日記

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【新米ペアレントの営業日誌】

2015年

12月31日(木)

今朝、長期滞在のビジネスのお客様が出発となりました。今回も10月初めからでしたの
で約3ヶ月。そのお客様に代わって、今晩からは年末年始のお客様の利用となり、いつ
もでしたら、気抜けする処ですが、来月の10日位までは気合で走り続けます。昨年発覚
したのですが、今年も青森県のユースホステルが年末年始の休館でひとつも開いている
処がなく、また今年は山形県の人気のYHが臨時休館ということで、年末年始の当YH
の予約も振るいません。かつては日本中に600ヶ所を超えるほどあったYHですが、現
在は250ヶ所ほどに。時の流れ、後継者問題、建物老朽化など、いろいろ理由はありま
すが、そうした中でも頑張って旅人を迎えているYHもありますし、昨今云われる民泊
やゲストハウスの原型はユースホステルといっても過言ではないでしょう。さて、花火
の街の大晦日は、花火が上がります。今年は少し趣向が変わったようなので、どうなる
ことでしょうか。

12月30日(水)

先日の増田観光ツアーの後、十文字駅とラーメン店でそれぞれ、同級生とは別れました
が、連泊組が今回はいたので、その同級生の希望で、角館ツアーとなりました。十文字
から六郷を通過して角館までは1時間弱。途中、地吹雪で視界が悪いところもありまし
たが、無事到着。夕方近くになり、県南随一の観光地、角館も人は疎らで、瞬間、人も
車もない武家屋敷通りとなっていました。土曜からの雪で、綺麗に雪化粧し、枝垂桜に
もモッサリとした雪が付き、「雪桜」となっていて、同級生が希望していたきれいな雪
の角館をゆっくりと見ることができました。ほんとうはこういう光景を多くの方に楽し
んで頂きたいものなのですが、時期的にも天候的にも厳しいのが現状、人の多い賑やか
な角館に来ざる得ないのが、申し訳なく思ってしまいます。

12月29日(火)

今日、明日と近くのイオンがバーゲンとのことなので、日持ちのする年末年始の食材の
調達に走りました。元々おせち料理に使われるものは、正月に料理をする必要がないよ
うに日持ちのするものが多く使われていますので、かなりの部分、まだ店の空いている
今日調達が出来て助かりました。夕方到着のお客様は、食事を事前に済ませて来られた
ので、早々に温泉ツアーとなりました。今日の温泉は千畑温泉サンアール。ここも何度
も来ている温泉施設ですが、夜は9時に終わってしまうので、昼間がほとんどで夜のツ
アーで来ることも少ない場所です。ぼちぼち帰省して来られた方もいたようで、昼間は
空いている温泉もそこそこの人でした。ついつい露天で長風呂になってしまい、閉館寸
前まで居て、混んでいた温泉も最後は貸切となりました。たぶん今年最後の温泉となり
そうで、今年は全入浴167湯、内新規が125湯と過去最高になりました。

12月28日(月)

これまで雪がありませんでしたが、土曜日から降り始めた雪は、今日も一日降り続き、
積雪が50cmまで一気に増えました。少しずつ降ったら大したことはありませんが、一気
の雪なので、交通機関に影響が出て、奥羽線が湯沢〜新庄間で午後から運休となり、今
晩来られたお客様は代行バスで到着となりました。それでもまだ気温がそんなに下がら
ないため、屋根から雪が断続的に落ちて、大きな音を立てています。さて、昨日の増田
観光ツアーでは、遅めの昼食で、十文字ラーメンのマルタマに行きました。十文字ラー
メンも久しぶりでしたので、超サッパリ系のラーメンはとても美味しく頂きました。

12月27日(日)

昨日来て頂いた同級生は、午前中時間があるとのことなので、みんなで増田地域の室内
蔵見物ツアーとなりました。かつて内陸部の物資の集結地点として栄えた増田地区。そ
の物資を蓄えるために作られた蔵が、雪などから守るため、屋根や外壁をつけて保護し
たことから出来た内蔵は、その後、金持ちの象徴的に化粧が施され立派なものになって
います。ここ何年か、観光客も積極的に受け入れる体制が出来、いつ行ってもそこそこ
観光ができるようになりました。最初に見たのが、スーパーの迎いにあるカメラ店。以
前は非公開でしたが、当主の方が丁寧に説明してくれます(見物有料)。同級生の中に
は設計士で古民家にも造詣が深い方がいましたが、地方が違うこともあってか、興味深
々に観て頂くことが出来たようです。その後観光案内所の奥にある内蔵、佐藤養助商店
の漆蔵資料館と見てまわり、予定よりも時間がかかってしまいました。久しぶりに観光
ということで出掛けた増田町ですが、以前考えていたよりも時間が必要なほど見られる
ようになったようですので、これからご案内するお客様には、その旨お話しする必要が
ありそうなことがわかりました。

12月26日(土)

今日からまた高校時代の同級生が来てくれました。年末の忙しい時期なのにありがたい
ことです。午前中までは積雪ゼロで雪は皆目という状態でしたが、最初の同級生と到着
の寸前から一気に雪が降り始め、見る見るうちに真っ白な世界に早代わり。来た同級生
たちは、雪を見たくて来たので願ったりとのことでしたが、住んでいるこちらは、つい
に始まったかと言うのが実感でした。その早めに到着した同級生と、飯詰駅からの帰り
に寄り道をして、夜のおやつを調達。六郷の本間菓子店。ここは地元でも有名な店です
が、名物はテレビでも紹介された「オランダ焼き」。外側は今川焼き(大判焼き)です
が、中はマヨネーズとハムで、その予想外の中身に知らない人は驚く逸品です。同級生
たちの食べた感想は「十分あり」だとのことでした。

12月25日(金)

明日からのお客様を前に、クリスマス当日ですが、ハタハタ寿司の樽開きをしてみまし
た。今年は気温が少し高めだったので、常温発酵で痛まないか心配でしたが、酢を少し
多めにしていたので、大丈夫だったようです。食べた感じは、まだ発酵が馴染んでいな
いようで、飯寿司というより酢漬けに近い状態で出来上がりました。年末年始をまたい
だら、発酵も進んでいい感じになりそうです。残った米麹で大根を漬けたナタ漬けは、
こちらはしっかり発酵が進み、大根もあめ色になってきて十分な食べ頃になりました。
ただやはり痛まないようにとこちらは酢ではなく塩を多めにしたので、ちょっと塩辛さ
が尖がった感じになってしまいました。ナタ漬けは、量がありませんので、年末にはな
くなってしまいそうです。

