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大曲ユースホステル

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【新米ペアレントの営業日誌】

2012年

8月31日(金)
昨日、最後は北秋田市まで戻り、最終目的地の合川の温泉を目指しました。合川駅近くに
あるさざなみ温泉。場所がわかりにくく、15分ほどうろうろして到着。ここも湯船が2つ
あるだけのシンプルなつくり。でも、食塩泉が源泉掛け流しになっており、舐めてみると
ガッツリとしょっぱい!お湯の感じは、先日の男鹿湯本温泉と似たような感じでした。入
っていた地元の方に聞くと、冬には湯冷めのしない温泉でいいとのこと。でも食塩泉はや
はり夏にはインパクト大です。オープン当時は人気があり、一日400人も入って黒字だっ
たものの、今は赤字になってしまったとのこと。こんなにいい温泉なら毎日来たいところ
ですが、入浴料350円はちょっと厳しいかな?いずれにしても、今日一番、温泉らしい温
泉でした。

8月30日(木)
昨日は海に出かけたので、本日は内陸部の温泉めぐり。今年3度目の秋田県北ツアーとな
りました。最初に目指したのが大館市の別所温泉。国道105号線で北上し、鷹巣手前の285
号線で東に向かい1時間弱の集落の真ん中にぽつんとある共同浴場。共同浴場は、その地
域の方が共同で管理して、一部は鍵を関係者のみが持ち、他の地域の人間が入れない浴場
もありますが、ここ別所は他の人間にも解放してくれています。県南にはほとんどありま
せんが、県北にはまだ多く残る温泉のタイプで、以前入った大湯温泉の荒瀬の湯もこのタ
イプ。カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉でさっぱりの湯で、湯船が一つしかないシンプ
ルなもの。それでもとてもいい湯でした。2湯目は、すぐそばの大滝温泉の公共の施設、
湯夢湯夢の湯。お湯自体は掛け流しだし悪くはなかったのですが、ここはさっと上がりま
した。大滝温泉では狙っていた旅館で、日帰り入浴が都合で出来なかったので、そのまま
北秋田市に戻りました。

8月29日(水)
ようやく花火のバタバタも一段落し、気力的にも回復。天候も引き続き猛暑日の予想が出
ているので、暑さを避ける意味も含めて、今日は温泉めぐりとなりました。たまたま秋田
市のYH協会に行く用事があったことや、出発が遅くなったため、男鹿半島を選択。今ま
で何度か来ましたが、男鹿温泉郷には入ったことがありませんでした。男鹿温泉郷の日帰
り入浴は、午後2時や3時以降の場所が多く、遅い時間がいいようです。最初に入ったの
は国民宿舎男鹿。源泉掛け流しの湯で、男鹿温泉を知るには一番良い温泉のようです。湯
は薄白濁の食塩泉。ただ外気温が高かったので、浴槽の湯はヌルめにしてあり、湯口から
も水だけしか出ていませんでした。次に入ったのは公共の温泉施設温浴ランド男鹿。ここ
は消毒の匂いに圧倒され、すぐに撤退。最後に男鹿温泉郷のちょっと離れた場所にある温
泉旅館ゆもと。古い作りの高級旅館で自家源泉の掛け流し。風呂場のタイル絵や掛け流し
の湯船の堆積物など、言うことなしのいい風呂でした。

8月28日(火)
いつもだと、お盆が過ぎれば最高気温も30℃を下回り、朝晩は20℃を下回るほど涼しくな
るのですが、今年はどうしたことか、18日以降最高気温が30℃を超える真夏日が続き、本
日で12日連続となっています。神社の祭りの打ち合わせが本日ありましたが、そこでもこ
の暑さの話で持ちきりでした。こちらでは、7月下旬にジャガイモを収穫した畑に8月中
旬以降大根や白菜、キャベツを植えつけます。例年ですと、程よい暑さと雨、涼しさの中
で芽を出して、ぐんぐん育つのですが、今年は雨が少ないため、芽が出ると枯れるといっ
たものが増えているそうです。ということは、今年はいぶりがっこが少なくなる?と今か
ら心配してしまいます。また、先日高校生君と玉川温泉に出かけた際にも、玉川ダムの手
前、鎧畑ダムのダム湖がカラカラになっていたのを思い出しました。来られるお客様には
雨は迷惑ですが、住んでいるものにしてみれば、ほどほどの雨が欲しいものです。土曜日
には、何年かぶりに畑に水を撒きました。

8月26日(日)
朝食後、バラバラと花火見物のお客様が出発され、賑やかだった当YHも午後にはまた、
静かになりました。今年の花火のお客様は、例年になくYHの会員の方が多く、ちょっと
驚きました。また直前まで飛び込みの問い合わせがありました。昨日は一日で8件、一昨
日も数件と、他の日にこんなにあったら、どれだけでも受け入れられたのにと、残念な思
いがいっぱいです。ただ、一昨日は、夜の2時に電話がなったり、早朝6時だったりと、
何でもありの大曲の花火ですし、大手ホテルチェーンなら予約センターで24時間、電話受
付ありというところもあるので、致し方ないのですが、こちらは小さな民家開放のYHで
すので、出来ればこうした時間の問合せは避けてほしいものです。そもそも、花火直前の
数日前に宿を探すこと自体、「大曲の花火」では常識はずれの行為とも云えるようです。

8月25日(土) 満室御礼
本日は大曲の花火(正式名称・全国花火競技大会)の当日です。今年の花火は、天候にも
恵まれ、むしろ暑さ対策に重点がおかれる結果となりました。話によれば、日中、突風が
吹いてテントが飛ばされることもあったようですが、花火の時間には無風だったため、若
干、煙が残って見えにくかった場面があったり、NHKのテレビ中継で、音楽がほとんど
聞こえなかったりなどはありましたが、昨年から始めた途中からのお客様のピックアップ
作戦もうまくいき、お客様も無事に帰宅され、何よりでした。今年のお客様は、ほとんど
が自由席ながらも、かなり真ん中のいい場所で見ることが出来たようです。昨晩、夕食後
に行った1時間の花火見学作戦会議が功を奏したのかなと、勝手に自己満足しています。
なお、既に来年(2013年)の花火の日の予約について、お問い合わせを頂いていますが、
受付開始は、来年5月下旬で、詳細は来年の5月連休明けに決める予定ですので、しばら
くお待ちください。

