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【新米ペアレントの営業日誌】


2012年

12月31日(月)
今年も本日で1年が終わります。今年は御恥ずかしながら1月に屋根から落ちたり、4月
には強風で駐輪場の屋根が飛んでしまったりと、悪いこともありましたが、多くのお客様
にご利用頂き、なんとか年末を迎えることが出来ました。とても感謝しております。来年
の3月からは当YHも9年目を迎え、もうちょっとで10年というところまで来ました。20
08年から始めた年末年始の営業と、その時に行うニューイヤー花火と初詣ツアーもお蔭様
で今年は10名を超えるお客様で、賑やかな大晦日となりました。来年は昨年3月の大震災
から3年目になり、ぼちぼち観光客の方も東北に戻ってきて頂けることと願っています。

12月30日(日)
お蔭様で、今年も年末の大曲YHは大賑わいになってきており、明日の大晦日は10名を越
えるお客様の予約を頂いております。ただ、その大半の方が車で来られるとのことで、急
遽、駐車場を確保するため、駐輪場前のの雪かきが必要となりました。もっと早く着手し
ていれば良いのでしょうが、雪が降ってしまっては、それまでの努力も無駄になるため、
これもギリギリに準備する必要がありました。半日ほどの作業で、一部入れ替えをお願い
しなくてはなりませんが、なんとか台数分のスペースは確保できました。昨年までと異な
るのは、今年駐輪場の屋根の葺き替えを行い、雪の滑り止めを外したため、この屋根から
雪が落ちてくるようになったことです。その場所に止めておいたら、落雪の際には大変な
ことになりますので、そこは避ける必要が出てきたことです。でも、今日の作業時間内に
大半の屋根の雪が落ち、心配は少なくなりましたが、雪国では車を止める場所にも気を使
う必要があります。

12月29日(土) 最低気温−11.9℃
今日は朝から、昨日落とした屋根の雪の処理です。昨晩も暗い中、何度か行って大汗をか
きましたが、その甲斐があり、午後には駐車場が使用可能となりました。その代わり、昨
晩の冷え込みで落とした雪の表面が凍りつき、それを砕くために使ったアルミ製のスコッ
プが曲がってしまいました。それでも、落としてほぼ1日で駐車場が使用可能になったの
は、落とした量が通常の半分とはいえ、過去最最速かと思います。雪がとけるまでの間の
時間で買出しに行き、おせち料理の材料や松飾などを用意しました。雪に塗れていまいた
が、気がつけば明後日は大晦日。雪の作業も程ほどにして、大晦日のお客様の準備に取り
掛からないといけない時期になってしまいました。

12月28日(金) 最低気温−10.6℃
昨日までの雪で、横手の測候所の積雪は75cmまできました。まだ多い時期の半分程度です
が屋根からの雪が落ちて、2階客室の窓ガラスが半分ほど埋まるまでになってしまいまし
た。正月3が日に雪下ろしをするのは嫌ですので、本日今季初めての屋根の雪下ろしを行
いました。とはいえ、年末のお客様の来る時期ですし、大晦日には車で来られる方も多数
いるため駐車場の通路を閉鎖してしまうわけにはいかず、本日は半分だけ雪下ろし。屋根
に上がってみると、多いところで2mを超えていました。作業時間4時間ほどで目的の客
室の窓の救出が終わり、本日はここまでとしました。残った時間は、体調と相談しながら
落とした雪の処理を行いました。暗くなったら、一階の部屋の電気をつけることで、駐車
場通路の雪の処理が出来ますので、均した雪が消雪パイプで消えたら、時間関係なく夜中
でも再び均す作業を繰り返します。

12月27日(木)
今日は買い物のついでに、横手まで足を延ばしてみました。その途中で先日改築工事が終
わった最寄り駅の隣の後三年駅に立寄ってみました。この駅は無人駅で、古い味のある駅
舎でしたが、今回改修工事で、横手地域の観光資源の一つである「後三年の役」の観光情
報拠点のゲートウエイとして、待合室にはその関連の地図やパンフレットなども用意され
ていました。実は駅に到着した際、駅前にタクシーや工事車両が多くいて、何があったの
かと思いました。降りて状況を見たら、駅に電車が止まっており、どうも雪に乗り上げて
この駅で運休となり、代行バスの代わりに地元のタクシーが呼ばれていたようです。駅の
少し先では、多くの人が人力で線路の雪かきを行っていました。運行システムなど近代的
な技術が多く導入されている鉄道ですが、最終的には人力というのも、おかしなものです
が、それが一番手っ取り早く、確実なようです。

12月26日(水)
今朝まで降り続いた雪は、車の上に30cmほど積もってしまい、外出する際の雪下ろしに時
間がかかりました。どうしても雪下ろしは両側から行いますので、途中では車がモヒカン
ヘアー状態になってしまいます。こんなことででも楽しまないと、これだけの雪を春まで
の時間乗り切るのには厳しいものになってしまいます。さて、クリスマスも終わり、この
時期の恒例行事として、ハタハタ寿司の「樽開き」があります。今年は13日に漬けました
ので、まだ13日しか経っておりませんが、当YHのハタハタ寿司は骨がありませんので、
レシピよりも少し早めに食べ始めることが出来ます。試食の結果、今年のハタハタ寿司も
まずまずの出来になったようです。これから年末年始のお客様に提供を開始するほか、無
くなるまでの期間限定で夕食のメニューに加わります。

12月25日(火)
本日は、午後から雪に続いて風も強くなり、夜には地吹雪状態で外から風のうなる音が聞
こえるほどでした。積雪はまだ50cm弱と大したことはないのですが、やはり今春に屋根が
飛ばされたように、風の被害が怖いです。幸い、植木の雪囲いなどは足場が積雪で固めら
れて、ここまでくればもう飛ばされる心配もほとんどなくなりました。問題は建物の雪囲
いです。強風で玄関の雪囲いもガタガタ音を立てることもありますが、風で位置がズレル
ということはありましたが、ここが飛ばされたことは過去9年でありませんでしたし、こ
こが飛ばされたら、他でも大きな被害が出てしまうような状態のときだと思っています。
残る問題は、建物北側の食堂と客室の雪囲いですが、寝るまでは無事に付いていました。
運悪く風で飛ばされたら、明日、雪原の中を拾いに行くことになります。ちなみに昨日ま
で誤作動していた火災報知機は業者を呼び、応急処置が終わりました。

