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大曲ユースホステル

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【新米ペアレントの営業日誌】

2014年

8月31日(日)
夏休みの繁忙期もほぼ、終りに近づき、当YHに設置してある近隣観光地のパンフレッ
トも品切れのものがチラホラ出始めてしまいました。このため、9月になったら、また
もやパンフレット調達の旅に出る必要が出てきました。先日、すぐ近くの道の駅で、幾
つかパンフレットを調達してきたのですが、中には改訂版が出ているのですが、ついう
っかりしていてどっちが新しいものか、わからなくなってしまったものもありました。
一般の旅行客なら、そこにあるものを持っていくので、その区別は必要ありませんが、
通常、業務でそういったものを作る際には、いつ作ったかとか、バージョンが幾つだと
かの情報は、表紙や裏に記載するものです。見ているとどうしてもそういう「必要な」
情報が抜けていることが行政などでは多く見られます。それが一番痛感したのが、東北
の夏祭りのホームページを見比べた際です。一番知りたかった祭りの日時は、通常、ト
ップ画面の一番わかりやすいところに大きくあるもので、青森ねぶたや山形花笠、仙台
七夕祭りなどはそうでしたが、秋田竿燈のHPだけは、日時を探すのに苦労しました。

8月30日(土)
花火の騒動も先週で終り、その後少しノンビリしたので、本日から気持ちを切り替えて
お客様の少ない時を見計らって、外作業を再開しました。最初に着手したのが、草刈大
作戦「くさ3号作戦」。前回は7月中旬でしたので、1ヶ月ちょっと放置したことにな
り、特に裏の農道や畑の奥などは、しっかりと雑草の茂みとなってしまいました。近隣
の方の迷惑にならないように農道脇の草刈を中心に2時間ほどで初日は終了。前回は草
刈だけでさっさと済ませてしまいましたので、奥の杉林周辺や駐車場奥の林の雑木は、
ボサボサに枝葉を伸ばしており、今回は枝打ちも行う必要がありそうです。いずれにし
ても、これからの時期は、畑作業はほとんどありませんので、庭木の手入れとその後に
は建物北側の排水溝の工事など、春から夏にかけて出来なかった汗かき作業がいろいろ
あります。

8月29日(金)
お盆も花火も終り、一気に秋の雰囲気となってきましたが、気がついてよく見ていると
テレビのCMでは早くも除雪機の早期購入キャンペーンや車の冬タイヤの宣伝が流れ始
めていました。気温は花火が終り、今週になると最低気温が20℃を下回る日が続いてお
り、ようやく例年通りの秋の入口になってきたようです。それにしても、この8月は雨
の日がやたらと多く、先週末の大曲の花火の日までで見ると、日照時間が一日10時間を
超えたのはたった2日のみで、高温多湿のジュクジュク状態がずっと続いてしまいまし
た。このため当YHの畑も、例年とは実りが少し変わって、水気を好むキュウリがつい
先日まで収穫が続き、ナスやトマトの収穫が大きく落ちてしまいました。週明けからま
たトマトは収穫が戻ってきましたが、今度はお客様が少なく、持て余しそうな気配とな
かなか需要と供給がマッチしないものです。

8月28日(木)
大曲の花火の日、JRでは多くの臨時列車を大曲駅を中心に走らせていました。その中
には、車両のやりくりの関係から、通常大曲駅では見られないような車両まで動員して
花火のお客様を送り出します。秋田新幹線でも盛岡⇔大曲、秋田⇔大曲間で臨時列車が
動員されますが、盛岡行き最終の新幹線は盛岡駅で新幹線ホームでなく、在来線の田沢
湖線が使用しているホームに入るとのこと。撮り鉄の方にしてみれば、レアな写真が撮
れそうです。盛岡駅の在来線ホームに秋田新幹線が入ることは、遅延や一部運休という
際には稀に見られるとのことですが、確定して見られる貴重なチャンスのようです。と
いう話をあるお客様にしたら、この夏、山形新幹線に導入された足湯付きの新型車量
「とれいゆつばさ」は、新庄⇔福島間での運行となっており、福島駅では在来線ホーム
に入るとのこと。こちらも狙い目のようです。

8月27日(水)
先週末の花火当日、実は宿泊を伴わないお客様が2組、それも予定外の訪問がありまし
た。最初の方は、昨年春に当YHを手伝ってくれた現高校生君。聞けば北海道からの帰
りで、昨晩は夜行のはまなすで青森に戻ってきたものの、ダイヤが大幅に遅れて、その
日のうちに関東にたどり着かなくなったとのこと。ネットで調べ物をしようにもスマホ
の電池切れで、当YHに充電に立寄った次第。2時間ほど充電と帰路の検討を行って、
また出発していきました。2組目は、度々バイクでお越し頂いているお客様が車に自転
車を積んでお越しになりました。一緒に来た方と当YHに車を置いて、花火を見に出か
け、夜10時前に戻られて、車で出発となりました。こちらの方は事前に相談があり、そ
の時点では結論が出ていなかったものの、駐車場に余裕があったのでOKと返事をして
ありました。

8月26日(火)
先日、湯沢市秋の宮にある老舗温泉旅館、稲住温泉が任意整理に入ったと報道されまし
た。既に今年3月に一部施設が大雪の影響で損壊して休館しており、秋を目指して復旧
工事との話でした。秋の宮温泉郷の中でも老舗で本格旅館の風格を持ついい温泉旅館で
その造りは戦後の日本建築界を代表する白井晟一氏も一部携わったという立派なもので
戦時中には作家の武者小路実篤が疎開したり、遠縁にあたる卓球の福原愛選手が一時合
宿したりと、何かと話題の多い施設でした。今後、某大手リゾートホテルグループが購
入してリニューアルするとも伝えられているようです。秋の宮温泉郷は10年前には12の
温泉施設がありましたが、今までに3つが閉鎖となり、今回の稲住温泉休館で8ヵ所に
なってしまいました。どうしても知名度の高いところばかりにお客様が集まってしまう
のはしかたないのでしょうが、まだまだ知名度が低くともいい温泉は秋田には沢山あり
ます。

