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【新米ペアレントの営業日誌】

2007年

2月28日(水)
私が大曲に来る時から、計画があったイオン大曲ショッピングセンター。大仙市議会で話
題となり、来年前半のオープンを目指して、計画が進んでいるようで、現在出店への協議
や手続きが行われているようです。場所としては、西道路と国道13号線の合流地点辺りと
のことで、再来週オープンするヤマダ電機ともそう離れていない場所です。既に大曲でも
ドーナツ現象が進み、郊外店が増加、駅前商店街などでは存亡の危機と言え、この前オー
プンしたイオン能代SCも周辺の商店街との共存の点でいろいろな問題点が出たようで
す。消費者としては、店が増えて、価格競争が進むことは賛成です。ただ、新しいSCが
出来て、人の流れや車の流れが変わると、どういう変化が出るのか不安な面もあります。
都会のように駐車場渋滞などにはならないでしょうがね。

2月27日(火)
既にあと数日で3月、来週雪の可能性を天気予報で報じていますが、降っても大した量で
はなさそうだし、積もってもすぐに融けると見られるため、周りの家の状況を見ながら、
雪関連の後片付けに入ります。今年、試しに納屋前の駐車場に小さな柵を作って、消雪パ
イプの水をため、雪を融かそうとしました。しかし、さほど積もらなかったため、効果の
程がわかりませんでした。この柵は雪が少ないと車を止めるのに邪魔になるため、本日撤
去。12月の雪の中、どのうに畑の土を詰めたことを思い出しながら、土のうの土を畑に戻
し、ビニールシートを片付けて終了。既に周りには殆ど雪がありませんので、これで、納
屋の前の駐車場も従来どおり広く使うことが出来るようになりました。

2月26日(月)
昨年から警備会社と契約して、年2度の消防検査を行っていますが、本日朝、警備会社か
ら突然、今日検査に行く旨の連絡がありました。検査自体は、昨年夏にも行っていますの
で、すぐ何もなく終りましたが、納屋も含めた、消防保安設備の導入を検討しているた
め、その話し合いと、計測が行われました。お泊りのお客様の中には、お話した方もいた
と思いますが、いずれ納屋に関しては、現在のバイクを中心とした駐輪場だけでなく、別
の使い方も現在考えておりまして、その一環としての設備の充実となります。ただ、納屋
自体の改築に関しては、まだすぐに着手する段階ではありませんが、その節にはお手伝い
いただける方がいると助かります。

2月25日(日)
秋田市の北にある、五城目町の朝市に行ってみました。秋田には幾つか、朝市を開催して
いる街がありますが、その中で最も大きな朝市の一つです。本日は、朝市に加えて、「あ
ったか鍋祭り」が開催されており、五城目名物の「だまこ鍋」が振舞われるとの話でした
ので、その試食もかねたものです。出ていた鍋は米をつぶして団子状にしたものを入れた
「だまこ鍋」に加えて、青森で「けの汁」ともいわれ、山菜やずんだを入れた「きゃのこ
汁」、海沿いではこの時期多くのところで食べられる「タラ汁」などが出ていました。ま
た、地元名物の「桶そば」の出店もありました。春には山菜、秋にはキノコで賑わう朝市
でしたが、今日は鍋の出店の前に行列が出来ており、他の屋台では、保存していた山菜や
キノコ、更にはハタハタなどの海産物も並んでいました。地元の人だけでなく、観光客が
行っても十分に楽しめる朝市ですので、是非寄ってみてください。

2月24日(土)
先月末に家の裏のあぜ道で見つけたフキノトウもその後、少ないながらも雪が降ったた
め、採る機会も逸し、雪に覆われていましたが、またここ数日の好天であぜ道の地面が露
出し始め、見れば、もうちょっとで食べられる大きさに膨らんできていました。来週の中
ごろには食べられそうですので、フキノトウを採って、昨年も作った「ばっけみそ」つく
りを行いたいと考えています。昨年は玄関の雪囲いの撤去は5月のレン夕となってしまい
ましたが、今年のこの気候だと、3月には家中の雪囲いやら、植木の雪囲いの撤去が出来
そうです。新聞などでは雪が少ないため、夏の渇水の懸念に加えて、冬眠を早く終えたク
マの出没、更には白鳥の旅立ちなど、昨年は3月後半以降聞かれた話が1ヶ月も早く、ニ
ュースとなってきています。

2月23日(金)
昨年苦労した税金の申告書類、今年も何とか完成しました。この冬は、何度も書いていま
すが、雪かきという肉体労働が殆どありませんでしたので、その分、時間的な余裕はあり
ましたが、その反面、油断もしてしまって、昨年よりも完成が遅くなってしまいました。
成績に関しては、宿泊業は設備産業ですので、償却が大きく影響しますので、開業数年
は、ご想像の通りです。皆様のご支援、これからもよろしくお願いいたします。書類の提
出は、週明けの平日、空いている時を狙って、税務署に行こうと思っています。

2月22日(木)
例年のこの時期はまだ雪が1m以上あり、私も雪道の運転がさほど慣れていないこともあ
るため、冬の期間は大曲、横手から出ず、秋田市や由利本荘、田沢湖、更には岩手県や山
形県に出かけるのは春3月以降となるのが恒例でした。しかし、今年は雪もほとんどない
ため、昨年10月以来はじめて、秋田市に出かけてみました。また秋田市をじっくり見るこ
とが少なかったので、行く度に秋田市で新しい発見があります。秋田の地元のテレビ局の
本社がこんなところにあったとか、昨年秋に出来た総合アミューズメント施設、ラウンド
ワンが国道13号線沿いにあったりと、30万人の地方都市ですが、大曲や横手とはやはり街
が違い、都会と感じてしまいます。当YHから秋田市を抜けて青森や庄内に行かれるお客
様も多いことから、いずれ時間をとって、ゆっくり秋田市を散策してみようと思っていま
す。