12月24日(木)

秋田のスイーツを調べるきっかけは、あんごま餅でしたが、先日、他にも近くの方から
差し入れを頂き、それもそのきっかけの一つになりました。届いたのは、最初パンケー
キ?と思わせるもので、大きさはちょうどフライパンほどで、形もフライパンそのもの
でした。頂いた時間がバタバタしていた時だったので、何か聞かずに頂いてしまい、後
で調べてみたら、どうも秋田の郷土菓子の一つである「バッタラ焼き」のようでした。
餅粉や米粉をフライパンで焼く、簡単な「おやつ」で秋田では昔は、多くの家庭で作ら
れたもののようです。本来は両面を焼くため、ひっくり返す際に「バッタン」と音がす
ることからそんな名前になったとのことですが、頂いたものは片面だけ焼いたもの。表
面に溶かし砂糖が塗ってあり、大きすぎてひっくり返せなかった?のか、元々そういう
焼き方なのか、家によって作り方はさまざまなようです。でもしっかりとしたパンケー
キで甘過ぎず、とても美味しく頂きました。このバッタラ焼きは、さすがに家庭のおや
つなので販売店を探すのは、かなり難しいようです。

12月23日(水)

昨日の十文字甘味ツアーでは、道の駅のあと、十文字の和菓子店松井松盛堂にも立ち寄
りました。ここの目当てはたい焼き。たい焼きは大曲にも横手にもあり、珍しいもので
はありませんが、ここのは厚さがかなりあるとのこと。到着すると店先で焼いており、
一つと言うのはどうかと思い、数個購入しました。餡があふれるばかりなのかと思って
いましたので、その点では普通でしたが、確かに普通のものよりも厚めで、食べ応えも
ありました。甘いものばかり食べると、大変なことになりますので、購入したたい焼き
の大半は、あんこ好きな長期滞在のお客様のおやつになりました。帰り道、土産物店が
県南で一番充実している秋田ふるさと村に立ち寄り、探してみましたが、テレビで有名
になったバター餅はかなりの量がありましたが、珍しいものはそんなに置いていません
でした。

12月22日(火)

今日は空いた時間に十文字まで出掛けました。先日、調べ始めた甘味の実地ツアー。最
初に目指したのは、十文字の道の駅。この地域でも最大規模の直売所があり、いろいろ
地元のものがあります。最初に見つけたのが近くの東成瀬村の郷土菓子という「小豆で
っち」。小豆ともち米を混ぜたもので、作る時に潰す作業で「でっちでっち」と音がす
るのが名前の由来とか。後で食べてみたら、おはぎを混ぜたようなものでしたが、その
混ざり具合から羊羹ともおはぎとも違う面白い食感でした。次は「笹巻き」。秋田県全
域で食べられるもので、新潟などにも似たようなものがありますが、秋田のは餅米だけ
のもので、中には何も入っていません。その代わり付属のキナコをつけて食べるもので
す。秋田県南に多くある寒天系のお茶請けも多くありましたが、ここのは「オレンジ寒
天」や「ココア寒天」、「りんご寒天」など他には見かけないものが多く、ゴマを入れ
た寒天は「大理石風寒天」と面白い名前がついていました。

12月21日(月)

先日の西和賀、湯田温泉ツアーの3湯目は、もう一度湯川温泉郷に戻り、旅館大盛館栖
峰に。入浴料400円。単純温泉で源泉47.1℃、pH7.5のお湯を加水、加温、循環、消毒
なしで使用。無色透明、温泉臭の漂うお湯は掛け流されて、内湯一つだけのシンプルな
造りですが、とても気持ちよく入浴できました。この日3ヶ所入りましたが、洗い場の
設備などはここが一番綺麗で、入浴客がほとんど居ないためか、浴室はサウナ状態、浴
槽は熱めのお湯になってて、写真もモヤがかかった状態になってしまいました。この場
所は、湯川温泉郷でも手前にあたる部分で、奥は初っ端に入った中の湯共同源泉を使用
する施設が多い中、こちらは出途の川・開発1号源泉という独自源泉となっています。
この日は、3湯にて打ち止めとなりました。

12月20日(日)

当YHの食堂には、幾つかの観光用資料アルバムがあります。少しずつ増やしてきまし
たが、ぼちぼちねた切れになってきて、新しいものは何にしようかと考えていました。
作るだけなら手間と時間を掛ければ出来ますが、それだけでは自己満足に終わってしま
います。お客様に使って頂くのが本来の目的なので、ニーズのありそうなものを考えて
いますが、なかなか新しいテーマがありませんでした。先日、ハタハタのお礼にと近所
の方から頂いた八郎潟のあんごま餅を調べていたら、いろいろと変わった(変な?)甘
味が秋田には多いことを知りました。そういえば、以前お客様から、秋田のB級グルメ
とか鍋とかは、有名なものが多いけど、デザート系はないの?と聞かれ、答えに困った
ことがありました。でも知識がなかっただけのようで、かなり奥深そうな感じ。一部は
テレビなどで取り上げられて有名になったものもありますが、これなら夕食後のお話の
時間にもネタとしても使えそうですので、少し調べてみようかと思っています。

12月19日(土)

先日の西和賀、湯田温泉ツアーの2湯目は、湯本温泉郷まで走り、一休館を目指しまし
た。前は何度か通ったことがありましたが、外見は結構立派な旅館だったので、少し抵
抗感がありましたが、事前に電話したところ、日帰り入浴可能とのことでしたし、大規
模施設にありがちな事務的な対応ではなかったのでホッとしました。到着して玄関に入
ってみると外見とは打って変わって家庭的というか、湯治宿的な感じ。入浴料300円。
浴室は小さめな浴槽一つ。一応、シャンプー石鹸等、シャワー、蛇口などもありました
が、雰囲気的には湯浴みの浴室。お湯は近くの旅館などでも使われている湯本温泉6号
共同源泉でナトリウム−硫酸塩・塩化物泉、源泉95℃、pH7.6で無色透明、薄っすらと
何か微妙な味があり、芒硝臭がしっかり感じられ、熱めだったかもしれませんが、少し
ピリピリ感もあるいいお湯でした。加水、加温、循環、消毒なしのお湯が掛け流しで使
われており、湯口の隣にあるコップが混ざり物なしの温泉の証で蛇口は芒硝の結晶がつ
いていました。大規模施設とは別なとても落ち着く風呂で大満足でした。