8月25日(月)
先日の花火の結果が諸々公表となりました。来客数は72万人と、昨年より4万人減とな
ったようです。当日朝までの激しい雨が大きく影響したようです。今年の花火では、数
日前の豪雨で会場がある雄物川の増水が懸念され、河川敷に用意されていた駐車場やテ
ントサイトなど数ヶ所が急遽使えないというハプニングもありました。当YH開所以来
10年で初めてのことでした。競技大会で優勝したのは以下の通り。
 10号芯入割物 優勝 小松煙火(秋田) 準優勝 野村花火(茨城)
 10号自由玉  優勝 野村花火(茨城) 準優勝 小松煙火(秋田)
 創造花火   優勝 紅屋青木(長野) 準優勝 野村花火(茨城)
 総合    最優秀賞 内閣総理大臣賞 野村花火(茨城)
茨城県の野村花火工業の総合優勝は6年ぶり、5度目と過去最多受賞となりました。野
村花火工業はNHKのプロフェッショナル〜仕事の流儀〜という番組で取上げられた花
火師、野村陽一氏が率いるだけあって、さすがです。地元秋田の花火師小松さんも高い
実力を誇り、時折、当YHから運がいいと見える試し打ちの花火は、この小松さんの花
火です。

8月24日(日)
昨日の大曲の花火も無事に終り、朝食後、お客様も出発となり、今晩は静かな夜となり
ました。例年、花火の翌日は休館にしていたのですが、今年はビジネスの長期のお客様
があるため気も抜けず、しっかりと夕食の支度となりました。大曲の花火が終われば、
ここ秋田も秋になります。今年は花火前には暑さも残って、暑い花火大会になりそうで
したが、翌日の今日には、本来の涼しさが戻ってきて、秋らしい午後となりました。今
年の8月は雨の日が多く、連れて高温多湿の状態が長く続いてしまったので、カラッと
秋晴れになってくれることはとても嬉しいことです。花火が終わるとお客様も例年減っ
て、開店休業の日も出てくるのですが、今年はまだまだお客様が続きます。当面、休館
の予定はありませんので、飛び込みのお客様の大歓迎です。

8月23日(土)満員御礼
本日、今年の大曲の花火本番となりました。未明まで激しい雨が降っていましたが、朝
にはあがり、夕方からの花火の時間も天気は悪くなく、一部足元がぬかるんでいたよう
ですが、お客様にはご満足頂けたようです。朝食後、午前中のうちにパラパラと花火会
場に向けて出発され、午後には当YHも一時の静けさを取り戻しました。今日も当然の
ことながら夕食の提供はなく、花火終了後、お客様が戻り始める夜11時頃までは、時間
に余裕が出来ますので、その間、これも毎年恒例となった枝豆の収穫とその加工処理と
なりました。今回収穫した枝豆は、房付きのまま、戻られたお客様に酒の肴としてお出
ししたのはもちろん、これから春にかけての貴重な食材となります。

8月22日(金)満員御礼
明日の大曲の花火を控え、今日から連泊で花火観戦のお客様が三々五々到着となりまし
た。今日、明日は夕食の提供は行いませんが、夜8時以降、食堂にて明日の花火を見る
ための作戦会議を今年も実施しました。明日の朝の移動手段、現地での見物場所の確保
の方法、花火が始まるまでの時間の過ごし方や物資の調達方法、帰路のご案内など、1
時間強もお話してしまいました。毎年そうなのですが、花火の際には、大曲の花火が初
めての方、また当YHが初めての方、更にはユースホステルに宿泊するのも初めてな方
が大半ですので、この作戦会議にも驚かれるお客様が多いようですが、なにもこれは花
火の時に限って行っているわけではなく、通常時にも明日の行き先が決まっていない方
を中心に観光地のご案内や、秋田の食文化、祭りや季節の話題などをお話しする作戦会
議を開いていたり、お客様同士の情報交換の場を出来るだけ作ろうとしています。さて
明日の花火、懸案は天気で、夜、激しく降る雨にお客様の多くが不安顔でした。果たし
てどうなることやら。。。

8月21日(木)
今日は買い物のついでに花火会場の視察をして来ました。昨日までの激しい雨で一部桟
敷席が水で浸かっているものの、全体的には無事に済んではいるようでした。今年から
桟敷席が多めに設置され、その分、自由席のスペースが大きく削減されました。会場で
は土手沿いの黒の天幕の設置も済み、ほぼ設備は出来上がりで、携帯電話会社の移動基
地局の設置も始まっていました。予報では、まだ週末に掛けて天気が荒れるとも見られ
ているようで、会場にいた地元の方と話した際には、長靴がこれでは普通になりそうだ
けど、諦めてサンダル?とも云っていました。いずれにしても来られる方は、足元が悪
くなりそうですので、そういう観点で諸々の準備をしてお越しください。

8月20日(水)
今朝、テレビのニュースでは広島でおきた大雨とそれに伴う土砂災害の映像が断続的に
流されていました。ここ大曲からは遠く、個人的に知人も少なく、いつもなら遠い場所
の話としてみることが多いのですが、今朝は違いました。たまたま泊まられていたお客
様が広島から来られた方で、見た途端、どこの場所かもすぐにわかる、その方にとって
は地元の映像だったようです。バタバタと朝食を済ませると、スマホで電話やらメール
やら引っ切り無しに操作を繰り返したり、話したりと大忙し。帰路の途中だったことも
あり、今日以降の計画も急遽変更の必要が出たようで、大騒ぎになっていました。過去
には当YHにも東日本大震災の被災地ボランティアの帰りという方が度々いらっしゃい
ましたが、またも出番のようです。

8月19日(火)
本日、お盆期間(8〜17日)の公共交通機関の利用状況が公表されました。それによる
と、秋田新幹線は昨年のお盆に大雨で運休が相次いだこともあり、今年は去年と比べて
43%増と大幅な伸びとなった反面、観光客が多く利用する五能線は、6日の大雨で線路
の一部が損壊したため一部区間運休の影響を受けて、去年と比べて53%減と半減。高速
道路の利用状況は、秋田県内の出口利用で去年と比べて12%減。JH東日本ではこの曜
日の並びやガソリン価格の高騰、高速料金の割引率改定などさまざまな要因が重なった
結果としているようです。冬には大雪になる秋田県、冬に気象の影響を大きく受けるの
は致し方ありませんが、ここ数年、夏のお盆時期にも天気が不安定で、中でも観光産業
は大きな影響を受けることが多くなってしまっている気がしてしかたありません。ただ
こればかりは、神様に祈るばかりです。