8月24日(金) 満室御礼
「大曲の花火」の前日で、連泊のお客様が午後から三々五々到着し、昨晩の静かだったY
Hが大賑わいになりました。今日、明日と夕食の提供がありませんので、こちらは少し手
持ちぶさたな状態でした。夕方には、毎年恒例の畑の枝豆の収穫を行いました。今年は雪
の時期にいろいろあったので、5月の植付け時に例年の半分、1畝だけとしましたので、
収穫自体は10分ほどで終わりました。その後、枝豆を枝から切り離す作業が2時間ほどか
かりました。明日の午後、お客様が花火に出かけたら、収穫した枝豆を茹でて、豆の状態
にして冷凍保存となります。花火以降、来年春頃まで来られるお客様に、夕食の一部とし
て提供する予定ですので、お楽しみに。

8月23日(木)
昨晩、ヘルパーさんが帰りました。これで長期滞在のお客様が切れ、今晩は一般のお客様
も居ないので、102日目の休日となりました。とはいえ、明日からは花火のお客様で満室
となっていますので、最後のヤマ場の前のほんの一休みといった状態です。ここまでの一
般のお客様の状況は、昨年は上回っているものの、それ以前の数字にはまだ達しておらず
引き続き昨年の震災の影響が残っているようです。また花火以降の予約状況もまばらで、
カレンダー的にあまり並びがよろしくない今年の9月はどうなることやらと、ちょっと心
配です。そういえば、昨日、東根ベアフットYHのペアレントご夫妻が突然、お越しにな
り、尾花沢産の大きなスイカを頂いてしまいました。明日の花火のお客様と頂きます。あ
りがとうございました。

8月22日(水)
本日の夜行でヘルパーの高校生君が帰る予定で、本日が秋田最終日。たまたま昨日車中で
床屋に行きたいと意見が一致したので、秋田で髪を切ってもらうことになりました。知人
の床屋で済ませ、道の駅十文字でみやげ物を調達。足を伸ばして増田にあるまんが美術館
に立寄り、稲庭うどん佐藤養助の漆蔵資料館で昼食と観光コースを廻りました。夜、送っ
て行く前に、日曜から始まっている花火ウィークで本日花火があがるとのことで、街中の
丸子橋に向かいました。本日の花火は地元花火師の大久保さんが担当とのことで、スター
マイン等の花火の他、昔の花火で川に流す金魚花火というのも見ることができました。夜
9時過ぎに大曲駅で高校生君とはお別れになりました。2週間の滞在、更に1週間の手伝
いありがとうございました。

8月21日(火)
今日は、高校生君の温泉ツアー第三弾で、乳頭温泉の鶴の湯を目指しました。行きは一気
に鶴の湯まで突っ走りました。鶴の湯に11時過ぎに到着。駐車場には結構な車の数。それ
も大部分がレンタカーか他県ナンバー。料金を払い、脱衣所に行くとまずまずの混み様。
昨年12月に来たときには、足の踏み場もないほどでしたので、それよりは、はるかにまし
な状態。湯船には10人ほどの人。その中にはちらほらと、女性の方もいて、高校生君の混
浴デビューは、無事に終わりました。露天では比較的空きスペースがあり、湯船に泡が沸
いており、足元源泉との話を確認できましたが、そこに行ってみたら、一部はお湯でなく
「水」に近いところもあったようです。鶴の湯をあがって、田沢湖を目指す途中で「山の
はちみつ屋」に寄り道。自称スイーツ系男子とのことで、たっぷりの試食とともに土産で
購入。シュークリームをロンドンバスの中で食べ、かなり満足したようです。田沢湖を半
周して、国道105号線にある農家そば屋「一助」で昼食。若者向けではありませんが、普
通の家の縁側で頂くそばも悪くありませんでした。食後のデザートに安藤醸造元北浦本店
でしょうゆソフトを頂き、帰宅となりました。

8月20日(月)
今日は、高校生君の温泉ツアー第二弾で、玉川温泉まで足を伸ばしました。行きがけに田
沢湖に向かい、たつこ像を見学。像よりも、足元の魚の群れの方が気になったご様子。湖
を南回りに進み、たつこ茶屋にて、元祖みそたんぽのおやつ。ファストフードと思いきや
店の中には20名ほどのお客さん。結局来たのは、到着後30分と大幅にロスタイム。その後
一気に玉川温泉まで。駐車場も空いており、そのまま温泉に入浴。脱衣所も浴室もがらが
らで、他には数名の入浴客のみ。高校生君は、源泉100%の刺激的な風呂より、箱蒸風呂
が気に入ったようで、2度ほど首を出しておりました。風呂上りに、岩盤浴場の散策路に
出向きましたが、そこの激しい大自然にとても感動したようで、学校の仲間を連れてきた
いとか、うれしい事を云っておりました。その後は、本日のお客さんを迎えるために、ほ
とんど寄り道せず、一気に帰宅となりました。

8月19日(日)
本日は、朝食後に掃除を手早く終わらせ、ヘルパーの高校生君を伴って温泉ツアーに出か
けました。若くてまだ温泉に興味がないため、インパクトがあり、夕食のお客様の食事の
支度までに戻らないといけないので、近場の温泉がいいかと思い、先月行った岩手県境に
ある巣郷温泉を選択。今回は「峠の湯」にしました。ここも、源泉は前回来たところと同
じものを使っているので、脱衣所から浴室の扉を開けただけで、強烈なアブラ臭。高校生
君にはちょっと刺激が強すぎたようですが、インパクトが強烈なだけに、忘れないでしょ
う。帰り道には、横手焼きそばで昼食。日曜で休みの店もあり、お決まりの「神谷焼きそ
ば」に落着きました。

8月18日(土)
本日は団体利用のため、貸切となり、お断りしたお客様、ごめんなさい。さて、その団体
さん、今回は久しぶりの高校生女子の利用となり、いつも男性が多い当YHが珍しく華や
ぎました。夕食後、隣町の角間川で花火が上がっていたので、お客様を誘って玄関前の道
で花火見物となりました。それだけでも喜んで頂けたのですが、その後、快晴の夜空に満
天の星が見えたので、駐車場で急遽、星空鑑賞会となりました。団体は東北の高校生でし
たが、都市部の方でこれだけの星空は久しぶりとみんなで上を見ていると、時折流れ星が
見え、それでまた大騒ぎとなりました。20分ほどの鑑賞会でしたが、その間10個ほどの流
れ星があり、ほとんどの方が流れ星を見ることが出来たようです。学校の部活動で来られ
いつもはビジネスホテルなどが多いとのことでしたが、YHならではの楽しみ方を少しは
味わって頂けたかなと思っています。

