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【新米ペアレントの営業日誌】

2011年


2月28日(月)
明日から3月。少しは秋田にも春が感じられるようになる時期です。冬祭りは2月で終わ
って、3月の上旬には大きなイベントはほとんどありません。でも、この時期だからこそ
見られる光景が幾つか出てきます。その一つが一年で一番きれいな角館が見られることで
す。黒を基調にした角館の街にはまだ残雪が残り、黒と白の街ですが、3月になると時々
太陽も顔を出し始め、きれいな青空が出ることがあり、その節に角館の街は、黒、白、青
の綺麗な三色のコントラストで彩られます。そのほか、雪どけの始まる時期ですので、山
岳部などでの斜面では、雪の塊が落ちて、それに雪が付いてロールケーキのようなものが
出来上がります。風の強い日の後では、同様のロールケーキが平地の雪原にも多く見られ
ます。是非、そんな光景を見て頂ければと思いますが、それが見られるかどうかは天候次
第です。

2月27日(日)
本日から、また長期滞在のお客様が到着しました。今回、今日からは日本人のお客様です
ので、言葉が通じることもあり、少しほっとしています。前回、長期滞在していた韓国の
方は明日、到着の予定です。4月下旬までの滞在予定ですので、その間に来られるお客様
は食事の時間にご一緒頂くことになるかもしれません。長期滞在のお客様は、経営的には
とても助かりますが、問題は食事の用意です。数年前から長期滞在のお客様が時々居ます
ので慣れてきてはいますが、メニューにはいつも手こずります。日本人のお客様でも同じ
ものを何度も出す訳にもいきませんし、まして韓国人の方には、辛いものも用意しないと
なりません。最初はどの位食べるか、どういうものが苦手かということを探りつつメニュ
ーを考えることになります。一般のお客様には、違うメニューを用意しますので、ご安心

ください。

2月26日(土)
今月の中旬以降、降雪も一段落し、横手の積雪は1mを切るところまでようやく減ってき
ましたが、今朝は久しぶりの降雪となりました。既に路面に雪はなく、降ったものの数セ
ンチの積雪ですので、1月の降雪を考えるとかわいいものです。この程度では、雪かきの
苦労もほとんどありません。気が付けばあと数日で3月。今年の冬は12月には大した雪も
降らなかったものの、その分のツケが1月に来て、記録に残る大雪となりました。結局、
この1・2月に何をしたのかと振り返ると、1月はほとんど雪との戦いで1ヶ月が終わっ
てしまった気がします。怪我もなく無事に乗り切れたことには感謝ですが、雪かきだけで
は何もしなかったのと同じことになってしまいます。2月も、もう少しで終わりますが、
2月もあっという間に終わってしまった気がします。やはりお客様が多く来て、賑わって
いる時の方が充実感があります。

2月25日(金)
ニュースによれば、本日公表された昨年の国勢調査により、秋田県が5年前と比べて人口
−5.2%で全国でトップの減少率となったとのこと。全国で見ると、増えている県は首都
圏の9都道府県に留まり、残り38道府県はいずれも減少。減少率2位は−4.4%の青森
県、3位高知県(-4.0%)とダントツのトップ。このニュースでは、今まで秋田県や市町
村は、出生率を上げるための努力や婚活応援などで人口減少に歯止めを掛けようとしたも
のの、今後は人口減少を見据えた対応が迫られると、締めくくっています。既に一昨年、
30年後の秋田県の人口は3割減少が見込まれ、日本一人口減少の進む県として指摘されて
いるのですから、出産率向上や婚活応援などという小手先だけの対策だけでなく、もっと
抜本的な対策が必要でしょう。

2月24日(木)
週末から長期滞在さんが来るので、先日から諸々の買出しや部屋の模様替えに着手しまし
た。通常、当YHの客室にはテレビはおいてありません。これはお客様同士で出来るだけ
話をして頂けるように、部屋にこもらず、食堂に来て頂きたいためです。ただ、ビジネス
お客様となると話は別で、今回は2階の各室にテレビを設置します。また1ヶ月以上の滞
在となるため、衣類などの収納スペースも用意しています。更に昨年食堂に小さな冷蔵庫
を用意して、夏休み期間などは多くのお客様にご利用頂きましたが、小さすぎて不便をお
かけした事から、少し大きめのお客様用冷蔵庫を調達しました。少しずつですが、予算と
相談しながら、一段とお客様の使いやすいように改良を加えていきたいと思っています。

2月23日(水)
本日、日本気象協会は2011年2回目の桜の開花予想を発表しました。これによると、2月
以降気温は平年並みか高めに推移するとの予想で、北日本では平年並みか平年よりも早い
との予想です。秋田市の開花予想は4/17頃と昨年(4/24)よりも7日早く、平年(4/19)
と比べても2日早い開花予想。青森市は開花4/24頃と、こちらも昨年(4/28)より4日早
く、平年と比べても2日早い予想となっています。また、18日に気象情報会社のウェザー
マップが発表した開花予想は、秋田市4/15頃、青森市4/21頃となっており、14日に発表さ
れたウェザーニュースの予想を含めても、ほぼ同じような結果となっているようです。
 日本気象協会(2/23)   秋田市 4/17  青森市 4/24
 ウェザーマップ(2/18)  秋田市 4/15  青森市 4/21
 ウェザーニュース(2/14) 秋田市 4/15-24 青森市 4/20-26
当YHの近くにある角館の桜の開花は、秋田市より5〜7日遅く、見頃となる満開はその後
3〜6日後となりますので、くれぐれもご注意ください。


2月22日(火)
ここ数日、日中は太陽が顔を見せ、最高気温が5℃を上回るところまで上昇、3月中旬の
暖かい気温が続き、雪どけも進んでいます。それでも、まだ最低気温は今朝−10.3℃、昨
日も−11.3度と朝は冷え込み、積雪は減ったとはいえ、横手の測候所では110cmを超えて
います。遅ればせながらと、残った屋根の雪を落とす姿がそこここで見受けられ、邪魔な
雪を捨てに行く車も街中を多く走っています。そんな秋田ですが、道路は除排雪の効果も
あり、道路は路面が出て走りやすくなっていますし、暖かい陽気で、地元のライダーさん
も動き始め、国道ではツーリングの姿をちらほらと見かけはじめました。日中の暖かい時
間には「春の雰囲気」を感じる時間もあり、ようやく厳しかった今年の冬も終わりに近づ
いて来たようです。

2月21日(月)
今日は朝食の後、1時間ほど玄関前の植木の救出作業。 今年の雪は予想以上で、植木の
雪囲いも役立たず。むしろ倒れてしまって、植木をなぎ倒した状態になっています。この
まま雪どけになると、更に植木を倒してしまう恐れもあるし、それでなくともこのまま時
間が経てば、植木が斜めのまま春の成長期を迎え、植木がどちらに伸びるのかわからなく
なります。このため、まだ1mほど残る雪を撤去して、雪囲いも撤去。
それでも、まだ植
木は傾いでいますが、あとは、重力と植木の回復力を期待するばかりです。掘り出した雪
は玄関前にある消雪パイプで消し去ります。約1時間半の作業で、金木犀2本とけやき1
本の救出作業は終了。これで玄関前の1/3程度の植木が救出されたばかりで、まだまだ暇
と天候を見て作業が続きそうです。ちなみに、納屋(駐輪場)の奥の軒は、まだこんな感
じで大量の雪が残っています。

