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【新米ペアレントの営業日誌】



2014年

12月31日(水)
ようやくというか、早くも大晦日、一年の終りです。昨年は大晦日のお客様が少なくて
寂しい年越しとなりましたが、今年は比較的多めのお客様となり、当YHも賑やかな大
晦日を迎えることが出来ました。大晦日と正月、一日しか違わず、なにが変わるのかと
いう感も強いのですが、これもけじめということで、明日には気分を一新してみようと
思っています。過去を振り返るより、先を考えたほうが前向きになれますので、来年は
どういう年になるのか?どういう年にしようかと、あれやこれやと考えていますが、ど
こまで実行できるか?考えるだけなら、猿でも出来るのでしょうから、来年は、考えた
ことを「行う」年に出来ればと。これも実行できなければ、意味ありませんがね。いず
れにしても、最低でも普通の天候であって欲しいものだと願っています。

12月30日(火)
明日の大晦日に備えて、今日はおせち料理などの準備となりました。正月の朝には、当
YHでは関東風の雑煮と簡単なおせち料理を提供する予定にしていますが、今年は雑煮
に入れる柚子の調達に苦労しました。秋田では元々、雑煮を食べる習慣がなく、その代
わり納豆汁やとろろ汁など地域によってまちまち。おせちのナマスも鮭の頭の軟骨を使
う「氷頭(ひず)なます」だったりするようで、柚子は使わないようです。スーパーで
ももう柚子の入荷がない、とも云われ、冬至で柚子の出番が終わったようで、結局4軒
目のスーパーで発見となりました。ちなみに、餅は雑煮や磯部ではなく、あんこでお汁
粉にするのが一般的なようで、この時期スーパーにはあんこが山積みで販売されていま
す。

12月29日(月)
本日、11月中旬から滞在頂いた長期のビジネスのお客様が出発となりました。例年だと
クリスマス前には帰国していたのですが、今年は忙しかったようで年内ギリギリでの出
発となりました。というわけで、いつもだと年末年始のお客様の前、クリスマス前後に
少しお客様のいない時間が出来るのですが、今年は彼の帰国に前後して、既に年末年始
のお客様も着始めており、息つく暇もなく年末年始の準備となります。長期滞在のお客
様の部屋の掃除をしながら、年末の買出しと、早くもバタバタが始まりました。

12月28日(日)
今月前半に漬けたハタハタ寿司の試食を今日行いました。今年もなんとか食べられるハ
タハタ寿司が出来たようです。今年は多めに漬けたので、一月後半にでも冷凍庫が少し
スペースが出来たら、美味しいうちに冷凍保存してみるつもりです。従来だと2月中旬
の横手かまくら祭り前後のお客様でおしまいになっていましたが、お客様の来具合にも
よりますが、うまくすれば5月の連休辺りまで、提供出来るかもしれません。ただ、今
年のハタハタ寿司は結構旨くいったようなので、私の冬場の食料になってしまったら、
ごめんなさい。

12月27日(土)
今日は積雪も朝方には80cmを越えましたが、それに加えて大曲の瞬間最低気温はマイナ
ス9.8℃まで下がりました。隣の横手(-5.9℃)や角館(−10.1℃)など距離的に大し
たことがないのですが、地形的なものなのでしょうが、これだけ違いがあるのは不思議
です。ここまで気温が下がると見られるのが、窓ガラスの室内側に室内の湿気が凍りつ
き結晶化します。この光景はいつでも見られるというわけではなく、また事前に予想し
て来る事も難しく、当然かなり寒い思いをすることになりますが、見られた方はラッキ
ー!とも云えます。これも寒い時期ならではの光景です

12月26日(金)
今日は26日、すなわち「ふろの日」で近場の幾つかの温泉施設で料金半額サービスがあ
ります。ということで、またも近場の温泉ツアー。本日は当YHからやはり車で20分ち
ょっと、旧仙南村の雁の里温泉「湯〜とぴあ」に。ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉
のお湯を加水なし、加温、循環、消毒ありで使用しており、癖のないそれで温まりのお
湯なので、冬場の銭湯代わりにはいいお風呂です。ふろの日ということもあり、お客様
も多く、洗い場で圧迫感を感じましたが、大浴槽のほか、打たせ湯、歩行湯、寝湯、サ
ウナがあり、ゆっくりと温まることが出来ました。掛け流しとか硫黄臭とか「温泉ぽ
さ」は少ない近場の温泉ですが、手軽に来られるのは非常にありがたいことです。

12月25日(木)
今日はクリスマス。関東でもホワイトクリスマスになったようで、それはロマンチック
な夜になったことでしょう。でもこちら雪国では日常のことで、むしろ早くも「雪いら
ない」発言がそこここから聞こえてきています。そうした状況下、週間予報では早くも
30日から年始に掛けて、10年に一度の大雪の警報を気象庁が出してくれちゃいました。
折角、一年で最後(最初?)集客時期なのに、そうした予報が早々に出てしまうと、足
も遠のいてしまいそうです。東北の幾つかのYHでは年越しイベントを行っているため
に、それを目的で泊まられる方も多いところがあるようですが、当YHは深夜に花火を
見に行く程度ですので、北海道に渡られる方が中継で泊まり、翌朝早く出発という方も
います。イベント目的だとたどり着けばいいという考えて動くでしょうが、中継のお客
様が多いとなると、旅行の日程自体を変更されかねません。早くもいろいろ心配な状況
になってきました。

12月23日(火)
地面の雪ばかり気にしていたら、またも2階客室の窓が屋根から落ちた雪で埋もれかけ
てしまい、緊急ではありませんが、クリスマスにはやりたくないので、本日、急遽2回
目の屋根の雪下ろしを行いました。今回も予防的な雪下ろしでしたので、作業は2時間
半ほどで終り、午後は落とした雪の処理となり、夕方には駐車場までの通路も通れるよ
うになりました。それにしても、12月に屋根に2回登ったのは、秋田に来て11回目の冬
になりますが、初めてのことです。このブログを見て頂いている方には、連日、雪の話
ばかりで申し訳ありませんが、早くも雪に塗れる生活となっているため、ネタが雪のこ
とばかりになってしまいます。

12月22日(月)
昨日からまたまとまった降雪があり、それまで少しとけていた積雪も、今朝には70cm程
に戻ってしまいました。昨晩、除雪車が走ったので、玄関前の道路に出来た雪山の撤去
に30分、月曜朝恒例のゴミ捨てのため、車の雪下ろしに20分。ついでに玄関脇の燃料系
集積場所の除雪に20分。合計70分ほどの朝の雪寄せが本日も終わりました。消雪パイプ
も引き続き連続稼働中です。駐輪場の脇には屋根から落ちた雪が軒先まで届きそうにな
ってきてまずい状況です。大晦日近くになると、車で来られるお客様もあり、屋根から
の落雪も気にしないといけませんので、それまでの間にこのスペースの山を削って、雪
が落ちる場所を確保しておく必要があります。その点、今年増設した駐車場の消雪ホー
スは非力ながらも、駐車スペース確保には一役買ってくれていて、駐車場の雪かきは免
れています。