8月17日(金)
15日から滞在中の高校生君がヘルパーとして手伝ってくれました。実は当初は、ほとんど
労働力としては期待していませんでしたが、実際に手伝ってもらい、とても役に立ちお願
いした私がびっくりしています。食後の食器の片付けも手早く、掃除も卒なくこなしても
らえ、大助かりとなりました。聞けば、自宅でも皿洗いなどを手伝っていたり、東日本大
震災の被災地にボランティアで入ったりした経験が度々あるとのことで、こうしたことに
は「場慣れ」していたようです。明日は団体さんの貸切となっているため、またも彼が大
活躍してくれるだろうと、期待するまでになってしまいまいた。

8月16日(木)
お盆も本日で終わりとなり、最終日ということもあり、昨日とは打って変わって静かなY
Hとなりました。このお盆の期間には、旅行の際に東北のYHを続けて使って旅行される
方が多くいます。今回、先日も書きましたが、持て余していた野菜をお客様に次のYHに
届けて頂く「YH連絡便」を何名かのお客様にお願いしました。お願いしたお客様は、明
日もYHに泊まり、車で旅行している、という条件にあった方です。バイクの方も多かっ
たのですが、バイクだと積載量に制限があり、公共交通機関での旅行の方には荷物になる
ためお願いするのは、心苦しいからです。今回は、東根ベアフットYHに行かれる方しか
いなかったので、何度も東根YHには野菜が届いてしまい、ご迷惑を掛けたかもしれませ
ん。でも当YHに置いておいても、無駄にしてしまうし、野菜は畑から収穫したばかりの
もので、形は不揃いながらも、味は悪くないものです。東根YHの奥様は料理が上手なの
で、うまく使ってもらえるかなと思いました。今後も野菜の収穫時に持て余すほどあれば
お客様にお願いして持っていって頂こうと思っています。こうしたことも、全国に広がる
YHのネットワークの有効活用ですし、YHの強みを増すことが出来るかと、考えていま
す。

8月15日(水)満員御礼
本日は、おかげさまで満室となりました。ありがとうございました。さて、そうした中で
飛び入りのお客様から花火の提供を頂いたので、夕食後、急遽小さな花火大会となりまし
た。以前、お客様から少しでいいから花火をやったらどうかとのご提案を頂きましたが、
なかなか実現しなかったのですが、今日の花火大会を見ていると、お客様には喜んで頂け
るのだなと、実感しました。本日の花火大会は、世代的には中学生からかなりの大人まで
バラエティに富んでいましたが、残念ながら、女性のお客様はいませんでしたので、野郎
だらけの花火大会となりましたが、それでも特に年嵩の方ほど、子供に帰ったように楽し
んで頂けたようです。

8月14日(火)
本日のお客様の中に、ベジタリアンの方がいらっしゃいました。事前にご予約の際に相談
を受けていましたので、夕食にはその対応をさせて頂きました。幸い、今の時期、当YH
では畑で採れる豊富な野菜があります。また過去に何度か外国人のお客様を中心にベジタ
リアンの方の対応や食物アレルギーの方の対応をしたことがありましたので、そんなに難
しいことではありませんでした。出発時までに美味しかったと、何度もお言葉を頂き、作
る側としてもとても嬉しく思いました。設備投資が必要だったり、他のお客様に迷惑がか
かるようなことは無理ですが、出来る範囲でご要望にはお答えしたいと考えていますので
リクエストがある場合は、予約時にご相談ください。

8月13日(月)
月初から滞在中の高校生君がいます。来る前に本人が考えていた以上に秋田の交通事情が
悪いためか、行く場所がなくなってきたためか、週に一度の清算時に、来週からボランテ
ィアヘルパーを15日からやりたいと言って頂きました。ヘルパーの期間は1週間ほどとな
りますが、お盆の忙しい時期に働き手があるのはとても助かりますので、快諾しました。
期間後半はお盆も終わり、忙しさも一段落するので、その際にはまた近場にでも連れて行
こうかと考えていますが、その分、それまでの数日間はがんばって手伝ってもらおうと考
えています。年が若いだけに、どれだけ役に立つかは未知数ですが、ヘルパーという形で
の滞在もユースホステルの泊まり方の一つと考えています。

8月12日(日)
ぼちぼち夏の3度目の繁忙期、お盆休みの突入です。これから数日間はお客様の数も多く
なります。それにあわせてくれたように畑の野菜も一番の収穫時期を迎えています。きゅ
うりは既にピークを過ぎていますが、まだまだ実りがあり、ナスは順調に多くの実をぶら
下げ、ミニトマト、ししとうは枝に鈴なりの実をつけ、一日にバケツ半分ほどの収穫とな
ってきて、多くのお客様でもその食卓を賑わせてくれています。今年はししとうも気合を
入れて支柱を立てたおかげで、例年以上の収穫となってきています。もてあまし気味の野
菜をどうしようかと、考えています。お越し頂いたお客様で、車で来て、翌日家まで帰る
方には差し上げますので、お越しの際に遠慮なく言ってください。

8月11日(土)
昨日は、暑い中若者と競うように動いて、軽い熱中症になってしまったので、本日は、様
子を見ながら、短時間だけ外作業を行いました。というのも、昨日ねぎ畝に柵をつけてし
まったので、その間に土を入れてやらないと、風でねぎが折れてしまうからです。ここ当
分雨が降らずに乾いた土なので、バケツで柵の間に流し込むこと1時間で作業が終わり、
熱中症をぶり返すこともありませんでした。これで、ねぎがまた伸びた頃を見計らっても
う一度、土を入れてやれば、かなり食べられる白い部分が長いねぎが出来上がることでし
ょう。それにしても、熱中症はこちら秋田に来て初めての経験で、少し驚きました。そう
いえば以前、所ジョージも畑作業で熱中症になったことがあったようです。

8月10日(金)
一昨日と今日、大工さんが駐輪場の屋根のトタン貼りの作業に来てくれました。今日でほ
ぼ作業が終わり、外見の一部はだいぶ綺麗になりました。その脇で、本日は高校生君に手
伝ってもらい、遅れていたねぎ畑の土寄せ作業を行いました。最初に畝間の草むしりを行
い、ねぎから10cmほどのところに板塀を並べ、それを固定するため、木杭を板沿いに打ち
込む作業です。都会の若者だから草むしりは厳しいかと思っていましたが、手際よくやっ
てくれ、杭打ちの作業は、彼一人ですべてを行ってくれました。その後、畝間を耕運機で
耕す作業の途中で昼になり、本日の外作業は終了となりました。毎年一人でやっており、
作業に数日かかりますが、今回は大助かりとなりました。