2月19日(土)
玄関には鉢植えが3つ置いてあります。一つは金のなる木。これは購入した時には花が咲
いていたのですが、玄関が寒すぎて、毎年冬になると葉が落ちてしまい、花どころではな
いようです。今年も葉を落としており、枝だけの「冬らしい(?)」眺めになってしまっ
ています。もう一つは紅梅。こちらは今年も、ほぼ例年通りの時期に赤い小さな花をつけ
てくれました。広い玄関には小さな鉢植えですが、玄関に梅の花の香りを満たしてくれて
います。3つ目の鉢は黄梅。暖かい冬には、紅梅とほぼ同時に黄色の花が咲き始めるので
すが、今年はまだ蕾もほんの小さなものだけ。果たしてその原因は、寒さなのか、それと
も肥料不足か。外に眼をやると、玄関前の植木の雪囲いは、今年の大雪で大きく傾いてし
まいました。救出作業をしてやらないと、斜めのまま春の成長を始めてしまいそうなの
で、後日、作業になりそうです。

2月18日(金)
昨日もお客様のリクエストで角館までワンコインツアーを実施しました。冬祭りも先日で
一段落し、武家屋敷通りはいつもの静かな街になっていました。この週末もまだ一部で冬
祭りが残っていますが、かまくら祭りなど知名度の高い冬祭りは一巡し、春までまた観光
の閑散期が秋田では続きます。1月は過去の記録を更新するほどの大雪で、更に気温も上
がらずに雪がとけなかったため、雪の対策に追われていましたが、2月に入り、まとまっ
た降雪も10日にあったものの、そのほかは比較的暖かい気温が続き、本日の横手測候所の
積雪量は120センチ台にまで減少。当YHでも、屋根の雪下ろしも一段落し、日中には春
を感じさせるような暖かい日もあり、少し気分的にうきうきして来始めています。玄関に
おいてある紅梅が、今年も赤い小さな花をつけています。

2月17日(木)
昨晩のお客様には、かまくら見学の学生さんのグループがいました。聞けば、東京の大学
のユースホステルクラブの方々。当YH開設7年目を迎えようとしていますが、大学のY
Hクラブのグループが来たのは聞いている限りでは初めてのことです。80年代までは多く
の大学で同様のYHクラブがあり、盛んにYHを使って旅行していたのですが、このとこ
ろ聞くことが少なくなってしまって少し残念です。先日は九州の大学のYH研究会から電
話があり、アンケートの要請がありました。その大学のYH研究会では、過去に何度かア
ンケートを戴いており、こちらも貴重な機会と思い、丁寧にお答えしているつもりです。
でも元々旅行が好きでそういったサークルに入っているのでしょうから、電話や書面での
アンケートでなく、今回のように実際に来て頂いて、見て、経験していただいた方が、よ
り理解が深まるでしょうし、こちらもいろいろお話が出来ると思います。

2月16日(水)
明日の予約を戴いたお客様がこの時期、車2台で来るということで、急遽、駐車場の除雪
となりました。雪がない時期には、南側5台、北側10台ほどの駐車スペースを確保してあ
り、定員(15名)のお客様が全員1台ずつ車で来ても大丈夫なようにしてあります。しか
し、雪の季節、特に今年は大雪でしたし、冬の時期に車で来る方が少ないこともあり、こ
の時期には車を止めるスペースが限られています。南側の駐車場にはまだ1m近くの雪が
敷き詰められている状態で、3時間ほどの雪かきと消雪パイプの効果で3台ほどのスペー
スを確保しました。もう、これからはそう多くの雪も降らないでしょうから、今回の雪か
きで、当面3月頃までは車で来られるお客様にも対応できそうです。南側駐車場奥の畑が
見えてくるには、まだ1ヶ月以上必要です。

2月15日(火)
昨日(14日)、気象情報会社のウェザーニュースは今年最初の東北地方の桜の開花予想を
発表しました。全般的な傾向として、過去5年の平均と比べるとほぼ平年並みか、やや遅
くなるところが多くなりそうで、開花日は千秋公園は4月18日頃、、角館の枝垂桜は24日
頃、弘前公園22日頃と予想。満開日はそれぞれ23日、30日、27日前後となっています。気
象庁による過去10年の桜の開花日は秋田市で4月19日、昨年(2010年)は24日。角館の桜
が4月30日に満開になってくれれば、ちょうど今年はゴールデンウィークの前半の3連休
となりますし、その後数日、その状況が続いてくれれば、5月の連休にも十分に楽しめる
ことになりそうです。ただ、今回の予想では昨年よりも寒の戻りが多いとも予想してお
り、まだまだ寒い日が続きそうなのは、辛いことです。

2月13日(日)
冬祭りも今日、明日が佳境を迎え、本日は角館の「火振りかまくら」、湯沢では「犬っこ
祭り」、横手「かまくら祭り」とそこらじゅうでお祭りになっています。住んでいると多
く感じる冬祭りですが、県外、特に、首都圏などではまだかまくら祭りを除くとほとんど
知られていないのが現状で、非常にもったいないことです。温泉や食、観光地、自然など
は、多くの場所で類似の体験をすることが出来ますが、冬祭りのきれいさ、寒さというの
は、なかなか体験できないもので、季節に限らず、当YHをご利用頂いたお客様にはお話
しするように心がけていますが、そのリアルさを言葉だけでお伝えすることは難しいもの
です。こればっかりは、来て、見て、感じて頂くのが一番と思いますので、この時期に雪
国秋田に来るのは躊躇する方が大半だと思いますが、また来年の雪祭りに向けて、多くの
方に宣伝していくつもりです。

2月12日(土)
本日はお客様のリクエストで、角館までのワンコインツアーを実施。途中湧水の郷六郷に
立ち寄り、高良酒店で買い物をしながら、15日に行われる竹うちの話などを聞かせていた
だきました。元々秋田県では竹(孟宗竹)は寒さのため育たないのですが、これを使った
祭りを行うようになったのは、かつてこの街に酒蔵が10ヵ所以上もあり、酒樽のタガとし
て大量に竹が使われていたそうで、これで遊んでいたのが祭りの発祥とのこと。古くから
伝わる祭りには、ちゃんと謂れがあるようです。その後、角館に到着。冬祭り真っ盛りの
3連休ということもあり、武家屋敷通りには観光客の姿も見られ、大型バスが駐車場に列
を作り始めていました。また明日から行われる角館の冬行事「火振りかまくら」に向けて
武家屋敷の前には雪灯篭も作られていました。

