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【新米ペアレントの営業日誌】

2010年

10月31日(日)
昨日の六郷の産業際に続いて、今日は六郷の観光拠点「湧太郎」で古本市が開催とのこと
で、覗きに行ってみました。都会では古本屋も多くありますが、こちら秋田では古本屋の
数がとても少なく、さらにこの古本市では、地元の出版社の古本のコーナーが出るとのこ
とでした。地元の出版社からは、秋田の面白い本が結構出ているのですが、どうも発行部
数が少ないからなのか、値段が異常に高いため、なかなか新本で購入するのにためらう事
がしばしばです。温泉などの情報本は、古いと役に立ちませんが、歴史や秋田の文化につ
いての本は古本でも十分に価値がありますので、ついつい勢いで数冊、購入して帰ってき
ました。これから冬の夜長に勉強して、来年のシーズンの時のネタに使わせて頂こうと思
っています。

10月30日(土)
秋の週末には、周辺のどこかでお祭りが行われています。最大のものは、今日から始まっ
た「秋田県種苗交換会」。会場は回りもちとなり、今年は北秋田市。遠いこともあるので
これに行くことは出来ません。あと、この週末に行われているのが、お隣六郷町のお祭り
です。旧仙南村の体育館を中心に開催されており、当YHからも車で10分ちょっとの場所
でしたので行ってみました。まあ地元の産業・収穫祭ということもあり、体育館での展示
は地域の小中学校などの展示などで、知人が多くないと、今一ピンと来ないものです。到
着が午後遅い時間となってしまったので、外の屋台で販売されていた地元のB級グルメの
「美郷たぬ中(たぬき中華」も売り切れ御免状態で、食べそびれてしまいました。

10月29日(金)
週末の台風の懸念があるものの、今日、明日は天気も良さそうなので、朝、お客様をお見
送りして、重い腰を上げて、冬支度を開始しました。まず最初に、庭の植木の雪囲い。今
年は、木の枝打ちをあまりしない方針で、伸びるだけ伸ばしてみましたので、かなりボウ
ボウとなっていますので、枝打ちから行う必要がありました。この時期、枝打ちしていい
のかどうかは、わかりませんが、雪で折れることを考えると、遠慮なく丸坊主にしてみま
した。この作業に1時間。次に、玄関前の植木の雪囲い。昨年は、雪で雪囲いが転倒する
という事件もあったので、少し昨年と変えて雪囲いを施しました。7回目の雪囲いという
こともあり、あの手この手で少しは工夫が出来るようになりました。今日のところ終わっ
たのは、まだ植木の1/4程度。でも、昨年よりも植木も太くなったものも多くなってい
るので、雪囲いを必要としているものが減ったようなので少しは楽になったようです。

10月28日(木)
今日も朝からせっせと食用菊の収穫。朝方、雨の中、バケツ2杯分の菊を収穫。菊は既に
本格的に開花しているので、採ろうと思えばもっと採れるのし、採るだけなら作業時間は
たかが知れています。でも、採っただけでなく、そのあとの作業を考えると、一日バケツ
2杯の収穫がいいところです。例年だとこの時期、お客様がほとんどいないので、菊の処
理にかかりっきりになれるのですが、今年は長期滞在のお客様がいるため、夕飯の支度を
する必要がありますし、帰って来る時間が決まっていないので、その間は作業も出来ませ
ん。バケツ2杯の菊を処理するのに、花びらを取るのに1時間半、茹でて1時間、個包装
に1時間半と合計4時間ほどの時間が掛かります。手間賃はタダですので、黙々と空いた
時間を見て作業するばかりです。

10月26日(火)
先日までは、日中半袖でも十分でしたが、今日辺りから一気に気温が下がり始めて、今日
明日と一日中気温は一桁で推移する予報。既に、今朝、札幌と旭川では初雪を観測。予報
では、横手、仙北でも雪マークが付いており、その間の大曲も雪の可能性が出てきたよう
です。植木の雪囲いも建物の雪囲いもまだですし、車のタイヤ交換は例年11月に入ってか
らというのがほとんどですので、この時期降られてしまうと、ちょっと困ったことになり
ます。温泉廻りなどもまだまだしたいところですが、遊んでばかりもいられなくなってき
たようですので、ぼちぼち、冬支度を本格化させていきます。

10月25日(月)
そろそろ畑の食用菊(黄色)の開花も本格化してきましたので、今日はバケツ3杯ほど菊
を収穫してきました。2杯は処理加工して、冷凍保存。残りの一杯分は実家に送るためで
す。秋田産の新米と畑で採れたナスとをダンボールに入れて埼玉まで送ったのですが、宅
配便で10月限定で近くのある店で、30`まで送料500円という特別料金で送ることができま
す。昨年も利用したのですが、そこにこの時期行くと、店の入り口には、新米の入ったと
思われるダンボールの山になっています。新聞のチラシが入ってきたのですが、今年は料
金の表示がなく、もしかしたら値上げしたかと思いましたが、昨年同様の料金で大助かり
です。店の方に聞くと、料金を明記すると、いろんなところから、いろんなことを云われ
るので、とのこと。この料金で送ることが出来るなら、秋田産新米の直販も商売になりそ
うだなとか、考えてしまいます。

10月24日(日)
昨日購入したB級グルメをご紹介しますと、@石巻焼きそば(¥300)。別添のソースが
ありましたが、節系出汁を含めて薄味で、ちょっと残念でした。Aなみえ焼きそば
(¥300)。
焼きそばというより、うどん。食感ももちもちして、さめても美味しく戴き
ました。Bオホーツク北見塩焼きソバ(¥400)。
色のわりに味もしっかりついており、
ホタテとイカのトッピングもグー。でも、干しえびが食べるときにちょっと邪魔な気もし
ました。Cいわてまち焼うどん(¥300)。
しっかりした味と具のピーマンの風味が、和
風というより洋風パスタを連想させるもので、美味しかったです。D男鹿塩焼きソバ
(¥300)秋田のしょっつるを使ったもので、若干それが気になりましたが、美味しく戴
きました。せっかく秋田の食材を使っているので、塩焼きそばとしないで、「しょっつる
焼きそば」とでもしたほうが、もっと人気が出る気がしました。