12月18日(金)

本日、当初予定通り、田沢湖のスキー場が果敢にもオープンしたそうです。とは言え、
ゲレンデの積雪量は5cmとのことで、オープンしたものの滑走までは、もうちょっと時
間がかかりそうです。今日は一日雨が降り続き、時折雪になりましたが、積もってもす
ぐに消える状態で、例年だと11月後半の状況です。さて、そんな状況下での鳥海高原温
泉ツアーの3湯目は、ホテル・フォレスタ鳥海。ここも以前入浴しましたが、パソコン
のトラブルで画像がなくなってしまったため、再入浴となりました。本来なら豪雪の時
期ですが、路面の雪はなし。入浴料400円(温泉本で半額)。浴室は大浴槽1、サウナ
1、露天1。猿倉3号井でナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で源泉51.7℃、pH8.4の
アルカリ泉で加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。無色透明で若干アブラ臭が混じ
っていましたが、消毒臭の方が強い感じのお湯でした。こちらも鳥海荘ほどではないも
ののしっかりとヌルヌル感があり、広い浴室を貸切状態で使えて、大満足でした。

12月17日(木)

一昨日の鳥海高原温泉ツアーの2湯目は、ホテルまさかの隣にある鳥海荘。以前も入浴
しましたが、その際は大浴場が清掃中で運良く貸切風呂を利用することが出来、その際
に非常にいい感じだったので、今回は大浴場を目指しました。入浴料300円。浴室には
大浴槽、値湯、ジャグジー、サウナと大きな露天(冬季使用不可)がありました。猿倉
2号井のお湯はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で源泉45.5℃、pH8.8のアルカリ泉
で残念ながら、加水、加温、循環、消毒ありで使用。浴室に入る際には結構なアブラ臭
を感じましたが、お湯は若干の消毒臭とアブラ臭のミックス。何よりも強いヌルヌル感
は貸切浴室のものと同様で、鳴子(中山平)のうなぎ湯といい勝負だと思います。以前
は2号泉と3号泉の混合でしたが、今回は2号泉単独での使用となっていました。無色
透明のお湯でもこれだけ特徴があれば、温泉とわかりやすいですものです。アクセスは
大変ですが、とてもいいお湯で、次は晴れた暖かい時期に露天に入って、鳥海山を眺め
て観たいと思いました。

12月16日(水)

明日からは雪になるとの予報で、道にもまだ雪がない最後のチャンスとばかりに、今日
は県境を越えた西和賀の湯田温泉郷に出掛けました。最初に目指したのは湯川温泉の旅
館吉野屋。もちろん事前に電話で入浴可か確認しました。入浴料400円。川沿いの宿な
ので玄関が3階、浴室は2階にありました。浴室は内湯が一つだけ。大きな窓からは眼
下に流れる川が良く見えます。お湯は湯川中の湯源泉2号井(共同源泉)でナトリウム
-塩化物・硫酸塩泉で詳しい分析表はなし。加水、加温なし、循環は時々?消毒は清掃
時のみのようです。お湯は薄黄色でガッツリと芒硝臭のするいいお湯がかけ流しで使わ
れていました。昨日も鳥海高原の無色のお湯3湯に入浴して、今日も無色透明のお湯か
ら始まりましたが、昨日のお湯とは肌触りが違い、サッパリした温泉らしいお湯で、最
初からいい気分になりました。

12月15日(火)

例年だとこの時期は根雪になっているのですが、今年はまだ積雪ゼロ。雪道では遠出も
出来ませんが、この陽気ならと、今日は鳥海高原の猿倉温泉郷の3湯を一気にはしご湯
してしまいました。最初は、ホテルまさか。他の2ケ所は以前入浴したので、未入浴の
施設が最優先。時期的に心配だったので事前に電話で確認。入浴料500円。温泉との話
だったし、玄関には湯ノ沢温泉との表記があったのですが、浴室入口には’いつもの’
温泉分析表が見当たらず、代わりにあったのは「ヘルストン温泉」の表記。これって人
工温泉?浴室には内湯1つ。無色、無味、微消毒臭のお湯で、期待していた猿倉温泉の
強いヌルヌル感はありませんでした。後で隣の鳥海荘で聞いたら、単純冷鉱泉を使用し
ているとのことでしたので、それならそちらを前面に出してくれれば、もう少しありが
た味があったかと思います。

12月14日(月)

一昨日、長期滞在の方が大量に釣って来たハタハタを配ったお礼にと、近所の方から頂
き物をしました。その内の一つに「あんごま餅」というのがありました。これがかなり
甘いもののゴマの風味がそれを抑えるからなのか、とても食べやすい美味しいあんこ餅
になっていました。調べてみたら、畠栄菓子鋪という店のもので、地元ではかなり有名
なものだそうで、東京のある菓子博に出品されベスト3に入賞したこともあるという実
力のものだそうです。地元では午前中に売り切れになったり、イベントで近くのスーパ
ーに出ることもあるそうですが、その際には行列が出来るほどという話も聞きました。
餅なので、昨日の今日、食べたら硬くなっているかと思ったら、餅には大和芋が添加さ
れていて、ふわふわ感が十分に残っていました。かなりの量なのでどうしようかと、思
っていましたが、日持ちもするのは大助かりです。こちらはある意味「余分な」ハタハ
タを持っていっただけなのに、こんなに貴重なものを頂いてしまって、逆に恐縮してし
まいました。来春の桜の時期に、大潟村の桜と菜の花ロードに行く際に立ち寄って購入
して、桜の木の下で頂くなんて、とてもお洒落かなと。来年のお勧めコースに入れてお
きます。

12月13日(日)

昨日は週末なので、おとなしく買い物のついでに近場の温泉に。今月1日に新源泉を使
い始めたという奥羽山荘に行きました。ここも近場ながら1年ぶり。入浴料500円(温
泉本で無料)。施設の変更はなく、内湯1、露天1、サウナ1。お湯は.川口温泉2号
源泉でナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉で源泉37.4℃、pH8.2のアルカリ泉で成分総
量2,456mg/kgとなってました。以前の1号源泉はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉で
源泉31.4℃、pH8.8、総量1,784mg/kgでしたので、似たようなお湯のようです。無色透
明、無味、消毒臭のお湯でしたが、露天は消毒臭もなくなっていて、露天の方が気持ち
良く入浴できました。フロントから浴室までの通路には、秋田出身でスタジオジブリで
背景画を担当していた男鹿和夫さんの原画が展示してあります。

