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【新米ペアレントの営業日誌】

2011年

4月30日(土)
本日、買出しの際に久しぶりに雄物川土手沿いの通称「雄物川高速」を抜けて出かけてみ
ました。既に周りでは水仙の花が咲き、一部桜も開花し始めており、春真っ只中の状況で
すが、ふと河川敷を見てみると、大量の雪が残っていました。この冬、記録的な大雪で臨
時に急遽、雪捨て場になった場所です。さすがに家の周りはほとんどなくなり、連休のお
客様にお見せすることが出来なくて残念と思っていたのに、まだこんなにあった!という
感じでした。夏にこれだけ残っていてくれれば、涼しいのに、なんて考えてました。その
場所は、当YHから車で5分ほどの場所ですし、8月の大曲の花火の際には臨時駐車場に
なる場所です。


4月29日(金)
本日から大型連休が始まりました。秋田新幹線も震災後ようやく本格的に東京から直通の
新幹線が本日開通。沿線では多くの秋田の方が戻ってきた新幹線こまちに手を振るイベン
トが行われました。角館の桜も、昨日、武家屋敷の枝垂桜で待ちに待った開花宣言が出た
そうです。また予想よりも角館の桜の開花が遅れたこともあり、さくら祭りの期間が当初
の5日までから7日までに延期されました。八幡平アスピーテラインや、鳥海ブルーライ
ンなどの山岳観光道路も一応は開通したそうです。例年以上の雪の回廊がお待ちしていま
す。お客様を迎え入れる準備は万端整い始めました。あとは多くの方に東北に来て頂くだ
けです。当YHでは直前ですが、各日、まだ余裕があります。飛び込み歓迎です。

4月27日(水)
今日は連休前の数少ない時間の取れる日でしたので、連休分の食材の調達のついでに角館
まで足を延ばしました。駅前の観光案内所で目的だった桜祭りやミズバショウ、カタクリ
などの花の祭りのパンフレットを調達。その後、せっかく来たのだからと武家屋敷通りを
視察。平日だし、開花宣言もまだだし、雨だし、自粛ムードだしと、悪いことばかりの本
日は、武家屋敷通りも閑散としていました。
それでも、警備や案内の方は雨の中、辻々に
立っておられました。桜の状況は、あと少しで開花というところまで来ており、木が幾分
ピンク色がかってきていました。檜
木内川沿いの大型駐車場には、こんな日にも数台の観
光バス。せっかく来ていただいたのに、残念なことです。川沿いのソメイヨシノももう少
しというところ。帰り道に街を通りぬけたら、ローソンから踏切に抜ける道沿いの早咲き
の桜がちらほらと花開いていました。

4月26日(火)
連休直前になって、ようやくパラパラと連休の予約が入り始めています。とはいえ、例年
と比べてもまだ水準は低く、連日余裕がある状態です。当YHでは、5月連休は事前に予
約されるお客様はそんなに多くなく、前日、当日になってバタバタと予約が入り、連休中
の何日かはお断りするという状況になります。今年は、この直前予約や飛び込みがどの程
度来るのかがまったく読めません。また今年は、連休前半まで長期滞在のお客様の一部が
残っているため、連休を通じて使えない部屋も出てしまいそうです。このため、早くも予
約状況に合わせた部屋割りに頭を悩ましています。それでも、4月前半には、5月連休の
お客様は皆無かな?と考えていましたので、部屋割りに悩まされることは、うれしい悲鳴
です。

4月25日(月)
当YHでは、夕食時に秋田名物の「きりたんぽ」を鍋やスープで提供しています。今週辺
りから連休のお客様も来始めるので、本日、食材の調達に出ました。秋田産のセリは、出
るのが11月頃から3月頃までで、それ以外の期間は仙台産のセリが通常ならスーパーに並
んでいます。本日近くにある4軒のスーパーをハシゴしましたが、そのセリが手に入りま
せんでした。帰ってきて調べたら、仙台産といっても、地域は名取中心に生産されている
ようで、今回の大震災の被災地、ど真ん中。先日まで、ちらほら販売されていましたが、
どうも今年は、「いつでもある」という状態ではなさそうです。例年でも、7〜8月には
仙台産のセリすらスーパーに並ばなくなるので、その際には水菜を代用して、その旨をお
客様にお話しているのですが、今年は、早くも水菜での代用が始まりそうです。秋田の方
に云わせると「セリの入らないきりたんぼ鍋なんて、ありえない!」というお言葉を頂戴
しそうですが。

4月23日(土)
畑仕事もここ数日で一気に進みました。一昨日は畝を2つ作り、マルチ(黒ビニール)を
敷き詰め、昨日、昨年の菊の根っこを掘り出し、適当な大きさに分割してその畝に植えな
おしました。黄色の食用菊は、量が多すぎるので、その根っこの半分近くを捨てることに
例年なります。紫色の食用菊は、一昨年2株を購入。去年、それが4株になり、今年は9
株まで増やせました。今朝、ホームセンターに行って、ネギの苗を6束購入。まだ走りの
苗なのでかなり貧弱でしたが、辛うじて雨が本降りになる前に、3畝分、植え付けを完了
できました。今、植えつければ、早ければ7月から食材として提供することができます。
作業終了とほぼ時同じくして雨も本降りとなり、この雨が手助けで一週間もすれば、根が
付いてくれることと思います。今朝、秋田市での桜の開花宣言が出ました。ようやく桜前
線も秋田県に突入、これからが本番になります。また震災で延期となっていた3月の「新
作花火コレクション」が本日、雨の中開催され、お客様と花火見物となりました。

4月22日(金)
雪国の春は、駆け足です。まだ残雪の残る日陰もありますが、ふきのとうに続いて道端に
出てくるのがつくし。この時期、近くの田んぼのあぜ道などでは、つくしの絨毯が見られ
るところが多くなっています。以前はこのつくしも、当YHでは食材としてお客様に提供
していました。都会ではつくしは食べることが出来る植物ですが、食べた経験をお持ちの
方が少ないため、実際に食事で提供すると、多くのお客様が驚かれていました。ただ、こ
のつくし、「ハカマ」を取らなくてはならないため、下準備に手間と時間がかかります。
一人分の食材にするのに、10分以上の時間がかかるため、ここ数年は提供できないでいま
す。その代わり、もう少しすると、当YHの敷地内に増えてきた「たらの芽」を食材とし
てお出しすることが出来るようになってきました。今年もまだ堅い芽ですが、20本以上に
たらの木が増えていますので、連休に来て頂くお客様には、タイミングがあえばお出しで
きるかなと目論んでいます。
家の前では、早くも水仙が花開きました。

4月21日(木)
先日、秋田県観光連盟から『「ニッポンの笑顔」秋田から!』という緊急観光キャンペー
ンの連絡が来ました。当YHは県観光連盟に加入していませんのでちょっと驚きでした。
今月末頃までに、申し込まれた方から抽選で500名に5,000円の宿泊補助券をプレゼントす
る他、5月末までに県内の宿泊施設に泊られて、所定の申し込み葉書を出された方の中か
ら抽選で200名様に3,000円相当の秋田県産品が当たるというものです。過去に冬季にこう
したキャンペーンは何度か行われてきましたが、この時期やるのは初めてです。ただ、宿
泊補助券の申し込みは急すぎて、周知徹底は進まなかったと思われますし、5月に行われ
る来て頂いた方を対象に行われるものも、「まず秋田に来て頂くこと」が大変な今、効果
がどの程度現れるか疑問です。むしろ都会でのテレビCMなどに予算を振り向けた方が、
良かったのではないかとか、考えてしまいます。ただ、今回の県産品のプレゼントサービ
スは、申込者もそんなに多くないので、来て申し込んで頂ければ、当たる確率は高そうな
気がします。