10月23日(土)
今日、明日と横手で北海道・東北B-1グランプリが開催されます。昨年は全国大会で多
くの方が来られたのとお客様があったため行けませんでしたが、今回は朝10時半に横手に
向けて出発しました。駐車場を市役所近くに確保し、シャトルバス(無料)で会場入り。
10時から開始となっていて、その時にはテレビでも中継が入り、多くの人が
行列していま
したが、2時間の間にそれも一巡。到着時には、ほとんどのブースに行列は見られず、一
気に麺類を中心に購入開始。今回も行列が出来ていたのは、
十和田バラ焼と厚木シロコロ
ホルモン。
ヨコマキの屋台にも行列が出来ていたけど、これは、ヨコマキが一つずつしか
出来ないためのようでした。1時間弱で、買いたかった麺系5品目を購入。会場では、北
見オホーツク塩焼きソバと、石巻焼きそばを食べました。買ったものをかばんにつめ、帰
りのシャトルバスに乗車。朝、乗った駐車場近くのバス停には、100人を超える行列が出
来ていました。12時に無事に帰宅となり、その後は焼きそばバーティーとなりました。


10月22日(金)
昨日は石塚旅館に入浴後、隣の森山荘(もり・さんそう)にも入ってきました。こちら
は、露天(混浴)と内湯(男女別)があり、露天は11時半〜12時半は女性専用との事。湯
は隣の石塚旅館と同じ井戸からの引き湯。そのため成分や色は同じもの。露天は4名も入
ると精一杯の湯船で、既に2名入っていました。温度が低く、幾ら入っても温まらない
し、次のお客さんが一人到着したので、早々に上がり、内風呂に。内風呂は、湯船の温度
が高く、ほっと一息。そこにいた千葉から来たというお客さんと話し込んで、途中から足
湯状態で入っていたにも拘らず、のぼせ気味になりました。結局、1時間半で2軒の宿で
4つの湯船を制覇しました。
森山荘¥500(温泉本にて100円引)。日帰り入浴7時〜20時。

10月21日(木)
今日は仙岩トンネルを越えた岩手県にある国見温泉に行ってみました。ここも何度もテレ
ビで取り上げられる温泉で、11月10日が今年最後の営業日で冬季休業となります。国道46
号線から7`ほど舗装の山道を上がったところに2軒の温泉宿。最初に、手前にある石塚
旅館(日本秘湯を守る会)。
ここには3つの湯船がありますが、露天風呂(混浴)と小浴
場に入浴。露天風呂は、源泉井戸から10mのところにあり、井戸から直接湯が流れ込むと
いう贅沢さ。
お湯は明礬(ミョウバン)の色で緑色になっているのが特徴。成分が濃いの
で、湯口にはまるで鍾乳石状態の塊。
更に入ってみると、湯船のそこに大量の砂状のもの
があり、すくってみたら湯の華でした。建物のそこらじゅうに「生湯の華持ち歩かないこ
と」と注意書きがある理由がわかった気がしました。
外気温が高原なので13℃と低く、少
しぬるめで内風呂に避難。小浴場とかいてある内風呂(男女別)で、お湯は同様に源泉井
戸から直接来てます。
入っていた方に聞くと、窓から露天に行き、寒くなったら窓から戻
ってくることも、黙認されているということです。国見温泉石塚旅館¥500。日帰り入浴
10時〜16時(土日祝)。

10月20日(水)
9日に食用菊(紫)の収穫を始めて、既に4回の収穫を行いました。紫の菊は、本数も4
株と少ない上に、花も小ぶりで一度に収穫しても、バケツ一杯になりませんので、少しず
つ開花状況を見ながら回数を重ねています。ぼちぼち当YHの菊の中心の黄色の菊も開花
し始め、今日は紫の菊と同時に黄色の菊の収穫も行いました。黄色の菊は枝ぶりもよく、
花も大きいため、まだ摘み取れたのは少しですが、量は紫の菊を上回るほどになります。
これから、黄色の食用菊の収穫が本格化しますので、こちらは全て収穫するのは無理です
がかなりの収穫となりますので、これから何日か、収穫とその処理加工に追われることに
なりそうです。この菊は春頃までの保存食材として、当YHの食卓を賑わせてくれること
になります。

10月19日(火)
つい一ヶ月ちょっと前まで、気温30℃を超えていたのに、今朝の最低気温は3℃まで下が
りました。ニュースでは帯広で、初氷を観測したとか、鹿角では1℃を下回ったとかで、
しっかり寒くなり、冬目前となってきました。朝食時には、さすがに寒い中での食事はお
客様には辛そうだと、このシーズン初めてストーブが本格始動となりました。この寒さが
まだ続くとの天気予報でしたので、客室のストーブの準備は既に出来ていますが、事務所
の暖房はまだ全然でしたので、今日慌ててその支度となりました。コタツの準備は出来た
のですが、事務所で使用していたストーブがそろそろ寿命のようです。排気や灯油補充の
問題から電気ストーブを使用していますが、秋田の電気店ではあまり電気ストーブの在庫
や展示がなく、買い替えは難しいようです。やはり寒さ厳しい秋田では電気ストーブでは
あまり役に立たないからなのでしょう。もう少し探してみて、なければ次の手段を考えま
す。

10月18日(月)
通称「温泉本」、正式名称「北東北日帰り温泉」の2010年版も、残すところ有効期間があ
と2ヶ月ちょっととなってきました。お客様の少なくなったこの時期に、時間を見てこの
本の消化を進めています。今晩は、田沢湖芸術村ゆぽぽまで足を延ばしました。ここに行
ったのは、ちょうど一年ぶり。2009年版では、有効期間が3/31までという落とし穴にはま
って、現地でいらぬ出費を余儀なくされましたが、今年は有効期限が年末までになってい
たので、タダで入浴出来ました。近くにたくさんの温泉があるため、頻繁に行くことは出
来ませんが、本の有効活用と新鮮な情報を得るため、これから雪が激しくなるまでの時期
に、まだまだ幾つかの温泉に足を運ぶ予定です。

10月17日(日)
今日は、中仙地区で年に一度開催されるジャンボうさぎフェスティバル。元々この地域で
は、食用うさぎを育てていて、今は少なくなったものの、そのコンテストが残って、祭り
となったものです。そのため、ペットとしてのうさぎの販売のほかに、うさぎ鍋(日の丸
鍋)の試食(無料!)があります。展示されていたジャンボうさぎは、7キロから10キロ
ほど。可愛さを通り越して、憎たらしく見えたりもします。待望のうさぎ鍋の試食は、味
噌味の鍋で、量はそんなに多くはありませんが、うさぎ肉を美味しく戴きました。大仙市
内の肉屋の一部でも取り扱っていますが、極僅かで時期も冬季限定で、手頃な食材ではあ
りませんので、貴重な経験になります。祭り会場には屋台でこのうさぎ肉も300gで千円
で販売されています。

