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【新米ペアレントの営業日誌】

2015年

4月30日(木)
一昨年もこの連休の谷間に大工さんの緊急工事が入りましたが、今年も同様にこの時期
に緊急修理となりました。こちらでは3月までの降雪期には大工さんも外仕事が出来ま
せんので、雪どけ後に屋根の損壊などが発覚し、4月に多くの発注が入るため、どうし
ても順番待ちになり、この時期になってしまうようです。今回は男子トイレのドアノブ
の交換や風呂の脱衣場の床の張替え、事務所のドアレールの交換など細々としたことが
中心になってしまいました。特にトイレのドアノブは、調子がいいと問題が無いのです
が、時々閉じ込め状態になることもあったようで、ガタガタとトイレから音がした時は
ドキッとしました。これで連休後半の多くのお客様には、少しは過ごしやすくなるかと
思っています。さすがに10年も経つと、いろいろなところにガタが来ています。

4月28日(火)

今日は連休前の桜のお客様も一段落し、時間がとれたので、2回目のジャガイモの植え
付けを行いました。前回の北アカリに続き、今回はメイクイン。こちらも種芋は昨年、
当YHで収穫したものを使用しました。3回目の耕しと、畝立て、マルチ張りの後、植
付けをして、合計3時間。今年は少し多めにジャガイモを植付けをしてみました。余り
そうなら知り合いなどに送りつけてしまおうかとも考えています。一方、9日前に植え
つけた北アカリは、このところ続く6月から7月上旬の暖かさで、早くも発芽が始まり
ました。まだ日陰に入ると涼しいものの、作業の休憩時間には扇風機を引っ張り出して
きて稼働開始。買い物の際には車でもエアコンを動かすほどです。今年は雪が少なかっ
たのと合わせて考えると、夏に渇水になるのかな?などと考えてしまいます。

4月27日(月)

今日も最高気温は5月下旬から6月上旬並みの25℃まで上がり、春の代名詞、桜ってな
んだったの?といわんばかりの天気になりました。そのため、当YHの桜もあっという
間に散ってしまい、葉桜状態。一方でタラの芽の成長は早く、3月にご馳走になったふ
きのとうは、塔が立ちまくって、林になりました。例年なら連休明け、畑作業の合間に
行う草刈作業も、今年は連休直後に行う必要がありそうです。連休後半のお客様に聞か
れた際、どこの桜を答えようかと考えていますが、どうも展開が早すぎて、連休後半に
は桜を見るためには、津軽海峡を渡る必要がありそうです。高所にある桜は、遅く咲く
ものですが、湯沢のおしら様の一本桜も数日前に満開を迎え、小岩井の一本桜もかなり
いい感じになってきているようです。このため連休後半のお客様には、桜に代わって何
か別な話題ではぐらかした方がいいかな、なんて考えています。

4月26日(日)

桜も葉桜、強風で桜吹雪になりはじめ、秋田の桜のシーズンも終りに近づきました。今
年こそは、開花時期を当てられるかな?と思っていましたが、連休後半のお客様に、今
年もまた「うそつき」と呼ばれてしまいそうです。さて、畑作業は本日、一番奥、枝豆
を植える予定だった場所を、時間切れが近くなってきたジャガイモの畝に変更すべく、
2回目の耕し直しを1時間程で終わらせました。後日、畝立てして、残ったメイクイン
の植付けを行う予定です。当YHの庭では、桜に続き、ピンクのヤマモモが咲き始めま
した。

4月25日(土)

本日は空いた時間でネギの植替えを1畝分行いました。これでネギの新しい畝は3列。
それでもまだ越冬した分のネギが1畝と少しあり、予想通り全てを植え替えてしまうと
8畝以上出来る計算になります。連休後半の一年で一番忙しくなる時期を前に、ネギの
移植を終わらせてしまおうと思っていましたが、この時期度々来て頂ける桜を追いかけ
るお客様方が、例年よりも前倒しで来て頂いている関係から、ネギの植替え作業は終わ
りそうにありません。それでも、例年ネギの新しい苗を植えつけるのは6月になる場合
もありますので、そんなに急ぐ必要もありませんし、空いた時間を見ながらの作業とな
りそうです。あとは、多めのネギ、連休後半のお客様でどれだけ使うことが出来るか、
です。
4月24日(金)
本日、買い物のついでに角館の手前、中仙の道の駅までパンフレットの調達のため足を
延ばしました。道の駅隣の桜並木は、強い風のためもあり、桜吹雪状態になっており、
散り始めのようでした。たまたま道の駅では角館に立寄られた昨晩お泊りのお客様とば
ったり会い、角館の桜も一部で散り始めになっていたとのこと。午前10時で気温21℃と
いうことも大きく響いたようです。さて、今月初旬からバイクのお客様が今年も来て頂
けるようになってきました。本当は、今年最初のライダーさんから渡したかったのです
が、懸案だった新しいバイク用ステッカーがどうにかこうにか昨日、出来ました。今日
出発のライダーさんから配布を始めました。今回のものは、10周年の記念ステッカーに
してみましたので、今年限定のものになっています。お越し頂いたライダーさんには無
料で差し上げますので、ご希望の方は、お越しの際に言って下さい。

4月23日(木)

角館とほぼ同時に咲く青森の弘前公園では、本日より桜祭りが開催となり、開会宣言と
同時に満開宣言が出されれるという、ここ数年例を見ない状況になっています。当YH
にあるソメイヨシノも昨日からの20℃を越える暖かさで開花4日にして、満開となって
しまいました。角館は元々武家屋敷のある小京都である程度知られるようになってきま
したが、まだその存在だけで観光客が一年中押し寄せるには、力不足です。京都、高山
や仙台など、何もイベントが無くとも一年中観光客が集まる街がある一方、秋田県では
横手のかまくら祭りや大曲の花火などイベントがメインでその時には多くの方が押し寄
せるという状況が多く、角館も桜が咲く今の時期に年間の観光客の大半が集中します。
横手ではかまくら館という形で、通年雪のかまくらが見られるようになっていますし、
花火の大曲では、8月の花火の前、1週間を花火ウイークにしたり、毎月花火大会を開
催して、メインイベントの短い時間を補おうとしていますが、角館の場合、桜という自
然が相手ですので、打つ手がないのが現状なのでしょうか。

4月22日(水)

