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【新米ペアレントの営業日誌】

 
2014年

2月28日(金)
本日までに気象予報会社から2014年の桜開花予想が更新されました。2月下旬時点での
各社の予想では、角館の桜の開花は4/25前後となっており、例年(4/24)並みの予想、
寒さが遅くまで続いた去年2013年(4/29)に比べて数日早いとしています。去年は開花
後も寒い日が続き、満開になったのは5/10と連休明けでしたが、例年だと開花から5〜7
日で満開を迎えるため、予想通りの開花なら、満開は5/1前後という計算になり、その
後数日は満開の状態が続くことが多いようです。去年、一昨年と5月連休の後半には桜
が見られず、多くのお客様が残念な思いをしたので、今年こそは是非と、願っています
が相手が自然なだけにどうなることやらです。

2月26日(水)
先日来、温泉巡りが続き、大地からのエネルギーを十分に補充できたので、その間の時
間に確定申告の書類作成を何とか今年も終わらせました。結果は、まぁ、予想の範囲内
で着地。かといって海外旅行が出来るわけでも、贅沢な食事が出来るわけでもなく、爪
に火を点すような生活が続くことになります。税金の申告書類の中に、お知らせとして
4月から領収書の収入印紙は、従来の3万円から5万円以上の領収書にのみ必要になる
と入っていました。こんな小さなYHでも、家族そろって2泊となると3万円を超えて
しまい、領収書を求められると、その都度印紙を貼る必要がありましたので、この税制
改正は大助かりになります。

2月25日(火)
昨日の強食塩泉巡りの2軒目は、能代から南下した森岳温泉。このところテレビでも2
番組で取上げられた温泉地です。昨年には温泉街で最大手級の丸富ホテルが閉館したと
いうことも影響しているのか、街は閑散としていました。日帰り入浴で訪れたのは、森
岳温泉ホテル。入浴料400円。お湯はナトリウム・カルシウム−塩化物泉で源泉58.6℃
pH8.3。成分量も22g/リットルと決して少なくはないのですが、先の船沢温泉が強烈
過ぎて、少し物足りない感じでした。実際のお湯は、加水、加温、循環なれど、消毒あ
りのため、無色透明のお湯だけど、若干の消毒臭がありちょっと残念でした。設備は抜
群ですが、内風呂だけで、いかにもホテルの大浴場といった感じでした。それでも、船
沢が強烈過ぎたので、逆にホッとした感もありました。

2月24日(月)
今日は、海沿いの強食塩泉巡りに出かけました。1軒目は、能代市内にある貴重な天然
温泉、船沢温泉。街からはだいぶ離れた場所にありました。入浴料420円。浴室に入る
と、かなり強めのヨヨウドチンキの匂い。この匂いだけでもご機嫌になりました。更に
茶褐色の湯船に入って、味見をすると、苦味の混じった強烈な塩味。海沿いの温泉には
この手のナトリウム−塩化物塩泉、いわゆる食塩泉は多くありますが、これだけ強烈な
温泉は数少ないようです。源泉は31℃、pH7.4と沸かし直しが必要なお湯ですが、お湯
の濃さは蒸発残留物1リットルあたり35.9gと、海水(同35g)と同程度の濃さ。湯口
には、岩が壷に入っておいてあり、ここには温泉成分の沈着が甚だしい状態。帰って調
べると、ここは秋田県内ではトップの濃度(2番目は北秋田、漣温泉30.2g)だし、青
森(1位はよもぎ温泉35.5g)、岩手(同新安比温泉33g)、山形県(同鶴岡かたくり
温泉34.5g)のどこの温泉よりも濃い温泉で、それが加水、循環、消毒なしの掛け流し
で使われているのは非常に貴重な温泉。実はここ2011年春に一度、閉鎖されたものの、
直後の東日本大震災後で、被災者の入浴のため再開して、リニューアルしたという話。
こんな温泉が近くにあったら、度々入りに行きそうなご機嫌な温泉でした。今年の一押
し温泉の候補です。

2月23日(日)
2月も後半戦となり、未だ雪が降ることが続いていますが、それでも積雪が増えるとい
うこともだいぶ少なくなり、昼間に少しずつ太陽も顔を出すようになって、降った雪が
その日のうちにとけるということを繰り返すようになって来ました。それでもまだ建物
の周りには1mを超える雪が残っており、外での作業も出来ず、長期滞在のお客様がい
ない貴重な時期ですので、もう少しの間、温泉巡りなどと考えています。暖かい時期で
すと、そうした際には夜中に戻ってくることも可能ですが、峠超えのルートだとまだ凍
結の恐れもあるので、横手盆地には日暮れ前に戻ってくるようには心がけています。当
分の間、温泉レポートが多くなるかと思います。

2月22日(土)
昨日の温泉巡りの2湯目は小安峡温泉の皆瀬休養施設。小安峡温泉郷には何ヶ所か日帰
り入浴できる施設がありますが、共同浴場を除くと公共の施設はここだけ。ここには25
mの温水プール(別料金)もある立派な施設。浴槽は大浴場ひとつのみで、合宿所の浴
室といった感じ。お湯はナトリウム−塩化物・硫酸塩泉で源泉85.9℃、pH8.4の弱ア
ルカリ。無色透明で無味だが、硫酸ナトリウム(芒硝)の粉っぽい匂いが浴室内に充満
していました。加水あり、加温なし、循環なし、消毒ありで掛け流しで使用。利用者が
少ないためか、お湯の状態がかなり良かったようです。でも、この程度の施設で入浴料
510円は高すぎです。

2月21日(金)
今日は気分転換に午後から近場の温泉めぐりに出掛けました。最初の目的地は湯沢市院
内のリフレッシュ交流センターのほっと館。ここは駅から歩いても行ける県内でも貴重
な温泉で、源泉は国道13号線をはさんだ奥にある評判の良い湯ノ沢温泉からの引き湯と
の話だったので是非入ってみたかった温泉です。入浴料400円を払い入ると、浴槽は大
浴槽(温泉槽)ジェットバス(沸かし湯)とサウナ。お湯は源泉40.1℃、pH9.3のア
ルカリ性単純温泉。無色透明で無味、消毒臭。一応源泉掛け流しを謳っています。加水
なし、加温あり、循環あり、消毒ありで、銭湯といった感じでした。湯船から線路が見
えるため、鉄道マニアの方にお話してみるのは良さそうでした。