10月16日(土)
初雪はまだ先ですが、ぼちぼち北から冬の使者白鳥が秋田県にも着始めたようです。テレ
ビのニュースでも取り上げられていますが、時々当YHの上空にも飛来しており、鳴き声
が聞こえることもあります。当YHでは、冬季限定でワンコインツアーで白鳥飛来地にお
連れすることがあります。積雪期になると白鳥も餌を採るのが難しくなるため、飛来地に
集結して、そこを見るのも楽しいですが、まだ今の時期には、多くの田んぼで餌が採れる
ため、飛来地に集結することが稀で、まだそんなに見ることは出来ません。12月にもなれ
ば、周りは根雪になりますので、その頃には、ご希望の方にはお連れ致しますので、ご相
談ください。

10月15日(金)
新玉川温泉の隣にあるのが、玉川温泉の別館にあたる湯治館「そよ風」です。本来の玉川
温泉が湯治客に人気で予約がなかなか取れず、一般の観光客を受け入れるために新玉川温
泉がリゾートホテルとして作られたのと同様、そよ風はリゾートホテルの中でも、女性客
をターゲットとして、マッサージなども充実した施設。温泉は、新玉川温泉同様、玉川温
泉からの引き湯で、浴室設備もほぼ玉川温泉をコピーした形で、昼食時だったこともあり
ほとんど風呂場にお客さんはいなかったので、むしろゆっくり出来た気がしました。ただ
外の露天風呂は、虫除けのネットが盛大に張られていて、開放感は少なくちょっと残念で
した。¥600。温泉本にて半額割引可能。入浴は9時〜17時。

10月14日(木)
玉川温泉は何度も行ったことがありましたが、新玉川温泉と、その直ぐ下にある湯治館
「そよ風」は、まだ入ったことがありませんでした。このため視察を兼ねて、田沢湖から
国道341号線を北上してみました。新玉川温泉は以前、道の駅で割引券をゲットしていた
ものを持参。ちょうど紅葉の好時期ということもあり、新玉川温泉の駐車場は7割方、車
が留まっており、温泉も、そこそこの入浴客がありました。
温泉は、本家玉川温泉とほぼ
同じで、源泉100%かけ流しの湯船のほか、源泉50%、箱蒸し湯、歩行湯、寝湯、サウナ
があり、本家と違ったのが、外に露天風呂と岩盤浴場があること。雪の時期には、路線バ
スはここ新玉川温泉までとなりますが、その時期でも日帰り入浴が可能となります。
¥600、8時〜15時まで日帰り入浴可。

10月13日(水)
都会では2月頃になると、そこらじゅうで道路工事が行われますが、雪国秋田では、今の
時期その現象が見られます。2月の予算消化前は雪があるため、道路工事はほとんど行え
ないためです。今日も角館まで出かけた際に、幾つかの場所で片側交互通行となっていま
した。これとともに、もう少しすると、道路沿いにある地吹雪防止フェンスの準備が行わ
れたり、路肩がわかるようにと、市道沿いには竹ざおを敷設する作業が始まります。同時
に各家では、植木や建物の雪囲いの取付けが始まりますと、秋田も冬支度が一気に進みま
す。当YHでも、今月後半には、そうした準備を行わないといけません。今年で7回目の
冬支度となります。

10月12日(火)
先日、度々来られるお客様から葉書を戴きました。そこには、「ウーファー」という聴き
なれない言葉がありました。何かと思い、ネットで検索してみたら、非営利団体「WWO
OF(ウーフ)ジャパン」という世界的な組織だそうです。ここでは、「食事・宿泊場
所」と「労働力」を交換する仲介を行っているとのこと。要は、無償で農業等の手伝いを
する代わりに、タダで泊れるというもの。それぞれのニーズがあるのでマッチするよう斡
旋しているようです。以前もTVで「ボラバイト(ボランティア+アルバイト)」という
ものが取り上げられていました。ウーフは世界的な組織で、葉書を頂いた方も、働く側か
ら受け入れる側を始めて、1ヶ月で外国からも問合せが着たとの事でした。もう少し規模
が大きかったり、常時仕事があれば、当YHでも導入を検討できるのですが、そこまでの
人手を特にこの時期には必要としていないので、なかなか導入できるまでにはいかないよ
うです。


10月10日(日)
今晩は3連休の中日ということで、程ほどのお客様の入りとなりました。そうなると、夕
食後のお話の時間は、私の出番も比較的少なくなるのですが、今日は以前来られたお客様
の中で秋田の珍味が話題となり、9時頃に突然、お客様の買出しツアーとなりました。買
って来られたのは、「豆腐カステラ」。秋田の郷土料理(菓子?)で、本来は各家庭で作
る「お袋の味」の一つです。豆腐と卵を原料として、豆腐を一度崩して、卵と砂糖を加え
て再度固めたもので、冠婚葬祭や盆暮れに出てくるものです。食べたお客様の反応は様々
で、なんでも甘くする傾向がある地元の味に慣れていないと、ちょっとビックリする味に
なりますので、夜残った分は、朝食のおかずとなりました。

10月9日(土)
今日はこの秋初めての食用菊の収穫を行いました。まだ黄色の菊は小さな蕾ですが、紫の
食用菊は満開状態。畑での収穫は、ハサミでちょきちょきと30分程度でバケツ2/3の花が
収穫できました。これを、加工するのですが、収穫よりも加工の方が手間が掛かります。
まず、採った食用菊の花びらをむしり、を水洗いして、酢を入れた鍋でさっとゆでます。
茹で上がると、量は1/3ほどになってしまいます。それを10gずつ小分けにして包装し
て冷凍保存となります。ここまでの作業時間が1時間ほどです。量的にもまだ少ないので
すが、紫の菊は畑に4本しかありませんので、何度かに分けて収穫となります。黄色の
菊とのバランスがまだ悪く、また花も黄色の菊と比べてかなり小さめですので、どうして
も手間がかかってしまいます。でも、黄色と紫の菊を一緒にして食卓に出せば、それだけ
で食卓が華やかになります。

10月8日(金)
昨日の畑作業で今日は少しお疲れ気味だったので、こういう時の自分の昼飯は手抜きとな
ります。ということで、今日は知人が差し入れてくれていたペヤングカップ焼きそばの超
大盛が昼食となりました。前にコンビニで見たときに感動したものの、買いそびれてしま
っていたものです。実は秋田のスーパーなどではペヤングはほとんど売られていません。
手に入るのは、コンビニが大半となります。販売元の地域的なことなのでしょうか。かれ
これ中学生時代から、ペヤングにはお世話になっているので、もう30年前後の付き合いに
なります。普通サイズ一つだとちょっと物足りず、食べだすと2ついってしまっていたの
で、超大盛は願ったり適ったりでした。だいぶ前に発売されたようですが、「今更?!」
とは云わないでくださいね。今のところに住んでいると、コンビニにはほとんど行く機会
がありませんので、流行に取り残されそうです。