角館の桜も佳境を迎えているようで、19日に武家屋敷の枝垂桜の満開宣言に続き、昨日
は若干遅れる桧木内川堤のソメイヨシノも満開宣言が出てしまいました。通常、満開に
なってから散り始めまで、5日から1週間。それも気温が平年並みで推移しての話で、
今日の角館のように最高気温が22℃と5月中旬ほどにまで気温が上がると、桜の花の寿
命はどうしても短くなってしまいます。更にここ数年その傾向があるのが、暑さに木が
驚いて、花と同時に葉を出してしまうことです。一見すると葉桜?と思わせる姿ですが
まだ花びらが舞う状態でなく、葉が無ければ満開なのです。どう計算しても、この気温
を加味すると、角館の桜も今月一杯がいいところとなってしまいそうです。5月の連休
後半に来られるお客様に勧められるような場所を、今から考えておかないといけないよ
うです。

4月21日(火)

本日の当YHの桜は、3分咲きを過ぎたところのようで、かなり本格的な開花で見応え
も出てきたようです。午前中までは雨混じりの天気で、桜を見に来られたお客様方も曇
りや雨の下では桜も写真栄えしないので、午後からの天気回復、明日以降の好天の予報
には救われることでしょう。先日から桜のチェックのついでに、その奥に生えているタ
ラの木も度々チェックしてて、ぼちぼちタラの芽も食べ頃になってきました。例年だと
連休のお客様にたっぷり出せるのですが、今年はこちらも桜同様早く、芽を出し始めて
います。先日見た時には、10個ほど収穫できるかなと思って、今日出向いてみたら、い
い感じのものは数個。あれ??敷地内ですが、藪状態ですので、散歩のついでに誰かが
持って行ったのかな?まあ、ノンビリした田舎ですので、そんなこともありのようです
が、目くじらを立てるわけにもいきません。

4月20日(月)

昨日は花開いた桜の下で、ジャガイモの植付けを行いました。もう少し早めにしたかっ
たのですが、先週の火曜日以降、雨混じりの天気が続き、金曜日にようやく天気も回復
して、昨日は土が乾きだしたので、作業を始められました。月曜に耕した場所をもう一
度耕し、畝を作って、マルチ(黒ビニール)を敷いて、種芋を植え付け、水を撒いて終
了。これを2畝やって3時間もかかってしまいました。今年は種芋に昨年収穫した自家
製の芋を使ってみました。昨年、テストで使ったら、他の購入した種芋同様に収穫が出
来ましたので、一段と初期投資を抑えることが出来そうです。また月、火曜と雨の予報
で、その後は桜のお客様が来始めるため、今日は更にネギ畝をもう一列、移植。それで
もまだ、だいぶネギが植替え前のネギが残っており、やはりネギが多すぎるようです。

4月19日(日)

本日、買出しの際、街中の桜を見ると、南向きの早咲きの桜は早くも満開状態になって
きたようです。戻ってから当YHの桜をチェックすると、ついに開花となりました。こ
の状況が出来るだけ長く続いて欲しいものだと願っていますが、それはこれからの気温
次第というところ。寒さが戻ってくれば、一週間から10日ほどは見頃が続くこともある
ようですが、予報では引き続き温かい気温が続くとの予報。実際、予約頂いているお客
様の中には、予定を前倒しして、桜を追いかけて来こられる方が出始めています。

4月17日(金)

先日、花巻の鉛温泉に行った帰り、せっかくだからともう一ヶ所、温泉に入ってきまし
た。鄙びた鉛温泉のあとでしたので、たまには豪華ホテル毛ということで「渡り温泉」
に行きました。通常ここでは、日帰り入浴はホテルさつきが可能なのですが、この日は
まるごと貸切ということで、通常では日帰り不可の隣の別邸・楓の風呂に入ることがで
きました。浴室には大きめの内風呂一つと、寝湯、外に露天がありました。お湯は単純
温泉で源泉67℃、pH8.3で無色透明、無臭。加水、循環、消毒ありで使用しており、癖
のないお湯、いい設備の風呂でゆっくり出来ました。たまたま本館が貸切ということで
普段入れない風呂に入れたのは、ちょっと得した気分になりました。

4月16日(木)
秋田県の桜もだいぶ咲き出して、大曲の街中の桜も3分咲き程度になってきているよう
です。かつては、なかなか開花の情報が得られず、どこに行ったら一番タイミング的に
いいかわかりにくかったのですが、ここ数年、秋田県の市町村では桜のリアルタイム情
報をフェイスブックやグーグルマップ、ブログなどを使って流しており、行かずとも開
花の情報が手に取るようにわかるようになりました。でもそのために行政の方がどれだ
け苦労しているのかを考えると、やり過ぎ感も拭えません。当YHではこの時期、畑仕
事や本業があることから、どうしても情報発信が遅れ気味になるので、それだけ人手を
かけられるのがとてもうらやましい限りです。唯一、情報が欠けているのが、何度かト
ライして、今まで全て空振りだった、ある意味「幻の桜」状態の由利本荘市の大小屋フ
ァミリーランドの一本桜です。今年こそはと、実は密かに狙っています。

4月15日(水)
一昨日、食用菊の植替えの後、少し時間が余ったので、越冬ネギの植替えを行ってみま
した。数年前に近所の方から一株だけ貰ってきたネギが、数年の株分けで昨年は2畝分
になっていました。とりあえず新しく1畝分、新しい場所に溝を掘り、ネギ株をシャベ
ルで掘り起こして、はさみを使って小分けにして植替え。作業は1時間ほどで出来まし
た。今回、植替えたのは、元の畝の1/3程度。それが1畝になったということは、まだ
1畝と2/3程残っていますので、全部植え替えたら6畝にもなってしまう計算です。通
常当YHで必要なのは、1年ネギで4畝分。株分けネギはこれからの時期、盛んに新芽
を出して本数を増やしていきますので、この株分けネギが6畝とかあったら、大量に余
らせてしまうことになりそうで、今年は1年ネギの植付けを行わないことにしようかと
考えています。果たして計算通り行きますでしょうか?!