12月12日(土)

長期滞在のお客様が今朝早くに出発して、海釣りに出掛けました。昨日まで強風警報が
出ていたものの、未明には風も一段落したこともあり、海水が入れ替わり、大量のハタ
ハタが接岸したらしく、夕方には大型クーラーボックス一杯にハタハタを持って帰って
きました。以前にも何度か、会社の方と一緒に釣りに出掛けていますが、いつもは他の
魚がターゲットで、過去に釣った魚を持って帰ってきたことがなく、今回初めてハタハ
タを狙って出掛け、本人もびっくりの大量。ハタハタでもこんなに大量に釣れることは
めったにないとのことでした。月初に買付けに行った時より少し少ない程度ですので、
重さにして15キロ以上あったようです。メスは全体の2割ほど。ハタハタの卵が好きな
本人は、産卵で接岸してきたところを釣っていたので、釣り上げている時に卵が弾け出
ることもあり、もったいない!と思ったとのこと。既に必要な分の買付け、仕込みは終
わって、冷凍庫にもそんなに余裕はないので、必要な分を残して、当人の了承を得て、
ご近所さんに大盤振る舞いをしてしまいました。

12月11日(金)

先日の新庄温泉ツアーでは、新庄で入浴できなかったので、せめて昼飯でもということ
で、方向転換。新庄といえば「そば」。事前にネットで調べていた人気の蕎麦屋、手打
ちそば「さぶん」に。街中にある蕎麦屋で、外見はビルですが、内部は古民家風の造り
になっていて、地元の方向けというより観光客向けの店という感じで、少しがっかり。
細打ちと田舎そばの「合もり板そば」(税込1,380円)を注文。個人的には太くて食べ
た気がする田舎そばの方が気に入りました。せっかく新庄の蕎麦屋に来たのだからと、
山形では蕎麦には欠かせないげそ天(税込450円)も追加で頼んでしまいました。そば
といえば、ちょいと食べてという気軽な食べ物の一つですが、こちらでは1,000円でお
釣りが来るメニューは少なく、やはり観光客向けの店のようです。駐車場は建物裏にあ
りますが、少し狭く、特に冬季は積雪で一段と狭くなりそうでした。

12月10日(木)

昨日の夜、時間が取れたので、横手で早めに始まったイルミネーションを見に出掛けて
みました。従来は平鹿で行われていたのですが、ここに来て他の地域局(市町村合併前
の役場)でも行われていて、今年は平鹿、雄物川、大森、大雄の4ヶ所でイルミネーシ
ョンが飾られます。この内、大雄と大森では既に点灯式が終わり、年明け頃まで夜、点
灯されています。当YHから車で20分弱、大雄は地域局の隣の温泉施設、ゆとりおん大
雄の前に光のトンネルが出来上がっていました。大雄から車で10分ほどで大森の地域局
です。ここでは駐車場廻りの立ち木に電飾が取り付けられていました。それぞれそこそ
こ綺麗でしたが、平日の寒い夜ということで、見物人はほんのわずか。各地域局で競う
ようにやるのもいいのですが、それだけを一ヶ所にまとめて規模を大きくしたほうが、
集客という点では良さそうな気がしました。テレビも取り上げるでしょうし、人が集ま
れば経済効果も期待できそうですが、大雄は周囲に店はなく、大森は全国チェーンの薬
店がその恩恵を受けるだけのようで、勿体無い気がしました。

12月9日(水)

朝から格闘したハタハタの本漬けも、先ほど終わり、初冬の一大仕事も無事に終了しま
した。朝9時に近くの藪に行き、笹の葉を集めてきて、一枚ずつ洗って、形を整えるの
に3時間ほど。その後、にんじん、生姜、ゆずの皮の千切り。午後1時半から漬け始め
て、5時半に終了。今年は樽5つ分となりました。去年は樽4つだったから、一つ増え
てしまいました。多めに用意した米麹は、1キロ程余りました。これは、もう一晩、コ
タツの中で待機して貰って、あわてて大根を塩漬けして、明日それでナタ漬けにして使
いきります。ハタハタ寿司が食べられるのは、クリスマス明けになりますので、無事に
出来れば、今年も年末年始のお客様に提供することが出来るかと思います。

12月8日(火)

先日購入したハタハタは、解体作業後、水漬け、塩漬けと行程を通過して、今晩から酢
漬けになりました。明日は米麹を使って、本漬けの作業となります。その準備で、今晩
は一番難しい麹を目覚めさす作業。炊いた米に混ぜて、酒、みりん、塩、砂糖を混ぜ込
んで、コタツの中で一昼夜過ごします。これでうまく起きてくれればいいのですが。今
年はハタハタが多かったことと、いつも米麹が足りなくなることが多いので、少し多め
に米8キロ、麹2キロを用意しました。

12月7日(月)

今日はまだ雪がほとんどないので、県境を越えて山形の新庄に出掛けました。本当は肘
折や寒河江の温泉に行きたかったのですが、時間的に厳しいので、いつも通過する温泉
にあえて挑戦。最初に向かったのは、現在新庄市で唯一となってしまった温泉、奥羽金
沢温泉。でも、途中で休館の立て看板が出ていて、あれ?と思いましたが、現地確認の
ため、あえて休館中の施設に。着いてみると、どうも人の気配がなく、昨日、今日の休
館ではない雰囲気。後で調べたら、今年の春頃からポンプ故障で休館しているようで、
本来なら「廃業」になってしまう状態のようですが、ここがなくなると、山形県の売り
の「一市町村一温泉!」が成立しなくなるとのことで、休館で引き伸ばしているなどと
いう見方もあるようでした。休館ということも、一つの情報なので。それにしても入浴
できずに残念でした。

12月6日(日)

今日は、空いた時間でねぎの収穫3回目。それでもまだまだ畑には残っていて、収穫し
切れない状態です。掘るだけなら簡単ですが、土を落として株分けして、駐輪場で数日
干して、新聞紙で包むまでの作業があり、それが決着しないと、次のねぎを掘っても、
干す場所がありません。掘る前に前回のねぎを新聞で包んで、どうにか今回の場所も空
けた次第です。今年のねぎは小さめなのですが、その分数が多く、手間がかかります。
ねぎの作業後は、昨年サボってしまった、簡易積雪計の作成と取り付けを行いました。
従来は玄関前に取り付けていましたが、雪かきの際に邪魔になることから、今年は駐輪
場奥の柿ノ木の近くに一本と、裏の厨房の窓から見える場所に一本、用意しました。高
さは木材の都合上、1.8mまでですので、これで足りてくれることを祈ります。

