BAR04.GIF - 956BYTES

HANA005.JPG - 2,853BYTES

大曲ユースホステル

KI.GIF - 136BYTESトップページKI.GIF - 136BYTES

KI.GIF - 136BYTES   YH紹介  KI.GIF - 136BYTES

KI.GIF - 136BYTES 料金・予約 KI.GIF - 136BYTES

KI.GIF - 136BYTES イベント KI.GIF - 136BYTES

KI.GIF - 136BYTES 周辺ガイド KI.GIF - 136BYTES

KI.GIF - 136BYTES   アクセス  KI.GIF - 136BYTES

KI.GIF - 136BYTES   リンク   KI.GIF - 136BYTES

KI.GIF - 136BYTES 営業日誌 KI.GIF - 136BYTES

BAR04B.GIF - 980BYTES

【新米ペアレントの営業日誌】

2009年

12月31日(木)
クリスマス以降、暖かい日が続き、80cm近くまで降り積もった雪も大半がとけたのです
が、大晦日の今日は、夜半から激しい風と雪。夕方までは路面も出ていて、飯詰駅から歩
いてきたお客さんがいましたが、夜半には真っ白になってしまいました。この調子では、
明日到着のお客様の交通が心配です。今年もあとわずかとなりました。今年の当YHの三
大出来事を考えてみると、一番大きかったのは、4月に新しい車を購入したことでしょう。
その後、買い物や観光地視察などで大活躍してくれています。その次の出来事としては、
5月から3ヶ月滞在頂いた中国人工員のことは欠かせません。3つ目の出来事としては、
ありきたりですが、多くのお客様にご利用頂き、私も無事に一年が終わったということで
しょうか。来年はどんなことが起こり、どんな方にご利用頂けるのか、楽しみです。

12月30日(水)
新年を控えて、当YHでもおせち料理の準備を始めました。元々秋田では、おせち料理で
新年を祝うという習慣は最近のことのようで、年配の方が居る家では、まだ年明けでな
く、年末からお祝いが始まるようで、この時の料理を「年取り料理」と称しているようで
す。無事に1年が終わったお祝いであると共に、出稼ぎがあった時代、家族が揃うのが盆
暮れだけで、年末に出稼ぎから帰ってきたことを祝ったこともあるようです。その結果、
正月の料理は、年取り料理の残りでひっそりと飲み疲れを癒すということが多いようです。
ちなみに、正月の魚は、キンキ(金治)という赤魚が多く、他に沿岸地域ではハタハタ、
内陸では鯉が主流のようで、この時期スーパーなどで大量に並んでいます。

12月29日(火)
YHは一般のお客様もご利用頂けますが、YH会員になると料金の割引があるほか、いろ
いろなメリットを受けることが出来ます。年明け2010年からは、入会時にもらえるYHの
ガイドブック「ホステリングガイド」で新しい企画が2つ始まります。1つ目はスタンプ
ラリーです。かつてYHに泊った際にスタンプをもらえましたが、この制度が実質なくな
ってしまいました。今回の企画では、それを思い起こさせるようなもので、さらに10ヶ所
でスタンプを集めると宿泊割引券がもらえるという特典まで付きました。もう一つの企画
が、東北のYH限定ですが、このガイド持参の方に、宿泊料金の割引を行うというもので
す。このガイドは会員証を更新した際にもらえるので、夏に入会された方などにはまだ手
元に届きませんが、お持ちの方は、来られる際に忘れずにお持ちください。

12月27日(日)
玄関前の植木に立てた雪囲いが、中旬の大雪で倒れてしまいました。1.8mの雪囲いを本
格的に使ったのは今年が初めてで、10ヶ所以上で使用しました。降雪当初は、かまくらの
ようになってきて綺麗だったので、雪かきもしなかったのですが、降り積もった雪の重さ
で足元が地面にめり込んでしまい、傾いて横転となってしまいました。このため、急遽、
この雪囲いを外し、木材を6本使用した雪囲いを立てました。植木の雪囲いにはその目的
から2種類あり、一つ目は雪を植木にかけないもの、もう一つは転倒防止のためのもので
す。今回の雪囲いは、後者のためのものです。ただこの時期の作業は、雪の中での作業と
なったため、長靴にも雪が入り込むほどで、長時間の作業は厳しくなりました。

12月26日(土)
今朝、今回の長期滞在の方が出発されました。今月の初めからの滞在で、雪が降る前から
来て中旬の豪雪を通じて雪国の厳しさを身をもって体験して帰ったことでしょう。朝の車
の雪下ろしや雪道の運転など、聞けば初めてのことも多かったようです。ビジネスでの利
用でしたので、あまり遊ぶことは出来ませんでしたが、後半戦には帰宅後、日帰り温泉の
利用を覚えたところでの期間終了となりましたので、今度は仕事以外で遊びに来て欲しい
ものだと思います。多くの旅行客の方から、雪国に憧れると云われますが、生活するには
とても大変です。それでも、多くの人が雪国で生活していますので、その生活の厳しさも
知って欲しいものです。そうした経験をしてみたい方が居ましたら、相談にのりますので
ご連絡ください。

12月25日(金)
毎年、クリスマスの日には本屋に足を運びます。その理由は、「北東北日帰り温泉」、通
称「温泉本」の発売日だからです。今年も早々に数冊を調達してきました。ただ、09年版
がつい先日まで本屋に残っていましたので、ここ数年での知名度の上昇で販売部数も増え
て、勢い余ってかなりの部数を作ってしまったようですから、今年はどの位印刷したもの
かと考えてしまいます。過去には、秋田県でも5月の連休前後に売切れになる状態でした
が、旅行客の方には夏ぐらいまで残って欲しいものです。一部田沢湖高原温泉の幾つかが
無くなったり、無料入浴からタオルレンタルへとサービスが低下したところもありました
が、当YH周辺で掲載されている温泉に大きな変化はありませんでした。是非、何度も来
られる方、特に平日北東北を廻ろうと考えている方は、来られた際に調達してください。
本屋だけでなく道の駅等でも購入可能です。