2月21日(水)
もうすぐ当YHも2回目の誕生日を迎えます。昨年もこの時期には税金の申告の書類をま
とめていましたが、今年も税金関係の資料作りに追われています。そこで出てきたのが、
更なる経費削減。以前、他のYHの方に秋田のクリーニング店の話を伺ったことがあり、
現在うちで使っているところは、家の近くで都合はいいのですが、値段は大手と比べて倍
近い価格だとのこと。改めてコスト削減を進めるにあたって、大手のリネン業者に話を聞
いてみました。すると、話どおり、だいぶ価格に開きがあることがわかり、急遽、取引業
者を変更することになりました。私としては、少し高くとも地元の業者にお願いすること
で、地元とのつながりが出来ればと考えていましたが、現在取引のあるところは、むしろ
値上げをちらつかせており、背に腹は変えられない状況となってきたため、やむなく変更
することになりそうです。新しいところは、価格面ではいいのですが、大手業者ですの
で、今までのように無理をいうことが出来ない点が、果たしてどう出るか、です。

2月20日(火)
今年の秋田県の一大イベントが「わか杉国体」です。本大会は9月下旬から行われます
が、早くも冬大会が先週行われ、この日曜に閉会式となりました。田沢湖高原で開会式が
行われ、田沢湖、鹿角などのスキー場を中心に開催された国体の冬大会はほぼ一週間の会
期を終えました。当YHがスキー場の近くにないこともあり、また大曲や横手といった市
街地では冬大会はなにも競技がないため、テレビなどで盛んに国体が騒がれていました
が、身近には残念ながらその気配は何もない状態で、知らないうちに終わっていたと言う
のが正直なところです。

2月19日(月)
昨年の春に二つの鉢を購入し、一年ほど、水や肥料をやったりしていましたが、今年は例
年以上に暖かだったので早くも2月に紅梅が開花、続いて黄梅も小さな花をつけ始めまし
た。黄梅は昨年3月上旬に開花したものを購入してきましたので、開花が何時だったかわ
かりませんが、昨年よりも少し早いようです。今年は二つの梅に加えて、知人から花月
(かねのなる木)を頂いたので、それも小さなピンクの花を咲かせています。いずれも水
気はさほど与えなくとも育つものですので、かなり手抜きをしても、順調に育っていま
す。玄関には早くも春の訪れとなりました。

2月18日(日)
昨日の続きですが、2つめの冬祭りが大台スキー場のすぐ近く、奥羽山荘の敷地内で行わ
れた太田の火祭りです。この祭りでは、西木で先週行われた、紙風船上げがここでも行わ
れ、今年は約50の紙風船が風が強い中、あげられました。その後、ワラを10m以上も積み
上げた柱に火が入り、そこではだるまやお札などを一緒に燃やすどんど焼きも行われ、最
後に花火が打ち上げられます。祭り会場は山の裾野にあるため、吹き降ろしの強風が吹い
ていて、かなりの寒さ。このため、風船あげも苦労してしました。それでも上がっていく
紙風船は、中には星になるかと思えるほど高く上がるものもあり、とても幻想的な風景で
した。昼間には、雪中田植えなどの伝統行事も行われていたようです。

2月17日(土)
本日2月17日には大曲近郊で2つの冬祭りが行われました。その一つが平安の歴史を物
語る旧仙北の史跡払田の柵で行われた冬祭りです。復元された払田の柵の前後に約500のミ
ニかまくらに明かりが灯されます。今年は雪が少なく、ミニかまくらを作るだけの雪がな
かったため、ペットボトルを使った蝦夷(かい)ほたるの点灯が午後4時から行われまし
た。他の祭りと比べて、非常に静かな祭りです。 静かな中で平安の時代に思いを馳せるっ
てのも、たまにはいいかも。写真を撮られる方は、陽落ちたすぐ後の薄明るい時の方が、
背景に払田柵も入るので良いようです。

2月16日(金)
本日かまくら祭りの2日目。昨日と打って変って、午後からは風もなく、雪も殆ど降り止
んで、かまくら見物日和となりました。さて、昨日の秋田県議会で、寺田知事が県関係の
公務員の給料を一時削減するという、思い切った決断をしたようです。公務員の組合は猛
反対をしているようで、どこが落としどころになるか、わかりませんが、収入の低い人が
多い秋田県で、新しい県税を2つも立ち上げると言うためには、その位の努力も必要かと
思います。組合は、とにかく組合員の生活を守るための組織ですから、反対するのは止む
を得ないかもしれませんが、その出所は税金ですので、民間企業の組合とは少し視点が変
わるのかもしれません。でも、ある程度公務員の方の意識改革もこれからの時代、必要な
のでしょうかね。県だけでなく、市町村でも見習ってほしい部分があるようです。

2月15日(木)
今日は昨日の雨天から一転、吹雪となりました。このため、秋田新幹線や奥羽線も運行中
止や遅延が発生、横手のかまくら祭りの初日でしたが、かまくら見物には大変な天気とな
ってしまい、見学に行かれたお客様も戻ってこられたのは、10時過ぎとなってしまいまし
た。ただ、かまくらにとっては、それまでにとけて色あせたものが白いコーティングがな
されて、綺麗になったことと思います。そういえば、昨年までかまくら祭りでは横手川岸
で花火を打ち上げていましたが、今年は残念ながら中止となったようです。昨日の天気で
は、計画があったとしても出来なかったと思いますが、計画がなかった理由が、不景気の
ためということでなければいいのですがね。

2月13日(火)
小正月の行事として、武家屋敷の街、角館で行われるのが火振りかまくらです。本番は明
日2月14日なのですが、観光客向けに前日、大きな駐車場で火振りかまくらの実演をしてく
れます。炭俵のワラに火をつけて振り回すという、かなり乱暴な行事ですが、これを振り
回せば、病気にならないとか、厄が逃げていくなどと言われているようで、今日は観光客
の飛び入り参加もあり、というか、殆どが観光客によって行われます。 明日は街中、30ヵ
所を越える場所で、それぞれの町内で火振りかまくらが行われるそうです。今年は例年に
なく雪が少なく、本来これは雪が降り積もったところで行われるものなのですが、駐車場
も実は雪がありませんでした。このため、テニスコート程度の広さに雪を厚さ30cmほど敷
き詰め、その上での火振りかまくらとなりました。

