去年から企画していた「つおいおんなの会」の至仏山登山に向けての日がやってきました。
しいちゃん、
花見さん、
meaちゃん 、そして私と尾瀬大好き4人組。 さびしい尾瀬の山道でもクマさんもなんのその、一人で歩いてしまう尾瀬大好き強い?女たちの会です。
最初は「強い女の会」だったのですがしいちゃんが「つおいおんなの会」と素敵な響きの名前に変えてくれました。
さすが、ネーミングの天才、しいちゃんですね。
でも、残念ですが、今回はリーダーのしいちゃんは都合がつかなくて欠席なんですよね。
しいちゃん、3人のつおいおんな達で頑張ってくるよ。 気持ちはしいちゃんと一緒の4人だからね(^_^)v
平成18年7月8日
今回は「つおいおんなの会」の至仏山登山です。
至仏山手前の小至仏山までなら一昨年登っているのですが、至仏山頂まで皆に付いていけるかなと気になっています。
でも今回は私に合わせて鳩待ちから至仏山往復にしてもらっていると聞き、ちょっと安心。
山の鼻へのきつい下山がないならなんとか付いて行けそうかな。
7日の19時26分京都発の新幹線で東京に21時45分着。
東京駅八重洲通り22時10分発の関越交通バス戸倉行きに乗車。 あれ、今回も乗客4〜5人のようです。
どこでもお好きな場所にどうぞです。 2人座りを一人座りで楽々です♪
バスはすぐに首都高速に入ってしばし夜の東京を満喫。 すぐにうとうとします。
目が覚めると沼田駅あたりです。 懐かしい見慣れた沼田の町です。 さらにどんどん進んでいくうちに又うとうとうと。
今度は真っ暗な中、バスのヘッドライトに照らされた山道をひたすら走っています。
こんな山道を花見さん、meaちゃんは、女一人で運転してるんだな、やっぱり「つおいおんな」だな(^_^)v
夜明け前の暗闇の中、戸倉の町がヘッドライトに照らされて浮かび上がってきます。
戸倉のバス停を通り過ぎ、まずは大清水まで直行。 そのあと再び3時45分頃に戸倉の鳩待峠行きバス停に到着。
4時まで関越バスの中で待たせてもらい、4時からバスを降りて鳩待峠行きのバス停の切符売り場に並びます。
まだあたりはうす暗いです。
少し明るくなってきた頃切符売り場に電気がつき、900円でバス券を買い、鳩待峠行きバス停に並びます。
直ぐ前に上品な紳士が一人。 何となく写真でお見かけしている菊池さんのような?
でもいつも写真には奥様がご一緒でしたから。 きっと違うだろうと声を掛けません。
4時40分に小型バスに乗り込み鳩待峠へ。
荒い運転に気分が悪くなってきました。 早く着いてくれないかな。 景色を見ながら気分の悪さを紛らわせてガマンガマン。
お〜!見えてきました。 鳩待峠です。
結構たくさんの人がベンチに座っています。 ベンチの前で誰かが私を見つけて指さしています。
あ、もしかしたら! 降りてそちらへ行ってみるとやっぱり和風子さんでした。
和風さん、和風子さんご夫妻がにこやかに迎えてくださいます。 すると後から先ほどの紳士が・・・。 あら、やっぱり菊池さんでした。 菊池さんもお千賀さんかなとのことだったようです。 あらあら失礼しました。
shinさんとも久しぶりの再会です。 meaちゃん 、花見さんは鳩待山荘で荷物を預けているとのことで私もそちらへ。
meaちゃん 、花見さんとも久しぶりの再会。 「つおいおんなの会」集合となりましたよ(^_^)v
一番最後に
てばまるさんも登場。 どうやらバスが、道を間違えたらしいです。 皆さんお世話になります。 記念撮影して
みんな軽く朝ご飯を食べます。 私はまだ車酔いの気分なので後で。 meaちゃん
も気にしてくれ後で食べると言ってくれます。 良いのかな。
6時出発。 和風さん達は山の鼻で待っておられるとのことで和風さんご夫妻に見送られててばまるさん、shinさん、菊池さん、
そして「つおいおんなの会」の3人、総勢6名で至仏山登山開始。 至仏山はお花の宝庫、尾瀬ヶ原の俯瞰も見たいですね。 ワクワクですね。
左写真は振り返った至仏山登り口です。 ガスってますね。
雨は降っていないのですが、原の展望は無理かもと思いながら雨降りよりはマシ、登山出来るだけでもラッキ〜ですね(^_^)v
樹林帯の山道を歩きだすとすぐに菊池さんにギンリョウソウを教えてもらいます。 キャ〜こんなとこに! 可愛い!
