわり合う姿が見られるのも、普段のサムリブどおり。スタッフが直対応的な介入をすることが無く、静観しています。その結果利用者ヴィレジャー同士がもめ事を解決する様子が観られたのも、年の初めの素敵なサムリブらしさです。
気温がマイナス２度と暖かいこの日は第１５回「街へくりだそう」です。この日の主目標は「札幌の街を歩く」ことと「街で買い物」でした。街歩きの目的の一つは、札幌の市電に乗ること。初めて乗る人ばかりですが、三越前からススキノまでの新しい軌道に乗りました。帰りはススキノから地下街を歩いて、ウィンドウショッピングをかねて大通りまで。途中あっちこっちのお店へ寄り、最後は三越へ。女性中心の参加者が婦人服売り場を闊歩しました・・・がやはりデパートは高い！結局いつもの「しまむら」で買い物となったのはご愛敬。そうそう、途中でスターバックスへ寄ってコーヒーで一休み、もありました。
新年あけましておめでとうございます。年末は猛吹雪に見舞われましたが、穏やかな年明けです。雪もそれほどでも無く、建物はしんと静まりかえっています。
サムリブは今年４月で設立からまる７年を迎えます。農業生産も４年目を迎え、収支のバランスがとれた生産を軌道に乗せなければなりませんし、利用者ヴィレジャーさんたちが待ち望んでいる共同住居もそろそろ具体化しなくてはなりません。課題がいっぱいの新年が明けました。
特定非営利活動（ＮＰＯ）法人サムリブ
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