2月12日(月)
15日から横手市で始まるかまくら祭り。今年は雪が極めて少ないし、暖かい日が続いてい
るので、先日見に行った時にあったかまくらがどうなっているか、直前の下見に行ってき
ました。市役所前の祭り会場には、既にかまくらの列が出来ており、係員の人が照明を取
り付けたり、かまくらの補修をしたりと準備が進んでいました。こ線橋をわたったところ
に、毎年雪像が出来ますが、今年の雪像は干支をかたどったいのししの雪像です。市役所
からもう一ヶ所の祭り会場である二葉町に向かう道路の途中に横手川が流れていますが、
そこは例年、ミニかまくらに明かりを灯す川原となっています。残念ながら今年は雪が少
ないこともあり、まだ、ミニかまくらの準備はこれからで、どこからかトラックで運んで
きたらしい雪の山がいくつかあるだけでした。二葉町の会場でもかまくらの準備はほぼ完
了しており、係員が案内板の設置を進めていました。

2月11日(日)
角館の桜で当HPにアクセスされるお客さんが増えて来ましたが、今年は例年にない暖
冬。果たして桜はいつ咲くのかが気になるところです。ということで、無謀とはわかって
いますが、桜の開花予想をして見ました。角館の桜の開花、満開の過去10年の日付と平均
気温、積雪量なとから検討してみました。過去の実例から見ると、3月の平均気温が3度
前後を越えると、開花は4月の15日前後になるということ、また2月の平均気温に比べて
3月の平均気温が4度以上あがると、開花は4月10日〜20日になる傾向が強いようです。
結論としては、ある意味、3月の天気次第のところもありますが、もしかすると、4月上
旬に開花と言う可能性も考えられると言うことのようです。ちなみに昨年は、2月の角館
の平均気温は-0.9度。これは過去10年で3番目に暖かかったのですが、3月の平均気温は
1.7度と2.6度しか上がらなかったため、開花が4月30日と遅くなりました。昨日までの角館
の2月の平均気温は1.9度。過去10年プラスとなったことはありませんでした。

2月10日(土)
本日は秋田県南で冬祭りが大きなものだけでも3つほど、開催されています。一つは湯沢
のいぬっこ祭り。大型の雪像が20体以上、小さいものは100以上作られており、夜には花火
もあがったそうです。夕食後に泊まられたお客様も電車で湯沢まで祭り見物に行かれまし
た。小さいながらも個性的な祭りとしては、仙北市(西木)の紙風船と大仙市(刈和野)
の大綱引きです。それぞれ雪が少なかったため、見物人も例年以上に多かったようです。
来週には角館の火振りかまくら(13,14日)、六郷のたけうち(15日)、そして横手のかま
くら祭り(15、16日)と来週は冬祭り本番となります。

2月9日(金)
早くも春の足音が聞こえてきました。一般的には、花が咲いたとか、気温が、とかが多い
のですが、私の場合、仕事のHPのアクセス件数で感じています。昨年、仕事上のHPの
アクセス件数が急に増えてきて、その理由を探ったら、角館の桜に関して、「角館 桜」
で検索すると、当YHのHPが上位3位に出てくる快挙で、最大で一日3,000件までアクセス
が増えました。今年もHPを見ていたら、イベント情報>角館の桜からトップページにジ
ャンプしてくる件数が増え始めました。で、昨日そのページにも新たにアクセス解析を掛
け始めました。やはり予想通り、トップページよりも既にアクセス件数が増えてきてまし
て、昨年と同様の状況。昨年のその検索ワードをyahooで見てみると、今年もトップ5に入
っていました!!なんと角館観光協会とほぼ並んで。そして、googleでその言葉で検索す
ると、なんと角館町観光協会や仙北市のHPを抜いてトップで表示されています。

2月8日(木)
秋田県では現在、独自に森林税と子育て税(両方とも仮称)の導入が検討されています。
森林税は森の維持管理や再生などのため、子育て税は人口減少の対応策としてです。金額
的には、一人当たり年間数千円程度と決して多くはありませんが、集ればその税額は何十
億円という金額になります。県の予算が6000億円規模ですので、それから見れば、精々1
%程度の金額です。ただ金額の多寡に拘らず、ちゃんと使われ、その効果が確実に反映さ
れればいいのですが、県でも使途は明確にすると明言していますが、今までのことを考え
ると、どうも信用が出来にくいのが現状です。それに新しい税金を導入する前に、行政の
経費削減をもっと進めてほしいものです。県知事の4年間の退職金が4000万円を越えると
いうのは、どう考えても納得が行きません。既に寺田知事は減額の方向を打ち出していま
すが、普通のサラリーマンが一生働いてもらえる金額よりも多いというのは、常識で考え
てみたら、なかなか納得がいく話ではないでしょう。

2月7日(水)
早くも雪祭りのシーズンになったものの、雪の具合は今一で、今年は10日より田沢湖や鹿
角で国体の冬大会も始まるため、関係の方々は心配しているかと思います。また、昨年の
大雪で秋田市を初めとして除排雪の体制を見直し、今年は万全な体制で臨んだものの、こ
こ大曲でも除雪車の出動はまだ数えるほど。冬の除雪作業は、かつて出稼ぎに行っていた
農家や建築関係など冬に仕事がなくなる方にとって、貴重な現金収入となっていましたの
で、そういった方にも打撃となりそうです。これで一転して、夏に冷夏にでもなろうもの
なら、今年から集団営農を求められ始めた農家の方々には、一層の混乱となりそうです。

