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【新米ペアレントの営業日誌】

2011年

10月31日(月)
土曜日から隣町横手市で第134回秋田県種苗交換会が開催されています。この種苗交換会
は秋田県独自のもので、毎年開催地が回り持ちで行われている、いわゆる農業のお祭りで
す。今年の収穫物の品評会や新しい技術、作物への取り組み、農機具の展示販売会から地
産地消のテントなど多彩なイベントが開催され、100万人を超える来場客が毎年あります。
100万人というと、秋田県の人口とほぼ同じで、秋田県で一番有名な竿燈祭りの来場客が
150万人前後ですので、どれだけ大規模なイベントだということがこの数字からも伺えま
す。兼業農家が多い秋田県では、このイベントの最中に有給休暇をとって行く方も多く、
以前、当YHの開所前の改修工事でも、この期間は大工さんも休みが多かったことを覚え
ています。こうした状況ですので、開催市町村はその期間中は大混乱となりますので、私
も行けるかどうか迷っているところです。

10月30日(日)
本日は朝食後、2回目の食用菊(黄)の収穫を行いました。本日もバケツ3杯分。まだま
だ畑には綺麗に咲いた菊が大量に残っています。収穫した菊は、紫の菊同様、花びらをむ
しって何度も洗い、色を鮮やかにするための酢を加えたお湯でさっと茹でて、一人分に分
けてラップで包んで、冷凍保存しています。バケツ一杯の菊でおよそ20食分になりますの
で、一度の収穫で60食分前後になります。あと何度収穫できるかは、天候と気力次第です
がもう少し収穫しないといけないようです。これが終われば、年内最後の作物となるネギ
の収穫となります。既に9月以降、来られたお客様や長期滞在のお客様の食材として、必
要な分だけ抜き取り、夕食などの食材に提供していますが、雪に覆われると収穫も出来な
くなりますので、越年ネギ以外は全て抜き取って、冬季で利用のなくなる駐輪場内での保
存となります。

10月29日(土)
当YHでは、食事の準備や畑仕事などの作業中にFMラジオをかけています。FM秋田で
は東京のFM東京の番組が流れるほか、地元FM秋田制作の番組もあり、地元の情報を手
軽に入手することが出来ます。以前から昼の時間に由利本荘の街の情報を流す番組があり
ました。ラジオで地域の小さな話題を拾い上げるのはとても面白い試みだと思いました。
先日から、県北の大館が同様の番組を始めました。また、横手市では独自にコミュニティ
FMを立ち上げ、地元の情報を流しています。秋田県では数年前の平成の大合併で、多く
の町が合併して、市とっても広大な地域になりました。このため、同じ市町村内でも地元
で行われているイベントや店など知らないことが増えており、こうしたラジオの取り組み
はとても面白いものだと思います。ただ出来れば広範囲に情報を流し得る方法が望ましい
です。横手のコミュニティFMは、近隣とはいえ当YHでは聞くことが出来ず、横手に出
かけた時だけになってしまいます。

10月28日(金)
先日の新聞で秋田県北、大館のある庁舎で節電のためのLED照明を導入し、9月の電気
料金が前年同月比27%減、2万円強の節約になった、との話がありました。これから冬に
向け
て震災の影響で発電所が完全復旧していない状態ですので、節電は大切なことです。
この大館市の導入も使用量の節約には貢献していますが、でもその記事の中に、LED照
明の導入費用が工事を含め132万円かかったとありました。1ヶ月の電気代の節約が2万
円。この導入費用の元を取るまでに5年半もかかる計算になります。使用電力の節約には
なるものの、費用面を考えると、民間ではまだ導入に二の足を踏みます。これからの季節
当YHでも電力使用量が増えます。お客様の中には、電気がもったいないと、照明のスイ
ッチを切って歩く方もいますが、お客様が居る時に暗いと、貧乏臭く見えますので、せめ
て明るくしておきたいと思っています。その反面、お客様がいらっしゃらない時には、出
来る範囲での節電を行っています。

10月27日(木)
昨日、一昨日と気分転換をしましたので、今日は冬を迎える準備を少しずつ始めました。
最初に行ったのは、畑の掃除。夏の間、美味しい収穫を与えてくれたトマト、キュウリの
畝は既に枯れた状態で無残に支柱だけが残っていたので、この支柱の撤去作業。一番手間
取ったのがカラス除けに張ったネットの除去ですが、1時間ほどでその作業も終わりまし
た。その後は、そろそろ収穫の時期になった食用菊(黄色)の収穫となりました。30分ほ
どの摘み取りでバケツ3杯分。それでも、畝の1/3ほどの収穫ですし、まだまだ2番花や
3番花が咲きますので、紫色の食用菊とは大違いの収穫です。午後、夕食の支度の前後に
摘み取った菊の処理を行いましたが、何だかんだで2時間ほどの作業。摘み取るのは簡単
ですが、処理に手間が掛かるのは、山菜などと一緒です。


10月26日(水)
昨日の秋田市への買出しツアーに味をしめて、今日は先日、テレビで見た湧水の街、山形
県の遊佐まで遠出してみました。当YHから海沿いの象潟の道の駅まで約1時間半、そこ
から更に30分ほど車で走った鳥海山の麓の街です。当YHの近くに六郷湧水群があります
ので、同じような湧水の街というのは、とても気になる存在でした。実際に街には10ヵ所
を越える湧水がありましたが、六郷の湧水とは規模も違い、ちょっとがっかりでした。た
だ街は、そこそこ歩くことを中心に整備された綺麗な街になっており、静かに散策をして
みるのには良さそうな町でした。街中の湧水よりも帰り道に立ち寄った町から北にある滝
の水や神泉の水(女鹿)の方が水としては、とても生活感感じられる「生きた水」のよう
でした。当YHから日本海方面に南下される方は、特に夏に立ち寄られることをお勧めし
ます。


