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【新米ペアレントの営業日誌】

2010年


2月27日(土)
今日は、隣の美郷町六郷でふるさと学習講座という歴史講演会がありました。先月は、横
手で行われた秋田大学の公開講座でしたが、今回は、町と六郷史談会の共催というもの。
講師の先生は、これまた秋田大学の教授さん。今回のお題目は、「秋田藩の本道と小道、
伝馬役について」というもので、かなりマニアック。会場の六郷公会堂に到着すると、既
に50名以上の人がいて驚きました。この講演会は、今年で10回目とのことで、その間ずっ
と同じ先生の話で、教授さんも話し慣れているようでした。2時間半の話は、休憩なしで
はちょっと厳しかったけど、 些細なことでも新鮮な発見があり、面白く聞かせて戴きまし
た。それにしても、水運学、交通学やら歴史地理学やら、大学ではいろんな専門分野があ
るものだと思いましたし、自分の好きなことを追い求めて、それでお金がもらえると言う
のは、いい仕事だと感じました。


2月26日(金)
昨日、今日は全国的に春の陽気で、こちら秋田でも、昨日は秋田市で最高気温が19.8℃ま
で上がり、ここ大曲でも12.5℃まで上昇しました。とはいえ、朝の最低気温はマイナスの
ことがまだ多く、気温の変化はかなりのもの。朝、霜柱が出来、昼間、湯気を出して残っ
た雪がとけるといった状況が続いています。4月から5月の気温になっていますが、横手
の積雪計ではまだ60cmもあり、まだ一面の銀世界が続いています。これからの時期、旅行
客の方が増えてきますが、関東などで暖かかくなってきて薄着になってきていますが、そ
の格好のままこちらまで来られる方が時々います。3月になっても、時折雪が降ることがあ
りますので、油断せず、くれぐれも温かい格好で来てください。3月一杯は、秋田は冬が
続きます。

2月25日(木)
今日は買出しの途中で、久しぶりに湯沢まで足を延ばしてみました。湯沢地域には、地元
で人気のラーメン店が多くあります。今回は、横堀にある「五拾五番」という店。横堀商
店街の北都銀行の隣にひっそりとあり、気をつけておかないと見逃してしまうほどです。
席数は15人程度で、メニューは無く、醤油ラーメンの普通盛りか大盛りだけというシンプ
ルな店です。醤油豚骨スープのラーメンはシンプルですが、表面に油膜が張るほどの油
で、冷めずに最後まで食べれるし、豚骨と云われないとわからないほどシンプルなラーメ
ンです。お客さんも平日行ったためか、地元の方ばかりで地元に根付く人気店という様
子。当然、店の中では、バリバリの秋田弁が飛び交っています。五拾五番、日曜定休。大
盛ラーメン650円。


2月24日(水)
この時期、お客さんもまばらですし、春以降今年もたくさんのお客様が来て頂けることに
なると思うので、その時に提供できる新しい情報を集めにうろうろと出歩いています。特
に今年は、雪も少なく、出歩くにはもってこい。今日は由利地域の山岳部に点在する一軒
宿の温泉に行ってきました。国道105号線から細い道を3キロほど入ったところにある、
かすみ温泉。敷地内に「かすみ桜」という県の天然記念物になっている木があるところで
す。民家が途絶えた先に突然ぽつんと出てきます。温泉はそんなに広いものではありませ
んし、風呂も男女別の内風呂が一つずつあるだけの温泉ですが、無色無臭の冷泉
(12.4℃)を過熱して使用しているお湯はpH9.5とかなりのアルカリ性で、成分も炭酸水
素イオンが多いためか、かなりのヌルヌル感で、いかにも温泉!と満足できるようなもの
でした。入浴料300円、朝9時半頃〜20時頃まで入浴可。

2月23日(火)
先日、秋田内陸縦貫鉄道で鷹巣まで行った時、比内地鶏の餃子というのを食べてみまし
た。その店は「米沢屋」という定食の店で、比内地鶏の親子丼なども食べられるのです
が、比内地鶏の餃子というのは、あまり聞いたことがありませんでした。通常の餃子に比
べてサッパリ気味でした。店の方に聞いたら、従来、手作り餃子を出していて、数年前か
らの比内地鶏のブームで提供し始めたメニューとのこと。通常の餃子の2倍ほどの大きさ
のジャンボ餃子が3つで630円。味噌タレをつけて食べます。また一緒に頼んだ比内地鶏
の親子丼は、角館で食べたものよりも薄味で美味しく頂けました。駅から徒歩10分弱にあ
るので、電車の乗り換え時に時間があれば、寄ってみてください。

2月22日(月)
本日は、2が5つ並ぶ日で、テレビ等でも多くの記念切符や切手などを求めるマニアの方
の映像が流れていました。ということで、わざわざ角館まで行き、秋田内陸縦貫鉄道の角
館駅の入場券を購入してきました。商売っ気がないのか、購入者がいないからなのか、記
念の入場券等はありませんでした。入場券170円。少し余分に購入しましたので、お泊り
の方でご希望の方が居れば、先着順でお譲りしますので、申し出てください。さて、今朝
の最低気温はまた2桁マイナスの−10.6℃まで下がり、凍結防止をしていたのですが、洗
面所とトイレの水道一部が凍結してしまいました。ただ日中は6℃近くまで気温が上昇、
外は青空も出て、春めいた日になりました。新潟では春一番を観測したそうですが、夕方
からこちらも強風が吹き、激しい雨がふっており、一段と雪解けが進みそうです。

2月21日(日)
今日は、この冬の目標の一つだった雪の秋田内陸縦貫鉄道に乗りに行きました。角館から
の往路は各駅停車、復路は急行もりよし号を使い、鷹巣までの日帰り旅行となりました。
昨年、韓国ドラマのロケに使われ、年末から韓国からのツアー客が増えているとのことで
したが、往路の途中で30名ほどの韓国人ツアー客が乗車し、ほぼ満席状態。山岳地域は一
面の雪景色で、冬の秋田を十二分に満喫できました。車内からの写真を撮るなら、急行よ
りも各駅列車がお勧め。運転席の接続ドア部まで入れるようになっており、まるで運転席
から見たような写真が撮れます。また幾つかの列車にはアテンダントさんが乗車しており
その場の観光案内をしてくれたり、質問にも答えてもらえます。復路では、車両故障で、
途中の阿仁合駅で電車を乗り換えるというハプニングもありましたが、お陰で、急行車両
が2つ並ぶ奇跡の写真が撮れました。