4月20日(水)
昨日までの畑作業で、足りないものがわかりましたので、本日は天候もよろしくないとの
予報だったので、買出しとなりました。通常の業務(食事)の食材買出しに加えて、牛糞
1袋、鶏糞3袋、石灰1袋、化成肥料1袋、油粕1袋、腐葉土1袋などなどをまとめて購
入。今まで、牛糞、油粕は使ったことないのですが、なんとなく土が良くなるかなと、衝
動買いしてしまいました。でも、これだけ肥料にお金を掛けるなら、野菜を買ったほうが
安くつくかもとか思いましたが、計算してみると、芋1株でスーパーで150円ほどで販売
されている袋一つ分ぐらいの収穫がありますので、ジャガイモを2畝植えれば、種芋代+
肥料代くらいの回収が出来ることになりそうです。やはり、採れたての鮮度は、なかなか
買う事ができませんから、その分だけでもプラスになる計算です。ただし、本日は、帰り
の車の中は、鶏糞の臭いが充満してましたが。


4月19日(火)
天気予報では9時ごろから雨の予報。長期滞在のお客様は、今朝は早出だったので、7時
半には早々に畑に出動できました。雨降り前にやりたかったのは、昨日耕した畑に諸々を
撒くこと。鶏糞、土をよくするための腐葉土、石灰を、畑半分に撒き終わりました。
既に
外に出た時に、登校する小学生は傘をさしていましたが、ここまでは小振りの雨でなんと
かクリア。もう少しもつかなと、おもちゃの耕運機を引っ張り出し、昨日残した部分の土
お越しを始めましたが、すぐに結構本降り状態に。それでも、つばの広い麦藁帽子をかぶ
ると、雨もそんなに感じなくなり、1時間弱、土お越し。さすがに、帽子のつばから雨が
滴るほどになり、作業終了となりました。これで、数日置いて、もう一度耕したら、畝作
り、マルチ張りの後、食用菊の移植作業が始まります。

4月18日(月)
今日は朝から土お越しの続き。昼までに、ほぼ畑の8割の土お越しが終わりました。明日
の朝、雨が降っていなければ、残りの土お越しと、石灰撒きを行う予定です。
ここ数日、
日中は暖かな日が続き、外も春モード全開になってきました。玄関前の水仙は、連休頃の
開花を目指して、小さな蕾を量産中。畑の越冬した株分けネギも、その生命力の強さを発
揮して、新しい芽?葉?茎?をこれから一気に伸ばし始めます。雪どけすぐは、その重さ
で縮こまってます。ばっけ(ふきのとう)は、貴重な食料から雑草にそろそろ格下げ。畑
のそこここで花開いており、食べるこちらも既に食傷気味。都会の方に云わせると「なん
と贅沢なことか!」と。根っこで越冬した食用菊も、マルチ(黒ビニール)を剥がすとそ
の下では、新しい芽をたくさんつけていました。畑作業の最初の段階で、掘り出して、こ
れらの分割・移植を行います。つい先日まで、残雪で真っ白だったのに、しっかりと自然
は力強く春を主張してます。


4月17日(日)
本日から、今年の畑作業を開始しました。日曜で長期滞在のお客様も休みだったので、気
分転換にどうぞ!という言い訳で誘い出し、手伝って頂きました。お客様には、家の周辺
の落ち枝拾いと、残っていた雪囲いの撤去をお願いしました。
いつも一人でやると2日ほ
ど掛かる作業も、あっという間に終了。雪がとけた後は、昨年の秋の状態のまま出てきま
すので、私はマルチ(黒ビニール)を剥がしつつ、同時に畑の掃除。
マルチを剥がすのも
一人でやると、半日以上掛かるのに、作業を終えたお客さんに手伝ってもらうと、あっと
いう間。ほぼ、一年ぶりに畑の土が出てきました。
昼までに少し時間が残っていたので、
地元の方に云わせると「おもちゃ」の耕運機を引っ張り出して、土お越しの作業に突入。

地元では確かにおもちゃにしか見えない機械ですが、これでも、十分に役に立ちます。昼
は、お礼にお客様を引き連れて、ラーメン屋に直行となりました。


4月16日(土)
本日は、長期滞在のお客様もお休みで、時間を持て余し気味だったので、大曲駅の隣、神
宮寺駅から歩いて数分のところにある酒蔵、「福の友」で行われた蔵祭りに行って来たよ
うです。多くの蔵元は2月を中心に蔵開きの際にこうした祭りが行われることが多いので
すが、先日新聞の折込に手作りのチラシが入っていたので、この祭りを知りました。蔵見
学のほか、限定の試飲などもしてきて、土産用の日本酒なども購入してきたようで、昼間
からご機嫌で戻って来られました。ビジネスで秋田に来られていますが、たまにはこうし
たことで気分転換も必要でしょうし、理由はどうあれ、せっかく秋田に来て頂いたのだか
ら、仕事以外にも少しは秋田を楽しんで欲しいものだと思っています。

4月15日(金)
例年、3月中旬から開始される山岳地域の観光道路の除雪が今年は遅れ気味です。今年は
例年以上に大雪だったこともあり、加えて東日本大震災の影響や、それに伴う燃料不足に
よるものだそうです。田沢湖と鹿角を結ぶ国道341号線は、本日より通行可能となりまし
たが、4/28までは夜間通行止めが続くとのこと。八幡平アスピーテラインは、4/11後生掛
から蒸けの湯までが開通しましたが、蒸けの湯から先、県境までは当初4/15開通予定でし
たが、4/28に延期となっています。また、十和田湖周辺の国道454号線は4/1開通予定が23
日に、栗駒山を横断する国道342号線は4月下旬開通予定が、5月の中旬にまで延びると
の見込みになっているようです。例年4/28開通の鳥海ブルーラインは、今の処予定通り開
通の見込みのようですが、それぞれ天候や作業状況によっては遅れることもありますので
車やバイクでお越しの際には、お気をつけください。

4月14日(木)
昨年12月に雪で覆われてから、畑の雪も本日なくなり、久しぶりに畑の土との対面となり
ました。これから行う作業としては、最初に、昨年貼ってそのまま越冬したマルチ(黒ビ
ニール)を、その上に降り積もった落ち葉、落ち枝ともに撤去して、畑の掃除。その次に
土お越しとなりますが、この週末、周りの他人の田んぼの落ち枝拾いとともに、長期滞在
さんたちのお力を借りて、掃除までしてしまおうかと画策中です。それ以外にも暖かくな
り外での作業が出来るようになると、やることはたくさんあります。昨秋に建物裏に延長
した消雪パイプの鉄分が裏の駐車場に広がってしまったので、その排水のためのU字溝の
設置も必要ですし、雨どいの修理もやらなければなりません。また刺巻湿原の水芭蕉の現
状確認にも行かないとならない時期になってきました。とりあえず、今日は、昨年10月以
来放置していた金魚の水を替えてみました。

