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【新米ペアレントの営業日誌】



2014年

4月30日(水)
今年の角館の桜は、一昨年と同様、とても速い駆け足になってしまっているようです。
一昨日、桧木内川堤のソメイヨシノと遅咲きの武家屋敷通りの枝垂桜のの満開宣言が出
たばかりですが、一方で武家屋敷通りの枝垂桜のうちの早咲きのものは、昨日辺りから
散り始めになってしまい、だいぶ角館の桜もまだら模様になってきているようです。気
温も今の時期に高めで推移しているため、旅行にはいいのですが、桜には厳しく、満開
から散り始めまで短時間になってしまう傾向が強いようです。更にこれから明日にかけ
て、天候は下り坂で、強い風雨が見込まれているため、桜散らしの雨になってしまう懸
念が出てきました。例年、桜が満開になって数日後に、激しい風が吹き、一気に葉桜に
なってしまうことが多いようですが、今年はそれが連休後半の前に来てしまいそうな気
配になっており、せっかく来て頂くお客様には申し訳なさで一杯です。

4月29日(火)
ついに今日のNHKの桜情報で、角館のソメイヨシノに満開マークが付きました。開花
から4日での満開と、いつもの年よりもだいぶ早いようです。そんな中、今日は数ヶ月
ぶりの外国人のお客様のご利用がありました。3年前の東日本大震災の影響が残り、外
国人のお客様は依然極めて少ない状態がまだ続いているのです。さて、予約時には到着
が夜遅くとの話でしたが、実際に来られたのは午後2時過ぎ。今朝は角館の桜を見てき
たので、これから北上展勝地まで鉄道で行くとのこと。慌てて時刻表と睨めっこをして
プランを作り、到着後15分で再度送り出しました。戻ってきたのは10時過ぎでしたが、
聞けば、既に展勝地の桜は終わっていて、時間の無駄になったとのこと。こちらとして
は、ご自分から北上に向かうと仰っていたので、てっきり北上の桜の状況を把握した上
での計画だったと思っていました。桜は見ることが出来なかったようですが、超ローカ
ル線の北上線を楽しまれただろうと、勝手に思っています。

4月28日(月)
この時期、多くのお客様が角館の桜を目指してきます。ただ今年も思った以上の早さで
桜の開花が進んでしまっており、昨日5分咲き程度だった桧木内川沿いのソメイヨシノ
は8分咲き程度まで一気に進んでいるようです。こうなるとこれからの気温にもよりま
すが、次の手を考えておく必要が出てきたようです。角館の桜を見に来た方に、他の場
所の桜をお勧めしても、なかなか見て頂けません。でも、秋田にも角館以外にもとても
綺麗な桜を見られる場所がたくさんあり、その幾つかは時期が遅れて咲く場所もありま
す。湯沢の雄勝IC近くには「おしら様の一本桜」という少しは知られた桜があり、若
干角館よりも開花が遅れます。東由利の八塩には黄桜の里や鹿角の山中、紅山桜の山な
どは5月中旬頃が見頃になったりもします。最近では角館の桜見物と一緒にということ
で近くの八津のカタクリ群生地や刺巻湿原のミズバショウは、お客様にも足を運んで頂
けるようになってきましたが、まだまだ見て頂けない綺麗な場所は沢山あります。

4月27日(日)
昨日、NHKの桜開花情報で1分咲きだった角館は、本日のニュースでは5分咲きまで
一気に開花が進んでいるようです。当YHの桜も本日、ようやく開花となりました。で
も花と一緒に葉も出始めています。開花直前に急に暖かくなると木が驚いて、慌てて葉
を出すことが数年前にもありましたが、今年もそんな状況のようで、見た目には葉桜に
見えてしまい、写真栄えがしない桜になってしまいます。今日角館を見てきたお客様か
らも、一部武家屋敷通りの枝垂桜が葉桜になり始めたと、お話があり、そんな傾向が出
始めてしまっているようです。川沿いのソメイヨシノはまだしも、武家屋敷通りの枝垂
桜は、連休後半には遅咲きの木が残ってくれればと祈るばかりです。

4月26日(土)
本日からゴールデンウイークが始まりました。初日ですが、お客様はまだ少なく、考え
れば、働いている方にとっては、今年は前半は週末の休みに飛び石連休が一日だけある
程度の休みにしかならず、高速道路の渋滞も通常の週末程度に留まっているようですの
で、連休後半に期待しましょう。さて、角館の桜は、武家屋敷通りの枝垂桜は、開花も
連日の暖かさでだいぶ進んできたようですし、NHKのローカルニュースで流れる桜情
報でも、本日角館の桜が1分咲きになったと報じられました。これは枝垂桜でなくソメ
イヨシノの開花情報を使っているため、ようやく桧木内川堤の桜が開花し始めたという
ことを指しているようで、実際に行かれた方には違和感を感じるものになっているよう
です。この暖かさでは、桜はまたもや駆け足になりそうな気配が出てきました。

4月25日(金)
今日も日中の気温が20℃を超え、5月下旬の気温だったとのことで、桜の開花も急速に
進んでいるようです。昨日の角館では、多くの観光バスが留まり、団体客のご一行が多
く見られましたが、どうもその大半は中国からのお客さんだったようです。そうなると
当YHは出番がありませんので、今日は午前中に庭木の枝打ちをノンビリ行いました。
細い枝は、高枝切りバサミで落とすことが出来ますが、少し太い枝になると太刀打ちで
きませんので、いずれ方法を考える必要がありそうです。藪に自生して増えたタラの木
はちょうど毎年桜が咲く頃に芽を出して、連休のお客様の夕食を賑わせてくれますが、
今年もあとちょっとで最初の収穫になりそうです。

4月24日(木)
今日、秋田市の桜の満開宣言が出ました。平年より2日遅く、昨年より5日早かったと
のこと。驚くのは、23日に6割程度の開花だったのが、一日で8割を超えたとのこと。
昨日の市内の桜の開花で角館の桜の状況が気になったので、本日は桜祭りのパンフレッ
ト調達を兼ねて角館まで視察に行きました。大曲から角館の桧木内川手前まではまだ開
花していませんでしたが、角館の街に入った途端、早咲きのソメイヨシノの一部は3分
咲きほどになっていました。武家屋敷通りの枝垂桜も早咲きで知られる伝承館前の桜は
一部で5分咲き近くまで開花し、多くの観光客が来ていました。角館の観光協会では開
花宣言を20日に出していたようで、早咲きの桜は見頃を28日頃に迎えるだろうとのこと
でした。ただ桧木内川堤のソメイヨシノはまだまだで、2〜3日後には開花しそうな気
配です。そうなるとこれからの気温にも寄りますが、満開は5月2日前後になりそうで
すので、連休後半でも十分に楽しめそうです。また西木のカタクリ群生地も見頃を迎え
たとのこと。

4月23日(水)
今日、買出しで大曲の街中を車で走っていたら、大曲工業高校の校庭にある桜が色付い
ていました。昨日当YHの桜をチェックして、もうちょっとと思っていたら、住宅が多
い街中では早くも開花。市内で早咲きで知られる市役所前の桜を見に行くと、早いもの
では3分咲きほどに開花しており、写真を撮っていたら、通りがかった方から「咲いた
ねぇ」と声を掛けられました。市役所の桜ブログで見たら、ここの桜の開花は14日と秋
田市で開花宣言が出た日と一緒で、昨年よりも10日ほど早かったとのこと。帰り道に気
をつけて、桜の木を見ましたが、街を少し離れるとまだ開花には早く、花芽が色付いて
来た程度と、大きな違いがありました。雪の時期でも同様なのですが、やはり建物があ
る場所と田園地帯では、気温も少し違うようです。