12月24日(木)
今月初旬に漬け込んだハタハタ寿司の試食を行いました。今年は4度目ということもあっ
て、段取りも滞りなく進んだので、美味しいハタハタ寿司が出来ました。これからの時期
に、お泊り頂いた方に夕食のおかずとして提供していきますが、閑散期に連泊して頂いた
場合、ハタハタの塩焼き、しょっつる鍋、ハタハタ寿司とハタハタのフルコースになるこ
ともあります。既にハタハタの沿岸漁は先日、漁獲量を超過したとのことで今年は終了し
ました。当YHでも確保した量は限られていますので、無くなり次第終了となります。ま
たお客様が多数の場合は、メニューの変更もありますのでご了承ください。

12月23日(水)
先週初めからの雪もようやく一段落し、昨日屋根から降ろした雪の処理も何度かの雪均し
で目安が付き、駐車場も使えるようになりました。この休日に多くの家で屋根の雪下ろし
が行われ、当YHの近くの家でも屋根に登る姿を目にしました。昨晩の最低気温は−8.7
℃と厳しい冷え込みとなりました。この12月は、昨年よりも気温の低下が厳しいようで、
−5℃を下回ったのが4回、昨年の2回よりも多く、その気温も低くなっています。横手の
積雪計によると、雪の量は22日明朝の72cmから減り始め、今日の23時には40cmを切るまで
になってきて一安心です。ただ、年末もう一段の冬将軍の通過が見込まれているようです
ので、年末に来られる方は、お気をつけて暖かい格好でお越しください。

12月22日(火)
本日は、この冬初めての屋根の雪下ろしを行いました。事情により午前中の3時間だけと
いう制限はありましたが、それでも、屋根の半分の雪を降ろせて、客室の窓及びストーブ
の煙突の救出まで出来ましたので、本日のノルマは達成いたしました。問題は落とした後
の雪の処理です。最終的には消雪パイプで溶けていくのですが、降ろした雪は2mほどの
高さにまでなりますので、これを均してやらないと、さすがにパワーのある消雪パイプで
も溶かしきれません。たまたま、今日明日は長期滞在の方の車が無いのでいいのですが、
この雪山、駐車場の入り口に出来てしまうので、宿泊者の方が車で来ると問題が発生する
ことも、今回わかりました。果たしてこの冬、何度屋根に登る必要があるのでしょうか。
この冬も体力勝負となりそうです。

12月21日(月)
先日残った麹で漬けたナタ漬けの試食をしてみました。かつて塩を入れすぎてしょっぱく
なってしまったので、今回かなり塩分控えめにしてみました。その結果、まあまあの味に
なりました。量的には大してありませんでしたので、多くのお客様に出すほどではありま
せんし、たぶん私がほとんど食べてしまうことになりそうです。さて今年も残り10日に迫
り、慌てて行わなくてはいけないのが年賀状の作成です。例年、年賀状には冬の秋田の写
真を使うようにしていました。今年の年賀状を作る際に、今まで多くの写真を撮ってきた
つもりですが、それでもいざ年賀状にとなると、なかなかいい写真が見当たりませんでし
た。この冬は雪も比較的豊富にありそうですので、年明けに出来るだけ雪景色の写真を撮
りに行こうと思いました。

12月20日(日)
先日の低温状態と違い、昨晩は比較的暖か(−1℃程)で、夜中にも拘らず屋根からの雪
が落ちる音で、賑やかでした。
この前の低温による凍結事件で、南側の消雪パイプはすぐ
に解凍しましたが、北側は放置の状態でしたので、雪が小降りの間に復旧作業。大鍋3杯
分の熱湯をかけて、なんとかこちらも解凍完了。2日ほど北側の水を出さなかったので、
屋根から落ちた雪は早くも背の高さほどになってしまいました。
水を出して、時々足で雪
を踏んで均してやれば、明日にはこの雪もなくなることでしょう。この雪を排雪しなくて
よくなったのは、大きな成果です。ただ、一段落したと思ったら、次は二階が大変なこと
になっていました。今日使用していない客室の窓が屋根から落ちてきた雪で完全に覆われ
てしまいました。22日に今年第一回目の屋根の雪下ろしを行うことになりました。お手伝
い頂ける方がおりましたら、是非お願いします。

12月19日(土)
クリスマスが来週に迫り、仙台などでもイルミネーションの点灯が始まりました。毎年、
この時期になると、当YHもイルミネーションで飾ってみたいと思います。ただ問題は、
その設備投資のコストと降雪。どうしても12月下旬になると、雪が建物や周りの木々を覆
ってしまうので、どこにつけたらいいものかと考えます。それでも、軒下で雪の影響が少
ないところや、雪囲いの中など、飾れるところはありそうですし、周りに家も少ないの
で、迷惑もかからないし、逆に目立ちそうです。イルミネーションの購入は、お客様の入
りを見ながらとなりそうですが、不要になったイルミネーションがあれば、よろこんで寄
付を受け付けます。よろしくおねがいします。

12月18日(金)
月曜から降り始めた雪は本日も、引続き一日雪が降り続け、一部溶けてはいるのですが、
ほぼ40cm前後をキープしてしまっています。昨晩の低温で、トイレの一部が凍結。水抜き
作業を行う前に凍ってしまいました。トイレは例年何度か凍結してしまうのですが、大体
が日中自然に解凍となります。問題は消雪パイプで、今朝動かそうとしたら、水が出ず、
こちらも凍結してしまいました。午後、鍋五杯分の熱湯でなんとか解凍に成功しました。
裏に廻る消雪パイプは後日まで放置となりました。風呂場周辺の水抜きは自動で出来るよ
うに設備を入れてありましたが、この装置が一部不具合をおこしてしまい、水道屋さん
と、応急処置。5年も経つと、改良してよくなっている部分もありますが、反面、早くも
寿命を迎えたり、故障したりする部分も出てきてしまうようです。