2月11日(金)
今日から3連休。秋田県南では、小正月行事の冬祭りが、横手のかまくら祭りを筆頭に始
まりました。とはいえ、一昨日からの雪は、今朝起きたら2日間で40センチ以上降ったよ
うで、当YHの簡易積雪計では、再び180センチに近づいてきてしまいました。今月1日
に192センチを記録して、その後降雪も落ち着いて、一昨日(9日)には128センチまで減
少していました。今朝の横手の測候所では、積雪152センチ。当YHの方が、積雪は多い
ようです。このため
今朝は、何日かぶりの雪の朝のお勤め。車の雪下ろしと、入り口の除
雪車の残骸の処理。久々だったので、1時間も掛かってしまいました。また連休初日にも
かかわらず、奥羽線の普通列車は、秋田⇔大曲間夕方6時まで除雪のため運休となり、横
手⇔大曲間も午後3時まで運休となりました。


2月10日(木)
昨年から秋田県では、高速道路秋田自動車道の秋田中央ICから先で無料実験中となって
いますが、この6月から、今まで有料区間であった秋田中央IC⇔北上JCT間も無料に
なるとの決定がなされました。これで東北自動車道を除く秋田県内の有料道路は全線無料
となります。観光やビジネスで来られるお客様はもちろんのこと、住んでいる人間にとっ
ても大きなメリットとなります。今年の春以降、岩手県への視察も回数を増やすことが出
来そうで、特に先日雪の中行ってきた北上周辺の温泉、鉛温泉や夏油温泉などまだまだ行
きたい所は多く残っており、楽しみが増えました。ただ懸念がないわけでもありません。
既に昨年から無料化実験が行われている地域の一部では、「通りぬけ」現象も発生してお
り、レストランや土産物店の一部では思ったほどお客様も増えないという結果も出始めて
いるようです。是非これを機会に、秋田・青森・山形の日本海沿岸東北地方の周遊をこの
夏計画されてはいかがでしょうか。

2月9日(水)
ここ数年、バイクのお客様には当YHのステッカーを作るとお話して、立ち消えになって
しまっていましたが、ようやく重い腰を上げて、ステッカーを作成しました。10センチ×
3センチの簡単なものです。お金を戴くというものではありませんので、7周年記念とし
て、来られた方でバイクや車に貼って頂ける方には無料で差し上げようと思っています。
またデザインなどのご意見なども頂ければと思っています。市販のラベル用紙にパソコン
のプリンターで印刷したものなので、一応防水仕様になっているとのことですが、耐久性
がどの程度だかわからないので、1枚当YHの車に貼って、この雪の時期に走らせてテス
ト中です。バイクの方、是非、来て頂いて、ステッカーを貼って帰ってください。お待ち
しています。

2月8日(火)
昨日は、せっかく県境を越えたのだからと、もう一軒温泉に行きました。花巻南温泉峡と
云われ、松倉、志戸平、渡り、大沢、山ノ神、鉛温泉と続くルートがあります。
伝統のあ
る鉛温泉も行ってみたいし、その手前、大きな露天風呂の山ノ神温泉も入りたかったので
すが、猛烈な地吹雪という悪天候。手前の大沢温泉を目指すことにしました。ここは高級
ホテル(山水閣)、旅館部(菊水館)、自炊部とあり、風呂も一つの宿で7つ(日帰り入
浴は5つ)もあるという贅沢な作り。一番有名な混浴
露天風呂は、脱衣所がすぐ脇に棚が
ある簡単なもので、雪が舞う中で服を脱ぐという状態でしたが、温泉はお湯もよく、眺め
も最高。お湯は、ph9.0の強アルカリ性の単純温泉。匂いは若干硫黄臭があるとの表記で
したが、気が付きませんでした。雪の時期でさえ、多くのお客さんが来ており、雪のない
季節はさぞ賑わうことでしょう。是非もう一度入りに来たい温泉です。大沢温泉 入浴料
500円(温泉本で100円引)日帰り入浴7:30〜20:30。

2月7日(月)
今日は足を延ばして、岩手県西部に進出。ほっとゆだ駅から山の方に入った湯川温泉を目
指しました。幾つかある温泉の中から、温泉本に載ってて、なおかつ渓流沿いにある露天
風呂ということで大扇別館を選びました。山の中の温泉街の真ん中ほどにある温泉宿で、
自炊が中心の湯治場。
平日で雪ということもあり、お客さんは他におらず、貸切風呂でし
た。風呂は、男性風呂から階段を下りた川沿いに半露天の形で混浴風呂。ただ混浴風呂は
宿の人もぬるくて入れないとのこと。実際、入ってみたらほとんど水状態で、心臓が止ま
るかと思いました。気候のいい時には、多くの人が来るのでしょうが、本日は内風呂で我
慢。お湯はph7.9のアルカリ性のお湯で無色。ラドン含有率が高かったり、重金属含有率
が高かったりと、昔から薬湯として利用されてきたそうです。閑散期なのか、カラン(蛇
口)からは水だけしか出ませんでした。湯川温泉、大扇別館。入浴料300円(温泉本で100
円引)入浴時間9時〜21時。


2月6日(日) 最低気温ー11.8℃
今朝、9時半頃から家が突然、揺れ始めました。何かと思ったら朝から除雪車の登場でし
た。先日の外出時には、国道や高速道路は路面が出ていたのに、当YHの前の道は、除雪
車は来るものの、除雪が下手で路面は30センチちかく積雪で盛り上がっていました。
入り
口のところが段差(急坂)になり、お客さんや諸々の業者さんの車が、出入り時にかなり
苦労していました。今朝は、除雪車2台で集中除雪となったようで、ガリガリと路面を削
る音。この段差も解消できるととても助かります。
しかし、除雪車が通ったあとは、当然
のことながら、道と家の入り口には、除雪車が寄せていった雪の山。今回はサービス満点
で1m近くありました。この雪山を
均すまでに30分。更にこの際だから徹底的に段差の解
消をと考え、最初はスコップで削りましたが、ラチがあかず、消雪パイプの先端にゴムホ
ースを取り付け、水撒きのように一気に凍った部分をとかしました。この作業に30分。な
んとか道路との間の段差は完全に解消。これで出入りも楽になりました。

2月5日(土)
実は一昨日八郎潟の温泉に行った際に、もう一つ、近くの五城目町にある温泉に入ってき
ました。湯の越温泉というところで、ここも海沿いでは珍しい白濁色、硫黄系の掛け流し
温泉。
ルート的にも、秋田から県北、青森に抜けるのに立ち寄れる場所にあります。到着
したのが午後3時過ぎで、平日だし、この時間なら空いているかと思ったのですが、ちょ
うど到着した時に宿のバスでご老人たち20名ほどがお帰りになるところでした。もう少し
早く着いていたら、だいぶ混んでいたことでしょう。それでも、風呂場に行くと他に6名
ほどの入浴客。建物は、木材をふんだんに使った贅沢な感じの作り。
数年前に改築したよ
うで、とてもきれいでした。風呂自体はそんなに広くなく、洗い場も8人分ほどですが、
それだけのお客さんが入浴していたのも頷けるいい温泉でした。湯の越の宿 日帰り入浴
9時〜16時。日帰り入浴料¥400。