4月22日(火)
今日は昨日に引き続き、食用菊の植替え作業。昨日紫の食用菊の抜いた畝をざっと耕し
て、石灰や鶏糞を撒いて、もう一度鋤きこむために耕し、畝立てしてマルチを敷いて、
という一連の作業の後、黄色の食用菊の株を掘りおこし、株分けして植替えしました。
作業時間は2時間ほど。これで連休前にしておかなくてはならない畑の作業は終了とな
りました。県内の早い場所では、連休前にジャガイモの植付けを行うところもあるよう
ですが、当YHでは連休直後に毎年植付けを行っていますので、今年もそうしようかと
考えています。そのための準備は、連休の間のお客様の少ない時を見計らってやろうか
と思っています。さて、畑作業の後、当YHの桜をチェックしたところ、花芽もだいぶ
色づいて来ました。

4月21日(月)
昨日、今日と連休前の畑仕事でやらなくてはならないことを空き時間を見て、少しずつ
進めました。昨日は越冬した株分けネギの植替え。数年前に近くの方から1株を頂いた
ネギで、普通のネギだと抜いて食べて終りになりますが、このネギは、株分かれして増
えてくるので、食べても食べてもなくなりません。既に雪がとけて数週間。結構な姿に
なりましたので、掘り出して、株を分けて植え替えました。昨年秋には一畝ちょっとあ
りましたので、今回株分けしたら二畝でも余りあるほどになりました。そして、今日は
食用菊(紫色)の植替え。ここには次に食用菊(黄)が微妙な位置で移ってくる予定な
ので、先に行う必要がありました。まだ芽の出方が少なく不安がありますが、それでも
午後からの雨を期待して決行。畝を立てて、マルチを掛け、菊の株を掘り出して、鋏で
切って株分けして、植え付け。なんだかんだで、1時間ほどで作業は終了。昨年は、植
えつけた後、雨が少なく、半分が芽が出なかったため、畝半分ほどにしかなりませんで
したが、それを株分けして植えつけたことで、良さそうなもので一畝分になりました。
あとは黄色の食用菊の植替えを行えば、畑で冬を越したものの植替えが終り、連休明け
に新しい野菜苗や種の植え付けが可能になります。

4月20日(日)
本日、秋田市の気象台から秋田市の桜の開花宣言が発表となりました。昨年より3日早
く、平年よりも2日遅れとのことです。当初、予想機関からは18日の予想が出されてい
ましたが、ここに来て気温が下がり、開花が数日足踏みしたとの見解でした。ただ、開
花宣言の元となった観測木よりも駅近くの千秋公園の桜の開花の方が早かったようで、
この週末から始まった桜祭りは、早くも人が出始めているようです。また先週県内で真
っ先に開花宣言が出たにかほ市は、七部咲きから一部満開になってきたとのこと。直近
の予想では、角館の桜は、開花が24〜27日、満開が27〜5月2日となってきました。朝晩
の気温がゼロ℃前後の日が続いているものの、日中は15℃前後まで上がるようになって
来ましたし、来週末は最高気温が20℃を超える予報も出始めていますので、予想から少
し前後することはあっても、今年は5月連休には見頃を迎えられそうです。

4月19日(土)
先日から開始した今年の畑仕事。マルチを剥がした畑に、昨日はまず、どこに何を植え
るのか印をつけ、最初の土お越しをほぼ終わらせました。今日は鶏糞や石灰を撒いて、
もう一度耕運機で耕して、鋤きこむところまで進みました。明日以降は、秋に畑に残し
た菊や越冬ネギの植替え作業です。畑の脇では雪どけ後から伸び始めたふきのとうが成
長し、一部日当たりの良い場所ではツクシも出始めていました。当YHの駐輪場裏に残
っている雪ももうだいぶ小さくなってきてしまい、当初5月連休まで残るかと思われて
いましたが、かなり厳しい状況になってきたようです。ちなみに昨年この残雪が消えた
のが4月26日でした。今年もそんなところで消えてしまいそうです。山岳部ではまだ大
量の雪が残っており、昨日、八幡平アスピーテラインの冬季通行止めが解除となりまし
た。それでも夜間通行止めが残っていますし、当面冬タイヤ装着が求められているよう
です。

4月18日(金)
先日の鹿角温泉巡りでハシゴして入浴した温泉が、鹿角花輪駅から西にある日帰り入浴
施設、花輪温泉ゆたろう。入浴料400円。風呂場に入ると真ん中に柱があり、そこが湯
口になってて、浴槽に流れ落ちる仕組み。内風呂が一つと、サウナ、水風呂と手前奥に
離れた形でひば風呂が半露天でありました。お湯はナトリウム−硫酸塩・塩化物泉で典
型的な芒硝泉。源泉57.3℃、pH8.5のアルカリ泉で加水あり、加温、循環、消毒なしの
掛け流し。街中の銭湯的な施設なので期待していませんでしたが、この日初めてのアル
カリ泉はホッとした感じ。大浴槽は42℃弱で、熱めのお湯が多い県北ではおとなしいお
湯。それでも離れたヒバ風呂に入ると、様相が一転。激熱の芒硝泉がかなりの量の掛け
流しで入っており、気合で入ると、お湯の熱さと芒硝のピリピリ感で、手足すら動かせ
ない始末。それでも、とても気持ちよく、気がつけば真っ赤になっていました。地元の
方が入りに来たものの、熱くてすぐに撤退。ここだけは、貸切で入れて、とてもご満悦
でした。場所が洗い場からも離れていて、シャンプーなどの匂いがしないのもグー!矢
立も良かったけど、この日入ったうちで一番温泉気分を味わえた気がしました。帰りに
見れば、シャンプーも石鹸もなく、外には車と同じくらい自転車が止まっており、ほぼ
地元の人専用の施設のようでした。

4月17日(木)
今日から今年の畑仕事を始めました。毎年最初に行うのが、昨年使ったマルチ(黒ビニ
ール)を剥がして、その上にある落ち葉を同時に集めて、畑の掃除をすることです。3
時間弱でほぼ剥がし終えました。ただその間、ずっとうさぎ跳び状態で、終わったら太
ももがパンパンになりました。食用菊の株からは新しい芽が出始めていました。畝作り
がある程度まで行ったら、先行して植替えを早々に行います。そして去年、お隣さんか
ら貰って、とりあえずで植えた名前のわからないハーブが、マルチの下で大繁殖してい
たことが発覚。これを全部撤去しないといけません。そういえば、貰った際に繁殖力が
強く、カバープラントで使える、と云われたのを思い出しました。今回も取りあえず、
駐輪場脇に寄せておきました。

4月16日(水)
実は先週、もう一つの温泉ツアーを行っていました。出かけた先は鹿角方面。長距離を
出掛けられる残り少ないチャンスということで青森県との県境近くにある道の駅併設の
矢立ハイツまで行きました。先日発売になった秋田日帰り入浴、通称温泉本2014で入浴
無料(通常入浴料は350円)。浴室は金気臭(鉄臭)に満たされており、平日の昼時間
ということもあり(?)、貸切で入浴。湯船には見事な茶褐色というか、オレンジ色の
お湯が掛け流しで使用。ナトリウム・カルシウム−塩化物泉で源泉47.6℃、pH6.7のお
湯を、加水あり、加温なし、循環なし、消毒なしで使用。浴槽に入り、手を底についた
ら、手が赤くなってしまい、その後、鉄分が指だけでなく手のひらのしわまで入り込ん
で黒く変色。これは、温泉好きにはたまりませんが、一般の方が銭湯代わりに入ると大
変なことになりそうです。以前は、内湯は循環消毒ありの薄まったお湯を使っていたと
のことですが、今は露天も内湯もこの濃いお湯。道の駅という公共的な場所では、ちょ
っと厳しいかな?と思いましたし、お湯好きの方は、同じようなお湯がすぐ近くの古遠
部や矢立温泉にも出ているので、そちらに行ってしまうのかな?などと考えてしまいま
した。それでも私にとってはとてもいいお湯でした。