12月24日(月)
今朝の最低気温は−8℃を下回りました。日中の気温もプラスにならず、夜になってまた
気温が低下、夜10時には早くも−8℃を下回りました。このタイミングで、火災報知機が
鳴り出してびっくり。コントロールパネルをチェックしたら、駐輪場一階の報知器とのこ
と。現場に行って見渡しても、煙も上がっておらず、匂いもせず。報知器の誤作動のよう
でした。実は先週土曜日の朝にも、同じような誤作動がありました。どうも春に強風で駐
輪場の屋根が飛び、お盆前に修理をしましたが、その際、その場所にある報知器をそのま
まにしてしまい、その中に水が入ってしまったことが誤作動の原因のようで、誤作動を起
こした2度とも気温が−8℃下回ったときというのは、非常にわかりやすい状態でした。
万が一、火災報知機が実際に使われることがあると困るのですが、早急に修理をする必要
がありますので、明日の朝一番に警備会社に連絡して、応急処置をお願いします。

12月23日(日)
今年もあと10日足らずとなりました。最後の3連休ですが、例年この時期はお客様もまば
らです。一方で年末年始の予約がパラパラと入り始め、大晦日と元日は残すところ数名と
いう処まで着ました。今年も大晦日の夜には、当YHで数少ないツアー「カウントダウン
花火見学と初詣」を実施する予定です。花火は年が変わる夜12時ちょうどに街中の20ヶ所
以上の場所から一斉に打ち上げられる予定です。ただ、こういった時期ですので、吹雪で
花火が見えず、音だけといったことが過去に何度かありました。今年は無事に見ることが
出来るかどうかは、運次第です。それが終われば、当YHのある集落内の神社に初詣に行
きます。ここでの楽しみは、都会の初詣とは異なり、拝殿に入ってのお参りが出来ると言
うことです。またもう一つありますが、それは実際に来られてからのお楽しみにしておき
ます。来られる予定の方は、くれぐれも暖かい格好をしてきてください。また一部雪の中
を歩くことにもなりますので、そのつもりでお越しください。

12月22日(土)
今朝、10月初めから長期滞在頂いたビジネスのお客様が出発されました。もう4年も日本
と韓国の間を行き来しているのですが、帰る際には毎回お土産を買って帰っています。や
っぱり定番は日本酒。韓国でも日本酒は人気で、ようやくその認知度が上がってきている
ところのようで、いつも買って帰ると、知人から喜ばれるとのことでした。それから今回
増量された土産が、麺つゆでは秋田の家庭に必ずあるという「味どうらくの里」。今まで
は小瓶でしたが、すぐになくなるということで、今回1升瓶を持って帰りました。帰国時
出国の際は秋田空港ですので、検査の時には秋田の人ですからご存知でしょうが、韓国に
入国の時には係官がちょっと驚くのではないかと、心配です。

12月21日(金)
11月で外回りの仕事も出来なくなり、暇な時間を見ては、温泉のデータベースの作成を進
めていました。10月中旬に青森県の温泉データベースが出来、その後、野湯に寄り道して
いましたが、ようやく山形県の温泉のデータベースが完成しました。山形県も600軒超と
温泉施設は多く、特に山中の小さなところや蔵王などの温泉郷の小さな施設のデータが集
まらず、苦労しました。今まで、隣県ながらも山形の温泉はほとんど知らなかったので、
良い勉強になりました。また調べる際に、行って見た訳ではないのですが、大体の土地勘
も養えたようで、地図を見ればどこがなんという地名なのかということも覚えることがで
きました。次は宮城県。福島県をやれば、東北6県となりますが、当YHから福島県はち
ょっと遠すぎて、迷っていますが、まずは宮城県のデータ収集を始めます。どうにか春ま
でにはある程度形になりそうです。

12月19日(水)
今月に入り、本格的な雪の季節を迎えました。早くも地元の新聞やテレビのニュースでは
雪の事故が発生して、今日までに2名の方が亡くなり、10名を超えるけが人が出ていると
のことです。今年の1月、私も屋根から落ちて、救急車のお世話になり、この数字に加わ
ってしまいましたので、他人事とは思えないことです。とはいえ、やらないと生活に差し
障るしでも、業者に頼めば結構な費用になるため、自分でやらざるを得ないことが多いの
も事実です。幸い私の場合は、入院騒ぎにまではなりませんでしたが、そうなった場合は
お客様にもご迷惑を掛けることになりますので、今季はくれぐれも無理をしないつもりで
す。地上の雪かき(雪寄せ)のお手伝いはいつでも募集しております。

12月17日(月)
今日は近くにある集落の公民館に、2日連続で出向いてしまいました。昨日は選挙でした
が、今日は当YH近くにある街灯のことです。秋に当YHの前の道にあるものを含め、街
灯が一斉に蛍光灯からLED街灯に替わりました。明るくなったのはいいのですが、先週
のまとまった雪の夜、一斉に道沿いの街灯が点滅を始めました。どうも街灯の上に積もっ
た雪でセンサーが隠され、誤作動をしていたようです。公民館の館長さんに話すと、何件
も問合せが来ており、現在鋭意調査中とのこと。勝手な想像ですが、街灯を作ったメーカ
ーが雪の降らない地域にあるのかなと。雪国では信号機も積雪による倒壊を避けるため、
縦型のものが採用されているほどで、それなりの仕様が必要なようです。交換費用はメー
カー持ちになるのかそれとも再度税金が投入されるのか?とかついつい考えてしまいまし
た。

12月15日(土)
昨日もう一ヶ所、にかほ市の街中、海沿いにある温泉銭湯「神の湯」に入ってきました。
ここはコーラ色の温泉として、数ある秋田の温泉の中でも目立つ存在でした。車を平沢海
水浴場の駐車場にとめて、歩いてすぐの住宅地の中にあります。ハタハタが昨日、着岸し
たということで、男性風呂は貸切状態。噂通りの湯の色で入るのに躊躇するほどでした。
シャンプーも石鹸もありませんし、蛇口からも源泉が出ており、上がり湯はありません。
でも臭いも味も思ったほど強くなく、温まるいいお湯でした。
にかほ神の湯。入浴料360円(温泉本で60円引)、表示では8時〜22時(温泉本では13時〜)
ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉、pH8.0、源泉19.5度。加温、循環、消毒あり。