2月4日(金)
本日は本荘で昼食をとり、そのままにかほ市金浦にある金浦温泉「学校の栖」という温泉
に入りに行きました。ここは、食塩泉系の温泉が多い海沿いにあるにも拘らず、しっかり
と硫黄泉が出ているとの話で、以前お客さんの視察で良かったと聞いていた温泉です。国
道8号線から山方面に入って3キロほどのところにあり、元々は小学校だった場所だそう
です。
平日なのに駐車場には多くの車。午前中近くで掛魚祭りがあったせいかな?と、思
いつつ入浴。浴槽は3つあり、硫黄泉、ラジウム鉱泉、水風呂。硫黄泉はph6.5のほぼ中
性、源泉14℃の冷鉱泉。それでも、かなり硫黄の匂いがする掛流しの温泉で湯は白濁色。
秋田から酒田、鶴岡方面に抜けるお客様にはお勧めの温泉です。 学校の栖 日帰り入浴
6時〜21時 300円。

2月3日(木)
今日は骨休めのため、雪の少ない秋田沿岸地域に向けての温泉ツアー。秋田自動車道で一
気に
琴丘・森岳ICまで走り、大潟村に向かいました。ICから15分も走ると、本日の
目的地、大潟村の日帰り入浴施設ポルダー潟の湯に到着。近隣でも人気の温泉のようで、
受付近辺や風呂場に多くの人がいました。お湯は濃い紅茶色で、古びた枯葉の匂い。
秋田
県に限らず日本でも珍しい古代のお湯「モール温泉」、500万年前の海水が地層水となっ
たもので、その時代の植物がやがて腐植質となり、温泉に溶け込んでおり、火山活動由来
の温泉と違い、腐植質は有限で価値があるそうです。いわゆる、石油や石炭の成りかけ?
といったところでしょうか。 この手の温泉は、実は東京の温泉に多く見られるのです
が、秋田県では珍しいようです。売り言葉どおり、短時間でもポカポカになる温泉で、冬
の今の時期にぴったりの温泉でした。ポルダー潟の湯 6時〜22時 入浴料300円。温泉
本持参で、牛乳一本サービス。

2月2日(水) 最低気温−11.1℃
本日は昨日の午後と変わって、天気も良いということで、昨日の屋根の雪下ろし作業の延
長戦。昨日、だいぶ下ろしたことと、その後珍しくほとんど雪が降らなかったので、すん
なり作業開始となりました。建物の半分、玄関側の屋根は、1時間ほどの作業で尾根の先
に到達。その先の雪なども手を入れることが出来ました。
その後、建物奥の屋根に着手。
こちらは前回もかなり手抜きをしたので、ガッツり1m以上の積雪。それも、下のほうは
かなり凍ってしまい、高さと重さで四苦八苦。
無理して体を壊しても困るので、本日は3
時間ほどの作業で終了。あと、1〜2日ほど、雪下ろしが必要なようです。さすがに3日
連続はきついので、明日は一休みする予定です。終了後、一休みしていると、どっかん、
どっかん、と屋根に残った雪が落ち始めて、賑やかです。

2月1日(火) 最大積雪192cm
一昨日から降り続く雪は、ついに横手の測候所で今朝、192cmにまで到達。当YHの積雪
計は最大目盛が180cm、その上5cm程余裕があったのですが、今朝は雪に埋もれて見えな
くなってしまいました。先週水曜日にある程度、屋根の雪は落としたのですが、既に週末
を挟んだ降雪で屋根の雪もたっぷり。 このため、10時半から屋根の雪下ろし作業を開
始。午前中は天気はまずまず。でも2階の屋根からの雪が落ちてきそうだったので、1時
間ほどで休憩。昼飯の間に2階屋根からの雪も落ち、午後1時から作業再開。今度は2時
過ぎ吹雪状態の悪天候。なんとか3時まで頑張り、本日は作業終了。そろそろ雪もだいぶ
重くなってきているので、明日にでも続きが必要なようです。夕方以降はいつものように
落とした雪を均して溶かす作業が体力と相談しながら続きます。

1月31日(月)
今朝起きてみたら、ついに当YHの簡易積雪計が雪で埋もれてしまいました。周りの雪の
高さに合わせるようにしてみたら、170cmを超えるところまできていました。
昨日の午後
からの雪は、朝までに20cm以上降り積もったようです。しかし、まさかここまで来ると
は。昨晩も除雪車が走ったようで、敷地入り口の道に面しているところには、1mを超え
る雪の壁が出来てしまいました。
玄関前の植木の雪囲いも、一連の雪の壁になり、どこに
植木があるのかすら、わからなくなってきました。
先日下ろした屋根にも、早くも50cm以
上の積雪。これが屋根から滑り落ちると、雪だまりには1m以上の雪山になってしまいそ
うなので、またも、屋根に登らないといけないようです。

1月30日(日)
今日は午前中には太陽が顔を出していましたが、午後になって急に激しい雪になってきま
した。こんな中、毎年恒例になってきた梵天が当YHにも来てくれました。梵天は、秋田
周辺の風習で、厄年の男たちが神社に奉納する前に、集落を廻って厄落としをしていく行
事です。今年は、昭和45年会とのこと。去年よりも若干人数が増えていました。勇ましい
梵天唄のあと、お払いをして頂き、お札を貰って一連の流れは終わりです。時間にして10
分前後です。地主さんや大きな商店主の方は、終わってからその場でお酒を振舞ったりし
ます。この集落に生まれ、42歳の厄年に行うということは、ほぼ人生で一度の大仕事にな
りますので、この少ない人数の中にも、このためにわざわざ都会から戻ってきた方もいた
ようです。この梵天は、今日、明日、集落を練り歩き、明日の午後、近くの八幡神社に奉
納されます。こうした地元に根付いたお祭りも、是非見て頂きたいお祭りです。

1月29日(土)
本日もJR奥羽線、北上線はダイヤの遅延、運休が発生してしまいました。よく考えると
今月は、大雪による奥羽線の運休・遅延が多発しています。新聞を1か月分ひっくり返し
てみました。天候による遅延・運休といえば、海沿いを走り、強風の影響を受けやすい五
能線なのですが、五能線の今月の遅延・運休は7日(新聞記載分のみ)。これに対して、
奥羽線、特に新庄⇔横手間の運休・遅延は、今月17日(同、本日分まで)。一ヶ月のうち
17日も電車が動かなかったら、都会では大騒ぎです。でも、車社会の秋田では、ほとんど
ニュースにならないのが現実です。また、ホームは必要最小限の除雪が行われているだけ
で、無駄に長いホームは1mを越える雪山になっています。(写真は後三年駅)