一昨年の小至仏山以来の再会です。 カメラカメラ♪ 早速写真です。 あら、菊池さんより先に撮ってしまったみたいです。
ご、ごめんなさい(^^ゞ
右はヒロハユキザサです。 てばまるさんに名前を教えてもらいます。 あちらこちらで見かけます。
マイヅルソウも両脇に一杯咲いています。 こんなに咲いているの始めてみますね。
可愛いですね。 「マイヅルロード!」ってこれですね。 納得(^_^)v
meaちゃん にゴゼンタチバナが咲いてるよって教えてもらいます。 あらホント。 可愛いね♪
みんなに教えてもらえるので見落としがないですね。 そしてみんな写真を撮りながらなのでゆっくりゆっくり。
後から来るグループに先を越されます。 お陰様で私は楽々登山となります。 meaちゃん
が言ってたとおり、みんな写真撮りながらだからゆっくりだから大丈夫だよって。
左写真はハリブキと花見さんに教えてもらいます。
右はオオバタケシマランかな? みんなは難しいな〜と言いながら可愛いタケシマランのお花を熱心に撮影しています。 素敵なのが撮れたでしょうね。
私も真似してパチリ。 とってもお粗末様でした(*^_^*)
御上手な皆さんの中に入って下手な私が同じようにカメラを構えてお花を撮ります。 図々しいですね(*^_^*) でもとっても楽しいです♪
樹林帯の中をどんどん歩いていくと見晴らしの良いところへ出ます。 今度は尾根の左側を歩くようになります。 左前方に雲がかかった笠ヶ岳(左写真)も見えています。
笠ヶ岳は至仏山以上にお花が多いそうですよ。 こちらも行ってみたい山です。
ガスっていたのが、だいぶんすっきりして、左手に広がる山々の景色を見ながら歩きます。
もしかしたら尾瀬ヶ原も見れるかもしれませんよ(^_^)
左のスミレは「アカフタチツボスミレ」、てばまるさんに寄ると尾瀬では、この辺りにしか咲いていないそうです。
歩いていると両脇にたくさん見かけます。 葉に赤い筋が入っているのがこの名前の由来だそうです。
左よりノウゴウイチゴ、オオバキスミレです。 どちらもてばまるさんに教えてもらいます。
オオバキスミレは前回の6月の山の鼻への下りの道で蕾を見ましたが、お花の咲いているのは初めてです。
嬉しいですね。 大きなスミレです。
meaちゃんには、ミツバオウレン(左写真)咲いてるよって。 shinさんにはシラネアオイ(右写真)だよって。
ミツバオウレンは初めましてです。 この先からもたくさん見かけます。 シラネアオイは3年ぶりの再会かな。
左写真はチシマウスバスミレ、てばまるさんが前回の尾瀬沼で見つけて感激したスミレですね(^_^)v
右はイワカガミ.。
尾根を回り込むと、今度は尾根の右側を歩くようになり、右の視界が開けてきます。
7時45分頃、木道右側に大岩の「トカゲ岩」に到着。 尾瀬ヶ原がうっすらと見えてきていますよ♪
左写真はトカゲ岩から少し登って振り返ったところです。 木道のカーブしたあたりにトカゲ岩が見えています。
この岩の上で朝ご飯を食べることになりました。 meaちゃん、 お腹空いてたでしょうね。
私も回りの景色やお花を見ながらしっかりパクパク。 おいしいですね♪
このあたりに来ると至仏山の植物図鑑で見るお花があちらこちらに。
左よりシナノキンバイ、クモイイカリソウです。 クモイイカリソウは初めてです(^_^)v
イワイチョウ、一昨年の小至仏以来です(^_^)v
ムラサキヤシオツツジも咲いていますよ。 色が鮮やかですね。
左写真はツマトリソウです。
右写真のお花はなんでしょうね。 ウラジロヨウラクとは違うような?