12月21日(日)
今年も押し詰まってきての飛び石連休。青春18切符も10日から利用開始になっていて、
本来なら冬休みのお客様の動きが出る時期ですが、今日、明日とまた大雪の予報が出て
しまい、静かなYHになってしまいました。それにしても今年は春の遅い雪、夏の長雨
や秋、週末の度に来た台風に加え、雪が早く、多いなど、天候で大きく左右された一年
になってしまいました。宿泊業というのは、ツアー客を呼び込んだり、旅行会社と組ん
だりすれば別ですが、直接的な営業というのはし難い業態ともいえます。中でも当YH
の場合、当日や直前に思いつきで行き先を決めたりして、前日や当日に予約を頂くケー
スが多く、その意思の決定に天候は大きく影響してしまいます。3月までは雪で閉ざさ
れる状態が続き、期待薄ですが、来年春以降は、好天が続くとまでは望みませんが、順
当な天候になって欲しいものです。

12月20日(土)
11月までは盛んに温泉に出向いていましたが、今の時期、雪で道路も走りにくくなって
おり、また今年は雪かきに追われる日々となっていて、温泉から遠のく状態が続いてい
ます。やはり温泉に入ると、大地のエネルギーを補充できるのか、体も楽になるので、
今月は雪道でも車で行きやすい近場の温泉巡りをしています。本日は同じ市内の旧仙北
地域にある柵の湯に出向きました。ここは1年ぶりの入浴。ナトリウム・カルシウム−
塩化物・硫酸塩泉で無色透明、加水はないものの加温、循環、消毒ありで、消毒臭のす
る温泉なので、もっぱら銭湯代わりの気分ですが、温泉本で入浴料400円が半額になり
ますし、当YHから車で20分ちょっとで来られるので、とても便利ですし、やはり広い
湯船での入浴は気持ちの良いものです。

12月19日(金)
例年だと上旬に終わらせている年賀状の作成がようやく終わりました。どうしてこん
なに遅くなってしまったのかと考えてみると、やはり雪かきに時間と体力、気力をとら
れてしまっていたようです。例年だと12月に雪かきを一日3回する必要などということ
はほとんどなく、一方でお客様はそう多くありませんので、早くも時間をもてあまし気
味になるのですが、今年はかなり状況が違うようです。時間が余り気味の冬には、春か
ら秋にかけて出掛けて撮った写真を使って、食堂に置くガイドの作成などを行っていま
すのが、今年はどういったものを作ろうか、ぼちぼち考え始める必要がありそうです。

12月18日(木)
16日に気温が4℃まで上がり、少しはとけた雪も、昨日からの降雪でまた少し増え、こ
の時期では多めの50cmを越えています。今回、大曲近辺ではそんなに降りませんでした
が、海沿いでは風雪が強く、五能線や男鹿線、奥羽本線や秋田新幹線で運休、遅延が出
たほか、秋田市などで停電が発生したり、仙北市では今季初の雪による不幸が出てしま
ったりと、大きな影響が出たようです。これから年末年始の時期に秋田に公共交通機関
で来られる予定の方、鉄道等の遅延はこちらでは普通に発生しますし、運が悪いと運休
ということも十分に考えられます。特に人気の五能線はそれが多発しますので、来られ
る予定の方は、運休時にも対応できるようにもう一つ旅行の計画を立てておくことをお
勧めしています。そんな厳しい状況ですが、来て頂ければ、普段体験できないようなこ
ともがいろいろあるかと思います。

12月17日(水)
長期滞在のお客様と、食事の際に少しお話をします。この時期の話はどうしても雪の話
が多くなってしまいます。やはり考えるのは、どうしたら楽が出来るかで、屋根から地
面に落ちた雪は、昨年に建物北側の敷地にコンクリートを敷き、消雪パイプの威力で雪
を溶かすことが出来て、労力を掛ける必要がなくなりました。あと10年の間に、冬の重
労働ともおさらば出来ればと考えていますが、問題は屋根の上。消雪の水を出したらと
か、いっそお湯を流そうかとか、ヒーターを入れるとか、妄想的に2人でいろいろ考え
たりしていますが、効果と費用が見合わず、踏み切れるような対策は見つかっていませ
ん。それにしても、何百年と雪国の方は毎年、同じ苦労をする訳で、何か効果的な方法
が考え出せれば、大金持ちになれそうです。

12月15日(月)
今日も一日雪の降る天候で、この12月に2回目の大雪となりました。前回の降雪時に屋
根の雪下ろしをしておいたし、明日より少し回復との予報が出ているため、今回の雪で
は屋根の雪下ろしをしないで済みそうです。それにしても、いつもこんな記事を書くの
は一月に入ってからのことですので一ヶ月早く、真冬になっているようです。こういう
天気になると、当然、公共交通機関にも乱れが出てしまいますので、来られるはずのお
客様がキャンセルになったり、来る計画を立てている方が予定変更されるなど、お客様
の足はどうしても遠のいてしまい、至って静かなYHとなっています。こういう状況で
すとどんなに営業努力してもダメでしょうから、おとなしくしています。暖かくなるこ
とを首を長くして待つばかりです。

12月14日(日)
今日は衆議院議員選挙。午前中の早い時間に近くの公民館まで投票に行ってきました。
選挙前の金曜日から降り出した雪が今日の午前中まで降り止まず、積雪量は60cmを超え
て、選挙に出かけるにも車の上の雪下ろしに手間がかかりました。投票所の入口には共
同通信社の腕章を巻いた人が出てくる人にアンケート調査を行っており、こんな場所ま
でやっているのかと、少し驚きました。全国の広い場所でこんな天候状態だと、大体選
挙結果も想像が出来ます。夜のテレビ番組はほぼ全て選挙特番になり、見たくもない
「有名(?)政治家」さんの「就職試験」の結果を見させられることになりました。そ
れにしても小選挙区で落ちた候補者が比例代表で復活当選するというのは、何か解せま
せん。

12月13日(土)
今日は買出しのついでに近場の温泉に行きました。いつもは大仙市内や美郷町が多いの
ですが、気分を変えて横手市に。市の西側にある旧大雄村の「ゆとりおん大雄」。ここ
ももう数年、ご無沙汰の温泉でした。入浴料450円(温泉本200円引)。露天はありませ
んが、サウナが2つ(一つはミスト)。お湯はナトリウム-塩化物泉で、源泉52℃。加
水、加温、循環なしと好条件で使用しており、ちょっと塩味のするいいお湯。飲泉処も
あります。食塩泉は温まるため、寒い日にはもってこいだし、ミストサウナは近くでは
ほとんどなく、それが目的でした。雪でもパラパラと入浴客があり、聞いているとどこ
が雪が多いとか、ほとんどが地元の方。思ったより家から近いし、お湯がいい状態だか
ら、来年の温泉ツアーはここを多用しようかなと、良さを再確認してきました。