2月20日(木)
今朝、先週から滞在頂いた雪かきヘルパーさんが出発となりました。お客様の少ない雪
の時期でしたので、お願いした仕事はほとんどが雪かきになってしまいましたが、何よ
りも怪我なく送り出せたことに安堵しています。畑作業などでしたら怪我も限られてい
ますが、雪が相手となると多くの事故が起きていますので、自分はまだしもお客様を怪
我させる訳にはいきません。作業は細心の注意を払いましたし、ハードワークを予想し
て来られた際にはちょっと物足りなかったかもしれません。もう少しすれば雪もなくな
り4月には畑作業が始まります。今年は昨年末に建物裏にコンクリートを入れたので、
その沿いにU字溝を入れる工事もいずれかのタイミングで行う予定ですので、これから
来て頂ける方がいれば、そんなこともお手伝い頂くことになりそうです。

2月19日(水)
今回の雪かきヘルパーさんは明日出発となるため、作業は今日が最終日。来られる際に
希望していた屋根の雪下ろしをようやく本日行いました。とはいっても、屋根の上は積
雪30cmほど。積み上がった部分も1mあるかないかと、通常なら屋根に上がらない程度
の雪ですが、体験雪下ろしには丁度いい量でした。最後は風が抜ける場所で地吹雪状態
になり、作業どころではなくなりましたが、2時間弱の作業で両屋根の雪下ろしがほぼ
終りました。作業後は、落とした雪の雪均し。これもいつもなら一人で車が通れるまで
にするのに、数時間かかるのですが、人力が倍で、雪の量も少なかったため、30分ほど
で駐車場が開通。車が出せる状態になりましたので、恒例の温泉ツアー。今日は大森の
さくら荘に行きました。源泉掛け流しとの話で行ってみたら、以前よりもお湯がよくな
っていたような気がしました。

2月18日(火)
今日は昨日の雪かきの休養と、食堂のパンフレット収集で田沢湖方面に出かけ、ついで
に温泉ツアーとなりました。目指したのは乳頭温泉郷の休暇村。乳頭温泉郷7湯のうち
まだ入っていなかった温泉です。入浴料500円払って3階の大浴場に。ここは高原の湯
と乳頭の湯の2種類のお湯があります。高原の湯は、田沢湖高原の源泉を引き湯したも
ので、単純硫黄泉、pH5.1、源泉59℃、温泉卵の匂いのお湯で薄白濁で多数の沈殿物と
湯元のアルバこまくさと同じお湯。これが内風呂(小)と露天風呂に使われています。
もう一つの乳頭の湯がここの自家源泉。ナトリウム-炭酸水素塩泉で源泉53℃、薄茶褐
色濁のお湯で少し鉄(泥?)臭い感じのお湯。いずれのお湯も、加温、循環、消毒はな
しの掛け流しでの使用ですが、残念ながら加水あり。特に高原の湯はだいぶ薄まった感
じを受けてしまいました。この降雪期に結構多くの入浴客が来ていてビックリでした。

2月17日(月)
土日曜は他のお客さんが来る予定でしたので、実質オフになっていた雪かきヘルパーさ
ん。週明けになり、今日からまた稼動開始となりました。先週末の続きで、今日はもう
一方の屋根の雪きり。地面と屋根の間の雪は、既に一部氷となっており、まず柔らかな
表面の雪を崩して、最後に屋根との接合部を鉄のスコップで切断。すると、屋根の雪が
一気に落ちてきました。これは予想の範囲でしたので、辛くも逃げ切り、埋もれたのは
スコップだけでしたが、もうちょっとで、危なかったっす。さすがにその作業は、ヘル
パーさんにやって頂く訳には行きませんので、私がやりました。1時間ちょっとの作業
でこちらの屋根も決着つきましたので、残りの時間で、他に積み上がった雪山の雪均し
をお願いしました。なんだかんだで本日も2時間ほどの作業で無事終了となりました。

2月16日(日)
今回の都会の大雪では、テレビの映像で住民の方がスコップなどで道路の雪かきをして
いる光景をよく見ます。こちら雪国では、道路の除雪は行政の仕事で、特にここ大曲で
は夜中12時に路面に10cmの積雪があれば、除雪車が市内一斉に出動することになってい
ます。その際、主に出動するのは「除雪ドーザー」という雪を寄せる重機です。これは
効率がいい代わりに、雪を道端に寄せたり積み上げたりするだけですので、運転手のセ
ンスによっては、道路の幅が狭いままだったりします。街中では車の通行の邪魔に寄せ
た雪がなりますので、その後排雪作業が行われますが、その際出動するのが「ロータリ
ー式除雪車」でそれでダンプに雪を積んで捨てに行きます。YHの周りのような田園地
帯では、このロータリー車がそのまま雪を田んぼなどの空き地に飛ばしてくれ、狭い道
路が一気に広くなり、その切断面も綺麗なものです。先日、久しぶりに当YHの前の路
もこのロータリー車が来て、道幅が広くなりました。

2月15日(土)
今日から横手のかまくら祭り本番。今年は週末に当たってカレンダー的にも悪くなかっ
たので、ちらほらと当YHにも予約が入っていました。ご存知の通り、関東や山梨で大
雪になり、東北では福島県から宮城県周辺で激しい降雪で、交通機関の麻痺も広い地域
で発生し、その影響で大半のお客様の予約が当日キャンセルとなってしまいました。無
事に到着されたお客様も予定が大幅に狂ってしまったようです。この時期の冬祭りは、
来て頂ければ、非日常的な光景を多く経験できる面白いものなのですが、そもそも来る
のが物理的にも精神的にも一番しんどいのは確かです。それがとても残念です。都会で
今回の大雪で苦労されている方も、雪を侮らないでくれぐれもお気をつけてください。

2月14日(金)
昨日、今年最初のボランティアヘルパー希望の方が来てくれました。今の時期はそんな
にお客様も多くありませんので、YHの宿泊業としての手伝いはほとんど必要としませ
んが、その代わり雪かきの仕事は大量にあり、今回の方は雪かきボランティアになりそ
うです。初日の仕事として、駐輪場奥の地面と屋根の雪がつながってしまった場所があ
って、これ以上降ったら屋根の雪が落ちず、積るばかりで建物崩壊につながります。今
回は地面の雪を削って、屋根からの雪を落とす仕事。作業は2時間ほどで屋根の雪との
切り離しが出来、いずれ気温上昇で勝手に屋根の雪が落ちるような状況に出来ました。
作業後は、近くのあったか山に出向き、汗を流して本日の作業は終了となりました。た
ぶん一人で作業をしたら、2、3日必要だったことと思いますので、大助かりとなりま
した。