10月7日(木)
今日も
天気も良かったので、ちょっとの間畑作業。今日はネギの畝の間にたっぷり生えて
しまった雑草の撤去。雑草もかなり背丈が伸びてしまったので、どこにネギ畝があるのか
わからないほどになってしまいました。一部の畝は、この夏にネギを掘り出してしまって
ネギもまばらになってしまいましたが、それでも、2畝分ほどまだ残っていますので、11
月になったら、全てを掘り出して、冬の間の貴重な食材となる予定です。今日は時間の関
係で草むしりをしなくてはいけない場所の半分程度で時間切れとなってしまいました。残
りは出来るだけ早い時期に、お客様の状況と、天候、体調と相談しながら作業を行う予定
です。

10月6日(水)
昨日は、山のゆっこから、小安峡温泉に抜けてみました。よく考えてみたら、小安峡温泉
にはほとんど入ったことがなく、今回も時間的余裕がそんなになかったので、共同浴場が
新しくなったとの情報を確認するために寄ってみました。山形県にはほとんどの温泉地に
共同浴場がありますが、秋田県南にはほとんど見られず、この小安峡共同浴場は貴重な存
在。以前は狭く、家庭の風呂的なもので、観光客の大半は他の宿泊施設などの温泉に入る
ようです。観光案内所に車を止め、徒歩2分。外見もとても立派な共同浴場に生まれ変わ
っていました。覗いてみると、受付の方が、「見て行って」と声を掛けてくれたので、中
の湯船を見せて頂くと、とてもきれいな風呂に仕上がっていました。せっかくなので、車
に戻り、風呂道具を持って浴場に行き、入浴してしまいました。お湯は中性単純温泉で、
無色無味、若干の硫化水素臭があり、とても癖のないさらっとした温泉でした。入浴料は
400円に値上がりしており、この規模の公衆浴場としては、ちょっと割高感があります。
平日13時〜21時(土日は9時〜)。


10月5日(火)
今日はせっかくいい季節だし、眼の調子もかなりよくなったので、思い切って、温泉に行
ってみました。目指したのは湯沢市高松にある「山のゆっこ」という温泉。泥湯温泉はよ
く話しに出るのですが、ここはネットで探してもほとんど情報が得られない一軒宿。横手
湯沢道路を須川ICで降りて、木地山近くで右に。県道から細い舗装道路を走ること15分
ぼつんとありました。ここでの宴会が有名なようですが、平日の昼間ということもあり、
他にお客さんはおらず、貸切状態。お湯は、アルカリ性単純泉で無色透明のかけ流し。湯
船は、内風呂が2つあるだけです。ただ分析表の掲示がなかったので、詳しくはわかりま
せんでした。入った感触は、かなりのヌルヌル感。広い湯船で、久しぶりの温泉を満喫で
きました。洗い場の足元には、輪切りの木が敷き詰められていて、いい味わいになってい
ます。山のゆっこ 日帰り入浴300円。9時〜16時。年中無休とのことですが、降雪時に行
くのは大変そうです。

10月4日(月)
だいぶ眼の調子もよくなってきたので、今日は秋の収穫に向けて、畑のメンテナンスを夕
方の少しの時間行いました。今日の課題は食用菊の収穫準備。この時期、黄色の食用菊は
背丈が1m近くまで伸びており、これで花が咲くと上部が重くなり、激しい風が吹いたら
倒れてしまいます。このため、初夏に柵の一段目に横板を渡しましたが、今日は2段目、
3段目に板を渡しました。更に今年は、菊が木の柵に沿って倒れないように、ハシゴ状に
支柱を渡してみました。これで、風がどの方向から吹いても、そんなに被害はなさそうで
す。黄色の食用菊は、あと1週間ほどもしたら、開花しそうです。既に紫の食用菊は、開
花が始まっており、明日辺り、一回目の収穫の時期になりそうです。

10月3日(日)
今日は隣町横手の増田地区で、年に一度の内蔵の公開日「蔵の日」でした。残念ながら、
ご希望されるお客様がいなかったことと、体調の不調で、今年は行くことが出来ませんで
した。今年で5回目の一斉公開となり、少しずつ知名度も上がってきた蔵の街増田。先日
も当YHに到着されたお客様が立ち寄ってこられ、とてもいい街だとお言葉をいただきま
した。通常は、稲庭うどんの佐藤養助商店が経営する「漆蔵資料館」と、観光案内所に隣
接する旧酒蔵「勇駒」の2ヶ所が一般公開になっていますが、そのお客様の話だと、他に
2ヶ所見ることが出来たとの事。増田の内蔵は、今だ生活空間となっている場所にあるた
め、通常では公開していないのですが、観光のため、少しずつ公開し始めたとのことでし
た。後日、詳細を調べに行く予定でいますが、「蔵の日」以外でも見ることが出来ますし
その贅を尽くした蔵は、一見の価値があります。

10月2日(土)
昨日の草刈りの際に、どうもまぶたを虫に刺されてしまったようで、今朝起きたら左目に
違和感を感じました。夕方には、左目が腫れあがってしまい、まるで殴られたような状態
になり、眼を開けておくのも苦労するほどになってしまいました。蜂かとも思いましたが
それほどの腫れではなく、どうも蚊に刺されたようです。関東で育った私は、こちらの蚊
に対しての免疫力が非常に弱いようで、蚊に刺されると腫れあがり、その傷は1ヶ月以上
残ってしまうことが今までもありました。今までは、腕やら足だったので、気にはなりま
せんでしたが、こと刺されたところが顔だと、どうしても気になってしまいますし、お客
様にもよく見えないので、ちょっと困ってしまっています。車の運転や、料理にも苦労す
るほどですので、この秋のいい季節、当分は大人しくしていないといけないようで、とて
も残念です。

10月1日(金)
街には、冬服を着た学生が今日から目に付くようになりました。今朝は、ライダーさんが
早朝出発だったこともあり、朝の仕事を早々に切り上げ、久しぶりの草刈りを決行しまし
た。前回は8月下旬に行ったきりで、1ヶ月以上間があき、前回中途半端な終わり方をし
てしまったので、草ボウボウの場所もありました。作業3時間ほどで、6割方の草刈りが
終わり、あと1日で今回も完了となりそうです。それにしても、伸び過ぎた雑草は、草刈
機に絡みつき、作業も面倒になるため、小まめにやっておけばよかったと反省。またネギ
畝の間も長い雑草だらけになってしまっているので、ここの救出作業も早急に行わないと
いけません。特に今年はネギも値上がりしているので、植わっているネギはこれからの季
節鍋の食材になる「当YHの資産」ですので。来週からは、紫色の食用菊の収穫作業が始
まります。