4月13日(水)
先月の大震災で被害を受けた東北新幹線ですが、本日から那須塩原⇔福島間の運転が再開
され、先に運行を開始していた山形新幹線と直通運転も始まり、新庄までは新幹線で来る
ことが出来るようになりました。秋田新幹線は、盛岡⇔秋田間での運行に留まっており、
今度の大型連休に秋田まで直通で来られるかどうかは、まだ微妙な状況のようですが、山
形経由では、比較的アクセスも戻りつつあります。とはいえ、東北の中心部仙台近辺の鉄
道の本格復旧がもう少し先になりそうですので、震災の直後ということもあり、今度の連
休に北東北まで旅行に来られるお客さんは激減することが容易に予想されます。この際だ
からJRは、敢えて連休に格安で乗れる特別な乗車券(割引チケット)でも発売してくれ
ればいいのにと、考えたりしています。そうすることで、人が動き、お金が廻れば、閑古
鳥が鳴く北東北でも、少しは活気が出てくるはずです。また民間企業なら、顧客に迷惑を
掛けた場合、それがどんな理由でも、今までの利益の還元をするのが普通です。復興費用
の調達のため、利用料金を値上げするという東電の考え方は、尋常ではないでしょう。

4月11日(月)
横手の測候所の積雪計が8日夜、ようやくゼロになりました。今年の雪は激しかった。そ
の後の大震災の発生で、1月の大雪も忘れ去られた感が強いようですが、それでも、春は
来てくれました。 桜前線も、関東を通りすぎ、仙台近辺まで北上中。ということで直近
の開花予想を見てみると。
 日本気象協会(4/6発表) 
         秋田市 (開花予想)4/20  (満開予想)4/25
         角館  (開花予想)4/27  (満開予想)5/3
と3月上旬(3/9発表)の予想と比べるとそれぞれ2日遅くなっています。これは平年に
比べて開花で2日遅く、昨年よりも2日早い予想です。
 ウェザーニュース(4/11発表)
         角館  (開花予想)4/26  (満開予想)5/1
とのこと。予想通りなら、このゴールデンウィークは、桜見物のお客様で角館も例年以上
にごった返すはずなのですが、今年の桜は、見て騒ぐのではなく、癒され、前向きになる
勇気を貰いましょう。

4月10日(日)
4月に入り、暖かい時間も長くなってきて、周りの残雪も残りわずかとなり、田んぼなど
でも地面が見える場所も出てきました。買出しに行く途中、家の近くの田んぼを見ると、
白鳥が餌を探していました。家の上空を飛ぶことが増え、近くに来ていることは感じてい
ました。
普段は、角館近くや十文字の飛来地などの川にいるのですが、雪がなくなり、北
行が近くなると、当YHの近くの田んぼまで餌を捜しに来ます。この冬は、大雪やそれに
よる鉄道の運休でお客さんも少なく、また鳥インフルエンザの恐れがあったので、白鳥見
学ツアーも行く機会が極めて少なかったため、久しぶりに白鳥とのご対面になりましたの
で、ちょっとの間、楽しませてもらいました。


4月9日(土)
今日は、長期滞在のお客様たちに手伝って頂き、玄関の雪囲いの撤去を行いました。取り
付けには2時間ほど掛かったものの、取り外しは30分ほどで終了。さすがに人手が多いと
作業も早いです。短時間で終わってしまったので、南側の部屋の雪囲いの取り外し、更に
は、玄関前から駐車場奥の植木の雪囲いの撤去も一気に終わらせました。
取り外した植木
の雪囲いは、数日乾かして納屋に収納しますが、今年はとにかく大雪だったので、大半が
壊れてしまい、中には元の材木状態になってしまったものもありました。今年の秋、冬の
準備をする際には、また手間が掛かりそうですし、雪に強い雪囲いを考えなくてはならな
いようです。いずれにしろ、雪囲いの片付けも、残すところ
奥の杉林の雪囲いを残すだけ
となりました。

4月8日(金)
昨晩11時半頃、大きな地震がありました。 今回の地震は1分ほどで揺れも止みましたが、
すぐに停電。幸い、非常灯が数ヶ所設置されているので、それが点灯。
今までの大きな地
震とそれに伴う停電が昼間だったので、非常灯が役にたったのは、今回が初めてのこと。
真っ暗な中での小さな灯りは、思ったよりも効果がありました。この非常灯は内蔵バッテ
リーで2時間近く点いていました。お客さんも前回3/11の地震を経験していたので、慣れ
たもので、玄関に全員集合し、被害がないことを確認しました。1時過ぎには三々五々就
寝。朝は5時半に隣町の防災放送で眼が覚めました。停電は続いていたものの、昨晩、止
まっていた水が出たので、慌てて、鍋やヤカンに水を確保。6時頃にはその水もほとんど
出なくなり、「早起きは三文の得」状態。トイレはバケツを用意して、風呂の水を利用と
前回(3/11)に苦労した水問題も、今回はなんとかクリア。暖房も、前回使用した旧式の
灯油ストーブがまだ出しっ放しだったので、今回もわずかながらも暖が取れました。ある
もので簡単に朝食を出し、長期滞在のお客様たちは7時20分には会社に出発。その後水道
をチェックしたら、水が出始めていたので、ペットボトルに汲み置きしていたら、長期滞
在のお客様たちが戻られました。やはり停電で操業が出来ないため、臨時休業になったと
のこと。12時を過ぎた頃、テレビが突然つき、電気が来たことがわかりました。今回の停
電生活も半日ほどで終了。夜は、長期滞在のお客様の一人が、本日最終日ということもあ
り、持込の食材で明るい中、豪華な夕食となりました。
いずれにしても、なにも被害がな
かったことに、感謝です。

4月7日(木)
3月の東日本大震災でイベントの自粛がブームになってしまっているようです。人が動く
ことはお金も活気も動くため、被災地だけでなく経済的な地盤沈下が広がっている東北に
はとても必要なことだと思います。大曲では、先月の月例花火大会にもなっている花火競
技大会「
新作花火コレクション」が震災直後で延期となっていましたが、4月23日(土)
に開催されることが決まりました。まだ、交通機関など完全に元に戻った状況ではありま
せんが、多くの方に来て見て頂ければと思います。8月に行われる大曲の花火(全国花火
競技大会)が一流の親方たちの腕の見せ場なのに対して、3月の競技大会は、若手の花火
師に発表の機会を作るということから始まった花火競技大会で、今年は20回目の記念大会
です。「復興を願う花火の打ち上げ」など、当初予定していたコレクションの内容に加え
て元気や勇気、感動を与えられるような企画をあわせて実施するとのことです。開催場所
は大曲ファミリーゲレンデ(大曲ICより車5分、当YHより車15分)で、開始は18時40
分の予定です。ただし、都合により当YHからのツアーは行えませんし、公共交通機関の
不便な場所ですので、来られる際には、往復の交通手段を確保してきてください。

4月6日(水)
今日は「撮り鉄」をやってみました。今まで敢えて電車の写真を撮りに行くということは
なく、出かけたついでに見かけたら、シャッターを押すという程度でした。先月の時間の
ある時に、それらをまとめて写真集を作ってみたところ、北上線の列車の写真が一枚もな
かったためです。北上線は朝8時台の次は2時間おきというローカル線。一本逃すと、次
まで時間が空いてしまいますし、撮った列車を追いかけるわけにもいきませんので、チャ
ンスは限られます。特に場所の準備もせずに、行き当たりばったりの撮影で、横手の次の
「矢美津駅」のすぐ脇でカメラを構えてみましたが、近すぎたためか、あっという間に列
車が通り過ぎてしまい、まともな写真にはなりませんでした。さらにこだわれば、太陽の
方向により、影が出来たり、背景なども、かなり微妙なことがわかりました。やってみる
と、やっている方の苦労が少しはわかった気がしました。ただ、これをやり出したら、い
くら時間があっても足りないようです。都会の鉄道のように、数分おきに通ってくれたら
と、考えてしまいました。