10月25日(火)
今日は時間を作って秋田市まで買出しに出ました。御所野イオンを少し覗いた後、町中に
あるドンキホーテに向かいました。いつもは大曲にあるイオン系のスーパーでの買い物が
ほとんどで、どうしても食事のメニューが似たり寄ったりになってしまいますので、違う
系列の店を見ると新鮮に思えます。とはいえ、冷凍庫は夏に収穫した枝豆とこれから大量
の収穫が始まる食用菊のスペース、更には買い込んである食材で余裕のスペースが少なく
なってしまっているので、大した買い物は出来ませんでした。それでも、なかなか遠出が
出来ない日々が続いていますので、いい気分転換になりました。


10月24日(月)
もう一週間もすると11月になります。この10月下旬からの時期に行うのが冬支度です。主
に雪囲いが中心となります。雪囲いは、建物、植木など諸々。その他に車の冬支度もあり
ます。例年、11月の上旬には寒くなり、作業も大変なので、暖かいこの時期から行うのが
ここ数年の行事になってきましたが、今年はどうも11月上旬まで暖かい日が続くとの予報
で、ついつい延び延びになってしまっています。建物の雪囲いは玄関の風除室の取り付け
がやっかいですが、今年は長期滞在のお客様がいるので、週末にでも手伝ってもらおうか
と企んでいます。植木の雪囲いは、昨年の大雪で倒れたり、折れたりしたもののありまし
たので、今年はどうしたものかと考え中です。

10月23日(日)
当YHの斜め前にある森で、今年は大量に栗が落ちていたとのことで、今朝、近所の方か
らスーパーの買い物袋一つ分という大量の栗を頂きました。栗は大好物なので、自分でも
買いますが、さすがに多すぎて一度に食べきれる量ではありません。とりあえず、時間が
あったので、今日は3時間ほどかけて、生栗の皮剥きを行い、丼一杯分の生剥き栗が出来
ました。明日は、これを使っての栗ご飯の予定ですが、それでもまだ大鍋2杯分ほど残っ
ています。近所の方に聞いたら、水に漬けて数時間、その後天日干しにして、保存できる
とのこと。それでも痛むのが早いとのことなので、冷凍保存してみます。当YHの冷凍庫
には、それでなくても長期滞在の方々の食材が大量に収まっており、更に夏に収穫した枝
豆があり、これから食用菊の収穫が始まりますので、空きスペースがなくなりつつありま
す。なんとも収穫の秋といった感じですし、雪の時期に備えて、という時期になってきま
した。

10月21日(金)
隣の横手では、秋の果物の収穫が始まっています。スーパーで買うと、リンゴも結構いい
値段しますが、直売所で買うとだいぶ安くなります。ということで、長期滞在のお客さん
が多い時には、何かのついでがある時には、横手の西側にある果樹園が並ぶ道を通って、
格安な果物を調達するようにしています。今回は、リンゴ4個とナシ2個をそれぞれ200
円で購入。中でもリンゴは、直売所の道を挟んだところがリンゴ畑ですので、たぶん新鮮
だろうと思います。スーパーのように一年中こうした直売所があればいいのですが、直売
所は季節を色濃く反映しますので、その収穫の時期だけしか買えないのが弱点です。

10月20日(木)
食用菊と同じような時期に収穫を迎えるのが柿です。当YHにも駐車場奥に当初2本植え
てみました。残念ながら、その後草刈りの際に1本が犠牲になってしまい、大きく成長し
ているのは1本だけになってしまいました。その柿の木も植えて5年ほど経ち、昨年から
実をつけるようになりました。残念ながら、昨年は1つしか実がならず、その一つもカラ
スに食べられてしまい、人間の口にまでは廻って来ませんでした。今年は数えただけでも
5つ以上実っており、何とか人間にまで廻って来るかなと楽しみにしています。赤く熟す
にはもうちょっと時間がかかりそうですので、その間カラスに食べられないことを祈って
います。


10月19日(水)
本日、食用菊の2回目の収穫を行いました。採れた量は前回よりも少し少なめ。それでも
作業に1時間近くかかりました。黄色の食用菊は花も大きく、植わっている株数も多いの
で何度も収穫が可能ですが、紫の食用菊はもう一度採れるかどうかになってきました。前
回の収穫とあわせても量はそんなにありませんので、先着順で使用の予定ですので、なく
なってしまったらごめんなさい。もう一方の当YHの主力の黄色の食用菊ですが、周りの
畑では既に収穫時期になっているようですが、当YHのものは少し遅れ気味で、収穫開始
は来週以降になりそうです。例年、収穫の最後の頃には、あられが降るような寒い時期に
手がかじかみながらの収穫になります。

10月18日(火)
現在、当YHには以前紹介したように長期滞在のお客様が3名います。一番最後に来られ
た方は中国に長く滞在している日本人の方です。食事の際などにお話をする時間がありま
すが、週末、長い時間外出しており、どこで何をしていたのかと尋ねたところ、スーパー
や本屋、100円ショップなどをウロウロしていたとのこと。特に日本の100円ショップは凄
いとの話だったので、中国の方が物価は安いだろうと聞くと、あれだけの品質のものは中
国では100円では買えないと。値段的に安いものはあるが、それは品質でかなり劣るとの
話でした。確かに昔、香港や韓国で購入した100円〜300円のネクタイは、一度使ったらそ
の後は使い物にならないものだったことを思い出しました。それにしても、日本の100円
ショップは、行けば何でもそこそこのものが売っているという認識でしたが、そういう評
価を受けるとは思ってもみませんでした。

10月17日(月)
昨日、中仙のジャンボウサギフェスティバルの売店で昼飯のために弁当を購入しました。
この弁当、地元中仙の料亭割烹(?)の「ちゃんす長野屋」という店の仕出し弁当で、そ
の名も「川ガかにづくし弁当(@1,000円)」。中には川かにの炊き込みご飯、かに半身
とかにの甲羅に蟹みそをつめたものが入っているほか、豆腐カステラややまぶどうなど地
元食材のオンパレードでした。購入する際に、中仙でウサギ鍋を手軽に食べられる店を聞
いたところ、こちらの店でも肉の在庫があれば提供しているとのこと。以前は中仙の道の
駅で手軽に味わえたのですが、その道の駅の食堂は現在、時代の流れなのか農家レストラ
ンに変わってしまっており、中仙で季節限定、事前確認は必要ですが、ウサギ鍋を食べら
れる店が判った事は大きな収穫です。場所は羽後長野駅隣で、日曜定休のことが多いとの
こと。是非という方は、お越しの際に詳細をお知らせします。