8月9日(木)
今日は一般のお客様も一段落したので、長期滞在の高校生君を伴い鳥海山まで気分転換の
ドライブとなりました。道の駅象潟で岩牡蠣の初体験と昼食を済ませ、鳥海ブルーライン
に。道の駅から見ても、鳥海山の上半分は雲の中にありました。4合目までは眼下に海が
見えたものの、5合目の鉾立駐車場は霧の中。来た道を戻り、時間があったので山麓にあ
る平成の名水百選に選ばれた元滝伏流水に寄り道。駐車場から5分ほど歩いた場所にある
元滝は、マイナスイオンを撒き散らすだけでなく、鳥海山の伏流水の温度が低いため、水
面にはモヤが立ち込めるほどに冷えていました。ここは夏の暑い時期に来るべき場所だと
いうことがよくわかりました。

8月8日(水)
月初から雄物川河川敷の花火会場で作業が始まっているとのことで、今日は買出しのつい
でに寄ってみました。すでに桟敷席の一部の設営が進んでおり、堤防のベンチ席の設置も
終わり、花火直前に堤防上に黒幕が引かれる場所には、単管パイプで枠も出来上がってい
ました。昨日の夜には、テレビで大曲の花火が特集されたこともあり、番組終了後から、
当YHにも問い合わせのお電話を頂いています。普段のお客様なら喜んでお受けするので
すが、花火の日については、残念ながら満室となっており、頂く問い合わせのすべてを断
ることになるのが、非常にもったいない気がしています。

8月7日(火)
本日は朝から大工さんが登場。駐輪場の屋根のトタン貼りの作業です。少しして大型トラ
ックが登場し、強引に裏の駐車場に突入。消防のはしご車のようなものを積んでおり、ど
うするのだろうかと見ていたら、そのまま軒下につけて、はしご越しにトタン板を屋根の
上の大工さんに手渡し。なるほど、こうすれば、一々はしごを上り下りする手間は省ける
ことになり、時間的にも労力的にも短縮できるようです。今日は大工さんが午後から緊急
の工事があるとのことで、屋根にトタンを運び上げたところで終了となりました。いずれ
にしても、あと2、3日で完成の予定ですので、お盆のお客様には安心して駐輪場を使っ
て頂くことが出来る見込みです。

8月6日(月) 満室御礼
今日は竿灯祭り最終日。竿灯見物のお客様に加え、家族でのご利用もあり、この夏初めて
の満室となりました。東北に多くのお客様が来て頂ける夏祭りの時期も残りわずか。これ
で夏休み期間で2度目のピークが終わることになり、明日以降は、繁忙期の平常営業とな
り、一息つける感じです。次のヤマ場はお盆休み。お盆が終われば、暑さも一段落し、朝
晩は20℃前後まで下がるようになりますし、来られるお客様もガクンと少なくなり、東北
の夏休みも通常、終わりとなります。ただここ大曲ではその後に、最大のイベント「大曲
の花火」がありますので、お盆が終われば、その準備が街中で始まり、街がソワソワし始
めます。

8月5日(日)
先日から秋田市で東北三大夏祭りの竿灯祭りが始まりました。今年は見物のお客様も多い
ようで、秋田市の宿泊が取れず、当YHにもその一部のお客様が流れてきています。竿灯
祭りのお客様は、祭りを見てからの到着となるため、お客様の数が多い割りに当YHで夕
食を取る方が少なく、いつもより夕方は時間に余裕が出来ます。その代わり、お客様の到
着が始まる9時過ぎからバタバタし始め、最寄の飯詰駅にはほぼ1時間毎の送迎となりま
す。昨日は朝、韓国からの長期滞在のお客様が出発し、夜には今度は竿灯見物で香港から
の大学生のお客様が到着。夜は到着がばらばらということもあり、朝食後他のお客様たち
と話が盛り上がり、出発まで賑やかなYHとなりました。

8月4日(土)
5月中旬から3ヶ月弱滞在していたいつもの長期滞在のお客様が、先ほど帰国の途につき
ました。一昨夜は、おみやげ物を買い求めるため、街のスーパーに出向き、今回も、秋田
の調味料(?)「味どうらくの素」と、生麺タイプの即席ラーメンを購入。次に彼が再来
日するのは、10月上旬、感謝祭明けの予定だそうです。長期滞在のお客様の出発後は、使
っていた部屋の模様替え、大掃除と布団関係の洗濯がいつもの掃除に加わります。昨日か
ら竿灯祭りが秋田市で始まり、今年は竿灯見物のお客様の予約もちらほら入っており、夏
休みの忙しさが本格化してきました。

8月3日(金)

昨日から始まった屋根の改修工事は、残った南側の屋根に着手しました。作業手順は昨日
とほぼ同じです。屋根を剥がして、新しい下地になる板を貼り、本日は、その上に防水シ
ートを新しく貼った屋根の上に敷き詰めて本日の作業は終了となりました。週明けトタン
屋さんがトタン板を持ってきてから、作業再開になるとのこと。屋根の軒の縁にも新しい
木をつけてもらえ、今までの年月と雪の影響で一部割れたりしていた軒の部分も見違える
ほどきれいなものになりました。

8月2日(木)

この時期の朝の電話は、今日の飛び込みかな?と、電話を取ると、出入りの大工さんから
で、「今から、屋根の修理にいぐから」とのこと。いきなり?と思いながらも快諾。4月
に駐輪場の北側の一部の屋根が強風で飛んでしまい、今までビニールシートで覆うという
情けない姿を晒していました。作業開始30分ほどで、北側の屋根のトタンがはがし終わり
古い「板葺き」の屋根が露出しました。聞けば、本当は5名が集まる予定だったけど、連
日の暑さで2名がダウン。3名での工事となったそうです。その後、板葺きの板を一気に
落とし、新しい板を貼ったところで今日の作業が終わりました。屋根も古い造りのため、
軒が長すぎたので、大雪でも軒が折れないように短くしたり、当然トタンを剥がす際に横
に走っていた雪止めも撤去してもらいました。

8月1日(水)
本日、3週間滞在予定の新しいお客様が到着しました。電話での予約の際には、根堀葉堀
聞けませんでしたが、到着してみたら、やはり15歳、高校一年生のおにいちゃんでした。
何か目的があって来たわけでもなさそうで、これからどうするのか?車もバイクもなく、
公共交通機関だけで秋田の観光は、費用的にも、時間的にも大変だろうなどと思っていま
す。それよりも、エアコンのない環境に、都会の若者が対応できるかどうか、ちょっと心
配ですが、真面目そうな兄ちゃんなので、ちょっと安心しました。忙しい時には、人手が
出来たかな?!などと、ちょっと期待したりしています。