2月20日(土)
気が付けば既に2月も後半。ネット宿泊予約のサイトの更新を忘れてて、2月以降の予約
が入らない状態になってしまっていましたので、本日慌てて、5月末までの予約が受けら
れるようにサイトの更新登録を行いました。これらのサイトは、空室時のみ提供OKなの
で、例年多くの飛び込みの方で満室になる5月の連休は、あらかじめ販売中止にしてあり
ます。昨年3月にネット宿泊予約サイトの利用を開始してもうすぐ1年。開始時に「とり
あえず」状態で宿泊プランや基本情報の登録などを行い、そのままにしてしまいましたの
で、この冬、これらのサイトの手直しを本格的に行う予定にしておりました。そろそろ写
真なども集まってきましたので、時間を見て、もうちょっと当YHの魅力をアピールでき
るようにしたいと思っています。

2月19日(金)
桜の開花予想が発表となっていますが、当YHでは玄関においてある紅梅が今年も開花し
ました。昨年は1/22に同様の日記を書いており、1ヶ月遅れということになります。昨年
の2月の最低気温は−8.3℃(24日)、真冬日は4日でしたが、今年はまだ10日程残して
いますが、最低気温−11.2℃(18日)、真冬日が既に9日となっています。平均気温で見
ても、昨年の2月1〜19日までの平均気温の平均は−0.5℃でしたが、今年の同期間では、
−2.9℃と、2度以上低くなっています。ほぼ同時期に咲く黄梅は、ようやくつぼみが黄
色くなってきたところで、開花は3月に入りそうです。統計で見ると一目瞭然となります
が、玄関の花を見ていても、ほぼ同様のことがわかり、自然の正直さを痛感です。あと1
ヶ月人間は辛抱といったところです。

2月18日(木)
各関係機関からの2010年の桜の開花予想が出揃いました。
日本気象協会(2回目2/17)  秋田 開花 4/18    青森 4/23
ウェザーニュース(2/15)   秋田 開花 4/16-20 角館 開花 4/23 満開4/28-30
ウェザーマップ(2/15)    秋田 開花 4/15   青森 開花 4/21
概ね、開花が4/15−20日で、平年(4/19)より若干早め、角館とほぼ同時期に開花する青
森市の開花は4/21−23日と平年(4/26)より数日早めの予想となっています。開花から満
開まで、通常4〜5日かかることから、見頃は前回と大きく変わらず4月25-30日頃かと思わ
れます。既に今年は5月連休中の宿泊予約や問い合わせが増えてきています。空室が少な
くなってきましたら、こちらのページにてお知らせします。

2月17日(水)
先日の六郷の竹うちは、当YHからもツアーを組みました。今回のツアーは女性の方が多
く、また横手のかまくら祭りを見に来た外国人の方も泊られていました。さて、祭りが終
わり、六郷の方からは、祭りの存続にかかわる話も出てきているそうです。今回の竹うち
では、アナウンスで参加者に注意を呼びかけるものが多く聞かれました。その大半が竹を
持たずに殴りあいのけんかになってしまうことでした。年に1度のことだし、お酒も入っ
ているのでしょうから、仕方ないことだとは思いますが、アナウンスでも言っていた様に
あくまでも竹うちは「神事」ですので、荒い気性を見るのも面白いものですが、昔ながら
の竹うちを期待したいものです。

2月16日(火)
秋田県南最大の冬祭り、横手のかまくら祭りに本日は出動。お客様方の事情もあり出発が
夜7時過ぎになってしまい、時間的にそんなに余裕も無かったので、横手城と羽黒町のか
まくら会場を重点見学。お城のかまくらは、昼見てもいいけど、やっぱり夜の方が趣があ
って良かったです。4階にあるお城の天守閣まで初めて登ってみましたが、晴れていたこ
ともあり、綺麗な横手の夜景を楽しめました。さらに無料の巡回バスで南小学校に。グラ
ウンドには、ミニかまくらが大量に作られており、綺麗な眺めでした。その奥、羽黒町に
着いた時には、ほぼ祭りも終了の時間となり、写真撮影には、明かりが足りず不発にとな
りました。帰りがけ、蛇の崎橋の手前にあったかまくらは、唯一、入り口がハート型。本
日の秋田に来て6回目の冬で、ようやく秋田県南の冬祭りもほぼ制覇となり、食堂にある
アルバムも一段の充実が図れそうです。

2月15日(月)
今晩は、冬祭りが一番多く開催される日。当YHでは、お客様方の都合が合致したことも
あり、急遽、隣町六郷の竹うち見学のツアーを開催しました。夜7時半に出発し、10分ほ
どで現地に到着。駐車場も確保し、竹うちが始まるまでは近くを散策。会場には多くの人
が集まっており、開始前までに見物する場所を確保、1時間に亘る竹うちを観戦しました。
この祭りは、県南の冬祭りの中でも「奇祭」の筆頭各で、長さ5m近い青竹でたたきあう
という荒々しい祭りです。既に明るい時間から熱くなっていた参加者の方たちは、竹うち
本番には興奮も絶好調で、その熱気が伝わってきました。来年もお客様方の都合がうまく
あえば、ツアーを開催したいと思っています。

2月14日(日)
昨日、連泊のお客様が県北大館のアメッコ祭りに行き、更に北の大鰐温泉特産の豆もやし
を買ってきてくれました。この豆もやしは、大鰐の温泉で育てることもあり、20cmを超え
る長さがあり、云われないとモヤシとわからないほどの大きなものです。このもやしは、
かつて津軽のお殿様にも献上されたもので、冬だけ栽培される津軽の伝統野菜で、現在で
は2名ほどしか生産者もいなくなってしまったとのこと。種は門外不出で温泉水だけで育
てるものだそうです。今朝はお浸しにして、夜には炒めて食べてみましたが、炒めた方が
美味しかった気がします。生産量が少なく、痛みやすいので、なかなか手に入りません
が、ありがたみを感じながら、頂きました。