2月6日(火)
来月15日までに青色申告をしなくてはいけないので、この時期、空いた時間を見計らっ
て、帳簿の整理を行っています。昨年、初めての青色申告をして、今年で2回目。段取り
やら、必要なものなども大体わかってきましたので、昨年よりは順調に進んでいます。昨
年辺りから、国税庁もネットでの申告を宣伝していますが、どうしてもパソコンが信用置
けないことや、印字に専用の用紙を使うとなると、その設定やらなんやらで、手書きで書
いてしまった方が簡単な気もします。また一年を振り返って、不要な経費、無駄遣いなど
を発見するには、やはり手書きの方がいいようです。

2月5日(月)
先日、秋田市の方と、秋田についてのお話をする機会がありました。本やテレビなどで、
秋田の人は、見栄っ張りで保守的、少なくなったとは言え、排他的なところが残っている
との分析があるようです。近年のマスメディアの普及や新幹線、高速道路の普及などで都
会の方と考え方が近くなってきたとの見方もあるようですが、それでもある程度の年齢を
過ぎた方には、昔からの考え方が残っているようです。中には、他所から来たものに秋田
のことを、言われたくないという郷土愛も強く残っているようで、ある意味、羨ましく思
えました。しかし、現状の秋田は、漠然と住みやすい環境とはいえるものの、統計などで
見ると、都会との格差は拡大しており、観光などでも成功しているとは、言いがたいよう
です。先日は横手市で団塊世代の方の都会からの移住を推進する施策を奨めていますが、
こうした考えを改めないと、3年後には日本で最も高齢化が進むと言われている秋田県、
夕張市の二の舞にならないとも限らないようです。

2月4日(日)
月代わりで降った雪も、長続きすることが少なく、気温の上昇で雨に変わったりと、雪が
少ない冬ですが、本日は冬の嵐、風が強い中、雪が舞うという状況でした。雪による被害
はまだ今年は報告されていませんが、本日は強風のため、東北新幹線が一部で運休とな
り、この影響で秋田新幹線にも遅延や運休が発生してしまいました。昨年の大雪で、雪対
策は進みつつある秋田新幹線ですが、風による被害を抑える施策は殆どありませんので、
こればかりは、仕方のないことのようです。ただ、秋田新幹線の場合、在来線との混在路
線となっているため、新幹線が遅れたときには、全ての鉄道が止まってしまうということ
になり、代替交通機関が極めて少ないという点です。運悪く、こうした状況になった時に
は、早めにご連絡ください。

2月3日(土)
本日昼頃、大曲の駅付近に、安倍首相が現れたとのことです。安倍首相の国内視察は、都
内以外、就任初めてのことだそうです。事前に聞いていたら、野次馬根性を出して見に行
ったのですが、ラジオで聞いたのは、先ほど視察を、というニュースでしたので、とても
残念でした。新聞によると、今回の首相視察の理由は、低下してる支持率の回復と、大都
市と地方都市の格差拡大の中、地方重視の姿勢を選挙前に打ち出したいためとのこと。N
HKでワーキングプアが取り上げられ、その時に大仙市が描かれていたことが、もしかし
たら最大の理由かもしれませんが、大曲は厳しい地方都市の代表となったようです。今回
の視察では、花火通り商店街にある市民交流スペース「花火庵」、神宮寺の酒蔵刈穂、ほ
うれん草農家の3ヶ所だったそうです。

2月2日(金)
秋田気象庁の観測によると、この秋田の平均気温は殆どのところで過去最高を記録、大曲
の観測所でもこの1月の平均気温は0.2度。平均気温(79年〜2000年までの平均)と比べ
て、2.2度も高く、日照時間も過去の平均(44.9時間)よりも20時間以上も多い65.5時間と
なりました。昨年の大雪時にも近所の方から言われたのが、雪も立春を過ぎると、さほど
雪かきをすることも減るとのこと。このまま暖かい日が続けば、今年の雪かきは殆どなし
で終りそうです。これはいいことなのですが、心配なのが春の桜です。既に早咲きの桜が
秋田市で咲いたとのニュースがありましたが、角館の名物、桜は、去年、一昨年と5月の連
休に満開を迎え、多くの観光客の方に楽しんで頂けましたが、今年はそれも早まるとする
と、連休前に桜も終る可能性が考えられ、その時、どのくらいのお客様が当YHをご利用
頂けるのか、未知数ですので、今から少し心配です。

2月1日(木)
1月は例年にない雪の少ない状況が続き、先日秋田市では桜が咲き始めたというニュース
も流れていましたが、2月に入った途端、いつもの冬になりました。冬将軍がだいぶ遅刻
して来た形となり、昨夜の積雪は約15cm。一応、外は一面白銀の世界になりました。とは
言え、それまでの積雪量は殆どありませんでしたし、雪が降っても、気温は例年よりも暖
かく、降った雪もどんどん融けています。このため、夜の間、何度も屋根からの落雪で家
が揺れるほどの衝撃があり、前回もそうでしたが、この時期、お客さんは大きな音に驚く
ことになります。この程度の雪では、雪かきは10分程度で終りますので、体が完全になま
り気味です。先日まで田んぼの畦に生えてきていたばっけを採っておかなかったことが、
少し残念です。

1月31日(水)
本日、横手で「横手やきそば」職人養成講座が行われたそうです。セミナーでは横手やき
そばの歴史から、特徴、作り方の講義のほか、実技もあって、3月まで何度か受講するこ
とで、横手市から横手やきそば職人といういわゆる「ご当地資格」がもらえるとのことで
す。その代わり職人には横手やきそばのPRのための、イベント参加などボランティア活
動が求められるとのことで、現状24名の方が認定されています。今回の講座では現在の職
人の人数を上回る30名を超える方が受講したとのこと。お客様と横手やきそばの話をする
ことも多いので、チャンスがあれば、私もいずれ受講したいものだと思っていますが、こ
の手の告知がなかなか手に入らず、行われてから、ニュースで知ることも多く、残念に思
っています。