10月16日(日)
昨年に続き、今年も中仙で行われているウサギのお祭り、ジャンボウサギフェスティバル
に行って来ました。祭り会場に到着したのが10時過ぎ。目的のウサギ鍋が始まるのが11
頃なので、それまで祭り会場をうろうろ。品評会では、今年は夏、暑かったためウサギも
夏ばてして、最大でも10キロまで届かなかったというジャンボウサギを見学。
11時少し前
には、無料のウサギ鍋の振る舞いも始まり、当YHのお客様が1番鍋をゲットしました。
試食後、出店でウサギ肉のパック300g入り1,000円を2つ購入しました。当面、長期滞在
のお客様と試食してみる予定ですが、全てを食べ切れませんので、他にはご希望者に先着
順で提供することも考えています。ご希望の方は、電話での予約時にご相談ください。

10月15日(土)
夏からたくさんの収穫があった畑も、もう終盤戦。ナスとシシトウもほとんど終わりにな
ってきました。この時期に収穫が始まるのが、食用菊。今年も最初に紫色の「もってのほ
か(通称、もって菊」の収穫となりました。夏の大雨や強風で倒れてしまったこともあり
収穫は多くなく、本日はバケツ一杯分。
摘み取りに15分、花びらをむしる作業に1時間、
茹でるのに15分。更に小分けにして冷凍保存のための加工に30分。黄色の食用菊に比べて
収穫量が少ないので、これから収穫になる黄色の食用菊の彩り程度に使用するため、一人
当たりの使用量はわずかになります。今月末頃から次に黄色の食用菊の収穫が本格化する
予定です。その時期に来られた方でご希望者には、黄色の食用菊なら幾らでもお分け出来
ると思いますので、その際には早めに到着するか、出発に時間をもって来てください。た
だし収穫はご自分でお願いすることになります。

10月14日(金)
本日の新聞に、今月2、3日に湯沢市で行われた「うどんエキスポ」の後日談が載っていま
した。これを企画した実行委員長は予想通り稲庭うどんの最大手店、佐藤養助商店社長さ
ん。過去に、稲庭うどんを「日本三大うどん」と呼ばれるまで有名にしたのも佐藤養助商
店の方とのことで、商売がヘタと云われる秋田の商売人の中で、この一族は例外的な存在
のようです。今回のうどんエキスポは当初目標の来場者数5万人に対して7万人を越える
実績で大盛況だったそうです。開催された湯沢市の人口が6万人弱(平成17年度)なので
市の人口以上が集まったことになる計算です。やっぱり秋田ではめったに口にすることが
出来ない五島うどんや讃岐うどん、伊勢うどんなど全国の有名なうどんが一堂に集結出来
たことが大きいようです。こうした食べ物のイベントは、多くの集客が見込めることで、
各地で開催されており、それに伴って新しいメニューが数多く開発されてきていますが、
稲庭うどんのように昔からあるものを使ったイベントの方が、手軽だし無理がないような
気がしますし、昔から続いている食べ物こそ、誰もが食べて美味しく感じるものだと思い
ます。

10月11日(火)
本日から望んでいた3人目の長期滞在のビジネスのお客様が来られました。こちらの方は
先月末から来ている近くの会社さんの同僚の方。同僚の方ですが部署も違うようですし、
日本人の方です。今回の方も12月上旬までとの話で、お陰さまで、これで2階にある3室
が12月まで埋まってしまいました。韓国から来られている長期の方は、既に3年目になる
ため、食事の好みから生活パターンまで大まかには把握出来ているつもりですが、先日か
ら来られた方も含め、長期で宿泊される方の最初は、お客様もこちらも戸惑いがちです。
これから少しずつリクエストを聞いたり、コミュニケーションをとって、より快適に当Y
Hで過ごして頂けたらと思っています。長期のお客様が3名揃ったということもあり、先
月から考えていた一般のお客様の利用促進策も、今回も一旦棚上げになりそうです。

10月10日(月)
政府では、現在第三次補正予算が審議されています。この中で東北の高速道路の無料化が
今回も盛り込まれるとの話。最初は経済対策の一環としてETC搭載車に対して、全国的
に休日原則1,000円になり、今年の6月からは被災証明を持つ人に対して東北の高速が無
料となり、今回は全車種を対象に東北の高速道路を無料にするとのこと。ただ検討されて
いるのは、東北自動車道よりも東側の地域との話も出ています。予算執行の点から、実施
されるのは12月頃から3月の間とみられています。でも、今回も秋田県では、一部産業面
にのみメリットが限られそうで、この政策のもう一つの目的、観光促進については、ほと
んどメリットがなさそうです。そもそも、これが実施される期間に車で雪国秋田に観光に
来る方はほとんどいません。出来ることなら、8月とか9月といった車で来る時期に始め
て欲しかったものです。また来年度にも延長措置をとってもらえれば、少しはいいかなと
考えますが、今の政府の状況では、その時期になってみないとわからないようです。

10月9日(日)
当YHをご利用頂いた一部の鉄道マニアの方にはお話しましたが、先日まで秋田内陸縦貫
鉄道が社長を公募していました。条件は阿仁合常勤で任期は2013年6月までで報酬は当初
700万円。昨日で募集が終わり、63名の方から応募があったそうです。県内からは4割程
度で、他は県外。年令も20代から80代までと幅広く、女性も2名あったとのこと。秋田内
陸線は、この3月の震災の影響もあり、昨年度は過去最悪の輸送人員に留まりました。
2009年4月に知事が寺田氏から佐竹氏に代わるまで、存廃問題に揺れていました。佐竹知
事の意向で、存続を前提とした再建策を模索してきましたが、昨年度の赤字の大きさで、
また近い将来、存廃問題が浮上してくる可能性も強くなってきたようです。その中での社
長の公募ですので、新しく社長になる方は、人脈と行動力、今までにない発想が求められ
るでしょうし、ヘタをすると、幕引きをすることも選択肢とする可能性もあるとても厳し
い時期のようです。実際に社長が決まるのが12月。動き出すのは年明けになるでしょうか
ら、来年の秋田内陸線の動きが、いろいろな意味で楽しみです。