9月30日(木)
本日より、この5月から3ヶ月間長期滞在したお客様がまた戻ってきました。今回も3ヶ
月の予定で、クリスマス前まで滞在となります。一年の内、6ヶ月を当YHで過ごすこと
になりますので、お客様と云っても、はや同居人状態といえます。部屋の利用が始まって
しまえばなかなか出来なくなるので、今日はこの長期滞在の方が利用する部屋の大掃除。
窓ガラスの掃除や余分な布団の撤去、カラーボックスなど必要な物の搬入などを行いまし
た。前回来日した5月は、涼しい季節から暑くなるところで、どう夏を乗り切るかが問題
でしたが、今回は、涼しい季節から寒くなる時期。海外の方なので、一番心配なのが健康
問題。保険も利きませんので、病院はかなりの高額。さらに言葉の問題もあります。既に
ストーブの用意も出来ていますし、聞けば、昨日のソウルの気温は9℃だったとのこと、
十分な冬の準備をしてきたようなので、ちょっと安心しました。

9月29日(水)
本日、保健所で先日検査があった食品営業(旅館)の延長許可がおりました。さて、先日
いつものように夜、翌日の作戦会議をお客様としたところ、変わった温泉はないかという
ことでご紹介した戸波鉱泉。温泉自体は普通ですが、果樹園の中の農道を入っていったド
ン詰まりにあるというロケーションが予想外で、更にお客様も地元の方が大半で、いろん
な面で温か味のある面白い温泉で、お客様にご紹介したところ、帰る道中で立ち寄られた
ようで、戸波鉱泉のブログで、当YHの話を取り上げて頂きました。普通なら同業の宿泊
施設は、紹介しない所が多いようですが、当YHでは、いい所なら同業であろうとご紹介
しています。贅沢を言えば、当YHに泊って頂きたいですが、そもそも秋田に来る人が少
ないご時勢。出来るだけ多くの方に「秋田ファン」になって頂ければ、いずれ当YHにも
泊って頂けるだろうと考えているためです。

9月28日(火)
昨日、気温差について書きましたが、これからの季節、この気温差で山では紅葉が始まり
ます。例年だと、この時期早くも山頂近辺での紅葉のニュースも流れてくるのですが、今
年は、夏が暑く、9月に入っても気温は例年よりも高い状態で推移したので、紅葉は全般
的に一週間ほど遅れ気味との話です。紅葉は最低気温が数日一ケタで推移するとスイッチ
が入るといわれているようです。八幡平の気温推移を見てみると、昨年は9/3、一昨年は
9/10に一ケタ台を記録していますが、今年は23日に初めて気温が8℃台まで下がりました。
これから見ても、今年の紅葉は遅れ気味のようです。そうすると今年は10月10日頃が八幡
平や鳥海山で紅葉がちょうど見頃になりそうです。
田沢湖観光協会のHPで紅葉情報を流
していますが、ようやく駒ケ岳と八幡平の山頂で色付き始めが出てきました。

9月27日(月)
昨日の冷え込みもあり、今日の日中、客室のストーブの試し焚きを行いました。昨年は、
この作業を10月15日に行いましたので、半月近く早い作業となりました。これで、朝晩に
冷え込んでも、安心して暖がとれます。ストーブの試し焚きついでに、扇風機を仕舞いま
した。さすがに日中暖かくなるとはいえ、真夏ほどではありませんし、既に需要は考えら
れません。来年の6月頃まで押入れで冬眠となります。さらにこのドサクサ紛れに衣類の
衣替えも行ってしまいました。そろそろ半袖シャツでは朝晩の寒さがこたえますし、この
時期の大きな気温の変化で風邪を引くわけにはいきませんので、予防のためもあります。
昨日でみれば、一日の気温の変化は13℃(最高20.8℃、最低7.5℃)もあり、野菜などは
この気温差で美味しくなるのでしょうが、人間にはちょっとこたえる温度差になってきま
した。

9月26日(日)
今朝の最低気温は8℃を下回り、一気にストーブが欲しいほどの朝になりました。このた
め、慌てて早朝から食堂のストーブを窓を全開にして行いました。朝食の前に中学生たち
は朝のウオーミングアップを行っていたので、食事時にストーブをつける必要はありませ
んでしたが、そろそろ部屋のストーブも準備しないといけないようです。ここまで気温が
下がってくると、外は虫も少なくなり、露天風呂を巡るには一番いい季節です。程よい涼
しさで、のぼせそうになったら、湯船のふちに腰をかけていれば、幾らでも温泉が楽しめ
る季節です。夏の間は、時間的な余裕がなかったことと暑さから、温泉はほとんど行けま
せんでしたし、雪が降るような時期は、交通面で行くことも大変ですので、この時期は一
年のうちで一番温泉を楽しめる時期と云えるでしょう。秋田県南にはいい温泉がたくさん
ありますので、ご希望に添えるような温泉をご紹介出来るかと思います。是非、秋田県に
お越しください。

9月25日(土) 団体貸切、満室御礼
本日は秋田県北の中学校の部活ご一行さんの利用で、貸切となりました。お断りした方、
ごめんなさい。この中学校の方々は、昨年もこの時期にご利用頂き、2年連続となりまし
た。当YHでは、独自に「若者年齢割引制度」を実施しており、中学生なら素泊まり1400
円で、高校生・大学生(22歳以下)は2400円で宿泊が出来るようにしています。この安い
料金を学校の先生がネットで探して、年に数校の中学や高校の部活での利用があります。
定員15名の小さなYHですので、定員に近い団体さんの利用の場合、一般のお客様をお断
りすることもあります。これは、過去に団体のいるYHであまりいい思いをしなかったと
いう経験から、お互いのためによくないだろうという判断の元でのことです。それでも、
天候や日程など、どうしても泊らざる得ない状況でしたら、なんとか部屋を確保できる場
合がありますので、その際にはご連絡頂いた際に申し出てください。出来るだけ対応させ
て頂きます。

9月24日(金)
周りでは米の収穫が続いていますが、当YHの畑でもまだナスの収穫が続いています。数
日サボったため、今日の収穫は7個ほどになり、中には、20cmを超えるにまで成長してし
まったナスも出てしまいました。この時期のナスは、寒さの影響か、皮が固くなってきま
したので、調理の時には、皮を剥いてからとなります。採れ過ぎてしまった分は、辛子漬
となります。夏に当YHに来て頂いた方には、ほとんどの方にお出ししましたので、当YH
の夏の名物になりつつあるこのナスですが、今年もコスト的にも十分ペイした形になりま
した。このナスの収穫も、もう少し続きますし、もうちょっとすると食用菊の収穫が始ま
ります。今日の夕方はきれいな夕陽で、いかにも秋といった感じでした。