12月14日(金)
本日は、路面の雪もとけているようなので、海沿いの温泉に出掛けました。最初に行った
温泉は、由利本荘市に2005年に出来た温泉施設、ぱいんすぱ新山。マニアの間では「便所
臭」と呼ばれている温泉です。施設でも、この匂い(公式には「油臭」)を気にして、換
気をしたり、湯口を湯船中にしたり、臭いを薄めるために加水など、対策を施しているた
め、浴室に入ってみても、予想していたよりもはるかに気にならない状態で、ちょっと拍
子抜けでした。お湯は茶色の濁り湯で、湯口付近では、確かにクレゾールとも何とも妙な
臭いがしていました。恐る恐る舐めてみたら、いい感じのしょっぱさ。でも、変に期待が
強かった分だけに肩透かしを食らった感じでした。
ぱいんすぱ新山。入浴料400円、9時〜21時。ナトリウム−塩化物強温泉、
源泉38度、加水、加温、循環、消毒あり。

12月13日(木)
先日購入してきたハタハタですが、その後、血抜き3日、塩漬け2日、酢漬け3日と経過
し、本日、米麹による本漬けとなりました。朝のうちに米を10合炊き、麹と砂糖、酒、み
りんを混ぜてコタツの中に半日保温。その間に近所の藪に行き、笹を調達。夕方、食事の
準備に合わせて、生姜、ゆず、にんじんの千切りを作成。長期滞在のお客様の食事と後片
付けが終わってから、作業再開。半日コタツの中で目覚めさせた米麹は、鍋をあけたら、
麹のいい香りがしてきて、今年は無事にお目覚め頂けたようです。輪切り唐辛子とふのり
を準備して、オールスターキャスト、スタンバイ。今年はハタハタが例年以上に多かった
ので、初めて漬け物樽を使ってみました。樽の中に、笹、米麹、ハタハタ、具材の順に重
ね、それを5層ほど作りました。他にいつも使う味噌樽に一つ分でちょうどハタハタも終
了。いつもの場所で、常温で当分は保存します。本来20日ほどで食べ頃になるそうですが
年が明けてしまうので、年末から食べ始める予定です。年末からのお客様に夕食で提供の
予定で、なくなり次第終了となります。例年ですと2月中旬頃に終わっています。

12月12日(水)
11月下旬に初雪が降ったものの、さほど積もらず、ようやく先週辺りから冬らしい景色と
なってきました。こうなってくると面倒なのが外出です。出る際には車の雪下ろしが必要
ですし、雪道走行は危険を伴います。雪道なって間もない今の時期、どうしても増えるの
が雪道での事故です。今まで雪のない状態では、秋田の道路は走りやすく、ついついスピ
ードも出がち。雪道の走行は3月から半年以上もしていないので、忘れてしまっている方
もいるようで、田んぼに落ちたり、交差点で止まれずに突っ込んでくる車にも気をつける
必要があります。吹雪になった際には、どこが道だかわからなくなったり、看板や信号さ
えも見えなくなることもあり、先日は高速道路規格の大曲西道路のICで逆走しかけた車
を発見。これから3月までは、車で雪国を旅行される方は、くれぐれも気をつけて、時間
に余裕をもってお越しください。

12月11日(火)
先月下旬に畑から最後に収穫したネギ。納屋の床に並べて感想をさせていましたが、その
まま放置しており、ぼちぼち芽(葉?)が起き上がり始めたので、束にして新聞で包んで
越冬保存の準備をしました。もう何年か、同じ作業をしているので慣れてきたことに加え
て、今年は植付け量を少し減らしたので、一時間ちょっとの作業で完成となりました。当
YHでは冬には原則的にきりたんぽ鍋を夕食時に提供していますし、春から秋にはお椀で
汁を出しており、そこにはネギは必需品です。本日束にしたネギは、概ね5月の連休辺り
までの量かと思っています。その頃には、畑に残して雪の下で寝ている越冬ネギが、雪解
け後の急回復で使い物になるようになりますので、概ね一年中、自家製のネギで賄えるよ
うになりました。

12月10日(月)
今朝の当YH周辺の積雪は50cmといったところまで増えてきました。大雪の気配がしたの
で昨晩は消雪パイプの水を出しっぱなしにしました。朝、お客様の出発時には、その効果
で駐車場の通路は綺麗にとけていました。出発後に建物周辺を見回ったところ、2階の客
室の窓がぼちぼち、ヤバイ状態になってきていました。この窓の先には1階の屋根があり
雪が落ちずに溜まるため、すぐに雪山が出来ます。このまま雪が降り続けて、2階の屋根
から落ちてくると、窓ガラスを割ってしまうので、降雪が続くようだと屋根の雪下ろしが
必要になります。ただこの時期の雪は、まだフワフワ雪なので、日照が1時間もあると積
雪量は半分程度まで縮むので、もう少し様子を見てみます。

12月9日(日)
隣町横手の測候所のデータでは、朝7の積雪が34cm、気温−3℃。明朝には今年初めての
除雪車の総出動となりました。さすがに山岳部や遠出はまずいと思い、本日も近場、横手
から西に向かった旧雄物川町の温泉施設、えがおの丘に出向きました。ここは、宿泊は出
来ないものの、温水プールがあったりと施設は充実していて、浴場には、大きな内風呂に
加え、サウナ、水風呂、ジャグジー、更には2つの露天風呂がありました。お湯はナトリ
ウム−塩化物・硫酸塩泉でpH8.1。源泉29.5℃で加温、循環、消毒ありで、若干しょっぱ
く、匂いは消毒臭。こちらの温泉でよかったのが、露天風呂。お湯は内湯と同じで、若干
の消毒臭があり、お湯としては大したことがなさそうですが、今日の雪で、綺麗な雪見露
天風呂になっていました。この時期の露天は湯温が低い施設が多いのですが、ここの小さ
い露天風呂は湯温もしっかりと高く、ノンビリ雪を見ながらの入浴を楽しめました。
えがおの丘、入浴料420円、10時〜21時、月曜休館。

12月8日(土)
今日は当YHのご近所の方のお葬式がありました。集落の平均年齢が70歳を超える状態で
すので、亡くなる方は多いのですが、葬式まで出ることは今までありませんでした。私が
前にいた関東では、葬式前日の通夜に行き、お焼香をしてくるのが一般的で、余程親しく
ないと、翌日の葬式には出ませんでした。こちらでは、通夜は親族だけで行われ、翌朝に
出棺、火葬の後、葬式が行われます。今回は出棺のお見送りと、お寺で行われた葬式に出
席しました。80才を過ぎた方ですし、普通の農村のおじいちゃんでしたので、葬式参加者
も多くなく、こじんまりとしたものでした。ちなみにこの方から、秋田に移り住んですぐ
の時期に食用菊を2株分けて頂き、今は毎年一畝以上の食用菊の収穫があり、お客様の食
卓を賑わせてくれています。