1月28日(金)
今日は美郷町の国道13号線沿いに昨年4月に開店した、横手で有名なラーメン屋「丈屋」
の六郷店に行って来ました。実はここ、12月に長期滞在さんと行ったのですが、その時に
は写真を忘れましたので、本日雪辱戦。ちょうど12時で駐車場にも車がだいぶありました
が、店内にはまだ空席もあり、すぐ座れました。前回は日曜で、開店と同時に人が押し寄
せ、15分後には、行列が出来ていました。ここ連日の雪かきで消費カロリーが多いことも
あり、今日は「こってり塩」の大盛(700円+大盛100円)。
トンコツベースなので、普通
の塩ラーメンよりはるかにコッテリ。更に背油が投入され、寒い冬には最適でした。丈屋
は秋田県南でも有数の人気店です。最近では東京ラーメンショー参加など、ちょっと商売
っ気を出してきているようで、味・サービスが落ちなければと願っています。
丈屋・六郷店 11:30〜21:30 火曜定休

1月27日(木)
ここ数日、テレビの取材も多く入っている豪雪地横手市に視察に出かけました。先日から
の公共工事中断による除排雪作業の進展で、だいぶ道も通りやすくなっているようです。
国道13号線も両側2mを超える雪の壁に挟まれています。
駅前に行くと、排雪は進んでい
るものの、まだバスの背丈ほどの積雪。当YHの周辺は、まだ田んぼや畑で屋根から落と
した雪などもほっぽらかしに出来ますが、家が密集し、道路が多く走る街中では雪の処分
が大変です。このため、「排雪」作業には多くのダンプやトラックが必要になります。か
まくら館前の公園では、来月中旬に開催されるかまくら祭りのためのかまくらが作成開始
となっていました。2月に入ったら、降雪も落ち着いて欲しいものです。


1月26日(水)
今月10日に屋根に登り始めて、今日で延べ6日目になります。先週金曜に業者さんに納屋
の屋根の雪を下ろして貰ったこともあり、数日の休みが取れました。その間も、降ったり
止んだりで、当YHの母屋の屋根は、元の雪山状態に戻りました。今回は、前回少し手抜
きをした納屋方向の屋根の雪下ろしが目的。道路側の屋根は、手前を少しやっただけにし
ました。
納屋側の屋根は、奥の客室の窓と雪がつながってしまい、昨晩、窓から乗り出し
て屋根の雪を落としましたが、それでも、かなりの量が残りましたので、そこに辿り着け
ればと。作業3時間、なんとか屋根の尾根まで辿り着き、今日はここまでとしました。
後日、ここから先の雪下ろしとなります。さて、毎回苦労する落とした雪の処理。今回も
うず高く積み上げられています。
降雪は少し小康状態になりましたし、陽が出る時間もち
らほら。それでも、まだ当YHの簡易積雪計では140cmちかくあります。気象台の横手の
計測も135cmとほぼいい勝負です。

1月25日(火)
来月になると、旧正月の冬祭りが秋田県北の数ヶ所で開催されます。その最大のものが、
横手のかまくら祭りです。例年、かまくら祭りは2月15、16日と決まっています。今年は
火曜、水曜とカレンダー的によくないため、11日(金)から「Happyかまくらfour days」
と称してプレかまくら祭りが開催されます。この4日間、かまくら館前公園、横手公園、
駅前にて本番と同様のかまくらが用意され、夜には地元の子供たちによるおもてなしが予
定されています。また、12、13日には木戸五郎兵衛村(雄物川)でかまくら撮影会が行わ
れます。例年と比べると、期間も長く、3連休にお越しいただいても、十分に楽しめそう
です。かまくら内でのおもてなしが行われるのは夕方6時から9時まで。また撮影会は午
後5時から7時となります。お泊りの方は、夕食を祭りを楽しみながら横手で調達してく
るほうがいいでしょう。当YHの最寄りの飯詰駅からは、随時送迎していますので、予約
時に電話にてお問合せ、ご確認ください。

1月24日(月)
今日は連日の雪かきで、雪かき用のプラスチックスコップがことごとく割れてしまってい
るので、新しいものを調達するために買出しに出かけました。当YHの周辺の道路は一面
雪で覆われていますが、国道や街の道に出ると、除雪が進んだり、太陽が時々顔を出すた
めアスファルトが出ています。それでも、歩道との境にはうず高く積みあがった雪があり
ます。このため、交差点などでは普段見晴らしのいい交差点でも、視界の利かない危険な
交差点になっています。またこの時期見られるのが、スーパーやホームセンターなどの駐
車場の雪山です。普段から車社会ですので広大な無料駐車場が用意されていますが、この
時期になると、その半分が雪捨て場になり、特に今年は大雪のため、3mを越える雪山が
至る所に出現しています。春になるまでこの雪はどけず、雪どけ時に一番最後まで残って
しまう雪になることでしょう。

1月23日(日)
昨日、集落の神社の氏子筆頭の方から電話があり、集落の八幡神社の社務所屋根の雪が凄
いことになっているので雪下ろしやるから、時間があったら来て、との連絡。正月にお手
伝いが出来なかったこともあり、午後1時に神社に。既にハシゴを掛けて、先に来ていた
方々が屋根の雪下ろしを始めていました。
私は、高所恐怖症なので、登るのを断念。作業
1時間ほどで、社務所と小さな神社の2ヶ所の屋根の雪下ろしが完了。ちなみに登ってい
たのは、60代から80代の方々。聞けば、どこの家でも若い人が屋根に登ったり地面の雪か
きをするのを嫌がり、年寄りばかりが作業しているとのこと。神社の隣では、80代のばあ
ちゃんが屋根の雪下ろし中でしたし、ここのところ事故のニュースが多く流れていますが
大半が。60代から上の方々。若い人が少ないことも事実ですが、いやはや老人力は凄し!
といった感じです。

1月22日(土)
昨日、気象予報会社のウエザーマップが2011年最初の桜の開花予想を発表。今回は関東以
南の予想だけで、北日本の開花予報はまだ先の話ですが、全般的に例年並みか少し早めと
の予想。本日昼11時に横手で積雪159cmを記録する雪真っ盛りの秋田県ですが、少しは春
らしい話も欲しいものです。ただこれだけの雪を目の前にすると、若干早めの開花予想は
鵜呑みにはしずらいものです。過去、今年の降雪量と同じくらい降った2005年春の角館の
桜の満開日は5/1。2006年春の満開日は5/3と、例年の4/28(秋田市4/24+4日)よりも若
干遅めで、5月の連休ど真ん中でした。桜の開花は雪どけ後の3月、4月の気温の状況に
大きく左右されますので、まだなんともいえませんが、今年の角館の桜も、こんなイメー
ジかな?と今の段階では思っています。いずれにしても暖かい春が待ち遠しいです。

1月21日(金)
母屋の屋根は何度か雪下ろしをしたものの、奥の駐輪場で使用している納屋の屋根は放置
していましたので、かなり危険な状態になってきました。昨日、市の広報にあった近くの
登録雪下ろし業者に電話したところ、既に2週間以上待ちとのことで、以前当YHの改築
をお願いした大工さんに連絡、本日その大工さんから人が来てくれました。朝8時に作業
開始。ハシゴを納屋に取り付けたものの、
1.5m近い積雪に圧倒され、突破口を作るのに
30分近く掛かりました。雪下ろしの基本は高いところから。このため、屋根に雪の階段を
作るようにして、上を目指しました。
ある程度上に到達できれば、そこからは力仕事。昼
までには、片方の屋根の7割方の雪が落ちました。
午後は、反対側の屋根。4時で作業終
了。雪の量が予想外に多かったし、雪も固くしまっていたため、一日では終わらず、明日
延長戦となりました。雪が多い横手では、雪下ろしの人手も足りず、料金も跳ね上がって
いるそうです。本来なら落とした雪の処理も業者さんにお願いするのですが、費用削減の
ため、その処理は自分でやることになります。