(てばまるさんよりオオバスノキとのことでした。
ちょっと調べてみましたらツツジ科スノキ属高さ0.5〜1mの落葉低木 スノキの名前の由来は葉に酸味があるからとのことです。)
オオカメノキ(ムシカリ)です。 花が散りかけでした。
右写真はイワナシ。 こちらもまだ咲いてるんですね。
左写真は8時30分頃、残雪出現。 心配していた残雪ですが、ゆっくり歩けばぜんぜん大丈夫(^_^)v
右は8時45分オヤマ沢の道標です。 振り返って撮ったところです。
このすぐ近くに水場があるのですが、今日は残雪の中に埋もれているとのことです。 こんなところに水場があるなんて前回は知らずに通り過ぎてたですね。
道標には標高1980m 鳩待峠まで2.9k 至仏山まで1.6kと書かれています。
みんなでお花の撮影をしながらなのでゆっくり登山。 でもいつの間にか至仏山に近づいてきてるんだって一人ホクホク(^_^)v
8時55分オヤマ沢田代到着。 木道の前方に小至仏山が見えているはずですが、ガスっていて見えません。
前回のこの辺りはお花畑だったけどな〜。 今回は残雪の影響で例年よりお花が遅れているようです。
9時に笠ヶ岳への分岐を通り過ぎます。
左写真の道、見覚えのある景色です。 霞んだ山は小至仏山ではないよとのことでした。 なんだ(*^_^*)
右写真はミツバノバイカオウレンだそうです。 茎が赤いのでミツバオウレンと区別できるとてばまるさんに教えてもらいます。
こういう風に教えてもらうと良く覚えられますね(^_^)v
9時3分小至仏山直下の展望ベンチ到着。
到着時は曇って見えにくい景色が段々に晴れてきて、小至仏山頂(左写真)も尾瀬ヶ原(右写真)も綺麗に見えてきます。
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Photo by tebamaru |
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ここで40分ほどゆっくり休憩。 回りのお花を撮ったり、携帯で画像を送る人。
私もしいちゃんにベンチからの小至仏山の写真やベンチのみんなの写真を送ります。
でも、画像が見れなかったそうです。 ごめんでした(*^_^*)
すぐ傍の残雪を歩いて岩の上に登ってる人もいますね(笑) みんな一斉にそちらにカメラを向けます(笑)
モデルさんは尾瀬ヶ原をバックにポーズ(^_^) 仲良し尾瀬好きさん達と一緒は楽しいですね(^_^)v
9時43分頃小至仏山頂まで登り出します。
左写真は途中に咲いていたハクサンイチゲとシナノキンバイです。
ごつごつとした大きな蛇紋岩の岩場を時折手を使って登っていきます。 こういう時用に軍手がいるんですね。 尾瀬行きの前に花見さんにメールで知らせてもらいました。 ありがとう♪
前回の小至仏登頂は、先のベンチで待っていると言う主人を置いて一人登山、
こんな岩を登るの初めてだったので必死だったんですが、今回はお仲間さん達とご一緒。
気持ちも余裕があって回りのお花が目に入ってきます。
小至仏山の岩場途中から見る尾瀬ヶ原です。
右写真はタカネバラです。 少し元気がないですね。 でも図鑑で見ていたお花に逢えるのはとっても嬉しいです♪
どちらも振り返ったところ。 登ってきたごつごつの岩だらけの登山道を見下ろしながら階段のところでちょっと一休み。
みんなもお花を見つけると撮影でそれぞれが立ち止まりますからゆっくりゆっくり(笑)
お花撮影じっくり頑張ってる花見さん、てばまるさん、meaちゃん たちよりこの辺りはお先にでしたね(^_^)
左写真はハクサンコザクラ。 ハクサンコザクラの下の白花はハクサンイチゲのようですね。
右はオゼソウです。 オゼソウは 至仏山で発見されたお花だったと思います。 至仏山と谷川岳、北海道の手塩の蛇紋岩地帯にのみ咲いている珍しいお花だそうです。 一昨年の小至仏登山は、先の展望ベンチあたりに一杯咲いていましたね。
岩場を登るごとに次から次へと珍しい高山植物とご対面ですね。 ゆっくりなるのは当たり前ですね(^_^)v
左よりヨツバシオガマ、ミヤマキンバイ。
至仏山と言えば左のこのホソバヒナウスユキソウです。 こちらも至仏山、谷川岳などの蛇紋岩地帯特産の植物だそうです。
途中一つだけ咲いています。 まさに見たかったお花です。