10月8日(土)
本日より今年最後の3連休。今回の連休もお客様はそう多くはありませんでした。ただ夕
方、最寄り駅までお客様を迎えに行く途中、歩いている人を発見。地元の方ではなかった
ので、もしかしたらお客様が歩いて来たのかとも考えましたが、それでも駅に向かい、予
定通り予約のお客様を乗せて戻りました。そうしたら、先ほど途中を歩いていた方が予約
なしの飛び込みで来られていました。考えてみれば、今年初の予約なしの玄関飛び込みの
お客様でした。聞けば、昼間問合せのお電話を頂いた方とのこと。まだ天候も悪くなく、
気温も暖かい時期でしたし、空室があったから良かったものの、降雪の時期で、都合によ
り閉館していたら大変なことになるでしょう。過去に一人だけ、予約もなく雪の中を歩い
て当YHまで来られた方がいました。雪のない地域とは異なり、こうした時期には命がけ
ともいえますのでお気をつけください。

10月7日(金)
NHKのローカルニュースで紅葉情報が始まりました。既に本日の段階で、八幡平、鳥海
山鉾立(五合目)は紅葉の見頃マークがつき、十和田湖では色付き始めとなっています。
今年は9月上旬に秋田でも気温が高い日が続いたため、なんとか9月下旬の冷え込みで追
いついてきたようですが、紅葉の進み具合は例年よりも10日ほど遅れているようです。例
年ですと、そろそろ八幡平や鳥海山では終盤になるのですが、この3連休でも十分に八幡
平アスピーテラインや鳥海山ブルーラインのドライブで紅葉が楽しめそうです。といって
も山岳部は気温も朝晩を始めとしてかなり下がっていますので、来られる方は、是非暖か
い格好でお越しください。

10月6日(木)
本日から当YHでも今年の新米での食事が始まりました。ちょうど在庫がなくなるタイミ
ングで、今年の稲刈りが遅れているので懸念していましたが、お願いしている農家の方に
連絡したら、早くできたものを持ってきてくれるとのことでした。新米はそれだけでも十
分に美味しいため、お客様もどうしても食べ過ぎてしまうようで、いつもよりも食べる量
が増える傾向にあります。このため、今日からいつもよりも少し多めにお米を炊くように
しています。今年は3月の震災の影響で放射能被害の懸念のない秋田のお米は人気がある
とのことで、一部では2割近くの値上がりになっているとも聞いています。当YHでお願
いしている農家さんからも若干の値上げとのこと。それでも2割までは上がっていません
ので心置きなくお客様には食べて頂くことが出来そうです。

10月5日(水)
ユースホステル協会が発行している季刊誌「とらいべる」の今回の特集は「東北の秋の体
験・出会い旅」でした。配達されて来て、見たときに秋田も当然出ていると思っていまし
たが、中を見てみたら、福島、宮城、岩手と、いわゆる大震災の被災地の特集となってい
ました。被災した観光地は、観光客が激減して、観光施設や宿泊施設などの維持が大変に
なっていることは容易に想像できます。テレビなどでも、特に会津などが度々取り上げら
れています。でも、それ以外の場所でも、震災の影響なのか明確にはわかりませんが、観
光客が激減しています。特に秋田は、3年前の岩手宮城内陸地震の時も今回も幸いなこと
に被害はほとんどありませんでした。反面、観光客は、3年前も今回も被災地とそう変わ
らないほど激減しています。被害がなかったため、マスコミも取り上げることはほとんど
なく、ある意味忘れ去られた存在になりつつあるような気がします。

10月4日(火)
今朝、お客様を最寄り駅までお連れするとき、快晴の空の下、当YHから南西の方向に山
頂の一部が白くなった鳥海山が見え、駅に向かう途中の田んぼからは、北東方向に秋田駒
ケ岳が白くなっているのを発見しました。10月に入り、そろそろ山岳部の紅葉のニュース
も聞こえ始めていますし、体感でも朝晩の寒さが身に染みるような気温になってきており
秋真っ只中といった状況です。今日は運良く晴れたため、こうした雪山を見ることが出来
ましたが、実は今の時期、朝、晴れて見渡せるというのは珍しいのです。朝と昼の温度差
が大きく、日中に大気中に溶け込んだ水分が霧(朝もや)として気温の下がった時間に現
れるため、明け方に外が真っ白になることが多く見られます。出発時に鳥海山や奥羽山脈
が見られたお客様は、ある意味ラッキーということになりそうです。是非、来て試してみ
てください。

10月3日(月)
本日より、ビジネスでの長期滞在のお客様が一人増えました。今までの近くの会社さんと
は異なり、大曲の街中で行われる工事の関連の方で、予約時には今週一杯との話でしたが
交渉により12月中旬までの長期滞在と変更になりました。今までも書きましたが、今年は
3月の大震災の影響なのか、高速道路原則1,000円が終わったためなのか、一般の旅行の
お客様が少なく、当YHを維持していくためには、こうしたビジネスのお客様でも背に腹
は換えられませんし、むしろ感謝です。ビジネスでの長期滞在のお客様は、2階の部屋を
使って頂き、一般の旅行のお客様は1階の部屋を使って頂くつもりですので、そんなにご
迷惑をおかけする事はなさそうです。2階の部屋がもう一部屋ありますので、そこもビジ
ネスでの長期滞在の方が来て頂けると、当YHにとっても好都合ですので、そんなことを
願っています。1ヶ月以上の長期滞在の方には、料金や食事で相談に応じます。

10月2日(日)
本日、バイクでのお客様の飛込みがありましたが、到着が夜9時頃となりました。当YH
では予約時など事前に云っておいて頂ければ、門限(原則9時)は大目に見ることが多々
あります。遅く到着するのはいいのですが、今の時期、特にバイクの方は、気温の低下で
かなり厳しい思いをすることになりますので、くれぐれも注意してください。今回も到着
されたお客様、寒さで手が震えて宿帳の記入が出来ないほどで、急遽食堂の大型ストーブ
を入れたほどです。出来ることなら、日没前(17時過ぎ)までに到着して、朝もゆっくり
出発できるような日程を組んで来て頂くことをお勧めします。また八幡平や鳥海山などの
山岳部のツーリングを計画される場合には、日中の陽の高い時間に通るようなスケジュー
ルが望ましいようです。