9月22日(水)
ここ数日愚図ついた天気が続いていますが、この雨が寒気を運んできたようで、今日の大
曲の昼の最高気温は17℃台と肌寒く、一気に秋になった感じです。八幡平の気温は日中で
も12℃までしか上がらず、今まで夏の格好で十分でしたが、気が付けば風邪を引きそうな
状態になってきました。予報では明朝の大曲の最低気温は14℃、あさっての朝には11℃ま
で下がるとのこと。まだ部屋には扇風機が出ていますが、11℃まで下がるとなると、スト
ーブが欲しくなるほどの気温です。これから秋田に来られる方は、温かい格好をして来て
ください。10月になれば、朝の最低気温は1ケタ台に早々に落ちる可能性があります。

9月21日(火)
この前の18日、秋田と宮城を結ぶ国道398号線が2年ぶりに開通しました。これで5月末
に開通した国道342号線とともに、宮城・岩手内陸地震で通行止めとなっていた幹線道路
が全て開通し、秋田県への通行が可能となりました。これにより、特に袋小路のようにな
っていた栗駒・小安方面には、宮城側から極めて入りやすくなり、今年の秋の紅葉シーズ
ンには、途絶えていただけに例年以上のお客様が来て頂けると、大きな期待を抱いていま
す。特に混みそうなのが栗駒山荘・須川温泉周辺です。昨年は、まだそれぞれの国道が通
行止めとなっていたため、試しに行ってみたところ、予想以上に駐車場も空いており、ゆ
っくりと紅葉を楽しみながら露天風呂に浸かることが出来ました。例年は駐車スペースを
探すだけでも苦労する場所ですので、今年は、それ以上の混雑になりそうです。

9月20日(月)
3連休最終日。通常なら、最終日にはほとんどお客様も来ないことが多いのですが、今回
は今日もお客様に来て頂き、食後の食堂では賑わっていました。受付時に前日の宿泊地が
YHの場合、お聞きすることが多いのですが、満室のところもあれば、3連休なのにお客
様がその方一人だけだったという厳しい状況のところもあったようです。という当YHで
も昨年はシルバーウィークとなり、連日の満室だったことを考えると、かなり少ない状況
でしたが、程ほどのお客様にご利用頂き、丁度良かった感じとなりました。ついでに昨晩
は、夜激しい雨に加えて、地震もあり、お客様の何名かは、驚いておきてしまったとの事
でした。トタン屋根に落ちる雨音は、慣れないと実際以上の音が聞こえるためビックリす
ることが多いようです。

9月19日(日)
昨年のこの時期、横手でB-1グランプリが開催され、今年は神奈川県厚木で開催されま
した。今年の優勝は「甲府鳥もつ煮」が獲得したそうです。東北勢では3位に「八戸せ

べい汁」、7位「黒石つゆやきそば」、8位「十和田バラ焼き」が入賞しました。B級グ
ルメで町おこしを考えている東北では、引続きこの秋にB級グルメの祭りが多く開かれる
予定です。特に近くでは、10月23・24日に横手で北海道・東北B-1グランプリが開催さ
れます。大曲に居て、いろいろなB級グルメを試せる貴重なチャンスですので、是非、出
かけてみたいとおもっています。特に、横手焼きそばが近くにあるだけに、出店予定の
「北見塩やきそば」や、「石巻焼きそば」、「なみえ焼きそば」は魅力的です。また、今
年のグランプリ獲得の団体もゲストとして来る予定ですので、楽しみです。

9月18日(土)
秋の3連休が始まりました。お客様も来て頂き、忙しくなっていますが、周りではこの週
末が稲刈りの最初のピークになりますので、そこここでコンバインの音が響き渡っていま
す。天気予報では、不安定な天気が続くとの事で、農家の方もハラハラしていることだと
思います。雨が降ってしまうと、稲刈りは出来ませんし、時間が経てば、収穫期を逃して
しまい、美味しさなども落ちる可能性があります。また稲刈りにあわせて、親戚などに集
まってもらうなど人手の確保もしているでしょうから、その点でも予定した時に収穫が出
来ないと、困ることになりそうです。見た目では、田んぼの稲は、9月に入ってからの風
雨で倒れてしまったところが多いようですが、近年のコンバインの技術力は倒れた稲でも
平気だそうです。10月になれば、新米が入ってくると思いますので、お楽しみに。

9月17日(金)
昨日、保健所の方が来て、検査が無事に終わりました。前にも書きましたが、今回の検査
は、衛生検査ではないため、設備を見回り比較的簡単に終わりました。直前まで掃除をし
ていたこともあり、検査官からは、とてもきれいにしており、整頓も出来ているとお褒め
の言葉を戴きました。墓穴を掘るようですが、この際だから疑問に思っていたことを検査
官に幾つか聞いてみました。その一つが換気扇のフード。以前他県のYHのペアレントさ
んが遊びに来てくれた時に、その県ではフードがないと検査に通らなかったとの話でした
が、秋田県では、フードに規制を設けていないとのこと。その理由は「食文化の違い」と
云われました。この点だけは、かなり現実的になっている秋田県の保健所ですが、他の部
分では他県よりも厳しいところもたくさんあります。いずれにしても、検査にパスできた
ことで一安心となりました。

9月16日(木)
昨日は、酒田で昼食をとったあと、市内観光。以前到着時に暗くなってしまっていた街中
の観光名所、相馬楼。海鮮市場から直ぐの場所にあります。中に入れるかなと思って行っ
たら、水曜休館でした。次に酒田市役所に行き、市内観光用のパンフレットを調達。市役
所の前には、国の史跡指定されている旧鎧(あぶみ)屋がありました。ここは江戸時代に
北前船で栄えた豪商の家との事(入館料300円)。酒田を後にして、鶴岡に。鶴岡では、
真っ先に市役所に行き、観光マップを調達。聞くと、市役所の周辺に見る場所が集まって
いるとのことで、車を止めて散策。市役所の隣には、江戸時代の藩の学校だった致道館
(しどうかん)があります。また歩いて直ぐのところに鶴岡公園があります。この中に
は、大正時代の建物「大宝館」や、ご当地の有名人で、時代劇小説で有名な藤沢周平記念
館(¥700)、荘内神社などがありました。