12月17日(木)
本日も一日雪でしたが、午後、太陽が出る時間もありました。この時期、太陽が出て雪が
小降りになると気温の急低下が懸念されます。夕方5時の気温は、横手、角館の−3℃台
に比べて、2℃以上低い大曲。今日も夕方には、激しくもやが一斉に立ち込め始めまし
た。今回の雪では庄内から新潟にかけての海沿いの降り方が激しく、羽越線はほぼ1日運
休となりました。この影響で、お客様の到着も大幅に遅れが発生。また当YHでも、2階
の部屋の窓が埋まり始めたので、本日は窓から雪を落としました。ちなみに、午後8時の
気温は−8℃まで低下し、この冬初めての夜中の水道の水抜きを行いました。


12月16日(水)
一昨日からの雪は本日もほぼ一日降り続け、積雪は50cm手前まで来て、一面真っ白になり
ました。今日の明朝にはこの冬2度目の除雪車の出動となり、明け方の4時頃、家が揺れ
ました。また、お客様が早出だったので6時台に最寄の飯詰駅まで送っていきましたが、
既にその時間には街の人が道路の雪寄せを行っていました。家の多いところでは、雪を捨
てる場所がありませんので、道路の側溝が融雪溝になります。夕方のニュースで、駅の近
くで本日、年配の方がこの側溝に落ちてなくなったとのこと。早くも近くで2件もの事故
が発生してしまいました。玄関前にこの秋設置した雪囲いは、その役目を順調に果たして
くれており、ぱっと見、小さなかまくらの列になってきました。

12月15日(火)
昨日から降り始めた雪で、朝、この冬初めての消雪パイプの稼動となりました。昨日まで
まだ周りの田んぼの土が見えていたのですが、今朝は白くなり、夜には30cmを超える積雪
となりました。この時期、お客さんが複数になったので、夕食後、六郷のあったか山に行
ってみました。途中、完全な雪道で、この冬初めての積雪となったため、ほとんど車も走
っておらず、温泉に到着しても駐車場に一台のみで、休みかと思ってしまうほどでした。
お陰で、温泉は貸切。外気の低さと雪が混じることで露天風呂はかなり温度も下がってし
まいましたが、雪見露天風呂となりました。雪が降ると、行動範囲も狭くなってしまいま
すが、この冬は出来るだけ外に出てみようと思っています。この春買え替えた車は、雪道
でも調子よく走ってくれています。

12月14日(月)
先日、ハタハタ寿司を作った時に購入した麹が余ってしまったので、この時期旬で安くな
っている大根を購入して、大根のナタ漬けを今年も作ってみました。大根を適当な大きさ
に切り、湯通しして、軽く塩を振り、下漬け。明朝、米麹で作った甘酒モドキとともに漬
け込めば、10日ほどで食べられます。一昨年も作って、予想以上に美味しかったので、半
分以上自分で食べてしまいましたが、ハタハタ寿司が出来るまでの間つなぎには丁度いい
漬物になります。さらに今度は、大根が残ってしまったので、それまでのつなぎとして、
大根の甘酢漬けを作りました。これは、漬けてから数時間で食べられるものですが、作っ
てみたら、正月のナマスと同じ味になってしまい、半月ほど早い正月料理になりました。

12月12日(土)
ここ数日、秋田のローカル新聞の1面トップは政府の農家への個別所得補償で農相が秋田
県を対象外にすると発言したことが連日大きく取り上げられています。農業に関係ない方
にはわかりにくい話ですが、米作のために作った大潟村で、従来の減反政策に従わない農
家があり、県とJAがそうした農家に独自にペナルティを課すという方針を打ち出したと
ころ、政府としてはペナルティは望ましくないので、それなら全県に対して新しく導入す
る個別所得補償の対象外にすると、名指しで発言しました。多くの減反に協力してきた農
家にとっては「寝耳に水」の話で、県内の関係者は、政治家を巻き込んで大騒ぎになって
いるようです。でも、自民党政権時代の石破前農相の時にも、減反政策の方向転換を打ち
出していますた。従来の減反政策は、弱者保護という名目の社会主義的な発想で、中国で
も、既に「稼げるものから豊かになれ」という方針に変わってきているのだから、米作に
限らず農業も稼げる人から豊かになって、稼げない人にだけ下支えをするという政策転換
が必要な時期に来ているかと思います。そうでなければ、後継者不足、新規参入、耕作放
棄地など多くの問題の解決はなさそうな気がします。

12月11日(金)
今日は朝からハタハタの本漬けの準備となりました。米を炊き、少し冷ましてから塩、砂
糖、みりん、酒を加え、さらに麹を入れてかき混ぜた後、コタツの中で半日。コタツの中
に入れるのは、麹菌を目覚めさせるためです。夕方、本漬けに必要な、ニンジン、ゆず、
ショウガを千切りにし、諸々の材料を用意してから、ようやく作業開始。近くのヤブで採
ってきた笹の葉、米麹、ハタハタ、諸々の材料、という順番で味噌の樽に詰め込み、三層
ほど重ねます。昨年も、米麹が足りなかった記憶があるのですが、今年も残念ながら少し
足りなくなってしまいました。かなり強引にハタハタを詰め込んで、1時間ほどの作業で
終わりました。全部で味噌樽3つほど、今年も漬けることができました。完成は31日、大
晦日の予定です。その少し前から、試食と称して食べてみます。


12月10日(木)
昨日博物館に行った際、秋田の北、土崎で昼食をとりました。せっかく海沿いの街に来た
のだからと、回転寿司店に入ってみました。そこは全国チェーンの店ではなく、地元の寿
司屋の発展系の店だったようです。価格は、他店との競合もあり、一皿105円。ですが、
店内には水槽があり、魚や貝類が新鮮な状態で用意されており、一番驚いたのは、回転寿
司で同じ値段でフグがあったことです。刺身だと210円になっていましたが、炙りものは
105円。さらに店にはフグの調理師免許を持った方もいるようでした。以前、秋田周辺が、
食用フグの北限に近く、この土崎でも幾つかの店でフグを出しているということをやって
いました。まさか回転寿司店でこんなに手軽に食べられるとは思わず、ちょっと得した気
分になりました。 