10月1日(土)
本日から街の高校生などは衣替え。私も個人的に着る物を、半袖を仕舞い、長袖のシャツ
やトレーナーを用意しました。先週来、最低気温は10℃を下回るようになってきており、
夜8時過ぎに窓を開けておくと、足が冷えてしまいます。当YHでは、体育の日(10/10)
の連休が終わるとオフシーズンになってしまいます。その間時間が有り余るので、雪囲い
の準備など冬支度を例年行います。今年は、昨年に引続き、長期滞在のお客様が一昨日か
ら来ました。本日、別な会社さんからもう一名、12月までの長期滞在の話が来ており、今
年は一般の旅行のお客様が非常に少ないものの、こうした特殊要因でこれからの時期もそ
れなりに忙しくなりそうな気配になってきました。

9月30日(金)
これからのオフシーズンを前に、雪が降るまでの間に鳴子温泉に行ってみたいと思い、鳴
子温泉のバーチャルとリップをしてみました。当YHから国道13号線、国道108号線を通
って約2時間半で車で行ける場所ですし、仙台方面に抜けるには一番近いルートとして多
くのお客様が通ります。また東の横綱とも称される鳴子温泉は、温泉好きが多い当YHの
お客様の間でも人気スポット。国内の主な泉質11ある内、9の泉質が楽しめる温泉として
また周辺をあわせると複数の共同浴場が残る湯治場として、とても人気があります。調べ
てみると、一度行った程度では、ある程度知るには「手ごわい」相手のようで、できれば
何度か通えれば、とも考えています。長期滞在のお客様が居るため、行動できる時間は限
られていますが、これからの時期は露天風呂もいい気候ですので、足しげく通えるように
心がけたいと思います。

9月29日(木)
本日から、もう3年も使って頂いているビジネスの韓国人のお客様がまた来られました。
今回は12月中旬までの2が月強の長逗留となります。前回は7月下旬に帰られましたので
2ヶ月ぶりの来日です。もう勝手知った場所ですので、こちらでも何も説明せずに済みま
す。食事に関しても、およその好みはわかっていますので気が楽です。残るは、2ヶ月を
越える期間の連続営業がまた始まるという点です。体力的には問題はなさそうですが、お
客様一人というのは、来て頂けるだけでも感謝なのですが、経営的にはあまり良いとは云
えません。贅沢を言えば、3〜4名がずっと居て頂ける状態がベストです。特に食事の用
意となると、手間は一人分も4人分も大差がなく、むしろ一人分だと使う材料も少しにな
って、効率は良くありません。過去にもいろいろ検討しましたが、この長期滞在のお客様
がご利用頂ける期間に、他のお客様に来て頂く算段を今回も検討しています。

9月28日(水)
ここ数日、日中は気温が上がるものの、天気予報どおり今週に入り最低気温が10℃前後ま
で下がる日が続き、本日部屋の掃除の際に、ようやく暑い夏の最大の武器であった扇風機
を本日仕舞いました。先日朝にはお客様が部屋のストーブを使った形跡があり、試し炊き
をする前に実用になってしまいました。この機会に、全客室のストーブの試験運転を行い
ました。幸い、排気口内に鳥の巣などもなかったようで、無事に試験は終わり、明日から
でもお越し頂いたお客様にはストーブを使って頂くことが可能になりました。昨年の試し
焚きが9月27日、一昨年は10月15日でしたので、昨年並みの寒さって言うことなのでしょ
うか。昨年冬は大雪でしたので、今年は少しは楽をしたいものです。

9月26日(月)
3月の地震から半年が経過し、24日にはようやく間引き、徐行運転していた東北新幹線が
3月以前のダイヤに戻って平常運転を開始し、秋田新幹線もそれに伴って、従来の運転と
なり、1日15往復体勢に戻りました。また本日、隣町のJR横手駅が新しくなりました。
まだ一部工事中ですが、従来改札が東側1階にありましたが、2階建てとなり、中央通路
も出来て、都会の駅っぽくなりました。横手駅の新装に伴って、先週末と今週末、駅周辺
でオープニングイベントが開催されています。夏の竿燈祭りなどと比べるとはるかに小さ
な規模のイベントですが、横手焼きそばなどの地元グルメの屋台なども出ます。

9月25日(日)
今朝の気温は8℃台まで下がりました。昨日には今年初めて、鳥海山頂が初冠雪したとの
ことです。昨年の初冠雪(10月24日)と比べて1ヶ月早かったことになります。富士山も
同日に初冠雪となり、こちらは平年よりも6日、昨年より1日早かったそうです。今月最
初には気温も30℃を越える日があったのですが、この一ヶ月で季節は一気に残暑から初冬
にまで駆け足で進んでしまったようです。今週以降、最低気温が1桁台になることが予想
されており、月初の暖かさで遅れるかと思われていた紅葉も、予想以上に早く進む可能性
が出てきたようです。

9月24日(土)
9月に2度ある3連休の後半で、ようやく周囲の田んぼも稲刈りが始まりました。例年だ
と20日前後から始まるのですが、今年は台風の影響で稲刈り開始が遅れてしまっているよ
うです。農作物の収穫では、晴れて乾いた状態で行うのが一般的であるようです。それは
余計な水分がない方が、カビ防止なども含め、いい状態で保存が出来るからのようです。
米は収穫してから乾燥機にかけ、水分量を調節する必要があるようですので、その点でも
収穫前の何日かは晴れていることが望ましいようです。ただ今年は天候に恵まれず、数日
続いた快晴がこの時期続かず、農家の方も苦労しているようです。