4月14日(火)
本日、秋田市の標準木でソメイヨシノの満開となったようです。また角館でも観光協会
が開花宣言を行いました。ここ数年、桜の開花が遅れ気味で、5月連休の観光客の出足
が遅れることが多かったので、少しでも咲いていると強引に開花宣言をして集客を目指
す傾向があるようで、今年はその例に反して超早咲きとなっていますが、開花宣言はい
つも通り前倒しで行ってしまったようです。直近の気象協会の開花予想は19日。実際に
は、まだ早咲きの木の一部での開花のようで、実際に見ごたえのある桜になるには、も
うちょっと時間がかかるようです。いずれにしろ、桜祭り開催の20日以降の早い時期が
今年は良さそうで、連休後半の5月には厳しいかもしれません。ちなみに大仙市でも、
早咲きと云われる市役所前の桜が今日、咲き始めたようです。

4月13日(月)
なんと、本日、横手(横手城)で桜の開花宣言が出ました。秋田市の標準木の開花から
2日での開花と駆け足どころかダッシュになっているようです。横手では今週末頃、早
ければ満開の場所も出るとのことです。当YHの桜の木でも、花芽が少しピンクになっ
てきましたので、開花まであと1週間ほどでしょうか。さて、明日からまた雨の予報に
なっていましたので、昨日に引き続き畑の作業。最初に食用菊の植替えです。新しい場
所に畝を作り、マルチ(黒ビニール)を敷き、昨年の菊の株を掘り起こして、大きさを
調節(株分け)して植替え。諸々の下準備と黄色の食用菊は株が大きくなっていたので
作業が終わるまでに3時間。続いて紫色の食用菊でこちらは1時間半。食用菊はこれで
秋の収穫を待つばかりです。7月頃、背が伸びて風などで倒れないように柵を立ててや
るだけで済むので、手間がかからず、YHの仕事の片手まで作るには最適な野菜(?)
の一つです。

4月12日(日)
今日は貴重な晴れ日。昨日の雨で畑もぬかるんでいましたが、気合で畑作業を行いまし
た。最初に残した1/3の一回目の土お越しと一番端に残っていた畝のマルチ撤去に1時
間。次に休憩を兼ねて、回収したマルチ押さえの掃除に1時間。そのあとが本日のメイ
ンイベント。昨日買って来た鶏糞類をばら撒きました。鶏糞3袋、腐葉土4袋、油粕半
袋、最後に石灰は1/2袋で足りてしまいましたので、購入してきた消石灰は来年回しに
なりそうです。元肥というか、土壌改善というか、とにかく畑全面にほぼ均等撒き。普
通ならこのまま数日放置なのですが、明日から雨の予報だったのと、このまま放置する
と鶏糞の臭いが建物に充満するため、一気に2度目の耕しを行って、撒いたものを土中
に鋤き込みました。今日一度目の土お越しをした畑の一番奥、1/3程は、先日の雨が乾
ききっていなかったので、撒いたまま放置となりました。これで今日の作業は終了。作
業後、夕方の天気予報を見たら、明日も晴れに変わっていました。あれ?!次は、畑の
設計図を作り。4年前からの図面を使って連作障害に気をつけながら、何処に何を植え
るのかを考えます。その次に、ようやく設計図を基に食用菊とネギの移植で、できれば
次の週末までに終わらせたいと思っていますが、あとは天気次第です。

4月11日(土)
本日、秋田市で標準木の開花宣言がでました。平年より7日早く、昨年より9日早かっ
たとのことです。4月に入ってからの気温は、天気予報を聞いている限り、4月下旬だ
とか5月上旬、果てには5月下旬などとのコメントも聞こえるほどで、桜前線は一気に
駆け足になる可能性がまだあるようです。今日の天気は雨、でも暖かい雨です。そのた
め畑作業は出来ず、今日は肥料などの買出しとなりました。土を耕す際に鋤きこむ鶏糞
腐葉土、油かす、消石灰と黒マルチ、マルチ押さえを購入。約1万円の投資です。当Y
Hの畑には追肥は行わないため、畑にかかる費用はあとは、種や苗代と耕運機、草刈機
の燃料程度で済みます。昨年の収穫をスーパーの価格で計算すると、5万円ほどになる
ようです。金額的にはそう多くはありませんが、お客様が少ない時でも使うことができ
たり、採り立てて新鮮、農薬も使っていないので安心、安全な野菜を提供できるという
ことは、金額以上のメリットがあると思っています。

4月10日(金)
先日、畑のマルチ(黒ビニール)を剥がして、土が程よく乾いてきたし、明日からは雨
の予報。雨が降った直後には畑の土が粘土質になってしまうので、今日しかない!とい
うことで、先日の畑作業の筋肉痛ながらも、一回目の土お越しを気合で決行。畝だった
場所は1年経っても柔らかいのですが、畝間の作業で歩いた場所はガチガチで当YHの
おもちゃの耕運機も跳ね返されます。作業5時間でネギ畝の手前まで、全体の8割ほど
が終わりました。これで雨が降れば、もっと土がほぐれるはずです。明後日には、肥料
等を撒いて、鋤き込み、早々に2回目の土お越しとなる予定です。

4月9日(木)
今日は車の定期点検の日でしたので、お願いして夏タイヤを積んで行って貰って、タイ
ヤ点検の際に冬タイヤから交換してもらいました。これで車も春仕様となりました。さ
て昨日、畑のマルチ(黒ビニール)を1年ぶりに剥がしてみたところ、菊の畝が凄いこ
とになっていました。マルチの下は暖かいこともあったのでしょうが、例年よりも気温
が高めに推移しているため、発芽が例年よりもはるかに早く、多くの新芽がマルチの下
に隠れていました。これは早々に、食用菊の植替えが必要になっていたようです。植替
えのためには、土を耕し、肥料などを鋤き込み、畑の設計図を作って、何処に植え替え
るか決める必要があり、突貫工事が必要になっているようです。畑作業も今月と来月の
一定時間に気合を入れて作業すれば、夏の収穫までそんなに重労働もなくなりますので
今が踏ん張り時、温泉巡りは後回しとなりそうです。

4月8日(水)
昨日、鉛温泉他で大地のエネルギーを補充してきたので、今日から一気に畑作業開始で
す。毎年最初の作業は畑の掃除。昨年貼ったマルチ(黒ビニール)を剥がすのですが、
その際、上に積った落ち葉も一緒に除去します。ロール状に巻き込んで、離れた場所で
逆まきにしてゴミを落としてマルチは燃えるごみに、落ち葉はそのままそこで大地に返
します。でも杉の落ち葉は山になるほど。腐るのも針葉樹の場合時間がかかり、腐葉土
としても使えないので残念です。一年間で1ヶ月ほど限定で、マルチがない土がむき出
しになった畑です。下旬からは畝作りが始まれば、またマルチで覆われることになりま
す。明日からは早速耕しが始まります。