12月12日(金)
今日は、屋根の雪下ろしでお疲れ気味なのと、長期滞在のお客様からのリクエストでい
つものラーメン店に夕方行きました。今まではここではつけ麺を頼むのですが、今日は
あぶらそば(¥650)に。太麺と少しの濃いめのスープがいい感じにマッチ。食後すぐ
には、もう一杯いける?!という感じでしたが、あとになって満腹感が強まり、帰宅後
は呻いていました。長期滞在の方に聞いたら、韓国では普通のスープのラーメンも味は
今一だし、つけ麺を出している店もあるとのことですが、この店のような濃い目のスー
プと独特なコシのある麺を使っている処は皆無だとのことです。回転寿司といい、ラー
メンといい、国が変われば、大きなビジネスチャンスがまだあるようです。

12月11日(木)
先日、解体作業をして、水につけて地抜きをして、塩漬けしていたハタハタを昨日、酢
につけて、今日の夜、本格的なハタハタ寿司の漬け込みを行いました。昼間、材料の買
出しと近くの藪で笹の葉を取ってきて、洗って準備完了。ハタハタの量が多く、用意し
た米麹が少し足りなくなり、少しハタハタが残ってしまったので、明日、延長戦になっ
てしまいましたが、概ね本日で漬け込みが終わりました。本来なら20日ほどで食べ頃に
なるとのことですが、クリスマス明けには試食をしてみようと思います。さて、そのハ
タハタですが、当YHで買出しに男鹿まで出掛けた日がほぼ初漁だったようですが、そ
の後、今年も不漁が続いているようで、近くのスーパーでも高値が続いているようです
し、沿岸部でもメスが極めて獲れないとのことで、苦労している方も多いようです。そ
ういう点では、今年もいいタイミングで男鹿に買出しに出掛けて大正解でした。そうで
なかったら、大曲周辺のスーパーを何度も走り回ったことになったでしょう。

12月9日(火)
今朝も未明まで雪がちらついていましたが、朝食後には太陽も見え始め、天気も回復し
て来ましたので、お客様出発後、早々に屋根の雪下ろしを開始しました。屋根に上がっ
て見ると、2階の屋根から落ちた雪が溜まる場所には1mを越える山になっていました
が、昨日の日中に少しとけたようで、平らな場所で50cmほどの積雪。例年のピーク時で
すと、平らな場所には1m近くになり、軒先にたどり着くまでに一苦労しますが、今回
は足場作りも時間がかからず、今回は客室窓と煙突の救出が主目的でしたので屋根半分
の作業で2時間ほどで終わりました。ただ、今日も夕方にはお客様が車で戻ってくるの
で落とした雪も処分しなくてはならず、屋根から降りてすぐ落とした雪の処理に掛かり
ました。まだこの時期、隣の水路脇の雪山が低いこともあり、通常の消雪パイプで消す
作戦と水路に投げ込む作戦の両方が可能になりましたし、落としたばかりで雪山が凍っ
てなかったこともあり、2回の雪山崩しで駐車場までの通路が開通しました。これで今
週末に大雪が降っても慌てて雪下ろしをしなくて済みそうです。ちなみに12月の前半に
屋根の雪下ろしをしたのも、秋田に来て11回目の冬ですが初めての経験です。

12月8日(月)
本日で連続5日目となりましたが、どうにか朝食時には降り止み、今回の寒波も一段落
となりそうです。普段多く降らない徳島などでは、孤立地域が出たり、停電になった場
所もあったりで、被害が出てしまったようです。5日も降り続いた雪で、2階のお客様
の客室の窓がもうちょっとで危険な状態にまで雪が積ってしまい、ストーブの煙突も危
なくなってきた事が掃除の際に発覚しました。明日以降は数日、天気も回復するとの予
報ですが、その後週末前後にまた次の寒波が来て、積雪が見込まれるとのこと。その雪
の中で屋根に上がるのは避けがたいことですし、長期のお客様が朝晩、車を出し入れす
るので落とした雪もそのままにしておけませんので、時間的にも体力的にも余裕を持っ
て明日以降、早めに行う必要がありそうです。

12月7日(日)
本日で連続降雪4日目。夜半には積雪も50cmを超えて、過去20年遡ってもこの時期では
最高の積雪量となってしまいました。朝から降り続いていたこともあり、今日は朝から
久しぶりの雪かき三昧となってしまいました。積雪時、通常では未明に除雪車が当YH
の前の道を通ることや、お客様の出発に合わせて、朝、玄関入口を中心に一度、雪かき
をして、その後、午後の寒さが緩む時間に屋根からの落雪の処理で一度、重労働を余儀
なくされます。本日は、この他に、夜、屋根から落ちた雪が玄関前に溜まってしまった
ので3度目の雪かきを行う程になりました。雪の少ない都会では、「雪かき」と一言で
云ってしまいますが、こちら雪国では、通路などの雪を退ける「雪寄せ」とか、積った
雪を処分するための「雪投げ」などいろいろな言葉があります。因み「投げる」は秋田
だけでなく東北の標準語で「捨てる」を指します。

12月6日(土)
本日も朝から雪が降っていました。昨日の夜半には積雪が30cmほどになり、どうもこれ
で根雪になる気配が出てきたようです。さてそんな中、本日もハタハタの解体作業で一
日が終わりました。本日の作業で3キロほどのハタハタ寿司の材料が出来たことになり
昨日分とあわせて約5キロとなりました。三枚におろした身の部分は寿司になり、頭と
内臓は廃棄処分となりますが、残った中骨の部分。以前はこれも廃棄していましたが、
量が多いのでもったいなく、数年前から「まかない用」として保存して、唐揚にしてカ
ルシウムの調達源にしています。昨日、今日とさばいたハタハタは、数日水に入れて血
の気(赤水)を抜く作業の後、塩漬け、酢漬けとなり本格的に米麹でつける作業になり
ます。出来上がりは今年もクリスマス明け頃となりそうですので、年末年始のお客様に
はお出しすることが出来そうです。

12月5日(金)
降雪2日目。まだビックリするほどの積雪にはなっていません。でも気温は一日を通し
てゼロ℃前後で推移し、真冬並みの寒さになってきました。こんな気温の中、今日は昨
日調達したハタハタの解体作業に午後一杯かかりましたが、半分しか終わりませんでし
た。普通、ハタハタ寿司では、頭と内臓を取り除いて、骨ごと削ぎ切りしますが、当Y
Hでは三枚におろして中骨を取り除いて身の部分だけ使用しています。今日さばいた分
で2.5キロほど寿司になる部分が出来たので、作業前では6キロ程度あったようです。
まだ半分以上残っていますので、今回は寿司用のハタハタが12キロ以上あったみたいで
す。更に昨日、近所の方にメスを中心に配って、それでもメスもだいぶ残っていました
ので、それは鍋用に別に保存してあります。全てを合わせると20キロ近く購入して来た
様で昨年の倍近くの量になっています。