9月23日(金)
本日は秋田県北の中学校の部活動の団体さんが来られ、貸切となりました。お断りしたお
客様ごめんなさい。この中学校、この時期毎年大曲で部活動の試合があり、今年で3年連
続でご利用頂いている、数少ない団体さんのリピーターとなっています。幸い、先日の台
風も通り過ぎて、雨に濡れてぐしょぐしょになっての到着とはなりませんでした。先生と
一部の保護者の方は、2度目、3度目なこともあり、設備面や使い勝手もわかって頂けて
いるので、気持ち的にもだいぶ楽でした。そういう点ではリピーターの方にはいつも大感
謝です。今年はお客様が少ない中で、若い生徒さんがたくさんと、今日は賑やかな夜を迎
えました。

9月22日(木)
明日は中学生の団体さんが来られるので、今日はその準備をある程度行いました。食材の
買出しはもとより、寝具の準備などもです。夏の間は、掛け布団はほとんど不要で、毛布
ですら使わないお客様が多くいたようです。お盆明けからの気温低下時には、掛け布団だ
けを用意して、毛布はいらないだろうという判断でした。今週になって気温が急低下し、
最高気温でも20℃に達しない日が続き、最低気温では15℃を下回る肌寒い日がありました
ので、今回の団体さんから、掛け布団では当YHで「標準装備」の掛け布団1枚と毛布1
枚を各部屋、人数分用意致しました。たぶん、これでこの季節には十分に温かく、ゆっく
りとお休み頂けるかと思います。台風は今日の未明に秋田県をそれて通り、県内では秋田
中央地域や県北を中心として、洪水警報が出たり、避難勧告が出る地域もありましたが、
当YHに被害はありませんでした。

9月20日(火)
沖縄沖から北上を開始した台風15号は、紀伊半島や愛知県で多くの被害を出し、北上を続
けています。今日はこちら大曲でも一日雨が降り続き、台風の接近に備えて、家の周りの
見回りなども行いました。この台風の影響なのか、この連休の狭間に予約を頂いたお客様
からキャンセルが相次いでいます。まあ、この天気ですので致し方ないところとあきらめ
ております。運が良ければ、後半の連休には台風も通り過ぎ、飛び込みのお客様が増えれ
ばと、楽観的に考えるようにしています。この天気ですと、外での作業も出来ませんので
例年よりも1ヶ月ほど早いですが、冬の降雪時の暇な時間に今年はどんなことをしようか
と少しずつ考えています。写真を撮るためには、雪が降る前にある程度その構想を考えて
足りなさそうな写真を撮って廻らなければいけないからです。今年ももうすぐ、また韓国
からの長期滞在のお客様が来る予定ですので、動ける時間に限りがありそうですが、その
中で出来そうなことを少しずつ具体化させていこうかと思っています。

9月19日(月)
台風の北上に伴い、昨晩から気温が下がり始め、今日は一日曇天でしたが最高気温でも18
℃台と涼しい一日でした。つい先日までは、扇風機が必要な気温でしたので、一気に秋を
肌で感じる気候になってきましたし、これだけ気温の変化が激しいと、体がその変化につ
いていきにくくなります。幸いなことに今年も夏が一段落して訪れるいわゆる「夏ばて」
で動けなくなることもありませんでした。というか夏ばてしている場合でなかったと云っ
たところでしょうか。これからは、どの段階で部屋に置いてある扇風機を仕舞うかという
ことになりそうですし、来月になれば、ストーブの試運転も行わなくてはならないようで
す。

9月18日(日)
3月の東日本大震災から早や半年。まだ被災地では大変な生活をされている方も多いよう
ですし、原発の事故の影響を多くの地域、産業で受けています。ここに来てその損害賠償
の請求が始まり始めています。原則的に直接の被害を受けた被災地の方が中心になってい
ますが、観光関連では全国的に損害賠償を受けるとの話です。当YHでは、直接的な被害
はもちろんありませんでした。でも間接的なものは大震災も原発からも被害があったと云
えばあったのでしょう。とはいえそれを数字にして損害賠償をするのには、労多くして得
るところがなさそうです。特に云われている外国人観光客は、3月以降ぱったりと途絶え
ており、その前からの予約がキャンセルになったのは1件だけ。仮にこのキャンセル分が
100%補償されても数千円。本来来るべきお客様が来なかったという点で、補償を要求し
ても、外国人観光客は年によって大きくぶれており、それを計算するのはかなり難しいよ
うです。

9月17日(土)
本日から秋の3連休が始まりました。ただ南にある台風と前線の影響で天候が悪く、雨が
降ったり止んだり。こういう時には、悪天候で飛び込みのお客様が減少するか、悪天候を
避けるために飛び込んで来るお客様が増えるか、微妙なところです。本日は後者で、青森
の大学のサイクリング部8名がまとめて飛び込みで来られました。聞けば、湯沢のキャン
プ場を目指していたとのこと。当YHに到着し、駐輪場の入り口で当初予定だった自炊を
始めました。どうも慣れていなかったようで、彼らの夕食が始まったのが夜9時過ぎ。そ
の後、後片付けや濡れた衣類の洗濯などで、静かになったのは夜2時過ぎとなりました。
悲しいかな当YHは3連休の初日でもこれだけの飛び込みのお客様を収容できる状態だっ
たので願ったり叶ったりでしたが、5月の連休時のように多くのお客様が居た状態で断ら
れたら、彼らは今晩、どこでどうしていたのかと、考えてしまいました。

9月16日(金)
明日から秋の行楽シーズンの3連休が2回続きます。しかし直前ですが、お客様の予約状
況は芳しくありません。傾向として、当YHでは、多くのお客様が直前、前日や当日に飛
び込んで来る場合が多いので、当日にならないとどの位のお客様になるのか確定しないこ
とが多くあります。それでも、事前の問合せなどがある場合が多いのですが、天気予報で
前半の3連休は天気が良くなさそうだということもあるのでしょうが、問合せすら少ない
ようです。夏の状況を考慮すると、今年はあまり飛び込みのお客様も期待できない状況の
ようですが、それでも飛び込んで来られて、最低でも朝食が提供できるように食材の確保
だけはしておきます。