4月7日(火)
今日は今年最初の奥羽山脈越えで岩手県南の温泉に行ってきました。何度か行って、諸
事情で今まで入浴できなかった花巻・鉛温泉の藤三旅館。東北でも名湯の一つに数えら
れる温泉で、昔ながらの湯治部が残る温泉旅館です。有名な混浴の白猿の湯は平日日中
で誰もおらず貸切状態。深さ125cmの立ち湯。癖のないまったりしたお湯でノンビリで
した。自家所有の3本の源泉の混合泉で単純温泉、源泉40.9℃、pH8.0の弱アルカリ
性で加水、加温、循環、消毒なしの掛け流しのお湯。施設内には他に3つの浴室があり
ましたが、やはりこの白猿の湯が一番味があります。混浴ですが、脱衣所があってない
ような状態だったりするので、女性にはちょっと敷居が高いようでした。温泉でエネル
ギーを貰ってきたので、帰宅後、玄関の雪囲いの撤去を行い、完全に春仕様が出来上が
りました。

4月6日(月)
先月29日に象潟の国道沿いのソメイヨシノの開花が報じられて、秋田にも桜前線が上陸
を開始しています。昨日、正式ににかほ市の観光協会から秋田県で一番早咲きの勢至公
園のソメイヨシノの開花宣言が出ました。平年より10日、昨年より1週間早いとのこと
で、事前の気象予報企業のものよりも更に前倒し気味で桜前線が進んでいるようです。
例年だと、勢至公園の桜か1週間ほどあとに秋田市の桜の開花となり、更にその後一週
間弱で角館まで桜前線が北上してくる傾向があるようですので、それに基づくと、角館
の桜の開花は19日頃、満開が25日頃と考えられます。角館の桜祭りは20日から開催予定
で、ここ何年かは、桜の開花が遅れ気味だったので、祭り開催の直後数日はまだ、枯れ
木の下での花見となっていましたが、今年はだいぶ事情が違うようで、そこここの観光
協会は桜祭りの開催の前倒しも検討しているようです。

4月5日(日)
本日、2015年最初のライダーさんがお越し頂きました。 来られた方は昨年と同じ方で
ここ4年連続、4月初旬に先陣を切って頂きました。 昨年はまだ周りに雪がだいぶ残っ
ていましたが、今年は残雪は平野部ではほとんどなく、だいぶ走りやすかったとのこと
でした。今日は、昨年秋に悪天候で断念した鳴子温泉のリベンジとのこと。いい温泉に
入れましたでしょうか?またのお越しをお待ちしています。そして今年も別働のバイク
ブログが稼働開始となりました。昨年は天候不良でバイクのお客様が少なかったので、
今年はもう少し多くなってくれれば賑やかになるなどと、考えています。

4月4日(土)
4月の新年度入りして、テレビなどで話題にしているのが、「ふるさと納税」。秋田県
でもあるようで、昨年度は2月までに2万件の寄付があったそうです。ただその大半が
市町村へのもので、県への寄付はたった87件。期待してはいけないのでしょうが、その
お礼が貰えるから人気のある制度ですが、秋田県では県も市町村も大したものを用意し
ていないようで、たぶん寄付の大半は秋田出身の方からなのでしょう。でも、もし秋田
にお越し頂くことができるなら、県が出している「ふるさと秋田、新ウエルカムサービ
ス優待券」というのは、使いでがあるようです。宿泊施設(11ヶ所)、温泉施設(12ヶ
所)、観光観覧施設(32ヶ所)で最大無料の割引が受けられるもの。温泉では秋の宮山
荘、フォレスタ鳥海、小安トコトン山露天、天王温泉くらら、にかほ市温泉はまなすや
道の駅象潟「ねむの丘」といった温泉が無料で入れます。また阿仁ゴンドラや熊牧場、
角館の樺細工伝承館や平福美術館、稲庭城、男鹿水族館GAOや県立美術館などで無料
や割引が受けられます。一泊程度の旅行では使い切れないほどですが、これを機会に四
季のうつろいが眼でわかる秋田県に通ってみるというのも、面白そうです。

4月3日(金)
このところ、パラパラと春休みのお客様がお越しになっていますが、今までなかなかタ
イミングがあわず出来なかった夕食後の温泉ツアーを今年初めて実施となりました。昨
年までは、大曲IC近くの西遊喜と六郷のあったか山がメインでしたが、昨年末に横手
の大雄にある日帰り入浴施設、ゆとりおん大雄も距離的に大きく違わないことを再確認
し出来たので、今年はこちらを初っ端に選びました。いつも行くのが昼でしたので、夜
のこちらの温泉は初めてでしたが、入浴客もさほど多くなく、夜9時までということで
ギリギリかと思いましたが、結構余裕があって、ゆっくり入浴することが出来ました。
5月連休や夏休みなどの繁忙期や他のお客様との兼ね合いもありますが、時間に余裕が
あれば対応できますので、ご希望の方は相談してみてください。

4月2日(木)
今朝、出発されたお客様方は、春休みということもあり、青森県の高校の部活動の遠征
チームご一行様でした。事前に何部だか聞きそびれていて、普通に食事の用意をしてい
たのですが、到着してみたら臥体のいい方々で、相撲部だとのこと。以前には高校生の
団体でもご飯を全然食べないところもあり、判断に迷ったのですが、通常の量の倍の米
を用意していたので、どうにかなったようです。ただ、遠征の食事が足りないことが多
いようで、おかずの持込や寝る前に自分達で「うどんパーティー」を開催しており、圧
倒されました。いわゆるテレビで見る相撲部屋の「ごっつあん」状態で、後で先生に聞
くと、全国レベルのチームで、食べることもトレーニングとのこと。あっぱれでした。
今後は部活動の場合、かならず何部か聞くようにしようと心に決めました。

4月1日(水)
今日はエイプリルフール。マスコミなどでは、信じられないような「大嘘」を流すこと
もあり、特に英国BBCでの大嘘ニュースは有名で、多くの人が期待するほどになって
いるようです。当YHでもこうしたことをして、驚かせたいなどと考えているのですが
一方で、あとに残って、それを違う日に見た方が信じてしまう可能性が高く、どうして
も躊躇してしまいます。4月の秋田は桜一色になります。イベントとしては観桜会がそ
こここで開催されますので、それにからんだ行事が中心になります。一方で春本番にな
り雪に閉ざされていた秋田が開かれる時期でもあり、鳥海ブルーラインや八幡平アスピ
ーテラインなどの山岳観光道路も月後半から通行可能になり、観光のお客様がどっと押
し寄せてくる時期です。春だけでもウキウキしていますので、月後半からの繁忙期を前
に気持ち的に落ち着かなくなってきています。