4月15日(火)
昨日の盛岡に続き、今日は花巻方面に出動。目指したのは台温泉。狭い場所に昔ながら
の湯治宿がひしめく温泉街。ここで選んだのが、自家源泉を持つという水上旅館。旅館
というよりも湯治宿。入浴料300円。曲がった狭い階段を下りた先の浴室には湯船が2
つ。その脇には湯口がありましたが、お湯の調節は棒を穴に挿して行うとの説明があり
ましたが、よくわかりませんでした。お湯はナトリウム−硫酸塩・塩化物泉で源泉75℃
pH7.9と分析表にありましたが、その分析表がなんと昭和27年のものでした。無色透明
で硫化水素臭のするいいお湯で、白いモワッとした湯の華あり。片方の湯船は熱めで45
℃前後、もう一つは適温の湯船。最初は熱すぎる湯船で、加えて芒硝の効果でピリピリ
感が強いのですが、慣れるとそちらの方が気持ちよくなり、適温の湯船が物足りなく感
じます。設備云々や綺麗さどうのこうのという方には、かなり厳しい風呂ですが、お湯
はとてもいい湯宿でした。帰る際にまだ熱々の温泉卵を持ってきてくれました。入る際
の説明で、30分以上入ってくださいね!と云われたのですが、理由がわかりました。入
る際に作り始めるようでした。短い入浴時間だったため、まだ白身が固まりきっていな
い、とのこと。こういうのが、本当の「お・も・て・な・し」なんでしょうね。ちなみ
に、ここに来る手前の桜並木で、ちょうど数輪のソメイヨシノの開花が見られました。

4月14日(月)
今日は盛岡周辺の温泉郷を2ヶ所、駆け足で廻ってきました。温泉街の近くの御所湖で
は天気も良く、湖越しに見える岩手山は、圧巻!目的地のつなぎ温泉郷は湖岸にありま
した。温泉郷をぐるっと車で見て廻った後に立寄ったのは、少し離れた場所にある湖山
荘。入浴料700円はちょっと高かったけど、入口から高級旅館の風格が漂い、立ち寄り
湯に入るのも勇気が要りました。浴室は内風呂が2ヶ所と大露天風呂。露天風呂は、テ
ニスコート半分ほどもあるもので、景色は今一でしたが開放感抜群。湯口は壁面の上に
あり、流れ出る温泉が白糸の滝のように落ちていました。戻って一番奥の内風呂に行く
と、そこは広い窓で囲まれた明るい浴室。タイルは昔ながらの風合いを出しており、お
湯も硫黄臭が漂う熱めのお湯でご機嫌になりました。単純硫黄泉で源泉48.5℃、pH9.5
の強アルカリ性温泉はヌルヌル感強いいいお湯。加水、加温、循環、消毒なしの掛け流
し。でも残念なことに、こちらは5月から改装工事が始まり、その後は日替え入浴なし
の宿泊専門になるとのこと。入るなら、4月中に是非行くべきです!

4月13日(日)
この前の岩手八幡平温泉ツアーで一番気に入った温泉が最後に入浴した安代にある新安
比温泉、清流閣。安代ICのすぐ近くにあり、その施設は予想外に立派なものでした。
日帰り入浴専用の入口から入り、入浴料700円と少し高め。地下に降りる形で大浴場元
湯に。今度の湯はこの日入浴してきた硫黄泉と違って、ナトリウム−塩化物強塩泉で源
泉32.4℃、pH6.9。気になっていたのは、ここが強食塩泉で成分総計で33,100mg/リットル
と、東北でも指折りの濃い温泉で、能代の船沢温泉に次ぐほどの量。風呂は、内風呂に
寝湯、打たせ湯、サウナ、露天。お湯は茶濁で底も見えず、掛け流しの洗い場はうろこ
床になった場所や、鉄分の凝結分がそこここに。入ってみると、インパクトのあるお湯
で、超金気臭でかなり強めの塩味。温泉に入った気がしました。露天を見ると、透明の
お湯が張ってあり、匂いは塩素消毒臭。後で聞いたら、沸かし湯とのこと。普段なら見
向きもしないけど、内湯が濃すぎるため、肌休めには丁度良いかも。出て、フロントの
方話していたら、もう一つ風呂があるとのこと。そちらは実はメタホウ酸が日本一の含
有量で、環境庁も試験で使うほどだと。入って良いとのことだったので、気合でもうこ
の日5湯目の入浴に。こちらも強食塩泉で、強い塩味がするお湯でしたが、色が薄茶濁
という感じで、源泉が異なるため、やはり違いがありました。ホウ酸は強い殺菌作用が
あるとのこと。アトピーなどにもいいそうです。今まであまりホウ酸は気にしたことが
なかったけど、日本一の湯が岩手にあるなんて。入浴料700円は高かったけど、ここは
価値のある700円だった気がしました。

4月12日(土)
本日、秋田県で一番最初にソメイヨシノが開花するにかほ市の勢至公園で桜の開花宣言
が出て、ついに秋田県にも桜前線が到達しました。桜と同時に、昨年12月に帰国してい
たいつもの長期滞在のお客様が本日、再来日して、今年も長期営業が本日から始まりま
した。ここ何年かは、2月中旬からお越しになっていたので、今年は2ヶ月ほど遅れた
ことになります。その2ヶ月間は一般のお客様がいない時には、当YHも開店休業にな
ってしまいますが、その分夜遅くまで出歩くことが可能でしたので、遠い温泉に出掛け
たりして、普段出来ないことをして来ました。お陰で年明けから40ヶ所近い温泉を廻る
ことが出来ました。長期滞在のお客様がまた来られたので、夕方にはYHに居て、夕食
の支度をする必要がありますから、これから出かけても近場か弾丸ツアーになりそうで
す。一方でこれから基本的に来年の年明けまで、なんだかんだでお客様がいる状態が続
きそうですので、当日飛び込みも全然問題ありませんし、体力勝負の連続営業が続きま
す。ただ、夕食をご希望の方は、いつも通り昼12時までにご連絡ください。よろしくお
願いします

4月11日(金)
先日の岩手八幡平温泉ツアーの2湯目は、松川温泉の一番手前にある松楓荘。一軒目が
立派な作りだったので、そのギャップには少し戸惑いました。それでもここも日本秘湯
を守る会会員の宿。入浴料500円。風呂は混浴露天と、男女別内風呂。こちらも露天は
チラッと見ただけでパス。もちろん誰もいませんでした。内風呂はそんなに大きくあり
ませんでしたが、湯船の深さが1m近くあり、少し驚きました。こちらも単純硫黄泉で
源泉61.6℃、pH5.0、加水はあるものの加温、循環、消毒なしの掛け流し。浴室内は硫
黄臭で満たされているのに、お湯自体はそんなに匂いませんでした。青白色の透明なお
湯で、白い湯の華がパラパラとある感じは、田沢湖高原温泉のお湯に近いようでした。
2軒の硫黄泉のハシゴで、体中から硫黄臭がプンプンとして、ホカホカ感がなかなか抜
けませんでした。ちなみにこちらには川を渡ったところに洞窟風呂(混浴露天)があり
ますが、冬の間に橋が流され、仮設で工事中とのこと。ついでに建物も改修中で、夏頃
には新しい露天風呂も出来るとの話でしたので、また行く必要がありそうです。

4月10日(木)
当YH周辺の田畑でも順調に雪どけが進み、駐車場奥の畑ではようやく雪がなくなりま
した。そうなると一気に出てくるのがバッケ(ふきのとう)です。既に雪どけが先行し
て進んでいた所では、バッケも花が開くまでになってきましたが、雪どけ数日の場所で
は大量のバッケがようやく活動開始になっています。そうなると収穫も簡単になります
ので、本日はバケツ半分ほど収穫して、毎年行っているバッケ味噌(ふきみそ)の作成
を本日行いました。採るのは簡単ですが、綺麗にするのにまだ冷たい水道水で洗いなが
らの作業はやはり厳しいです。それでも計ってみるとバッケ400gほどになりました。
これから連休のお客様に提供する分は十分に確保できましたので、朝食でお出しする予
定です。昨年は足りないほどになりましたので、出来ればもう一回作ろうかと、今年は
考えています。