4月5日(火)
4月に入り、気温も2桁のプラス近くになるまで暖かい日が何日かあり、ようやく春を感
じられるようになって来ました。今日、屋根に残っていた最後の雪も大きな音を立てて落
ち、屋根の上はきれいさっぱりとしました。今年は6年ぶりに業者さんに屋根の雪下ろし
を依頼し、納屋の屋根も一度の雪下ろしで済んで、特に費用面でほっとしています。納屋
の屋根の雪もとけたところ、その業者さんが置き忘れたと思われるお茶のペットボトルが
屋根の滑り止めに引っかかっているのを発見しました。本来ならそんなところにあるはず
のないもの。カラスですらそんなイタズラはしません。雪がなくなってしまうと、その忘
れ物をどうやって撤去するか、とても難しい問題になってしまいました。お越しの際には
見上げてみてください。ちなみに、横手の積雪計では、本日やっと積雪量が20センチを切
るところまで来ました。春を感じられるとは云え、まだそこここに雪が残り、今朝も最低
気温は−4.5℃と冷え込み、朝は霜も降りていました。

4月4日(月)
今日は空いている時間を見て、建物の冬から春への衣替えをもう一段行いました。まず建
物北側の消雪パイプを全面的に撤去、風呂場の北の窓の雪囲いを外し、スダレを掛け、建
物2階の窓に網戸を取り付けました。さらに外で倒れて見栄えが悪くなってしまった植木
の雪囲いの一部、雪がとけたところのものを少し取り外してみました。11月から12月にか
けて、雪が少ない中で強い風が吹き、何度も倒れてしまった雪囲いは、一部修理が出来な
いまま放置してしまったものもあり、そのため、ようやく伸びてきた松の一本が激しく曲
がってしまったのを発見。植木の雪囲いも、例年壊れることが少なく、翌年にほぼ手付け
ずで使い回しが出来るのですが、今年は稀に見る大雪だったせいで、大半の雪囲いがどこ
かしら壊れてしまっており、今年の秋には、大規模な雪囲いの補修、作成が必要なようで
す。3センチから4センチの角材を使っても折れてしまうほど、雪の重さは強烈です。

4月3日(日)
静かな大曲の田園地帯でも、選挙カーが走っていました。まだ東日本大震災から20日余り
で余震も続いており、落ち着かない感じが拭えません。こんな時期に選挙というのは、ど
うかとも思ってしまいます。今回の候補者の訴えを聞いていると、防災都市を目指すとい
うのが多くなっているような気がします。たまたま、震災直後の選挙だからということな
のでしょうが、これを公約とする候補者は、震災がなかったら、何を訴えていたのでしょ
うか?そうでなくとも、今回の選挙は、どの候補者がどの政党に属しているというのを一
切前面に出さずに戦っており、誰がどういうことを基本理念にしているのかもわかりにく
いものになっています。戦うならそういうことを隠さず正々堂々戦って欲しいものです。
都会とは違い、こちらは田舎の選挙ですので、早くも候補者が地元の議員さんに連れられ
て訪ねてきました。

4月2日(土)
2011年4月になり、東日本大震災があったにもかかわらず、今年も第一号のライダーさん
が来てくれました。こちらの方は、ここ3年、毎年この4月の上旬に来て頂き、ライダー
さんたちの口火を切って頂いており、とても感謝しております。今年も、このブログを印
刷して、食堂に掲示しておきます。今年は、感謝の気持ちをこめて、夕食後、温泉ツアー
を開催しました。温泉施設は、先月中は燃料が調達困難なため、夜10時までの営業でした
が、今日行った西遊喜は、営業時間は通常通りに回復。露天風呂などの一部は入れません
でしたが、それなりに満足していただけたかと思います。ということで、今年ももう一つ
のバイクブログも稼動開始となりました。今年は、東日本大震災の影響で例年ほど記事も
増えないかと思いますので、バイクのお客様は大歓迎です。

4月1日(金)
2003年、小泉政権の時に日本政府は、日本はこれから観光を一大産業にするべく外国人観
光客を誘致する「Visit Japan」キャンペーンを開始しました。その効果は、年間500万人
以下だった外国人観光客を2010年には800万人を超えるまで増やしてきました。九州や北
海道を始めとした観光地には、台湾、中国、韓国などアジアからの観光客を多く眼にする
ことになりました。銀座や秋葉原などでも中国人が盛大に買い物をする姿が報道されるこ
とが多くなりました。しかし、今回の大震災とそれに伴う原発事故で、状況は一転。外国
人観光客に依存してきた関連施設は、特に多くのキャンセルが発生しています。日本人が
海外に出る機会も多くなりましたので、外国人観光客を取り込まないと、国内の観光関連
事業が厳しいのは理解できます。でも、外国人観光客に依存しすぎる、スポットを当てす
ぎる今の政策もどうかと思います。当YHにも毎年少なからず外国のお客様が泊りますが
それは、あくまでも「+α」で、日本人のお客様に来て頂いてこその宿屋だと考えていま
す。

3月31日(木)
今の時期、本来なら春休みで、少しは人も動く時期ですが、東日本大震災の影響で時々鳴
る電話では、営業をしているのかどうかの問合せに留まっています。どうしても東北地方
にあるというだけで、被災のため休館を連想する方もいるようですが、大曲ユースホステ
ルは、震災以降も、無休で営業しています。そうした懸念から、東北地方のYHの営業状
況を調べていました。青森県、秋田県、山形県のYHは概ね通常営業をしています。岩手
県、宮城県、福島県のYHは不幸にも被災して休館せざる得ないところと、被害がなくて
も被災者やボランティアの受入れのため、一般の旅行客を受け切れないYHが大半のよう
です。この時節、東北に来られる方は少ないかと思いますが、勇気を持って旅行に来よう
という方は、是非事前に問合せをしてからお越しください。

3月30日(水)
この度の東日本大震災が引き金となる企業の倒産・廃業が出始めました。近くでは大仙市
協和にある温泉宿泊施設「からまつ山荘」が3月末で廃業することになったそうです。利
用者数の低迷に加え、東日本大震災で宿泊予約のキャンセルが相次いだことなどが原因
(さきがけOn The Web)とのこと。また、テレビでは福島県の岳温泉の老舗旅館が、廃業
を決めたとの話です。被災地には多くの物資、資金、人手などの支援がいきつつあります
が、被災地から少し離れた地域では、マイナスの影響だけが大きく反映される結果になっ
ており、イベントの自粛機運が高まっており、観光客の大幅な減少が現れ始めています。
角館の桜祭りも、期間を短縮したり、ライトアップを一部減らしたりと、自粛ムードの中
での開催になりそうですが、そんな時にだからこそ、是非、東北に遊びに来てください。
募金という間接的な支援よりも、東北に来て頂く事の方が、大きな支援になります。