1月30日(火)
龍角散。永六輔の「せき、こえ、のどに龍角散」というCMで印象深かった薬です。先
日、秋田の方と話していたら、あの龍角散というのは、発祥は秋田で、江戸時代の藩主だ
った佐竹家に代々伝わる家伝薬がその起源だと言う事を聞かされ、ちょっと驚きました。
現在、龍角散は東京神田の本社に工場は千葉県と、秋田県とは縁が切れた形になってしま
っていますが、言ってみれば秋田発のベンチャー企業の先駆け的存在。ここのところ、テ
レビCMで横手市雇用創出協議会のセミナーのお知らせを見ることが増えています。どこ
でもそうなのでしょうが、聞けばセミナーの人集めに苦労する時もあるとのこと。地元の
方が普通に使っていて、でも都会や他の土地にはない、いいものって、まだ秋田に残って
いると思いますので、ビジネスチャンスというのは、何処にでもあるように思えるのです
が、それをどう具現化するかですね。

1月29日(月)
昨年の大雪と違い、今年の雪は、1月末の一番雪が多い時期でも積雪は僅かです。テレビ
のニュースで、仙北市でばっけ(ふきのとう)が出始めたということだったので、晴天の
今日、裏の畦を散策してみました。今朝の寒さで木には結露が出てましたが、昼前からの
太陽でそれまでの雪も一斉に融け出してかなりの部分で土が見えていました。去年はこの
時期、裏の田んぼに行くためには、1m以上の雪を掻き分けても、どこがなんだか、わから
ない状況でした。畦には予想通り、気の早いばっけが出始めてました!去年これを見たの
は、3月の後半。さすがにまだ出初めで小さかったので、採りませんでしたが、後数日、
この陽気が続いたら、天ぷらにもばっけ味噌にも出来る大きさになってしまいそうです。

1月28日(日)
この時期、夜に外出するのは、積雪や道路凍結の恐れがあるので、極力避けているのです
が、どうしても必要なものがあり、日が沈んでからの外出となりました。買物がてら、南
外方面の国道105号線の路面の状況を見に行ってきました。日曜の日暮れ、夕食の時間と言
うこともあって、角間川の街はひっそりと静まりかえって、歩行者はもちろん、通る車も
疎ら。都会だったら、深夜という感じです。昼間暖かかったこともあり、早くも夜7時ご
ろには南外方面では濃い霧が出ており、路面が濡れて、いつ滑ってもおかしくない感じで
した。ただ、路面に積雪は一切なく、凍結もしていなかったので、普通にドライブが出来
たという感じでした。それでも、暖冬といっても、明け方の最低気温はマイナスの世界と
なりますので、油断すると事故を起こす可能性もありますので、気をつけてください。

1月27日(土)
もうすぐ2月。本来なら雪が一番多い時期で、更に小正月(旧正月)の行事が秋田県南で
は多く執り行われます。一部では週末や祭日にあわせて行われるものもありますが、昔か
らの日程のため、平日の祭りや地元の小さな祭りも多くあります。主だったものとして
は、以下のものがあります。2/4掛魚まつり(金浦)2/9なまはげ柴灯祭り(男鹿〜11日)
2/10刈和野大綱引き(大仙)紙風船(旧西木)アメッコ市(大館〜11日)犬っこまつり
(湯沢〜11日) 2/11川を渡るぼんてん(大曲)2/13火振りかまくら(角館〜14日)2/15
竹うちかまくら(六郷)鳥子舞い(大曲)かまくら祭り(横手〜16日)2/16 ぼんてん奉
納(横手〜17日)。残念ながらツアーを組むことは現状考えていませんが、レイトチェッ
クインやその折の飯詰駅までの迎えは行いますので、予約時にご相談ください。

1月26日(金)
角館の代表的なおみやげの一つ、「落葉かりんとう」のゆかり堂。 先日角館に行った時に
話に聞いていた、ピリ辛かりんとうを買ってみました。かりんとうと言えば、普通甘いも
のですが、これは、生地に唐辛子が練りこまれていて、それに糖衣を着せたかりんとうで
す。食感は、柔らかいかりんとうで、他のゆかり堂の製品と一緒で、入れ歯でも食べられ
そうです。味は、最初、口に入れたときには、糖衣の甘さが来ますので、普通のかりんと
うを食べたのと差ほど変わりません。 ただ、少しすると、中の唐辛子の辛さがじわじわと
効いて来ます。でも、飛び上がるほどの辛さではなく、甘さを程よく忘れさせてくれる辛
さですので、ついつい、食べ過ぎちゃいそうな味です。形崩れのものでしたら、一袋105
円。角館本店、武家屋敷店、中仙工場直売所などで、形崩れ品は購入可能。ちゃんとした
のでしたら、秋田の土産屋、スーパーなどで買うことが出来ます。

1月25日(木)
横手の街では、毎年2/15、16に小正月の行事として、かまくら祭りが開催されます。 本会
場の市役所前では、既にかまくらの準備が始まっており、今日のところは、雪を積み上げ
て、固める段階でした。後日、入り口となるところから、穴を開けて、かまくらが完成し
ます。街の祭りより早く、今度の週末、1/27から2/25まで「秋田まつり絵巻」というイベ
ントが横手ふるさと村で開催されます。旧西木村の紙風船や、湯沢の犬っこ祭り、梵天な
どとともに、かまくらも展示されます。 既にふるさと村ではかまくらに穴を開ける作業を
行っており、週末までには立派なかまくらが完成します。ちなみに、かまくらの大きさ
は、直径3.5m、高さ3mもあります。この暖冬で雪のない状態ですが、かき集めてきたよう
です。 冬の秋田に来てたんせ!