4月9日(水)
本日、ついに横手の測候所での積雪がゼロになりました。八幡平アスピーテラインでも
月半ばの開通を目指して、急ピッチで除雪作業が行われているようです。昨日は刺巻で
途中寄り道をして、その先一気に八幡平市の山奥、松川温泉まで行きました。八幡平温
泉郷から更に周りに雪が残る山道を入って、樹海ラインの入口に3軒ある温泉。まずは
一番奥の秘湯を守る会の宿、峡雲荘から。入浴料500円。男女別の内風呂と、混浴の露
天があり、露天は入るにはぬるいだろうから、内風呂に。お湯は源泉53.7℃、pH5.3の
弱酸性単純硫黄泉 加水はあるものの、加温、循環、消毒なしの掛け流しで使用。内湯
は青白くて濁っており、浴室内は硫黄臭が充満していましたが、お湯は思ったほど匂い
はきつくありません。内風呂の窓から外を覗いたら、通路があって、先ほどの混浴露天
につながっていました。そうでないと場所が少し離れているので、また着替えて、とな
ると面倒でしたが、これなら、裸で行き来できる!ということで、露天もドボン!予想
通りぬるかったです。露天のお湯は内湯とは井戸が異なり、色も青白ですが濁るほどで
はなく、更に薄めという感じ。期待していただけに少し残念でしたが、それでもやはり
温泉としてはかなり上のランクの温泉には変わりありません。

4月8日(火)
今日は岩手県の温泉に向かいましたが、その最初に国道47号線沿いにあり、もうすぐミ
ズバショウ祭りが始まる刺巻湿原に立寄ってみました。道路沿いにある駐車場からすぐ
100mほどの湿原入口に当たる暖かい場所は既に花が開き始めていました。でも、奥に
はまだたっぷりの雪。春の花祭りの最初を飾る刺巻のミズバショウは早くもスタートし
ていました。祭りとしてのイベント事は今度の週末からの始まる予定で、屋台の設置も
本日辺りから始まっていました。このため、観光客は皆無で、静かな湿原を見ることが
出来ました。まだまだ多くの場所には雪が残っていますが、それでも着実に春は近づい
てきています。

4月7日(月)
先日、福島県いわき市で桜の開花が、本日は、仙台で開花宣言が出て、桜前線も東北に
突入して来ました。仙台の開花は平年より2日早いとのこと。直前に発表となっている
各期間の開花予想では、角館の桜は、開花17〜18日、満開は28〜30日からと少し前倒し
に予想が修正され、ほぼ平年と同じとの予想になっています。3月中には積雪がいつ消
えるのだろうかと心配されましたが、このところの暖かい気温で一気にとけて、横手の
計測でも残り20cmというところまで来ました。当YHの周りでも雪が急激に消えて、地
面が出始めており、駐車場奥にある畑もほぼ雪がとけて来週には畑仕事も始められそう
です。昨日には雪が舞う時間もありましたが、それが最後の雪になったようです。今年
も無事に雪の季節を過ごすことが出来ました。

4月6日(日)
消費税が引き上げになって、ほぼ一週間。日曜日ということもあり、近くのスーパーは
食品など保存の効かないものを中心に買い求める人が多く出ていて、買い控えという雰
囲気は、人出を見る限り余り感じられませんでした。それでも物やサービスの値段は着
実に上がっており、ふと気になって、他のYHの価格をチェックしてみました。値上げ
に踏み切ったYHが幾つかあり、その幅はおよそ100〜200円となっているようです。こ
の結果、一泊二食の料金で5,000円を超える処が幾つか出ています。今回の税引上げを
期に日本YH協会では今まであった宿泊料金の上限規定(従来、一般的なYHでは会員
料金3,360円)を撤廃しています。実際、泊まられるお客様も高齢化が進み、昔のよう
に安さを求めてYHに泊まるという方は少なくなっているようです。YHに安さ以外の
ものを求めてくる方も多いようですが、それでもやはり安さはYHの基本。もっとお客
様がわんさか来て頂ける状態ならいいのですが、経営を考えるとなかなかそれも難しい
問題で、大赤字になって継続していけなくなっては、元も子もありません。現状では、
当YHとしては、出来る限り一泊二食で5,000円でお釣りが出るという「着地点」にこ
だわって行ければと考えています。

4月5日(土)
今日は時期外れの雪が舞う天気。先日までは非常に暖かく、5月前半の気温だったとの
ことですが、寒の戻りなのでしょう。街では暖かくなったので、冬の間道路の端の目印
だった竹ざおの撤収や、国道沿いの地吹雪予防壁の取り外しが進み、国道13号線の峰吉
川の峠周辺では、冬の間使用不能だった登坂車線が復活していたり、早い場所では、チ
ェーンなどで消えてしまったセンターラインや横断歩道の書き直しの作業が始まってい
ます。都会では見かけない光景ですが、雪国では恒例の風景で、春の訪れをそうしたこ
とからも感じられます。一方で早い人はタイヤ交換を始めていますので、今日のような
時期外れの雪の際には、事故も増えますから、車で来られる方はお気をつけください。
なお、山岳部の道路の開通は来週以降になる予定ですが、開通になっても天候によって
は臨時に通行止めの措置がとられる場合がありますので、5月連休に計画されている方
は、時間に余裕を持って、予備の計画も立ててくることをお勧めします。

4月4日(金)
今日は夕方から雨という予報。以前、工事のため避難させた玄関前の水仙は、昨年半分
だけ戻して時間切れになったいました。昨今一部の雪どけが進み、芽が出てきて、植替
えのいいタイミングだったこともあり、玄関前の残った場所に植替えを行いました。連
休前には、本日植え替えた水仙が綺麗に花を咲かせてくれることでしょう。それでも避
難させた水仙は増えて、まだまだ敷地の端にかなりの数が残っています。畑の雪どけも
始まり、昨年のマルチ付きの畝が顔を出し始めました。雪で潰れた越冬ネギも見え始め
て、2〜3週間で新鮮なネギが食卓に提供できそうです。雪はまだありますが、もうす
ぐ畑作業も開始です。

4月3日(木)
昨晩、今年の最初のバイクでのお客様が到着されました。例年この時期で、今回の方は
今年で4年連続で1番の称号をゲットして頂き、感謝しております。早々にバイクブロ
グも活動開始となりましたし、食堂に掲示させて頂きました。今朝の出発時には、時節
柄、取り外しを考えていた玄関の雪囲い撤去をお手伝い頂きました。この冬は、取り付
けも取り外しも、その時に来られたお客様にお手伝い頂き、大助かりでした。普通の宿
泊施設では、こんなことはあり得ないことでしょうが、そこはユースホステル。こちら
も誰にでも頼めるわけではなく、お願いした方は皆様快く受けて頂けて感謝しておりま
す。昨晩急遽実施した温泉ツアーは、今朝のお駄賃の先払いでした。次に人手を必要と
するのは、畑の雪どけ後の掃除と植木の雪囲いの撤去、それに続く土お越しです。

4月2日(水)
先月行った大館温泉ツアーでもう一つ入浴したのが、大館の街中にある日帰り入浴施設
ほうおう庭。大館樹海ドーム近くの新興住宅地と商業地の中にあり、太い道からちょっ
と入った所にありました。2011年に出来た施設なので全般的に綺麗でした。入浴料400
円。浴室は内風呂が一つと、サウナ、露天が2つ。お湯はナトリウム−硫酸塩・塩化物
泉で源泉42.7℃、pH7.9の弱アルカリ性。表示には微褐色透明、弱い金気臭ありとなっ
ていましたが、お湯はほぼ無色、薄っすらと土臭あり。シャンプー、石鹸はなく、基本
地元の方が大半で持参されていました。とにかく人が多く、内風呂も辛うじて割り込ま
せてもらった感じで、少し温まって空いた露天に逃げました。この露天は、飲用できる
お湯をかけ流しで浸かっているいい風呂。少しヌルヌル感もあるお湯でした。かつて大
館の街中には幾つかこうした温泉があったようですが、今はなく、ここは地元では貴重
な施設のようです。空いていてゆっくりは入れたら、とてもいい温泉なんだろうと感じ
ました。