2月13日(土)
本日から冬祭り本番です。今日は角館の火振りかまくら、湯沢の犬っこまつりが始まり、
また横手のかまくら祭りも今年は前夜祭が本日から開始となりました。この時期の冬祭り
は、公共交通機関が脆弱になってきた秋田県でも、幸いなことに最寄り駅から歩ける距離
での祭りの開催が多くあります。雪がありますので、歩くのも楽ではありませんが、それ
でも、アクセスは容易な祭りが多くありますので、今年といわずいずれ是非一度来てみて
ください。都会では経験できないことが多く体験できることと思います。この祭りのシー
ズンが終われば、雪国秋田でも雪かきから開放され、春を迎える準備が少しずつ始まりま
す。

2月11日(木)
秋田新幹線が走り始めて10年を超え、7月には新型車両「E6系」の試作車両が完成する
そうです。新型車両が運行を始めると、東北新幹線軌道内では最高速度320`/hになるそ
うで、秋田〜東京間が従来の新幹線より10分強短くなるとのこと。高速で走るので車両の
消耗などはきついでしょうが、15年程度で新型車両に代替わりするのは、今のご時勢から
云えば「もったいない」気がします。かつて通勤で乗っていた東京の地下鉄銀座線は、15
年ほど前にも昭和30年代に作られた車両が走っていました。膨大な金額をかけて、時間が
10分強しか短縮できないなら、その開発費を運賃の値下げに回して、利用者にコスト面で
のメリットとして欲しいと思います。

2月10日(水)
今日から秋田県南の冬祭りシーズン突入です。初日の10日は、桧木内の紙風船上げと、刈
和野の大綱引きが行われました。今年は、近場の刈和野を重点見学。午前中、買出しの際
に、刈和野まで足を延ばして、下見兼写真撮影。まだ綱は、「ドップ」と呼ばれる中心地
点に、雄綱と雌綱が分けて置いてあります。夜
8時過ぎから、この綱をつなぎ合わせる作
業が始まり、9時に綱引きが開始。この綱は全長100mを超え、重さも10トンにもなるとの
こと。見る
だけのつもりで行ったのですが、6000人を超えるとも云われる人の中にまぎれ
て、ついついお客さんと飛び入り参加。駐車場から行く途中で、軍手を配ってくれたのに
は大助かりです。
二日町と五日町との戦いで、今回は秋田の有名人、ギバちゃん(柳葉敏
郎さん)がいた五日町に参戦。最初は一気に引き込んだものの、後からズルズルと戻され
て、今年は二日町の勝利となりました。 15分もの長丁場とは知らず、後半戦には体力不
足となってしまいました。

2月9日(火)
これまで来られたお客様の中で、鉄道マニアの方には、秋田内陸縦貫鉄道の存続が危ぶま
れているとお話して来ました。当面、5年間の「執行猶予」状態で、その間に存続か廃止
かを検討するとなっていましたが、今回、内陸線は存続を前提に諸々の収益改善策を検討
することになりました。方向転換の一因としては、革新派知事から保守的な知事に代わっ
た事が大きいようです。当面は、赤字2億円まで収支を改善させることを目指すとのこと
です。物事を続けるかやめるかが決まらない間は、何をするかを決めるのも難しいもので
すので、今後、内陸線に関して色々と新しい施策が出てくることが期待できるでしょう。
ただ、一方で、存続決定にあぐらをかいてしまうと、活性化も気が抜けてしまい、ジリ貧
になる懸念もありますので、いずれにしてもこれからの内陸線に期待したいと思います。

2月8日(月)
今日は、横手まで足を延ばしてみました。目的は観光協会でかまくら祭りのパンフレット
を調達することでした。既に必要なところには配布済みのため、当日配布分のほかは、残
りはほとんどないとのこと。それでも、必要な分はもらえました。ついでに、かまくら館
の前に出来つつあるかまくらをチェック。既に一部のかまくらには穴があけられて、ちゃ
んとかまくらになっていました。
その後、横手城まであがってみました。ここは、昨年韓
流スターのイさんが来たこともあり、観光コースとして最近人気が出てきたため、早くか
らかまくらが今年は用意されています。かまくらと、雪化粧したお城は、なんともいい感
じでした。
最後に、様子だけ見る積もりで、羽黒町の武家屋敷街に。武家屋敷自体は、壁
が残るだけで、建物はありませんが、思った以上にここのかまくらはいい感じに出来上が
っていました。 結局、
ぐるっと横手市を一周。国道は雪もとけていましたが、わき道に
入ると、かなりの量の雪が残っていました。

2月7日(日)
今日、長期滞在のお客様が玉川温泉から戻りましたので、この時期の玉川温泉の状況を聞
かせて頂きました。玉川温泉までは、この時期途中一般車両通行止めとなっていますの
で、田沢湖駅から路線バスだけが交通手段。バスは、こんな時期でも補助席を出すほどの
賑わいようだったそうです。途中からは、窓の上まで迫る積雪で、雪の回廊の中をバスが
走ります。この時期、バスは玉川温泉の手前の新玉川温泉止まり。その先、玉川温泉まで
は、宿泊客のみ、雪上車にて送迎が行われています。バス乗客の多くがこの雪上車に乗車
し、湯治に行ったそうです。リゾートホテルの新玉川温泉は、程ほどの宿泊客で、食事は
バイキング形式だったそうです。玉川温泉は、病気治療の方が多いため、猛吹雪の中でも
岩盤浴を行う方が多く居たそうで、岩盤浴用のテントはほぼ満員状態。県南の一部の温泉
は冬季休業中のところもありますし、玉川温泉も日帰り入浴はこの時期で来ませんが、新
玉川温泉までは日帰りが可能です。日常の生活では体験できないことがたくさんの冬の秋
田県にお越しください。

2月6日(土)
気温がプラスにならなくなって今日で5日目。昼12時の気温が−7.4℃と、朝よりも下が
っています。横手の降雪計では、昨日1mを今シーズン初めて突破しました。 風も強かっ
たことから、飛行機も、鉄道も遅延、運休が発生。昨日は、朝3時間ほど水抜きを解除し
たら、その間にトイレの水が凍結しかけ、水を流した時にシャーベットのようなシャリシ
ャリした音が聞こえました。また普段使用していない洗面所の水道が凍結して出ないこと
を、午前中に来たパートさんが発見。その後、気合で氷を溶かしてなんとか復旧し、水が
出しました。天気予報では、明日には少しは天気も回復とのことで、それに期待していま
す。この寒さもあと一ヶ月の辛抱で、その後は心が躍る春が来ることが待ち遠しくなって
来ました。