1月20日(木)
19日の横手計測所の積雪量は22時に156cmとなり、私が秋田に来てから最大の積雪量とな
りました。過去、平成18年豪雪と呼ばれる2006年のピークが151cm。私が秋田に来て初め
ての冬、2005年のピークが154cmでした。2004年11月に引っ越して来て、いきなりの154cm
の洗礼でしたので、準備も出来ておらずビックリするやらでしたが、その時と比べれば、
設備も経験もだいぶ増えていますので、なんとかなりそうですが、それでも、体力勝負で
す。先日、屋根の雪下ろしが一段落したと思っていましたが、既に2階の部屋の一つの窓
が雪で塞がりつつあり、また玄関脇のプロパンと灯油タンクのある場所も、屋根からの落
雪で酷いことになってしまいました。
次の記録は、86年の176cm。当YH玄関前の簡易積
雪計は180cmまでしか目盛りないけど、足りるかな?11月頃にはお客様と180cmまで行くこ
となんてありえないでしょう!なんて話をしていたのですが、冗談ではなくなってきまし
た。過去一番の降雪量は、48豪雪(1973年)の時に横手では236cmもの積雪量になったそ
うです。

1月19日(水)
本日はお客様のリクエストで、六郷経由角館までのワンコインツアー。今の時期、JR東
日本から「大人の休日倶楽部」乗り放題12,000円の切符が販売されているので、こんな雪
の時期にも角館駅から武家屋敷に向かう観光客が結構いました。ツアーは11時前にお客様
を武家屋敷通りの樺細工伝承館前で下ろして終了。その後、武家屋敷の冬景色の写真を車
の中からパラパラと撮影してきました。
武家屋敷通りにはもう少し雪があるかと思いまし
たが、しっかり除雪されていました。さすが観光地。
でも一本、裏道に入ると、結構な量
の雪が道路の両脇に残っており、街の人も雪かき、秋田では「雪寄せ」とも云います。角
館の
積雪量は、気象台の測定では80cmと横手に比べると半分強ですが、それでも、狭い街
中には十分に邪魔になる量です。ちなみに、この時期、角館駅前の観光案内所「駅前蔵」
では、観光客の方に長靴の無料貸出を行っていますので、普通の靴で来ても雪の中での散
策を楽しむことが出来ます。

1月18日(火)
当YHでは、地下水を使って玄関前を中心に消雪パイプを敷設しています。廻りは一面雪
景色ですが、そのために家の周りでは一部この時期珍しく、地面が露出しています。この
結果、近くから野鳥が家の周りをうろうろ飛び回り、何を食べているか知りませんが、餌
をついばんでいるようです。厳冬期、白鳥やカラス以外、なかなか見ることが出来ません
ので、貴重な野鳥の眺めですし、雪が止むと鳥のさえずりさえ聞こえます。先日、その鳥
が家の中に間違えて舞い込んできました。雪かきの間、玄関を開けっ放しにしたため、入
ってきてしまったようです。日中出掛けていて、気が付いたのが夕方。慌てて窓を開けて
逃がしてやりましたが、翌日、パートさんが掃除をしてて、「鳥がいる?」との話に。ど
うも家の中をそこらじゅう飛び回ったようで、食堂やら廊下によく見れば鳥の糞。「鶴の
恩返し」のようなことを期待したいものですが、鶴や白鳥ではないので、厳しそうです。


1月17日(月)
天気予報では寒波襲来でニュースでも盛んに雪景色が報道されていますが、こちら大曲で
は本日は、ここ数日の中で比較的降雪も少なく、気温も5日ぶりにプラスになりました。
年明けから続く雪との戦いで、全身シップだらけですが、それでも体はだいぶ雪対応にな
ってきたようです。今日は、昨日屋根から落とした雪を均す作業を午前中3回ほど。これ
で、なんとか駐車場までまた通れるようになりました。最初は4日ほどかかりましたが、
度重なる雪下ろしで雪も少なくなってきたことと、やり方も慣れてきたことで、時間短縮
が図れるようになってきました。昼過ぎに、家を揺るがす轟音とともに、玄関上の屋根か
らかなりの量の雪が落ちて来ました。予想されたことなので、事前に車を動かしておいた
ため、車に被害はありませんでしたが、昨年夏に取り付けた雨どいの一部が壊れてしまい
ました。また玄関前は、まるで屋根の雪下ろしをしたかの状況。でも、落ちてきてくれた
ことで、ほっと一安心です。また風除室のドアが渋くなっていましたが、雪が落ちたこと
で、それも治りました。夕方、この雪を均して、あとは消雪パイプの出番が続きます。

1月16日(日)
明日からの寒波に備えて、今日も屋根に登りました。月曜から数えて本日で4日目の屋根
の雪下ろしです。昨日、昼の寒さが緩んだ時に、2階屋根からたっぷり落ちてきて再度部
屋の窓ガラスが危険になったため、その処理です。既に、先日雪かきした平らな屋根の部
分には、30センチほどの雪。まずは、そこ
から着手、1時間ほど作業して、先日落とした
場所まで完了。
ここから先が今日のノルマ。屋根が反対に傾いているので、落ちる心配も
ありますが、雪がたくさんあり、それが足場になりました。作業1時間。当分降っても大
丈夫なだけのスペースが出来ました。
ここまで来れば、あとは太陽が半日でも出てくれれ
ば、下に落ちる場所が残りましたので、今回の屋根の雪下ろし、シーズン1は終了となり
ます。事と次第によっては、シーズン2が月末にあるのかと、今から覚悟しています。

1月15日(土)
天気予報とは裏腹に、今日は午前中は雪が降り続いたものの、午後からは雪も小康状態。
本来ならこういう日に屋根の雪下ろしをすべきなのですが、午前中に玄関前や車、先日落
とした雪の処理などいつもの作業を終えたところで、体力の限界となり、午後は骨休めと
しました。その間も、若干の気温の上昇(それでも最高気温−2.3℃)により、2階の屋
根などに降り積もっていた大量の雪が落ちてきて、何度も家を揺らす事態となりました。
この結果、先日救出した部屋の窓ガラスが再度半分まで埋もれてしまい、明日以降、緊急
の屋根の雪下ろしを行う必要が出てしまいました。今回の雪は、気温の低下を伴っている
ためになかなか屋根から落ちず、うず高く屋根に残ってしまっている家が多く見られま
す。半日でも日中に陽が出て、屋根を温めてくれれば、一気に落ちて楽になるのにと祈っ
ています。ニュースでは、連日屋根から落ちて怪我をした事故が伝えられています。