3月29日(火)
昨日も、朝は一時、吹雪に近い状態で、家の駐車場も、道路もしっかりと白くなっていま
した。もう3月も数日で終わり、東京の桜は昨日、開花宣言がでました。例年、こんな時
期まで雪って降るのかと、過去のデータを見てみると。2005年、2006年の大雪の時にはや
はり3月下旬まで雪の日が続いていました。来週後半には少しは暖かくなるとの話ですが
早く春らしい日が来て欲しいと願っています。日中は辛うじてそんな暖かな時もあり、買
い物の途中に先日、長期滞在のお客様がふきのとう(ばっけ)を採って来たという近くの
田んぼに立ち寄ってみました。ほんの一角ですが、多くのばっけが出ており、5分ほどで
お客様に十分なほどのバッケを収穫できましたので、今晩も、ばっけの天ぷらが食卓を賑
わせてくれました。

3月28日(月)
本日、買い物のついでに当YHの車にガソリンを入れてきました。この週末には、大曲周
辺でも行列なしでガソリンを入れられるようになって来ましたし、行った際には前に1台
いる程度で、ほぼ正常に戻ったようです。さて、先月から滞在頂いている長期滞在のお客
様のグループが、本日からもう一人増員となり、4名のお客様となりました。ビジネスの
長期滞在で、オフシーズンの利用ということもあり、個室での使用となっていますので、
5部屋の客室しかない当YHで4部屋が埋まっていることになります。飛び込みのお客様
のために、1部屋は確保してありますので、飛び込みのお客様にも対応できるようにはし
ています。昼間、大仙市役所から被災者の長期受入れの問合せが来ましたが、こうしたこ
とから、今回は被災者の長期受入れは、お断りせざる得ませんでした。当YHでは別な形
でなにか出来ないかと、考えていきます。

3月27日(日)
今日は4月以降の集落の神社の行事の打ち合わせがありました。高齢の方が多い集まりで
バリバリの秋田弁の話は、私にはまだ難解な時が多くあります。1時間半ほどのお話でお
開きになり、帰り際に、近所の方が漬けた「なすの花寿司」を頂いてきました。以前、テ
レビでも紹介されたものですが、菊が遠慮気味に使われています。漬物が高いご時勢、助
かると思いましたが、これは結構ボリュームがあるので、果たしてこれは食卓に出して
「漬物」扱いなのか、それとも「おかず」扱いなのか迷うところです。また、たくさんあ
るので、どうやって保存しようかと。冷凍も出来るとはネットに書いてあったけど、なす
を凍らすと、真っ黒にならないかと心配ですので、試しに少し凍らせてみることにしまし
た。いずれにしても少しずつ大切に頂きます。

3月26日(土)
そろそろスーパーなどの物資も回復してきましたので、こういうことがあったので、懸案
だった防災関連の道具を揃えてみました。みかん箱ほどの道具箱を購入し、その中に、ヘ
ルメット、軍手、マスク、工具(金づち、ドライバー等)、タオル、ロウソク、懐中電灯
ブルーシートなどを買い揃えて入れてみました。まだ電池(単1、2)は入手困難なため
後日となります。また、中には暑さや時間で変化してしまったり、保存期間があるものな
どがありますので、数年に1度は点検・交換する必要があります。用意は出来たのですが
問題はこれをどこに保存するかです。建物に置いておくのが普通ですが、最悪、建物倒壊
といった場合は使えなくなりますので、意味がありません。とりあえずは、敷地端にある
鳥居の奥の神社の中にと考えていますが、雪がある時期には、取り出しに行くのも一苦労
しそうです。ベストは、駐車場奥の敷地に小さな建物を作り置くというものですが、これ
はいずれもう少ししてからの話になりそうです。

3月25日(金)
今日は買出しのついでに、ジャガイモの種芋を購入してきました。北アカリ1キロとメイ
クイン1キロと例年通りの予定です。現在、秋田県は福島原発事故の影響は受けておらず
農作物も平常通りとなっており、4月になれば、例年ですと畑の土お越しが始まったり、
肥料の散布などが始まります。今年は1月の大雪がまだとけず、減ったとはいえ、家の前
の簡易積雪計では70センチほど残っています。畑の上にも、たっぷりの雪が残っており、
今年は畑作業の着手も遅めになりそうですが、ここで問題なのが、植え付けを行っても大
丈夫だろうか?という点。テレビで福島県の農家の方の多くが、そうした問題を提示して
います。現在は原発の影響はないけど、風向きが変わるとどうなるだろうと、距離的には
250Km以上離れた場所ですけど、考えざる得ません。とはいえ、福島のある農家の方が
『そうした問題はあるけど、今、種を撒かないと落ち着いた時に収穫がなくなり、消費者
に届けるものがなくなるので、無駄になるかもしれないけど、種を撒きます』という言葉
に日本の農家の真髄も感じました。

3月24日(木)
昨日、夕方に飛び込みのお客様が来られました。聞けばボランティア志願の方で明日は岩
手県に向かうとのこと。その心意気には大変感銘しました。しかし行く先の岩手県は、ま
だ体勢が整わないとして、正式にボランティアを募集していません。また現地で3日ほど
滞在できるようにスケジュールを組んできたとのことでしたが、その間の宿泊は車中を考
えているとの話。さらに車はバイブリッド車で燃費もよくガソリンも当YH到着前に大曲
で満タンに出来たとのことでしたが、タイヤはノーマルタイヤ。今朝から秋田県も岩手県
も雪とのことで、果たして無事に着くのか、現地で動けるのかは不明でした。ボランティ
アという行為はとてもすばらしいものですが、気持ちだけでは、どうにもならないのが被
災地。逆に行って現地の方に迷惑を掛けるなら、行かない方がいいとも云えます。宮城県
ではボランティアの受け入れ態勢も出来つつあり、募集も始まっていますし、追って岩手
県などでも募集が始まるのでしょうが、気持ちだけでなく、しっかりとした準備をして来
て頂きたいものだと思います。

3月23日(水)
どんな厳しい状況でも時間だけは過ぎ、季節は移り変わります。例年ですと、角館の桜は
いつ満開になるかということで、この時期いろんな情報を集めたりするのですが、今年は
桜どころではない状況になりそうです。そうなると、例年、多くの観光客で大混雑する桜
の時期の角館は、今年、穴場になりそうです。以前、岩手宮城内陸地震の際、秋の栗駒山
の温泉はガラガラで、土日でも駐車場にスンナリ入れるといったことがありました。今年
角館もそういった状況になるのかと。ここ数年増えている格安バスツアーもかなりの数が
中止になる可能性もあるでしょう。ただ、例年よりも空いている角館の桜を楽しむために
は、その反面で一部の観光施設や交通手段の不都合なども覚悟してきて頂いたほうがいい
かと思います。秋田県自体は、ほとんど被害を受けていませんが、隣の岩手県、その下の
宮城、福島といったところは、被災地真っ只中ですので、出来るなら日本海沿岸ルートを
来るか、東北自動車道を一気に走ってくることをお勧めします。