2月5日(金)
当YHの廻りには、広大な田園風景が広がっています。またその先には奥羽山脈が横たわ
り、綺麗な自然の風景を楽しませてくれます。ここ最近考えているのは、1年のほんの僅
かな時期だけ見られる景色が、多くあることです。今の時期だと、気温が−10℃を下回っ
て、なおかつ日中の気温が上がった時に見られる霧氷。太陽がその時にたまたま出ると、
そこらじゅうの木々がきらきらと輝いて見えます。春になれば、草木が芽吹く時期です。
この時期には、周りの田んぼの田おこしが始まりますので、集落じゅうに肥料を撒いたあ
との臭いが漂います。ちょっと強烈ですが、これも春の風物詩。5月中旬にほんの数日見
られるのは、苗を植えつける前、一面に水が張られた田んぼ。水面が鏡のようになり、1
年で一番綺麗な風景の一つです。田植えが終わり、苗が根付いて、緑が濃くなった時の田
んぼは、緑のジュウタンそのものです。これらの風景は、いわゆるオフシーズンに当たる
ため、多くのお客様に見て頂けないのがとっても残念です。

2月4日(木)
1月中旬に寒波が来て、その後1月後半は暖かい日が続いていましたが、2月に入り、急
激に気温も下がり、本日で真冬日が3日続いております。最低気温も連日−7〜9℃と冷
え込み、日中でも最高気温で−4℃となっており、当YHの水道の凍結危険温度を下回り
お客様のいない時間には、昼間でも水道の水抜きを行い、凍結防止が必要な状況になって
います。昨日、一昨日と降雪も一日続き、横手の積雪量は今シーズン最高だった1/17の98
cmに迫る94cmまで増えてきました。それでも数年前の豪雪に比べたらまだ50cm以上少ない
水準で、連日の雪かきといった状況にはなっていません。節分を過ぎれば、雪も大したこ
とないと地元の方は言いますが、一方では節分に天気が荒れると、春まで天気が不順にな
るとも云うそうで、果たしてどちらが正解になることやら、といった感じです。

2月3日(水)
本日、日本気象協会から2010年最初の桜の開花予想が発表となりました。これによると、
今年の桜(ソメイヨシノ)は全国的に平年並みか平年より早く開花する見込みとのことで
す。秋田市の開花は傾向として平年並みで、予想開花日は4/17頃と、平年より2日早く、
昨年より3日遅い予想となっています。また桜の名所、角館とほぼ同時に開花する青森市
の予想は平年より早めの傾向で、予想開花日は4/22頃と、平年より4日早く、昨年より4
日遅い予想となっています。開花から満開まで例年4〜5日ですので、この予想から考え
ると、今年の角館の桜の満開時期はは4/25前後となりそうです。ただ、この予想はあくま
でも現状での予想で、肝心な3月の気温の上昇次第では、大きく変化する可能性もありま
す。出来ることなら、もうちょっと遅くなってくれればと、祈っています。

2月2日(火)
本日、高速道路の無料化路線が公表され、秋田県では秋田道(秋田北−八竜)、横手湯沢
道路(横手−湯沢)、日本海沿岸東北道(岩城−河辺)の3ヶ所が該当しました。それぞ
れ高速道路が延伸された先の部分ですし、その先は今までも無料供用となっていましたの
で、そんなに大きな影響はなさそうです。当YHに一番メリットがありそうなのが横手湯
沢道路で、雄勝−湯沢間が開通して無料で使えることで、20分ほどの時間短縮となりまし
たが今回、横手から無料となることで、山形県との県境まで1時間かからずに行けるかと
思います。ただ、この無料化が始まる6月から、高速道路の原則1,000円利用がなくなる
とのことで、都会から距離のある秋田県では、そちらのデメリットの方が大きくなりそう
です。5月の連休が秋田まで1,000円で来られる最後のチャンスです。一方で該当する地
域の商店街では、通過になってしまうリスクの方が大きいと懸念を抱いています。

2月1日(月)
今日から2月。厳しい冬もあと1ヶ月の辛抱となりました。外に出るのも厳しい冬の時期
には、前年に溜め込んだ写真や資料の整理をして、毎年新しいHPを作ったり、お客様に
見て頂けるように食堂に写真集を用意したりしています。今年は何を作ろうかと考えてい
る間に2月になってしまい、ちょっと焦っています。ただ私の場合、行政の仕事と違い、
作ることが目的でなく、見てもらうことが目的であり、HPなどは、サーバの容量の問題
からアクセス数が少ないと削除の憂き目にあいます。また写真も冬にしか撮れない風景も
多くありますので、気合を入れてこの時期、外に出るようにしないと、1年待たなくては
ならなくなります。暖かくなって皆様に来て頂いたときには、今年も少し変わった部分が
あるようにしたいと思っていますので、ご期待ください。


1月31日(日)
今日は当YHのある大仙市藤木地区の梵天奉納がありました。梵天は、火消しのマトイの
ようなもので、大厄年に当たる歳の男性たちがそれを神社に奉納する習慣で、奉納の前に
地域の家々を廻って厄払いをしていきます。今年は6名の方が梵天とたる神輿を持って当
YHにも来てくれ、厄払いをして頂きました。秋田では、厄年の際に集まって、同窓会を
したり、まとまって厄払いに行ったりと、全国各地に散った仲間が集まるきっかけになっ
ているようです。この梵天は、有名なところでは秋田市の太平山三吉神社の奉納や横手の
かまくら祭りの際の梵天コンテストなどで見ることが出来ますが、多くの地域で1月から
2月にそれぞれの地域でこうした行事が行われています。秋田以外ではなかなか見ること
が出来ない習慣です。

1月30日(土)
2月も残すところ僅か。今日は朝7時過ぎに電話が鳴り、何かと思ったら4月末から始ま
るゴールデンウイークの予約の電話でした。ちょうど今日から3ヶ月となり、予約開始で
すので、喜んでお受けしました。今年のゴールデンウイークは4月30日に休みを取れれ
ば、29日から5月5日まで7連休となり、カレンダー的にもかなりの好条件。例年だと2
月中旬に来る最初の予約も早まったようです。昨年もカレンダー的に悪くなく、また角館
の桜も連休前半までは見られたこともあり、当YHでも3日ほど満室になりましたが、今
年はどうなることでしょうか。春の訪れと共に待ち遠しいものです。それまで時間を見て
新しい穴場探しをしておきます。