12月9日(水)
まだ雪が降らないということなので、今日は思い切って、秋田市の北にある県立博物館に
行ってみました。ここには、秋田県で有名な江戸時代のルポライター、菅江真澄の資料が
多く集められています。同じ江戸時代では、全国を旅して歩いた松尾芭蕉が有名ですが、
残念ながら松尾さんは象潟までしか着ておらず、むしろ北東北から北海道までを歩き回っ
ていた菅江さんの方が秋田では有名なようです。秋田の地誌、地名などを調べると、必ず
といっていいほど、この方の随筆(紀行文)からの引用が出てくるほどです。また県内の
至る所に菅江真澄が来たと言う表示が出ています。表立った展示物は、ほんの一部と思わ
れ、いずれ時間をかけてゆっくりと見てみたいものだと思います。


12月8日(火)
今日は一昨日解体作業をしたハタハタの第二行程、血抜きから塩漬けとなりました。この
塩漬けの行程で、完成時の味が大きく変わってきます。かつて本のレシピ通りに20%の塩
で漬けたところ、しょっぱ過ぎた寿司になったことがありました。かと言って、塩を少な
くしすぎると、保存時にカビなどの問題が起きてしまいます。今回は、若干しょっぱめで
重量の10%弱の塩を使ってみました。塩漬けの行程は1日ほどですので、そんなに塩辛く
はならないかと思います。明日、さっと洗ってから、酢漬けの行程に入ります。

12月7日(月)
既に12月に入って数日、今年は全然雪が無く、この時期でもまだ安心して車に乗れます。
ということで、本日は秋田市の県協会に出向きました。ほぼ半年振りの秋田市でしたが、
経費削減のため、当然、往復下道。大曲の北、玉川橋から先の神宮寺バイパスが延長され
かなり便利になっていました。協和の峠の途中にあったお菓子屋は昨年つぶれ、その隣の
ゲーセンも今回閉店してて、廃墟状態。国道沿いなのに、閉店した店舗やGSがそのまま
野ざらし状態。不況の影響は、こんなところにまで出ているのだと、痛感。今回は、時間
もあまり無かったので秋田滞在1時間半、他に寄り道もせずに、とんぼ返りとなりました。
次に秋田市に行けるのは、春、雪解け後になりそうです。


12月6日(日)
冬の恒例行事、ハタハタ。結局、昨日は出ていなかった男鹿の漁師さんの直売所で、オス
メス混合(4.5キロ)1つ、オスのみ(3キロ)2箱の合計3箱、10.5キロを調達しまし
た。鮮度は抜群で、古いと頭からエラまで血が廻って赤くなりますが、今日のは、そうい
ったのが全然見られませんでした。メスは寿司以外の食べ方をするので、除けておいて、
オスは今年も三枚におろしました。作業時間4時間で、7キロほどあったオスのハタハタ
は3キロ弱になりました。このハタハタを水に入れて血抜きをする作業までで、本日の行
程は終わりました。2日後、塩漬けにして、さらに翌日酢漬けにして、本格的に米麹での
漬け込みが始まります。なんとか、今年も年内には食べられそうです。
 
12月5日(土)
今朝の最低気温は、−1.8℃。例年だとこの時期、雪で真っ白になっているのですが、今
年は、まだ霜。住んでいる人間にとっては、雪は降らない方が助かりますが、この時期来
られるお客様は、雪を期待してくる方もいるので、そういう面ではちょっと残念です。今
年は気象庁の3ヶ月予想でも、例年と比べて雪が少ない確率が高いとの予想でしたし、こ
の霧の状況は10月下旬から11月上旬の陽気といえます。この時期の週末は、どこのスーパ
ーでもハタハタの特売。明日からのハタハタ寿司の仕込を前に、今日は幾つかのスーパー
を廻って、価格調査を行いました。安いのは金浦産や山形産のハタハタですが、どうも小
さいのが多いようで、やっぱり男鹿産のハタハタが型としては一番立派なようです。値段
としては、今のところ、昨年とそう大きな変化は無いようですが、今年は3年物が中心で
昨年よりも一回り大きいそうです。寿司のためにオスのハタハタを探しましたが、今年は
むしろオスの方が少ないとのことでした。

12月4日(金)
テレビのデジタル化まであと2年。当YHの食堂では、まだアナログのテレビが活躍して
います。そのテレビももう12年も働いているため、時々調子も悪くなり、そろそろ買い替
えが迫っているようです。当然次に買うのは、地デジ対応のテレビとなります。既に事務
室では地デジ対応のテレビとなっていますが、ここで問題なのが、あるチャンネルが天候
が悪くなるとすぐに電波の出力不足が起こることです。吹雪の時などは、従来のアナログ
放送でもアンテナが冠雪してしまい、映らないことがありましたが、デジタルでは、今以
上に視聴難の状況が増えてしまいそうです。全面放送以降の前に何とかして欲しいものだ
と思っています。

12月3日(木)
本日のニュースで、男鹿や八森で接岸した季節ハタハタがようやく獲れだしたそうです。
先月27日に沿岸ハタハタ漁が解禁になったとのことですが、その後、気温が高く、ほとん
ど収穫がなかったとのことで、猟師さんたちも一安心の様子です。例年、当YHではハタ
ハタ寿司を作っていますが、これで、なんとかハタハタも調達できそうです。週末には、
スーパーの店頭に特設売り場が出来て、ハタハタの箱売りが行われそうですので、調達に
走り回ることになりそうです。ハタハタはメスの卵が珍重されていますが、ハタハタ寿司
に使うのはオス。水揚げされる男鹿辺りでは、あまり高くならないので、オスは二束三文
で売られているとの話。出来れば、時期に一度男鹿まで調達に出かけてみたいのですが、
今シーズンも本日から長期滞在の方が居ますので、それも来年以降になりそうです。


12月1日(火)
送迎ツアーに加えて、大晦日の当YHのイベントを記載しました。一昨年からこっそり行
っていたのですが、状況がわかってきたことや、少しでも多くの方に体験して頂けたらと
記載しました。ただ、HPの説明にも書きましたが、大曲の年末は既に雪まっさかりの季
節となりますので、花火も見えるかどうかは天候次第となります。一昨年の花火は、吹雪
の中での打ち上げとなりましたので、音は聞こえるけど姿は見えずという結果となりまし
た。少なくとも確実なのは、花火を見るときも、初詣の時も寒いということです。来られ
るお客様は、暖かい格好をしてきてください。また一部、雪のあるところを歩くこともあ
りますので、歩けるカッコウをしてきてください。特に連泊は求めませんので、元旦の朝
出発もOKです。