3月31日(火)
ここ数日、また温かい天気が続き、例年なら月末に最後の降雪があるものなのですが、
今年はそれもなくて済みそうです。天候不順ながらも関東では桜の満開宣言が出る場所
も増えて、桜真っ只中となっているようです。こちらももうちょっと。ウェザーマップ
社の25日発表分の角館の桜の開花予想では、開花が4/23、満開28日とだいぶ前倒しの予
想になってきたようです。それでも予想よりも早めに桜前線が進んでいるようで、既出
の予想でも5月の連休後半には、かなり厳しい状態になりそうなのですから、今年は角
館の桜を見るならば、4月後半の平日に来る必要が出てきたようです。周辺では遅咲き
の傾向がある当YHの桜も、花芽が緑色になってきて、あと3週間ほどかな?という感
じになってきました。

3月30日(月)
昨日までにどうにか、植木の雪囲いの撤去作業も終り、本日は敷地内の掃除に着手しま
した。最初に行うのが、南側の水路を挟んだ隣の敷地に落ちた枝の撤去です。当YHの
敷地内なら、時間はあまり気にせず行えますが、周囲の方に迷惑をかける部分は、早々
に作業する必要があるからです。またこちらでのローカルルールは、落ち葉や落ち枝は
木を所有している人が責任を持つことになっており、神社の労働奉仕でも、神社の周囲
の水田に落ちた神社の杉の落ち葉の片づけを毎年行いました。それにこの落ち枝は、い
ずれ土に返るのですが、冬場に雪が多い秋田では、それまでに時間がかかり、特に草刈
の時には、とても邪魔になる存在です。作業は2時間ほどで終了。集めた落ち枝は、太
すぎるのは別にして、細いものは小さく折って、敷地内の植木の根元に積み上げて、そ
こで土に返します。集めている時間より折る時間の方がかかってしまいますが、燃やす
わけにも行きませんし、燃えるごみで出すにも費用がかかります。そのまま積んでしま
うとがさばるので、手間はかかりますが、この処理がいいようです。

3月29日(日)
今日は植木の雪囲い撤去を行いました。昨年10月下旬に取り付ける際には、杭を打った
り、縛ったり、また雪囲いの修理などで時間がかかりましたが、撤去の際には紐を切っ
て杭を抜けば取り外すことが出来ますので簡単です。今年は雪が少なかったこともあり
雪囲いが重さで壊れたもののほとんどなく、10年経ってもまだ試行錯誤の植木の雪囲い
ですが、木が徐々に大きくなって、囲いが不要になり始めていることもあり、来冬も現
状の延長戦で行けるかなと考えています。撤去した雪囲いは土が付いている部分を乾か
すため、駐車場脇に立てかけて数日放置したのちに、駐輪場奥に収納します。明日以降
雨の予報も出ていますので、その雨で付いた土も流れ落ちてくれればと思っています。

3月28日(土)
昨日の消雪パイプの全面撤去に続き、今日は建物の窓の雪囲いを撤去しました。既に中
旬の暖かい気温で、小さな羽虫や蛾などが動き出していましたが、雪囲いが網戸レール
にはまっている場所もあるため、網戸を取り付けることが出来ませんでした。雪囲いの
撤去で駐輪場に囲いを運ぶんで戻ってくる際に網戸も運び、取り付けも行い、先日の2
階の網戸取付とともに、全館網戸の設置も終わりました。あと残すところ、玄関の雪囲
いの撤去と庭の植木の雪囲いを外せば、春の支度も出来上がりとなります。今年は雪が
少なく、雪の時期に体を動かさずに済んだのですが、その分運動不足気味で、昨日今日
の久々の肉体労働で少し筋肉痛気味になっています。

3月27日(金)
週初からの雪の予報もちらついた程度で、ほぼ空振りに終り、ドカ雪を懸念して作業を
延期していました。昨日はまだ肌寒かったものの、今日は気温も10℃を越え、再び春め
いた気候になってきたようです。4月も見えてきたしこれで大丈夫、一安心だろうとい
うことで、今日は建物南側の駐車場から玄関前までの消雪パイプを全面撤去しました。
建物の雪囲いよりも先にこちらを処理したのは、車で来られるお客様が増えると、塩ビ
パイプを踏まれて壊される恐れがあったのと、ぼちぼちバイクの一番乗りがここ数年、
きて頂いていたので、駐輪場入口に敷設してあったパイプを早急に撤去する必要があっ
たためです。次の作業は建物の雪囲いの撤去。明日以降は暖かいとの予報で、一気にバ
タバタと作業する必要が出てきたようです。

3月26日(木)
先日の田沢湖、乳頭温泉近くの源泉調査の事故のニュースは、既に全国放送では見なく
なりました。でも、その影響は微妙に影を落としているようです。先日も書いたように
今回の事故は普通の人の行く場所ではなく、またお湯が出なくなっているわけでもない
のですが、田沢湖地域でその後、宿泊施設でのキャンセルがパラパラ発生してしまって
いるようで、とても残念です。10年近く前に湯沢市の泥湯温泉あった同様の事故や乳頭
の鶴の湯での雪崩事故、数年前の玉川温泉の雪崩事故でもそうでしたが、その後来られ
る方に直接、同様のリスクがある状態ではないのですが、連鎖的にキャンセルが出るの
は今回も予想していました。一番の原因は、それらの地域が山岳部でいずれも3月中旬
の事故ですが、テレビ中継の際に2m前後の雪の壁が映り、時には吹雪の映像だったり
するので、東京は桜がもうすぐという時に、まだ秋田は真冬?といった印象を与えるの
がキャンセル発生の最大の理由だと考えています。

3月25日(水)
まだ雪の予報が残っているものの、日中の気温が上がり始め、そうなると早々に動き出
すのが小虫たちです。蚊まではいきませんので、刺されることもありませんが、昼間窓
を開け放すことが多くなり、その時簡に建物内に侵入して煩わしいことになります。ま
だ建物1階は雪囲いが残っていて網戸が設置できませんが、雪囲いのない2階の窓には
本日、ようやく網戸を取り付けました。これで少し暖かい日には建物内部に風を通すこ
とが出来ます。雪がとけて暖かくなると、雪がなくなった地面から土の臭いがしてきて
これも春の風物詩の一つかと思っていますし、春を実感する瞬間です。

3月23日(月)
当YHでは消防署からのお達しにより、年2回、火災報知機の点検を業者の方にお願い
しています。先月の点検で消火器の法定使用期限(10年)が切れたので、交換の必要が
あるとのことでしたので、本日、消火器の交換と同時に、食堂天井に取り付けてある火
災報知機の移動を行ってもらいました。この報知器、ちょうどストーブの温風が直撃す
る場所にあり、時々誤作動を起こして、大騒ぎになってしまいました。部屋の中心から
入口付近にずらす分には、消防署等への届け出や報告は不要とのこと。来たのが電気設
備の業者さんだったので、ついでにトイレの電気スイッチの場所も変更してもらいまし
た。今まではトイレ入口から少し離れた場所にスイッチがあり、お客様の中には場所が
わからず、ウロウロする方もいました。今回トイレ入口脇に移動しましたので、少しは
わかりやすくなったかと思います。