8月17日(日)
大曲の花火を今度の土曜日に控え、今日から大曲では花火ウィークと題して、いろいろ
なプレイベントが始まりました。初日の今日は、商店街の夏祭りも行われ、また夜には
日替わり花火がありました。これを見るために夕食後、お客様と大曲の街中まで急遽、
ナイトツアーとなりました。大曲には花火の会社が4社あり、それぞれが日替わりで担
当して各社の強みをアピールする日替わり花火。時間的には10分ちょっとのもので、見
物客もそんなに多くありませんので、丸子橋の上からお客様とみんなで花火見物が出来
ました。本番の大曲の花火とは比べ物になりませんが、それでも来られたお客様からは
大曲で花火が見られたと、喜んで頂けたようです。今日は2社分、あとは木曜と金曜に
花火が上がる予定です。

8月16日(土)
お盆の繁忙期もこの週末で終りとなります。8月に入ってから夏祭りシーズン、お盆休
みと連続して忙しい時期が続いており、畑仕事など宿の本業以外の部分はどうしても手
がつけられません。事前にそのことは想定していましたので、草刈などもしなくて済み
ますが、畑の収穫だけは、タイミングを見て行わないといけません。日々の食材として
必要なものは、その都度調達に畑に行きますので、大体の状況はわかっていますが、ま
とめて収穫期が来るものは、放置状態。そんな中、来週には収穫を行う予定の枝豆を少
し試食してみました。やはり収穫期より一週間早いので少し豆も小さめでしたが、かな
りタイミング的にはいい感じで、週末まで畑において置けるかちょっと心配になるほど
でした。それにしても採りたて、茹でたての枝豆の味は最高でした。

8月15日(金)
今日はお盆の真ん中。ということで近隣でも多くのお祭りが行われており、それに伴う
花火も上がっていて、距離があることや天気が悪いことでその花火の姿は見えませんが
音だけは当YHにも伝わってきています。この時期の祭りも面白そうなものが多くある
のですが、まだ行けていない祭りがいくつもあります。お客様がまとまっていれば、ツ
アーという形でお客様を巻き込んで出かけることが可能なのですが、この時期のお客様
は遅めに到着という方も多く、そういうわけにはいかないようです。ここ数年狙ってい
る祭りは県北、鹿角で8月19、20日に行われる花輪ばやし。当YHからはかなり離れて
おり、夜がメインの祭りですので、帰宅は深夜2時とかになってしまうので、なかなか
実現していませんが、いずれお客様が空いた年にはと、考えています。

8月13日(水)
本日は、昨年夏に引き続き、高校時代の同級生がバイクで秋田まで来てくれました。今
回も地元埼玉と秋田をバイクで往復というツーリングで、わざわざ来てくれた事に非常
に感謝しています。秋田には世界的に名が通った集客力のある観光地がまだ少なく、親
戚や知人がいる場合など、何か縁がないと来ることが少ない場所のひとつのようです。
世界的な観光ガイドであるミシュランの日本版でも、秋田県内で紹介されているのは、
白神山地と十和田湖だけで、それも半分は青森県。純粋に秋田にあるものは一つもない
状態で、調査員が秋田に来ていないとも考えられる状態です。確かにこれといったもの
はとても少ないようですが、それでもその背景にあるストーリーを知るととても興味が
持てる様なものはどこにでもあるもの。そうしたことを知った上で見てもらえるところ
を取り揃えられたらいいな、なんて思っています。

8月12日(火)
今年はバイクのお客様が少ないようですが、そんな中、昨晩は久しぶりにフル装備のオ
フロードライダーさんがお越しになりました。林道を主に走っているとのことで、今日
も真昼林道を目指して出発されました。林道ライダーさんもある意味、マニアの一人に
なるのでしょう。秋田や青森県には多くの林道がまだ残っているので、多くの方にお越
し頂きたいものですが、荒れた道を走るのが主なオフロード車は、その半面でいい道を
長距離で走るのは大変だとのこと。都会から近ければ、もっと多くの方に来て頂けるの
かなと、少し残念な気がしました。いろいろな趣味やマニアの方がお越しになり、その
度にこちらでも勉強する機会となるのですが、林道だけは当YHの車で出かけるのは厳
しいので実地検分が出来ないのが、申し訳ない気がします。

8月10日(日)
今日はテレビでほぼ一日、台風の状況が流れていました。このためか、今日も飛び込み
のお客様は極僅か。秋田県には真夜中に日本海西方で再接近するようで、日中は気温が
25℃前後と涼しかったのですが、夜中に27℃まで上昇といういつもにない状況になって
しまいました。通常、台風が通過すると天気も良くなりますので、明日以降は台風一過
に期待したいものです。さてそんな中来られたお客様の中に、鉄道マニアの方がいまし
た。鉄道マニアの方はいろんな分野の方がいるよう、今回の方は当YH「降り鉄」。以
前ネットで降り鉄の方の旅行方法を見ましたが、上り下りの電車を旨く乗り継いで行っ
たり来たりして、駅を降り潰すそうです。乗り鉄の方の旅行も大変でしょうが、降り鉄
はそれに輪を掛けて苦労の多いようで、特に運行の少ない田舎では、ちょっとの距離で
も一日かかってしまいそうです。

8月9日(土)
本日から夏のピーク、お盆の連休が始まる方も多く、テレビのニュースでは高速道路の
渋滞情報を流しています。その反面、台風の接近で南の方では不要な外出を控えるよう
にとの注意喚起も出ているようです。このためなのか、今日はお盆初日なのですが、当
YHはまだ閑散とした状態になってしまいました。例年なら、車やバイクの型の飛び込
みも今の時期多く見られるのですが、その電話もありませんでした。まあ、こうした天
候ですので、無理に来られても到着まで心配しますし、来られる方も楽しみ半分になっ
てしまうでしょうから、致し方ないことなのですが、とっても物足りない気分です。