3月22日(火)
本日午前中に買出しに出ました。まだそんなにスーパーの商品が充実しているとは思いま
せんし、ガソリンもここ大曲でも行列が出来るほどで、出来るだけ買出しも控えていまし
た。ガソリンはだいぶ沈静化してきて、行列もわずかなものになってきました。スーパー
も格差はあるものの、商品もだいぶは増えてきており、食パンももやしも値段が高いもの
は残っている状態になってきています。ペット入りの水も以前と同様山積みで販売されて
いる店もありました。交通機関も徐々にですが復旧が進んでおり、秋田新幹線は盛岡⇔秋
田間で運行が始まり、高速バスも仙台⇔大曲で再開されています。とはいえ、肝心な盛岡
⇔那須間の復旧は未定となっており、5月連休も果たしてどうなるかという状況のようで
す。高速道路は走れるようになっているものの、6月から実施される秋田道の完全無料化
などは見直しになる可能性が強いようで、例年よりもお客様が増えるかと期待していまし
たが、それどころではない状況になってしまいました。

3月21日(月)
朝方までの雨も止み、暖かくなってきたので、少しは外作業をしてみました。今週もまだ
雪マークが天気予報で並んでいるので、玄関前の植木の雪囲いで、雪がとけて傾いてしま
ったものを撤去したり、建物北側で昨年秋に延長した消雪パイプを撤去するといった一部
の作業を行いました。時間が余ったので、以前購入した「カンジキ」を履いて、畑の奥の
杉林まで雪中行軍してみました。まだ畑には1m近くの雪が残っています。それでも、杉
の木の周りは雪もとけ、地面が出始めていました。15本ほどに増えたタラの木は、まだ芽
も硬く、食べられるようになるのはもう少し先。土の出ているところを良く見てみたら、
ふきのとう(秋田では「バッケ」)がわずかに出ていました。納屋に戻り、カッターと小
さなバケツを持って、バッケを捕獲。僅か8個でしたが、夜、天ぷらで頂きました。また
長期滞在のお客様が、採れたバッケを見て、散歩の途中で幾つか採って来てくれたので、
夕食前に例年よりも時期は早いですが「ふきみそ(ばっけみそ)」を作りました。お客様は
日本酒のお供に食べ、「美味しい!」というお言葉を頂きました。

3月20日(日)
今日は3連休の中日。昼に長期滞在のお客様を伴って、買い物兼昼食ツアーに出かけまし
た。昼食は秋田では知名度の高いラーメン「吾作」に。その後、地元ベースのスーパーに
立ち寄りました。ここには日常とそんなに変わらない品揃えがあり、流通も落ち着いたの
かなと、思わせるほどでした。次に行ったディスカウントのスーパーでは、その風景も一
転、魚、冷凍食品、乳製品、肉加工品など冷蔵ケースに入っているようなものは何もなく
なっており、もちろんカップ麺、インスタント類の棚も空っぽとビックリするありさまで
した。帰り道、ガソリンスタンドからの長い車の列の脇を通って戻ってきました。先日ま
では昼前には売り切れになっていたガソリンスタンドが、午後にも営業していたというこ
とは、少しは秋田でもガソリンの流通が改善されてきたということなのでしょうか。それ
でも、もうしばらくは辛抱です。

3月19日(土)
テレビなどでは、「今、出来ること」という番組が多く放送されています。なので、今、
出来ることは多くの方が考えていると思いますので、「次に出来ること」を考えていま
す。今回被災した地域の方は、大変な思いをしています。でも、被災地でなくマスコミに
も取り上げられることが少ない地域でも、大変な思いをしているところが多くあります。
来月後半から、大型連休が始まりますが、東北の観光関連の人間の大半は頭を抱えている
と思います。実際、当YHでも、その時期の大半がキャンセルになってきています。3月
5日に新青森まで「はやぶさ」が走り始め、多くの観光客を期待していた地域では、先行
投資の回収がおぼつかない状態です。「次に出来ること」に是非、落ち着いたら東北に遊
びに来ること、を加えてください。義援金も一つの方法ですが、東北に来て、遊んで、泊
って、食べて、現地のみやげを買っていただくことが、一番直接的に現地にお金が落ちま
す。来ていただく事で、多くの人間が活気付きます。ツーリングチームの方、大学の旅行
サークルの方、家族旅行の方、どんな形でもいいので、東北に遊びに来ることを計画して
みてください。

3月18日(金)
今日は、被災地向けの支援物資を秋田県の地域振興局に届けてきました。先日から県が一
括して集めて、現地に送るとのこと。既に初日に大量の毛布や衣類などが集まったとニュ
ースで流れていました。当YHで持っていったのは、2年前に新型インフルエンザの時に
購入して手付けずだったマスク300枚と消毒薬1本、その他衛生用品などです。 大仙市の
地域局に届けた際にも、大量の布団や衣類が集まっており、仕分け作業でバタバタ状態の
ようでした。テレビなどでも数千枚単位の毛布や衣類が既に物資集結所に溜まり始めてい
るようですし、こられが被災地に届けば、当面の物量は十分で、むしろ集結所から現地に
届けることが大切なようです。それにしても、秋田県の方は、どれだけ家に溜め込んでい
るものやらと、思ってしまいました。こういう時でも、さすがに自分の使うものや着るも
のを削ってまで送るというよりは、家にあった余分なものが中心なのでしょうから。その
代わり、気前の良さも日本で指折りの秋田県です。

3月17日(木)
昨日から関東地方に続いて、東北電力でも計画停電が予定されていました。しかし、雨に
よる川の水の増加で水力発電量が計画を上回り、停電の実施は見送られました。それでも
長期滞在のお客様は、今日の午前中、停電予定該当地域に含まれていたため、会社が早く
も休みを決めていたため、午前中は当YHでの待機となりました。この時間的な余裕で、
中の一人の方が車のガソリンを入れに朝6時前に出発しました。依然秋田でもガソリン不
足は激しく、7時にスタンドがオープンになった時には長蛇の列になっていたとのこと。
一人2千円分入れて、朝8時過ぎに戻ってきました。その後、買出しに行った際に同じス
タンド近くを通ったら、1キロ以上の行列にスタンドの従業員が一台ずつ何か話しかけ、
話が終わった車から列を離れていましたので、この時(午前11時前後)に売り切れになっ
てしまっているようでした。

3月16日(水)
昨日、当YHで利用しているガス店の方が来られ、当面、プロパン、灯油の入荷が見込め
ないため、補充が困難になっているとのこと。一方、電気は、東北電力による計画停電が
本日から始まる予定でしたが、雨により水力発電の発電量が計画を上回り、今日、明日の
実施が中止となりました。こうなると、後がないガス、灯油の使用を控え、電気で代替で
きることは電気を使う、とならざる得ません。当YHでは、給湯、部屋の暖房、調理など
大半がガスで賄われています。灯油は食堂のストーブだけですし、残量計があるので、残
りがわかりますが、ガスは残量計もなく、とても不安です。このため、お客様には暖房温
度の引き下げをお願いしたり、皿洗いをお湯から水で洗うなどの節約を始めました。この
騒動も今月中には収束して欲しいものだと願っていますし、月末までは、今あるもので細
々とやっていく覚悟です。

3月15日(火)
昨日、今日と飛び込みのお客様が続きました。昨日は先週にも泊られたお客様で、青森の
山の中で地震が来て、関東まで予定変更で戻られる方。今日は宮古で被災して、ご両親が
関東から迎えに来たというご家族。ここ大曲は幸い大きな被害はなく、既に平時に近い状
態に戻っていますが、こうしたことがあるとテレビだけでなく今回の地震が非常に身近だ
ったことを感じます。既に、ビジネスでの長期滞在のお客様がいるため、長期的な避難の
方を受け入れることは厳しいですが、盛岡、大曲から日本海側に出て、新潟経由で関東に
車を走らせることは可能ですので、こうした避難の道中の宿泊には、出来る限り対応して
行く予定です。ただし、秋田県を含めた東北各県でガソリンの調達は困難を極めています
ので、来られた家族さんのように、もしこちらに来る場合には携行缶を持参する程度の覚
悟は最低限必要かと思います。ガソリンスタンドは、半分は閉店、残り在庫のあるところ
には長蛇の列で、数時間待ちということも発生しています。