12月4日(金)

今朝、起きてみたらとても静かで、なぜか周りがいつもよりも明るい感じがしました。
もしやと思い、急いでカーテンを開けると、そこは真っ白な世界に。昨晩から降り始め
た雨が夜半から雪に変わって、積もったようです。先日の初雪はすぐにとけましたが、
今回は既に10cm弱になっており、長期滞在のお客様も朝の出発(出勤)時に車の雪下ろ
し初日となりました。天気予報では週明けにはまた暖かくなるとのことなので、今回の
雪が根雪になることはまだなさそうです。今週はハタハタに時間を割いてしまい、例年
ならとっくに終わっている畑のねぎの収穫が、今年はまだ残っているので、この雪がと
けてくれないと、大変なことになります。一応、冬に必要になりそうな分は、2回ほど
収穫したのである程度の量は確保していますが、残したままだと、いざという時には使
えませんし、春になり、復活した際に大量すぎるねぎが出現することになってしまいま
す。積雪初日ということもあり、県内で車の事故が多発しているというニュースも流れ
ています。

12月3日(木)

今日は朝から昨日購入してきたハタハタの解体作業に一日かかりました。通常、秋田の
ハタハタ寿司は、尾頭を落としてぶつ切りにして漬けるのですが、当YHでは三枚にお
ろして漬けているため、最初に行うのが三枚におろす作業です。例年、おろす際に紛れ
込んでいるメスを取り分けて、あとで鍋用にするのですが、今年はメスが一匹も入って
いませんでした。従来水揚後、番屋で仕分けの最中に購入してくるのですが、今年は仕
分け後に漁協に集められたオスのみを販売していました。猟師さんたちの番屋での仕事
が完璧なのがわかりました。12月のお客様用に改めてメスを調達必要が出てしまいまし
た。さておろして計量すると7キロ弱でしたが、ほぼ想定通り。水に漬けて地抜きをし
たら、酢漬けになります。この分だと、クリスマス前後には食べ始めることが出来そう
です。

12月2日(水)

意を決して、本日男鹿半島までハタハタ買出しツアーを行いました。初漁の話は入って
きましたが、その後のハタハタの状況がほとんどわからず、漁港に行っても買えるかど
うかわかりませんでしたが、ダメ元で出発。昼前に北浦漁港に到着し、いつも購入して
いた港の番屋に向かいましたが、人の気配がありませんでした。その近くに今年は船か
らの直売は禁止との看板が出ており、びっくり。漁協の前に向かうと、直売所が出来て
おり、どうもそこで一括販売とのことで、既に行列が。大型プラケースにあったハタハ
タもあっという間になくなりましたが、辛うじて追加のケースが来たので、購入するこ
とが出来ました。計量販売でなく、1カゴ500円という大胆な売り方。でも1カゴで通
常購入する3〜4キロ入りの魚箱よりも多め。購入できたのは4カゴ分で、戻って計量
したら20キロ弱ありました。とりあえずお客様に出すハタハタ寿司を作るには十分な量
は格安で確保できたようです。ちなみに大曲のスーパーでは、昨日はオスのみでキロ
400円ほどでしたので、同量購入したら8,000円と1/4ほどで調達できた計算になり、高
速代も出たようです。メスは1ハコ4キロで5,500円と買うのを見送ってしました。

12月1日(火)

今日も買出しに託けて、近くの温泉に出掛けました。今回も隣の横手市の南にある戸波
鉱泉。りんご畑の農道を入ったところにある温泉で5年ぶりとなってしまいました。入
浴料400円。浴室には内風呂が一つだけで、お湯は源泉12.7℃の鉱泉、pH9.3とアルカ
リ性はかなり強めとなっています。浴槽には薄っすらと白濁のお湯が入っており、浴室
内は温泉臭がします。蛇口からも源泉が出ており、こちらは卵臭のいいお湯です。加水
なし、加温、循環、消毒ありですが、消毒はほとんど気にならない状態で、とてもいい
お湯でした。帰る際にこちらの若女将とついつい立ち話をしてしまい、いろいろ面白い
裏話も聞かせて頂きました。

11月30日(月)

昨日、男鹿半島の船川と北浦の港に待望の季節ハタハタが水揚されたとのこと。当初の
見込み通りで昨年より4日早かったそうです。初日で量も少なく、ご祝儀相場というこ
ともあったのでしょうが、浜値でメスが1キロ4,000円?!通常は箱入り3キロほどで
購入するので、そうなると1万円を超えます。この魚が大曲で一般に売られる時には倍
ほどの値段になりますので、そうなると手が出ない値段、超高級魚となります。今年は
資源保護の観点から漁獲枠を昨年の半分にするとのことで、例年初値からじりじり値下
がりするのですが、今年はそうならないかもしれません。当YHで大量に必要なのはメ
スではなくハタハタ寿司用のオス。なんとか手が届く値段で調達できればと思っていま
す。今年も雪が少なそうなので、もう少ししたら男鹿の漁港に買出しツアーとなりそう
です。

11月29日(日)

昨晩からの雨は、明け方には雪に変わり、かなり遅めの初雪となりました。朝には外は
薄っすらと雪化粧となりました。昨年よりも15日ほど遅い初雪です。ただ昼間には気温
も5℃超まで上がりましたので、今日のところは降った雪も消えてなくなりましたし、
雪かきをするほどでもありませんでした。それでも車の雪かき棒や雪かき用スコップを
用意したりと、いつ雪かきが必要になっても大丈夫なように準備を行いました。これだ
け初雪が遅かったのは5年ぶり。その5年前はクリスマスまではほとんど積雪がなく、
大助かりでしたが、その後1月はほぼ一ヶ月降り続き、2月頭には積雪192cmと過去2
番目の記録的な積雪となりました。今年はそうならなければと、少し心配しています。

11月28日(土)