12月4日(木)
この時期、当YHでは冬の間のご馳走、ハタハタ寿司を作るためにハタハタの調達を行
います。当初は地元大曲での調達でしたが、この2年ほどは男鹿半島の漁港まで買出し
に行っており、今年も本日、男鹿まで買出しツアーとなりました。まだ産卵のため岸に
たどり着く「季節ハタハタ」接岸のニュースはありませんでしたので時期的に心配でし
たが、港に着くと漁船が入っており、仕分けの人も出ていて賑わっており、一安心。一
昨年購入した船がいたので、そこで直に交渉。今年はオス10キロで1,000円とメス2キロ
2,000円。これにオマケがバケツ一杯分で、全部で15キロほどになりました。大曲のス
ーパーで今買えば、1万円を越える量のものが、浜値で3,000円ほど。高速代と手間賃を
考えても、男鹿まで出かけてしまいます。漁師さん曰く、今朝が初めてのまとまった量
の水揚げだったとのことで、大助かりしました。明日、一日掛けて解体作業を行い、ハ
タハタ寿司を仕込む下準備をします。

12月3日(水)
昨日からチラチラと雪が舞い始め、今朝は今季2回目の積雪となりました。ビジネスの
長期滞在さんが朝、出勤となるので、今朝は消雪パイプも初稼働です。天気予報では来
週週明けまで雪が続くとのことで、特に週末は積雪が見込まれるとのこと。まだこの時
期の雪ですので、そう多くはならないでしょうが、降り始めの雪では交通事故が増える
のが恒例。半年以上、雪道を走っていなかったため、スピードを出しすぎて田んぼに落
ちたり、交差点に突っ込んだりと、思いも寄らぬ場所での事故が増えてしまいます。と
りあえず、先月中にほぼ当YHの雪対策は100%終わっていますので、当面は静観でき
るかと思いますが、いずれ屋根の雪下ろしや下ろした雪、溜まった雪の処分など肉体労
働が始まります。これから3ヶ月、雪との戦いが続きます。

12月2日(火)
先月末、突然12月の衆院選が決まり、本日公示となり、地元の候補者も選挙カーで大名
行列を行ったようです。今回の選挙はそもそも消費税を10%に引上げるのを見送る大義
名分をつけるためのもの。官僚はすでに10%の引上げを前提に動いていたため、それを
政治家が抑えるための選挙とも考えられます。消費サイドから云えば、消費税は低けれ
ば低いに越したことはありません。でも買い物をする際の手間や、事業者サイドから見
れば、中途半端な外税表示は、早い時期に10%の当面の到達点を迎えて、以前のように
内税一括表示にしてくれた方が、助かります。今回の先送りには、景気による変動条項
がついていませんので、次は景気がどうであっても引上げが行われることになるのでし
ょう。本当に国民の景気を政治家が思うなら、次の引上げ時にも選挙をするなり、他に
対策を打つなりしてくれればと考えます。いずれにしても当YHがある秋田3区は玉川
温泉から象潟までと選挙区が広いため、たぶん選挙の雰囲気は投票日が迫っても乏しい
でしょう。

12月1日(月)
今日から12月、冬本番です。これからクリスマス前までは大きなイベントもなく、一年
で一番お客様の少ない時期のひとつです。そういった状況ですので、秋田有数の観光地
角館では本日から4月下旬まで武家屋敷の一つ、岩橋家で地元のガイドさんによる「角
館冬語り」が始まりました。開催は金〜日で午前と午後の2回、参加無料です。一方、
当YHではお客様が少ないこの時期、一年間のお客様のデータを整理して年賀状の準備
をしたり、帳簿をまとめて1年間の決算の着地地点を予想したりと事務作業に追われま
す。この作業をし始めると、そろそろ今年も終りだと実感してくるものです。ここ数年
長期滞在のお客様がこの時期あり、中旬に帰るのですが、今年は年末ギリギリまで滞在
の予定で、お客様が少ないこの時期ですが、連続営業が続きますので、いつでも飛び込
み歓迎です。

11月30日(日)
住む大曲は、ただ今ラーメン店が急増中で激戦を繰り広げています。中でも東京からの
FC、ノレンワケ店(?)も進出中。今日は昼食に、六本木の天鳳からののれんわけ店
大曲天鳳に行ってみました。ここは先日、知人から紹介された店で、パチンコ店の駐車
場にあるという、ちょっと変わったロケーションの店。そのため駐車場が少ないラーメ
ン店が多い中、ここは駐車スペースは十分です。入って注文した後に思い出したのです
が、この店は、大曲ではまだ殆どない「背脂チャッチャ系」と呼ばれる濃厚スープが売
りの店でした。それでもギトギトをイメージしていましたが、食べてみると結構あっさ
りで、美味しく頂けました。12月には伝説になりつつある角館のラーメン伊藤が再開す
るとの噂もあり、秋田県南のラーメンも一段と賑やかになりそうです。

11月29日(土)
先週抜いた畑のネギですが、本日、10本程度をひとまとめにして新聞紙で包む作業を一
気に終わらせました。それまで駐輪場内にネギの匂いが充満していましたが、これで一
段落です。壁際に立てかけて完了、これで来春までうまくいけば保存が出来るはず。残
った時間で昨年、雪で落ちてしまった駐輪場裏の窓の雪囲いの作成を行いました。既に
昨年、裏口と大窓の雪囲いの新調は行いました。残っていた小窓は古い雪囲いが付いて
いたのですが、かなり簡易につけてあったようで、今年の春には無残な形になっていま
した。ここは雪かきもあまりしないので、高い場所にある窓でも雪の影響を受けそうで
す。またなければ外の明かりが入らず、駐輪場が暗くなってしまいます。駐輪場に立て
かけてあった木材と、昨年大工さんが持ってきてくれた使用済みのプラ波板の再利用で
1時間ほどの作業で完成しました。これで当初考えていた冬支度は100%完成となりま
した。

11月28日(金)
先日15日の初雪のあと、降雪は一段落していて、降り積もった雪も概ね消えてくれまし
た。このタイミングで、南側奥の駐車場スペースに消雪ホースを今年も設置しました。
建物周辺に敷設したパイプは効果絶大ですが、このホース、どこでも簡単に設置できま
すが、どうしても威力に欠けます。それでもないよりマシと、数年使用しています。こ
れから年末までの時期はお客様も少なく、中でも車で来られる方もそう多くはありませ
んので、たぶんこれで十分かと思います。でも年末年始には車で来られる方も増えます
し、当然飛び込みのお客様も考えられます。事前に予約頂けると、駐車場の雪かきをす
る時間的余裕が出来るので助かります。