みんなはこれから上でもっと咲いてるよって言います。 ホントにもっと咲いてる?って思いながら念のため撮します(笑)
このお花で
MIURAさんを思い出します。
一昨年、小至仏山登山の報告をMIURAさんにすると、
「小至仏山頂あたりにホソバヒナウスユキソウ咲いてませんでしたか?」って不思議そうに聞かれたましたね。
どうやら登るのに精一杯でホソバヒナウスユキソウどころかお花全然見えてなかったようです。 MIURAさん、今日はしっかりホソバヒナウスユキソウ見つけましたよ(^_^)v
右はムシクイスミレだそうです。 スミレに似て名前もスミレとなっていますが、実はこれは食虫植物だそうです。
花見さんがすごく喜んでいます。 後で花見さんに「スミレとどう違うの? 同じ様に見えるけど」って聞いたら
「花弁が唇のようにベロ〜ンと前に出て今にも虫を食べそうな形でしょ(*^_^*)」とジェスチャー入りの解説でした(笑)
帰宅後よく見るとなるほど、なるほどでした。 花見さんの解説バッチリ。 このお花のことは絶対忘れないでしょうね(^_^)v
花見さんはムシトリスミレに逢えたのが今回の至仏山のお花の中で一番嬉しい出逢いだったそうですよ。
左からジョウシュウアズマギクとミネウスユキソウです。
ジョウシュウアズマギクも蛇紋岩地特有の植物となっていますね。 へ〜〜、こんな岩間からこんなに可愛いお花が咲くんですね。 がんばってるね♪ しいちゃんを思い出します♪
ミネウスユキソウは、一昨年の小至仏でも見ましたね。 名前の様に雪をかぶったような素敵なお花です。
左よりジョウエツキバナノコマノツメ、タカネシオガマです。
これから上に行くごとにこの2つのお花たちをあちらこちらで咲いていますよ。
小至仏山頂上近くになるとホソバヒナウスユキソウもあちらこちらに見られるようになってきます。
カメラアングルの良い場所を見つけて皆さん熱心に撮られています。 私も皆さんの真似をしてバチリ。
私の写りは悪いですが、やっぱり素敵なアングルですね。 さすがですm(_ _)m
小至仏頂上近くから見る笠ヶ岳の勇姿です。 良いですね♪
右写真はマルバヘビノボラズという長い名前のお花です。 てばまる博士に教わります。
トゲがあるので蛇も登れないところから名付けらえたようですよ。
小至仏山頂がすぐ上です。 みんなは小至仏山頂はパスしようと言います。 そ、そんな・・・(*^_^*) 一人で登頂した小至仏山頂が懐かしくて私だけちょこっと登らせてもらいました。 ごめん、みなさん、すぐ下りてきますから。
久しぶりの小至仏山頂。
一昨年一人でここまで必死で登ってきたことが思い出されます。 すぐに写真を撮ってみんなの元へと思ってたらmeaちゃん
達が上がってきてくれます。 小至仏山頂で私の記念写真を撮ってくれます(*^_^*) 嬉しいな♪
そのあと、小至仏頂上から少し下りた空いた岩場(左写真)でお昼ご飯となりました。 後方が至仏山方面です。
右写真は小至仏山からの尾瀬ヶ原です。 原の向こうに燧ヶ岳も見えています。 雨かもと心配してたのににこれだけ見ることが出来たんですから最高ですね。 もしかしたらしいちゃんの「晴れ女パワー」のお蔭だったのかな。
岩場からは右手には尾瀬ヶ原、左手眼下にはたくさんの山が連なり、遙か向こうには雪のかぶった山々が見えています。
上越の山々になるのかな。
こんな素晴らしい景色を眺めながらのお昼ご飯なんて初めてです。 それも仲良し尾瀬好きさんとお話ししながら。 下からの気持ちの良い風にふかれて最高です(^_^)v
meaちゃんが家で漬けてきたキュウリをみんなに回してくれます。 鳩待峠で車酔いで朝ご飯を食べなかったときに、キュウリなら食べれる?って出してくれたのね。
meaちゃんの気配りに感心。 可愛いキュウリを丸かじり、う〜ん、おいしい。
確かデザートもあったような。 すごい豪華なランチですよ♪
食事の後もあちらこちらに咲いているお花を各自撮影。 みんな夢中です(^_^)
左より岩場に咲いてるホソバヒナウスユキソウ。
右上はshinさんが撮影してたので私もと真似て撮った可愛い小さなコケモモ。 下はユキワリソウ。 ユキワリソウみんな元気なかったですね。
ところがところが岩場にとっても可愛い元気なユキワリソウが咲いてたんですよ(^_^)v
Photo by hanami |