11月30日(月)
本日、当YHの送迎ツアーの詳細をHPにアップしました。先日も書きましたが、名前は
「ワンコインツアー」で、角館、増田、六郷などのコースがあります。運転手1名、車が
1台しかありませんので、複数のお客様がいる場合は、お客様同士での相談で方向が決ま
ることとしています。特に連泊を求めたツアーではありませんので、それぞれのコースで
昼前には解散となります。もし連泊いただける場合は、午後ご自由に時間を過ごし、戻っ
て来て頂ければと思います。このツアー実施のため、当YHのチェックイン/アウトの時
間も16時/9時と変更させていただきます。ただ、この時間も、あくまでも目安ですので
早く到着する場合などは、予約時にご相談ください。またこの送迎ツアーもまだ始めたば
かりですので、実際の運用過程で変更することもあります。

11月29日(日)
先日、外作業の折、畑で季節はずれのばっけ(ふきのとう)を見つけました。どうも初雪
が降って一度寒くなり、その後また暖かい日が続いたため、春と勘違いをして出てきてし
まったようです。本格的な時期ではありませんので、まだ小さく、数も多くはありません
でしたが、昨晩、お客様に天ぷらにしてお出ししました。ばっけは、春の風物詩であり、
雪解け後真っ先に食べられる「春」なので、この寒さがこれからの時期に食べられてしま
うのは、間抜けな感じもしましたが、それでも、寝ぼけたばっけでしたが、風味はしっか
り春と同じものでした。

11月28日(土)
ユースホステルは原則会員制で、会員の方は、泊られる時に会員証をご持参して頂いてい
ます。現在の会員証はカードサイズのものですが、過去にはパスポートサイズの会員証の
時代もありました。この頃、宿泊される度にスタンプをもらえる制度があり、YHに泊る
一つの楽しみでもありました。現在、このスタンプ制は原則なくなり、昔からのファンの
方が受付時に申し出て頂く程度となっています。かつて全盛の時には、このスタンプを押
してもらうためのスタンプ帳があり、足りなくなるとYHから補助カードというものがも
らえました。これもそれぞれのYHの個性や特徴があり、集めることがステータスでもあ
りました。現在では、スタンプ制がなくなりつつあるため、補助カードを出しているとこ
ろも少ないようですが、当YHでは、この12月から年4回、季節に合わせた補助カードを
用意することにしました。サイズは、パスポートサイズ限定で作っていますので、収集だ
けでなく実際に使って頂ける方にのみお渡ししますので、受付時で申し出てください。

11月27日(金)
先日のニュースで、横手市にある大鳥井山遺跡(現大鳥公園)が国の史跡に指定される見
通しとなったとありました。その前日、後三年の役資料館を訪ねたところだったので、こ
の遺跡がとても気になり、雪が降る前に行かないとと思い、本日買い物のついでに寄って
みました。何度も過去に、発掘調査が何度も行われ、当時の土塁の跡なども見つかってい
るようです。現在は、埋め戻されて、どこがどうなのかわからない状態でしたのが残念で
した。小さな山の頂上には、江戸中期に作られた神社(建物は昭和に再建)があり、そこ
からも横手を一望できる場所で、ここが砦だったのは、頷ける思いでした。後三年の役の
砦跡は、金沢、沼館、そしてここ大鳥井と3ヶ所あるそうですが、ここがまず国の史跡指
定を受けることになったのは、場所的にほぼ確定できることが最大の要因のようで、金
沢、沼館は、この辺だろう、でも厳密に確定は出来ないという状況だということなのを、
初めて知りました。

11月26日(木)
好天も残り僅かになってきたようなので、今日も気合で外作業。玄関前に「落雪注意」の
看板の必要性を感じたので、その作成を行いました。まず第一段階は、板に下地の白のペ
ンキの塗装。3年ぶりに使うペンキでしたが、まだ固まらずに使えました。これを太陽の
日で乾かす間に雨どいの修理。外れかかっていたところを、接着剤で固定。さらに以前、
何度か駐車場と間違えて、お客さんが車で乗り上げたので浄化槽を守るために、裏の浄化
槽脇に杭を打ち込みました。最後に、取り外したネギの柵を転用して、もみじの苗木の雪
囲いを作成、設置して作業は終わりました。その後、看板作成の第二段階で、パソコンで
文字を作り、板にマスキングテープをしてその文字を転写して、カッターで切り抜き、今
日の作業は終わりとなりました。

11月25日(水)
この時期、ここ数年、1年の最後の収穫が畑のネギです。今年は、4月に植えたものも、
6月に植えたものもあり、いろいろな太さのネギになりました。今年初めて、柵を立てて
の土寄せを行ったネギが、一番いいものになり、白いところは50cmを越えるほどに成長し
ました。最後に植えたネギは、土寄せもしなかったため、ヒョロヒョロネギになりまし
た。植え付けには、合計で数時間掛かったのですが、収穫は30分ほど。100本を越える収
穫になりました。数日乾かして、まとめて新聞紙に包んで、立てて保存すれば、来年春ま
で食べられます。夕食で提供する鍋料理には必須の食材です。


11月24日(火)
本日は、天気が良くなるとの予報だったので、朝モヤの中で細々とした残った外の冬支度
を行いました。最後に残った建物の南側の雪囲い1ヶ所、はしごに登って設置。消雪パイ
プの水がこれからの時期に流れる排水路の落ち葉を掃除。先日風で飛ばされた植木の雪囲
いの修理。植木の杭まで折れてしまっていたので、それを新しく打ち込み、それにあわせ
て雪囲いの設置が数ヶ所。家の裏側の消雪パイプの設置。先日つけた雪囲いの風対策に板
を挟んで固定。今年春に植えたもみじの発掘と、雪囲いの準備のためのくい打ち。畝を作
り、8本植えたものの、その後放置状態が続き、雑草に埋もれ、結果5本だけは残りまし
た。でも、ひょろ長い木になってしまいました。これで、建物関係の雪の準備はほぼ終わ
りました。