1月28日(木)
昨日、阿仁まで行ってしまうと、昼食も取りそびれそうだったので、手前の松葉周辺で昼
食。この辺で一番有名なラーメン店、かしわ家に寄ってみました。
旧国道沿いにあり、普
通の家を改造したもので、席数は15ほど。到着がまだ昼前だったので、席は空いていたも
のの、12時前後には、近くの方などでほぼ満席状態。頼んだのは、ここの代表メニューの
白味噌ラーメン(750円)と、辛めで手羽先の煮たものが入っているバンジーメン(750
円)。
バンジー麺はかなりインパクトのある味で、私は白味噌の方が好みでした。この日
はまだスタート直ぐで、これから雪道の運転が待っていたので、普通盛りを頼みました
が、麺は1.5倍、2倍まで対応可能でした。ちょうど県北に抜ける途中にあるし、店もラー
メンも面白いので、今年来るお客さんには、お話してみたいと思っています。日、祝日休
み。11時〜14時と16時半〜の営業。


1月27日(水)
今日は路面状況も悪くなかったので、足を延ばして森吉の樹氷見学に出かけました。大曲
周辺は路面も出ていたのですが、仙北から阿仁に抜ける国道105号線は、途中からしっか
り雪道。
ハラハラしながらのドライブで阿仁ゴンドラに到着。このゴンドラは、観光用と
いうより、スキーゲレンデのゴンドラです。到着時には周りのキリも晴れ、非常にいい景
色を20分ほど堪能。
山頂駅の脇の案内所で、ストックを借りて、5分ほど歩いて樹氷平に
到着。そこにはテレビで見た樹氷が並んでいました。
気温−4℃とこの辺にしては暖かく、
一昨日の強い風で樹氷もかなり落ちたものの、昨日の吹雪でかなりの線まで復活したとの
こと。ガイドさんが暇だったため、付いてきてくれて、いろいろ樹氷平で話を聞かせれく
れたほか、毎日11時と14時に案内所で行われる樹氷教室も臨時でやってくれました。阿仁
ゴンドラ(往復1600円)。ストック、長靴、スノーシューの貸出は無料。

1月26日(火)
そろそろ1月最終週となり、2月に入ると冬祭りが始まるほか、今回は初旬から2週間ほ
ど長期滞在のお客様の予約が入り、2月は忙しくなりそうな気配がしてきましたので、余
裕のあるうちに昨年の決算と税金の申請書類の作成に着手しました。今回は、昨年中にも
ある程度進めてきましたので、例年よりも短い時間で出来そうです。今日も大粒の雪が舞
う天気でしたが、この天気も早ければあと1ヶ月。この時期だからこそ出来ることをして
おかないとまずいなと、考えています。森吉の樹氷や冬の内陸線、雪の角館、雪見露天風
呂などの観光地や、こちらに来てまだ一度も行ったことのないスキー場などが挙げられそ
うです。お客様の来ない時に、こっそりと幾つかは下見をしておきますので、来られた時
に聞いてみてください。

1月25日(月)
昨日は、横手市で秋田大学の講演会がありましたので、参加してみました。前回は増田で
蔵についての話があり、大変興味深い話が聞けました。今回のテーマは「古代の秋田を考
える」という歴史の話で、平安中期に秋田でおきた「元慶の乱」を取り上げて、秋田大学
の教授が話すというものでした。この乱は、たくさんの高校の日本史の教科書があるなか
で1つにしか取り上げられていない日本全国の歴史から見れば小さな戦いだったようです
が、その背景を考えると、当時の中央と北東北の関係を象徴するような大きな戦いだった
ようです。参加者は約300名ほどで、たくさんの歴史好きな地元の年配の方でほぼ満席状
態になっていましたが、時代を反映してか、「歴女」と呼ばれそうな若い女性の姿もちら
ほらと見受けられました。

1月24日(日)
今日は当YHの近くにある国の重要文化財に指定されている古四王神社の防災デーで、消
防による放水訓練が行われるとのことで行ってみました。消防や役所の関係者50名以上、
また地元の方100名以上が集まりました。市長さんの挨拶から始まり、防火訓練では、実
際に放水が行われました。ただ屋根などには大量の雪が積もっていますので、建物に水を
かけるのは最小限となったようです。訓練の後は、地元の冬祭り。焼いた餅が振舞われる
ほか、雪中田植えなどの行事も行われました。地元の祭りですので、観光客はほとんどい
ませんが、こういった冬の時期に国の重要文化財を見てみるのも面白いものです。

1月23日(土)
今日泊られたお客様、この時期に車中泊を続けているとのこと。昨日は、田沢湖近くの駐
車場で車を止めて寝ていたとの話でしたが、寒さで2時間おきに目が覚めてしまったそう
です。この時期、雪国秋田で車中泊とは、また凄い話だと思いました。ただ、いろいろな
リスクがあるので、もしやられる方が居ましたらくれぐれも気をつけてください。最大の
リスクは、一晩で20〜30cmも降雪がありますので、車から出られなくなる危険がありま
す。駐車場で車が雪に埋もれていても、誰も気が付かない可能性もあります。また暖をと
るためエンジンをかけたままですと、降雪でマフラーが埋もれて、車内で酸欠になる恐れ
もあります。いずれにしても、この時期、雪国で車中泊とはかなりの無謀ですので、昨晩
の作戦会議で、雪のない地域に早めに移動することをお勧めしました。


1月22日(金)
昨晩は、一晩で20cmほどの積雪となり、久々の消雪パイプの出動となりました。風呂場裏
の浄化槽の上にも屋根から落ちてきた雪が少し溜まりましたので、入り口の除雪車の後の
処理と共に軽く家の周りの雪かきとなりました。さて、昨年存続問題で一応の執行猶予の
状態となった秋田内陸縦断鉄道(通称秋田内陸線)が、昨年知事が変わったことで、大幅
に方向転換し、存続を前提とした長期的な取り組みを展開することになったようです。先
日のお客様もこの内陸線をご利用頂いて、到着時に聞いた話しでは、途中で外国人観光客
が大量に乗り込んできて、ほぼ満席だったとのこと。それでも、地元ではなかなか利用の
進まない地元住民の方の利用率向上を目指しているようです。とはいえ、赤字は当分続き
そうですので、県の財源の問題からも、何時廃止という話が出てもおかしくありませんの
で、関係者の方の早めのご利用をお待ちしています。それにしても、今回も内陸線自体か
らなにもアクションが出てこないというのは、JALと同じように感じます。