2月13日(木)
今日は角館の冬の祭り、火振りかまくらが行われました。たまたまお客様が少なかった
ので、来られたお客様を誘って、夕食後に急遽ツアーとなりました。今日の火振りかま
くらは観光客向けのもので、武家屋敷通り近くの桧木内川沿いの駐車場が会場となって
います。19時過ぎに到着し、2回戦目の火振りに間に合いました。以前は無料だった体
験は500円(御札付き)と有料になっていました。飛び入り参加も可能です。20時から
は脇の河川敷から花火が上がり、その下で廻る火振りは絵になるものでした。外国人観
光客や多くのカメラマンがいましたが、駐車場は比較的余裕があり、遅い時間なら車で
行くことも可能なようです。ちなみに火をつけたワラ籠を振舞わすのですが、回してい
る間には、ゴーゴーと音がしますが、これは体験した方のみが味わえる醍醐味です。

2月12日(水)
先日、角館に出かけた際、時間に比較的余裕があったので、往復の道中で時間を見なが
ら秋田新幹線をカメラで狙ってみました。来月の時刻改正で旧型の秋田新幹線こまちの
車両が全て新型に置き換わりますので、旧型が来てもいいなと思いながらでした。でも
来る新幹線の全てが新型車両で、ちょっと残念でした。今回の狙いは雪原の上を雪煙を
上げて走る姿を捉えること。在来線を使用した新幹線ですので、時速300kmとかは出て
いませんでしたが、それでも写真で撮るのには十分に早いスピード。撮れた写真は今一
納得のものとはいきませんでしたので、また機会があれば狙ってみようと思います。一
方、旧型がなくなるさい、いつものように最終日前後にカメラマンが殺到することと思
われますが、今の時分なら余裕で撮れますので、お早めに。

2月11日(火)
今度の週末は、秋田の冬祭りのピーク。横手のかまくら祭りをはじめ、六郷竹うちや角
館の火振りかまくら、太田の火祭りなど多くの祭りが開催される予定です。一方、天気
予報では、15日(土)は大荒れの天気予報が今の時点で出ており、来られるお客様が無
事に到着できるか、少し心配になって来ました。春から秋に掛けての時期には、来られ
るお客様の多くが車かバイクで来られますが、雪の今の時期、どうしても鉄道で来られ
る方が多く、天候悪化に伴う鉄道の運休、遅延は大きく影響します。今回来られる予定
のお客様の多くが、横手のかまくら祭りにまず行って、夜遅くチェックインの予定にな
っています。当YHは到着が遅れるだろうことは予想の範囲内ですし、電車が運休の際
には横手までピックアップに行くことも視野に入れています。むしろ心配なのが客様が
横手に無事にたどり着くかどうかや、到着が遅れて、かまくら祭りを楽しめるだけの時
間がとれるかどうかが心配です。来られる予定の方は出来るだけ早めの行動を心がけて
ください。

2月10日(月)
週末の関東の大雪。一日で30cm近くの降雪と云えば、こちら雪国秋田でも気合の入った
降り方になります。実家の埼玉に連絡をしたら、降った雪に加えて、屋根から落ちた雪
が家の周りに溜まって捨て場がなくなったとのこと。一応は住宅密集地ですので、隣の
家との間もなく、そこに屋根から雪が落ちてくれば、どうなるかは秋田での経験で想像
は簡単なことです。そのため実家では、雪を消すためにお湯を掛けてみたりいろいろ格
闘しているとのことでした。時間が経てば消えてなくなる雪。当YHの周りのように場
所に余裕があれば、そのまま放置できますし、こちらでは雪をとかす仕組みもあり、当
然のこととして降る雪には万全の準備をしていますから、そんなに不便はありませんが
都会では、後々まで大変なことでしょう。今度の春に都会では、植木が折れたなどとい
うことが多く発覚することでしょう。

2月9日(日)
週末のお客様も出発して一段落。今回は雪の季節でしたが、来られた車が3台もあり、
屋根からの落雪の恐れもあったので、車を止める場所も慎重に選ぶ必要がありました。
お客様が出発して、気温が上がったため、夕方には予想通り駐輪場の屋根からも雪が落
ちてホッとしました。昨日の朝の最低気温が−12℃まで下がり、盛岡に居たお客様の車
のウインドウオッシゃー液が凍結して、出発前に解凍作業するという珍事が発生しまし
た。珍事としたのは、当YHの車を含めて北国の車は、液を薄めずに原液で使うことが
普通で、当YHの車も今まで凍結したことはありませんでした。これから車で来られよ
うと計画している方は、こんなことにもご注意ください。特にこれから雪がとける時間
が増えれば、路面はびちゃびちゃで、走行中に何度も窓を洗う必要がありますので、液
が出ないというのは大問題になります。

2月8日(土)
今日は大館あめっこ市、男鹿なまはげ柴灯祭り、湯沢犬っこ祭りが開催され、冬祭りの
最初の山場が来ている秋田県です。一方、テレビでは関東を中心とした大雪で大騒ぎに
なっているようです。都会の方からは、雪国の人が見たらこの程度の雪で、と云ってい
るようですし、雪国の方から見れば、その程度の雪で、との声も聞こえそうですが、雪
国ではそれなりの準備をしてきていますし、雪かきスコップなどの装備もあります。一
方都会では、年に数度あるかないかの雪にお金はかけられないということもあり、準備
はまるでなし。そのため、降った時の騒ぎは致し方ないことです。精々出来ることは、
不要な外出は控えるということくらいでしょう。人も多いし、歩くことが多い都会では
けが人も雪国と比べて桁違いに多いようです。