12月7日(金)
昨晩からの降雪で、横手の測候所での積雪は17cm、まだまだですが、久しぶりの白一色の
光景はインパクト大です。こんな天気ですが、天気が悪いからと出掛けることを避けてい
たら来春まで身動きが取れなくなりますので、今日は試しに温泉に出掛けることにしまし
た。本当は湯沢市の奥座敷、秋の宮温泉郷を考えていましたが、さすがにまだ道路の状態
が悪く、手前の湯沢市の湯沢温泉(みたけ)に入浴。お湯は単純温泉、源泉28℃、無色無
臭の温泉を沸かして使用。ほとんど普通の銭湯と同じでした。こんな場所に温泉らしくな
い)宿泊)施設でニーズはあるのか?と思っていましたが、次から次に入浴のお客さんが
着ており、近隣の方が銭湯代わりに使っているようでした。
湯沢温泉みたけ 入浴料400円、9時〜22時。

12月6日(木)
先日、男鹿半島もハタハタ調達ドライブの帰り道、道の駅てんのうにある温泉施設、天王
温泉くららに入ってきました。ここは男鹿半島に向かう際の中継地点となる場所で、何度
か来たことはありましたが未入浴でした。道の駅の施設だけあって、非常に混み合ってい
ました。浴槽は温泉浴槽、ジャグジー、水風呂とサウナが2種類、露天風呂と充実してい
ます。温泉は海沿いにある典型的なナトリウム−塩化物強温泉で薄茶色。循環、消毒、加
温はありですが、加水なしのため、舐めてみるとしっかりしょっぱさが残っていました。
時間的に厳しかったので、短時間の入浴となりましたが、強食塩泉はやはり温まります。
天王温泉くらら、入浴料400円、9:00〜22:00

12月5日(水)
昨日、北浦港で購入してきたハタハタ。足が早いので、本日さっそく解体作業を行いまし
た。通常、ハタハタ寿司を作る場合、頭と尻尾と内臓を取ったら、ブツ切りで漬けるので
すが、どうも骨まで柔らかくならないため、毎年3枚におろしてから漬けています。3枚
におろす作業は、10時から開始して、昼休みを入れて5時間ほどかかりました。頭と尻尾
と内臓は処分、3枚に下ろした真ん中の背骨部分は、別枠で唐揚にします。魚を痛まない
ようにするため、窓全開での作業だったため、体が冷え切りました(><) もちろん外
は雪。寿司になる部分は、解体後4キロ弱。今までは1〜2キロ程度で、一番多くって3
キロに達していませんでしたので、今回過去最高の量になったようです。数日、赤水出し
(血抜き)をして、塩漬け、酢漬け、米麹漬けと工程が進みます。なんとか今年は、クリ
スマスには食べられそうです。

12月4日(火)
例年、この時期に大曲周辺で安いハタハタの調達に苦労してきたので、今年は、男鹿まで
ドライブを兼ねて買出しツアーとなりました。まず船川港を見学。しかし、船は一艘も出
ておらず、海鮮市場のハタハタも値段はスーパーとほとんど変わらないもの。ここでの調
達はあきらめて、2階の食堂で焼きハタハタ定食があったので、味見を兼ねて昼食。その
あと、観光案内所で聞いていた北浦港までひとっ走り。辛うじて、一艘だけ水揚げをして
おり、その光景に感動!仕分け作業は、テレビで見たことはありましたが、実物を見るの
は初めて。奥の扉を開けると、ハタハタがテーブルになだれ込んできます。その先を見て
みたら、船から吸い上げたハタハタが大量にお待ちになっていました。大き目のオス5キ
ロ(1,500円)とメス1キロ(500円)で購入しましたが、おまけにはオスが2キロ、メス
1キロほど。どんだけおまけなんだと!!! 合わせて9キロほどになったでしょうか。
大曲で買えば安くなる時期で、オスメス混で3キロ1,500円位ですので、4,500円相当が半
値以下で購入できたようですし、鮮度も抜群!購入後、水族館(GAO)に行き、泳いで
いるハタハタを見学し、タハタフルコースの完成となりました。夕方のニュースで、この
水族館の人気者、白熊の豪太の嫁さんに、今日の午前中、子供が11時ごろ生まれたとのこ
と。 せっかく当日行ったのだから、館内放送でもしてくれればよかったのに、と思いま
した。

12月3日(月)
久しぶりの快晴で、鳥海山も綺麗に雪化粧。今日は近場の温泉、秋田ふるさと村の裏にあ
るホテルウエルネス横手路に出かけました。以前、ここは健康保険保養センター(ホール
サムイン横手)でした。パブリックな施設だっただけに、ところどころ古さがにじみ出て
いましたが、無駄に贅を尽くした感じでした。お湯は、ナトリウム・カルシウム−硫酸塩
・塩化物泉で源泉は51.8℃。無色透明で匂いは消毒臭。本来、成分もしっかりあるようで
すが、残念ながら、加温、循環、消毒ありで、普通のお湯の風呂に入っているような気分
でした。露天もありましたが、ヌルメだったし、場所も建物の影になるような場所で、ち
ょっとがっかりでした。ただ、通常入浴料600円のところ、10時〜14時はサービスタイム
で400円で入れました。お湯がどうのということよりも、今日は普通に大きな風呂に入り
たかったので、十分目的は達成。行くまでは、腰と左足と、左肩が痛かったのですが、し
っかり湯船で温まってきたためか、帰りには痛みもなくなりました。

12月2日(日)
この時期、初雪が降ったあと、少しの晴れ間が続くと、勘違いしたふきのとう(ばっけ)
が芽を出し始めます。そして、今年も初雪から2週間。今日は奥の神社廻りの掃除やら残
った菊の柵の撤去など庭の雑用をしていたら、一つ出ていたばっけを見つけてしまいまし
たので、畑の奥の雑草地帯を探して取って来ました。ほとんどがまだ小さく、暖かい日が
あと1週間も続くと数も増え、大きくもなるのでしょうが、今日ほんの僅かな収穫です。
この時期にしか採れませんので、この時期に限定の夕食のメニューになります。ちなみに
畑作業は今日で一段落。先日の強風で倒れてしまった雪囲いも直して、支柱に杭を打ち込
んで固定して、今度こそ風が吹いても大丈夫なようにしました。