11月23日(月)
当YHでは、例年12月から4月まで、夕食で鍋料理を提供しています。今年は、少しは辞
めでしたが、この3連休から鍋を始めました。基本的に、1泊目はきりたんぽ鍋をお出し
しています。先日泊られた方から、鍋のあとの残った汁で雑炊を作りたいので、卵が欲し
いとのリクエストがありました。居酒屋などで鍋の後、雑炊を作るのは定番ですが、当Y
Hの食事の場合、鍋もおかずの一つなので、食べ終わるとかなりの満腹になります。それ
でも、雑炊を作ったところ、非常に美味しかったとのお話。ご希望の方は、宿泊時にこっ
そりご相談ください。

11月22日(日)
本日も、夕食後の温泉ツアーを実施しました。今日は、私もまだ入ったことがなかった田
沢湖芸術村のゆぽぽまで足を延ばしました。ここまでは、当YHから距離があるので、め
ったに行くことはありませんが、いい機会なので、テストとして行ってみました。入浴料
は600円とこの周辺では安くはありませんが、浴室は、比較的広め。洗い場(カラン)も
10以上ありましたが、3連休ということやわらび座の研修生が夜になると入りに来るよう
で、かなりの賑わいでした。大きな湯船は、循環が廻っており、消毒薬の匂いも強かった
のですが、小さな寝湯は源泉かけ流しとなっていたようでした。大浴場の隣には、更衣室
が別になっていますが、小浴場もありサウナもあります。夜12時までの営業。ただ、この
温泉にだけ入りに来る方は少ないようで、観劇や昼食とセットで来る方が大半のようでし
た。通常、夜の温泉ツアーでは、ここには行きません、あしからず。

11月21日(土)
今日から今年最後の3連休。寒さも増してきた中でのお客様なので、来られたお客様方と
相談の結果、夕食後の温泉ツアーを実施しました。本日は、大曲にあって唯一のかけ流し
の温泉となっている花館バーデンに行ってみました。土日は12時までの営業だからという
ことで行ったのですが、年央から夜9時までに営業時間が変更になって、慌しい温泉ツア
ーになってしまいましたが、それでも、かなり濃い目の温泉を楽しんでいただけたかと思
います。ここは通称温泉本にも載っている温泉で、温泉本の有効期限があと1ヶ月に迫る
中、丁度良いツアーとなりました。温泉の一部は、週末に温泉本が使えませんが、タイミ
ングが合えば、オフシーズンの温泉ツアーを増やしていこうかと考えています。

11月20日(金)
以前、親戚が来た時、横手市平鹿にりんご狩りに行きましたが、今がりんごの収穫の最盛
期。りんごと云えば、青森県弘前市が有名ですが、戦後の日本映画第一作「そよかぜ」と
いう映画で「りんごの唄」が主題歌として使われ大ヒットしました。この映画のロケ地が
横手市増田町だったそうです。りんご農園の近くには、多くの無人販売所がオープンして
います。スーパーで購入するよりも格段に安く手に入り、鮮度も抜群です。平鹿や増田の
無人直売所の一部には、落ちてしまって売り物にならないりんごが「試食用」としておい
てあり、その場で試食も出来るといったサービス振りです。探せば、3個100円といった
破格の値段で購入も可能ですので、近くにお越しの際には、是非探してみてください。

11月19日(木)
天気があまり良くなく、時間も余るようになって来ましたので、HPの手直しに着手しま
した。最初に、トップページを少し替えてみました。基本的には、従来通り、シンプルに
軽めのものというコンセプトは変えていませんが、何名の方から事務的過ぎるとのご意見
を戴きましたので、少し柔らかめにしてみました。その後、いろいろ点検して、幾つかの
改良すべき点がありましたので、まず各ページの一番上にあったバナーをリンクバーに変
えました。ここで時間切れになってしまい、本日はここまでとなりましたが、3月までま
だかなりの時間がありますので、英語のページや楽天、じゃらんなどのネット宿泊予約サ
イトの当YHのページも改良していく予定です。お気づきのことがありましたら、メール
でお知らせ頂けたら幸いです。

11月18日(水)
昨晩、今年2度目の降雪となりました。朝方、家の廻りにも雪が残っていましたが、昼ま
でには溶けてなくなりました。それでも、奥羽山脈の山々は、真っ白に雪化粧。今年も、
この季節が来たという感じを強く受けました。今年も残すところ、1ヶ月半となり、3ヶ
月前から予約を受けられるということから、事務所のカレンダーを来年分に交換しまし
た。宿泊施設という仕事柄、連休の日割りがどうなるかは、お客様の来かたに直結しま
す。来年はと見ると、正月は4日の仕事始めが月曜と、あまり良くないようです。5月の
連休は、5連休で、上手くすればさらに延びますので、悪くありません。今年、シルバー
ウィークと呼ばれた9月の連休は、残念な結果になっています。大曲の花火は、8月28日
(土)と、カレンダー上一番遅い開催となります。

11月17日(火)
先日出掛けた後三年の役資料館で、関連の史跡を幾つかチェックしてきましたが、その中
の一つ、金沢八幡の裏にあたる場所にある祇園寺に行ってみました。車の幅程度の細い道
を山に向かって進むと、人家が切れた辺りに、道の真ん中にお地蔵様。てっきりここで行
き止まりかと思いました。その隣には、農業用のため池と見られますが、かろうじて紅葉
も残っており、いい感じになっていました。さらに進むと、道の一番奥に、目的の祇園寺
がありました。秋田三十三観音の第13番札所で、納められている観音様は、金洗沢鍛冶屋
敷金洗観音だそうです。この寺は、後三年の役の時代には清原氏の守護寺だったと見られ
ているようで、その時代には、もうちょっと山の上の方、金沢柵の近くにあったようで
す。行く道中や寺の周辺もちょっと雰囲気のある場所で、この辺の観光コースには面白い
かと思いました。