8月8日(金)
台風接近に伴うものなのでしょうか、昨晩から雨が降ったり止んだりの天気で、窓の開
け閉めに一日中走り回っていました。それでも、気温が一日を通じて25℃以下で推移し
湿度は高いものの涼しさを感じる時間が多く、少し安堵しています。気がつけば、それ
まで夜になるとカエルの鳴き声が喧しく聞こえていましたが、今日は虫の声が多くなっ
てきました。昨日が立秋で暦通りになったの?!と思うほどの変化です。例年だと、お
盆が終わると、ここ大曲では秋の雰囲気がしてきて、朝晩も涼しくなりますが、今年は
少し早いようです。生活するだけなら、この方がいいのですが、周辺の主要産業である
農業では、長雨は良くありませんし、観光についても天気が悪いことは大打撃になりま
すので、良し悪しです。もうちょっとカラッと暑い夏がいいかなと、涼しくなったので
思ってしまいます。

8月7日(木)
竿燈祭りの時期、お客様の中には祭好きの方が多くいらっしゃいます。時間が許す限り
多くの祭りがある秋田県をご紹介するようにしています。ただ祭りの多くが地元の方の
もので観光客向けでないものがあるのも事実で、先日もある祭りに出向いたところ、諸
々の状況で残念な思いをしたとの小言を頂きました。その例のひとつが男鹿のなまはげ
が挙げられます。知名度は高いものの、実際は大晦日の夜だけ行われる行事で、それも
基本は集落単位。観光客が本物を見ようとしても、各家々を個別に訪問するなまはげで
すので、何時、何処にいるのかはわかりません。また見ようとしても、それは個人宅に
なってしまいます。そのための2月に真山神社でなまはげ柴灯まつりという形で観光客
向けに行われるようになりましたが、これは本当に例外中の例外。一般の祭りは地元に
根付いて、地元民のためだけに行われるもの。お客様のニーズがどんどんマニアックな
方に向いている現在、その辺のアドバイスも出来るようにと、考えています。

8月6日(水)
今日で秋田最大の夏祭り、竿燈も最終日。今年は優良観覧席の前売りチケットも完売と
なってて、多くの観光客の方が秋田に来られる予定でした。でも昨晩からの雨で残念な
がら途中で竿燈の一斉竿立ても途中で中断となり、また日中も一時激しい雨が降り、一
部のイベントが取りやめになったり、会場変更になったそうです。1年を通じて集客が
出来る超有名観光地は少ない秋田県では、夏の竿燈祭りは知名度が高い祭りの一つで、
それまで秋田に来られたことがないお客様にも、秋田に眼を向けるきっかけになるイベ
ントです。今回残念な思いをされた方や、これを機会に秋田県に興味を持って頂き、食
や文化、温泉など竿燈以外のいい秋田をもっと来て楽しんで頂けたらと思います。

8月5日(火)
今朝、4月から長期で滞在頂いたいつものビジネスのお客様が出発となりました。今ま
では長くて3ヶ月でしたが、今回は4ヶ月弱と過去最長。仕事とはいえ、単調な当YH
での生活で大変ご苦労だったことでしょう。こちらも他の時期でしたら、ホッと一息つ
く処ですが、現在竿燈まつりのお客様が続いており、その後もお盆から大曲の花火まで
一気に続きますので、気を抜くわけにはいきません。お越し頂けるお客様にはいつも通
り対応させて頂けるかと思いますし、まだお盆の時期でも余裕があります。

8月4日(月)
昨日から秋田で竿燈が始まり、また気温もここ大曲では30℃を超える暑さで夏真っ盛り
といった感じです。こう暑いとどうしてもごごから夕立になり、また台風の接近という
こともあるのでしょうか、天候が今日の午後から怪しくなってきてしまいました。折角
の行楽シーズンなのに天気が悪いとお客様も増えず、とても残念です。そういえば、昨
年もお盆の時期に秋田から岩手にかけて激しい豪雨となり、田沢湖近くではがけ崩れが
あり、また雫石方面でも大きな被害が出てしまい、お客様の足も鈍ってしまいました。
ただ天気ばかりは、いくら個人的に努力してもどうにもなりませんので、天に祈るばか
りです。農業が中心だった太古の時代に、祭りという形で祈りが捧げられたのも頷ける
気がしてきました。

8月3日(日)
今日から秋田の夏最大の祭り、竿燈が始まりました。秋田市から離れた当YHにも竿燈
見学の後に来られるお客様がこの時期多くいらっしゃいます。ただ秋田から大曲まで鉄
道で一時間、電車は1時間に一本ということもあり、どうしても見学後に来られる方は
チェックインが夜遅くなってしまいます。一応チェックインは21時までとなっています
が、この時期は例外で最終電車で来られる方も事前に連絡頂ければ受け入れています。
一方、他のお客様に迷惑がかからないように、こうした遅い到着のお客様がいる際には
部屋割りを工夫するようにしています。まだ祭りは続きますので、竿燈シーズンに来ら
れる方は、諸々ご相談ください。

8月2日(土)
以前に出掛けて、ご紹介していなかった温泉をもう一つ。八幡平アスピーテラインから
松川から降りたところにある八幡平温泉郷。大型リゾートホテルからペンション村まで
リゾート地としては一通り揃っている温泉地。街の中心にある日帰り入浴施設、森乃湯
に入ってみました。入浴料600円。お湯は単純硫黄泉で源泉70.7℃、pH3.5。加水、加
温、循環、消毒なしの掛け流しで硫黄臭のするお湯。色は薄白濁ですが、pH3.5にして
は、酸っぱさや毛穴に沁みる感じが少なかったような気がしました。内風呂、ジャグジ
ー、サウナ、露天と設備も悪くはありませんでしたが、入浴料600円は高すぎ?!秋田
県なら400円がいいところです。ちなみにこの(東)八幡平温泉郷のお湯は、上の松川
地熱発電所のお湯を6kmほど引き湯をしているとのこと。他の温泉施設も同じ源泉を
使用。名前は、一般的にこちらを八幡平温泉郷と呼んでいるようですが、正式には東八
幡平温泉郷。本来、八幡平温泉郷と云えば、玉川、ふけの湯、後生掛、藤七など、八幡
平アスピーテ沿いにある温泉を正式には総称して指すそうですが、アスピーテ沿いの温
泉をまとめて呼ぶことが少ないため、こっちの八幡平温泉郷のほうが、有名になったと
いうか、既得権というか、だそうです。