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Photo by meachan |
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Photo by chikako |
meaちゃん が見つけたんだっけ可愛いユキワリソウ。
「つおいおんなの会」全員で順番に撮影しました。 楽しかったですね。
でもきっと私が一番下手だろうなって思っていたら案の定でした(笑)
光が入ったのか全体に白くなってお花は紫色。 ちょっと手直ししてなんとかこちらへ。 素敵な記念ですからね。
花見さん、meaちゃん 達は綺麗に撮れているでしょ(^_^)v
しいちゃん、今度はここへしいちゃんも一緒に並べましょうね(^_^)v
小至仏頂上近くでお花の撮影やらでみんなゆっくり、だいぶん時間が立ってきました。
今日はもう至仏山頂までは無理かな、これで鳩待峠へ帰ることになりそうだな、花見さんも私もここから引き返そうかなって。
私も小至仏山頂でもこれだけお花に逢えたし尾瀬ヶ原も見れたしここでも充分やねと思っていました。
するとmeaちゃんが、「ちかちゃん、てばまるさんと山の鼻へ下りたら。」って言います。
思いも掛けないmeaちゃんの言葉に私はビックリ! 最初からてばまるさんは山の鼻下山とは聞いていたんですが、まさか私も・・・・・・。
するとshinさんも大丈夫だよ、危ないところは後ろ向きで下りればいいよって後押し。
てばまるさんに大丈夫かなって聞くとはっきりとは言えないけど大丈夫かな・・・・・?って感じ。
shinさんも山の鼻下山すると言うし、それならと菊池さんも一緒にとなります。
と言うことは心強い3人の男性陣に囲まれて下山出来るわけです。
このチャンスを逃したら、私は二度と山の鼻へは下りれないだろうと思いました。
meaちゃんが、鳩待峠に預けた私の荷物を山の鼻へ持って行ってあげるよって言ってくれます。
至仏山頂、高天が原からの尾瀬ヶ原の俯瞰を見るのが私の夢だったのを 叶えてあげたいって言うmeaちゃん
の優しい心配りだったんですね。 meaちゃん ありがとう♪
それならばと私の山の鼻への下山決定となりました。
花見さんとmeaちゃんは私と自分たちの荷物を取りに鳩待峠へ下山。 私はこの時、舞い上がってしまって気が付かなかったですが、本当は二人も一緒に行きたかったでしょうに。 ごめんなさい
m(_ _)m
meaちゃんから、別れる前に今晩催されるオフ会での和風さんの退職祝いの写真の寄せ書きを書いてと申し出があります。
え!何書けばいいの? え!私から(*^_^*)!
急だったから何を書いたやら(*^_^*) みんなも順番にわいわい言いながら書いていきます(^_^)
そして最後にみんなで至仏山方面をバックに記念写真。
meaちゃん提供のソース付きカツのお菓子の袋を持ってチーズ! パチリ! (このお菓子、帰りの新幹線で頂きましたよ。
おいしかったよ(*^_^*) )
12時30分頃山の鼻へ下山のmeaちゃん 、花見さん達と別れます。 花見さんはカメラをしまい、一気に下りようとのことです。
どうやら3時には山の鼻の研究見本園に着いていたそうです。 すごい早さですね。
「行ってらっしゃ〜い、気をつけてね〜♪」の声を後に さあ、小至仏山頂から至仏山頂に向けて出発です。
ここからはまだ歩いたことのない道です。
急に緊張してきます。 左写真のこの蛇紋岩がごろごろした稜線を歩いていきます。
前回の小至仏山頂から憧れの眼差しで眺めたこの道を今歩いているんですよ。
ワクワクドキドキ。 今はドキドキの方が強いですね。
みんなに迷惑かけないようにしっかり歩かなくっちゃ。 足もとに気をつけてしっかり、しっかり。
途中にお花も又咲いています。
左よりジョウエツキバナノコマノツメ、ミヤマダイモンジソウ。 でも今度はお花をゆっくり見る余裕、今までほどはないような・・・・・(*^_^*)
左はコメツツジとのことです。 これもツツジですか。
右写真のようにこの辺りからタカネシオガマが一杯咲いています。
こちらにもタカネバラも見つけます。 こちらも元気がありませんね。 もうタカネバラは終盤なのかな。
黄色の花はシナノキンバイかな。 ちょっと確認の余裕も無しでパチリ(^^ゞ
