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初春の京都府立植物園へ


平成18年2月11日

京都府立植物園は、地下鉄烏丸線の北山駅を下りてすぐにあります。 地下鉄京都駅からなら17分ぐらいですね。




上写真は5月の植物園です。 左写真は北門すぐの噴水です。 右は、メタセコイヤの並木道です。


京都府立植物園は京都市街北部の平坦地に位置し 総面積約24万平方メートル、 東は、比叡山を始め東山連峰をのぞみ、西は、賀茂川の清流、北に北山連峰を背景とした景勝地にあり、 植物約1万2千種類、約12万本、約百万人の年間入園者あり。」と紹介されています。
森もあり池もあり鳥の囀りを耳にして花を愛でながら散策できる京都市民の憩いの場となっています。


その中に「植物生態園」があります。
全国の山野草を生態的にできるだけ自然に近い状態で植栽されています。 
生態園内は自然のままにしてありますので雑木林みたいで鬱蒼としている風ですが、 山野草が色々とあつめられて名札を読んでいるだけでも咲くのが楽しみになってきます。
開花時期を調べておけばお好みの山野草を簡単に見にいくことができます。 
だってここは京都市内なんですよ。 山野草好き主婦には嬉しいことですよ(^_^)v 

去年から楽しみにしていたセツブンソウが今咲いていると言うので早速行ってみました。
ゲートで開花状況を案内した手書きの地図がおいてありますのでそれをもらって入ると場所が確認できて良いと思います。




「セツブンソウ」です。
思っていたより小さな花でした。 親指の先、直径2センチぐらいの花ですね。 
でもとっても可愛い花でした。 
そのすぐ傍のミズバショウの方を覗いてみました。  まさかまだ咲いているとは思っていなかったのですが、これがまあまあ咲いているじゃないですか。 びっくりでした(^_^)v




「ミズバショウ」です。
尾瀬で見かけるのと違って京都のミズバショウは花と葉が一緒になって出てきます。 温度の違いによるものだそうです。
今年の寒い冬のおかげでミズバショウがきれいに咲いてきているとのことでした。
尾瀬大好き人のお千賀さんとしては、懐かしい尾瀬に会った気がして感激の対面でした。


 


左写真が「ザゼンソウ」です。  右が「フクジュソウ」です。




左写真が「ロウバイ」。
右写真は「オオマツユキソウ(スノードロップの一種)」だそうですよ。


たった200円の入場料で可愛いお花と園内の自然と鳥たちの囀り、そして比叡山、東山を見ながらゆっくり散策できますよ。
そうそう、紅葉時、新緑時の半木の池(なからぎのいけ)の紅葉も素晴らしいですよ。  園内の北西あたりです。




紅葉時期と新緑時期の半木の池あたりです。




クロッカス(早咲き種)です。  どちらも可愛いですね(^_^)v

あなたが森の木々や花達に囲まれたくても遠くまで行く時間のない時に、 東山、北山を背にした緑一杯の森の植物園「京都府立植物園」へ是非いらしてみてください。
そうそう日本最大級の観覧温室もあり一年を通して熱帯植物が観察できるんですよ。 
そして植物園の西側に出ると、賀茂川の静かな土手からの眺めも堪能できます。 素敵ですよ。 
すぐに緑の中に浸りたいときの私のお気に入りの場所の紹介でした(^_^)v 






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