3月22日(日)
明日、忘れた頃に雪の予報が出ており、せっかく畑で育ったばっけ(=ふきのとう)が
雪で霜げてしまう懸念があるので、例年通りばっけ味噌をつくるため、今日、大量収穫
してきました。15分ほどで中位のバケツ一杯の収穫。てんぷら用だとまだ花開く前の小
さめのものの方が美味しいのですが、ばっけ味噌用だと量が必要になるし、後で刻んで
しまうので、花の部分はもいで捨てることも出来るため、少し育った大き目のばっけを
収穫します。採って来たものを洗うのが実は面倒。冷たい水で30分ほど。同時に開いた
花はもぎ取ります。処置後はざっと350g程に。これをさっと湯通しして、刻んで叩い
て、味噌500g、砂糖300gを加えて、フライパンで炒めたら特製ばっけ味噌(=ふき味
噌)がタッパ一杯の完成しました。初夏頃まで冷蔵庫で保存できますので、5月の連休
のお客様に提供できるかと思います。以前、足りないことがあって、5月に山に行って
ばっけを追加収穫したこともあったので、4月中頃のばっけの最終時期に、もう一度今
年は作ろうかとも考えています。

3月21日(土)
今日は大曲ファミリーゲレンデで3月の月例花火大会でもあり、若手花火師のコンテス
ト「新作花火コレクション」が開催され、チラッとですが当YHからも見ることが出来
ました。また昨日はイオン大曲のリニューアルオープンに合わせて、イオン前の田んぼ
で花火が20分ほど打ち上げられ、連日夕方に賑やかな大曲となりました。来月の花火は
25日の土曜日に行われる余目公園、観桜会花火となります。桜を見ながらの花火大会で
すが、例年枯れ木の下での花火大会になっていました。今年は桜も少し早そうなので、
タイミング的には悪くなさそうです。ただ、写真となると、花火が夜ですので、かなり
技術が求められそうです。

3月20日(金)
昨日の地方紙で昨年閉館された秋田県北の秘湯、日景温泉が新たな経営者に移り、今年
の11月頃には営業再開するとの記事がありました。東日本大震災以降、お客様の減少や
設備の老朽化などから老舗温泉旅館や個性的な温泉宿の廃業が続く秋田県では、いいニ
ュースです。雪が少なかった秋田県南と違い、夜行列車が雪で動けなくなるほどの大雪
もあった秋田県北で、管理が行き届かなかったため新たな雪の被害も出てしまったよう
ですが、日景温泉のある大館市の結婚式場を行っている経営者が施設等を買収し、営業
再開に舵を切ったとのことです。日景温泉はお湯も良く、日本秘湯を守る会加盟温泉と
して温泉マニアにも人気のあった温泉宿。更に周囲の温泉も次々と閉鎖され、残ってい
たのは道の駅矢立に併設された温泉と、県を越えた青森県の古戸部温泉位になってしま
い折角の温泉銀座が寂れていました。11月再開ということだと、車で出かけるには来年
春以降になってしまいそうですが、是非また行きたい温泉です。変に近代化しずぎず、
出来ればそのままの風情と湯使いを残して欲しいものです

3月19日(木)

天気予報ではまだ雪マークが残っていますが、横手測候所の雪もなくなり、家の周りも
ほとんど雪が消えたため、これから降ってもゼロからの積雪なので、大した積雪にはな
らないと判断し、建物北側の消雪パイプの撤去を行いました。ここから春の準備開始で
す。本来ならここからエンジン全開となるのですが、今年は今一気力が充実しきれない
感じです。長期滞在のお客様がいるのに風邪気味になってみたり、秋田に来て一番厳し
い花粉症状態が出てみたりと、体調的にも万全ではない悲しい状態です。でも時間は待
ってくれません。少しずつ5月の連休の予約もお陰さまで入り始めてきました。それま
でに春の支度をして、畑の準備をしてと体を動かすことも多くなってきますので、ダラ
ダラとしている場合ではなくなりつつありますが、気持ちだけが焦ってしまいます。で
も、ダメならやらなければいいか、と考えられるのが自営業の強さかも知れません。

3月18日(水)

本日午後、田沢湖の乳頭温泉近くの源泉で、調査調整で入った作業の方がガスで倒れた
とのこと。最初に流れたニュースでは「乳頭温泉郷で」となっていましたが、市の職員
がも含まれるとのことで、乳頭温泉の源泉ではないなと。というのは乳頭温泉郷の源泉
は、それぞれの宿が所有しているため、市の職員が入ることは少ないのです。それに温
泉のお湯が温度低下したための調査とのことで、先月田沢湖高原温泉郷に行った際に聞
いた話と一致していたことから、田沢湖高原温泉郷の源泉井戸があるから吹湿原の市の
所有する共同源泉だと、ピンと来ました。10年近く前に同様の事故が湯沢市の泥湯温泉
の駐車場で発生、観光で来られた家族が亡くなるという不幸な事故がありました。でも
今回は、温泉関係の云わばプロの方々。事故に合われた方々には失礼かもしれませんが
プロなればこその油断や慣れがあったのでしょうか。他人事と云わず、自戒したいと思
います。

3月17日(火)

今日は買い物の際に小学生がランドセルなどにつける防犯ブザーを購入してきました。
用途はトイレの緊急ブザーとしてです。実は以前、あるお客様がトイレで倒れたとのこ
と。その際は大事に至らなかったようで、10分ほどでご自分で出てきて、普通に動けた
とのことですが、帰って精密検査をしたと、後日改めて来て頂いた際に聞きました。名
前はユースホステルですが、実際は団塊の世代やそれ以上の方も、多く泊まられます。
地元でもヒートショックで老人が亡くなることがあるほどですので、都会から来られた
方には一段と気温の変化が大きく感じられる可能性があります。風呂には行政指導で非
常ベルが付いていますが、トイレも密室。工事費用などかけず、低コストで維持費もか
からないようにということで、紐を引けば大きな音が出る子供用の防犯ベルをぶら下げ
てみました。使われることがないことを祈るばかりですが、保険同様、気休め程度です
が、万が一の措置としてみました。

3月16日(月)

