法然院から桜の哲学の道へ♪
(ブログ「京を歩こう♪」より移行)
平成18年4月16日
4月に入ってから法然院参道の落椿が気になっています。
石畳の参道のあの落椿、もう時期的には遅いだろうしな
でも気になる〜(*^_^*) 一つぐらい残っているかも。 よ〜し、いこ〜っと♪
出発3時25分、もしかしたら4時で閉門かも。
京阪電車に乗って出町柳駅からタクシーに飛び乗ります。
途中で哲学の道を横切ります。 わ〜! 桜、きれい!
よ〜し、こっちも帰りに寄ろっと〜(*^_^*)
3時55分に法然院に到着。
でも山門への石畳の参道には落椿、ほとんど見当たりません。
以前4月初旬の特別拝観の時、この石畳に赤い椿がポツリ、ポツリと落ちていたんですよ。
絵になる風景だったんですが。
今日は4月16日。
もう遅かったみたい。 踏まれて可愛そうな椿が端に少し落ちているだけ。
友達に約束していた落椿の写真が撮りたかったんだけど、どこかにないかな。
やっぱりないな。
それならば最後の手段・・・・・・と山門をくぐります。
こちらの山門をくぐって白砂の間を通って橋を渡るとつくばいがあります。
そこにいつも一輪の椿がおかれているんですよね。
ありました。 ありました。 でもすこし痛んでますね。
でもお土産の落椿、これしかないから後の苔を入れて可愛く可愛く(^_^)v
あれ、あれ、雨が降ってきた、ポツリ、ポツリがキャ〜すごい!
ザ〜〜〜、す、すごい雨。
でもなんとしてもお友達に約束の落椿を(^_^;)
傘を差しながらの執念の人でしたね(*^_^*)
いっぱい撮って満足(^_^)v 雨も小やみになった頃撮影終了。
あれ、あれ、山門が閉まってる! あれ出れるかしら!
お寺の方に出口を聞いて一安心(*^_^*)
誰もいなくなった境内から三門をパチリ。
拝観者は私だけですね。 だって閉門なのに中にいるんですからね(*^_^*)
こちら下写真は去年の写真ですが、
高く盛られた白砂(白砂檀だそうです)は季節ごとに模様が変わります。
16日の白砂は水の流れの様な模様でした。
白砂檀(びゃくさだん)の間を通ることで身が清められるそうですよ。
先の写真は境内から山門を撮影していましたが、
上写真(こちらも去年撮影)は境内の外から山門に向いて撮ってます。
この山門はあの世とこの世の境を表しているそうですよ。
山門の外側がこの世。 境内があの世と聞いています。
新緑や紅葉の頃にぜひいらしてくださいね。
総門から山門までの石畳のアプローチも又素敵なんですよ。
さあ、誰もいない法然院を後にして法然院の垣根沿いに歩きます。
落椿を見つけましたよ(^_^)v
待っていてくれたのかな(^_^) 傷んでいても可愛いですね。
近くの方に桜がきれいなお家があると教えてもらいます。
法然院を銀閣寺よりに少し歩くと
す、すごいですね。 洋館の桜のお家。
お家の石垣に咲いていた可愛いすみれ。 タチツボスミレかな?
それでは、そろそろ哲学の道の桜を見ながら帰るとしましょうか。
もう4時半ですからね(*^_^*)
哲学の道はしとしと雨の中。
「哲学の道」は北は銀閣寺橋から南は若王子橋(永観堂近く)までの1.6キロ、
約450本の桜並木となっています。
近代の哲学者,西田幾太郎がよく歩いていたところから名付けられたようですよ。
疎水に散った桜の花びらが浮かび、地面は桜のピンク色。
桜は散り気味、でもまだまだきれいですよ。
雨と夕方近くなったからか人もそんなに多くなくゆっくり歩けます。
このまま永観堂まで歩いていきましょう。
外人さんの2,3人のグループとよくすれ違います。
こんなところに外人さん達が来るなんて京都通ですね。
しっとり静かな哲学の道の桜、楽しんでくださいね(^_^)v
途中で見つけたミツマタです。
ミツマタってこんなお花が咲くんですね(*^_^*)
山好きなおっちゃんに教えて頂きました。 ありがとうございましたm(_ _)m
疎水沿いに見えるいつも気になるお家。 大きなお庭がありそうですよ。
豪邸ですね。
ここの疎水のカーブあたり、私の好きな場所なんですよね。
哲学の道も終着となりました。
永観堂を通り過ぎます。 桜がきれいですね。
東山高校横の山からの流れのきつい疎水(地図には疎水放水路となっています)
に沿って南へ歩いていきます。 写真左横が野村碧雲荘になります。
この道も私のお気に入りの道なんですよね(*^_^*)
疏水ベリにいつも野草がちらほら可愛く咲いているんですよ。
今日はもう時間が無いのでゆっくり撮影できないのが残念ですね(*^_^*)
こちら南禅寺近くの高級別邸街の通りです。 大きなお家が一杯。
桜がきれいなんですよね。
こちらの別邸、去年の紅葉時に特別公開されていましたね。
お庭も大きそうですよ。
こちらが先ほどの疏水横の野村碧雲荘正面です。
野村財閥2代目野村徳七が築いた7000坪の別邸です。
立派な門構えですね。 こちらは非公開です。
写真などでこちらの広大なお庭を見ますが、
茶室や池がある素晴らしい日本庭園のようですよ。
7代目小川治兵衛、通称「植治」の作だそうです。
平安神宮の神苑、無鄰庵などこの辺りの別邸をたくさん造園されている
明治の有名な庭師さんです。
一度拝見したいこちらのお庭です。
さあ、遅くなりました。
タクシーに乗って地下鉄丸太町まで行って家路となりました。
雨のお花見も又良いものでした(*^_^*)