7月31日(火)
明日からは、別な長期滞在のお客様が来ることもあり、今日がラストチャンスとばかりに
本日はいつもの回転すし店に出向きました。本日は、岩牡蠣があるとのことで注文してみ
ました。食べてみたら、生というわけにはいかないようで、湯通ししてあったようです。
また他の寿司のように、一皿105円というわけにもいかず、525円で岩牡蠣が2つ、皿の上
に乗っていました。それでも回転寿司で岩牡蠣が食べられたんだからと、喜んでいます。
明日、彼が帰国するとともに8月になり、東北の夏祭りも始まります。


7月29日(日)
5月から3ヶ月の予定で滞在のいつもの長期滞在のお客様も週末には出発となります。そ
の後は、一般のお客様の対応になり、ある意味「通常のYH」になるかな?と思っていま
した。ところが、先日別なお客様から電話があり、8月初旬から花火大会前までの3週間
の滞在を希望とのこと。断る理由などありませんので、快くお受けしました。電話では、
多くを聞くことが出来ませんが、ビジネスではないとこのとだし、声の感じは10代か20代
の方のようで、3週間もどうやって過ごすのだろうかと、ちょっと疑問に思っています。
とはいえ、長期滞在の方がいれば、経営的には助かりますし、それよりも賑やかになり、
YHとしてもいいことかなと、思っています。

7月28日(土)
本日、横手の大雄地区で夏祭りが行われました。ここの花火は、祭り会場の隣の敷地から
打ち上げる真上に上がる花火なので、ここ何年か、お客様を連れて見学ツアーを行ってい
ます。今年は珍しく今日はお客様が多く、車1台では乗り切れなかったので、バイクでの
護衛つきのツアーとなりました。現地に着くと、いつも以上に車が多く、駐車場も満車。
たまたま空きスペースを見つけ、強引に車を止めて会場入り。会場でも人が多く、ビール
の調達に出かけたものの、どこでもすでに売り切れ状態。到着時(8時前)は、ちょうど
この日の特別ゲストの北川たけしの歌謡ショーの最中でした。8時半過ぎから花火が始ま
り、近くであがる花火にお客さんも満足いただけたようです。中でもドイツからの外人さ
んは、日本の田舎の風景を撮影に来た方で、一泊だけの滞在でしたが、日本のきれいな花
火をドイツで宣伝してくれることでしょう。

7月26日(木)
昨日、夕食の支度をしていると、Y電機からパソコンの修理が終わったとの電話がありま
した。パソコンが壊れてしまって、この2週間パソコンのない生活を余儀なくされていま
した。6月中旬に買い換えてからのデータはすべて消えてしまい、また一からの設定開始
となり、昨晩はついつい遅くまで格闘してしまいました。これからの時期は、お客様で忙
しくなる(はずです)ので、データベースの再構築は秋以降に持ち越しとなりそうです。

7月25日(水)
今日は、午前中だけ時間が空いたので、象潟の温泉に出かけてみました。お客さんとの話
ではよく出てくる道の駅の温泉で、日本海に沈む夕日を眺めながら入浴が出来ると人気の
温泉です。ただ、今まではどうせ道の駅だし、と思い今まで入ったことがありませんでし
たが、一度は入ってみた方がいいかなということで、敢えて今回の目的地にしました。車
で1時間ちょっとで本来なら到着のところですが、東由利経由のコースを取り、2時間近
くかかって到着。この時期、せっかくここまで来たのだからと、温泉の前に旬の岩牡蠣を
味わいました。値段は350円から700円ほどで、写真のものは400円。食後、エレベータで
4階に上がり、温泉に。湯船は沸かし湯と食塩泉の2つあり、温泉のほうは茶褐色。循環
消毒は使用されているとのことですが、この日はアブラ臭(モール臭?)の方が強かった
感じで、あまり気になりませんでした。温泉としては、思っていたよりも良く、更に眺め
は抜群です。温泉だけを楽しむなら、日の高い時間にゆっくりと入りたいものです。出た
後、腕からは枯葉のような匂いがしていました。その代わり、強食塩泉なので汗が引かな
いこと。帰り道に本庄あたりまで、汗だくでのドライブとなりました

7月24日(火)
今日は所要で秋田市まで出かけたので、ついでに秋田空港に立ち寄ってみました。当YH
に来るお客様が利用することも多いのですが、今までゆっくりと見学したことがありませ
んでした。駐車場代が高いかな?と思っていたら、2時間まで無料とのこと。こんなこと
も行ってみないとわからないことです。1階の到着ロビーから2階の出発ロビーと見学し
土産店でどんなものを売ってるのかチェック。その途中で到着便があるとの放送があり、
展望デッキにあがりました。東京発の便が到着し、その後札幌からの便があり、秋田空港
にしては賑やかな時間にあたったようです。札幌便は、さすがに小さな飛行機でしたが、
それでも飛んでいるだけマシだと思いました。そういえば朝のNHKニュースでは、ここ
からの映像も使われていると思い、カメラを探してしまいました。

7月23日(月)
今日はお客様が出発してから、ジャガイモの収穫を行いました。収穫は雨が数日降ってい
ない乾いている時に行うのが原則で、数日後、雨の予報が出たため、急遽行うことになり
ました。例年は月末か8月初旬に行うのですが、いつも少し遅いと感じていましたので、
今年は当YHの例年よりより10日ほど早く収穫してみました。掘り出してみると、ちょう
どいい感じに育っていました。育苗箱に並べてみると、今年は5箱分になりました。春ま
で夕食の食材として使う予定ですが、昨年は寒さで霜げてダメにしてしまったので、今年
は早めに使ってしまうつもりです。ちなみにジャガイモを収穫後の畑は、雑草防止のため
再度マルチ(黒ビニール)を敷きました。

7月22日(日)
先日、少し時間が空いたので、大仙市峰吉川に新しく出来た大仙市総合民俗資料交流館
「くらしの歴史館」に出かけてみました。ここは昨年の市内の小学校の統廃合で空いた学
校を再利用した資料館で、国道沿いにあることもあり、お客様に勧められそうだったから
です。中は教室のスペースを使い、農機具や民具などを展示してあったり、一部の教室や
音楽室、放送室がそのままになっていたり、また、昭和の駄菓子屋を再現したりして、見
る人が懐かしさを感じるような場所になっています。入場料は無料ですので、気軽に立ち
寄れる施設と言えますが、正直、展示品などもまだまだという感じだし、市内のほかの民
俗資料館と統廃合を行って、充実したものをひとつ作ってくれたほうが、勧める側からす
れば助かりますが、 それはいずれに期待しましょう。