12月1日(土)
昨日はもう一軒、田沢湖高原温泉郷まで足を延ばして、駒ケ岳観光ホテルで入浴。こちら
は湯瀬温泉の姫の湯ホテルのグループの大型観光ホテル。田沢湖周辺では、「プラザホテ
ル山麓荘」や水沢の「四季彩」、鳴子温泉の「吟の庄」や「ますや」「幸雲閣」といった
大型ホテルの系列です。平日なので閑散としており、一部電気も消えていたりと、大型ホ
テルの苦悩が伺えました。風呂はもちろん貸切。脱衣所のかごが60個もあり、こんなにお
客さんがくることもあるんだと。湯は内風呂と露天で、脱衣所には乳頭温泉から引き湯と
していますが、正確には、乳頭上の空吹湿原を源泉とする田沢湖高原温泉源泉。薄白濁の
お湯に白い湯の華が舞っており、匂いも硫黄臭たっぷりですが、実は成分的にはかなり薄
めの単純硫黄泉。露天はこの時期ですので、38℃くらいで、幾ら入っていても温まりませ
んでした。でも、いち早く雪見露天風呂となりました。
駒ケ岳観光ホテル、入浴料500円(温泉本にて200円引)、12:00〜19:00

11月30日(金)
今日からまた、長期滞在のお客様1名の体制に戻りましたので、気持ちを切り替える意味
も含めて、また本格的な雪道になる前にと、田沢湖の奥の温泉に出向きました。最初に向
かったのは水沢温泉郷の手前にある駒ケ岳温泉。以前一度だけ、写真を撮りに行ったこと
がありましたが、風呂に入るのは今回が初めてです。フロントから左に行き、離れに湯小
屋がありました。とても綺麗な湯小屋で、以前来た時とはだいぶ雰囲気が違う気がしまし
た。湯小屋には、広めの内風呂のほか、外には露天風呂と打たせ湯も出来ていました。泉
質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉で、pH6.5
のほぼ中性温泉で、源泉は52℃。水沢温泉郷の中にありますが、他の水沢温泉郷のお湯は
秋田駒ケ岳中腹の源泉井からのお湯ですが、ここは独自源泉を持っています。加水はして
いますが、循環、消毒はなしで、ほぼ貸切で入ることが出来、とても満足でした。ここは
以前は旅荘ももしろと云う名前でしたが、経営者が乳頭の鶴の湯に移り、名前が変わり、
湯小屋も新しく建てられたようです。駒ケ岳温泉、入浴料400円、9:00〜19:00。

11月29日(木)
昨日、また高校時代の同級生が来てくれて、夜は大騒ぎ。そして今朝、ご出発。ほぼ同時
に10月末から1ヶ月滞在していたビジネスのお客様が1名出発。今晩、もう一人が夜便で
出発して、残るはいつもの韓国からのお客様1名となりました。こちらの長期滞在のお客
様は12月22日に帰国の予定なので、まだ当分、気を抜くわけにはいきませんが、それでも
もう4年も当YHをご利用頂いているので、食事の好みもわかっていますし、少し時間的
に余裕が出来そうです。まだ雪が積もっていませんので、本格的な雪道になる前に少しは
うろうろ出来るかなと、期待しています。

11月28日(水)
今朝は、辛うじて雨も降っていなかったので、慌てて畑の掃除に着手。残骸が残っていた
のは、トマトとキュウリの支柱、ナスの柵、菊の柵2つの4畝。まず端のトマトの支柱撤
去。防鳥ネットの取り外しが面倒でした。次になすの柵はずし。紫の食用菊の柵を外して
いる途中で、雨が降り始めました。菊は、株を越冬させるため、地上数センチを残して切
って処分となります。黄色の菊の柵を外す前に、雨が激しくなり作業はここまでとなりま
した。あと1時間もあれば、全ての片づけが終わったのにと。あとは、納屋の中で乾かし
ているネギを新聞紙で包む作業はが残っていますが、これは天候が悪くとも出来る作業で
す。最後に、小雨の中、簡易積雪計を玄関そばに今年も設置しました。180cmの高さで
すが、今年は足りるでしょうか?!

11月27日(火)
韓国ドラマの「アイリス」がその続編で再び秋田でロケを1月中旬から行うことになった
そうで、地元マスコミで度々話題になっています。前回のアイリスのロケで味をシメタ秋
田県は、補正予算でロケ支援費用3,800万円強を計上したとのこと。昨年3月の大震災後
国内観光客の手控えに加え、前回のロケ地見学ツアーの反動で、昨年から今年に掛けての
秋田県の観光客の減少率は日本で2番目と、「ワラにもすがりたい」という気持ちは県内
の多くの関係者にあると思います。知事の言うように「きっかけ」にはなるかもしれませ
んが、韓国の方がそれで何度も来るとは、どうも考えにくいのです。県内では、英語の看
板やパンフレットは後回しになり、ハングルの看板が多くなっており、ちょっと前のめり
過ぎている気がしています。本当にリピートの観光客を増やそうとするなら、陸続きで車
でも来られる国内でもっと宣伝したほうがどれだけ効果が見込めるのかと、ついつい考え
てしまいます。少なくとも、当YHにはほとんど影響はなさそうです。

11月25日(日)
先日の岩手県の温泉巡り最後の温泉は、北上市の瀬美温泉。ここは今までの温泉施設と異
なり高級旅館で、この地域でも少なくなった混浴露天風呂があることで有名です。でも、
到着して掲示板を見ると、今年の混浴露天風呂の営業が先週で終わったとのこと。大きな
露天風呂を期待していたので、ちょっと残念でした。そのため、普通に内風呂とそれに続
く小さめの露天風呂に飛び込みました。それぞれ単純温泉ですが、内風呂は夢の湯源泉で
薄黄色でぬるぬる感がある微アブラ臭のお湯、露天は無色透明で無臭、さらっとした感じ
の美人の湯源泉とお湯が異なります。時間の関係でさっと入浴しただけとなりましたが、
この日は濃いめの温泉が多かったので、最後にホッとした感じになりました。さすがに1
日で4施設6湯はこたえました。瀬美温泉、入浴料500円、7:00〜21:00