9月14日(水)
昨日、事務室の掃除の際にコンセントを掃除機で外してしまいました。パソコンやFAX
などがつながるタコ足コンセントの大元で、つながっていた機器の電源が一斉に落ちてし
まいました。ほとんどの機器は無事に復旧したのですが、無線LANターミナルだけは電
源が入らない状態になってしまいました。あの手この手を尽くしたのですがダメでした。
無線LANはお客様のニーズも高く、来週には韓国からまた長期滞在のお客様も来ること
ですので、早々に買い替えとなりました。設置に一時間ほどでなんとか無線LANは復活
しましたが、暗号キーが前回のものとは違う設定になってしまいました。リピーターのお
客様で登録して頂いている方は、次に来られた時に再設定をお願いすることになります。
お手数をおかけしますが、その際にはよろしくおねがいします。

9月12日(月)
今日も昨日の延長戦で外作業。ただ、昨日の作業で一部筋肉痛が発生していたので、午後
から開始となりました。昨日の夕方、草刈り機の替え刃を買いに行きましたので、その交
換から。今日の目標は建物北側の駐車場の草刈り。先月末以来、諸事情で度々駐車場に車
が止まっていましたが、それも一段落したため、伸びきった雑草を一斉に刈り取り、とて
もスッキリしました。昨年は、この駐車場の草刈りをして、小石が飛んで窓ガラス2枚が
割れてしまうというハプニングがあったことや、せっかく新品の替え刃を装着したことも
あり、ここの草刈作業は慎重に行う必要があります。作業を始める時間が遅かったことも
あり、あっという間に日没となりました。6月の夏至の時期には、日没も7時過ぎでした
が、今の時期1日1分程日没が早くなっていますので、それから80日ほど経っていますの
で、昨今では午後6時前後には日没になってしまいます。

9月11日(日)
気分転換も十分に行えたので、そろそろ外作業の始動です。やることはたくさんあります
ので、迷っていたら時間が無駄になります。こういう時には優先順位をつけて作業着手。
まずは、近隣の方に迷惑がかからないように草刈りからです。駐車場の周りを少しして、
敷地奥の農道沿いを始めたものの、草刈りの刃が丸坊主になり、草刈りは30分ほどで中断
となりました。替え刃の買い置きがなかったため、後で買出しに行くとして、次に着手し
たのが、納屋の中でネギ畝の柵作り。今年はネギを昨年よりも一畝余分に作ってしまった
ので、その分の柵が不足となっていました。2時間ほどの大工作業で完成しました。その
後は、ネギ畝間の土お越し。8月中旬に雑草を駆除していたので、30分ほどでこの作業も
終わりました。この後も柵を支えるため木杭の打ち込みや柵間に土を入れる作業など諸々
の作業を行い、涼しくなる9月ですが、今日の最高気温はしっかり30℃超えていたため、
大汗をかきました。

9月10日(土)
先日、盛岡からの帰り道に、和賀仙人駅近くの国道から山に入ること数分の場所にあるつ
なとり温泉景勝園に立ち寄りました。
ここは通称「温泉本(=北日本日帰り温泉)」にも
載っている宿泊施設を併設しない日帰り専用の入浴施設。当然平日ということもあり、観
光客などはおらず、ガラガラ。温泉本の割引で500円が250円になりました。内風呂1つ、
サウナ、水風呂が1つとシンプルな施設。露天風呂もありましたが、残念ながら露天は営
業休止中。
ph8.0のアルカリ泉で、入っている時には肌がヌルヌルになりましたが、出て
からの汗の引きは早く、帰りの車では、寒さを感じるほどになりました。このお湯なら、
夏の暑い時にはもってこいの湯です。掛け流しながらも、循環、消毒ありと、ある意味贅
沢な温泉です。当YHから車で1時間ほどの距離ですので、岩手方面に抜ける方には、朝
風呂にも良いかと思います。

9月9日(金)
先日、盛岡駅にパンフレットを貰いに行った際、駅ビルの1階、土産物店が並ぶところを
フラフラと歩いていたら、「ずんだシェイク」なるものを発見しました。東北地方、特に
福島、宮城ではずんだ系の甘味はとてもポピュラーなものですが、こんなところにまであ
るとはと。当然珍しいものが好きなので購入(¥220)。
がっつりと枝豆(ずんだ)の味
のシェイクでした。先日、大曲の花火の日に当YHも枝豆の処理のため、枝豆の茹でた匂
いが充満していましたが、それといい勝負でした。ソフトクリームなら、どこかの道の駅
などで販売されていそうな気がしますが、シェイクというのは初めて見ました。


9月8日(木)
今日は当YHのある藤木の八幡神社の秋祭りがありました。午後1時から神主や神官、巫
女などに来て頂き、奉納のための踊りが執り行われました。後で聞いたら、踊りにもそれ
ぞれ名前がついており、鈴を使う「五調子の舞」、刀を使う「神入の舞」、そのほか「獅
子舞」や「巫女舞」と続きました。1時間ほどの祭りが終われば、恒例の「直来(なおら
い=反省会)」です。集まっているのは私よりもはるか年配の方が大半なので、バリバリ
の秋田弁が飛び交います。さすがにここに移り住んで、少しは秋田弁も理解出来るように
なってきましたが、ここでの会話を理解するのには、まだまだの状態です。せっかくこん
なに立派な祭りが行われているのに、来る人がほとんどいない状況はもったいなく、いず
れ小学校や中学校にも話してみてもいいのではと、なんて話も出ていました。

9月7日(水)
先日、小坂からの帰り道に温泉に立ち寄りました。場所は、鹿角市から北秋田市に替わっ
てすぐにあるのが長寿温泉。
調べた中で掛け流し、露天といろいろな条件が折り合った温
泉です。入浴料500円は、秋田県の相場では高い方ですが、それでも、内風呂も露天も綺
麗で、お客さんも少なく貸切に近い状態。お湯は無色、無味無臭、ph7.0で中性のナトリ
ウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉。温まるお湯だったのか、夏の間に汗をかくのが癖
になっていたのか、風呂上りになかなか汗が引きませんでした。冬には良さそうなお湯で
す。
聞けば、ここは新玉川温泉にある「そよ風」を経営している会社が経営してる との
こと。そこらじゅうに新玉川温泉のポスターがありました。その西側には湯ノ岱温泉
(¥300)があり、ほぼ同質のお湯が出ているそうです。