11月27日(木)
3年前の東日本大震災以降、北東北日帰り温泉という本が出なくなり、その代わり、岩
手県、秋田県、宮城県で独自に通称温泉本が発売されています。その岩手県版の割引の
有効期限が今月一杯ということで、本日は積雪前、最後の仙岩峠越えで雫石方面の温泉
巡りを行いました。最初に目指したのが網張温泉の国民休暇村。「本日、日帰り入浴お
休み」の看板。A車で数分のありね山荘に。入浴料は温泉本で410円。風呂は内湯が一
つとサウナ、水風呂、露天がありました。お湯は単純硫黄泉でpH4.1、源泉76℃で、上
にある国民休暇村の源泉からの引き湯。それを加水、加温、循環、消毒なしの掛け流し
で使用。味はないものの、薄白濁で硫黄臭のするいいお湯。内湯からも露天からも眺め
は抜群で、風呂場のすぐ外にはヤギが放牧されていました。少し混んでいたこともあり
お湯は露天の方がいい感じがしましたし、引き湯のためなのか、上の休暇村よりも薄い
ような気もしましたが、かなりご機嫌なお湯でした。この後、幾つかの温泉施設に寄っ
たのですが、休館や工事中のところばかりで、最後の雫石の道の駅も「本日沸かし湯」
の文字。なんて日だ!さすがに諦めて、仙岩峠を越えて帰ってきました。ただ今回のあ
りね山荘で今年新規温泉巡り100ヶ所をどうにか年内に達成できました。

11月26日(水)
先日、岩手県青少年会館YHでの会議の帰り道、岩手から秋田県北でハシゴ湯をしまし
たが、その4ヶ所目。鹿角大湯の共同浴場、川原の湯の向かいにある元の湯旅館で日帰
り入浴。時間的にはギリギリで、宿では夕食の時間だったようで、バタバタしていまし
た。入浴料350円。浴室には内風呂が一つだけ。源泉は向かいの共同浴場と同じ川原の
湯源泉で、こちらが湯元のようでした。ナトリウム-塩化物泉で加水、加温、循環、消
毒なしのお湯が掛け流しで使われており、料金が共同浴場よりも高いため、利用者も多
くはないようで、ゆっくり入るのにはいい温泉でした。この後、車中泊も考えましたが
鹿角からなら大曲まで3時間で着くため、夜道を一気に帰りました。

11月25日(火)
先日、岩手県青少年会館YHでの会議の帰り道岩手から秋田県北でハシゴ湯をしました
が、その3ヶ所目。安比から更に北上して秋田県北にたどり着き、鹿角の大湯温泉郷ま
で。日帰り入浴がギリギリの時間となり、何とか駐車スペースを探して、温泉郷入口近
くにある共同浴場、川原の湯に。入浴料180円。以前来た時に入浴した荒瀬の湯と同様
浴槽一つあるだけのシンプルなもので、桶はありますが、蛇口もシャワーも石鹸類もあ
りません。仕事終りの方で賑わっており、いかにも共同浴場といった風情でした。川原
の湯源泉で、ナトリウム-塩化物泉、源泉70℃、pH7.8のお湯を加水、加温、循環、消
毒なしの掛け流しで使用。温泉臭がして、県北の共同浴場によくある熱めの湯船。時間
的なこともあり、ゆっくりと入浴は出来ませんでしたが、お湯といい、風情といい温泉
らしさを満喫できました。

11月24日(月)
先日、岩手県青少年会館YHでの会議の帰り道、仙岩峠を越えずに北上して、大更の温
泉を皮切りにハシゴ湯をしましたが、その2ヶ所目。大更から北上して安比に。国道近
くの日帰り入浴施設を予定していましたが、2つとも休館とのことで、安比高原まで足
を延ばしました。大きなホテル系の温泉もありましたが、選んだのはホテル街の更に上
にある安比温泉、安代林業センター。入浴料500円(温泉本で50円引)。浴室には内風
呂とサウナがありました。お湯は自家源泉の岩畑の湯源泉でナトリウム・カルシウム-
硫酸塩泉で源泉43℃、pH7.4のお湯を加温、循環、消毒ありで使用。スキーシーズン
前の日没後の時間となってしまったので、もちろん貸切状態で入浴できました。ただ、
特に特徴のあるお湯ではなく、やはりここでなく安比入口にある日帰り入浴施設がとて
も気になりますので、またこの地域に来る必要があるようですが、それは雪どけ後にな
りそうです。

11月23日(日)
以前出かけた温泉を一つ。横手から岩手県境を越えた湯田温泉郷。ここの湯本温泉はま
だ入浴したことがありませんでしたので、錦秋湖温泉に出向いた際に立寄りました。温
泉本が使えたので、当地では高級旅館の対滝閣に。入浴料700円(温泉本200円引)。浴
室には大きな内風呂一つと、あとで付けたような露天が一つ。お湯は共同の湯本6号源
泉でナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉91℃、pH7.9。加温、加水なしで循環消毒は
ありで使用。入浴したのが平日の昼間なので、度々ある貸切状態での入浴となり、大き
な風呂でノンビリ出来ました。お湯としては、こんなもんか?!という状態でしたので
出来れば、他の湯本温泉のお湯と比べてみたいと思っています。

11月22日(土)
今日は買い物のついでに近場の温泉に出かけてきました。山沿いにある奥羽山荘。ここ
は数年ご無沙汰で、その間、第三セクターから田沢湖芸術村に売却され、経営母体が代
わった施設です。それでも施設は大きな変更はなく、ほぼ以前のまま。入浴料500円
(温泉本で入浴無料)。内湯、露天、サウナがあり、お湯はカルシウム・ナトリウム-
硫酸塩泉で源泉31℃、pH8.8のアルカリ性で加温、循環、消毒ありのお湯。以前は小さ
な露天は気にもかけませんでしたが、内風呂が消毒臭が強かったため、外気に触れる露
天の方が消毒臭がなくいい感じで入浴することが出来ました。ロビーから温泉施設まで
の通路には、芸術村の伝と思われますが、スタジオジブリの背景画家、男鹿さんの絵が
展示されていました。

11月21日(金)
先日の15日からの初雪も一段落して、畑の雪もとけたため、次の降雪がある前に慌てて
本日、ネギの一斉収穫を行いました。今年は1年ネギが2畝弱と少なめにしたこともあ
り、抜いて柵を撤去する作業は1時間ほどで終り、抜いたネギはバイクのお客様が来な
くなった駐輪場に並べて乾燥させます。畑には株分けネギがあと2畝ありますが、これ
はこのまま雪を被せて越年させ、雪どけ後の食料とする予定です。これで今年の畑作業
も完了となり、来春の雪どけまでは畑も一休みとなります。並べたネギは、数日後、少
しずつまとめて、新聞紙で包んで立てかけて、雪の間の当YHの貴重な食料で、鍋の大
切な食材となります。