遙か彼方に蛇紋岩の岩場を登っている人たちが見えます。 私もあの上を登っていくわけですか。
登りながら「あそこが頂上かな?」「 いやまだ。」 又登りになります。
「あれで頂上?」 「いやもうちょっと」 てばまるさんもこんなお連れで困ってしまいますね(笑)
でもゆっくり歩いてもらっているのでそんなに疲れませんよ。 みんなありがとう♪
稜線に蛇紋岩の岩場が続きます。
左写真のように稜線左側が深い谷のようになっています。 至仏山にはこちら側(水上側かな)からも登ってこれるらしいですが、このコースはかなり険しいとのてばまるさんの説明。
覗きながらなるほど。 このあたりが、下から吹き上げてくる風で恐い思いをするところかなと覗きます。
今日は風もなくやれやれですが、先より少し雲が出てきた感じです。
右写真のところでこれを登ったら頂上とてばまるさんが教えてくれます。
おお、頂上ですか! 流行る気持ちを押さえながら頑張って最後の登りをを慎重に登ります。 もう少し、もう少し、もう少し。
や、やった! 至仏山頂で〜〜す(^_^)v
1時23分至仏山登頂\(^o^)/ 標高2228mです。
フーフーフー、やっと(2228m)登った至仏山でしたね。 夢に見た至仏山頂です。
私がここに立てるなんてホントもう夢のようです♪ う、うれしい♪ 感激です(^_^)v
みんなで記念写真パチりパチリして少し休憩。
私は蛇紋岩で出来た頂上の岩場のあちらこちらを探索。
尾瀬ヶ原の俯瞰、至仏山の北陵、回りの山々、まさに360度のパノラマです。
こっちは? うわぁ〜すごい! こっちは? こっちもすご〜い! お花がこんなとこに咲いてる! 可愛い〜♪
回りの景色を撮ったり、岩の間に屈んでお花を撮ったりと嬉しくてはしゃいでる子供のよう(*^_^*) 楽しかったです(^_^)v
20分ほどの休憩後、下山開始となります。
13時55分、左写真の高天が原への下りを下りていきます。
左写真奥は小至仏山方面の山並みでしょうか。
右写真は鳩待峠の小屋群が白く見えています。 ガスが掛かったあたりがアヤメ平と皆に教えてもらいます。
尾瀬ヶ原の素晴らしい俯瞰を見ながら階段を下りていきます。 目の前に広がる尾瀬ヶ原の景色にす、すご〜い! 写真では、良く見ていましたが、本物をこの目で見れるなんて・・・・・・。 まさに感激、感動です(^_^)v
高天が原のベンチが奥に見えています。 尾瀬ヶ原の素晴らしい展望が続きます。 もう言葉がありません。
ダイナミックなこの景色は山の鼻下山の特権なんですね♪
右写真はホソバシュロソウ。 shinさんに教えてもらいます。 慌てて写真を撮ります(*^_^*)
高天が原にはホソバヒナウスユキソウとタカネシオガマが一杯咲いています。
あまりにたくさん咲いていて、当たり前の様な感じになって麻痺してきますね(*^_^*)
帰ってから写真を見るとあれだけの量のホソバヒナウスユキソウやタカネシオガマの群落だったのにもっと
しっかり見てくれば良かったと後悔しきりでした(*^_^*)。
尾瀬ヶ原の展望を真下にした長い木道の階段がまだまだ続きます。
ムシトリスミレが又咲いています。 結構たくさん咲いています。
イワシモツケです。 てばまるさんに教えてもらいます。
どのあたりだったか忘れましたが、途中でパラパラと来て、雨!とドキとしますが、すぐに止んでくれます。 良かった(^_^)v
左写真の階段は結構傾いているところもあり恐いです。 ゆっくりゆっくり。
ジョウシュウアズマギクです。
尾瀬ヶ原の展望と足もとに気をとられてお花はみんなに教えてもらって気が付く次第です(*^_^*)
左はウラジロヨウラクかな。 右はハクサンチドリ。
左写真は てばまるさんが撮影していた後、同じように撮らせてもらいます。 さすが良いアングルです(*^_^*)
右写真はユキワリソウ、チングルマ、黄色の花はキバナノコマノツメかな。
帰宅後、写真を見るとすぐ傍にたくさんのクモイイカリソウも咲いています。 まあ、目に入ってなかったわ(*^_^*)
高天ヶ原のベンチで少し休憩です。
右写真は下山しながらの尾瀬ヶ原俯瞰です。 少し霞んではいるもののこれだけ見れれば最高です(^_^)v
一人では到底来れない場所、見れない景色です。 よく連れてきてもらったものです。 本当にみんなのお蔭です。 ありがとう!!!