11月16日(月)
一昨日夜から昨朝にかけての強風で、秋田県では大きな被害が出ました。雪が降って吹雪
けば、時々ある状況ですので、冬の時期を目前にして、雪囲いにはいい試練の場になりま
す。昨日、鍋祭りから帰って、家を点検してみると、庭の植木の雪囲いが6つほど、吹き
飛ばされて横転。中の一つは、雪囲い自体がバラバラになっていました。とりあえず、今
日、雨の中、倒れた雪囲いを納屋に撤去し、後日、再起を図ります。それでも、雪が積も
ってからでは、どうしようもなくなりますから、この時期に弱点がわかってよかったと考
えています。また建物自体や関連の雪囲いには影響が出なかったことは幸いです。既に、
明日から天気予報には、一部雪マークが付いたり消えたりの状態で、今週は、太陽が出る
かどうかという感じです。今回の雪囲いの補修に加え、まだ遣り残したことがあるので、
天気と相談しながら、待ったなしの状態になってしまいました。


11月15日(日)
激しい雨と風の中、田沢湖の西岸から少し入ったところにある旧西木村の直売所、むらっ
こ物産館の鍋祭りに行ってきました。本来、好天なら、外でテントを出しての販売なので
しょうが、悪天候のため、建物内での販売、飲食となったので、押すな、押すな状態。そ
れでも、店のおばちゃんたちが気を使ってくれる中、立食。まずは、お目当ての山の芋汁
(\300)。ちょっと想像していたものとは、違いましたが、美味しく戴きました。次に山菜
やきのこたっぷりの豚汁(\100)。この豚汁が、一番人気で、食べた気がしました。最後
に、家で食べる用に、外で焼いていた味噌おにぎり(\150)を2つ購入。連れて行ったお客
様にも、喜んで頂けました。


11月14日(土)
今日は、近くの金沢(かねざわと読みます)地区の散策に出かけてみました。ここは、か
つての「後三年の役」の古戦場が近く、後三年の役資料館があります。資料館には、前を
通ることはあったのですが、入る機会がなかったので、今回初めて足を踏み入れてみまし
た。展示室は、当YHの食堂程度の大きさ程しかなく、後三年の役当時のものは、ほとん
ど皆無。確かにその当時のものがあれば、国宝とまではいかないものの、重要文化財程度
にはなるのでしょうから、ここにはないか、と。ただ、学芸員らしき方が常駐しているよ
うなので、話がいつでも聞けるとのことで、興味のある方は見学に少し余分に時間を取っ
て頂いて、遠慮なく学芸員の方に質問してみましょう。かなり面白い話が聞けそうです。

11月12日(木)
この時期、そろそろ待ったなしになって来た車のタイヤ交換。来週後半には、例年の初雪
の時期になり、今年も天気予報で雪マークが出始めています。このため、本日交換いたし
ました。所要時間1時間。新しい車での初めてのタイヤ交換ですが、今まで何度か脱着作
業を行ってきましたので、慣れたものです。今回は、ジャッキの購入を見送り、またボル
トの取り外しも手動にて行い、道具の費用はゼロ。作業では、タイヤの減り具合を見て前
後どこにつけるかとか、空気穴の部分をカバーで隠さないようにとか、気をつける点があ
ります。終わってから、GSにて空気圧の調整してもらい、冬タイヤの交換作業が終わり
ました。これで、雪が降った時でも最寄の飯詰駅までの送迎が可能となりました。

11月11日(水)
初雪、霜と、既に畑の季節も終わり、この時期にやることは、大きくなって今年も大盤振
る舞いをしてくれた畑の掃除です。既にトマトは終わっていますので、本日は菊とナス。
植木バサミで根元を切り、菊を自家用ゴミ捨て場に運び、支柱を取り外したら、完成で
す。菊はこのまま越冬し、来年春に植え替えと同時に株分けすれば、また来年もご馳走し
てくれるかと思います。ナスと菊が無くなったことで、畑もガランとしてしまいました。
残るは、ネギだけとなりました。来週あたり、ネギの収穫作業となりそうです。さすがに
もうバイクでのお客様もなさそうですので、納屋がネギ臭くなっても大丈夫なようです。


11月9日(月)
先日の週末前後から、秋田周辺の山岳道路の本格的な冬季通行止めが始まりました。既に
八幡平アスピーテライン(蒸けの湯〜岩手県境)は5日から、国道342号線栗駒山周辺が
4日から、鳥海ブルーラインは2日から全面通行止めになっています。さらに昨年の地震
で夜間通行止めとなっていた国道397号線(東成瀬〜一ノ関)も13日から全面通行止めと
なり、国道341号線(玉川ダム〜八幡平アスピーテライン入口)も夜間通行止めが始まり
ます。特に341号線は迂回路がありませんので、県北や青森から車で来られるお客様は、
くれぐれもご注意ください。また規制開始日前でも天候によっては突然の通行止めもあり
得ますので、柔軟な計画を立てて来ることをお勧めします。

11月8日(日)
昨晩の作戦会議で、本日は年3回のみの公開となっている国指定史跡の池田邸の見物にお
客様と、朝行くことになりました。当YHから車で20分弱の旧仙北町にある、東北3大地
主の方の屋敷です。朝9時からの公開でしたが、到着時には300人を超える見物客が訪れ
ていました。現地では、ガイドさんが引率して敷地内を案内してくれます。今回、初めて
の当YHでの明るい時間のツアーとなり、先日記載した冬季のツアーイベントに大いに参
考になりました。今回は試験的に無料で行いましたが、お客様の方から、お金を取ってく
れたほうが、気楽にいけるとの意見でしたので、今後、気持ちばかりのツアー料金を頂こ
うかと思っています。このため、ツアーの名前を「ワンコイン(500円)ツアー」としよ
うかと思います。ツアーのコースも幾つか検討しており、詳細がまとまったら、HPに新
しくページを作る予定です。