11月20日(木)
前回、鶴岡の加茂水族館に出掛けた時、せっかくここまで来たのだからと湯野浜温泉に
立寄ってきました。とはいえ、温泉に入ろうとしたのが日没直後になってしまい、日帰
り入浴出来るところが少なく、ホテル系で入浴できた唯一の処が「龍の湯」でした。正
確には奥湯野浜温泉とも呼ぶように、湯野浜の温泉街から少し山に入った場所にありま
した。入浴料630円。浴室内には内風呂2、露天2、サウナと設備は充実。お湯は自家
源泉アルカリ性単純泉の龍乃湯1、3号混合泉とナトリウム・カルシウム-塩化物泉の
湯野浜共同源泉(1、2、3、4及び厚生有限会社、龍乃湯新2号混合泉)の2種類を
引いてあり、混ぜることなくそれぞれ別の湯船に注ぎ込まれていました。龍の湯源泉は
加温、消毒有で加水、循環なし、湯野浜源泉は消毒のみありで加水、加温、循環なし
(内湯)という使い方で、湯使いにも気を配っているようでした。贅を尽くした立派な
施設でとても気持ちよく入浴することが出来ました。

11月19日(水)
先日、田沢湖の乳頭、妙の湯温泉の帰りに田沢湖駅の近くにある温泉、東風(だし)の
風にも立寄って来ました。ここは市民浴場という看板があるように公共の日帰り施設。
以前は例に漏れず、消毒臭いお湯だったそうですが、数年前に掛け流しを始めたとのこ
とで気になっていた温泉。入浴料370円。浴室には内風呂、サウナ、水風呂があり、お
湯はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で源泉57℃、pH8.4のアルカリ性。湯船の縁に
ある湯口では、無色・無臭で少し塩味のいいお湯が出ていましたが、湯船のお湯は普通
のお湯になっていたようです。分析表が複数掲示されており、同じ平成19年に分析され
たものですが、片方には加水、消毒あり、加温、循環なしとなっており、もう一つには
加水、加温、循環、消毒ありとなっており、どちらなのか良くわかりませんでした。で
も浴槽でジャグジーが稼働していたので、循環、消毒はありだったようです。源泉の湯
船があったらなお良かったでしょうが、街の人が銭湯代わりに使うには、十分なようで
す。

11月18日(火)
今日の午前中にようやく玄関の雪囲いの設置が終り、これで雪が本格的に降っても大丈
夫な状態にほぼなりました。作業後、買出しのついでに、まだ未経験だった大曲のラー
メン店に出かけてみました。最近大曲では、度々行くラーメン店「十郎兵衛」を皮切り
に濃い目、太麺、つけ麺系のラーメン店が急増しています。今回の店もその一つで、大
曲駅近くの「MOSH(モッシュ)」という店です。店内は黒で統一されており、座席
数は10以下と小さめな店。今回は超濃厚なつけダレにコシの強い太麺が売りのつけめん
(¥750)とそれが一つになっているまぜそば(¥700)を注文。パンチの効いた鳥系ス
ープに魚粉を中心とした出汁が入っており、少し脂がキツイ気もしましたが、美味しく
頂きました。静かな雰囲気のラーメン店が多い大曲ですが、こちらは黒のインテリアに
メタル系のBGMはちょっと都会のおしゃれなラーメン店のようでした。

11月17日(月)
今日は長期滞在のお客様の到着まで、先日出掛けた乳頭温泉に再度出かけてみました。
先日は、鶴の湯と大釜温泉でしたので、今回は妙の湯。もう数年ぶりになってしまいま
した。入浴料720円。数年前の前回とは男女の湯船が入れ替わっていました。脱衣所か
ら入った処に露天(金の湯)があり、シャワー室の先、階段の上に内湯(銀の湯)が
あり、手前から伸びる通路の奥に混浴の露天スペースにつながっていました。金の湯は
湯元源泉でpH2.5、源泉56℃の酸性−カルシウム・マグネシウム−硫酸塩泉で薄茶褐色
で硫黄臭と金気臭。銀の湯は妙の湯源泉で、pH6.5、源泉41.9℃の単純温泉、薄白濁で
ほぼ無臭。金の湯は隣の大釜温泉と近いお湯で、とても温まりました。途中の道は、来
る時には先日の雪もとけて、路面が出ていましたが、帰る時には降っていた雨が雪に変
わり、鶴の湯入口近くまで雪が積りかけていました。人気の妙の湯はそんな天気の平日
でも日帰り入浴客が多くきていました。

11月16日(日)
10月初めのビジネスのお客様が出発して、1ヶ月強の間、当YHは従来の姿に戻って、
一般の旅行客が中心となっていました。また明日からビジネスの長期滞在のお客様が来
ることになり、年末まで連続営業が始まります。今回の長期のお客様は従来から来られ
ている方で、こちらもとても気が楽です。来た際に、他にお客様がいない日をみて、歓
迎会と称して回転寿司店に行くのが恒例になっていましたが、その馴染みの回転寿司店
が本日で閉店との話で、明日、来られたらガッカリするだろうなと思っています。地元
の回転寿司店で、大曲でも安価でネタが大きく、大人気の店でした。低価格で高いサー
ビスという点では当YHも目指すところ。諸物価や仕入価格上昇が閉店の理由のようで
す。安価な高いサービスが望まれる一方で、それを維持するための努力は、かなり大変
なものがあるのも事実なようです。

11月15日(土)
昨日、乳頭温泉で初雪を経験しましたが、夜半からはここ大曲の平野部でも雪となり、
文字通り初雪となりました。朝には積雪は10cmほどとなり、同級生を駅に送迎する際に
は今季初の車の雪下ろしを手伝ってもらうこととなりました。雪と云えば、北から渡っ
てくる白鳥がこの時期、当YHの近くにも来ており、時折上空で鳴く声が聞こえてきま
す。昨日、乳頭温泉から帰ってくる際に視察を兼ねて、角館の近く、鶯野の白鳥飛来地
に寄って来ました。予想通り、今年も飛来地には多くの白鳥が着ていました。ちらほら
と雪混じりの雨で、入浴後で湯冷めする恐れもあったので、サッと見て帰路につきまし
たが、ここでは今年も白鳥が見られることが確認できました。今月初めから、当YHで
は公共交通機関で来られたお客様を対象にワンコインツアーを始めており、この場所も
そのコースの一つに挙げていますので、ご希望の方は予約時にご相談ください。