8月1日(金)
8月になり、本日から盛岡のさんさ踊りと弘前ねぷた祭りを皮切りに夏祭りのシーズン
が始まりました。明日2日からは青森のねぶた、明後日3日には秋田の竿燈が始まり、
夏祭りもピークを迎えることになります。この時期に合わせて多くの観光客の方が東北
に押し寄せてくることになると思いますが、問題はこれらの祭りの殆どが夜に祭り本番
を迎えること。そのためツアーバスなどでも日中の時間の過ごし方に苦慮しているよう
です。そうなるとどうしても昼に時間を過ごすため有名観光地に大挙して押し寄せると
いうことになりますので、今の時期、東北の観光地は多くの観光客の方で賑わうことに
なります。景勝地などの観光地はそれでもいいのでしょうが、温泉や山など静けさがあ
ればこその場所も、その例に漏れなくなりますので、本来の良さが薄れてしまう懸念が
あります。本来の観光を目的に来られるなら、是非時期を外してまだお越しください。
そうすれば、とてもノンビリした心癒される秋田をお楽しみ頂けると思います。

7月31日(木)
以前に出掛けて、ご紹介していなかった温泉を一つ。花巻温泉郷の奥にある台温泉の日
帰り入浴施設、精華の湯。台温泉は、小さな湯治中心の宿が20軒弱、狭い場所にひしめ
く湯治場で、立派なホテルよりも昔ながらの湯治場が多く、正直ちょっと入りにくい温
泉施設が多くあります。その中で手軽に日帰り入浴が楽しめる施設で、入浴料500円と
ちょっと高め。お湯は含硫黄−ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉で源泉95.8℃、pH8.2で
加水はあるものの、加温、循環、消毒なし、もちろん掛け流し。内湯一つでしたが、真
ん中を板で仕切って、湯口手前は熱め、奥はぬるめの湯船。アブラ臭に近い香りが浴室
内に漂うものの、お湯は硫化水素臭で無色、味なし。(いつも通り?)運良く貸切での
入浴になりましたので、ご機嫌な風呂となりました。

7月30日(水)
一昨日の農作業は、ノルマ達成の前に中断となりましたので、本日はその続き。駐輪場
の奥から数年前に作ったネギ畝用の柵を引っ張り出して、ネギ畝に立て、杭を打って固
定。その間に土を入れて本格的な土寄せの完了。今年は柵が不要な株分けネギを2畝に
したため、残り2畝分の作業だけで済み、作業時間は1時間半ほどでした。これで草刈
から始まった7月下旬の一連の作業も終り。次はお盆明けに除草剤撒きから始まり、枝
豆の収穫を迎える予定です。既に7月もあと僅かで、その後は東北の夏祭りで始まる夏
本番になりますので、本業に集中することになります。温泉巡りもまだまだお預けとな
ります。

7月29日(火)
昨日、畑作業の間に、頼んでおいた近くの自転車屋さんが来てくれました。先日出かけ
て行ったら、それだけあるなら実際に見てみましょう、とのことになっていたのです。
当YHは今年10年目になり、レンタサイクルも初年度に導入しましたので、もう10年選
手になりました。昨年の花火の際にもざっとチェックはしたのですが、タイヤゴムの劣
化が一部で進んでいたので、貸し出すのにも心配でした。タイヤで問題があったのは2
台。そのうち交換が必要だったのがタイヤ1本だけで済み、以前から面識があった自転
車屋さんだったこともあり、だいぶ安くしてくれて助かりました。これで今年の花火の
際のレンタサイクルも大丈夫。またこちらの自転車屋さん、バイクや農機具の修理まで
お願いできるため、万が一バイクのお客様で故障などがあった場合、訪問修理もお願い
してあります。

7月28日(月)
今日はお客様の朝食がなかったため、まだ暑くなる前、朝6時半から畑に出動して畑作
業。まずは収穫を終えた芋の畝の残った場所にマルチ(黒ビニール)を掛け、その後が
本日のメインイベント、ネギ畝のメンテ。最初に大き目の雑草を1時間かけて草むしり
して、その後耕運機で耕して鋤きこむ作業。本当は耕して土が軟らかくしたら、柵を立
てる予定でしたが、近くの自転車屋さんが来てくれたので、ここで作業終了となりまし
た。本日のノルマ達成までは行きませんでしたが、畝はだいぶきれいになりました。

7月27日(日)
5月以降畑作業を続け、ようやく収穫も本格化。これまで苦労したので、収穫して美味
しく食べられるのはとても嬉しいことですし、今まで苦労してきた甲斐があったことを
実感します。というわけで、この時期の当YHの夕食は、畑の収穫物満載です。お客様
に提供するほか、自分でも頂きますが、時にはメニューを増やすため、新しい料理に挑
戦したりもします。今日のテストは巨大ナスを縦に切って、ナスステーキに。ビーチサ
ンダルほどの大きさになり、さすがに食べでがありました。この他にも出したら、多す
ぎると云われそうですので、これは残念ながらお蔵入りとなりそうです。メインディッ
シュとしても十分に行けるものなのですがね。

7月26日(土)
今日の大曲の最高気温は35.4℃、隣の横手はなんと37℃。さすがに日中の田畑には誰も
いなくなり、とても静かな田園風景となりました。それでも夕方少し涼しくなったので
残りの芋掘りを本日決行しました。1時間弱でメイクインの収穫は終了し、今年のジャ
ガイモの収穫は完了となりました。夜半からは雨の予報が出ており、雨が降ると土が湿
ってしまい、その際収穫すると保存が効かなくなるので、数日は芋掘りが出来なくなり
ます。今日の夕方で完了できてほっと一安心です。暑さと風があったので収穫後のマル
チ掛けは後日に回し、キュウリの畝の掃除。無駄にしたお化けキュウリが多数ぶら下が
ったり落ちたままの状態で、死屍累々といった風景になってしまいました。

7月25日(金)
今日は、午前中1時間ほど芋掘りの続き。北アカリの残り1畝分の収穫は大汗をかきな
がらも無事に終り、残るはメイクイン1畝分となりました。これで北アカリは収穫箱で
6箱分ほど確保できました。収穫が終わった畝は、来春まで使わないので、雑草防止の
ためざっと新しいマルチ(黒ビニール)を敷いてしまいました。これで8月以降も成長
が続く雑草から畑が守られるほか、周囲の収穫も楽になりますし、来春に行う畑の掃除
の際にも大いに威力を発揮してくれることと思います。ただ収穫した北アカリの中に、
若干ですが痛んだものが混じっていたようです。このため、北アカリは早めに食べる必
要がありそうです。