今日も買い物のついでに近場の温泉に出掛けました。横手市の西側、旧雄物川町のえが
おの丘。3年ぶりになります。入浴料420円(温泉本で無料)。浴室には大浴槽があり
サウナの他に外には露天が2つ。お湯はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で源泉29.5℃、
pH8.1のアルカリ泉で加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。内風呂の大浴槽は消毒
臭プンプンでしたが、少しヌルヌル感のあるお湯で、大きな風呂でゆっくりするには十
分でした。露天も大、小とあり、大はぬるめでしたが、小さい浴槽は適温で外のためか
消毒臭もほとんどなく、このお湯が一番でした。ここは温水プールもある大きな施設で
土曜日だったこともあってか、入浴時には脱衣所入口には大量にスリッパが並んでいて
びっくりしました。やはり静かな温泉に入るには平日がいいようです。

11月27日(金)

またも週末の天候悪化で、今日は朝から五能線、羽越線の一部で終日運休が出ました。
これからの時期、どうしても天候、特に強風で鉄道の運行に影響が出ることが懸念され
ますので、冬季に雪国に来るという勇気のある方は、くれぐれも予定に余裕を持って、
第二プランも用意してきてください。今日は昼間、雨に混じってあられが降る時間もあ
りました。こうなってくると雪が降るのももうすぐとなります。ここまで降らなかった
だけでも感謝です。今年の3月に崖崩れで通行止めになっていた北上と湯田の間の国道
107号線も明日から片側交互通行で開通となり、秋田自動車道の代替コースによる無料
措置も終わりとなります。

11月26日(木)

先日の花巻温泉ツアーの3湯目は花巻の東のはずれ、道の駅東和と東北横断道釜石線の
東和ICに隣接した温泉、東和温泉でした。花巻市でも一ヶ所だけ離れた場所にあり、
湯休めを兼ねて距離をとりました。入浴料600円(温泉本で100円引)。お湯は単純温泉
で源泉43℃、pH8.0の弱アルカリ性温泉。加温、消毒ありですが、加水、循環はない
ようで、お湯の色は薄茶色。道の駅に隣接する入浴施設としてはとても贅沢な使い方で
す。岩手県でも国道4号線から東側の北上山地には、温泉は出ないとされていたところ
を1996年にボーリングして毎分150リットルという湧出量で温泉を掘り当てたとのこと。ち
なみにここから花巻のユースホステルまでは車で15分ほどの位置でした。今回のツアー
では、宮沢賢治記念館や新渡戸稲造資料館などのすぐ脇を通りましたが、すべてスルー
となりました。この日は3湯にて打ち止めでした。

11月25日(水)

今日、買出しの際に見たら、東側に広がる奥羽山脈で和賀岳だけでなく手前の真昼岳も
山頂部が初冠雪となっていました。ニュースでは秋田市の太平山も初冠雪とのこと。冬
の足音がすぐそこまで来ています。山が3度白くなると、平野部にも降るとも地元では
云われているようですので、まもなくのようです。さて、昨日の花巻温泉ツアーでは2
湯目はぎんがの湯から少し南、花巻市街地にあるJA花巻・高齢者健康管理福祉センタ
ー「落合の湯」。かなりマイナー温泉ですが、一般の入浴も可能です。入浴料300円。
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で源泉34℃、pH7.7で、加水なし、加温、循環、消
毒ありで使用。浴室には内湯が2つとそこに入るための車椅子用スロープがドンと真ん
中にあるのは、老人福祉施設でも珍しい光景です。濃茶色透明のお湯は消毒臭があるも
のの薄っすらと金気臭も残っており、少しヌルヌル感もあって悪くありませんでした。
内湯が2つだけですが、41℃の温めの湯と43℃の熱めの湯があり、熱めの湯船でキリリ
と引き締まりました。

11月24日(火)

雪が降る前に峠越え、ということで、今日は岩手県花巻周辺の温泉巡り。最初は花巻温
泉の北にあるひまわり温泉ぎんがの湯。入浴料600円(温泉本で100円引)。浴室には内
風呂が一つだけ。お湯は単純温泉で源泉47℃、pH9.1のアルカリ性泉で、加水なし、加
温は気温が低い場合のみで、循環、消毒ありで使用。湯船のお湯は薄黄色でヌルヌル感
が強いものでした。浴室内の掲示では、この温泉の由来が書いてあり、それによると、
癒す医療のために温泉を掘削して、当初病院と老人施設で使用していたとのこと。この
施設の隣には、もう一つ健考館という健康増進施設がありますが、ここの受付で聞いた
ら、このお湯はきつ過ぎて、病人に使うのには厳しいため、成分を一部除去して使用し
ており、そのままのお湯はこの施設だけとのこと。実際、風呂上りには酷かった手荒れ
が一発で治った感じになっていました。設備は今一、料金も高めですが、それだけの価
値のある温泉でした。

11月23日(月)

昨日の畑の掃除の残り、菊の畝を綺麗にして、少し時間が余りましたし、午後からは雨
の予報だったので、ねぎを少し収穫してみました。例年だと、一本ずつの収穫ですが、
今年は株分けねぎのため、春に2〜3本ずつ植え替えたものが、多いと10本ほどになっ
てて、1畝分の収穫で、例年の半分近くの収穫量になってしまいました。まだ7畝分ほ
どあるので、手間がかかりますが、量だけは十分以上あるようです。というか、持て余
しそうです。駐輪場で数日乾かして、10本程度ずつ新聞紙に包んで立てておけば、春ま
で保存できる予定で。冬の間の貴重な食材になります。

11月22日(日)

今日は3連休ですが、この時期、お客様は毎年ほとんど来ません。来週後半に天気予報
でついに雪マークが出現しましたので、締め切り間際の冬支度となりました。残ってい
るのは、畑仕事。今年夏以降、放置していたトマトときゅうりの畝の支柱の撤去に2時
間。つづいて、先日まで収穫が続いた菊となすの畝の支柱と残っていた枝葉の撤去で2
時間。紫色の菊の撤去の前に時間切れとなりました。菊は付け根部分で、早くも新芽が
出ていました。このまま株を畑に残し来年春に、株分けして植え替えれば、来年も収穫
できる予定です。

11月21日(土)