2月7日(金)
今日は角館の観光に出向いてみました。いつもはお客様に説明するばかりですが、たま
には現場を見て確認の必要もあります。桧木内川沿いの駐車場に車を止め、目的地の武
家屋敷の石黒家に向かいました。入館料は300円。入るとガイドの方が5分ほど建物内
部を案内してくれます。屋敷の奥にはまだ石黒さんが居住しているため、見学できるの
は入口から少しの部屋と、奥の土間、土蔵群などだけですが、当時の武家屋敷の趣を残
している貴重な建物です。30分ほどで見学を終えて出ると、冬語りの呼び込みがあり、
ついでだからと岩橋家に向かいました。12月から3月までの金、土、日曜に無料で開催
されるもので、地元のガイドさんが秋田弁でいろいろ聞かせてくれるもの。本気の秋田
弁だとほとんど理解不能になりますので、かなり標準語が混じった話ですが、一般の観
光客には人気のイベントです。

2月6日(木)
今日は秋田まで出掛け、20年以上ぶりにアイススケートに挑戦してきました。私が居た
埼玉では、スケートは冬の遊び場の定番でしたが、秋田ではやはりスキーがメジャーだ
からなのでしょうか、平日だからなのか、ガラガラでした。料金は滑走料と貸し靴代合
わせて1,000円。1時間ほどよたよたして、慣れてきた頃に豪快に転倒。次にやる機会
があれば、ヘルメットをつけましょう。オリンピックも開幕間近だし、せっかくの冬を
なかなか楽しめない秋田県では、数少ない手軽なレジャーの一つのようです。

2月5日(水)
大曲ユースホステルは、今度の3月で開所10年目に突入します。始めて2年目頃からお
客様用に揃え始めた近場の観光パンフレットですが、最近見たら、古いものが一部あっ
たりしました。情報は集めるのも大切だし、その中から取捨選択も大切ですが、一番な
のは、情報の鮮度。今回、時間的に余裕があるので、思い切って総入れ替えを行うこと
にしました。今日は新しいパンフレットの調達のため、大曲、角館、六郷周辺を廻って
みました。一部のパンフレットは、その後なくなって増刷もされず、いいものに限って
(予想通り?!)一度きりのものもあったりして、とても残念です。なかなか使い勝手
のよいパンフレットというのは限られているものです。

2月4日(火)
この時期、気温が下がると、雪の表面が凍って、雪の上を歩けるようになります。こち
らでは、「かた雪渡り」とも言うようです。今日は雪均しの合間に、3ヶ月ぶりに駐車
場脇の畑に入ってみました。畑は手付けずで1m超の積雪。ずぼっといくかと思ったら
しっかり硬くなってて、10cmももぐりません。ついでに懸案の駐輪場裏を偵察。一部屋
根の雪が地面につながっていましたが、そんな大量ではないので、このまま放置で大丈
夫そうです。去年は、これを放置したため、窓ガラスが割れてしまいましたが、今回の
雪の前に雪囲いをつけたので、大丈夫でしょう。玄関前には、かた雪渡りをしたものが
いたようですが、誰でしょう?!足跡はしっかり残っていました。

2月3日(月)
今日は、2週間ぶりに本格的に屋根に上がりました。積雪量は大したことはありません
でしたが、これから気温が急低下する予報が出ており、そうなると凍って始末が悪くな
ります。更に週末以降の冬祭り中は忙しくて、屋根に登っていられないので、暇で気温
が上がっていた今のうちにと、予防的な雪下ろしとなりました。シャーベット状の雪だ
ったこともあり、2時間ほどで屋根の上は終わりました。落とした雪は今回、4つの山
になっていました。そのうち落としたのは3つ。もう一つは、勝手に一昨日の晩、納屋
の屋根から勝手に落ちてきた分。夕方からはこの落とした雪の処理に着手。この苦労も
あと一ヶ月です。

2月2日(日)
例年、一年で最初の温泉は、三が日に近場の温泉にお客様と出かけるのですが、今年は
タイミングが合いませんでした。その後先月中旬に近場の温泉で今年初温泉をこっそり
と楽しんできました。出かけたのは大仙市内協和にある四季の湯。前回入浴したのは。
もう5年以上前になるし、その際に写真が撮れなかった事もあって、今回出向いてみま
した。入浴料400円を支払って入浴。風呂場は大浴場と水風呂、サウナがあります。お
湯は無色透明、無臭のカルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉で源泉は45.2℃、pH8.7のア
ルカリ性。加水はないものの、加温、循環、消毒ありで非常にクセのないお湯になって
いました。

2月1日(土)
今日から2月。秋田では2月は小正月の行事が来週末から目白押しになります。8日か
らは男鹿のなまはげ柴灯まつり、大館アメッコ市と湯沢犬っこ祭りがあります。10日に
は刈和野の大綱引き、西木の紙風船上げがあり、11日は大仙で川を渡る梵天。13日から
は角館の火振りかまくら、15日からは横手のかまくら祭り、六郷竹うち、太田火祭りと
続きます。これらの祭りは大半が夜の祭りになりますので、来られる方は当YHで夕食
をとらずに現地で地元の味を楽しむことをお勧めします。また寒さと降雪が予想されま
すので、それなりの格好でお越しください。特に足元が悪い場所が多いと思います。複
数日で冬祭りをハシゴされる予定の方は、昼間には酒蔵開放があったりしますので、予
約時にでもご相談ください。

1月31日(金)
先日の湯田温泉ツアーの2軒目は、国道から少し離れたところにある沢内バーデン。す
ぐ隣には志賀来スキー場があります。入浴料300円を払って風呂場に。内風呂が3つと
源泉サウナ、露天風呂があります。お湯は無色透明、無臭のクセのないお湯でカルシウ
ム・ナトリウム−硫酸塩泉でpH8.4、源泉は60.4度のお湯は加水、加温なしの掛け流し
で使用されています。露天風呂は冬季ということもあり、木製の蓋が閉まっており、一
部入れるように開けてはありましたが、今回はパス。内風呂の浴槽も、3つのうちジェ
ットバスと気泡バスになるだろう浴槽がありましたが、いずれもお湯が張ってあるだけ
でした。見晴らしもよく、広い湯船で非常にいい風呂でした。

1月30日(木)
先日、インターネット契約をしているNTTぷららから光ケーブル導入の案内があり、
いずれと思っていましたし、今まで怪しげな代理店から数十回の電話があり、迷惑して
いたので、いい機会と電話回線を光回線にすることにして、本日工事がありました。積
雪もあり心配していましたが、工事は2時間ほどで終了し、当YHのネット回線も含め
て光回線となりました。今まで複数のお客様が無線LANを同時に使うと、速度が遅く
なるということがありましたが、これでその心配もなくなりそうです。試しに観光協会
のパンフレットをダウンロードしてみると、あっという間というところまでは行かない
までも、今までよりもかなり早くなってストレスを感じない程度になっていました。