7月24日(木)
昨年秋には秋田県で一大観光イベント、秋田ディスティネーションキャンペーンがあり
ました。そのイベントの一つにSLが秋田⇔横手間で走り、多くの観光客や地元の見物
人が集まりました。今年秋、秋田県では国民文化祭が開催される予定で、役所関係やマ
スコミが既に特集を組んだり、特別イベントを行っています。その目玉として今年も秋
にまたSLが秋田県を走ることとなりました。日程は10月18、19日なのですが、残念な
ことに今回は秋田⇔東能代間での運行とのこと。こちらには昨年走ったので、とのこと
なのでしょうが、マニアの方が大挙して集まった理由は、秋田新幹線と併走するという
貴重な状況故のこと。ただ走らせればいいという考えに留まらず、どうしたら最大のお
客様を集められるかということも観点に入れて欲しいものでした。

7月23日(水)
今日は午後から大雨の予報。3連休も終り一段落したので、緊急を要していた芋掘りを
本日行いました。最初に北アカリ。半分程度掘ったところで小雨で中断。それでもすぐ
に雨も上がったので、引き続きメイクインの畝も半分ほど発掘。トータル1時間ほどで
それぞれ収穫箱3つほど、ダンボールにすると1箱半ほどの収穫出来ました。残りは天
気予報と相談しながらとなります。この芋は駐輪場奥の日陰においておけば、来年春頃
までは当YH貴重な食材になりますし、来春残ったものは、種芋として再利用できるこ
とが今年実証されましたので、腐らさなければ無駄にしないで済みそうです。本当はジ
ャガイモの収穫は、お客様への体験プログラムになるかなと思っていましたが、どうし
ても一気に収穫する必要があるし、時期がお客様が多くなる前に収穫する形になってし
まうので、少し厳しそうです。

7月19日(土) 満員御礼
夏休み最初の3連休で、お陰さまで本日は満室となりました。お断りしたお客様、ごめ
んなさい。今日の夜には何人かのお客様が温泉好きとのことで、いろいろな温泉の話が
食堂で飛び交っていたようです。今年はこれまで幾つかの温泉を廻ってきましたが、こ
れからの時期は、本業の宿泊業が忙しくなるため、あまり出向くことができなくなりま
す。このため今までの時期でインプットしてきた情報を、どれだけお客様にアウトプッ
トして、楽しんで頂けるかが仕事になります。ただ、正直なところ、これからの時期は
観光のピークシーズンとも云え、来て頂くお客様は増えるのですが、一方で人気の温泉
地は、同様に利用者が増えるため、「ゆっくりと温泉で寛いで頂く」という状況からは
少し離れてしまうかもしれません。またテレビなどでは「夏は露天風呂!」などとやっ
ていますが、夏の露天風呂はアブや蚊の襲来があることもあり、いい時期とは云えない
と思っています。是非、温泉を楽しもうとお考えの方は、秋以降、お越し頂く事も考え
てみてください。

7月18日(金)
ようやく時期の草刈作業も終わったので、放置状態に近かった畑のメンテナンスをぼち
ぼち始めました。5月下旬に植えつけた野菜苗もそれぞれ大きくなり、結実したものの
ありますが、その実の重さが支えきれないもの、背が伸びて風が吹けば倒れたり、折れ
たりする恐れもあります。真っ先に行ったのは、食用菊の柵上げ作業。食用菊の収穫は
秋になりますが、それまでの間に茎が風や自分の葉の重みで曲がってしまうと、収穫時
に手間がかかります。小さいうちにある程度の路線を敷いてやれば、素直に従うのが植
物です。黄色の食用菊は2段目に横の支柱を上げ、一部成長の早いところは3段目も取
り付け、成長の遅い紫色の食用菊には、杭打ちをして、一段目の横の支柱を取り付けま
した。今日はここまでで時間切れ。残りは3連休のお客様の準備となりました。

7月17日(木)
「くさ2号作戦」3日目。残り杉林の下と南側駐車場奥の敷地の草刈を午前中の早い時
間に終わらせて、今回の作戦は完結となりました。次の「くさ3号作戦」は9月上旬の
予定です。さて、実は今日は長期滞在のお客さんの誕生日。他にお客様がいなかったこ
ともあり、また作戦完結のご褒美ということもあり、いつもの100均回転寿司店に出向
き、こじんまりと誕生会となりました。珍しくホヤの握りが流れていて、私は見向きも
しませんでしたが、長期滞在の方に聞かれて答えると、大好物だと?!結局彼は3皿も
ホヤを注文。韓国でもホヤを食べるとは初めて知りました。でも日本同様、韓国でも好
き嫌いが分かれる食べ物とのことでした。

7月16日(水)
昨日の農道沿いの草刈に続き、本日も「くさ2号作戦」で、畑の奥の草刈作業。今日は
暑くなるという予報でしたので、作業開始はお客様が出発とほぼ同時の7時半から。実
は前回5月下旬の草刈大作戦の時に、一部をボってしまった場所なので、他の場所以上
に雑草が生い茂ってしまいました。普段は膝ほどの丈の雑草なのですが、そういったこ
とで腰辺りまで伸びた雑草を草刈機で一気に倒すと、少し、「快感!」だったしります
が、雑草の茎も太くなってしまって、後で面倒なことになりそうでした。10時前までに
今日のノルマ、畑奥と駐輪場裏の空き地の草刈が終了しました。「くさ2号作戦」もあ
と少しで完了となります。

7月15日(火)
週末の夏休みの始まりの3連休を前に、慌てて周囲の雑草対策に着手しました。今日は
即効性のない建物北側の駐車場に除草剤を散布しました。もう10年間、一年に3度ほど
行っていますので、段取りなども慣れてきて、薬剤散布は2時間ほどで終わりました。
時間と体力にまだ余裕があったので、続いて草刈機を引っ張り出し、草刈作業「くさ2
号作戦」始動。最初に手をつけたのは、他の方に迷惑にならないように裏の農道沿い。
ここの農道を当YHで使うことはほどんどありませんが、それでもローカルルールで面
した土地を持っている人が面倒見るということで、1時間ちょっとの作業でノルマ達成
となりました。