11月24日(土)
先日、岩手県の温泉巡りの3軒めは、更に車で30分ほどの場所にあった千貫石温泉東館。
「元湯東館」というのは、この地域に2つあり、経営者が同じで頭の温泉名が異なるだけ
なのです。本当はもうひとつの水神温泉の元湯東館を予定していたのですが、間違えて千
貫石温泉の方に入ってしまいました。ここも、先の2ヶ所の温泉と同様の薄黄緑色でナト
リウム−炭酸水素・塩化物泉と、これが地域の温泉の典型のようです。でも他で感じたア
ブラ臭はほとんど感じませんでした。というのも、11ある洗い場が満席になるほどの賑わ
いで、浴室に入った時にはシャンプーの匂いが充満していたためです。それだけ混んでい
たので、さすがに写真は撮れませんでした。
千貫石温泉 湯元東館、入浴料300円、7:00〜20:30

11月23日(金)
週末の雪の予報に備え、昨日の夜と今日の午後の雨の上がった時間に畑の最後の収穫物で
あるネギの収穫を行いました。ゴボウじゃないけど、ネギを一本ずつゴボウ抜きして、一
輪車で納屋に運び、並べて数日乾燥させます。乾いたら、新聞紙で数本ずつ包めば、春ま
で日持ちしてくれるので、冬の間の鍋のグザイになります。収穫したネギは100本近くあ
りそうです。このため納屋はネギ臭さで溢れています。これも既に雪のシーズンに入り、
バイクで来られるお客様が終わったと思われるため、遠慮なく夏の時期に駐輪場として使
用していた場所をネギで埋め尽くすことが出来ました。同時に夏に高校生のヘルパー君が
立ててくれたネギ用の柵も撤去して納屋にしまいます。これで残すは、畑の掃除だけとな
りました。

11月22日(木)
昨日の雪は、今朝まで気温が上がらなかったため残ったまま。むしろ今朝は凍結してシャ
リシャリとなっていました。カラスと競争して収穫していた柿ですが、そろそろ葉も落ち
たし、雪が積もってしまい、半分凍りついていたりするので、今朝慌てて大量に収穫して
しまいました。結果、バケツ3杯分ほど採れました。まだ硬めでしたが、一つ試食してみ
たところ、かなり甘くなっていました。完熟ならすぐに食べないといけませんが、今の状
態なら少しの間は、おいておけそうです。それでも、美味しいうちに食べてしまわないと
保存が効きませんので、明日からの飛び石連休にお越しになるお客様に、お出しする予定
です。畑に残るのは、あとはねぎだけとなりました。

11月21日(水)
今朝は、起きたら外が時間の割りに明るく感じ、窓を開けたら白くなっていました。先日
の初雪はすぐに消えましたが、今日は昼頃まで降り、数センチの積雪です。まだまだ根雪
にはならなさそうですが、この季節が来たなという感じです。さて、昨日の2ヶ所めの温
泉は永岡温泉夢の湯。最初の温泉から車で30分ほどの場所です。ここも薄黄緑色のお湯で
ナトリウム−塩化物泉と先ほどの温泉と似たような感じ。匂いも、アブラ臭がありました
が、そんなに強いものではありませんでした。ここは加水、加温、循環、消毒一切なしの
源泉掛け流し。でも、驚いたのがその掛け流しの量。ザブザブいいながら、排水溝に吸い
込まれるほどの量でした。帰ってきて調べたら、隣にあった小さな木枠の風呂が実はお勧
めだったそうで、温泉マニアの間でも高評価のようです。何がお勧めかということは、内
緒です。永岡温泉夢の湯、入浴料380円、10:00〜21:00。

11月20日(火)
本日は、外作業一段落で、雪が降る前に峠を越えて岩手県南まで遠征。最初に行った温泉
は、奥州市の国道397号線沿いにある焼石岳温泉ひめかゆ。日帰り入浴施設と宿泊施設が
あり、それぞれ別源泉。日帰り施設は、ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉でpH7.5、源
泉70.8℃。薄黄緑色のお湯で、特徴はその匂い。アブラ臭と呼ばれるもので、インパクト
は大。加水、加温、循環、消毒と全てありありですが、そんなのは全然気にならないほど
の匂いでした。湯船は少しぬるめでしたが、最初からかなりご機嫌になりました。次に宿
泊施設の温泉に。こちらは、含硫黄−ナトリウム・塩化物泉で、pH6.5、源泉60℃。その
匂いはさらにインパクト大で、アブラ臭の中でも、云ってみればコールタール系とでも云
えるものでした。湯船の温度は少し高めで気持ちよく、更に奥にある露天では、ちょうど
天気も良くなり、極楽でした。焼石岳温泉ひめかゆ、入浴料500円、9:30-21:00

11月19日(月)
昨日の初雪は朝のうちに消えて、太陽が顔を出したので、一か八かで年最後の土木工事を
決行。先日据え付けたU字溝の間をセメントで埋めて、今まで据え付けたU字溝をとりあ
えず完成形にしておきました。先端は、ダメ元で花壇ブロックと砂利で、U字溝に水を誘
い込むようにしてみました。今晩の最低気温は4℃の予報なので、セメントが固まる前に
凍ることはなさそうですが、でも雨。プロなら端から作業は無理とやらなかったでしょう
が、そこは素人の強みです。これで、越冬。続きは来春の予定です。果たして、春になっ
てどういうことになっているやら。作業後は、大地のエネルギーを取り込むため、買い物
を兼ねて手っ取り早く近場の温泉に出向きました。旧仙北町の温泉、柵の湯。露天はぬる
いし、掛け流しでもないし、消毒薬臭いけど、大きな風呂は気持ちがいいのです。
柵の湯、ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉、pH8.0、
入浴料400円(温泉本で半額)。

11月18日(日)
ついにこの日が今年も来ました。昼過ぎにしぐれたものの、テレビのニュースでは午後、
秋田でも初雪とのこと。その時点ではこれが初雪?という感じでしたが、日暮れ後は気温
が下がり、雪だと確認できるまでになりました。すでに、雪囲いや消雪パイプ、車のタイ
ヤ交換も終わり、ほぼ九割方の冬支度が終わっていますし、昨日には、畑で最後のシシト
ウの収穫を行い、枝を切り落としました。残念ながら、こうなってくるとU字溝の設置工
事は、まだまだ、道半ばですが、残り時間はごくわずかになってしまました。これからは
今まで集めた写真の整理などの事務仕事のほか、あまり出かけることが出来なかった温泉
巡りになりそうです。