気象台の観測では、本日の午後で、横手の積雪量がゼロになりました。遅くまで雪が残
った昨年は今の時期、まだ積雪は140cmありました。過去10年ほどで見ると、この時期
で雪がなくなった年も3回ほどありましたので、珍しいわけではありませんが、ここ数
年残雪が続く年が多かったので、雪がなくなるというのは、体力的にも金銭的にも大助
かりです。畑の雪ももう一声でなくなりそうで、そうなると5月の連休前をターゲット
に畑作業の第一段階を始めることになりますし、その前に建物や植木などの雪囲いを撤
去して、春本番を迎える準備を始めなくてはなりません。ただ週間予報では今度の日曜
から寒の戻りがありそうなので、作業全般は、その後開始となりそうです。

3月14日(土)

本日、新しく長野〜金沢間で新幹線が開通し、それまでの長野新幹線が北陸新幹線と名
称も変わりました。テレビでは生中継も含め、どの番組でもこれを特集し、これでもか
と似たような番組にあきれてしまいました。その金沢、富山では宿泊施設も満室状態が
続いているとのことで、この週末、当YHが閑散としているのはそれが理由かとこじつ
けて安堵しています。そこで問題があります。宿泊施設の大半が賑わっているとのこと
ですが、残念ながらそれらの地域にはYHがほとんどなくなっているということです。
石川県では金沢YHが閉館してしまい、能登半島に3軒あるだけ。富山県は更に酷く、
一軒のみとなってしまっています。富山市や金沢市にYHがあれば、大騒ぎになるほど
のお客さんでYHの宣伝にもなったのでしょうが、当地でYHを始めてわかったのです
が、降雪地域でYHを通年営業で行うことは大変なことなのですが、それにしてもYH
が多くの場所で減ってしまい、とても残念なことです。

3月13日(金)

時間があったので、他のYHのブログを見ていたら、青森県の雲谷高原YHが2月末で
閉になったとのこと。先方のHPにも閉館の記載があり、非常に残念ですし、ショック
を受けています。直接聞いた訳ではありませんが、経営者の方が昨年末から体を壊し、
年末年始も休館していました。東北では評判の高いYHの一つで、多くの常連さんがつ
いていたようで、当YHにも雲谷高原YHの行き帰りのお客様が寄られることがありま
した。お客様の減少の懸念もありますが、この話に接して痛感したのが、経営を続ける
に当たって、代わりのいない状態でのリスクという点でした。事故や突然の急病の際、
サラリーマンなら電話一本でなんとかなりますし、連絡がなければ会社の同僚が異変を
感じることが出来ます。でも自営業で少ない人数で経営している場合は、お客様にも大
きな迷惑をかけてしまうことも考えられます。こうした経営的なリスクも、回避する方
法を検討しないといけないことを感じました。当面出来るのは、健康管理をより一層疎
かにしないということでしょうか。

3月12日(木)

3月中旬になり。雪どけも一気に進んできました。畑の半分以上で地面が出てきて、晴
れると土の臭いがし始め、春を実感できるようになって来ました。今の時期、畑には越
冬の株分けネギと食用菊の株が残っています。越冬ネギはばっけ同様、雪がなくなると
ともに活動開始となり、雪どけが早かった場所では、もうネギが起き上がり始めていま
す。この調子だと5月の連休前には、越冬ネギも食用になりそうで、昨年秋に収穫して
駐輪場に保存してある1年物のネギを早めに食べきってしまわないとならなくなりまし
た。お客様に大量に提供するわけにもいきませんので、ご安心ください。来月には畑の
土お越しをした後に越冬ネギの植替えを行いますが、更に量が増えてしまうことになり
ますので、今年のきりたんぽはネギが少し多めに入るかもしれません。

3月11日(水)

本日、東日本大震災から4年が経ちました。今日もあの日と同様の雪混じりの天気。今
日のお客様はいつもの長期滞在の方だけですが、震災当日も彼は当YHに滞在していま
したので、夕食時にはどうしてもあの日の話になってしまいました。テレビでは先週末
から盛んに特集番組を放送していますが、これも得意の一過性のことで、明日になれば
何もなかったかのように通常番組が流されます。ここ秋田県では直接的な被害は無かっ
たもののその後の風評被害はまだ続いており、マスコミが取上げないことや復興需要が
ない分、その落ち込みの回復には時間がかかっているようです。当YHでは、その傾向
は外国人のお客様に典型的に出ており、昨年辺りから、桜の時期や冬のかまくら祭りに
は来て頂けるようにはなってきましたが、オフシーズンの外国人のお客様はまだほとん
ど見られない状況が続いており、政府主導のビジットジャパン政策は、何処吹く風とい
った感じです。

3月10日(火)

秋田県の温泉本は今月末が使用期限で、その消化のため、今日は隣の横手市、雄物川の
岸にある温泉施設、雄川荘に行ってきました。ここも当YHから車で30分前後で行ける
温泉の一つですが、ここ何年かご無沙汰になっていました。入浴料420円(温泉本で半
額)。浴室には内風呂とサウナが一つずつで決して大きな施設ではありません。ナトリ
ウム−塩化物泉で源泉51℃、pH8.0のアルカリ性のお湯をで加水、加温なし、循環、
消毒ありで使しています。お湯は無色透明で薄っすらと消毒臭がしますが、味はしっか
り塩味が感じられ、思っていたよりもお湯は悪くありませんでした。以前はこの隣に三
吉山荘、えがおの丘と3つの公共の温泉施設が並ぶ不思議な場所でした。数年前に三吉
山荘が閉鎖され2つになったためなのか、こちらの雄川荘はいつも入浴客がいるようで
す。

3月8日(日)

先日中旬、雪のなさそうな時期に盛岡まで所用で遠征してきました。今回は時間の都合
で温泉には入れませんでしたが、本屋で2月に販売開始となった「岩手日帰り温泉2015
版」いわゆる温泉本岩手版を購入して来ました。秋田版とは少し違い、無料券は数少な
いですが、半額や100円引などの割引券が付いており、980円という本の価格は、すぐに
元が取れる優れものです。昨年同様、今年も雪の時期が終われば、弾丸ツアーで岩手県
の温泉には度々出没する予定にしていますし、時期が経てば、温泉本の入手も手間がか
かる可能性があります。大半の有効期限は来年1月末までとなっておりますので、秋ま
での温泉シーズンには十分に使い手がありそうです。

3月7日(土)