4月1日(火)
今日から4月、諸物価値上がりの始まりまです。消費税の引上げはもちろんですが、宿
泊関係の仕事をしていて、痛手に感じるのが、高速道路の実質値上げです。今まではE
TC搭載車については、時間帯で大幅な割引がありましたが、これが3月末で終了とな
り、元に戻っただけなのですが、大きな値上がりに感じる方が多いと思います。うまく
使えば半値なんてこともありましたので、それを元にすると、倍になった計算になりま
す。一部の企業では賃金の引上げがマスコミで報じられていますが、大半の企業ではま
だまだですし、消費税を始めとした物価の上昇が先行して、消費者は警戒心を強めてい
る中での高速の実質値上がりは、これからじわっと効いてくる気がします。政治家の多
くは、以前はガソリン値下げ隊とか、高速無料化政策など声高に叫んでいましたが、今
こそそうした施策をとって欲しいものです。

3月31日(月)
本日は、自由時間が多めに取れそうな貴重な期間でしたので、またもや一気に県北沿岸
の温泉ツアーに出ました。五能線沿いにも数軒の温泉がありますので、一番北の八森い
さりび温泉ハタハタ館を目指しました。当YHから下道で3時間ほど。あきた白神駅に
隣接する施設に到着。入浴料は明日から500円。温泉設備は内湯の大浴槽、寝湯とジャ
グジー、サウナと露天。お湯はナトリウム−塩化物・硫酸塩で源泉50℃、pH7.2で無色
透明。ただ内風呂は消毒臭が充満していました。外に出て露天風呂を見ると、舟の形を
した本当の「湯船」で、消毒臭はなく、こちらは海を見ながらの入浴で気持ちよく入る
ことが出来ました。この施設の港寄りには地元の方向けの温泉施設湯っこランドがあり
ました。こちらは入浴料300円。同じ源泉のお湯とのことですが、加水なし、加温、循
環、消毒ありとの表示がありました。共同浴場的な施設で内風呂が一つのみ。どちらも
風呂上りには潮風が気持ちよく感じられました。

3月30日(日)
明後日からの消費税引き上げを前に、本日は月内最後の買出しに出かけました。遅くな
れば人出が増えることが見込まれましたので、朝お客様を駅に送り、その足で近くのス
ーパーに。まだそんなには混んでいませんでしたが、それでも普段よりは多め。食品の
買い溜めは出来ませんし、日用品も大量に買っても置く場所に困りますので、5月連休
明け辺りまでに必要な分だけ、日用品を中心に購入。明日は最後の駆け込みがあると思
われましたので、買い溜めの効かないガソリンを帰り道で入れて、消費税引き上げ対策
は終了となりました。後は野となれ、山となれ状態です。

3月29日(土)
今日も暖かく、ここ数日で一気に雪どけが進み、横手での積雪量は70cmを切って来まし
た。そうした暖かい中で先日残した雪囲いの一部を取り外し、建物の大部分をカバーし
ていた消雪パイプを一気に撤去しました。雪対策関係では、残すは玄関の雪囲いだけと
なりました。玄関前の雪の列も綺麗になくなり、水仙の芽もグングン成長しており、一
部には花芽も出てきました。気温の上昇ペースが速すぎるのか、花芽が出ても、まだ背
丈が10cmもなく、心配になってしまうほどです。もうちょっと雪がとけたら、庭や畑の
作業も開始となります。例年真っ先に行うのが、落ちた枝の回収です。敷地奥の農道周
辺や隣接の敷地まで、当YHの木から落ちた太目の枝が今年はだいぶ落ちていますので
それを拾い集めて処分する作業で、とても地味で手間のかかる作業です。それが終われ
ば植木の雪囲いの撤去、畑の掃除など、やることも一気に増えてきますので、あまりノ
ンビリとしている訳にはいかなくなります。

3月28日(金)
先日の県北大館温泉ツアーで一番気に入った温泉が、大館の街中から10分ほど東に行っ
た雪沢温泉でした。事前の調べでも今回一番入りたかった温泉です。小阪鉄道の廃線沿
いに温泉宿が3軒あり、そのうち今回は清風荘を選びました。入浴料300円。浴場は2
階にありました。内風呂1つと、サウナ、露天が2つ。浴槽も洗い場も広く、非常に開
放的。お湯は、ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉で旧石膏泉、源泉49.5℃、
pH8.0。掛け流しで、かなり勢いよく洗い場を流れ、ここでもトド発見!湯船に入ると
いい石膏の匂いがして、ご機嫌になりました。この温泉はまた来たくなる温泉でした。

3月27日(木)
今日は昼間、時間を作って、雪囲いの撤去を行いました。先日来、暖かくなってきて、
そうなると小さな羽虫が急速に活動を始めました。春めいた気温で建物全部の窓を開け
ておいたら、だいぶ建物内に侵入してきたようですし、間違えてスズメまで飛び込んで
きてしまいました。そのため網戸が急に必要になりましたが、一部の窓は網戸レールに
雪囲いを取り付けてありますので、この撤去が必要になってしまいました。簡単に外せ
るものですし、それを運ぶだけですので作業は2時間ほどで終了し、全館網戸で武装し
ました。昨年秋に新しくした1階南側の雪囲いは、いく度かの吹雪にも耐え、その機能
を十分に果たしてくれました。またエアコン室外機の雪避けカバーも屋根の波プラ板が
少々落雪で欠けたものの、室外機自体は無事に春を迎えられたようです。窓の雪囲いを
外して建物の内部が明るくなりました。

3月26日(水)
一昨日からだいぶ気温も暖かくなり、今日も最高気温が10℃を上回り一気に雪どけも進
み始めました。横手の計測ではようやく積雪量も1mを切って来ました。昨年は3月18
日、一昨年は8日でしたので、それから比べるとだいぶ雪どけが遅くなっています。ぼ
ちぼち3月も終りが見えてきましたので、昼間の暖かい時間に時間を見て、少しずつ春
を迎える準備を始めました。初日の今日は、駐車場に敷設した消雪ホースを撤去しまし
た。冬を迎える際に駐輪場で作業して、そのままのものもあったりしますので、そろそ
ろ来られるだろうバイクのお客様用に駐輪場の掃除もする必要がありますし、入口の消
雪パイプの撤去も急がなくてはなりません。ふきのとうも数が少しずつ採れるようにな
ってきましたので、夕食に提供できる時期に入りました。だいぶ春が身近になってきた
ようです。

3月25日(火)
以前のもがみ温泉ツアーで書き残した場所があります。その日3番目に入浴した赤倉温
泉郷。以前も一度来たことがありますが、駐車場がわからず、そのときは入浴せずでし
た。今回は是非、ということで再訪となりました。それでもやはりどこにどの宿がある
のかすら、わかりにくく、辛うじてガソリンスタンドの壁面の地図で場所がわかり、目
指す旅館いづみ荘に。日帰り入浴をお願いすると、掃除したてで一番風呂だとのこと。
風呂は家庭用の風呂に毛が生えた程度のものでしたが、湯船は源泉掛け流し。湯口もコ
ッテリと芒硝の結晶が出来ていました。一番風呂だったせいか、お湯が熱かったのです
が、せっかく新鮮なお湯なので気合で入浴。出てから分析表を見てみると、カルシウム
・ナトリウム−硫酸塩泉で源泉は52.7℃、pH8.1で自家源泉。無色透明、無味で芒硝臭
が浴室に充満していて、とても気持ちよく入浴できました。先日、温泉好きの方が来ら
れて、お話をしても、ここはご存じなかったので、知名度は低い小さな宿ですが、温泉
は抜群です。