ただ 尾瀬が原の素晴らしい景色や足もとに頭が一杯で高天が原のホソバヒナウスユキソウやタカネシオガマ等のお花畑が上の空だったのが残念(^^ゞ
次の日に花見さんに龍宮小屋で至仏山の下りはそんなにお花なかったって言ってるんですよね。 帰宅後、写真を見てたくさんのお花の写真です。 何を見てたのって感じです(*^_^*) 一昨年の小至仏山頂行きと同じことをしているようです(^^ゞ
さあここから本格的の蛇紋岩の下りが始まります。 ごろごろした大小の岩が道をふさぐように続きます。
もう写真は撮ってられません。 すぐ傍に咲いていたホソバヒナウスユキソウを撮った後は皆目写真がありません。
滑らないように気をつけながらゆっくりゆっくり下山です。 危なそうなところはしゃがんで下りていきます。
ここで怪我をしたら大変と緊張が続きます。
この辺りから虫にまとわりつかれ困ります。 虫除けスプレーも花見さんに頂いた虫除けシールも効果なしのようです。
あまりの虫にムシトリネットを被ります。 被ると虫攻撃がなくなるのですが、暑くてうっとうしいです。
ネットを上げると又虫が来る、又下げると言う感じが続きます。
でも目の前に広がる素晴らしい尾瀬ヶ原の展望は続きます。
背より高い大岩の鎖場の難関場所にやってきます。 下からてばまるさんが楽に下りれるコースを指示してくれます。
その通りに下りると気になっていた難関場所も簡単に下りれます。 shinさんや菊池さんもこれさえ下りれれば後は大丈夫と言ってくれます。 やれやれ一安心です。
妹が若い時に何も知らずに鳩待ちから至仏山に登り、山の鼻へ下山途中で下りれなくなって困っている時に親切な見知らぬ男性にサポートしてもらってやっと下山出来たと聞いていました。 なるほどこの下山道は初心者一人で下りるのは危険だと思いました。 今日は本当に頼もしい3人のサポーターに囲まれての下山、有り難いことです。
以前
中内さんが初心者が一人で登山するなら至仏山は止めた方が良い、燧ヶ岳にしなさいと息子の尾瀬行きで燧ヶ岳登山の方を薦めてもらったのが良く理解できました。 と言っても私は燧ヶ岳はまだ登ってませんが(^^ゞ
途中1回尻餅をついたり、滑ったりしてみんなをビックリさせてしまいますが、お陰様で怪我もなく元気に下りていきます。
左写真16時08分尾瀬ヶ原俯瞰。
やっと辿り着いた水飲み場でペットボトルに水を補給して、乾いた喉を潤します。
てばまるさんから顆粒のアミノバイタルをもらい水と共に飲みます。 陸上選手が飲んでいる飲料水と同じような物とのこと。
有り難いです。 元気が出ます(^_^)v
さあ又出発です。 次第に高度が低くなり段々に近づいて来る尾瀬ヶ原です。 何度見ても素晴らしいです。 感激感動しながら足もとには細心の注意です。
菊池さんが2回足に痙攣をおこります。 休憩していたらなんとか下りれるようですが、辛そうで気になります。
山の鼻への下山のお付き合いしてもらったばっかりにと申し訳ない気持ちです。
私や菊池さんのゆっくり下山でだいぶん時間が掛かっているようです。 meaちゃん
達が心配していないかなと気になってきます。
右写真16時33分 樹林帯に入る前の森林限界からの尾瀬ヶ原かな。 少し望遠で撮っています。
この森林限界から夜明け前の尾瀬ヶ原俯瞰を
amaneさん、
リュウセンさんが何度も撮影されているんですよね。 お二人のことが思い出されます。 お二人の素晴らしい夜明け前の俯瞰写真を見ながら何度溜息ついたことでしょう。
左写真(
Photo by tebamaru)の森林限界のベンチに到着です。
ベンチでは、いつも先を行くてばまるさんが待っていてくれます。
てばまるさんはテントを入れた14kほどあるザックを持っての下山です。
ゆっくりの下山のお付き合いで疲れることでしょうね。
ベンチで休憩していると誰からともなくてばまるさんに先に下山してもらおうとなります。
最初は、一緒にと言っていたてばまるさんもshinさんの泊まる尾瀬ロッジに遅くなる連絡や、
下で心配しているmeaちゃん達にも早く連絡をと言うことで納得してくれ先に下山となります。
右写真16時40分 最後の尾瀬ヶ原の俯瞰写真です。
森林限界のベンチを出発。
てばまるさんに先に下りてもらったら安心して下りていけます。
3人で樹林帯の中をゆっくりゆっくり。 途中で又一回、私は尻餅でしたが、大丈夫(^_^)
樹林帯の中のベンチでも少し休憩した後、今度は水がたまった階段を跳ねを上げながら下っていきます。
確か
JUNさんが水を跳ね上げながらの最後の下りは疲れると書かれていたのを思い出します。