7月21日(土)
今日、フジテレビでは27時間テレビが放映されています。あまりこの手のテレビは見ない
のですが、今日は番組が始まって少しすると、知り合いやお客様よりメールや電話を頂き
ました。この27時間テレビで大曲の小松さんから花火が上がるとの話で、あわててテレビ
を見たら、大曲から中継が入っていました。その後花火が打ち上げられましたが、当YH
では、テレビと窓から見える実物の花火の2本立てとなり、たまたま泊まられていたお客
様もびっくりの状態となりました。今年のパーソナリティのタモリにちなんで、メガネの
型物花火は、当YHからでもわかりました。テレビと実物の2本立ての花火は、8月の大
曲の花火の時に限られていますので、今日、泊まられていたお客様はとてもラッキーだっ
たといえます。またメールや電話を頂いた方々、ありがとうございました。

7月20日(金)
今日は、引き続き草刈大作戦の2日目となりました。今日は畑の奥と杉林の周辺です。畑
の奥にはたくさんの蕗が葉を広げていますが、春から初夏にご馳走だった蕗もこの時期に
は雑草扱いになってしまいます。たくさんの蕗もこの時には雑草扱いです。畑の奥とそれ
に続く駐輪場の裏の雑草を一気に刈り取ると、場所が広いだけに、仕事をした気分になり
ます。また杉林の下は、今の時期、草刈をした時位しか入りませんので、草刈りの最中に
いろいろな発見があります。気がつけば、ここに植えたアジサイがきれいに咲いていまし
たし、昨年から増え出した茗荷が今年は10本ほどになっており、もう少しで茗荷の森が出
来そうです。本日の作業で草刈り大作戦も終了となり、次回の作戦発動は9月上旬となる
予定です。

7月19日(木)
この時期は遊んでばかりもいられず、先日畑作業が一巡したことで、本日から今年2回目
の草刈り大作戦を開始しました。初日は午前中の比較的涼しい時間に駐車場奥と農道沿い
の部分。数年前までは、もうちょっとすると田んぼの稲が咲き始め、実りまでの大切な時
期になるため、草刈をすると害虫が田んぼに移るから、ちょうど学校の夏休み期間は草刈
りが禁止になる時期でした。ここ数年は、飛行機による農薬散布(航空防除)も行われな
くなり、その期間の草刈りも大目に見られるようになってきたようですが、それでも出来
れば控えたほうが良さそうなので、今から1ヶ月半ほどは草刈りが出来なくなりますので
その寸前に行っておく必要があるのです。農道の沿いは、刈り取った雑草が道に出ている
とすべるので、脇に寄せておく作業も行いました。

7月18日(水)
今日は午後の涼しくなった時間を見計らって、建物裏の駐車場に除草剤を撒きました。以
前は草刈機で刈り取っていましたが、敷いてある砂利を跳ね上げ、ガラスを割ってしまっ
たことがあるため、できるだけ除草剤で処理するようにしています。とはいえ、除草剤で
は背が伸びてしまった雑草は、そのまま立ち枯れ状態になるので、除草剤を撒く前に、目
立つ背の高い雑草を抜きました。この作業だけで1時間近く。除草剤は安価ですが、農薬
でないものを使用しており、撒いてから6時間で効果が消えるもので、周りに大きな影響
のなさそうなものです。効果は1週間ほどして出ると思いますので、8月の夏休み期間に
お越し頂くお客様には、駐車場として使って頂くことが出来ると思います。

7月17日(火)
7月も中旬になり、畑の収穫も本格化してきました。月初から収穫のきゅうりは連日10本
近くも収穫があり、お客様が少ない時にはもてあまし気味になっています。ナスも収穫が
始まりました。大きな米ナスが採れますので、食べごたえがあります。しし唐も実がなり
始めたため。枝がしなってきました。先月の嵐で、枝の一部が折れてしまったので、今年
は厳重に支柱を立ててみました。食用菊には先月、支柱を立てましたが、背が伸びたので
支柱を上げ、その間に風で倒れないように梯子状に区切りをつけました。トマトも順調に
熟しており、ぼちぼち食卓に色和えを添えてくれています。この時期、当YHで提供する
メニューに合わせた野菜を育てているため、葉物野菜以外は買わずに済むようになり、だ
いぶ助かっています。

7月16日(月)
先日、近隣温泉ツアーで向かったのが、岩手県湯田町から県道1号線を北上した沢内の山
の中にある真昼温泉。ここはお客さんからも度々話を聞いていたところで、小さな集落の
中にありました。当然お客さんは見当たらず、またも貸切。湯船一つの小さな浴室ですが
お湯は当然掛け流し。黄色かかったお湯に入ってみると、アルカリ性温泉の特徴の一つと
もいえるトロッとしたお湯で、入っているときには肌はヌルヌル感に包まれました。消毒
をつかっているとのことでしたが、ほとんど気になりませんでした。ついつい長湯しそう
になりましたが、程ほどで脱出。この日入った3つの温泉の中では、一番一般受けがしそ
うな温泉でした。真昼温泉、入浴料300円。源泉38℃、掛け流し、pH8.7のアルカリ性単
純温泉。加温、消毒あり。

7月15日(日)
実は先週、夏休みで忙しくなる前にと、もう一日温泉ツアーを行いました。岩手の翌日で
したので、近場を廻ってみることにしました。真っ先に行ったのが横手から北上方面に向
かった県境の温泉地、巣郷温泉のクアハウス巣郷。巣郷温泉は6軒の温泉施設と、1軒の
食堂が日帰り入浴可能。ここの特徴は、何と言っても強烈な「アブラ臭」との話。これを
体験するためで、お客さんが少ないほうが、浴室に臭いが充満しており、この臭いを満喫
できるとの噂。クアハウスというだけに、入ってみると3ヶ所の浴室があるとのこと。と
りあえず服を着たまま全部の風呂を見学。脱衣所から浴室のドアを開けただけで、強烈な
アブラ臭!湯に入ってしまうと、麻痺するためかそんなに臭いはきつくありませんし、湯
にアブラが浮いているわけでもありませんでした。これはこれで病みつきになりそうな温
泉でした。写真では臭いが伝わらないのが残念です。クアハウス巣郷、入浴料300円、源
泉76.4℃、掛け流し、pH8.6のナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。加水、循環、消毒有です
が、アブラ臭にかき消されます。