3月14日(月)
電話が開通した昨日から、多くのお客様から励ましの電話を頂き、ありがとうございまし
た。また本日は、昨年泊られた香港の方からもメールを頂きました。さて、こちら大曲で
は、東京電力で予定されている計画停電の範囲外で、むしろ、ようやく電気の供給が一昨
日から始まったところですが、再度の停電は避けたいので、微力ながらも節電に協力でき
ないかと考えていました。簡単に出来そうなのが、トイレや食堂に設置された換気扇。こ
れは風が入るようになれば、日中は止めることができます。このため、食堂の窓を11月か
ら覆っていた雪囲いを、まだ時期的には少し早いのですが、外しました。これで一気に建
物1階を風が抜けるようになり、尚且つ朝の照明もつける必要がなくなりました。トイレ
の窓には網戸を取り付けました。明日から雪の予報が出ていますが、もう大雪になること
はないだろうと思います。例年とは少し違った形で、当YHにも春が来てしまいました。

3月13日(日)
昨晩、電気も水道も回復したので、今朝はいつもの朝食から始まりました。その後、長期
滞在のお客様は会社の様子を見に行きましたが、すぐに戻ってきました。そのため、昼食
の必要もあるので、ダメ元で買出しに出てみることになりました。

当YHから一番近い、地元ベースのスーパーは、駐車場がほぼ満車状態で、営業している
ことがわかりました。弁当もベーカリーも販売してて、昼食の調達が出来ました。ただ、
菓子パン、カップ麺、鮮魚売り場は閑散。

当YHからの固定電話、携帯電話はまだつながらない状態でしたので、スーパーの外にあ
った公衆電話で、私の実家(埼玉)とはようやく電話連絡がつきました。
公衆電話は料金
も掛かりませんでしたし、被災地ではないのでテレビのように行列になっているわけでも
ありませんでした。

次にイオン大曲の視察に向かいました。駐車場がガランとしているので、営業していない
のがすぐにわかりました。入り口の路面が壊れて、休業の理由は「安全確認のため」との
こと。何とか食材調達の目処はつきましたが、当面、食事の提供に関しては、予約時にご
相談ということになります。ご了承ください。

3月12日(土)
朝は7時過ぎには眼が覚めました。トイレに行ったら、水が出ない。電気は昨日から止ま
っていましたが、水も断水になってしまいました。昨晩は水が出ていたので油断していま
した。風呂も沸かさなかったので、湯船に水はない。飲み水は、長期滞在さんがペットボ
トル水を3本、私が麦茶を2本、販売用のお茶(500cc)が多量にあるので、なんとかな
りそうでしたが、いつまで断水が続くのか判らない。

7時半には地区の民生委員の方が来て、8時に中学校で給水が始まるとのこと。どうせ、
押しかけて行列状態だからと、オットリ刀で8時15分に空きボトル、鍋などを持ち、お客
様とともに車で出動。家のすぐ近くで近くの方とすれ違い、その際、もう水がなくなった
との話。9時にも給水が来るとのことだったけど、また行列と思い、近くの湧水の街、六
郷に車を向けました。

一番大きな「御台所清水」に行くと、車の列。考えることは同じだなと思いながらも、空
いた場所を探し、駐車。普段は人もいない清水も、今日は行列が出来るほど。それでも、
自然の恵みに感謝しながら、みんなで水を汲めるだけ汲み、家に戻りました。

飲料水はある程度これで、数日分は確保できたものの、それでも、問題になるのが、トイ
レ。泊っているのが男だけなので、そこは少しは楽ですが、それでも水が必要。韓国の方
と外で話してて、屋根から落ちる雪解け水を集めようということになり、家にあったゴミ
箱を雪解け水が落ちる場所に整列。
朝から好天で、外の方が暖かという陽気だったので、
10時を過ぎると昨晩の雪が一気にとけて、滝のように流れ落ち、大きなゴミ箱も昼までに
3つほどが満杯になり、なんとかトイレの水の確保も出来ました。

昼食後は、一休みし、夕方から夕食の算段。夜になれば暗くなるので、明かりの確保も課
題でした。昨晩は懐中電灯でしたが、この停電がいつ復旧するかわからず、電池の問題も
あり、仕舞って置いた灯油ランプを引っ張り出しました。灯油を入れて、明かりの確保は
完了。

夕食は、当分、ある食材で食いつながなくてはいけないかもしれませんので、今晩もお客
様にご了承いただき簡素なもの。六郷の水が沸かして使い、調理器具や皿も最小限に抑え
るつもりでした。午後5時過ぎに試しに水道の蛇口を開けたら、なんと水が出ました。こ
れで一安心でしたが、それでも電気がないので、慌てて明るいうちにほとんどの準備を終
えました。

夕方6時半、ランプの明かりの元でいつもの時間に夕食。7時半、夕食も終わり、コーヒ
ーをストーブを囲んで飲んでいたら、火災報知機の赤い電気が点き、電気が来たことを知
りました。電気が来れば、こっちのもの!食堂の大型ストーブをつけ、テレビをつけ、携
帯の充電を始めたりと大騒ぎ。お陰さまで、ようやくいつもの生活に戻ることが出来まし
た。テレビを見て、初めて被災地の被害状況を目の当たりにしました。

3月11日(金) 東北大地震発生
本日の午後、ご存知の大地震発生。お陰さまで、当YHでは、お客様を含め人的にも建物
設備でも被害はありませんでした。メール、お電話頂いた多くの方々、ありがとうござい
ました。

さて、地震ですが、ここ大曲では震度5強で、5分以上も揺れが続き、その後おさまって
も激しい余震が1時間以上続きました。また外では山の方から、ゴーゴーという変な音が
度々聞こえてきました。直後に停電。水道も一時止まりましたが、水はすぐに復旧。長期
滞在のお客さんも、工場の操業が止まったので、午後4時過ぎにはご帰還。ということ
で、電気のない中で、やることは、明かり、暖房、食事の確保。

暖房は、移り住んできた時に、前の住人さんが残していった電気を使わないクラッシック
な灯油ストーブを、一つだけ残しておいたので、それを物置から引っ張り出し、危険を承
知で、中に入っていた10年前の灯油で着火。冬に停電になったらと取って置いて良かった
と。次には、灯油の補充のためのポリタンクと給油ポンプを納屋から調達。

明かりは、懐中電灯をかき集め、電池を探して確保。食事も、陽が落ちる前に、ボンベの
コンロで作れる鍋をある具材で準備。米はガス釜があるので炊けるけど、保存が出来ない
ので、韓国風に鍋にインスタントラーメンを入れる方法で完成。

長期滞在のお客様たちは、会社から「力水」と称して一升瓶を持って帰り、夕方5時過ぎ
から宴会開始。夕食は、19時頃に懐中電灯の明かりの元で皆でなかよく食べました。その
後は懐中電灯の明かりの中で、11時頃までお話。寝室はストーブもコタツも消えて、冷え
込んでしまい、布団に入っても手足が冷え込み、更に度重なる余震でなかなか眠れません
でした。 (3/12記)