1月21日(木)
来月中旬の旧正月の祭りのメインイベントは、なんと言っても横手のかまくら祭りです。
この祭りは日付限定なので、今年も2月15・16日に行われますが、今年は月、火曜とカレン
ダー的には今一になってしまっています。そこで横手市では、昨年秋に横手焼きそばが全
国B−1グランプリで優勝し、今年のかまくら祭りも人手が見込めることから、13・14日
の週末に前夜祭と称して、かまくら祭りを実質前倒しで行うことにしたようです。またか
まくら撮影会は、14日(日)午後5時から7時まで、雄物川町の木戸五郎兵衛村で行われ
る予定です。ここには、横手駅から無料のシャトルバスが走るそうです。前夜祭と祭り当
日についても、横手駅や臨時駐車場から無料シャトルバスが走る予定ですので、当YHか
ら飯詰駅を利用して鉄道で行くと便利でしょう。なお、夕食につきましては、ご希望の方
には提供いたしますが、時間の関係からかまくら祭りを見ながら、何か横手で食べてくる
ことをお勧めいたします。


1月20日(水)
大寒の今日の気温は最高で6℃まで上昇し、4月上旬の気温になりました。この陽気のた
め、先日98cmまで記録した横手測候所の積雪も70cmほどに下がりました。昨日の地域振興
局の会議で知った行事ですが、今年の池田邸の公開は、6/5〜6、11/6〜7の週末2回と、
大曲の花火(8/28)翌日の3回の一般公開になります。花火の時には無理ですが、他2回
については、日曜午前中に当YHからもツアーを出す予定です。また3月28日には、南外
の陶芸「楢岡焼」の初窯出しがあるそうです。瑠璃色の綺麗な焼き物ですので、私も窯出
しは見てみたいです。さらに今回、地元のテレビなどでは時々イベントで放映されている
雄物川でカヌーを漕いでいる秋田パドラーズの方と話す機会がありました。以前お客様か
らもカヌーがやってみたいという声がありましたので、いい機会だと思っています。

1月19日(火)
今日は秋田県の仙北地域振興局が主催する「滞在型観光メニュー造成検討会」なる集まり
に出席してきました。市の広報にも出ていて興味があったのですが、先日振興局観光班の
方から電話を頂き出席することになりました。出席者は20名強と予想よりも多く、宿泊施
設から事業会社、NPO関係者や行政の方など幅広い業種の方で、今回は第一回の集まり
ということもあり、簡単な話と自己紹介で時間切れとなりました。既に角館、田沢湖方面
では何度かこうした会議が行われており、昨年秋の西明寺栗を使ったお菓子の統一販売な
どの成果が出始めているとのこと。今後この場で作られたイベントに当YHが参加できる
かどうかはわかりませんが、観光に携わっている方と幅広く交流が出来るということは、
一つの新しい取り組みのきっかけになりそうです。また既にその会で使用してもいいとい
ブログも公開されているようですので、いずれ投稿してみようかと思っています。

1月18日(月)
正月も終わり、買出しに出るとスーパーも年末年始の売出しやら季節行事の商品も一段落
しています。しかし既に2月の行事の売出しが始まっております。今まで秋田でも習慣が
無かったと思われる「恵方巻」の予約販売。これは元々関西方面の行事で、関東ですらそ
うした習慣は無かったはずですが、商魂逞しい方がブームにしようとしているのか、こち
らでもその行事の普及が図られているようです。また節分のための豆も山のようにして販
売が始まっています。こちらでは、撒くのは大豆ではなく落花生。一番大きな包みは一抱
えもある落花生で25`の重量だとか。家が広いことが多い秋田でも、これだけの豆を撒い
たり拾ったりするのは大変だろうと思いながら、その塊を見てしまいました。

1月17日(日)
遅ればせながら、ようやく今年の大仙市の「花火暦」を大曲駅の観光センターで調達して
きました。今年は大曲の花火100周年ということもあり、例年とは少し違うカレンダーと
なっています。これをみると、100周年の記念行事も幾つか予定されているようです。そ
の中でも8/21(土)には花火フォーラムという特別企画があるようで、ここでは大曲の花
火の先人たちとその歴史について語り合うフォーラムがあるそうです。また例年12月に
は、大曲の街中で行われていたクリスマス花火が、今年に限っては、当YHからも近い角
間川の親水公園でイルミネーション花火として行われる予定だそうです。また今年の花火
鑑賞士の試験用の花火が10/9に上がる予定だそうですので、今年も花火鑑賞士の試験は残
念ながら受けられそうもありません。花火暦は、例年通り当YHの食堂に掲示してありま
すので、来られた際に見てみてください。


1月16日(土)
今日の午前中、てっきり風の仕業で何かが揺れているのかと覆い、窓の外を見ると、1時
間以上前に来たクリーニング屋の2トン車が、また家の前に止まっていました。先ほど来
た時に、何か忘れ物でもしたのかと思い外に出てみると、周りに他の車も止まっており、
スコップを持った人も。当YHの前で、クリーニング屋の車が雪にはまってしまっていま
した。今朝、除雪車が通って、その跡をそのままにしておいた30cmほどの雪山に突っ込ん
だようです。 結局通りすがりの方々4名の手を借りて、格闘20分でなんとか2トン車も脱
出成功。 正月に関東方面から来られた方は誰もはまらなかったのに、地元秋田の車がはま
ってしまうとは。その後近くで、宅配便の車がチェーンをはめたタイヤを空回りさせて、
大きな音を立てていたことでもわかるように、昨晩の軟らかめの雪はくせものだったよう
です。

1月15日(金)
廻りは一面の雪になってきた真冬の秋田県。緑どころか土さえも見えない真っ白な世界に
なっています。この時期になると、スーパーの生鮮野菜の値上がりが一斉に始まります。
今年も高くなってきたのがレタス。当YHでも朝食で使うので必需品なのですが、このと
ころ一個248円にまでなり、11月頃には、最安値で78円で出ていたのが嘘のようです。キ
ャベツは幸い、地元でも生産していますので、直売所などで150円前後で販売されていま
す。また高いと感じるのがせりです。きりたんぽ鍋には必需品で、秋田の食卓には欠かせ
ませんが、高いと一束250円近くもします。この時期、お客様が少ないため、救われてい
ます。消費者としては、一年中安定して供給されることが望ましいのですが、生産してみ
ると、季節によって使える野菜は限られていることを痛感しています。