11月14日(金)
今日はまたもや、埼玉から高校時代の同級生が遊びに来てくれました。今まで何人かの
同級生が来てくれていますが、ほとんどの方がオンシーズンで他のお客様のいる時期。
今回は完全オフシーズンで私自身も時間が自由になったため、大曲駅でピックアップし
て昼食後、そのまま乳頭温泉までまっしぐら。事前の電話で露天風呂が希望とのことで
したので、鶴の湯を選びました。大曲では雨でしたが、乳頭の手前、水沢温泉付近から
雪に変わり、乳頭では積雪が20cmほどになっており、今季初めての雪道走行となりまし
た。鶴の湯も雪景色になっており、ヌルメの露天風呂は入浴客も少なく、のんびりと30
分近く入ってしまいました。鶴の湯がヌルメの湯だったので、そのままハシゴ湯で大釜
温泉に。こちらは鶴の湯の白濁のお湯と異なり、茶褐色で金気臭も混じるお湯で源泉は
94℃と十分に温まるお湯で湯冷め防止となりました。夕方、当YHで食事の後、近くの
温泉を銭湯代わりに入りに行きました。こちらのお湯はアルカリ性のお湯で、pH2.5の
大釜温泉の強い酸性を中和して帰ってきました。

11月13日(木)
昨日、建物の雪囲いがほぼ出来上がり、今日は朝から激しい風雨となり、間に合ったと
少しホッとしています。既に今晩から天気予報では雪マークがチラホラし始めて、つい
にまた雪の時期が始まることになりそうです。こんな天気の中、今日は電気店に出向い
て、デジカメの買い替えとなりました。今、使っているのは昨年1月に購入したものな
のですが、今回もレンズとレンズの間に糸埃が入ってしまったようで、写真に変なもの
が薄っすらと映るようになってしまいました。店員さんに聞けば、デジカメはどうして
起動の際にレンズが出るので、その間に空気が入り、同時にちりなども入ってしまうと
のこと。そのちりも電池交換の処などから入るため、こればかりはどうにもならないと
の話。前回も2年で買い替えでしたので、今回もほぼ同様の時期。その間、カメラの機
能はほぼ同様なのですが、値段だけが3割ほど高くなってしまったようです。それでも
溜まっていたポイントを総動員した結果、600円でのお買い上げとなりました。

11月12日(水)
明日以降、天候の悪化が見込まれ、初雪の可能性も強くなってきて、本日、冬支度第3
段の建物の雪囲い設置を行いました。建物南の客室の窓は、昨年雪囲いを自作したこと
もあり、10分ほどで作業終了。続いて事務所窓や建物北側、風呂場から食堂、客室の窓
と網戸を取り外し、そのレールにはめ込むなどして設置作業は2時間ほど完了となりま
した。ここでも手間がかかったのが、雪囲い取り付けの前に行った、軒下のくもの巣取
り。植木の枝打ち同様、今年は手が廻らなかったこともあり、ほぼ1年近く放置してし
まっていたので、多量のクモの糸が収穫出来ました!これも雪かきが必要になった時に
作業の邪魔になりますので、今の時期に毎年最終的に掃除しています。残った時間で玄
関前に大量に植わっていたシソの枯枝を草刈機で一斉撤去して本日の作業は終了となり
ました。残すところ、大物、玄関の風除室の設置作業と、玄関前の植木の雪囲いだけと
なり、これは週明け、天候の回復と人手を見て作業を行う予定です。

11月11日(火)
今日は東北のユースホステルの会議で盛岡まで出張となりました。昨日、タイヤ交換を
行ったので、悪天候になっても仙岩峠も大丈夫と思っていたら、いい天気でした。大曲
から盛岡まで、国道47号線経由で2時間ほど。会議は3時間ほどで終り、午後の早い時
間には、フリーとなりましたので、折角積雪前に峠越えしたので、ついでに温泉巡りに
突入となりました。最初に目指したのは、八幡平市大更にある「おらほの湯」。以前は
ゲンデルランドという施設でしたが閉館し、従業員がその施設を買い取って再開したと
いう曰く付きの温泉施設。入浴料500円。お湯は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩・
炭酸水素塩泉で源泉54℃、pH8.4のアルカリ泉。加水、加温、循環、消毒なしで使用と
いい環境で使っており、無色透明で硫黄臭と芒硝臭のする温泉臭いいいお湯ですが、浴
室に10近くある風呂のうちお湯が入っているのが2つ、露天も使用していない状態で、
ちょっと物寂しさを感じてしまいました。

11月10日(月)
早い年ですと10月下旬には車のタイヤ交換を行うのですが、今年は少し遅くなり本日と
なりました。既に10年、年2回も行ってきたことですし、そのための道具もだいぶ調っ
てきましたので、1時間もかからずに作業終了となりました。更に仕舞っておいたスノ
ーブラシとアルミ製スコップを車に積み込んで、車の冬支度は終了となります。スノー
ブラシは、買い物などの出先で止めた際に車に積ってしまう雪を落とすために必需品。
スコップは、今まで10年使ったことはありませんが、万が一、雪の中で動けなくなった
時に必要になります。終了後、ガソリンスタンドに行き、空気圧のチェックも行い、万
全となりました。ただ、秋田県全体で冬タイヤに交換したのは、6割程度と遅れ気味に
なっているとの話ですし、初雪から当分の間は、冬道の走り方を忘れてしまっているた
め、どうしても事故が多くなりますので、必要最低限の外出にするのが、事故にあわな
い一番の手段といえます。とはいえ、これからの時期、特に降雪時は随時、来られるお
客様については、最寄の飯詰駅までは送迎を行いますので、ご安心ください。

11月9日(日)
今日の午前中、地元地域の防災会議なるものがありましたので、仕事柄、参加してみま
した。これは行政が中心になって、各地域に新たな防災組織を作る施策が進んでいる一
環との話で、地域に防災組織には、諸々の補助金も出るとのことでした。こういう会議
ですので、参加者は多くありませんが、大仙市の防災担当者と消防署の広報担当の方が
来てお話をしていきました。それらの話は一般の家庭向けの話が中心となりますので、
難しい話でもなく、また宿泊業を営むものにとっては、そんなに役に立つ話はありませ
んでした。今回の会議参加の目的として考えていたのは、若者が少ない地域で存在感を
アピールすることや、地元の方との面識を深めるということでしたので、会議後の茶飲
み話も参加したことで、その目的は十分に果たせたかと思っています。ついでにユース
ホステルの宣伝もしてきてしまいました。

11月8日(土)
昨日、今日と駐車場奥から杉林に続く場所の植木の雪囲いを行いました。雪囲い自体は
去年までに作成したものを立てて、杭を打ち込んで固定して藁縄で結べば、積雪前の強
風でも耐えられるとわかりましたし、作業はそんなに手間にはなりません。一番時間が
かかったのが、今年サボってしまった木の枝打ちです。幹は太くなるのに時間がかかり
ますが、そのために植物は枝葉を伸ばしますが、その成長力は凄いものです。後々の管
理の面もあるので、大半の木は私が台に乗って背が届く2m強の処で頭打ちにしてあり
ます。そこから新しい枝が一斉に伸びているのですが、この時期にそれらをほぼ全て落
としてしまいます。落とした枝もそのままにしておくと、作業の邪魔で危険ですし、来
年草刈の時にはやっかいになってしまいますので、落とした枝を集めて藪の奥に集める
作業も手間がかかります。でも、なんだかんだ2日間で、ほぼこの場所の植木の雪囲い
の設置も終わりました。次は建物の雪囲いです。