3月24日(月)
週末の太平洋側の大雪が嘘のように、今日の秋田県は暖かな天気となり、気温も10℃ま
で上昇、4月上旬から中旬の陽気となりました。こうした天気は桜を考えると悩ましい
限りです。既に四国・九州で開花宣言が出ており、週末には関東でも桜が見られるとの
話。気温が春めいてきて、庭の雪どけの早い場所ではふきのとうも芽吹き始め、5月連
休に咲く予定の水仙も、小さな芽が目立ち始めました。直前に発表されている桜の開花
予想では、前回の予想と概ね変わらず、ほぼ平年並みの開花を各機関予想しているよう
です。積雪の問題はありますが、こういった陽気が続くようだと、順調に桜も芽吹いて
来るかと思います。雪の重労働からも開放され、待ち遠しい春がそこまで来ているかと
思うと、それだけでウキウキしてきます。

3月23日(日)
先日の大館温泉ツアー、2軒目は湯休めも含めて、少し離れた花岡地区の共同浴場に向
かいました。川沿いの細い路の先に発見。かつては、仮設小屋で入浴無料だったそうで
すが、しっかりした建物が建ち、現在は入浴料250円。風呂は内風呂一つで、お湯はカ
ルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉で源泉41.1℃。大館市周辺に多く見られる石膏泉で、
お湯からは石膏の匂いがほんのりと。地元の共同浴場だけあって、人の出入りの多い温
泉でした。共同浴場ですので、シャンプー、石鹸はありません(洗い桶はあり)。県南
では、掛け流しで洗い場をお湯が流れることが少ないので、あまり見かけないいわゆる
「トド寝」を久しぶりに見ることが出来ました。この花岡という街もかつては鉱山で栄
えた街でしたが、今は閑散としており、その時分にはこうした温泉も賑わっていたのだ
ろうなと、ついつい考えてしまいました。

3月22日(土)
昨日から今日の午前中にかけて、北海道と東北の太平洋側で時期外れの大雪になり、一
部の列車に遅延が発生、また場所によっては停電になったとのこと。オアやいお客様で
は、バイクで来るという予約も頂きましたが、状況が悪すぎるとの判断でキャンセルに
なりました。特に八戸や気仙沼といった普段そんなに雪が降らない場所で大雪となり、
大変ご苦労されたようですが、こちら雪国秋田は、ほとんど雪が降らず、ほっとしてお
ります。降らないとはいえ、ちらほら舞うことがまだままあり、積雪はようやく120cm
を下回るところまで来ました。ここ数年の動向をみると、来週には雪囲いの撤去を始め
るのですが、今年はどうしようかとまだ迷っているところです。さすがにこれからの時
期に窓ガラスを壊すような新たな積雪と屋根からの落雪もなさそうですので、周りの積
雪の状況と相談しながら、作業を始めようかと思っています。ちなみに本日は新作花火
コレクションが大曲ファミリーゲレンデでありました。この花火は当YHの窓からも小
さくですが見ることができましたので、お客様とYHにて観戦となりました。

3月21日(金)
先日の山形県北温泉ツアーで、実は肘折で入りたかった温泉が、温泉郷の上にある黄金
温泉でした。肘折の対岸から細い路を上がった一番奥に3軒ある温泉です。車で数分で
到着。入浴料450円。こちらは同じ場所から温泉と鉱泉が出ている珍しい場所で、お湯
は組合7号源泉、ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉と肘折と同じような泉質で、源泉
65.5℃、pH6.5の食塩泉。加水、加温、循環、消毒なしでかけ流し。ほぼ無色透明で、
薄塩味、少し金気臭あり。さらっとしたいいお湯。ここで珍しいのが鉱泉(冷泉)のほ
うで、お湯は単純(二酸化炭素)冷鉱泉で源泉7.6℃、pH4.3の酸性泉。いわゆる炭酸泉
といわれるもので、脱衣所の外には飲泉コーナーがレトロにありました。飲んでみると
苦味があり、シュワッとするかと思いましたが、ほとんど感じられませんでした。ここ
の温泉は炭酸泉なので、いわゆる「泡つき」を期待して行ったのですが、飲用のみだっ
たので、そういう意味ではちょっとがっかりでした。でも、駐車場には秋田ナンバーは
じめ、他県ナンバーの車が出入りしていました。

3月20日(木)
明日から春の飛び石三連休。でも天気が悪化して、冬の気候に戻るとの予報が出ていま
す。既に桜前線も動き出して、南の地方から開花のニュースが入っているのに、どうな
るのだろうかといろいろ心配です。ただこちら秋田県南では、今日は雪でなく雨。そし
て本日は近くのスーパーが5%割引になる日なので、消費税引き上げ前の買出しとなり
ました。買出しといっても、食品類は賞味期限が短いので、買いだめしても無駄になる
し、日用品もあまり買いだめしても場所をとるだけですので、5月連休明け分程度の量
のトイレットペーパーなどを買い込むに留めました。次の5%割引は30日。たぶんこの
日は春休みの日曜日ということもあり、大混乱になりそうな予感がします。

3月19日(水)
本日は冬もぼちぼち終りかけけということで、今年初めて国道105号線で阿仁を越えて
県北まで足を延ばしてみました。目指したのは大館市の温泉施設のハシゴ。午前中の峠
道はまだ一部凍結と落雪があり、ちょっと時期尚早の感もありました。でも、2時間半
で鷹巣まで到着。最初に目指したのは、大館市の一番西にある田代温泉ユップラ。入浴
料300円。お湯はナトリウム・カルシウム−塩化物泉で、源泉45.5℃、pH6.8の中性泉。
湯船は、真ん中に噴出するジャグジー風呂があり、その脇に超音波風呂、源泉風呂、サ
ウナと露天。これだけの施設で300円は安い!源泉風呂と露天は、源泉か掛け流しで使
用されていましたので、ほぼこの湯船にいました。源泉風呂は若干の塩味と、薄っすら
と金気臭がある、いい風呂でした。ただ、その上の掲示には、弱アルカリ性温泉との表
示があり、外の分析表とは異なるもの。後で支配人に聞いても、よくわからずで。どう
も泉質が変わったようです。施設的には悪くなく、人出もまずまずでしたが、洗い場に
ボディソープはあるものの、シャンプーなし。これも聞いたら、コスト削減のためとの
こと。指定管理者の運営となっていますが、これはちょっとどうかと。それでもほとん
どのお客様が地元の方で、諸々持参でしたので、問題はなさそうです。

3月18日(火)
昨日の山形温泉ツアーの続きです。気がつけば近くに温泉がなくなってしまったので、
気合で一番雪深い肘折を目指しました。以前は時間切れで入浴できませんでした。肘折
入口の国道は、数年前にがけ崩れで崩壊し、実は昨年11月末に新しくなったそうな。肘
折希望大橋と名前が付いた凄い道路になっていました。温泉街に入ると、元々駐車場が
少ない上に、積雪で路肩などには駐車出来ないため、今回は一番大きくて、ランドマー
ク的な肘折いでゆ館にしました。入浴料400円。温泉街に多くの温泉があるため、この
日帰り入浴施設はガラガラ。風呂は内風呂と寝湯。お湯は組合2、3、4号混合源泉で
ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉、源泉64.6℃、pH7.3。湯船は茶褐色濁で金気臭、
薄っすらと塩味。加温、加水、循環、消毒なしで湯使いはまずまず。ここもメタ計算が
148mgも含まれる美人の湯で、こういったお湯が出ているからこそ、肘折が有名なん
だろうなぁ、と。噂では、お湯を新しく張った時には、無色透明で、時間が経つと茶渇
色になるとも。いずれそんなお湯も入浴してみたいものです。