秋田駅から歩いて数分の再開発地区「エリアなかいち」の商業施設が先日リニューアル
オープンしました。以前は地元のスーパーと大阪発祥の人気店「北野エース」が入って
いて秋田に出向く際には、何度か立寄りました。でも諸々の事情でこの主要2店舗が撤
退し、テナント探しも苦労したようです。その結果、広大なビューティーモールと目玉
のタニタ食堂が入り、他に秋田牛レストランと産直売場が出来、ようやく埋まった状況
のようです。見栄っ張り気質の秋田県の方にはビューティーモールはニーズがありそう
な気もしますが、一方で可処分所得は下から数えたほうが早いというお国柄。始まって
早々ですし、他人事なのですが、いつまで続くことやらと懐疑的な見方をしてしまいま
す。ネットもパンフレットもそうなのですが、作ることや始めることは難しくありませ
んが、続けることやそれを知ってお客様に来て頂くことが大変で、それが伴わないと長
続きしません。

3月6日(金)

先日、田沢湖高原温泉郷のアルバこまくさに入浴した際、体力的、時間的にも余裕があ
ったし、少し物足りなさを感じたので、すぐそばの田沢高原ホテルでハシゴ湯。入浴料
500円(温泉本200円引)。浴室には内湯が一つ、露天が一つで大きさも数人入れば一杯
になる大きさ。お湯は田沢湖高原温泉郷なので、アルバこまくさからの分湯、空吹1、
2、4号混合泉で単純硫黄泉。源泉59℃、pH5.3の弱酸性泉を加水、加温、循環、消毒
なしで使用と、アルバこまくさよりもお湯使いは贅沢です。白濁はアルバよりも薄いよ
うですが、しっかりとした硫黄臭で温泉に入った気分満喫でした。露天は小さいながら
も田沢湖を見ることが出来、まずまず。アルバでちょっと気分が凹みましたが、ここで
十分に回復出来た気になりました。

3月5日(木)

今日は買出しのついでに横手の山中まで足を延ばして温泉となりました。近場で数少な
い源泉掛け流しの温泉、南郷温泉共林荘。当YHでも近場となるとお勧めしている温泉
です。前回入浴したのが数年前ですので、現状確認も含めての入浴。入浴料450円のと
ころ温泉本で50円引。ここには元湯と新湯の2つがありますが、今回も元湯での入浴。
時間的なのか、他のお客さんは少なく、ほぼ貸切状態。お湯は単純硫黄泉で源泉45℃、
pH8.6のアルカリ性で、加水、加温、循環、消毒なしで使用。硫黄臭がするいいお湯で
色は日によって変わるとのことですが、今日はほぼ無色透明に近い状態。お勧めするだ
けに出来るだけに状況のチェックが必要ということで来ましたが、やはりここの温泉は
いいです。途中道路沿いにまだ雪が残っていましたが、路面状態も問題ありませんでし
た。

3月4日(水)

先日、県の中央地域、上小阿仁村の県道285号線で大規模な雪崩が発生して、集落一つ
が孤立状態になってしまいました。更なる雪崩の危険があるため、復旧工事には時間が
かかり、10日頃になる予定とのことで、時間がかかり過ぎるのに驚きました。ただ、住
んでいる方々は、食料も十分に蓄えており、電話も一部通じていることや、現状で急病
人もいないため、大丈夫だとのことです。冬の秋田は雪が深く、特にこの地域は山間部
の豪雪地帯で、住まわれている方々もたぶん年配の昔からの方なのでしょうか、習慣的
に食料は十分にあるというのは、日常のことなのでしょう。そうした降雪時には、今で
も家からは出かけず、こもっていることが当YH周辺でも当たり前のことになっていま
すが、昔は手工芸品を作るなどで過ごしていたことでしょう。そうした時間の使い方や
その際の食事などにも非常に興味があり、いつか経験してみたいと考えています。ただ
その生活を降雪期の4ヶ月以上続けることは、忍耐が必要になるのかな?

3月3日(火)

先日の秋田の地方紙で地元高校生が選ぶ地元の地域遺産という特集記事がありました。
これによると、大仙市で見ると伝統祭り部門では大曲の花火がダントツ一位で、続いて
刈和野の大綱引き、ドンパン祭りとなっていました。モノ、人物部門では大仙市在住の
俳優柳葉敏郎さんが一位、二位には米、三位きりたんぽ。場所部門では払田柵跡、旧池
田氏庭園、田んぼとのこと。ここ大仙市ではそんなに食べられていないようですが、モ
ノ・人物できりたんぽが三位に入っていたのは予想外でした。土産物をお勧めする際に
いつも困るのですが、大仙市で見れば、買って帰れる名物が少ないことがここでも、明
らかなのでしょうか。場所部門で面白かったのが、三位の田んぼ、続く四位の自然のあ
とに五位にイオンモール大曲が挙がっていたことです。

3月2日(月)

先月後半は、パラパラ雪も降りましたが、気温が上がってきたこともあり、積雪量が増
えるよりもとける方が多く、積雪量は50cmまで減り、一部の場所では土が露出し始めて
来ました。先月に畑の中央にばっけ(=ふきのとう)採取用の穴を掘ったのですが、そ
の他の場所でも雪がとけて、ばっけが出始めてしまい、今年はあまりばっけ穴の効果が
薄かったようです。というわけで、本日ばっけの初収穫。もちろん採れたてを天ぷらに
して夕食時に頂いてしまいました。これから雪が残っている間は、お客様に提供する機
会が増えるかと思いますが、ばっけは残念ながら保存方法はばっけ味噌しかありません
ので、新鮮なばっけは収穫時にお越しになったお客様限定のメニューになってしまいま
す。

3月1日(日)

本日、当YHは11年目に突入しました。10周年を無事に迎えられて、今までご利用頂い
たお客様、応援して頂いたお客様には、とても感謝しております。開所当初、いきなり
繁忙期では厳しかろうと、5月の連休まで2ヶ月弱のOJT(オン・ザ・ジョブ・トレ
ーニング)を兼ねてこの時期から営業を始めました。宣伝もほとんどしていない新規の
宿でしたので、最初のお客様は3月4日にようやく来て頂き、寂しい開所初日でした。
今年は長期滞在のお客様と他に一般のお客様があって、少しは賑やかな開所記念日とな
りましたが、時期的に特別なイベントを予定しても、なかなか都会からは来て頂けず、
開所の時期をもう少し暖かい時期にしておけば良かったかな?と、毎年考えてしまいま
す。とりあえず10年が経ち、いろいろな状況が見えてきたり、東日本大震災などもあっ
たりと、その状況も大きく変わってきました。次の10年は、熟成期間。今まで作り上げ
てきたハード面、ソフト面をどう良くして行くかが長期的なテーマです。