9月6日(火)
一昨日、実は小坂に到着したのが1時過ぎ。見物の前に腹ごしらえとなりました。調べて
きたここの変わりフードが「青銅館」で出されている黒鉱カレー。
この黒鉱、書けば長く
なりますが、要は不純物も貴金属も多く含む「複雑硫化鉱」というもので、ここからそれ
ぞれを取り分けるのは技術的に非常に難しいのですが、その技術を明治30年代に小坂では
確立し、一気に日本有数の鉱山になったばかりか、平成の時代まで鉱山として活躍できた
のです。その技術が現在、リサイクルで生かされているとか、その副産物(廃棄物)で大
量に出た硫酸を運ぶために小坂鉄道があったとかは、ちょっとした余談ですが。そういう
説明がないと、この黒鉱カレーってのが、何だかさっぱりわからないのですが、知ってい
ると、とっても味わい深いものに。。。なったかな?ちなみに、このカレーの黒はイカス
ミで、肉の代わりにイカが入っています。また上には金粉が振りかけてありました。黒鉱
カレー1050円。ランチ時にはコーヒーがつきます。なお、スプーンなどと一緒に歯ブラシ
セットがついて来るのは、ご愛嬌でした。

9月5日(月)
昨日、鉱山事務所の次に行ったのが、駐車場を挟んだ場所にあり、木造の芝居小屋として
は日本最古となった国指定重要文化財の「康楽館」。
ちょうど舞台公演の最中だったので
どこまで見学できるのかと心配しながらも、入館料600円を払い中へ。すると、舞台が5
分程で終わるので、それまで2階から舞台を見学できるとのこと。まさか、実演を見られ
るとは思わず、とっても得した気分になりました。
公演のチケットは2,000円。見物席で
は、公演中でも飲食はOKとのことで、時代劇で見る舞台と客席状態でした。舞台が終わ
ると、舞台の下の奈落へ案内されました。ここには、花道に役者を上げる「切穴(すっぽ
ん)」と呼ばれるせり上がり装置が細い通路にあります。
その先には、回り舞台の装置。
もちろん木造で、動力は手動、4人がかりで回すそうです。
公演がない時には、舞台に上
がったり、役者のサイン(落書き?)が残る楽屋などの見学も出来るそうですが、公演時
にはその代わりに実演が見られるようです。

9月4日(日)
先日の盛岡遠征から一日の休息の後、本日は秋田県北で一番出かけたかった小坂まで遠征
してみました。小坂町は江戸末期に鉱山開発が行われ、明治、大正、昭和と小坂鉱山で賑
わった街です。鹿角から国道282号を進み、街に入ってすぐに、テレビでよく見る「明治
百年通り」がありました。
ここには小坂鉱山事務所、康楽館、旧小坂駅と並んでいます。
まずは、小坂鉱山事務所。 これは
1905年(明治38年)小坂鉱山に建築され、1997(平成9)
年の新事務所建設に伴い明治百年通り沿いに移築された、ルネッサンス風木造3階建て事
務所。入館料300円。建築に使った釘は銅製で、窓ガラスも古いガラスがそのまま使われ
ており、元々傾斜地に立っていたため、建物の奥は2階の高さになっていました。
ちょう
どちょっと癖のあるボランティアガイドさんがフラフラと近寄ってきて、いろいろと解説
頂きました。中では、ドレスのレンタルもあり、大正ロマンのお嬢様気分を味わうことも
出来るそうです。


9月3日(土)
今日は今週中盤に予定されている集落の神社の秋祭りの準備のための草刈りでした。年配
者が多いこともあり、朝8時半に集合。泊られていたお客様も今朝は8時には出発され、
問題なく集合時間に間に合いました。神社の敷地は広く、かなり雑草が生い茂っていまし
たが、総勢10名近い人間が草刈りを持参してきているので、作業も1時間ほどで終わって
しまいます。神社の敷地よりも狭い当YHの草刈りは、一人で行うため数日もかかってし
まうのに、人手がこれだけあるとやはり作業も早いものだと、いつも思わされます。帰っ
てきてから、農道に向かう敷地内の場所の草刈り。これからの季節、駐車場奥の農道から
見える夕日がとても綺麗な時期になりますので、ここの雑草を刈っておけば、お客様が夕
陽を見に行くのにも邪魔になりません。草刈り機の燃料がなくなるまでついでに畑の周り
の草刈りを行って、作業終了となりました。

9月2日(金)
パートさんから大量に知り合いから貰ったとのことで、粉末の「納豆汁の素」をコーヒー
の空き瓶2本分、おすそ分けに与りました。スーパーなどでも納豆汁の素は販売されてい
ますが、今まで買ったことはなく、またそれらのものは、専用に納豆汁を作るもの。今回
貰ったのは、パウダー状で普通に味噌汁を作って、その粉を入れるだけで納豆汁になると
いう便利なものです。早速、朝食にて普通に味噌汁を作り、加えてみました。しっかり納
豆の匂いと味、更には粘り気まで出る本格的な納豆汁の出来上がり。当然賞味期限の表示
などはありませんので、これからのお客さんに朝食で提供することを考えています。ただ
特に関西以西の方は納豆が苦手という方もいるので、確認の上、となりそうです。


9月1日(木)
本日から9月。8月には、秋田竿灯祭りや大曲の花火など全国的に知名度も高い祭りが多
く開催されましたが、これからの時期は、地元に根付く面白い祭りがたくさん開催されま
す。今週末には横手で毎年恒例の「横手焼きそば四天王決定戦」があります。7日からは
角館で「角館の祭り」が開催されます。14日には横手市増田と大仙市神宮寺で花火大会が
あります。18日の週末には寒風山まつりや田沢湖マラソン、山内のいものこ祭りが開催さ
れます。また20日過ぎには米の刈り取りも始まり、新米が出てくるほか、りんご、ぶどう
なしなどの果物も最盛期に入ってきます。10月の中旬になれば、山岳道路の一部は初雪が
降り始め、都会から来ることも難しくなりますので、是非、秋の北東北、秋田にお越しく
ださい。