昨日、出張から帰ってきたビジネスのお客様。今日から知人が来日しているため、秋田
で接待ツアー開始となり、朝からまた出掛けて行きました。以前は車で走るのが場所が
わからないので嫌だったようですが、9月にご家族が来た時にナビの使い方を覚えて、
ある程度は何処でも行ける事を覚えて、今回もツアーガイドとなったようです。さて、
先日の近場温泉巡りでは河辺のユフォーレの次に大仙市内の協和スキー場の奥にある唐
松温泉にも入浴してきました。ここも同じ市内ですが3年ぶり。入浴料400円。内風呂
1つ、露天2つ、打たせ湯1つ、釜蒸風呂1つで設備もお湯も以前とは変化がありませ
んでした。他に入浴客がいなかったので、内風呂の掛け流し口から流れる洗い場でトド
寝してしまいました。東日本大震災のすぐ後にギブアップして、経営が変わって4年が
経ちましたが、建物の疲れが少し目立つようになってきており、入口脇にあったバス停
もなくなっていたり、建物手前にあった比内地鶏の養鶏場もソーラーパネルが並んでい
たりと少しずつ変化が見られました。

11月20日(金)

本日、ビジネスの方が出張から戻り、また人の気配のするYHとなりました。さて、先
日の八幡平温泉ツアーでは、松川温泉のあと、八幡平温泉郷をウロウロして、八幡平南
温泉の旭日乃湯という所を目指しました。着いてみると、温泉施設というより牧場に併
設されたペンションといった雰囲気。入浴料500円。浴室には内湯が2つと露天が一つ
ありました。内湯2つというのは、どうも以前は男女別で使われていたもので、新しく
浴室を別に作ったため、合わせて使用できるようにしたようです。お湯はナトリウム-
炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉で源泉45℃、pH7.5のお湯で表示はありませんでした
が、加水、加温、循環、消毒なしで使用のようでした。浴槽は温めと熱めにしてあると
のことでしたが、温め(41℃)と適温(42℃)ほどでした。内湯では笹緑濁に見えるお
湯は金気臭がして、松川の硫黄泉とは大きく違い、少しホッとしました。洗い場の蛇口
は水のみで脇の汲み枡からかける方式。露天はその枡と内湯の排湯も使われているよう
でかなり温めでした。それぞれの浴槽が2人入ると少し狭く感じるので、貸切で入れま
したので、お湯はとてもいいのでご機嫌になれました。

11月19日(木)

今日は買出しのついでに雪になったら行き難くなる近場の温泉を廻ってきました。最初
に行ったのは、秋田市河辺の奥にあるユフォーレ。温泉名は三内峡温泉となっていまし
た。入浴料600円(温泉本で100円引)。浴室には内風呂、露天、サウナとあり、隣接し
てバーデゾーン(プール)がありました。お湯はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉で
源泉60.3℃、pH8.9のアルカリ泉で加水、加温、循環、消毒ありで使用。浴室内に入
るとしっかりと消毒臭がしてきました。無色透明、無味のお湯で、内湯の湯船は浅めで
全体が寝湯に近い状態になっていました。ここは温泉よりもプールのほうが設備が充実
しており、広さは浴室の3倍ほどもあるようでした。もちろんプールは別料金で水着着
用です。

11月18日(水)

今日から残った長期滞在のお客様が出張に出掛け、2ヶ月ぶりの完全休館となりました
ので、盛岡を越えて、八幡平市の松川温泉まで弾丸温泉ツアーとなりました。松川温泉
には温泉施設が3つあり、2つは以前入浴済みなので、残り一つの松川荘に。男女別内
湯と混浴露天があり、誰も居なかったので、露天でのんびりしてしまいました。お湯は
単純硫黄泉で83℃と38℃の2本の井戸の混合泉。pHは4.3と3.7と酸性。硫黄臭が漂い
薄白濁のお湯は少し熱めの設定になっているようで、外の涼しい風とちょうどいい感じ
でした。入浴料500円で朝7時から19時まで。露天の脇には温泉卵が作れる場所もあり
ました。ついつい露天でのんびりし過ぎて、内風呂には今回入りませんでした。

11月17日(火)

例年だと、そろそろ初雪までカウントダウンの時期になりましたが、今年はもう少し先
になりそうです。そんな中、今日は建物の周りに消雪パイプを張り巡らせる作業を行い
ました。雪のない時期には、車のお客様に踏まれる可能性があるので、解体して納屋に
収納しています。これを引っ張り出してきて、去年の使用時や取り外す時に壊れた場所
を補強しながら、パズルのように組立作業に2時間ほど。試運転も行いましたが、汲み
上げポンプも今年は一発始動してくれました。雪の準備ももうちょっとで終わります。

11月16日(月)

本日電池切れのため、日誌はお休みします。

11月15日(日)

今日は、高校時代の同級生と午前中、横手ツアーとなりました。昨年も同じ時期に来て
頂いたのですが、昨年は初雪の中、乳頭温泉巡りでした。横手ツアーは、今年の夏や9
月にも行いましたので、今回もほぼそのコースです。最初にかまくら館に行き、−10℃
の中のかまくらを見学。今回は時間があったし、温泉が好きとのことでしたので、横手
では山奥の南郷温泉、共林荘でかけ流しの風呂に入浴し、横手焼きそばの元祖(?)、
神谷やきそばで早めの昼食をとり、腹ごなしに横手城の天守閣まで上がり、残念ながら
雨に靄る横手市外を眺め、秋田ふるさと村で解散となりました。たまたま友人の知り合
いがふるさと村で午後、講演会があるとのことでした。空き時間にもよりますが、今月
から4月中旬までのお客様の少ない時には、一般のお客様にもワンコインツアーとして
実施しているコースです。ご希望の方は、予約の際にご相談ください。他にお客様が多
い時などは実施できないこともありますが、その節にはご容赦ください。

11月14日(土)

今朝、10月上旬から滞在頂いたビジネスチームが出発となりました。ほっと一息つきた
い処ですが、週末のお客様が珍しく多いため、ここが踏ん張り処。それでもまた高校時
代の同級生がこの週末にも遊びに来てくれたり、一般の旅行のお客様やリピーターのお
客様なので、こちらも肩の力を抜くことが出来ました。せっかく来て頂いたお客様には
手抜きに感じる場面もあったかと思いますが、誠に感謝しています。以前、サラリーマ
ン時代には「営業マンには注文が何よりの薬」などと云われていましたが、今の仕事で
はお客様が来て頂くことが何よりの活力源になります。一般のお客様が帰った週明け、
少しヤバイかもしれませんが、まだいつものビジネスの長期滞在のお客様がいらっしゃ
いますので、褌を締めなおします。

11月13日(金)