9月15日(水)
今日は、山形県の庄内地方、酒田と鶴岡まで足を延ばしてみました。酒田に到着したのは
ちょうどお昼。この日の目的地の一つが、酒田の海沿いのテレビでも何度も紹介されてい
る海鮮市場。少々市内をうろうろしているうちになんとか到着。ここ「海鮮どん・とびし
ま」は、海鮮丼が手頃な値段で食べられるとのこと。平日とはいえ、入ると入り口まで行
列。待つこと10分ほどでようやく注文。既に、限定メニューのほとんどは売り切れになっ
ており、スタンダードな海鮮丼とヅケ丼を注文。ついでに、単品メニューのサンマの刺身
と、タイのかぶと煮も注文。丼ものはそれぞれ1,050円。他の観光地の食堂だと、1,500円
は下らないと思いますので、かなりの割安感があります。さんま、日本海で採れるっけ?
とか、マグロって、どこの?とかは、この際言いっこなしです。

9月14日(火)
今晩は、神岡、増田と、近場での花火大会が相次ぎました。このうち、神岡の花火大会に
お客様と出かけてみました。当YHから車で20分ほどで神宮寺駅近くに到着。国道沿いの
スーパーの駐車場に空きスペースを見つけ、車を止め、そこから歩いて10分弱の会場(中
川原公園)へ。河川敷の土手には、多くの人が平日にも拘らず来ていました。6時半から
8時半までの花火大会でしたが、到着したのが7時半過ぎ。それでも、ちょっとの間、間
近に広がる花火を楽しめました。既に9月も中旬、花火を見ていて、肌寒さも感じるほど
でした。帰りの道中では、他にも数ヶ所で花火が上がっていました。来年も、この時期に
お客様が居れば、ツアーが出来そうだと思っています。

9月13日(月)
今日は少し時間が出来たので、懸案だった客室の障子の張替えを少し行いました。以前か
ら問題だったのが、障子の枠木が古くなり、肉の部分がなくなり、年輪の部分だけが残っ
てしまっているので、障子紙のくっつきが悪くなってしまっていることです。このため、
前回も行ったのですが、軽くカンナをかけて、枠木を平らにしてから、障子紙を貼り付け
ました。これで、少しは長持ちするかと思います。既に7月に一部屋分の障子4枚をこの
方法で張替えましたが、まだちゃんとしているようです。他にもまだ障子がありますので
時間を見て、冬前までに全室の張替えを終わらせたいと思っています。

9月12日(日)
明日から、当分の間、自宅待機となります。仕事を始めて5年が過ぎ、保健所の営業許可
の更新時期になりました。今回、初めての更新なのですが、その際、保健所の検査が入り
ます。もちろん、週の指定は出来たのですが、日時の指定は出来ず、また来る際の電話も
なしとのことなので、来るまでの間、自宅待機です。留守なら、後日改めて来てくれると
のことですが、どうせなら、一発で終わらせて欲しいものです。かといって、初めての検
査なので、何を検査されるのか、よくわかっていませんが、
とりあえず、整理整頓です。
この際なので、先週からパートさんに手伝ってもらって、久しぶりの厨房の大掃除となっ
ています。それでも、今回の検査は、衛生検査ではなく、設備検査なので、その点では少
しは安心です。
 

9月10日(金)
先日、買い物ついでに、会議用の長テーブルを購入してきました。当YHに来て頂いた方
は既にご覧になったかもしれませんが、食堂の奥に新たに置いてみました。当YHの食堂
には、近隣の観光ガイドやマップなどをご用意しておりますが、充実させすぎて、置く場
所が足りなくなってきましたので、整理して見やすくするため、新たにテーブルを置いて
みました。まだ、とりあえず置いた状態ですので、それほどパンフレット等は並べてはあ
りませんが、どうやったら見て頂けるか考えなら、どこのどんなパンフレットや地図を並
べようかと検討中です。ある程度目処をつけた段階で、不足分の資料を作ったり、集めて
来る予定ですので、来春には、もう一段の充実が出来るかと思います。ご期待ください。


9月9日(木)
今晩は隣町の角館のお祭りでしたので、なんとか時間を作って出動。一昨日から続く角館
最大の祭りの最終日で、昨晩は観光用の時間もありましたが、本日は地元の方が中心とな
る祭り。車を桧木内川沿いの道に止め、歩いていくと、いきなり五井酒造店前で山車が鉢
合わせになり、道をどちらが譲り合うかの交渉中でした。
その後ろでも、他の山車が道が
開くのを待っており、その上では、女性による「手踊り」が行われていました。
交渉は、
時には1時間も2時間も続けられるとのことだったので、そこを離れ、駅のほうに向かう
と、威勢のよい声が聞こえ、現場の駅前通、食堂稲穂前に行くと、ちょうど山ぶつけが行
われいました。
これが行った時に見られるというのは、タイミングがよかったと。ただ、
この決着もなかなかつきそうになく祭り会場をあとにしました。今晩は、最終日というこ
ともあり、町の人の気合は半端ではなく、祭りは明け方近くまで続くようです。滞在時間
は短時間でしたが、それなりに雰囲気も味わえ、山ぶつけも見られ、大満足でした。

9月8日(水)
今日は当YHがある藤木の八幡神社の秋のお祭りでした。お祭りといっても、他の人は来
ず、氏子代表だけが集まる程度の、名前ばかりのお祭りになっています。 それでも、街
の大きな神社の神主さんと、神官7名が来て、 神楽の奉納などもあり、そこそこのお祭
りでした。 神楽は、名前どおり神様を楽しませるもので、今回は4つの踊りがありまし
た。「お調子の舞」「巫女舞」「剣の舞」「獅子舞」と続き、最後の獅子舞では、参加者
が咬まれておしまいとなりました。祭りが終われば、すぐにその場で反省会、こちらでは
直来(なおらい)という名の宴会が始まります。その場で、神官さんたちも大曲の広い範
囲から来ていたことがわかりました。また、周りはバリバリの秋田弁で、理解に苦しむ場
面も多々ありました。次の氏子代表の仕事は、11月の秋祭りとなります。