11月17日(土)
今朝、お客さんを送迎の際、雲を被った鳥海山はだいぶ裾野まで雪化粧が進んだのが見え
ました。奥羽山脈も、和賀山塊が白くなり始め、栗駒方面も、神室山方面も雪化粧が始ま
っています。まだ山岳部だけですが、紅葉前線とは異なり、一気に下界まで降りて来そう
です。この時期、車で来られるお客様から問合せを頂いていますが、例年、当YHの周り
での初雪は11月15日から20日頃が多いようです。ただ11月中に積もって根雪になることは
少なく、午後には路面の雪もとけることが多く、11時から3時頃までは比較的いつも通り
の走行が可能なようです。ただ4時以降は一気に気温も下がり、路面凍結の可能性もあり
ますので、夕方5時頃までに宿に到着するような予定を組まれた方がいいようです。

11月16日(金)
先日来、温泉の中でも超マニアックな野湯を調べています。もちろんこういう季節ですし
時間的な問題もありますので、デスクワークが中心です。既に秋田、岩手、青森の北東北
三県の野湯については、ある程度形にして、食堂にアルバムとして置いてあります。自分
で入るのには勇気が要りますが、調べていて面白いので、ついつい宮城や山形といった南
東北の野湯まで調べ始めてしまいました。特に宮城県北の鳴子周辺には、たくさんの野湯
ポイントがあるようで、調べても調べきれないほどです。ただ、本当に良い野湯は、ネッ
ト上に場所を公開していないことが多く、それらは実際に足で探す必要があるようです。

11月13日(火)
今日は、珍しく仕事の研修会。前回4月は仙台でしたが、今回は盛岡でした。大曲から盛
岡に行くのには、国道46号線で仙岩峠を越えるルートと、横手・北上を高速で抜けるルー
トの2通りがあります。距離的には、国道46号線で盛岡まで90km。高速を使うと140km
とのこと。朝は集合時間があるので、時間が読める高速を選択。北上までの秋田道は一車
線で、滝のような大雨だったし、新しいタイヤだったこともあってゆっくり気味に走り、
それでも、盛岡には10時半に到着。結果、大曲からETCで2,000円弱の出費となりまし
たが2時間の所要時間。帰りは比較的時間に余裕があったので、46号線で峠超えのルート
を選択。日暮れ後で暗くて、やはり大雨のため、走っている車も峠ではほとんどなく、気
合で走り、田沢湖からは広域農道「みずほの里ロード」を抜けて、大曲に着いたのが夜7
時。雨で下道を比較的ノンビリ走っても、46号線でも2時間と、高速とほぼ同じ所要時間
でした。雪が降ったら峠超えは出来れば避けたいものなので、年内最後の盛岡行きになっ
たかもしれません。

11月11日(日)
本日は長期滞在のお客さんに手伝って頂き、雪囲いの取付け作業を一気に片付けました。
最初に行ったのが、一番手間ひまがかかる玄関前の風除室。例年組み立てに2時間弱かか
りますが、今日はとんとん拍子に進み、30分ほどで完成!さすが人手が多いということは
ありがたいことです。作業時間は2時間と事前に話していたので、ついでに建物の南側の
部屋の雪囲いや、北側の食堂や風呂場の雪囲い、更には消雪パイプの設置まで終わってし
まいました。例年は一人でノンビリ作業するので、ここまでの作業に数日掛けていました
が、今回は半日で終了し、冬支度もこれで95%が完成し、来週日曜に付いたマークも安心
して迎えられそうです。

11月10日(土)
ここ数日は天候が悪く、土木作業も中断していましたが、今日はようやく雨もあがり、久
しぶりの作業となりました。先日U字溝を設置した場所は、塩ビ管が埋まっていたことも
あり、地下に水の通り道が出来てしまって、U字溝の継ぎ目から水が湧いてくるほどでし
た。このため、これをU字溝に入れて、排水するため一工夫。以前、その道のお客さんか
らも聞いていた穴の開いた菅(有孔管)を購入。それをU字溝に直結して、水の入口(出
口)としてみました。昨晩のうちに、有孔菅とU字溝を切断。今朝は、以前埋めたU字溝
を一つ掘り出して、切断したものと交換。その脇に有孔菅を入れ、廻りを砕石で囲んで出
来上がり。その周りも砕石で覆うようにして、一番上に土を乗せて最後に平板を置きまし
た。これを2ヶ所ほど作り、U字溝を2本新しく設置して、今までのところにセメント注
入作業。ここまでで約3時間の作業となりました。今日は排水溝自体の長さは延ばせませ
んでしたが、設置してあるところは、とりあえず完成品となりましたので、あと残りわず
かな時間でどこまで延ばせるか、となってきました。

11月9日(金)
そろそろ雪対策も本格化し、天候が悪い今日はタイヤの交換を行いました。とはいえ、今
年は今までの冬タイヤが寿命となったので、新しいタイヤの調達からです。大曲にある自
動車用品店のチラシでバーゲンのタイヤがあるとのことで行ってみましたが、残念ながら
当YHの車にあうタイヤサイズは安売りの商品にありませんでした。そのため、即買いを
ためらい、8年前にも購入した近くのガソリンスタンドにダメ元で値段を確認。するとG
Sの方が値段が安いのです。都会では通常、GSの商品は値段が高く、GSで物を買うこ
とは稀です。8年前もその点で驚いたのですが、8年経ち、少しは価格競争が進んだかな
と思っていたのですが、まだまだでした。結局ガソリンスタンドで新品タイヤを購入し、
その場で交換となりました。いつもは自宅で自分で交換して、その費用を浮かせるのです
が、今回はそういうわけにはいきませんでした。4〜5年に1度とはいえ、5万近い出費
は痛いですが、これも雪国の必要経費です。でも、これで車の冬支度は終了です。

11月8日(木)
本日は、近くの神社の秋祭りでした。11時から神官の方が来て、30分ほどの「祭り」があ
っさりと終了しました。その後は、神官の方も交えて、お決まりの直来(なおらい)。以
前もそうでしたが、地元の年配の方が大半ですので、秋田弁がまだ今一の私にとっては、
飛び交う会話の内容がわからなくなることも度々。それでも地元の貴重な話を聞くいい機
会になっています。中には、今は少なくなった出稼ぎに出る方がいたり、落穂を狙ってか
ここのところカラスが大量に集まっており、ちょうど実りを迎えている柿が狙われている
などの話とか、興味深く聞かせて頂きました。次の神社のイベントは大晦日の初詣。毎年
お客様を連れて初詣に行くのが当YHのイベントになっています。