1月14日(木)
この時期、天候が悪いからって云ったら、なにも出来ない秋田県。今日は秋田イオンまで
買い物に出かけました。高速は使わず、国道13号線をひた走ること1時間半。大曲ではま
だ、路面が出ていて走りやすかったのですが、玉川を渡った途端に吹雪。それでも、走れ
ないこともなく、ゆっくりと走行。
道路にある気温計は、まだ昼12時過ぎなのに、−4.9℃
を指していました。雪が一番酷かったのが、秋田南IC付近。前がほとんど見えず、道が
いいだけに普段はスピードを出すところですが、さすがにここでも、大人しく、ゆっくり
と。国道からそれて、秋田イオンに向かう道は、どこが道だかわからないほどの積雪。雪
の量というよりも、定期的な除雪車の雪かきが行われていないからか、大曲よりも道の状
態は、酷いものでしたが、無事に秋田イオンに到着。必要な買い物をして、夜になって凍
結するのがいやだったので、早々に帰路につきました。

1月13日(水)
先日の地元新聞に、1月から3月の祭り開催日にあわせるように、秋田にある多くの酒蔵が
新酒の完成を披露する酒蔵開放が行われると出ていました。秋田県南では、2/6奥清水
(六郷、高橋酒造)、2/7天の戸(横手、浅舞酒造)、2/13福小町(湯沢、ナショナル物
産)、2/13爛漫(湯沢、秋田銘醸)、2/13両関(湯沢、両関酒造)、2/13八千代(六郷、
八千代酒造)、2/13春霞(六郷、栗林酒造)、2/13秀よし(中仙、鈴木酒造)、2/20出羽
鶴(南外、出羽鶴酒造)、2/27阿桜(横手、阿桜酒造)、3/13まんさくの花(増田、日の
丸醸造)となっています。2月中旬には他の祭りもありますので、ツアー等は現在予定はあ
りませんが、行かれる場合は、詳細をお知らせいたしますので、ご連絡ください。また試
飲などもありますので、車で行かれる場合はご注意ください。


1月12日(火)
年が明けて、ネットを見ていたら、早くも当YHのホームページの中にある「角館の桜」
のページを見に来る方が増え始めています。昨年の10-12月は、1日で一桁の日もザラでし
たが、年明けの今月には既に1日平均30件を越えてくるようになって来ました。昨年の角
館の桜は4/23に満開になりました。現在の1-3月の中期予報では、気温、降水量共に平年
並みが見込まれているようですので、4月下旬から5月上旬が見頃になるのでしょうか。
昨年の4月には、一ヶ月で5万件のアクセスを頂きましたが、ある意味これも過去の遺産に
頼っている部分があり、それがいつまで続くか判らない状況です。とはいえ、今年も現状
で行けば、高速道路が原則千円での利用が可能となるでしょうし、なにしろ今年はカレン
ダー的に1日有給休暇をとれば4/29〜5/5まで7連休と、かなりの大型連休になりそうです
ので、関係者も多いな期待をしているかと思います。

1月11日(月)
今晩から、また将軍様のお通りとの天気予報でしたので、吹雪の中での屋根の雪下ろしを
避けるため、予防的に天気のいいうちに今季2度目の屋根の雪下ろしを行いました。前回
の12月下旬に、屋根の半分しか下ろさなかったので、今回は残っていた半分がメインとな
りました。
このところの暖かい陽気でかなり溶け、多いところでも1.5mもありませんで
したし、前回雪下ろしをした平らな屋根の部分は20cmほどの積雪だったので、本日の作業
は2時間強で終了。
落とした雪は、いつものごとく駐車場を塞いでいますので、15分ほど
雪かきをおこなって、車が通れるようにしました。今日は暖かく、雪もシャーベット状だ
し、前回よりも雪の量が少ないので今日のうちに崩してしまった方が、全然楽です。とり
あえず
これにて一件落着、明日からの雪も、そんなに苦しまなくとも済みそうです。

1月10日(日)
秋田の2月の冬祭りには、少し変わった祭りもあります。武家屋敷のある角館で2/13-14
に開催される「火振りかまくら」は、ワラで編んだ炭カゴに火をつけて振り回すというち
ょっと過激に見える祭りで、飛び入り参加も可能です。2/15に六郷で行われる「竹打ちか
まくら」では、その最後に町を挙げての竹の打ち合いが行われます。2/10に西木で行われ
る紙風船上げは、真っ暗な夜空に3mを超える紙製の熱気球を打ち上げる祭りです。この
紙風船は、かつて近くに鉱山技師としてきていた平賀源内がその仕組みを伝えたとも云わ
れるもので、寒さの中で見る、オレンジ色の光が点々とあがっていく光景は見事です。そ
れぞれ地元が中心の祭りで、まだ知名度も左程高くありませんので観光客の姿も少なく、
一見の価値のある秋田の冬祭りです。ただこれらの祭りは、交通が不便なところで行われ
ますので、足を確保してきてください。


1月9日(土)
これからが雪本番の秋田県ですが、この秋田で早くもイチゴ狩りが出来るとのことです。
もちろんハウス栽培ですが、ニュースや新聞などで見て、ちょっと驚きました。行ってい
るのは、羽後町の建設会社が立ち上げた農業法人で一昨年の秋からイチゴの栽培を始めた
とのことです。昨年、東北を初めとして、建設会社で公共工事が激減し、副業として多く
の建設会社が農業に参入ということが報じられていましたが、ここももしかしたらその一
社なのでしょうか。農業で必要な杭打ちや土いじりなどは、建設会社の工事にもつながる
ものがありますし、土木関係の機械を使えれば、いろいろと便利そうです。ここのイチゴ
狩りは、40分食べ放題で1,500円(1〜3月)、4月以降はもうちょっと安くなるようです。
予約が必要とのことですが、近くの直売所でももぎ立てのイチゴを買う事が出来るようで
す。もうちょっとしたら、行ってみようかと思っています。