9月7日(火)
金山町を後にして、新庄を今回は通過して、国道46号線を東に向かいました。次の目的地
は、瀬見温泉。お客さんとの話の中でも、時々出てくる温泉です。新庄から車で20分ぐら
い走った川沿いにある温泉地。 駅からも歩いていくことが出来ます。(徒歩20分程度)
義経ご一行とともにここに来た弁慶が、その薙刀(ナギナタ)「せみ丸」で、岩を突いた
らお湯が湧いたとの云われのある古い温泉地。街の中心には、足湯もあります。この足湯
は産湯と呼ばれ、義経の子亀若丸が産湯に使ったとも伝えられるもので、飲むことも出来
ます。
歴史を感じる古い温泉旅館や、公衆浴場(200円)もありましたが、今回は、時間
の関係で、入浴は見送り。中の写真を撮ろうとしましたが、200円入れないと、入り口が
開かないので断念。
お湯は無色、若干硫黄臭のあるお湯で、源泉は69℃、ph7.8の中性。
川沿いには、その岩を突いて湯が出たと伝えられる薬研湯がありましたが、この夏の暑さ
の中、湯気が出るほどで、温度調節はされておらず、入浴はかなり危険かも。道から丸見
えです。
瀬見温泉から車で10分ほど走り、国道をそれて更に15分ほど走ると、赤倉温泉は
ありました。新庄の反対側にある肘折温泉と似た雰囲気の温泉街で、車を止めるところも
少ないようでしたので、赤倉温泉は車内から見学となりました。

9月6日(月)
ちょうど金山町で昼飯の時間となりましたので、食べる処を探していたら、役場近くに旧
家の佇まいの蕎麦屋「草々」がありました。山
形なら蕎麦だろう!ということで、入って
みると、秋田にもある古い商家のつくりで、座敷が蕎麦屋になっていました。メニューに
は、板そば、鳥そば、とろろそばの3種のみ(各700円)。迷うことなく、2つ注文。板
そばは、山形のスタンダードなそば。鳥そばは、この日は冷たい鳥そばでしたが、ちょっ
と油が気になりました。やっぱり温かい鳥そばのほうがいいようです。いずれも蕎麦は、
二八そばで、かなりの固麺状態、ボキボキでした。私は固い麺が好きだったので、丁度い
い感じでした。散策の後立ち寄ったのが、柿崎カキ氷店。前にお客さんに聞いていた店
で、ここでは自家製の梅酢をシロップに使ったものを注文(300円)。思ったよりも癖は
なく、暑い夏にはベストマッチでした。6月下旬から9月中旬まで営業との事。

9月5日(日)
今日は少し時間が取れたので、どこに行こうかと考えたのですが、時間的、天候的な面か
ら、山形県の県境を越えてすぐのところにある金山町散策となりました。高速道路の無料
化実験の効果(横手−雄勝間無料)は大きく、大曲から車で1時間半ほどで到着。最初、
国道13号線から曲がって、街を通り過ぎてしまいましたが、戻って役場の駐車場に車を止
め、パンフレットを貰って散策開始。静かで、水が豊富な金山町では、そこここに沢水が
流れ、ノンビリできるいい街です。ここでは、街並み景観条例を早くから制定して、きれ
いな街並み作りを長年行ってきた場所。それは、大堰公園などでも見られるものです。

には金山型住宅と呼ばれる、白壁に黒塗りの杉板を用いた家が多く、古い建物や蔵なども
多く残されています。
散策は、役場から大堰公園、木造作りの「きごころ橋」、大きな錦
鯉が放流されている「めがね堰」、
かつての金山城の大手門を移築したといわれる長者門
など1時間ほど。
街には車も少なく、ゆったりとした時間が流れる中で、涼しい風が楽し
めました。来年のうちのお勧めは、この金山町に決まりました。


9月4日(土)
先日、お客様からワンコインツアーのリクエストがありました。9月中はまだお客様が続
いているため、申し訳ありませんがお断りしました。10月にはイベントを含めて、再開の
予定です。特に10月は、当YHからのイベントを幾つかご用意していますので、是非この
機会に来てみてください。10月3日(日)は、隣の横手市増田で開催される「蔵の日」に
希望者をお連れする予定です。年に一度の室内蔵の一斉公開ですので、一見の価値ありで
す。10月17日(日)には中仙地区で行われる「ジャンボうさぎフェスティバル」に行く予
定です。この中仙地区は日本で唯一、食用のうさぎを育ててきた場所で、日本一の大きさ
のうさぎの審査や試食会もあります。更に11月7日(日)には、東北三大豪農の一人、池
田邸の庭園の公開日で、紅葉で彩られた豪農の庭園を見学に行く予定です。ご希望の方は
予約の際に、一言お願いします。

9月3日(金)
本日は、近くの神社の秋祭りに備えて、境内の草刈りが朝からありました。当YHでの草
刈りは、大体において一人で行うので、とても時間がかかりますが、神社の草刈りは10名
近い人間で行ったため、あっという間に終わってしまいました。終了後、旧社務所の中に
初めて入ってみましたが、祭りの道具などが所狭しと収納されていました。聞けば、過去
には、この社務所の建物は舞台にもなっており、ここで踊りなどが行われたり、屋台など
も出た大きな祭りだったそうです。でも現在では、集落の人口が減り、そういったことも
ほとんど行われなくなってしまったそうで、少し残念でした。草刈り後、保健所に行き、
営業許可書の更新の手続きを行ってきました。今月末で切れるためで、当YHを開所して
初めての更新となります。

9月2日(木) 最高気温34.5℃
今日は9月なのにもかかわらず、この夏2番目の暑さとなり、隣の横手では35.8℃まで上
昇、NHKの夜の全国ニュースでも取り上げられるほどの暑さとなりました。この暑さで
すが、カレンダー的には着実に秋になってきており、食堂に掲示していたイベント情報を
夏のものから秋のものに交換しました。9月、10月は収穫の時期。近くでも10月になれば
美味しいイベントがたくさん開催されます。また山岳部の紅葉も今月末頃から例年だと色
付き始めるのですが、今年は果たしてどうなることやらです。ちなみに、八幡平アスピー
テラインや栗駒方面、鳥海ブルーラインなどは10月中旬から夜間通行規制(17時〜7時)
が始まりますので、10月に車で来られる方は、その点も考慮してください。特に玉川温泉
から鹿角に向かう国道341号線は迂回路がありません。お気をつけください。

9月1日(水) 最高気温33.8℃
今年で5回目となる秋田ふるさと検定の受付が本日から始まりました。この検定は、いわ
ゆる「ご当地検定」で、3級から1級まであり、特に2級は「ふるさとの歴史・文化等を
県民や観光客に説明できる高度な知識を有する」というもので、私の仕事にはあって当然
の資格なのです。これがなくっても不都合があるわけではありませんし、あってもメリッ
トがあるわけではありませんが、「ハクがつく」という程度です。たまたま今年の試験日
が11月14日(日)と、過去の状況を見ると、お客様がほとんどいない時期になっており、
日程的に受験出来そうな感じです。秋田県南の歴史や文化については、比較的日常でもお
客様に話す機会があるのでいいのですが、県北に関しては、ほとんど手付けずの状態にな
っていますので、そこをどうするかが懸案事項です。