1月14日(金)
今日は奥羽線が朝から夕方まで、大曲−真室川間で運休となり集中除雪を行いました。列
車を止めての除雪作業は2005年の大雪以来6年ぶりとの事。当YHでも、明日からの過去
最悪規模の寒気団の襲来に怯え、今日も雪下ろし。本日は2階奥の部屋の窓際の北向きの
屋根。ここは傾斜があり、その下は地面まで何もないので滑る懸念大。最初に試しに屋根
に出てみましたが、足元の雪を落としたところで、思いっきり滑り始め、こりゃやばいと
いうことで、撤収。窓から身を乗り出して、上半身だけでの雪かきとなりました。それで
もなんとか作業1時間で、窓から1mほどの雪を落としきり作業終了。落ちるリスクはあ
るものの、今年新たに消雪パイプを延長したところに雪が落ちるので、その雪を均したり
他に捨てる必要もなく、その分気持ちも体力も楽が出来ます。余った時間で昨日落とした
雪の後処理。もうちょっとで、南側奥の駐車場が開通するところまできました。かれこれ
1週間以上、消雪パイプが連続稼働中。ここ数年、なかったことです。

1月13日(木)
連日の雪との戦いに疲れが溜まりだし、午前中は屋根に登るのを控え、車の発掘作業と、
玄関前の雪かきといういつもの作業。通りすがりの方と話をしたら、48(昭和48年)豪雪
と同じような雪の降り方とのこと。年配の方は、昔のこともちゃんと覚えていました。つ
いでに玄関脇にあるプロパンと灯油タンクの救出作業を8割方行いました。そしたら、昼
過ぎにプロパンの交換に業者が来てくれて、いいタイミングとなりました。午後、一休み
の後、屋根の雪下ろし2日目を決行。先日下ろしたところにも、既に30センチほどの積雪
がありましたが、2時間ほどの作業で、今日のノルマもほぼ達成。いつもの午前中の雪下
ろしと違い、途中で日没になり、気温も一気に低下。持参したペットボトルのお茶がシャ
ーベットのようにシャリシャリ音がしました。屋根の雪もあと2日分ほどまだ残っていま
す。天気と体調と相談しながらの作業になります。

1月12日(水)
一昨日、今季最初の屋根の雪下ろしを行いましたが、屋根の雪下ろしは、その後処理が面
倒です。業者に頼むと、トラックにブルドーザーを積んできて、落とした雪の処理をして
くれますが、当然その分の費用も上積みになり、1回の雪下ろしの費用は10万円近くも掛
かります。そのため、お客様の少ないこの時期は、なんでも自力で処理です。
落とした時
にはその奥の駐車場までの通路を塞いでしまっています。
これを、スコップで削り、下を
流れる消雪パイプの水で溶かすために、均します。これを続けるわけですが、水を出しっ
ぱなしにしているので、均した雪が溶けたと思ったら、時間関係なく、再度削って均す作
業の繰り返し。今回の雪は、まだフワフワ雪だったので、作業も比較的楽。一日の処理で
半分になりました。
その後、何度も作業を繰り返し、今朝、ようやく残った部分が横倒し
になってくれて、ずべての部分が消雪パイプの射程範囲に入りました。
あとは、この塊を
時間を見て崩せばいいので、ゴールが見えました。ちなみに、昨晩の気温低下で、いつも
凍結するトイレでなく、洗面所の水道が今季初の凍結となりました。

1月11日(火)
昨日22時現在の横手の積雪が129センチを記録しました。昨日1日で積雪30センチを超え
た計算になります。気象庁に記録が残る1980年以降、1月上旬(10日頃まで)の過去の積
雪量の記録は、2006年1月8日120cm、1996年1月14日115cm、1986年1月14日123cmでしたの
で、これを上回ったことになります。まだ気温が低いため、雪もフワフワ雪。雪かきは大
変だけど、2月の重い雪と比べたら、気持ちも楽です。買い物に出たら、ホームセンター
の雪かきコーナーはほとんどが品切れ状態。数軒廻って、ようやく雪かきシャベルを見つ
け購入しました。既に何本もあるのですが、プラスチック製で使っているとどうしても折
れたり割れたししてしまいます。ここ大曲では、プラスチック製品でも燃えるごみに出せ
るのですが、ゴミ袋に入るようにしないといけないので、ついつい納屋に放置してしまい
ます。


1月10日(月)
朝、お客さんをお見送りして、早々に屋根に登りました。ベランダからすぐの場所には、
2階からの雪が溜まるので、その山を乗り越えて、胸までもぐりながら、泳ぐように軒先
に到着。
最初に軒先の確認と足場の確保で10分ほど格闘。これが出来ればあとは切り崩し
て、軒先から押し出す作業の繰り返し。それにしても、平な部分で1m超え、高いところ
では2m以上の雪山になっていました。今日の目的は、一つの部屋の窓ガラスの救出。最
初屋根の軒先に出ても、部屋の窓はまったく見えませんでした。
2時間作業して、ようや
くベランダが出てきました。
更に2時間でようやく客室の窓ガラスを確保。これだけやっ
ても、屋根の1/3程度が終わったところです。体力的な問題と落とした雪の処理の問題
から、本日は打ち止め、この続きは、明日以降に。ちなみに、落とした雪は、駐車場を塞
ぐ形で、2mを超える山になりました。
この雪の処分を夜以降、せっせと行いました。消
雪パイプは当分、連続稼動です。

1月9日(日)
昨晩も雪は降り続けたものの、気温が−1℃まで少し上がってきたこともあり、屋根の雪
が昨晩はゴンゴン落ちてきました。このため溜まるべきところには、たっぷり溜まってし
まい、今朝、ついに2階の窓ガラスが埋もれ始めました。この窓の先には、ちょうど1階
の屋根があるため、ここに2階の屋根から雪が落ちて、窓を埋めるほどになります。
本来
なら、今日、予備的でなく緊急に屋根の雪下ろしをしないとなりませんが、今日はお客様
があるため、屋根からの雪を落としてしまうと、体力的にも問題があります。そのため、
今朝は、家の入り口の雪かきと、車の発掘作業まで。2階の屋根を見ると、大体の雪が落
ちてしまったので、なんとか明日まで大丈夫かなと。明日お客さんが出発したら、屋根の
雪下ろし実施の予定です。ちなみに、横手の積雪は今朝97cm。当YHの簡易積雪計でも、
もうすぐ1mまで来ました。


1月8日(土)
今日は、本日から始まる3連休のための買出しに出ました。そのついでに、駅の観光案内
所に立ち寄り、2011年の「花火暦」を貰ってきました。今までは無料配布でしたが、今年
から協賛金100円以上が必要になりました。ご存知の通り、大曲は夏の花火で知名度も高
く、これで町おこしをと、毎月なんだかんだで花火大会があります。当面の花火は、2月
19日(土)に奥羽山荘で行われる太田の火祭り、3月は19日(土)大曲ファミリーゲレン
デで開催される新作花火コレクション、4月は30日(土)、大曲IC近くの余目観桜会花
火となります。お客様の状況によっては、夕食後ツアーを組むこともありますが、それが
確定するのは、全てのお客様が到着した段階になりますので、確実なことは云えません。
自力で見に行かれる方には、場所や駐車場などご案内いたします。 この花火暦は玄関と
食堂に掲示してありますので、お越しの際には是非、ご覧ください。