7月14日(土)
今朝、いつも通り寝起きにパソコンの電源を入れたら、変な音がして、突然画面がおかし
くなりました。その後、画面には怪しげなエラーメッセージ。よく読むと、どうもハード
ディスク(HD)が壊れてしまったようです。別な方法で機械の中を覗いてみても、HD
が認識されていませんでした。新しいPCに買い換えてまだ一ヶ月。所謂初期不良という
ことのようです。修理はメーカー保障で無料になりそうですが、問題は修理に出している
期間、PCが使えないということと、新しく購入してからの1か月分のデータのバックア
ップをとっていなかった為、温泉ツアーや観光地などの写真がすべてダメになってしまっ
たことです。写真は秋にでもまた撮りに行けばいいし、データも本当に大切なものはあり
ませんでしたので、冬にでも再構築するよていです。今回ネット予約は止めてあったので
問題ありませんでしたが、もし稼動させていたら、大問題になったでしょう。そう考える
と、何か予備の方法を考えておく必要がありそうです。

7月13日(金)
昨日は滝の上温泉から網張温泉を通り過ぎ、滝沢から北上したところにポツンとある七時
雨冷泉まで足を伸ばしました。老人憩いの家なので建物は非常に綺麗。予想通り多くのお
年寄りの方がいました。わざわざここまで来たのは、ここの湯がかなり濃いらしいとのこ
とだったため。冷泉(鉱泉)ですので、沸かしての入浴ですが、ほぼ源泉ストレートの湯
船は真っ白。投入口からこの日はちょろちょろとし出ていませんでしたが、それを舐めて
みると、しょっぱさが口の中に広がりました。こちらも湯温が少し低めになっていたよう
ですが、気持ちよく入浴して来ました。脱衣所で温泉に入る前に、本日の飛び込みのお客
様から電話があり、急遽、仕事になってしまいました。そのため、慌てて入り、本日あと
2湯予定していましたが、帰路につくことになりました。仕事柄、こんなことが度々あり
ます。

7月12日(木)
今日は岩手県北まで足を延ばしました。最初に目指したのは、仙岩峠を越えた雫石の山奥
滝ノ上温泉。雫石は何度か通ったことがありましたが、奥まで入ったことがなく、こんな
に山が深いなんて行ってビックリでした。滝の上温泉は、3軒の温泉宿からなりますが、
周りはそこらじゅうで蒸気があがっていました。入浴は一番山小屋風な滝峡荘。国民宿舎
とのことですが、ほとんど山小屋です。風呂は男女別の内風呂だけ。蛇口は水のものが一
つだけで、それも湯温を下げるため、ホースがついていました。シャワーはもちろん、お
湯の蛇口もなく、その代わりに、小さな湯だめがありました。こんなの、蒸けの湯以来か
な?!お湯は単純硫黄泉で、もちろん掛け流し、pH3.9の酸性泉。源泉68℃、使用位置
45℃となっていましたが、湯船はぬるめで、いくらでも入っていられる感じのいい風呂で
した。味は少し苦味がある程度で、臭いは若干の硫黄臭。「ラジウムの湯」と別名がつい
ており、ラドン含有率も高いのですが、目に見えないため、よくわかりませんでした。洗
い場(と思われる場所)と湯船の排水溝の下は、地面が見えました。

7月11日(水)
昨日の帰り道、2湯目として、阿仁前田駅にある温泉施設「クウィンス森吉」に寄りまし
たが、たまたま昨日は工事のため沸かし湯での営業とのこと。あっさり入浴を断念して、
次の候補にしていた打当温泉マタギ湯まで、ダッシュで移動。公共施設なので、循環が廻
り、消毒臭いかと思っていましたが、ほぼ掛け流し状態でお湯を使っているようで、こち
らはプラスの予想外。露天は川沿いですので、眺めも悪くありませんでした。少し金気臭
い分、内風呂の湯の花は白ではなく、赤に近いものが浮いていました。阿仁から当YHま
でほぼ1時間半。長期滞在のお客様の食事の支度の時間には何とか間に合いました。

7月10日(火)
今日は気合で秋田県北まで遠出。県北で真っ先に行きたかったのが、県境の日景温泉。大
曲から3時間ちょっとで到着です。今回は「温泉博士」なる雑誌のクーポンを使い、通常
400円の入浴料が、無料に。外観は古びた温泉宿で、中もたっぷりレトロでした。温泉は
内風呂と露天風呂。ここは大きな露天風呂があり、混浴の温泉としては県北でも数少なく
お湯の良さも相まって人気があると聞いていました。内風呂は人気に違わず、貫禄の温泉
といったところでした。ただ露天は、内風呂の隣、女性用内風呂との間にちょっと作った
という感じのもので、3〜4人も入れば一杯だし、三方向が建物という状態で、考えていた
ものとは大きく違いました。それでも、内風呂で温泉成分だけはコッテリと体に染み付け
てきました。

7月9日(月)
今日は時間が取れたので、久しぶりの畑作業。食用菊が伸びて来たので、風で倒れないよ
うに支柱を立てました。ついでに見回すと、おととい収穫したばかりなのに、もう立派な
キュウリが数本。そのままにしておくと、またオバケキュウリになってしまうので、採っ
てしまいました。ついでに1本だけぶら下がっていたナス(米ナス)も初収穫。キュウリ
は持て余し気味で、またも辛子漬になりました。オバケキュウリは種が大きくなってしま
っているので、メロンのようにスプーンで取ってから漬けます。これからの時期、収穫が
あればいろいろな形でお客様に提供していきます。

7月8日(日)
先日、八幡平の藤七温泉に行き、やはり「いい温泉はいい!」ということを再確認したた
め、もっと温泉に行きたくなりました。そのため、岩手県の日帰り温泉をデスクワークで
お勉強してみました。沿岸部は、大震災の影響もあるし、そもそも温泉自体が少ないので
今回は、当YHからでも日帰りで行けそうな内陸部に限定。それでも180強の温泉施設が
ありました。今まで入ったことがある温泉は、そのうち僅かでしかありませんでした。そ
れぞれ良さはありそうですが、その中でも特徴的な場所を手始めに選別。これから時間が
あれば、出掛けてみようかと思っています。

7月7日(土)
4日に畑のキュウリが太くなりすぎているのを発見、8本の収穫となりましたが、この時
期、お客様も多くないので、それは辛子付けになりました。そして今朝、また6本収穫。
太さは程々なので、今晩のお客さんのおかずになります。キュウリは作ってはいるけど、
実は苦手なのです。この時期、ご近所の方もみんな作っているので、どこに行ってもキュ
ウリをくれようとします。昨日も浅漬けを3本、頂きました。都会に持っていけば、産直
品として高く売れるのでしょうが、そこまでの物流コストがかかり過ぎるので商売にはな
りません。産地ならではの豊富な野菜も、収穫があるこの時期限定です。