1月8日(金)
秋田県南では2月に多くの冬祭りが開催されます。一番人気の祭りは、2/15〜16開催の横
手かまくら祭りです。昨年、この横手の名物横手焼きそばがB-1グランプリを獲得しま
したので、来られた際には、おやつに焼きそばです。例年ですと16日の午前中には梵天コ
ンクールが市役所前で開催されますし、祭り期間中の夜には、地元の子供たちがかまくら
で接待をしてくれます。時期を前後して開催される祭りに湯沢の犬っこ祭りがあります。
こちらは、かまくらではなく、犬の大きな雪像を作る祭りで、こじんまりとした祭りです
が、趣のある祭りです。いずれの祭りも駅からアクセスが便利になっていますし、電車で
行かれる場合、当YHから最寄も飯詰駅までの送迎は致しますので、予約時にご相談くだ
さい。


1月7日(木)
今朝はお客様を六郷湧水郡にご案内した後、一人で角館まで足を延ばしてみました。正月
の雪もほとんど溶けてしまい、道路も路面が出ているため、雪の無い季節とほとんど同じ
時間で六郷から角館まで走ることが出来ました。冬の雪化粧した角館の武家屋敷はとても
綺麗なのですが、ここでも雪は多くはなく、雰囲気としては残雪が少々残ったという程度
の雪化粧で少し残念でした。正月休みも終わったことから武家屋敷でさえ人影はまばらと
いう状態でした。近くの土産店の方に聞いたら、この正月は天候が悪く、JRの遅延など
も発生したことで、観光客も例年に比べてサッパリだったとのこと。静かな角館を満喫す
るには、この冬の時期が絶好のチャンスです。

1月6日(水)
今年の目標の一つとして、何か資格を採ることを考えています。例年、資格は何かあった
ほうがとも思うのですが、日程的に繁忙期のすぐ後の試験は無理があるので、延び延びに
なってしまいました。資格といっても、それ自体で商売が出来るようなものではなく、い
わゆるご当地資格とか趣味の延長線上のようなものです。ご当地資格でどうしても取らな
いといけないのが「秋田ふるさと検定」。秋に試験があるので、日程的に難しいのです
が、観光関連の仕事に従事しているからには、必需だと思っています。最近取れればいい
かなと思っているのが、野菜ソムリエの資格です。秋田でも試験が受けられるようで、夏
場を中心に採り立て野菜を提供するからには、この資格があった方が箔が付きますから。
今年は、今月中旬に試験があるようなので、受験は早くも来年になりそうです。

1月5日(火)
今日は早朝から今までの時間、気温がプラスで推移し、4月上旬の気温とのこと。暖かさ
で屋根の雪はほとんど落ち、道路も路面が出て、雪を見に来られる観光客の方には申し訳
ありませんが、住んでいる人間にとっては大助かりの一日になりました。今回の降雪は、
テレビで見ると新潟県や青森県、北海道などでかなりの量になっているようですが、珍し
く秋田ではどこ吹く風とばかりに、降雪量は少なくなっています。ただ、昼からの雨に加
えて、夕方から風が強くなり、家が揺れるほどになっていて、雪囲いなどが飛ばないか、
別の心配が出てきました。夜、お客様と話しをしていた時間には、かなり間近に雷雲が発
生していたようで、その振動で障子が鳴るほどでした。

1月4日(月)
今日から仕事始め。このところ、秋田での話題は、韓国の方にまつわる話が増えてきてい
るようです。その理由は、昨年3月に田沢湖周辺で撮影された韓国ドラマの影響です。
イ・ビョンホンさん主演の「アイリス」というドラマが昨年12月でテレビ放映が終わり、
その撮影した場所を巡るツアーが大人気で、韓国から秋田に来る飛行機の搭乗人数もうな
ぎのぼり。田沢湖周辺の宿泊施設も好影響を受けているとのことで、温泉や観光地、スキ
ー場などでも韓国人の方の姿が増えているそうです。政治家が一時のブームで終わって欲
しくないと話していましたが、どうしてもこの手のツアーは後が続かないことが多いよう
ですので、今年が正念場のようです。いずれにしても、どんなきっかけであれ、秋田に来
て頂けることに感謝です。

1月3日(日)
昨年、第83回を迎えた夏の花火競技大会「大曲の花火」でしたが、今年は開催から100周
年に当たるとのことです。どうも数字的に納得がいかなかったのですが、記録に残る最も
古い大会であり、現在の競技会の期限ともいえる諏訪神社の祭典の余興として開催された
「奥州六県煙火共進会」が行われたのが1910年(明治43年)だったそうです。戦争中など
に中断があったため、開催100周年で今年で84回を迎えるということのようです。という
ことであれば、今年の夏の花火競技大会は、例年以上に気合が入ることは間違いなさそう
です。新年ということもあり、秋田ローカルのテレビCMでは、「祝大曲の花火100周年」
と銘打ったものが流され始めています。

1月2日(土)
昨日からの大荒れの天気が今朝も残り、朝6時の段階で五能線などの運転見合わせが発生
し、お客様の行動にも大きな影響が出てしまいました。ただこの影響で、動けなくなった
お客様の飛込みが相次ぎ、思わぬ大賑わいとなりました。悪天候ですが、降雪量自体は僅
かで、今年の正月は珍しく雪かきに追われることもほとんどなく、本業のYHに専念する
ことが出来ました。例年、雪のある年末年始、車で来られるお客様も限られているのです
が、今年は珍しく、車で来られた方が相次いで、時ならぬ駐車場が大活躍となりました。
雪が少なかったこともあり、雪かきせずにそのまま駐車場が使えたことは、大変助かりま
した。とはいえ、朝の車の雪下ろしは日課で、今朝は合計5台の車の雪下ろしとなりまし
た。

1月1日(金)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。当YHも今度の3
月で5周年を迎えます。なんとかここまで続けて来られましたことを皆様に感謝いたしま
す。さて、昨日の大晦日。かなりバタバタと終わってしまいました。今回で3回目となっ
た大晦日の花火&初詣ツアー。今回はHPでも募集をかけましたので、多くのお客様にご
利用いただきました。夜11時半に家を出て、お客さんを連れて、雄物川の土手に向かいま
したが、丁度12時の花火の時間は猛吹雪状態で、音はすれど花火は見えずという結果に終
わりました。その後近くの神社にみんなで初詣。神社の中に上げてもらってのお参りや賽
銭代わりの鏡餅に驚きの声。田舎の小さな神社の一風変わった風習を味わってもらいまし
た。12時半に家に到着し、興奮冷めやらぬ中、1時にお開きとなりました。