11月7日(土)
この週末、JRでのお客さんが何名か来られました。聞けば、みんなJR東日本の「大人
の休日倶楽部」の会員パスで3日間乗り放題12,000円でお越しになったとのこと。この倶
楽部は年齢が50歳以上で入会が出来るため、本日のお客様の多くは、かつて周遊券を使っ
てユースを泊まり歩いていたような旅行好きの方々。このため、夕食後は、昔のYHの話
などで盛り上がってしまいました。ただ、出てくるYHのほとんどが、既に無くなってし
まったところで、かつて最盛期には700を越えたYHが、現在では300近くにまで減少して
しまったことを考えると、とても残念です。出来ることなら、JRにかつてあったワイド
周遊券を復活させて欲しいものだとの意見で一致しました。そうすれば、もうちょっとい
ろいろなところをうろうろするには便利になるだろうと。

11月6日(金)
好天の日も残り僅かになってきたので、本日は冬支度を本格化させました。まず、2階の
部屋の網戸を取り外して納屋に収納。その後、軒下のあちこちに出来てしまった蜘蛛の巣
の撤去。今年は、蜘蛛の巣掃除の道具として、ススキの穂を使ってみました。終わった
ら、1階北側窓の雪囲いの設置。一部を除いて、1時間ほどでこれも完了。既に植木の雪
囲いも大体終わっており、冬支度も8割がた完成したことになります。残った時間で、植
木の雪囲いの残りに着手したところ、急用が出来、作業は終了となりました。来週は、気
温も若干低めになり、本格的な冬の陽気になりそうですので、月曜辺りまでに出来るだけ
終わればと思っています。


11月5日(木)
昨日、寄り道した一つに、最近テレビでも時々紹介される花巻のマルカン百貨店のソフト
クリームがあります。このソフトクリーム、高さは割り箸よりも大きく、それで140円と
かなり格安で、名物の一つにもなっているようです。百貨店自体は、かなりの年代もので
地方都市によくあるような感じです。その6階にある食堂は、さらにレトロ感が漂う空間
で、70年代の百貨店の大食堂そのもの。お客さんもレトロな方が集まっていましたが、そ
の数は、平日にも拘らず、かなりのもので、ここだけは異空間。多くの方が、このソフト
クリームを注文していましたが、持ってきてくれるのは、かなり経験のあるウエイトレス
の方でした。是非、お近くに来られた際には、寄ってみてください。


11月4日(水)
本日は、時間が取れたので、思い切って足を延ばして、岩手県は平泉の中尊寺まで行って
みました。湯田の峠越えでは、雪も残っていて心配もありましたが、寄り道をしすぎて、
肝心の平泉に到着したのが夕方3時になってしまいました。このため、義経関係の資料館
などが多数あるのですが、今回は目当ての中尊寺金色堂だけの見学となりました。国道か
ら急坂を上ったところにありました。 平日の遅い時間ということもあり、比較的空いて
いました。 また紅葉もちょうどいい時期で、菊祭りまでやっておりました。ひっそりと
した金色堂はなんとも趣のあるいい場所でしたが、出来ることなら夕闇の中でなく、朝も
やの中の中尊寺に次回は行ってみたいと思いました。中尊寺金色堂、入場料800円。駐車
場400円。

11月3日(火)
結局、昨晩からの初雪も、降っては雨になって溶け、また降ってはの繰り返しだったよう
で、朝、起きた時点でも薄っすらと雪が残っている程度で、大騒ぎになるほどではありま
せんでした。さて秋田ではこの時期、毎年、農業の祭典「種苗交換会」というものが開催
されています。会場は毎年持ち回りで、昨年はにかほ市、今年は秋田市での開催となって
います。毎年、県内外から多くの人が訪れ、特に今年は県内で人口が一番多い場所での開
催ということもあり、昨日までの3日で50万人と、昨年よりも21万人も多くなっているそ
うです。この種苗交換会を132年前に始めた人で、秋田農業の神様とまで云われるのが
「石川理紀之助」さん。江戸末期から明治初期の農村の荒廃を立て直した偉い方だそう
で、その方の奨めた運動として「朝3時起き運動」というのがあったそうです。今での近
隣の方が3時頃起きているのは、それが受け継がれているからなのでしょうか。

11月2日(月)
今晩、8時半頃から、それまで屋根に当たっていた雨音が静かになり、今年もついに冬将
軍様がお越しになりました。15分ほどで、外も薄っすらと白く雪化粧を始めてしまいまし
た。秋田市では、日中にミゾレを観測し、初雪の観測となったそうです。平年より10日、
昨年より17日も早い初雪となりました。ただ、明後日以降は気温も戻り、10月上旬の暖か
さになるとの予報も出ており、雪国秋田でも、タイヤ交換を何時にしようかと、もっぱら
の話題となり始めています。ちなみに当YHの車は、今年4月に購入したばかりで、初め
ての冬を迎えることになります。冬タイヤは、車屋さんにお願いしてありますが、本日現
在、まだ秋田市にあるとのことですので、今週後半以降のタイヤ交換の予定です。

11月1日(日)
本日から11月となり、当YHでも冬モードとなります。気温も急激に下がってきており、
朝晩には暖房を入れる必要がおおくなりますので、本日からお泊りの方から暖房費を頂く
ことになります。ご了承ください。さて、これからの季節、車やバスで都会から来ること
が困難になりますので、どうしてもお客様の多くは電車のご利用が増えます。秋田の場
合、鉄道での旅行は、観光地までのアクセスを考えてもとても不便なもので、まして雪と
なると移動に苦労することが多くなります。このため、当YHでは、今年の11月から来年
の4月中旬までの期間、当YHから30km圏(角館・横手周辺)まで、ご宿泊翌日の送迎を行
うことに致します。その道中、必要があれば、1ヶ所程度の寄り道は可能ですので、ご宿
泊の際に相談してください。寄り道の場合、角館、横手等の最寄の駅に昼頃到着を目処と
していますので、その予定で日程を組まれたら良いかと思います。また不明な点は、予約
時の電話でお尋ねください。なお、宿泊当日の夕方の送迎は、最寄の飯詰駅までは、降雪
時には随時行います。また、複数のお客様がいる場合や、年末年始などの繁忙期は、要相
談となり、出来ないこともありますのでご了承ください。