11月7日(水)
今日は雨の予報でしたが、午前中は太陽が出るほどで、U字溝の設置の続きをしようかと
思いましたが、西の空が真っ暗で少しすると雨になることが予想されましたので、軽く植
木の雪囲いの取り付けを行いました。植木も大きくなって雪囲いが不要になったものも出
始めており、先日駐輪場に用意しておいた雪囲いをパタパタと立てて、わら縄で固定して
1時間ほど作業すると、急に激しい雨となり、作業中止となりました。一雨降って落ち着
いた頃を見計らって、畑に残るシシトウの収穫となりました。霜が降ると、木が枯れてし
まうので、そろそろ終わりになりそうですが、それでも、まだバケツ半分ほどの収穫とな
りました。11月になり、まだナスも少々ですが収穫でき、食用菊が大量に残っています。
月後半にはねぎの一斉収穫を行って、今年の畑作業も終わりとなります。

11月6日(火)
今日の日中、久しぶりの晴れ間が出て、東の山のほうを見たら秋田駒ケ岳も、家から見て
も白くなったことが確認できるほどになりました。反対側に見える鳥海山も、ガッツリ雪
化粧。だいぶ雪が近づいてきました。 山岳部の観光道路も今月に入り、冬季通行止めが
始まりました。昨日5日からは八幡平アスピーテラインの県境部分と国道342号線の栗駒
山部分が全日通行止規制となり、栗駒山荘の今年の営業が終わりました。明日からは鳥海
ブルーラインも冬季通行止に入ります。これから車で来ようと計画されている方は、事前
にこれ以外の通行規制もご確認のうえ、お越しください。一方、間近に迫る当YHの雪囲
いの取り付けは、次の週末に長期滞在のお客様に手伝ってもらって一気に行う予定です。

11月5日(月)
今日も貴重な雨のない天気で、気合で外作業を行いました。本日の作業は昨日の続きでU
字溝の設置と両側の取り付け。本日U字溝を据え付けた場所は、駐車場と畑を結ぶ通路に
当たるため、今まで両側にブロックを使ってきましたが、ここでは新たに購入した平板を
使ってみました。このため、今日はU字溝3本の設置で時間切れとなりました。素人が初
めて設置した平板ですので、かなり素人臭くなってしまいましたが、それも味と思ってい
ます。この先は片側が畑で、以前アゼ道だった場所とですので、排水面などを考えると、
ブロックを設置するべきか、花壇ブロックにしたほうがいいのか、何もしないで土の壁に
しておいたほうがいいのか、迷っているところです。ここまでで、玄関前からの距離も50
mに延び、ちょうど全長の半分が終わった計算になります。

11月4日(日)
今日は雨がようやく止んだので、あたふたと外作業を行いました。最初に行ったのが、先
日発掘した塩ビ管の撤去作業。予想通り、長さ3.6m(2間:けん)でした。中には大量
の泥が詰まっていましたので、外して泥が落ちても大丈夫なように先端を隣の川に突っ込
み、手前にホースを突っ込んで洗い流しました。その後、ヌカルミと化してしまった塩ビ
管跡に、砂利を多めに敷いて、U字溝を2本設置。本日はここで時間切れとなりました。
今日、明日と辛うじて曇りマークの天気予報ですが、火曜日以降はまた雨混じりの天気が
続くとのことで、明日までにどこまで出来るかという状態のようです。一方で、11月にな
ってしまい、植木や建物の雪囲いなど、近所の家では着実に準備が進んでおり、ちょっと
焦り気味になってきました。

11月3日(土)
この時期、家にいると、時々白鳥の鳴き声が聞こえてきます。上空を飛んでいる場合が多
いのですが、ここ数日、家からすぐの川の方から聞こえてきていました。今日、ちょっと
その川まで様子を見に行きました。残念ながら、川は雨で濁り、白鳥はいませんでしたが
その先の田んぼにいました。ということで、田んぼのあぜ道(車が通れる)に入り、写真
撮影。雪が降って、地面が隠れると畑から姿を消してしまいますので、今の時期と、雪解
けの時期だけの風景です。当YHの近くでは、角館近くの鶯野の玉川と、十文字の皆瀬川
に白鳥飛来地があり、雪の季節には、そこに集まっている姿も見られますし、ご希望の方
には、鶯野の飛来地にワンコインツアーでご案内していますので、予約時にお問合せくだ
さい。

11月2日(金)
今日は朝から雨。昨晩、食用菊の加工を行いましたが、全てを処理するところまでいかず
午前中は、掃除などの日常業務の後、食用菊の加工に追われました。といいながら、昨晩
少し処理できたので、今朝の雨の止んだ一瞬にまた袋2つ分を収穫。これも午前中に処理
して一段落となりました。ナスやシシトウなど、八百屋さんで売っているような「野菜」
は、調理の際にちょっと切るなりすれば使えるので便利ですが、この食用菊や山菜など自
生に近い状態の食材は、食べられるようになるまで、手間がかかってしまいます。それで
も手間はタダの自営業。材料費がタダですので、お客様の喜んで頂く顔を思いながら、せ
っせと作業をしています。

11月1日(木)
今日の午後から激しい雨の予報が出ていたので、今日は急遽、黄色の食用菊の収穫を行い
ました。収穫は簡単ですが、採った後の処理に時間がかかるので、30分の収穫作業でスー
パー袋3つまでにしておきました。先月から収穫してきた食用菊。昨日までにも大量収穫
を行って処理したので、茹で上がりで冷凍庫には5キロほど貯まりました。それでも、一
食30gとすると、160食分にしかなりません。まだ畑には大量に残っていますので、あと
は冷凍庫の収容能力と相談しながらの収穫になりそうです。食用菊の収穫後、昨日設置し
たU字溝の雨対策を簡単に行いました。雨が降ると、昨日発掘した塩ビ管から大量の水が
出てくることが予想され、その水が新たに据え付けたU字溝の脇や下の砂や土を流してし
まう恐れがあったので、気休め程度の導水路を作ってみました。効果があることを期待し
ています。