3月10日(木)
昨日(3/9)、日本気象協会は第4回の桜の開花予想を公表しました。これによると、秋
田市の開花4/18(前回予想は4/17)、角館の開花は4/25(同4/24)、満開5/1(同4/30)
となっており、前回の予想から若干遅れる予想となっています。これは、3月に入り、平
年よりも低く、寒い日が多くなっています。今後の3月の気温も平年よりも低く、4月は
平年並みか高くなりそうだとの予想からです。ウェザーマップの3/1の予想では、秋田市
の開花は4/16、満開4/21。またウェザーニュースの3/7発表の2回目の開花予想では、角
館の開花は4/25、満開4/30、桜吹雪5/3となっています。ちなみに、本日の大曲の最低気
温は-7.3℃、ここ数日、夜に10〜15cmの雪が降っており、積雪(横手)は今朝の時点で
まだ100cmとなっています。

3月9日(水)
今日の昼頃、三陸沖を震源としたM7.3の大きな地震が発生しました。当YHのある大仙
市では震度4。大きな揺れが長い時間続いた気がしましたが、人的にも建物設備にも被害
はありませんでした。この地震の影響で東北新幹線を始めとした鉄道で遅延が発生。また
津波により気仙沼周辺の牡蠣の養殖筏で大きな被害がでてしまったようです。長期滞在中
の韓国の方は、夜戻ってきた時に、興奮気味に地震の話をしていました。というのも、韓
国では大きな地震はほとんどなく、今回を含めて日本で経験した地震が今までで一番大き
なものだとのこと。その話を聞いて、過去に韓国の百貨店の建物が崩壊したことを思い出
しました。建物が何もない状態で崩壊するなんて、日本の建築基準では考えられないこと
です。今回の地震が既に屋根の雪がほとんど融けた時期だったことで、ちょっと助かった
気がします。重い雪が屋根に乗っている状態で地震が来たらどうなるのかと、考えてしま
いました。

3月8日(火)
この冬の大雪で問題になったのが空き家の屋根の雪です。雪下ろしをすることがないた
め、家が潰れる被害を始め、道路などに屋根から落ちてきて危険な場所も発生し、大仙市
では来年度に空き家の調査を行うことにしたそうです。人口減少が激しく進む秋田県です
ので、そこここに空き家となってしまった家があります。ただ、雪のない季節では、そこ
が空き家なのか、外出中で人がいないのか判断することは手間が掛かります。雪の季節で
はその点、玄関前などの雪かきが行われておらず、空き家には近づけないことが多く、一
目見て、空き家かどうかの判断が付きます。2006年にも空き家調査が行われ、その調査で
当時951戸の空き家が大仙市で認識されたとのこと。その内258戸については、所有者や管
理者の把握が出来なかったとのこと。家といえば、人生で最も大きな買い物の一つなので
すが、それが管理もされず放置されているというのは、もったいないというか、そこまで
の事態になったことは、残念です。

3月7日(月)
本日の秋田ローカルニュースで、秋田大学のホームページ(HP)がアクセスしにくい状
況が本日続いたと伝えていました。今日は秋大の前期入試試験の合格発表で、その確認の
アクセスが瞬間300件以上となり、同HPの想定最大アクセス数50件を大幅に上回ったた
めとのこと。そもそも、この程度のことをニュースでやるのもどうかと思いますが、想定
最大アクセス数が50件というのも、大学という公共機関のサイトにしては脆弱すぎる気が
します。大学入試といえば、先日yahoo知恵袋を使ったカンニングがテレビで大々的に扱
われていましたが、これもそこまでマスコミが取り上げる必要があるのかと疑問に思って
います。これで喜んだ(?)のは、この事件を口実に予算を増やすことが出来ると考えた
一部の関係者だけではないでしょうか。

3月5日(土)
昨年新青森まで開通した東北新幹線で、本日から「はやぶさ」が運行開始になりました。
残念ながら、当YHには今のところ良い影響は見られません。このはやぶさ、12月に走り
出した「はやて」よりも10分、新青森⇔東京間を短縮できるとのこと。日本の新幹線でグ
リーン車よりもグレードが上の座席を導入したことは目新しいことですが、膨大な金額の
開発費を投入して10分の時間短縮は、果たしてどうなんでしょうか?地方と都会が近くな
ることは、いろいろな意味でメリットのあることでしょうし、新しいものを開発するとい
う努力は永遠続ける必要があるのでしょうが、10分しか時間が短縮されないなら、その開
発費分を運賃の値下げや割引チケットの販売など、利用者の増加目的に振り向けて欲しい
ものです。

3月3日(木)
3月といえば、春の足音がそこここで聞こえて来るものですが、1日からちらつき始めた
雪は、昨日の午後から本格的になってしまいました。せっかく昨日の朝方、積雪83cmまで
減ったのに、夜半には1mを再び超え、今朝は積雪110cmとこの2日で30cm近く降った計算
です。このため、雪の影響で本日は、北上線、奥羽線に遅延や運休発生しました。また、
今日は最高気温-1.9℃と真冬日を記録、寒い一日で、2月後半に暖かい日が続いたため、
それに体が慣れてしまい、とても寒く感じました。道路もつい先日まで、路面が出て、普
通に走れていたのに、一面雪に覆われてしまい、久しぶりの雪道となってしまいました。
ただ、一方で雪が止み、ちょっとでも太陽が出てくると、急速に雪が融けてくれるので、
屋根の雪下ろしや玄関前の雪かきなどの必要はほとんどないのが、まだ救いになっていま
す。

3月2日(水)
この時期恒例の税金の申告用の書類作成を空いた時間を見計らって行っています。本当は
2月中に提出をと考えていたのですが、データの入力が1月上旬に終わっており、その油
断からズルズルと3月を迎えてしまいました。3月になると税務署も混んでしまい、書類
提出に時間がかかってしまうのが頭痛の種です。まして、近年「e-TAX」というパソコ
ンで申請する納税方式の普及を税務署が進めており、税務署では、従来の税金の質問や説
明に加えて、パソコンの使い方の指導も行う必要があるため、待ち時間が長引いているよ
うです。パソコンを使い慣れた人の多い都会では、それでもいいかも知れませんが、高齢
化が進む田舎で、同じように型に、はめようとするのは、どうかと思います。いずれにし
ても、今週末か来週前半には、税務署に行って来る予定です。

3月1日(火)
本日で、大曲ユースホステルも7年目に突入となりました。なんとかここまで続けられて
きたのは、ご利用頂きました多くのお客様のお陰です。ありがとうございます。またここ
数年は、リピートのお客様も増えてきており、大変感謝しております。さて、7周年とい
うことで、何か出来ないかと未だに考えております。一番簡単なのは、特別料金(割引)
の開始です。常々、当初のユースホステルの成り立ちである「安価な」旅行の提供のた
め、宿泊料金の引き下げということは検討しており、実際に22歳以下の方には「若者割引
料金」を実施しています。ただ、これも、当YHに到着して初めて知る方が多く、この割
引料金だから当YHを利用するという方はまだ少数派なのが現実です。また30代から上の
方は、現在YHを利用する理由として「安価」だからというよりも、他の旅行客との交流
という方に利用目的が移っていることも事実です。今回7周年で出来なくとも、10周年に
は何かやれればと、今から考えていきます。