1月7日(金)
今年最初の温泉に行ってきました。今日の目的地は一番近場の六郷温泉あったか山。いつ
も行く温泉ですので、経路や施設の状況はわかっていますので、今回は道路状況の実地検
分を兼ねています。出発時には当YHの周りで一時晴れ間も出ていましたが、道中、風が
強く、地吹雪の場所も。
瞬間、道路が消えてしまいますので、のろのろ運転です。奥羽山
脈の懐にあるので、行く道も次第に雪深くなり、直前の崖では小さな雪崩もありました。
こんな天気だから、ガラガラだろうと予想していたのですが、この温泉にしては、けっこ
うなお客さんの数。
風呂は内風呂とお目当ての露天風呂。露天風呂は、雪が舞い散る状態
でしたが、湯船の温度も熱めになってました。
帰り道は、吹雪も一段落。当YHから手
軽に楽しめる雪見露天風呂でした。六郷温泉
あったか山。入浴料400円。6時〜22時。隔
週水曜定休。


1月6日(木)
昨晩には、40cmほどだった雪が一晩降り続き、朝になれば積雪は70cmに迫る勢い。朝から
消雪パイプを稼動させましたが、吹き溜まりの雪はなかなかとけず、朝食後、本気の雪寄
せとなりました。昨晩、除雪車も走ったようで、敷地への入り口にも30cmほどの雪の壁が
出来ており、今年初めて、スノーダンプ(通称ママさんダンプ)を納屋から引っ張り出し
て使用。30分ほどの雪寄せで、道路から玄関前の部分は何とかなりました。後は消雪パイ
プ様々の出番。1時間ほどでコンクリが出てきました。玄関前の植木の雪囲いは、雪の壁
に早替わり。2階を点検すると、そろそろベランダ先の屋根の雪は、高さ2mほどになり
ベランダのフェンスをもうすぐ越えそうです。週末の3連休、車で来るお客さんがいるか
も知れませんので、駐車場の確保のため、屋根の雪下ろしは出来ません。連休明けに一度
天候を見計らって、これから更に降り積もるだろう雪に備えて、今年1回目の屋根の雪下
ろしを考えています。

1月5日(水)
先月中旬に漬け始めたハタハタ寿司の試食を本日、行いました。ハタハタ寿司は米麹を使
っているため、本漬けしてから食べられるまで約20日ほど時間が必要です。そしてボチボ
チその20日が経とうとしています。今年のハタハタ寿司は、漬け具合は、まあまあ。ちょ
っと塩分が足りなかったかな?とか、酢っ気が足りなかったかな?とかはあるものの、醤
油を滴々垂らしたら、美味しく食べられました。本来、ハタハタ寿司は秋田の正月料理の
代表でもあるのですが、今年は日本海の海水温の温暖化によりハタハタの接岸も遅れ、正
月が過ぎてしまって、ちょっと間抜け気味といえますが、これからのお客様には夕食にて
提供する予定です。なくなり次第終了となりますので、試してみたい方は、お早めに。例
年、2月のかまくら祭り頃まではあるかと思います。


1月4日(火)
正月三が日も終わり、今年はカレンダーを見ても今日から仕事始めとなっているため、早
くもお客様は一段落。ぼちぼち溜まっていた仕事を開始しました。まず最初に着手したの
が、冬の時期に多く来られる鉄道でのお客様向けに食堂に用意している鉄道の時刻早見表
のデータ更新。12月に青森まで新幹線が延伸したことで、北東北では多くの鉄道の時刻が
変更となったためです。結果、大幅な変更は一部でしたが、微調整は完了です。また、今
までなかった玉川温泉や乳頭温泉に公共交通機関で行く場合の乗り継ぎも調べたり、新し
いコースを幾つか付け足しました。3月には新しい新幹線が青森まで走ることになるため
また時刻の変更の可能性がありますが、その度ごとに微調整を行っていきます。

1月3日(月)
ここ大曲では、正月三が日にはJRの遅延も多くなく、雪が降ったもののその量はたかが
知れていて、大きな影響はありませんでしが。しかし、山陰では国道やJRの不通が続き
また秋田県北や岩手県では停電もあったようです。昔と違って、停電もかなり少なくなっ
てきましたが、一方で電気製品の使われる割合も高くなってきたので、特に冬、停電にな
ると、暖房器具の大半も電気で動いているため、寒い中で過ごさなくてはならなくなりま
す。一般の家庭では、そういう時には布団を被るなど、あの手この手でしのぐ事も出来る
でしょうが、宿泊施設で冬季の停電となると、どう対処できるか、平常時から考えておく
必要があります。一応、旧式の全手動式ストーブは確保してありますが、たまには引っ張
り出して試運転しておく必要を今回のニュースで感じました。

1月2日(日)
当YHでは食堂に一年のイベント予定を張り出していますが、新しい年になりましたので
これも更新する必要があります。一昨年冬から、当YHでのオリジナルイベントを開始し
昨年は、まだ周知徹底が足りませんでしたので、左程お客様にご利用戴けませんでした。
昨年当YHをご利用戴いた方の多くにはお話しするなりしたつもりですので、今年は少し
はこれらのイベントにタイミングを合わせて来て頂ける事かと思います。当面のイベント
としては、2月の秋田県南の冬祭りがあります。昨年も刈和野大綱引き(10日)、六郷竹
うち(15日)、横手かまくら祭り(16日)などでお客様とツアーを組みました。今年は予
約状況により変動はありますが、出来ればそうしたイベントを組みたいと思っています。
また、特に1月中には雪かきボランティアを随時募集しています。多量の雪と戯れてみた
い方、是非ご連絡ください。

1月1日(土)
昨晩の大晦日は、夜11時半から恒例のニューイヤー花火見物に宿泊のお客様と出かけまし
た。
前回のニューイヤー花火は、激しい吹雪で花火を見ることが出来ませんでしたが、昨
晩は雪もおさまり、ほぼ快晴で無風と条件は最高で、年が変わる12時の時報とともに10ヶ
所ほどから打ち上げられる花火を見ることが出来ました。その後、当YHの集落にあり氏
子でもある神社に行き、お客様とともに初詣。ここでのお賽銭は、当然(?)鏡餅で、そ
れがない方はお米。お客様には一人ずつ一合ほどのお米を持って行って頂きました。神社
では、外でのお参りではなく、拝殿に上がっての初詣で、 こうしたことは田舎ならでは
のもので、お客様方には喜んで頂きました。夜1時前に当YHに戻り、その後2時過ぎま
でお客さんとのお話で盛り上がりました。来年の年末年始も同様のツアーを実施する予定
でいます。大晦日のみは、車に乗れる人数の関係で、宿泊の店員は原則6名となります。