1月29日(水)
毎年この時期、当YHのある藤木の集落では、梵天(ぼんでん)が八幡神社に奉納する
前に家々を廻り、厄払いをする行事があり、本日、当YHにも梵天が来ました。梵天は
その年に42歳の厄年の男たちが神社に奉納するもので、今年は7名の方が県内、県外か
ら帰ってきて参加されていました。この梵天奉納の習慣があるのは、秋田市の一部と、
大曲、横手の一部で、六郷や角館といった近隣の町ではありません。来月の横手のかま
くら祭りの2日目には、かまくら館前でこの梵天のコンテストが毎年開催され、県内の
他、岩手や宮城の一部でも開催されている梵天が終結します。毎年書いていますが、こ
うした地元の郷土の風習をお客様には本当は見て頂きたいのですが、なにぶん宗教色の
ある行事のため、週末とか連休に行うわけにはいかず、残念に思っています。

1月28日(火)
今日は雪の処理も一段落したし、路面の雪も多くなさそうだったので思い切って岩手県
の温泉巡りに出掛けました。降雪が落ち着いているとはいえ、奥羽山脈を横切りますの
で、目指したのは近めの湯田。最初に入浴したのはほっとゆだ駅から山に入った処にあ
る湯川温泉郷の一番奥、高繁旅館。湯治の看板も出ている温泉宿で平日でしたが入浴客
がパラパラとありました。入浴料300円を支払って風呂場に。風呂は大浴場の他に別な
場所に黄金風呂がありましたが、今日は大浴場に。湯船は25mプールのような大きな内
風呂が一つと源泉サウナ、広めの露天風呂とその脇には箱蒸し風呂が一つありました。
お湯は自家源泉の76.6℃、pH7.7のナトリウム−塩化物・硫酸塩泉で無色透明、無味無
臭と非常にクセのない、さっぱりしたお湯でした。浴室は広い窓で雪を見ながらの大き
な風呂に明るい時間にノンビリは入れるのは、田舎では数少ない贅沢です。

1月27日(月)
先日24日、2014年最初の桜の開花予想がウエザーマップ社から発表になりました。東北
北海道地域の予想は2月に入ってからになりますので、予想はありませんでしたが、関
東以南の開花予想は平年より若干早めのものになっているようです。こちら秋田県でも
気温が上昇してきた先週は3月上旬の気候になったりもしています。今冬は降雪が11月
の早い時期からあり、1月に集中していたこともあり、積雪量は多めです。でも今まで
早い時期に積雪が多いと、2月の雪が少なく、そうなると雪どけも早いため桜の開花も
平年よりも早いことが度々ありました。もちろんこれからの2月、3月の積雪や気温の
状況が大きく影響することになりますが、そう考えると、去年、一昨年の桜は遅めの開
花となっていましたので、もしかしたら今年、2014年の角館の桜は平年並みか少し早め
(平年は開花4/24、満開4/29)になるかもしれません、とまだ雪が真っ盛りの時期に期
待を込めて考えてみました。

1月26日(日)
昨日、今日は降雪もあまりありませんでしたが、2階屋根から落ちた雪をとかすために
当YHでは消雪パイプを稼動させました。折角水を出すのだからと、2階の屋根の客室
窓の際に落ちてきた雪を屋根に上がって落とし、大雪が降らなければ当面大丈夫な状態
にしたり、駐輪場奥の落ちた雪の山を崩したりと、暇を見ては雪と格闘することとなり
ました。建物裏の北側の落ちた雪もかなりの量がありましたが、この冬に入る寸前にコ
ンクリート敷設工事を強行して、消雪パイプの水が有効的に出だせるようになり、最高
積雪172cmまであった今冬でも、先日大工さんが雪を落とした際に風呂場裏の浄化槽の
上の雪を均した程度で、その奥、厨房や食堂裏の場所は今年、まだ雪の処理をしないで
済んでおり、非常に助かっています。いずれ余裕が出来たら、駐輪場裏の空き地にもコ
ンクリートを入れられると、もっと楽が出来るなと、考えています。

1月25日(土)
1月になってから最高気温が1℃を超える日がほとんどなかったのですが、昨日からよ
うやく気温も少しは上がり始め、懸案だった2階の屋根の雪が今日、一斉に落下しまし
た。これまで軒下に大きな雪屁(せっぴ、秋田弁ではマブ)が出来てしまい、重さで軒
が折れる懸念があり、2階の窓から手を伸ばして届く範囲で突っついたりしましたが、
あまり効果がありませんでした。今日、この雪屁も含めて屋根から雪が落ち、ようやく
屋根の雪の心配も少なくなりました。ただ、落ちた際に北側では1階厨房の換気扇の外
カバーを2つ破壊してしまい、雪が一段落したら修理が必要になりました。また南側は
いつも雪下ろしをしている場所に大量に落ちましたので、2月の雪に備えて、気温と降
雪状態、体調などと相談して、いずれかのタイミングで屋根に上がる必要がありそうで
す。

1月24日(金)
先日お泊りのお客様、聞けば発酵文化に興味があって横手にお越しになったとのこと。
冬場に雪で閉ざされて田畑の収穫もなく、秋までに収穫したものを長期保存する必要性
や日本酒の醸造技術が昔からある秋田県には、多くの発酵食物があります。以前から県
南の横手を中心にその発酵文化を研究し広めていこうという動きも出ており、発酵文化
研究所なども出来ているようですし、大曲には日本でも有数の菌屋(通称もやし屋)が
あったりします。今回のお客様は、酒蔵巡りの途中で麹屋も巡っているとのことだった
ので、飯詰の駅前に味噌醤油店があり、この周辺には多くのこうした店があるとお話を
したところ、非常に興味をもたれたようです。吹雪の中、歩いてこうした店を巡ってき
たお客様には脱帽でした。