と言うことはもうそろそろ終わりかな。 いい加減に終わってと思いながら下っていきます。
shinさんが気をつかって後から色々話をしてくれます。
相づち打ちながら滑らないように気をつけながら下りていきます。 shinさん、下りながらのお喋り疲れないのかな。
17時47分、shinさんに樹林帯の途中で教えてもらったお花です。
折角だからとカメラを出して撮しましたが、名前忘れちゃったです(^^ゞ また教えてくださいね。
(てばまるさんよりタニウツギとのことでしたm(_ _)m)
その後、少し下山していくと小さな出口らしきものが見えてきます。 見本園らしい緑の景色が長方形の出口に見えています。
ワァ〜、終点かな〜♪ 誰かが手を振っているような〜♪ meaちゃんだ〜♪
17時50〜52分頃見本園到着。 嬉しいmeaちゃんのお出迎えでした(^_^)v
いつから待っていてくれたんだろう。 どうやら森林限界まで登って探しに来てくれてたみたいでした。
やっぱりだいぶん心配させたみたいです。 てばまるさんに先に下山してもらって良かったでした。
うす暗くなった樹林帯から広々とした緑の明るい見本園に出ます。 嬉しさが膨らんできます。
無事下山できた♪♪♪
見本園は白いワタスゲの群落が綺麗です。 初めて見るワタスゲの群落です。 向こうのベンチにみんなが待っているとのことです。
和風さんご夫妻、てばまるさんが笑顔のお出迎え。 meaちゃん持参のおいしそうなスイカも待っていてくれてます。 meaちゃん
、重いスイカを持ってきてくれたんだ。 ありがとう♪ 瑞々しいスイカが又おいし〜〜い♪
スイカを食べてベンチに座っているとああ、至仏山から下山してきたんだと実感してきます。 無事下山した嬉しさで一杯です。
meaちゃんにちかちゃんの瞼、虫に刺されたの?って聞かれます。 ちょっと瞼おかしいなと思ってたのですが、虫刺されだったんですね。 でも翌日すごいことになるのですが、今はそんなことちっとも気にもなりません。
花見さんもザックを背負って嬉しそうな顔をしてやってきます。 花見さんはてばまるさんが下山後、私達のことを聞いて安心してお風呂に入ってきたようでした。
感激の尾瀬ヶ原俯瞰や山の鼻下山のお話しで盛り上がりますが、そろそろ夕食にと小屋に行きます。
見本園のフワフワのワタスゲも途中でパチリ。 明日は雨のようですから今のうちにですね。 しかし、良く写真撮りますね。
みんなに呆れらえてるでしょうね(*^_^*)
山の鼻小屋のお部屋は「コバイケイソウ」でした。 つおいおんなの会の3人専用。 こちらも嬉しいですね。
夕食の後は夜のオフ会です。 テント泊のてばまるさん、尾瀬ロッジのshinさんも小屋に集まり、小屋泊まりの和風さんご夫妻、
菊池さん、そして「つおいおんなの会」3人、総勢8人のオフ会です。
菊池さんもお元気な様子で安心。 でもshinさんがどうもしんどい感じです。
昨日1時間しか寝てないからとのことですが、私のサポートで気疲れされたのではとちょっと気になります。
みんなのお土産が机に一杯並びます。 ワインもあったような。
私は左写真(
Photo by tebamaru)の期間限定の和菓子「水無月」と「若あゆ」持参です。 食べてもらえるかな。 お部屋で水無月持ってきたと言ったらmeaちゃん
、花見さんがこれ食べたかったのよ〜♪って喜んでくれます。 でも残ったらと思って少しだけ。
それならもっと持ってくれば良かった(*^_^*) shinさんが食欲ないからいらないってことでみんなに一個あたりました。
shinさんは夜の食事もあまり食べれなかったとのこと、大丈夫かな。
和風さんにみんなの寄せ書きの写真を渡し、定年退職おめでとう♪の乾杯。 和風さんご夫妻の感激された嬉しそうなお顔。
meaちゃんてばまるさんの素敵な企画ですね(^_^)v
尾瀬好きのお仲間さんたちの話は楽しく盛り上がり、8時半頃そろそろ解散。
「つおいおんなの会」3人も部屋に戻り、2人はすぐにお布団に潜り込み消灯。
トイレに行って帰ってきたらもう2人とも静かでスースー。
私もすぐに後を追いかけるようにお布団に。 いつも外泊すると必ずと言っていいほど寝れない私があっという間に寝付いたようでした。
尾瀬に行って朝までぐっすり寝たのは今回が初めてでした。
私のお付き合いでみんな疲れたんでしょうね。 本当に申し訳ないです。
でも、お陰様で最高の1日となりました。 本当にみんなありがとう!! 心から感謝ですm(_
_)m
第2章へ(続きは少しお待ち下さい)