1月24日(水)
本日、雪の角館の状況視察。といっても、殆ど雪がなく、12月に行った時と変わらないよ
うな感じで、わかってはいましたが、ある意味、調子抜けでした。たまたま、あるきっか
けで知合った方が昨年始めた土産店「角館さんさん」さんを訪問。お店は手作りのストラ
ップが中心で、祭りの街、桜の街、角館を象徴するようなものが多く、昨年6月に開店し
たばかりとのことでしたが、これから、かなり人気になりそうです。 既に全国から個別製
作の注文も着ているとのことです。こちらの製品の中の 「さくら咲くストラップ」は秋田
県のアイディア・パッケージ部門で賞を受賞しており、各方面から注目のお店です。店内
で、店主の方が手作りしてますので、時間があれば、その光景も見ることが可能なようで
す。角館に行かれた折には、是非寄ってみてください。場所は角館プラザホテルの向か
い、駅から武家屋敷に向かう道中にあります。

1月23日(火)
以前から書いていますが、今年の冬の雪は地元の人も、驚くほどの少なさです。秋田市に
ある太平山スキー場オーパスは過去一番遅いオープンが1月23日。今日現在の積雪は5cm
あるかないかで、オープンの目処がつかないそうです。人口降雪機で雪を降らせても、地
表が暖かいため積もらずに融けてしまうとのこと。横手では来月のかまくら祭りのための
かまくら作りが始まりましたが、これも、雪を確保するのが大変だとのこと。更に湯沢の
犬っこ祭りは更に雪を必要としますので、果たしてどうなることやらです。関連の方にし
てみれば、恵の雪が降ってほしいところですが、普通に生活する人間には雪かきをせずに
済むため嬉しい限り。ただ、早くも夏の渇水を懸念する声も出始めており、これからどう
なることやらです。

1月21日(日)
昨日、今日と、例年の冬にはめったに見られない青空が出て、昼間には気温も上がって、
車の中は暑いほどになります。ただ、その反動で、朝の冷え込みは厳しく、今朝の最低気
温は大曲で−8度まで下がりました。来られたお客様の何名かにはお話しましたが、昨年
のような降雪であったら、雪かきボランティアを募集しようかとも考えておりましたが、
今年はまだ準備不足で、構想の段階で終ってしまい、募集しませんでした。実際、募集し
てたら、仕事がなくって、大変なことになっていたようです。秋田県でも一部でサクラの
狂い咲きなどが出ているようで、最低気温は例年より若干高い程度で、マイナスになるこ
とが多いのですが、雪がない分、昼間太陽が出た時の気温の上昇は例年以上で、暖かさを
感じてしまいま
す。

1月20日(土)
買物に行く国道13号線、イーストモールの近くに大きな建物が新しく出来ています。ま
だ看板が出来ていないので、なんだか判らなかったのですが、パートの方に聞いたら、ヤ
マダ電機が出来るそうです。現在、家電量販店では大曲にK’s、デンコードーがあり、
横手に加えてヤマダ電機があります。1店舗だけだと、自動車関連のイエローハットのよ
うに殿様商売が出来るのでしょうが、大曲に幸い、2店あったので、比較的価格競争もあ
り、妥当な値段で手に入れることが出来ていました。そこにこの地域で一番安いヤマダ電
機が進出となれば。消費者としては願ったり、かなったりです。

1月19日(金)
3月の時刻改正から、秋田新幹線こまちも、喫煙車両が廃止になり、全席禁煙となるそう
です。既に秋田新幹線は6両編成のうち、喫煙車両は1両だけ。全席指定で、禁煙席から
埋まって、喫煙席の方が席が取りやすかったのも事実なので、効率を考えれば、また時流
に乗れば、喫煙席廃止はやむをえない状態です。ただ、一方でタバコを吸う人がいるのも
事実です。JRは大量輸送をになう公共機関、現在は民営化されて一企業となっており、
様々なお客様にサービスをも売っているわけで、時流の流れだけで、喫煙者に苦労を押し
付けるのは、どうかとも思います。飛行機やバスのように、内部を細分化するのが難しい
のでは、致し方ないですが、鉄道の良さは内部を細分化できることではないでしょうか
ね。ちなみに秋田新幹線が開業後、自由席を廃止して、全席指定にしたときには、それだ
けで、利用客の減少を招いたそうです。短距離の鉄道ならまだしも、4時間近く乗ってい
るわけですから、もう少し考えるべきではないでしょうかね。

1月17日(水)
昨日は昼過ぎから雨が降り、夜半まで降っていたこともあり、今朝はあたり一面真っ白の
霧となっています。 一応、田んぼなどには雪が残っていますが、20cmあるかないかで、屋
根などの雪は殆ど消えています。この雪がなければ春4月か、秋11月の光景です。ただ違う
のは、昼間暖かいといっても、精々4〜5度と左程上がらないので、霧が消えるまでにと
ても時間がかかることです。今日は10時過ぎに買物に出ても視界は50mと言ったところで、
午後3時頃にようやく奥羽山脈が辛うじて見えたという程度でした。既に1月下旬になろ
うとしていますが、このまま雪なしの冬で終るのでしょうか。その時の影響がどうでる
か、不安です。

1月16日(火)
テレビでスーパーのレジ袋が有料になり、マイバッグを持っていくのが増えるだろうとの
報道が増えてます。 以前も買い来ましたが、当YHでは早くから、マイバッグを卒業し、マ
イカゴを使っています。私がマイカゴを使う最大の理由は、会計後に袋詰めにする時間を
省くことが出来るメリットが大きいことです。ただ、環境関連でマイバッグを推進しよう
という、テレビの報道やスーパーのスタンスでは、使う人間のメリットが明確でないた
め、長続きしない可能性があります。この運動、10年以上前にも取り組まれ、その後殆ど
が立ち消えになった過去があります。幾ら環境が大切といっても、なかなか日常の不便を
犠牲にしてまで、協力する人って少ないでしょう。

1月15日(月)
本日、保健所で食品賠償共済の更新手続きをしてきました。一応、食品衛生協会なる団体
が行っていることになっていますが、それは保健所の中にあり、保健所の方が事務も代行
している、見せ掛けの協会です。実質保健所が行っている共済で、入らないとどうなるの
かわからなかったので、ほぼ無条件で初年度から当YHも加入しています。まあそれはいい
として、昨年後半から大曲でもノロウイルスが蔓延、ニュースでも秋田県は取り上げられ
ていましたので、その影響を保健所の方に聞いたら、宿泊施設は今回一軒も出ていないと
のこと。殆どが、仕出屋か、老人施設だとのことで、出たら死活問題の宿泊施設は頑張っ
ているようです。