3月17日(月)
今日は貴重な好天でしたので、先日の山形温泉巡りの延長戦に出かけました。まず目指
したのは、評判の良い羽根沢温泉。当YHから車で2時間ほどで到着。温泉街は中心に
駐車場があり、その隣に共同浴場が一つ、温泉宿が3つのみ。まずは共同浴場。入口で
200円ポストに入れて入浴。中は無人で、湯船が一つあるだけ、桶はあるけど、カラン
(蛇口)なし。お湯は含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉で源泉は45.2℃、
pH8.4。加温、加水、循環なしで、消毒のみあり。薄茶褐色透明で、金気臭と若干の硫
黄臭。特にここのお湯の特徴は、トロトロ、ヌルヌルで、まだお湯の状態も午前中でよ
かったようです。他のお客さんもおらず、貸切で気持ちよく入浴。汚い風呂には入れな
いという方には厳しいけど、本来の温泉を楽しめるいい風呂でした。

3月16日(日)
先日、角館の状況確認に出向きました。例年ですと雪どけが進み始める時期ですが、今
年はまだ武家屋敷も桧木内川堤といった桜の見所もまだまだ雪の中。果たしてこれだけ
の雪がちゃんと4月下旬まで消えて、桜が咲くのだろうかと、疑問に思ってしまうほど
の積雪量でした。せっかく角館まで行ったので、ついでに角館の奥にある公共の温泉施
設、花葉館で一風呂浴びて来ました。ちょうど到着が昼時分だったので、普段は地元の
方で人気の施設も空いていました。内湯、露天、ミストサウナと施設は充実。お湯はカ
ルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉で源泉43.7℃、pH9.0。無色透明、無味、消毒臭で、
加水、循環なしで加温、消毒のみの掛け流し湯。お風呂自体は、掛け流しはいいものの
どこにでもある公共の温泉でしたが、ここの源泉使用のミストサウナは、消毒臭も薄く
地域で少ない施設ですので、これは気に入りました。入浴料400円、朝5時からの早朝
営業もあります。

3月15日(土)
昨日は、秋田県でも鉄道のニュースが多く流れる珍しい状況でした。秋田新幹線は開通
から17年で古い車両が昨日で引退。更に夜行の特急あけぼのも定期運行最終日というこ
とで、全国放送で秋田駅から生中継が行われていました。一方で今日から鉄道のダイヤ
改正になりました。今回、秋田新幹線のダイヤが一部変更になり、これに連れてか、田
沢湖線や奥羽本線なども微妙に時刻が変わりました。当YHを利用されるお客様で、こ
れからの時期、角館に普通電車で向かわれる方が増えますが、今回の改正で、なんと朝
の便が不便になってしまいました。大曲発角館行き普通列車で1便は6時57分と従来と
大きくは変わりませんでしたが、2便が7時24分と従来より10分以上早い発車となり、
従来だと飯詰駅発7時半頃の電車に接続していたのですが、奥羽線は今回大曲着7時40
分と接続しなくなり、その前の電車に乗る必要が出てきました。朝7時半の電車なら、
6時半朝食で間に合いましたが、今回は6時半に当YHを出ることになり、朝食が間に
合わなくなってしまいました。ご利用の方は、うまいこと計画を立てて来て下さい。ち
なみに角館行き3便は12時13分と従来より更に40分遅くなり、この間は新幹線のみにな
ってしまいました。

3月14日(金)
昨日2湯目は、秋田県に戻ってきてすぐの山内、鶴が池荘。ここは前にも来たことがあ
りましたが、一昨年から源泉掛け流しに変わったとの話。入浴料500円。内風呂とサウ
ナ、打たせ湯、寝湯など設備は充実。露天は湯船2つ。こちらの露天風呂のみが源泉掛
け流しで、加温、加水、循環、消毒なしとのこと。入ってみると、薄っすらとアブラ臭
があり、そのアブラ臭の中でもインパクトのあるクレゾール系の匂いがしました。内風
呂は消毒臭プンプンなので、銭湯ですが、この露天はご機嫌でした。濁りはありません
が、いかにも温泉に入った気分になるし、ポカポカ感は尾を引き、戻ってくるまで汗が
引きませんでした。公共施設の温泉ですが、侮れません、お勧めです。

3月13日(木)
今日は、お客様を六郷に送ったついでに温泉巡りに出掛けました。そのままみずほの里
ロードから横手を抜け、一気に岩手県まで。今回の目的は県境を超えた巣郷温泉、旅館
大扇別館。入浴料は300円。脱衣所でいきなり強烈なアブラ臭が来るのが、巣郷温泉の
特徴です。お湯は巣郷温泉の各施設とも同じ源泉を使用、ナトリウム−塩化物・硫酸塩
泉で源泉63℃、pH8.5のアルカリ性で無色透明。風呂は、内風呂が一つと、奥に立ち湯
がありました。独特なアブラ臭はいつものことで、ご機嫌に入浴できましたが、他の巣
郷温泉のお湯の方がインパクトがあった気がしました。また、旅館といっても、ほとん
ど民家状態でした。

3月12日(水)
昨日の午後からの本格的な降雪で、今朝の積雪量は165cmまで増加、この時期、普通な
ら減少傾向になる積雪量も横ばいで推移してしまっています。このため今朝は、久しぶ
りに除雪車が走ったこともあり、朝の雪かき出動、それも2回戦となりました。それで
も最低気温は−1℃までも下がらず、降った雪が夜中のうちに屋根から落ちたこともあ
り、夜中はトタバタ喧しく、朝になってからは、落ちた雪を均す作業が必要となりまし
た。それでも、もうそろそろとける一方になる時期ですので、裏の雪山は放置状態で、
またしも駐輪場裏の雪は地面とつながってしまいました。消雪パパいぷの稼働も必要最
低限にしていますので、食堂裏の雪山も一部、軒まで届くほどの雪山が出来上がりつつ
あります。どうも春休みに来られるお客様には、十分な雪を楽しんで頂けそうです。

3月11日(火)
今日も雪混じりの天気でした。そういえば、3年前のあの日も雪でした。午後3時前に
激しい揺れに襲われ、午後4時過ぎにはビジネスのお客様たちが急に帰宅。その後は日
曜日の夜まで続く停電の中で、お客様を交えてバタバタ、賑やかな夜でした。被災地の
復興は徐々にですが進んでいるようです。そのために多くの人が全国から入っており、
観光統計を見ると、岩手県の宿泊者数は、四半期ベースでは震災前の平成22年と比べて
増加になっています。一方、秋田県では、昨年1年間、四半期ベースでも2桁のマイナ
スが続いており、明らかに風評被害による観光客の減少が続いている状態です。当YH
でも外国人のお客様は1年を通じて数えるほどしかまだ来られておらず、たぶん外国人
の方が震災前にまで戻るのには10年以上かかるだろうと覚悟しています。

3月10日(月)
4月からの消費税引き上げ前に大物案件を、ということで、一昨年から少しずつ行って
いる畳の補修を今年もお願いして、本日終了となりました。今年の分は、一階の部屋2
つ分、畳14枚の表替え。発注したのは、表のござの部分を裏返すだけだったのですが、
剥がしてみたところ使い物にならないと畳屋さんが判断して、新しい畳表を貼ってくれ
ました。過去2年分は、裏返すだけだったので、イグサの新しい匂いはほとんどしませ
んでしたが、今回は建物中、強烈なイグサの匂いがして、新しい畳が入ったことを主張
しています。今回の畳の補修が4月前に終わったので、値上がりする分の消費税、廻ら
ない寿司の並1人前分ほど浮いた計算になります。他に車検も月内で発注済。雪がなく
なったら始める予定の建物北側のU字溝取り付け工事の材料も購入しておきたいのです
が、雪が残るため、こちらはまだ先になってしまいます。