1月23日(木)
秋田にはいろいろな郷土料理があり、テレビでも時々取上げられています。先日、珍し
くその中であまり見かけない「あさづけ」なるものがあったので購入してきました。地
域によっては、「粉なます」などとも呼ばれているようで、あさづけといっても漬け物
ではなく、米のデザートです。うるち米をすり鉢などで潰し、とろ火で透明になるまで
練るように煮て、冷やした後に砂糖と酢を加えたもので、甘酸っぱい不思議な味です。
たぶん冷やした後に砂糖を加えるからなのでしょうか、甘さの他に粉っぽさを感じてし
まいました。寒い冬だからなのでしょうか、正直あまり食が進みませんでしたが、暑い
夏のおやつなどには美味しいのでしょう。昔は砂糖は贅沢品。それをどこにでもある米
と一緒にしてお茶請けにしたのは、やはりこれも県南の郷土料理である豆腐カステラと
同じ発想です。

1月22日(水)
昨日までに屋根の雪も一段落し、あとは2階の屋根から落ちてくるのを待つばかりとな
りましたので、今日は久しぶりに秋田まで足を延ばしてみました。所用を幾つか済ませ
る間に昼食をとりましたが、珍しく秋田でラーメンを食べてみました。入った店は土崎
の国道7号線沿いにある「つけ麺開拓社」。ここの売りは伊勢えびで出汁をとった伊勢
えびつけ麺。大曲周辺のつけ麺がかなりコッテリスープなので、他はどうだろうと思っ
ていましたが、ここも比較的濃厚で、そのつけ汁も焼いた石鍋でぐつぐつ状態で出てき
ました。非常に美味しく、最後まで温かいつけ麺を頂きましたが、味は旨みよりも塩味
のほうが少し強かったかなという感じでした。伊勢えびつけ麺820円、大盛りは無料。

1月21日(火)
今日も朝から昨日落としてもらった雪の処理。日中に陽が出ていたこともあり、駐輪場
の屋根や玄関前に残っていた屋根の雪が一気に滑り落ち、凄い音を立てていました。落
ちてくることは、期待を含めて予想していましたので、昨日から落ちるだろう場所を優
先的に雪消しをしてきましたので、綺麗に落ちきってくれ、だいぶ助かりました。とは
いえ、昨日落とした雪も、まだ風呂場裏に大きな山もあり、これらを消すのにはまだ数
日かかりそうです。これをやってしまわないと、次に落ちてこられないので、あまりノ
ンビリというわけにはいきません。また駐輪場裏の雪は屋根につながりかけているので
ここも近いうちに処理する必要がありそうで、まだ当分雪との格闘が続きそうです。

1月20日(月)
先週依頼していた大工さんが、本日ようやく屋根の雪下ろしに来てくれました。いつも
なら来るなら朝9時頃なのですが、今日は10時半。聞けば、既に一軒終わらせて来たと
のこと。何でも今日は当YHを含めて4軒の雪下ろしをやる予定とのことで、まとまっ
た降雪で一気に需要が高まっているようです。まず、駐輪場入口の屋根の雪下ろしを行
い、次に母屋玄関前と風呂場の屋根に引っかかった雪の処理。最後に西側奥の屋根と昨
年軒が折れた駐輪場付近の屋根と、特に軒が折れない程度に軒先の雪の塊を落としても
らい、応急処理は終わりました。近くでは雪の重みで、今年も軒が折れる事故が何ヶ所
か発生してしまっているので、これで一安心です。2時過ぎに大工さんが次の現場に向
かい、残った仕事は落とした雪の処理。街中ではそこまで業者がやるのですが、当YH
の場合は敷地に余裕があるのと、費用の削減から、落とすところまの発注です。消雪パ
イプの放水でとけやすくするため、均す作業を雪の具合と体力と相談しながら、昼夜な
く行います。

1月19日(日)
今日は久しぶりに買出しに出ました。お客様の少ない今の時期、ガソリン代と時間を削
減するだけでなく、不要な運転で雪道での事故を避けるには、運転回数を減らすのが一
番だからです。街は一部排雪が行われていますが、道路両脇には2mを超える雪の壁が
出来上がっており、店舗の駐車場や路地から出てくる車は非常に見えにくくなっていま
す。また大規模店舗の駐車場の半分はいつものように雪捨て場になっており、数mの雪
山がそここに点在しています。それでも太陽が出れば、車通りの多い路では路面が出て
きて、走りやすくなります。この雪の多い時期もあと1ヶ月程度かなと。それまでの間
にあと何度、屋根の雪下ろしが必要かと、ついつい考えてしまいます。正月とそれ以前
に来られたお客様の中には、思ったより雪が少ない、と思われた方がいらっしゃったよ
うですが、今時分が一番雪が多い時期ですので、もう一度来てみてください。

1月18日(土)
一応、当YHは冬季も営業しています。平日はさておき、週末にはお客様が飛び込みで
来られる可能性がありますので、屋根の雪下ろしは避けるようにしています。2月下旬
までは雪との格闘が続く可能性がありますので、来られるお客様は出来れば、前日まで
にご連絡頂けると、非常に助かりますし、屋根の雪下ろし当日には、事前にご連絡ない
場合は、車が出せないこともあるので、駅までの送迎が出来ないこともあります。さて
そういうわけで、今日は、週初に依頼した大工さんが雪下ろしにまだ来ませんでしたの
で、週明け来てもいいように、屋根の下の雪の処理を行いました。さすがに連日、スコ
ップを持っての作業ですので、疲労も溜まってきているので、体力と相談しながら、必
要な場所を少しずつ確保するにとどまりました。当YHの周りの多くの家では、週末と
いうことで、関係者の方が屋根の雪下ろしをしに来ていたようで、そここで盛大に雪下
ろしが行われていました。日中陽が出ていたこともあり、夜中、駐輪場の屋根の雪が一
気に「走り」、奥の駐車場の半分が雪で埋まりました。

1月16日(木)
昨日お休みしたので、今日は改めて今季4回目の屋根の雪下ろし作業を行いました。今
日は東側と西側の窓周辺の雪の塊の除去が目的。東側は今季既に何度か行っていたので
比較的すんなりと進みましたが、問題は西側の屋根。今までのツケもあり高さは2mを
超えていました。南側の軒の雪を落としたかったのですが、どうしても滑りそうだった
ので泣く泣く出来る範囲にとどめました。それでもやらないよりかはましかなと。昨日
綺麗になった地面の通路には、また雪の山が出来上がりました。今回は西側の屋根の雪
が多かったため、落とした雪山も頂上が2つ出来、いつもより駐輪場側に長い雪山にな
りました。体力に余裕があればもう一日、とも考えますが、近々大工さんが来て雪下ろ
しをして頂く予定ですので、他の場所で屋根から落とす場所を事前に作っておく必要も
出てきており、その作業も同時に行わなくてはならないようです。