1月14日(日)
大曲が夏の花火大会で有名なのはご存知かと思いますが、昨年3月に7市町村が合併し
て、大仙市となり、それぞれの地域でやっていた花火大会をまとめて、毎月、花火大会が
あるようにしています。幾つかははこじ付けのもありますが。それを、NPO法人まとめ
て「花火暦」なるものを作成しています。今日、駅の観光案内所に行ったら、置いてあっ
たので、いただいてきました。実物は昨年同様食堂に貼ってありますので、ご利用の際に
は見てみてください。尚、今年の3月の新作花火コレクションは3月17日、夏の全国競技
大会(大曲の花火)は8月25日に開催予定です。


1月13日(土)
今年は暖冬で、積雪もたかが知れていますが、それでも、正月明けからは、雪が降る日が
多くなっています。この時期は、ゴミ捨ても同様ですが、買物に行く際には、車の雪か
き、道に出るところの雪かきをしないといけません。全体的な積雪がたかが知れているの
で、今年は大体5〜10分程度で終ります。落ちた雪は消雪パイプの効果で数時間で大体、
融けてなくなります。建物北側の雪も量が少ないことに加え、延長した消雪パイプの効果
で、降雪翌日には殆どなくなります。思わぬ効果として、北側に出た消雪パイプの水が道
路の側溝から家の前の小川に流れ込むため、昨年は水がなかった小川に冬でも水が流れて
いて、排雪溝の役目をしてくれます。このため道路に面した部分の雪かきは、昨年は玄関
前の消雪パイプのところに均して置いておきましたが、今年はその一部を小川に捨てるこ
とが可能になり、一段と楽が出来ています。

1月12日(金)
ここ数日の雪が降り積もり、廻りは一面真っ白。今朝はそれでも朝日がでて、まぶしいく
らいになりました。これでも昼間は辛うじてプラスまで気温が上がるため、 積もった雪が
融けて、つららが珍しく出来ていました。当YHの玄関には紅梅と黄梅の鉢が置いてありま
す。黄梅はまだつぼみが見られないほどですが、紅梅は小さいながらもつぼみが少しずつ
増えて、膨らみ始めています。全体的に暖冬傾向があるため、サクラの狂い咲きやら、早
くもフキノトウが出始めてニュースになっています。朝晩の寒さは、暖かいといっても、
マイナスの世界。一部で春の兆しも見え始めていますが、まだまだ冬真っ盛りです。来ら
れる方は油断しないで、温かい格好で来てください。


1月11日(木)
昨年末、当YHでもリピーターのお客様中心に年賀状を送らせて頂きました。一応26日は発
送を終らせたのに、今年は年賀状の到着が遅れたようで、5日過ぎに着いた方も居たよう
でごめんなさい。来年はもう少し早めに出しましょう。頂いた年賀状の中で、二名ほど、
名前、住所を書き忘れて送って頂いた方がいらっしゃいました。お一人の方は文面で、あ
る程度想像が付いたのですが、もう一人の方はわかりませんでした。字を見る限りでは多
分、女性の方です。近年、メールや携帯電話の普及で年賀状どころか、手紙を出すこと自
体が少なくなってきているかと思います。ただ、年賀状だけは少なくなったとは言え、や
はり葉書で出す方が味わいがあるようですので、可能な限り続ける積りです。メールや電
話では住所、名前を書く事がありませんので、手紙の時は、その点、気をつけましょう。

1月10日(水)
一昨日の夜半からの雪は、昨日降ったり止んだりで、差ほど降り積もりませんでした。 し
かし、昨晩からの雪は結構気合が入っており、今朝の段階で積雪は20cm弱といったところ
でしょうか。 この程度ではここ大曲では、まだまだという感じで、必要なところをやるだ
けですので、所要時間は精々5分程度で終ってしまいます。昨年、連日の出動だった除雪
車も今年はまだ数えるほどしか動いておらず、昨年の大雪でかなりの準備をした秋田市な
どは、空振り状態で残念がってるのか、ほっとしてるのか、といったところですね。関東
では雪が降ると、道路の雪かきをみんなで行いますが、こちらでは道の雪かきは行政(除
雪車)が未明に終らせてくれ、それ以上は太陽に任せるか、そのまま放置が基本です。


1月9日(火)
昨年は雪かきしていて、遠くで聞こえたので見に行った地域の梵天奉納。今年は年番の代
表者の方が挨拶に来られました。この地域では年男(数えで42歳)の男性が集り、八幡神
社に梵天を奉納します。ただ、この集落でその年齢の男性は殆ど居ないため、他に出て行
って実家が残っている方が中には戻られて、参加するとのこと。過疎まで行かないまで
も、人口減少が進んでいる地域ですので、村の行事を維持するのは大変なようです。奉納
する際には、集落中を練り歩き、商売をしているところでは、お囃子にあわせて踊って、
その店の厄払いを同時にするそうです。昨年、私が見たのは、角の酒店でのお囃子でし
た。今年の梵天奉納は1月28日(日)、31日(水)、2月1日(木)のいづれかを予定し
ているとのこと。その時にお泊り頂ければ、同時に厄払いが出来そうです。


1月8日(月)
先日からの低気圧の接近で、連日の風雨。雨は洪水になるほどではないので、この雨が雪
になっていたら、あっという間に積雪1mの世界になっていただろうと考えると、雨でよ
かったと思っています。ただ、強い風はうれしくありません。秋田県内では30件近くの屋
根に被害が出たとの報道もあり、鉄道も一部で遅延が発生と影響が出ています。更に我が
家でも、屋根がいつも以上に賑やかで2階から屋根を見てみると、一部でトタンがパタパ
タとしており、こんな風が続いたら、いずれ屋根が、と考えると、怖くなります。そうい
えば、食堂の窓に取り付けてある雪囲いも何度か風で飛ばされたことがあると、前のオー
ナーの方が言ってたことがありましたので、ここでは、この程度の風は当たり前なのかも
しれません。都会と違って、風をさえぎるものがありませんので、自然の猛威を痛感させ
られます。