3月9日(日)
3日間続いた吹雪も、今朝、ようやく一休みして風も止み。太陽が出ていました。吹雪
の間、毎日15cmほどの積雪があり、今朝の横手の積雪は162cmまで再び増えてしまいま
した。3月上旬でこれだけ積雪があるのは、気象庁のデータを見てみると1986年以来の
こと。この時期になると、5月連休の予約も入り始め、一方でその時期に見頃になる角
館の桜の開花予想の問合せも来始めます。気象協会などの機関の予想では、今年はほぼ
例年並みを見込んでいるようです。でも、これだけの雪がとけてから、ということにな
ると、桜の見頃も遅れそうです。去年も例年1月末の積雪のピークが2月末にずれて、
連れて桜の開花も時期が遅れて、と観光関連の人間にとっては悪循環になり、仕事的に
は空振りに終わりました。今年もこんな感じにならなければと、今の時期から気を揉ん
でいますが、こればかりは自然が相手ですのでなんともならないことで、ただ祈るばか
りです。(写真は昨年の角館の桜)

3月8日(土)
4月から消費税引上げで、諸物価が変動している昨今。当YHも10日までに改定料金を
協会に提出する必要に迫られました。朱に交わって値上げすべきか?この際だから値下
げで勝負か?などと数日考えていましたが、結局、今回は税込みで据え置きとしてみま
した。これは実質値下げということになりますが、この程度の値下げは値下げに入りま
せんね。でも、「本体価格+税金」の表示って、どう考えても消費者(利用者)のため
には不便だと思います。新しい価格は、3,519円+税281円(=3,800円)、YH会員の
方はこの金額から556円+税44円(=600円)引きになります。食事代は、夕食が926円
+税74円(=1,000円)、朝食556円+税44円(=600円)となりますが、当面、表示が
このようになりますので、解りづらいとは思いますが、よろしくお願いします。

3月7日(金)
一昨日からの吹雪は今日も一日続き、気温も低く、3月に入ったというのに1月に逆戻
りになったようです。折角出た道路の路面も雪で覆われ、今朝未明には久しぶりの除雪
車が登場、朝には新しい雪が15cmほど降り積もり、当YHでも10日ぶりの消雪パイプが
稼動となりました。この悪天候は来週中頃まで続くとの予報で、外出も間々ならず残念
です。先月末から今月初旬に少しは暖かくなってきて、春めいたと思ったのもつかの間
です。それでも、着実に春は来ている様で、スーパーの直売コーナーにはばっけ(ふき
のとう)が出始めました。当YHでも玄関においてある紅梅が今年も赤い花を開き、い
い匂いを撒き散らしています。雪の季節ももうちょっと!今年も無事に乗り切れそうで
す。

3月6日(木)
今日は昨晩からの吹雪が一日続き、一部交通機関にも遅延が出ました。そういえば昨年
の今頃、秋田新幹線が雪で脱線、その前の新幹線にはフィリピンからのビジネスのお客
様が乗っていて、当日もその後も初めて見る雪で大騒ぎだったことを思い出していまし
た。さて、先日の山形県北温泉ツアー、2軒目に目指したのは最上駅前の温泉。ウエル
ネスプラザという施設名で、源泉名が最上ヘルス温泉と事前調査ではなっていたのです
が、到着してみると、最上町立病院や福祉協議会などがまとまっている施設でした。病
院や老人ホームなどの廊下を進むと、温泉はありました。入浴料300円。お湯はアルカ
リ性単純泉で、pH9.1とアルカリ度は高めのため、ヌルヌル感のある薄茶色のお湯。
更にこのヌルヌル感の原因はメタケイ酸183mg/リットルと、含有量が多いことにあるようで
す。これが100mgを超えると「美人の湯」とも名乗れるとか。また、この成分、食塩泉
と同様に熱さが尾を引くことでも有名。このため出てからもポカポカでした。冬は加温
ありとのことで、循環なしの消毒あり。若干消毒臭があった気もしますが、むしろ土臭
のほうが強かったようです。病院にこんな良い温泉が付いているなんて、贅沢!!

3月5日(水)
今日は今冬、何度目かの白鳥飛来地見学のワンコインツアーとなりました。お客様の後
の予定もあったため、朝7時半に当YHを出発。六郷の湧水群や寺町通りなどを簡単に
紹介した後、角館の手前の鶯野の白鳥飛来地に到着。前に十文字の飛来地で空振りに終
わったことがあり、白鳥が居るか心配でしたが、現地にはちゃんと白鳥がたっぷり居て
くれました。小雪が舞う中、20分ほどゆっくりと白鳥見物をした後、今回も角館でツア
ーは終了となりました。白鳥見学ツアーも白鳥がいると確約(?)出来るのも今月中旬
頃までかと思います。それ以降、雪どけが始まると、日中は白鳥もどこかに餌を求めて
飛び回るし、4月には北に向けて旅立ってしまいます。それまでの間、ご希望の方は出
来るだけお連れすることが出来るかと思いますので、出来れば予約の際にご相談くださ
い。

3月4日(火)
昨日は雪の予報の中、気合で県境を越えて山形県まで足を延ばしました。目的は新庄か
ら鳴子方面に向かって点在する温泉。最初に入ったのは、瀬見温泉の共同浴場。200円
を入口脇の箱に入れると、ドアが自動で開く仕組みは斬新!中に入ると、湯船が一つ。
お湯はナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉で源泉67℃、pH7.6。無色透明、
無味だけど若干の温泉臭かな。湯船には滔々と源泉が注がれており、隣の蛇口から水を
入れて温度を自分で調節するタイプ。先客は気合が入っていたようなので、湯船のお湯
はかなりの熱さで、出る頃には足が赤くなりました。ココを出て、勢いでもう一軒と歩
いて宿屋に飛び込もうとしたら、一番有名な喜至楼は本日日帰り入浴終了、エビス屋旅
館は鍵が締まっていました、残念!

3月3日(月)
先日、湯沢市の温泉めぐりをした際に入浴した温泉がもう一ヶ所ありました。帰り道に
稲川から湯沢に向かうトンネルの手前、稲川スキー場近くにある老人福祉センター緑風
荘。ここも浴槽は大浴槽一つのみ。お湯はナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩線
で源泉64.7℃、pH9.0のアルカリ性。無色透明、無味、若干の石膏臭。加水あり、加
温なし、循環あり、消毒ありですが、こちらもかけ流しで利用。表示には薄黄色、微弱
な硫化水素臭とありましたが、それはわからず。地元の銭湯感覚で、お客さんがひっき
りなしに来ていました。以前は焼却場の廃熱利用だったのが、十数年前に井戸を掘り、
温泉になったとのこと。入浴料300円が人気の理由のようでした。

3月2日(日)
せっかく3月になったのですが、今年の3月は少し寒そうな気配です。来週後半には時
期遅れの寒気団が来て、雪の日が続く予報が出始めました。これからの時期、特に関東
以南の都会から来られるお客様の中には、都会では花粉が舞い、暖かくなってきている
ため、そのままの格好で来られるお客様がいらっしゃいます。こちら秋田は関東に比べ
て春が来るのが2ヶ月近く遅くなります。3月はまだ雪の季節で、車のタイヤを交換す
るのは早くとも月後半から4月に入ってから。今月の下旬になっても雪が降ることが度
々ありえます。5月前半までは朝晩の冷え込みは零℃近くになることも普通です。山岳
部の道路の開通が4月下旬以降の予定ですが、5月連休中も雪で通行止めになることも
過去に何度かありました。これから5月連休に桜見物を考えてる方も、その点をご配慮
の上、計画を立てて遊びに来てください。

3月1日(土)
今日から3月。これから少しずつ春めいてくる予定です。実は本日、当YHの開所記念
日で、今日から10年目に突入です。というわけで、本日たまたま泊まられたお客様には
心ばかりのご馳走をお出ししました。まだお客様の数が十分かと云えば、そこまでは行
っていませんが、それでも多くのリピートのお客様にも支えられ、なんとかここまで続
けて来られました。来て頂いたお客様、ご声援頂いている多くの方々に感謝です。来年
は10周年ということになります。既に去年から何をしようかと考えてはいるのですが、
なかなか行動に移すことが出来ず、無念に思っています。それでも少しずつではありま
すが、何か新しいことを、と今年も決意を新たにしています。