1月15日(水)
今朝はようやく太陽が顔を出す時間が続きました。昨日の今日で屋根に登る無理をする
と一昨年のように落ちる危険が高くなることもあり、今日は落とした雪の処理に専念し
ました。夜までまた崩しては均してとかす作業を繰り返すこと5度、ようやく駐車場開
通となりました。それでも駐輪場の屋根や落とせない屋根の雪がかなりの量になってし
まっていたので、いつもの大工さんに屋根の雪下ろしを今日、発注しました。聞けば、
早くて4〜5日待ちとのこと。今週末も寒波が予想されているので、大丈夫かどうか、
少し心配です。隣の横手では、スーパーが雪の重さで屋根が落ちたとか、雪下ろしが後
回しになる自治会館が数件潰れたなどのニュースもあり、業者も2週間待ちになってい
るとのこと。無理のない程度に、出来ることはしないといけないようです。雪かきボラ
ンティア随時募集中!雪が欲しい方は着払いにて送ります。注文はダンプ1台分からで
すが。

1月14日(火)
今朝9時の積雪は172cmまで来ました。屋根に上がってみると、先週雪下ろしをした場
所ですら、先週の時の倍ほどの積雪が既に出来上がっており、先週サボってしまった西
側の屋根には2mを越える高い雪山が出来上がってしまい、ビックリしました。このた
め、先週降ろした時の状態にするまでに1時間、更にすぐに2階屋根から雪が落ちてき
ても客室の窓ガラスを割らないように落ちる場所を確保するまでに2時間の作業となり
ました。それでも、まだ応急処置的な状態ですので、明日以降すぐに追加の雪下ろしが
必要なようです。屋根に連続であがったことは今まで少なく、また落とした雪の処理も
あるので、程ほどの状態で作業は終わらせましたが、今回は量が多かったせいか、最後
には両腕がつるというオマケ付きでした。ちなみに夕方のニュースでは今年の降雪は例
年の3倍とのこと。少しでも太陽が出てくれれば、屋根から落ちるのですが、連日の降
雪は問題ありです。

1月13日(月)
週末の寒波は月曜日も続き、昨日は落ちたまとまった雪が2階屋根から落ちて家が揺れ
ました。慌てて外から見ると、それでも落ちた量はまだ1/3程度で、残りが落ちる場所
を作ってやる必要が出てきました。さて、今日はポストにあった電気代の請求書を見て
びっくり。金額が1ヶ月では過去最高になっていたのです。期間は先月10日からの分。
年末年始のお客様はあったものの、長期滞在のお客様がいた訳でもなく、何故だ?と詳
しく見てみると、使用電気量は昨年よりも5%程度減っているのに、料金は去年の同じ
時期と比べて12%程度増えていました。やはりこれが電気料金が昨年9月から値上がり
した影響です。先月までは請求金額が小さかったので気にはなりませんでしたが、当Y
Hの場合、最大電力消費期は冬です。風邪を引いたり、火事になるよりはましですので
電気で暖を採る事務室にしてありますが、これから少し厚着をしようなどと考えてしま
います。

1月12日(日)
今日も一日、雪。玄関の軒には、屋根の雪がぶら下がってしまいました。玄関前の積雪
計は残り40cmまで来ました。雪のない時期に来た方には、これが埋まるほどの雪と説明
しましたが、あまり信じて頂けないようですが、本当のことなのです。こうなってくる
と、玄関前の通路と脇を流れる水路の間の積雪が壁のようになり、水路が見えなくなっ
てしまうのと同時に、水路の両側からの雪がつながり、どこが水路かもわかりにくくな
ります。玄関入口の道路沿いも今朝の除雪車で膝ほどの高さの雪山が出来ていました。
この雪の景色は見ると大迫力なのですが、写真に撮ってしまうと、真っ白でその迫力や
高さ、量などが伝わりにくくなってしまいます。このため、年に1度だけ三脚を持ち出
して、写真を撮ってみました。

1月11日(土)
一昨日には70cmまで減っていた積雪ですが、「10年に一度の寒波」到来で、今朝130cm
を超えて来ました。屋根の雪下ろしを週初にやっておいて正解だったようです。それで
もいつもなら10分ほどで終わる玄関前の雪かきは、車の雪下ろしを合わせて今日は1時
間程かかりました。その後も雪は降り続き、夕方には積雪は150cmを突破。例年では積
雪150cmが一つの目安となり、超えると大雪という印象です。でも、例年越えてくるの
は1月下旬から2月にかけての時期。気象庁の発表している積雪データでも1980年以降
11日で150cmを超えたのは過去になく、3年前の記録的な大雪(最大192cm:2/1)でも
11日には142cmでした。そうみると、今年の雪は当初から例外続きの大雪になっている
ようです。今年最初の3連休突入ですが、こういった天候ですので、お客様は来そうに
ありませんし、鉄道の遅延・運休も出ており、来るのも大変だと思います。

1月10日(金)
昨日から降り出した雪は、今日一日吹雪状態で、外に出るのも躊躇われるほどでした。
これからの時期、いわゆる引き篭もり状態になることが多くなり、そんな間に前年に撮
り溜めた写真の整理や新しいアルバムの作成から税金の申告用の書類作成など、事務仕
事に精を出すことになります。写真の整理を行っていると、毎年思うのが、もっといろ
いろな場所に行けたはずなのに、ということです。ついつい何かと理由をつけて、出そ
びれることが多く、毎年写真の整理をしていると、今年こそは!と決意するのですが、
その後の雪との格闘で、その決意は淡雪のごとく消えていくことが間々あります。今年
は引き続き、岩手県や山形沿岸、秋田県北方面に出来るだけ出かけようと、懲りもせず
決意してみます。