1月7日(日)
正月も終り仕事始めも済んだ頃ですが、正月の料理の話を本日も。正月と言えば、雑煮と
決まっているものと思っていたのですが、秋田では、どうもそうではないようです。雑煮
を作る地域もあるようですが、秋田の正月は地域によっては、納豆汁、とろろご飯、更に
元日の朝食は精進料理、といったところがあるそうで、雑煮についても、いわゆるきりた
んぽ鍋に餅を入れたものに、近いようです。餅といえば、鏡餅。関東では精々家に2、3
個飾るものでしたが、こちらでは家のそこらじゅうに鏡餅を置くそうで、多い家では20個
近くになるそうです。そのため、鏡餅を買っていたら、結構な金額になりますので、自分
の家で年末に餅をつくのが習慣になっているというところも、少なくないようです。


1月6日(土)
正月明け、今年最初の3連休ですが、強い低気圧の接近で、強い風雨となっております。
ただ、昨年の今頃は当YHの廻りは1mを越える雪に覆われ、雪かきが日課となっていまし
たが、今年はこの時期、雨となっており、年末に降った雪も、なくなりそうです。スキー
場の一部ではまだ営業が出来ず、秋田県で行われるスキーの大会も延期、中止となるもの
が出始めており、昨年の大雪がある意味懐かしくも思われます。この時期こられるお客様
は雪を見たいという方も多いようで、希望に添えなくて残念です。ただ、こればかりは天
の神様のみぞ知るという状態ですので。それでも、車で来られる方は、冬タイヤ装着か、
チェーンを持参してください。降らないといっても豪雪地帯ですので。


1月5日(金)
昨年のクリスマス前に漬け込んだハタハタ寿司。本では20日したら食べられるとありまし
たが、本日少し試食してみました。匂いは酢の匂いが少し残り、ゆずとショウガの匂いで
生臭さは殆どありません。また熟れ寿司のようなくせのある匂いも全然しません。 味は少
ししょっぱめですが、保存食なので、どうしても、素人が作るとなると保存を重視します
ので、塩分が多めになってしまうようです。身はしょっぱさを除けば食べられるけど、皮
が少し硬い気がします。予想通り、しめ鯖に近い感じでしょうか。 ご飯の友にはもってこ
いに出来上がったようですので、明日から来られるお客様から提供を始めます。冬の期間
の限定メニューです。来られた方は秋田の冬の食べ物をお楽しみください。

1月4日(木)
この年末年始は、秋田の正月をいろいろ勉強することが出来ました。大晦日、スーパーで
見つけた秋田独特の正月料理をご紹介してみると、まずは豆腐巻。かまぼこの替わりにこ
の辺では食べるもののようで、豆腐の材料の大豆は秋田県南地域で多く農家の方が作って
いるので、昔から自分の家で材料が調達できたようです。この他に豆腐カステラというの
もあります。冠婚葬祭の食事には 欠かせないものだそうです。次は尾頭付きの魚。その代
表が「きんき」(金次、キンキンとも呼ばれるオコゼ科の深海魚)です。ただ、この魚も
価格が高騰しているため、替わりに秋田の冬の名物、ハタハタを使うところもあるそうで
す。 更に、県南、内陸でのごちそうとして、コイの甘煮があります。海岸沿いでは、コイ
の替わりにサメを煮付けて食べるところもあるそうです。


1月3日(水)
私が住んでいた関東では明治神宮など大きな神社に出向くものですが、こちらは以前元旦
の昼に行くと殆ど人がいませんでした。聞けば、夜中のうちに済ませるところが多いとの
ことで、大曲で一番大きい(?)諏訪神社に大晦日の夜中に行くと、さすがに通行規制を
行っており、初詣が夜中行われていることを確認できました。 こちらでは、大きな神社で
はなく、近くの神社にそれぞれお参りに行くとのことで、帰り道に村の八幡神社に行って
みました。外から見ると、ひっそりとしていたので、大丈夫か?と思いながらいってみる
と、神社の中で村の方が応対しており、お参りいの人も何人か見受けられました。関東で
は初詣と言えば、お賽銭を投げて、お祈りをして、と決まっていますが、こちらでは、お
賽銭の変わりにお供え。それも鏡餅を持ってくるとのこと。賽銭箱が置かれるはずのとこ
ろにあった箱には、幾つかの鏡餅が入ってました。 いろいろと、田舎だとしきたりや風習
が大きく違うものだと、驚きました。

1月2日(火)
夏の花火大会で有名な大曲では毎月一度、花火大会を行っていますが、1月の花火は元旦
(大晦日)夜中の12時に街中で上がるニューイヤー花火です。家からでも見えなくはな
いのですが、初詣の視察も含めて、街のほうに出かけてみました。街に行く道は、人ばか
りか車さえ殆どない状態で、本当に花火や初詣が行われるの?という感じでした。高台は
路面凍結の恐れがあるため、結局夏の花火大会が行われる雄物川堤防での花火観戦となり
ました。12時の時報に合わせて、見えた範囲では10ヶ所程度から一斉に花火があがり
ました。寒いものの、その光景はなかなかなものです。来年の大晦日には、多くのお客様
と一緒に花火見物と行きたいところだと思いました。


1月1日(月)
新年明けましておめでとうございます!
開設2回目の冬を向かえ、昨年とは今のところ雪
の量も大違いで、3日より皆様のご利用をお待ちしております。今年は出来る限り臨時休
業を少なくしてお客様にご不便をかけないように、努めて参りますので、よろしくお願い
いたします。この2月で、当YHも3年目が始まろうとしています。そろそろ設備などの
ハード面はある程度一巡感が出てきましたので、一段とソフト面の充実を今年は心がけて
行こうかと考えております。そういった点でのご意見、ご希望などがあれば、遠慮なく聞
かせていただければと思います。