7月14日(月)
現在、当YHには長期滞在のお客様がいます。先日、彼が来て、早くも3ヶ月が経ちま
した。昨年までは、一回の日本滞在が3ヶ月弱でしたので、従来なら既に帰国している
時期なのですが、今回は忙しいらしく4ヶ月の予定。その間、5月の連休があり、6月
以降は急速に暑くなり、休みなしの状況では体に堪えます。でも雪の時期など、願って
も観光客の方には来て頂けない豪雪地帯秋田ですので、お客様がいるということに感謝
しています。長期のお客様は、8月上旬に帰国の予定ですが、その頃には東北の夏祭り
が最盛期を迎え、その後はお盆休み、大曲の花火と続き、8月下旬からは別な長期のお
客様の話が既に来ており、当分休みは取れそうにありません。その間は少なくとも営業
中となりますので、大曲の花火の日を除いて、もちろん当日飛び込みでもOKです。

7月13日(日)
今日、畑ではミニトマトとシシトウが初収穫となりました。ミニトマトは6月下旬に青
い実を付けてから半月ほどでの収穫となりました。例年よりも少し早い収穫だった気が
したので、過去のブログを見てみたら、昨年とほとんど同じ時期でした。ミニトマトや
シシトウは収穫が始まると一気に収穫量が増え、一方で保存が難しい野菜ですので、ど
んどん食べていかなくてはなりません。これから来られるお客様には、十分な量が今年
も提供できそうで、楽しみにしています。キュウリはそろそろピークを過ぎ、収穫しき
れなかったものが巨大キュウリとしてぶら下がってしまっています。でもそもそもキュ
ウリは実は私の苦手な野菜の一つ。料理のバリエーションも多くなく、保存も辛子漬け
で10日ほどと難しいため、無駄にしても仕方ないかと、生産者ならではのもったいない
決断をし始めました。

7月11日(金)
先日、大曲駅の観光案内所から8月の花火の日の宿泊予約の状況のヒアリングがありま
した。その際に尋ねたら今年の花火のポスターの配布があったとのことでした。このた
め、今日の買出しの際に大曲商工会に出向き、花火のポスターを調達してきました。毎
年、新しいポスターが来るまでは前年のポスターを貼り続けていますが、新しいものが
来た時、前年のポスターを剥がして新しいものに交換するのは当然ですが、古いもので
も、折角のポスターですので、当YHでは1階奥の廊下に過去のポスターをまとめて掲
示しています。ちなみに今年の大曲の花火のテーマは「守・破・離(しゅはり)」。ま
大会の目玉、大会提供花火のテーマはバレー音楽の「ボレロ」とのこと。

7月10日(木)
珍しく今日は一日雨という天気で。明日の台風通過が近づいて来た気配がありますが、
でも、秋田県からはコースがずれて、直撃の恐れは少なくなったようで、ホッとしてい
ます。そんな中、明日は先週から来られていたビジネスのお客様が関東に向けて出発と
なる予定で、そのお客様方は、新幹線がちゃんと動くのか気を揉んでいました。さて、
先日の小安峡温泉ツアーで昼食を取ったのが、小安峡からすぐのところにある「かえで
庵」という蕎麦店でした。ここは3セクが経営している県南では数少ない蕎麦店で、冬
の2月頃、蕎麦の実を冷水にさらして〆る「寒ざらしそば」で地元では知られた店。こ
の日も平日にもかかわらず、昼食時にはパラパラとお客さんが来て賑わっており、食事
処が少ない小安峡周辺では、観光客も行きやすい店の一つです。

7月9日(水)
九州では今日、台風で大騒ぎになっており、関東など都会でも準備が叫ばれています。
こちら秋田に台風が接近するのは、明日か明後日とのことで、今日はまだ雨が降りそう
で降らないという天気の中、台風にむけて畑の準備を少し行いました。まずは伸びてき
たシシトウの支柱の補強。これは台風が来なくても、今の時期に行っていることで、実
が多くなるとその重みで枝が折れてしまうため、その予防的措置です。次にまだ土が乾
いている間にネギ畝の間の雑草処理。思った以上に大きくなってしまっていたので、手
で抜きましたが、まだ土が軟らかかったので、2時間ほどかかりましたが、綺麗になり
ました。たぶん台風後になるとその雨で一気に雑草も成長が加速される恐れがあったた
めです。ナスも実がなり始めたし、枝も大きく伸びて来始めましたので、そろそろ支柱
の補強を行う必要がありそうですし、食用菊も背が伸びてきたので、横転防止の横の支
柱をもう一段上げてやる必要がありそうです。今日は時間切れとなってしまったので、
台風通過後、それらの処置を行わないといけません。それまで台風の強風で枝が折れな
いことを祈るばかりです。

7月8日(火)
昨日の小安峡温泉ツアーの3湯目は、時間的に余裕があったので、県境越えに挑戦。小
安峡を通る国道398号線は、大湯温泉から栗駒に抜ける道を越えると宮城県境となりま
す。その先には幾つかの温泉がありますが、一部の温泉は2008年の宮城・岩手内陸地震
で被害が出て、まだその傷が癒えないところもあるようです。当初温湯温泉の佐藤旅館
を目指したのですが、手前の湯浜温泉、三浦旅館の看板があり、営業していたので行っ
てみました。徒歩でしか行けないランプの宿の看板どおり、国道から約10分の山道を進
むとポツンと一軒宿。入浴料500円。建物には内風呂一つの施設ですが、アルカリ性単
純硫黄泉が樋からコンコンと掛け流され、とても贅沢な時間を過ごせました。もう一つ
露天風呂が国道との間の森の中にありましたが、こちらは時間的に厳しく見学だけとな
りました。県境を跨いだすぐにこんなにいい場所があるのを見つけられただけでも、こ
の日の大収穫となりました。ただし帰り道は国道までの坂道を上がる必要がありますの
で、駐車場に戻ったら、また汗まみれになってしまいました。