7月6日(金)
先日、後生掛の散策の後、後生掛温泉に入浴というのが普通のコースなのでしょうが、後
生掛温泉は何度か入浴したことがあったので、今回は敢えて外してすぐ近くにある大沼温
泉の日帰り入浴施設「ゆらら」にしてみました。周りに有名な温泉があり、平日の日中な
ので予想通り、日帰り温泉施設の利用者は私一人で、温泉も貸切でした。湯は濃い温泉が
多い八幡平では珍しいほどのシンプルな中性単純泉。源泉掛け流し、消毒も使用せずとな
っていましたが、本当?って感じ。無色無臭ですので、肌の弱い人や温泉の臭いがまずい
人の上がり湯的なもの?!湯休めの湯といったところでしょう。内風呂のほか、サウナと
露天がありましたが、露天は申し訳程度のもので、藤七に入った後では風呂に見えません
でした。公共施設だから、やっていられる?って感じの施設でした。温泉本で500円→300
円に割引。

7月5日(木)
昨日、藤七温泉入浴後は、秋田県側に戻り、時間的に余裕がありそうだったので、後生掛
温泉から延びる自然散策路に入ってみました。入口の地図には一周40分とありましたので
時間切れの際には途中で戻ってくればいいかなと、最初は思って歩き始めました。入口か
らすぐに後生掛温泉の源泉がありました。最初に見るものですので、これでもインパクト
は大。奥に進むと、ゴボゴボ、シューシューという音がそこここから聞こえてきました。
穴から熱気、そこに水が溜まると沸き立ち、泥が上がってくると「マッドポット」の出来
上がりです。かつて大量に泥を吹いていた泥火山があったり、池自体が温泉になり、まだ
その至る所で噴気が出ている大湯沼があったりと、途中で戻るつもりで入りましたが、一
気に一周してしまい、あまり歩くことはしませんが、ここは是非、また来たいと思わせる
場所でした。

7月4日(水)
今日は気合で八幡平まで足を延ばしました。目指すは県境を越えた藤七温泉。玉川温泉を
越え、アスピーテラインに入り、後生掛、ふけの湯も通過して八幡平の最上部へ。樹海ラ
インの分岐点から松川方面に2kmほど降りた場所が藤七温泉です。当YHから約2時間の
距離でした。標高1400mにある天上の温泉は、かなりオンボロな建物でしたが、お湯だけ
はバッチリ。単純硫黄泉でph3.4の強酸性。源泉は90℃。内風呂もありますが、ここのお
勧め何といっても露天風呂。混浴の湯船が5ケ所、その奥には女性専用の露天もありまし
た。ここも熱すぎて、手前ひとつだけが入浴可能な湯温になっていましたので、ドップリ
と浸かりました。湯は源泉から来ているものと、足元から沸いているものの2つが混ざっ
ており、水を入れて温度を下げても、足元から熱くなっていました。内風呂よりはるかに
濃い温泉で、トロリとした感じすらありました。こんなにいい温泉に入ってしまったら、
他の温泉には入れなくなるほどの温泉です。気合で来てみて、良かったと実感。

7月3日(火)
今日は空いた時間に旧南外村の散策に出かけました。ここは山の中の集落が多く、独特の
文化を育んで来たようで、以前、民俗資料館に行った時に村のそこここに塞(さえ)の神
とか鍾馗(しょうき)様と呼ばれるものがあるとのことでした。これらは、悪霊が侵入す
るのを防ぎ、通行人や村人を災難から守るために村境・峠・辻などに祭られる神様で、道
祖神や庚申塚なども同様のものです。特に鍾馗さんは、主に中国の民間伝承に伝わる道教
系の神で、日本では疱瘡除けや学業成就にご利益があるとされ、端午の節句に絵や人形を
奉納したりするもので、主に西日本で多く見られるとのこと。ここ南外では、木のお面が
祭られたりしています。民俗資料館で以前映しておいた地図を元に探してみたのですが、
この日は2時間ほどでなんとか7ヵ所を確認できました。中には、道端にニョッキリとい
う場所もあったりして、散策マップを用意しておけば、当YHのお客様にはニーズがあり
そうです。地図には20ヶ所ほどが記載されており、まだまだありますので、後日、また散
策に出かける予定ですが、どうしてこの村にのみ、こんなにあるのかとか、これらの神様
以外にも、異常にお地蔵さんの祠が多かったりするのは何故かなど、次に行く際に民俗資
料館の方に聞いてみようかと思っています。ちなみに、この鍾馗さんは、大曲、横手、秋
田の里に降りると、諸説ありますがわらで作られた人形型の道祖神「鹿島様」になったり
秋田名物の「なまはげ」の親戚のような「あまはげ」になったりしているようです。

7月2日(月)
先日、乳頭温泉郷に出かけた際、蟹場温泉もハシゴしました。大釜温泉のすぐそば、孫六
から戻って駐車場から車で1分の温泉郷の一番奥。ここの露天風呂「唐子の湯」には何度
か入りに来たことがあるので、本日はまだ入ったことのない内風呂。入浴料はここも500
円ですが、露天か内風呂のどちらかです。内風呂には女性専用の露天、岩風呂、木風呂が
ありました。岩風呂は気になると思って覗きましたが、湯船が小さくやめました。奥の木
風呂は、黒湯の新しい風呂のようなつくりで、湯船も大きく、シャワーや石鹸もちゃんと
常備していました。ここも他の乳頭温泉と異なり、弱アルカリ性気味の中性温泉。広い湯
船を貸切で使えてご機嫌でした。源泉は露天風呂と同じようで、湯船には蟹場独特の鳥の
羽のような湯の花が揺らめいていました。

7月1日(日)
今朝、2週間滞在の中国人研修生が出発しました。いろいろありましたが、一段落です。
今回は、通訳役の方がいたので、言葉的には大変楽で、辞書や翻訳サイトのお世話になる
ことはほとんどありませんでしたが、その一方で、中国語しか話せない人たちとはほとん
ど会話することがなく、それがちょっと残念でした。出発後、部屋は長期滞在の方バージ
ョンにしていましたので、原状復帰作業の開始です。カラーボックスを戻したり、布団は
カバーを全て剥がして洗濯。ここまでは、午前中に全て終わりましたが、物干し竿が一杯
になり、残りの毛布などの洗濯は、明日以降に持ち越しになりました。明日は、珍しく雨
の予報。先週までの好天なら、洗濯物も一気に乾くのにと。今日からは、また韓国人の長
期滞在のお客さんとの生活に戻ります。そして7月に入り、一番暑い時期に突入となりま
す。