11月7日(金)
先日の鶴岡遠征で、ちょうど酒田で昼食の時間になってしまいました。酒田では港の海
鮮丼がここ何度か定番になっていましたが、以前、酒田から来られた方に酒田ラーメン
の話を聞いていたので、そちらを目指しました。聞いていた店は残念ながら定休日でし
たので、国道7号線そばで酒田市街にある、比較的知名度の高い酒田ラーメンの店、花
鳥風月という店となりました。ここは海老ワンタン入りラーメンが一番人気とのこと。
酒田ラーメンは細縮れ麺で各種煮干出汁の醤油ラーメンがスタンダード。花鳥風月ラー
メン醤油880円。ラーメン自体もとても美味しく頂きましたが、のっていた海老ワンタ
ンは大曲近くのラーメン店ではあまりないもので、珍しさもあり、とても美味しく感じ
ました。また酒田に来たら、他の酒田ラーメンの店に行ってみようと思いました。

11月6日(木)
初霜も降り、そろそろいつ初雪になるかという時期になって来ましたので、冬支度も待
ったなしの状況。本日から突貫工事で冬支度を開始しました。最初に行ったのは、畑の
掃除。今年も初夏から今まで多くの恵をもたらせてくれた畑も残り僅かになってきて、
トマトやキュウリ、ナスの畝には残骸が残っていましたので、それらの撤去。支柱は来
年も使いますので、腐ったり折れたりしていないかチェックして駐輪場に邪魔にならな
いように仕舞い込みました。ついでに今年最後の食用菊の収穫も行いました。今年は畝
の半分に成長不順が出てしまい、花の量も多くなかったので、例年だと半分近く残して
しまうのですが、今年は8割近い花を収穫できたようです。今日は始めたのが遅かった
ので、ここで日没、作業終了となってしまいました。残った時間は、この春しまった植
木の雪囲いを明日、一気に取り付けられるように、破損箇所のチェックなどを行いまし
た。

11月5日(水)
今日はまたまた山形遠征。今回は日本海側の鶴岡まで遠出しました。目的地は昨今、ク
ラゲで有名になった加茂水族館です。途中、道路が良くなった場所が多く、3時間弱か
かりましたが、予想よりも早く到着できました。平日なのに多くの見物客がいて、人気
の程がわかりました。入口近くは普通の水族館でしたが、後半はクラゲ一色。これだけ
揃えて、それを維持するのは大変なことだと思います。またこれだけこだわれたから、
今の人気になったのでしょう。当YHにもいろいろなものにこだわった方、いわゆるマ
ニアの方がお越しになります。過去には「オタク」と嫌われたこともありましたが、今
では「その道の専門家」。些細なことであれば、ある程、どうしてそこにこだわれたの
かと疑問に思う反面、尊敬してしまいます。

11月4日(火)
今朝の最低気温は0.3℃まで下がり、外に出てみると、今年の初霜となりました。車の
上や草の葉の上などが白くなっていました。ついに来るべき時期が来たな!といった感
じです。それでもまだ今の時期は、太陽が出ると気温がグングン上がり、最高気温は20
℃近くにまで上がりますので、少し動くと汗が出るほどで、大きな気温差は体に堪えま
す。一部の山岳道路では、本日から本格的な冬季通行止めが始まりました。八幡平アス
ピーテラインは秋田県側では蒸けの湯ゲートから岩手県境までが通行止め、鳥海ブルー
ラインや東成瀬村から栗駒山に向かう国道342号線なども通行止めが始まりました。そ
れ以外の道路でも、降雪による臨時通行止めの可能性も出始めましたので、これからの
時期に車やバイクで来られるなら、余裕を持って計画を立ててお越しください。特に八
幡平方面は迂回路がありません。

11月3日(月)
秋田では今日まで国民文化祭が開催されており、秋田市ではメインストリートを通行止
めにして、西馬音内の盆踊りや角館の山車、花輪ばやしや刈和野の大綱引きなど、日本
で最多の重要無形文化財を誇る秋田の祭りが一同に会しました。そんな中、午前中に急
遽、内蔵の街増田に出かけてきました。それは、昨日泊まられた方々が増田町で増田の
蔵について模擬展示を行っているということだったからです。良く聞けば1ヶ月ほど秋
田に滞在して、増田の蔵文化を研究していたとの話で、彼らの責任者は増田町から依頼
されて調査報告書を作成、その報告書で昨年、増田町が国伝統的建造物保存地域に秋田
県で2番目(1番目は角館)に認定されたとのことでした。30分ほど普段ではなかなか
聞くことが出来ない貴重な話を聞かせて頂くことが出来ました。また夜、NHKの産業
遺産に関する番組で、この責任者の方が出演されていて、何か不思議な縁を感じてしま
いました。

11月2日(日)
先月、鳴子の後に出向いた湯田温泉郷巡りでは、穴ゆっこに入浴しましたが、もう一ヶ
所穴ゆっこのすぐ近くに位置する峠山温泉、峠山パークランド、オアシス館でした。こ
こは秋田自動車道、錦秋湖SAからも連絡通路があり、高速道路に乗ったまま入浴出来
る貴重な温泉です。入浴料500円(温泉本で半額)。浴室は広めで、内風呂一つ、サウ
ナと露天風呂がありました。お湯はナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉で源泉
46℃、pH7.6の無色透明、無味、無臭のお湯を加水、加温、循環、消毒ありで使用。
露天のみ循環なしで使用とのことですが、入浴当日は露天のお湯は半分ほどしか入って
おらず、また冬季は露天は使用不可となっています。温泉としてよりも、やはり高速道
路から出ずに往復の道中で入浴出来る数少ない施設ということが最大の存在意義と云え
そうです。平日ということもありましたが、高速付帯施設ですが、貸切で入浴すること
が出来ました。

11月1日(土)
今日から11月、今夕、大曲のイオン前では、6周年記念の花火が15分ほど打ち上げられ
て、当YHでもお泊りのお客様が窓から花火見物となりました。さて、11月になりまし
たので、今年もこれからの時期、ご希望の方には恒例のワンコインツアーを行います。
ツアー代500円にて、宿泊翌日の午前中、角館や六郷など、公共交通機関で来られた方
が行きにくい場所にお連れするものです。特にモデルコースは用意してありますが、ご
希望の場所があれば、相談に乗ります。ツアー終了も角館駅や横手駅など、交通の良い
場所にしていますし、翌日のお客様の予定にあわせて、時間、場所等も決めることが出
来るかと思います。ただ、盛岡まで直行でとかでは困りますので、当YHより半径30キ
ロ圏を考えておりますので、ご希望の方は、宿泊予約時に云って頂けると助かります。