1月8日(水)
今日は朝から昨日落とした雪の山を崩す作業に費やしました。その間消雪パイプの水を
出しっ放しにするため、水道代はかかりませんが電気代が必要になりますので、出来る
だけ早く処理する必要があるのです。更に、山が出来る場所が奥の駐車場への入口に当
たるため、山があると駐車場が使えず、この時期少ないとはいえ、車で来られるお客様
があった時に困ってしまいます。山を崩して雪を均して、それがとけた頃を見計らって
またその繰り返しをすること4度、今回も雪下ろしをした翌日には駐車場までの通路を
確保することが出来ました。週末の雪の状況によっては、来週また屋根にあがる必要が
ありそうです。雪かきボランティアはいつでも募集中です。

1月7日(火)
今朝、年末年始の最後のお客様が出発になりました。年末に予防的に屋根の雪下ろしを
しておいたので、正月屋根の上にいるという悲惨な状況にはなりませんでしたが、正月
以来、降雪が続き、積雪量は昨日で90cmを超えて来ました。今週末は毎年大雪になるこ
とが多い、魔の成人式の日。今年も寒波接近で大雪の予報が出ていますので、事前に今
季2回目の屋根の雪下ろしを本日、行いました。予防的な雪下ろしでしたし、降ってか
ら気温が大きく下がっていないので作業は比較的楽に出来、3時間弱で東側の屋根の部
分は終りました。それでも、2階の屋根から落ちる雪が溜まる場所では2m近くの山に
なっている場所もあり、いずれ西側の屋根の雪も本格的に落とす必要がありそうです。
屋根から下りた後は、いつものように落とした雪を均して消雪パイプでとかす作業に励
むことになります。

1月6日(月)
ここ数年、高校時代の同級生や前に在籍していた会社の知人が泊まりに来てくれるよう
になりましたが、本日のお客様は、某SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービ
ス)で知り合った方の友人が泊まりに来てくれました。直接の知人ではなかったため、
今まで面識もなく、一般のお客様と同じような対応しか出来ませんでしたが、そうした
人のつながりも感謝しています。過去にそうしたSNSで知り合った方から宿泊の相談
を頂いたことは多くありましたが、一部匿名だったりもするため、改めて電話にて予約
の電話が欲しいとお願いすると、その後音信不通になったりするケースもあったりした
ため、どうしても慎重にならざる得ません。

1月5日(日)
今日は昨年12月中旬以降、久しぶりの真冬日、一日気温がマイナスで推移した寒い日に
なってしまいました。正月3日間は寒いながらも日中気温がプラスになったり、最低気
温が−4℃を下回ることがなく過ぎ、当YH恒例の夜の水抜き(水道停止)もお客様が
多い時にしないで済んできましたが、今日は久しぶりにお客様にご迷惑をおかけするこ
とになりました。たぶん、これからの時期に来られるお客様は、このちょっと昔の雪国
の冬の恒例行事を経験して頂くことになるかと思います。降雪もこれからが本番。年末
50cm前後しかなかった雪も、正月以降増え始め、今日現在で80cm前後にまで来ました。

1月4日(土)
今年の正月期間、お客様の数は少ないものの、連泊のお客様が何名かいて、感謝してい
ます。ただ、冬のこの時期ですので公共交通機関を利用して来られた方は、連泊の中日
に行ける場所も限られてしまい、申し訳なく思います。そうした中、車で来られた今年
のお客様で抱返渓谷近くの田沢湖芸術村で、一日ゆっくり過ごして来られた方がいまし
た。田沢湖芸術村にはレストランがあり、秋田でも初期から提供している地ビールがあ
ります。また温泉は日帰り入浴施設ゆぽぽがあり、源泉掛け流しの湯船もあるいい風呂
です。更にそのお客様はわらび座で観劇とフルコースを楽しまれてきたとのこと。劇団
わらび座は秋田県を本拠地とするためか、一般の知名度はまだまだのところもあります
が、その規模は劇団四季や宝塚歌劇団に次ぐ国内有数の劇団なのです。そんな優雅な正
月の過ごし方もあったのかと、改めて気づかされました。

1月3日(金)
正月の当YHは、朝食に気持ちばかりのおせち料理と関東風のお雑煮をお出ししていま
す。その後元日のお客様が出発した後に、年賀状が来るので、その中から他のYHから
頂いた年賀状を食堂のボードに掲示してミニ展覧会を実施しています。お客様の多くは
YHが好きで、多くのYHにお泊り頂いている方も多いので、普段見ることが出来ない
他のYHからの年賀状を見て頂く機会を設けています。それぞれのYHが新しい年の迎
え方やその時節のことが書かれていて興味深いものです。さて、正月3が日も終り、天
気は予想通り雪が続く毎日となりました。でも、まだ積雪は1mにも満たないもので、
駐車場の確保など助かりました。

1月2日(木)
かつて宿泊者の大半が若者だった頃、YHでは飲酒は出来ませんでした。でもその後、
利用者の高齢化などもあり、現在のYHのほとんどで飲酒が可能になっています。当Y
Hでも、正月には一升瓶を食堂に置き、振る舞い酒を出すようにしています。一昨年は
発泡の日本酒を知らずに開けて、大噴出して食堂が当分の間、日本酒の匂いで充満した
こともありました。今年は、六郷の高良酒店で調達した地酒やまとしずくの「ユキノヤ
マト」と親戚から前に送ってもらった群馬県柳沢酒造の地酒「結人(むすびと)」の2
本となりました。ユキノヤマトは香りも後味も果物のようないいもので、結人はこれと
対照的に味も香りも癖がなく、日本酒の苦手な方にも飲み易いいいお酒でした。

1月1日(水)
新年あけましておめでとうございます。昨晩の大晦日には恒例のカウントダウン花火の
見学と地域の神社への初詣ツアーを実施しました。今年はいつもよりもちょっと少なめ
のお客様でしたので、お客様の了承を得て、新しい花火見物場所を探し回りました。結
局、当YH近くの県道のJRの高架橋の上での見学という、なんともお粗末な結果にな
ってしまい、参加された方には申し訳ありませんでした。夏の大曲の花火もそうなので
すが、花火見学の場所探しは、事前に行うことは難しく、上がっている時に探すのが一
番効果的なのです。まして大晦日のカウントダウン花火は上がる場所も決まっていない
ので一苦労、ある意味賭けみたいなものです。今日の夕方には、これも毎年恒例になっ
ているイオン大曲の花火があがり、泊まられたお客様が当YHの階段上の窓にならんで
見学となりました。でも、吹雪のため薄っすらと光る花火となりました。