7月7日(月)
今日は秋田県南の小安峡温泉に暑さを避けるため、未入湯の温泉施設に出向きました。
最初は1湯目は小安峡大噴湯からすぐ近く、トコトン山キャンプ場の露天風呂。キャン
プの方のために用意された公共の温泉で3段の露天風呂があるだけです。入浴料360円
は事務所棟で支払い。アルカリ性単純温泉で源泉80℃、pH8.1のお湯が2段めと3段目
には加水、加温、循環、消毒なしの掛け流しで使われていました。森の中の露天なので
落ち葉はしかたありませんが、時期的に毛虫のと混浴になってしまい、時期を考えない
といけない施設だと判りました。2湯目はそこからすぐそばの民宿秋仙の露天風呂。入
浴料は露天のみで500円。お湯は分析表の掲示がありませんでしたが、事前の調べでは
トコトン山キャンプ場のお湯とは別源泉で、しっかりとお湯からは芒硝臭が香り、お湯
もヌルヌル感のあるいい温泉でした。浴槽の一部は深くなっており、立ち湯も出来、外
の小安峡の眺めをゆっくり楽しめる風呂でした。

7月6日(日)
本日、今年の全国花火競技大会(通称・大曲の花火)の桟敷席の現地直売が大曲で行わ
れました。今回現地販売で桟敷席全体の2割が販売され、約2800人の方が行列を作り、
朝8時整理券配布のため、早い方では朝4時半から並んでいたとのことでした。今年は
観覧席の配置が大きく変わり、自由席が大幅に減り、一方で桟敷席がかなり増えたこと
もあって、倍率は2倍を下回り、多くの方が桟敷席のチケットを手に入れることが出来
たようです。当YHにも今でもまだ宿泊のお問合せを数多く頂いています。でも上記に
もあるように今年分の宿泊予約は、受付直後に満室になってしまいました。更に早くも
来年分のお問合せを頂き始めました。数多くの方に大曲の花火を見て頂きたいのは山々
ですが、宿の定員には限りがありますので、申し訳なく思っています。

7月5日(土)
キュウリに続いて、。本日は3個ばかりですが(米)ナスの収穫も始まりました。当Y
Hのナスとしては小さめですが、苗の下のほうに出来てしまい、これ以上大きくなると
地面についてしまう場所だったので、収穫の運びとなりました。ミニトマトも下の方か
ら実が鈴なりになってきて、色付き始めたものが出始めています。トマトもナスもキュ
ウリも残念ながら保存が出来ないため、採れている時期しか食事に提供できないのがと
ても残念なのですが、その反面、収穫の最盛期には採れ過ぎてしまって、持て余してし
まいます。かといって、山のように食事時に出しても、それはそれで問題がありますの
で、何とかできないものかといろいろ考えています。

7月4日(金)
先日の岩手弾丸温泉ツアーの3湯目は、北上市から南下して奥州市の奥にある焼石岳温
泉、やけいし館。以前この手前のひめかゆ温泉には来たのですが、こちらも高評価とい
うことで足を延ばしました。スキー場のゲレンデ下にあるロッジがやけいし館。入浴料
400円とちょっと高め。浴室は内風呂が一つだけで、蛇口は5つと小さめ。でもお湯はイ
ンパクトがありました。ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉で源泉70.8℃、pH7.5。実
はこのお湯、ひめかゆのゆうゆ館(クアハウス)で使われているのと同じもの。向こう
では薄黄色の湯船になっていましたが、こちらは透明か茶褐色。匂いも強く、浴室が小
さいだけに臭いが充満していたようです。ちなみに廊下でも匂いました。アブラ臭とい
うかコールタール臭に近いもの?!循環、消毒、加温、加水もされていますが、そんな
の関係ない、って感じ。さらにお湯は強めのヌルヌルでご機嫌になってしまいました。
成分表では、ここの特徴は成分総計で20,000mg/kgを超える濃いお湯に加え、メタホウ
酸が345mg/kgも含まれていました。

7月3日(木)
昨日の弾丸温泉ツアーの2湯目は水神温泉から車ですぐのところにある瀬峯坂温泉、宝
珠の湯。こちらは新しく綺麗な施設で一軒目とは対照的でした。入浴料550円(岩手温
泉本で200円引)。浴室もだだっ広く、大浴槽とぬる湯(源泉)風呂、サウナなどがあ
りました。外は庭園風になっていて、露天がありそうでしたが、行ってみるとベンチだ
けでした。作ろうとして止めた感じです。ナトリウム-塩化物泉で源泉49℃、pH7.5の
お湯を加水、加温、循環、消毒オールありで使用。ただぬる湯は源泉をそのまま使用し
ているとのことで、主にぬる湯を楽しんできました。ここは夏油川沿いにあり、夏油温
泉から、入畑、瀬美、水神と温泉が続く場所に当たり、お湯は癖がないものの施設がそ
れぞれ個性的な処が多いようですので、好みで使い分け出来そうな地域でした。

7月2日(水)
明日からビジネスのお客様が増員となるため、本日その前に息抜きと、弾丸温泉ツアー
に出かけました。今日の目的地は北上方面。最初に向かったのは水神温泉・湯元東館。
以前この近くの千貫石温泉の東館に間違えて行ってしまった温泉です。入浴料200円と
安いため、地元の方で賑わっていました。お湯はアルカリ性単純温泉で源泉44℃、pH
7.5のお湯を加水、加温、循環消毒なしの掛け流しで使用。茶褐色透明のお湯で金気臭
があり、味はうっすらと塩味で、いかにも温まりそうなお湯でした。今の時期には長湯
禁物のお湯なので、寒い時期にノンビリ来てみたい温泉でした。

7月1日(火)
今日から7月、もうすぐ夏本番です。夏と云えば祭りと花火。当YHの近くでも多くの
夏祭りやそれに伴う花火が上がる予定です。8月上旬には東北の夏祭りがありますし、
8月下旬には23日に全国花火競技大会(大曲の花火)がありますが、それ以外にも多く
の面白そうな祭りや花火があります。7月19日には横手市で全国線香花火大会があり、
翌週26日は当YHで毎年ツアーを組んで見に行く大雄サマーフェスタ花火があります。
大雄には今年も行く予定ですし、現在参加者(当日宿泊者)を募集中です。8月にはお
盆の時期に横手と中仙で花火が上がりますし、9月には中旬、増田と神岡でそこそこの
規模の花火大会が予定されており、夏の秋田県南は花火で賑わいます。