今日でビジネスの長期滞在のお客様も最後の夜となりました。週明けにはいつものビジ
ネスの方が残るだけとなり、当YHもいわゆる「通常営業」となるため、少しは弾丸温
泉ツアーにも行けそうな気配ですので、その予行演習として今日は昼間の買出しの際に
近場の温泉に行き、体慣らしをしてきました。近くの温泉は数も多く、夜などに行く温
泉はどうしても弊店時間の関係から限られ、それ以外の温泉はなかなか行く機会が少な
くなります。今日出掛けた大仙市内の嶽の湯も、前回行ったのは3年前でした。お湯に
も設備にも変化はありませんでしたが、その変化なしを確認するのが今回の任務の一つ
でもありました。

11月12日(木)

冬支度の残った仕事の一つが車のタイヤ交換でした。先月の車の定期点検で修理箇所が
出て、後日車を取りに来るとのことだったので、その際にサービスでと、話していたの
ですが、儲からないためなのかまだ連絡すらない状態で、そろそろ待ったなしになって
きたので、自分で交換してしまいました。作業は道具も充実していたので、1時間弱で
終わりました。スタンドなどでは4本で二千円ほど取られますので、時給二千円のいい
仕事です。これで突然の降雪でも心配なく送迎や買出しが可能となります。ただ、初雪
から12月いっぱいまでは、雪道の走り方を忘れてしまった方も多く、その結果、畑に落
ちたり、交差点で突っ込んでくる車もまま見られますので、走行時には自分で注意する
だけでは事故は防げなくなりますので、特に初雪時には外出を控えることになりそうで
す。

11月11日(水)

この前の日曜日、お客様出発後、長期滞在の方々に留守番をお願いして、同級生と角館
ツアーとなりました。道中、角館の手前には隠れた白鳥飛来地があるので、現場視察。
まだ数は少ないながらも、今年も白鳥が来ていました。次に角館の武家屋敷通りを車で
流してみたら、紅葉もまだ残っており、それに連れるように観光客も多めでした。せっ
かくだからと有料駐車場に車を入れて、武家屋敷通りを散策しました。醤油屋と唐土屋
では、しっかりとタダで試食三昧。観光客を観察すると、7割近くがやはり中国人で、
残りの大半は年配の方で、やはりJR東日本の大人の休日パスの効果絶大のようです。
昼食は、普通の観光客ではほとんど行かない地元(?)の有名ラーメン店「伊藤」に。
看板も暖簾もありませんので、勇気のある人だけがありつける個性的なラーメンです。
食後、角館駅にて、本日のツアーは終了となりました。

11月10日(火)

早ければそろそろ初雪も考えられる時期になって来ましたので、今日は残った畑の最後
の収穫となりました。黄色の食用菊の収穫も4回目となり、菊も寒さで枯れ始めたもの
も多くなり、今回が最後の収穫になりそうです。去年は初雪でかなりの降雪となり、太
い枝も雪で折れる被害が出た柿ノ木も、今日はバケツ2杯ほどの収穫となりました。畑
での収穫もあとは、ねぎを残すのみとなりました。ただこの菊とほっぽらかしにしてあ
るトマトの畝の支柱は雪が降る前に撤去しなくてはならないので、暖かい日を見計らっ
て行う予定です。

11月9日(月)

週末が終わり、秋田県の観光のシーズンもオフとなりましたので、山岳部の観光道路で
は冬季通行止めの第二弾が始まりました。今日から通行止めとなったのは、秋の宮から
泥湯に抜ける県道310号線、東成瀬村から岩手県胆振ダムに抜ける国道397号線、鳥海高
原の標高の高い部分の県道などで、先週から始まった規制と合わせて、峠を越える主要
道路の多くが通行止めとなりました。また田沢湖から玉川温泉を通って鹿角に抜ける国
道341号線も夜間の通行止め規制が始まっていますので、これから車で来られるお客様
は、ドライブルートの設定時に気をつけてください。

11月8日(日)

今朝は雨となりましたが、お客様が出発前に少し時間を頂けるということで、玄関の雪
囲いの設置を手伝って頂きました。他の雪囲いは時間をかければ一人で取り付けが可能
なようになったのですが、ここだけはどうしても人手が必要なので、毎年この時期、出
発まで少し時間に余裕があるお客様にお手伝い頂いています。手伝いのお駄賃は、昨日
温泉ツアーという形で前払いしています。今年は背の高い方もいたこともあって、3名
の作業で1時間程で作成となりました。これで冬対策も概ね片付いた形となり、あとは
少しずつ残ったところや微調整などを残すのみとなりました。お手伝い頂いたお客様は
その後出発されましたが、今晩も別に来られたお客様と夕食後近くの姫神温泉、西遊喜
に温泉ツアーとなりました。

11月7日(土)

今日は、また高校の同級生が遊びに来てくれたことや、今年最初に来られたバイクのお
客様が、今年最後のバイクでの到着を狙ってまたお越し頂いたこともあり、夕食後、ビ
ジネスのお客様方に留守番をお願いして温泉ツアーとなりました。今日の温泉は大雄の
ゆとりおん。実はここ、今年の春に運営を受託していた第三セクターの会社が潰れて、
経営が市の直営に変わったそうです。数年前に前の会社が地元の名産品のホップを使っ
たお茶を生産、販売していましたが、不当な成分表示があったとのことで、それが経営
の足を引っ張ったようです。温泉としては悪くはありませんので、誰が経営していても
入れればOK。ちなみに今日の温泉ツアーは明日予定している玄関の雪囲いの取り付け
のお駄賃の前払いでした。

11月6日(金)

本業繁忙のため、本日の日誌はお休みします。

11月5日(木)

先日までに植木関係の冬支度がほぼ終わったし、日中の気温もそんなに上がらなくなっ
て来たので、本日は建物関係の雪囲いを一気に行いました。2階は窓の網戸を全部外し
て終了。落雪や吹雪で着雪して網戸が痛むのを防ぐためです。1階は同じく網戸を外し
て、客室や食堂などは、その網戸のレールに雪囲いをはめ込みます。網戸レールを使わ
ない風呂場北側や事務所の南側の窓は網戸を残したまま雪囲いの取り付け。網戸を残す
窓は比較的開けることが多く、冬の間でもがんばってる虫を防いだり、開けておいて突
然の吹雪でも雪が吹き込むのを極力減らすことに貢献します。一昨年作った1階客室南
側の大きな窓の雪囲いも取り付けはすぐに済み、苦労して作った効果は抜群でした。2
時間ほどの作業で、玄関を除く建物の雪囲いの取り付けも無事に終わり、残すは玄関の
雪囲いと消雪パイプの敷設、車関係だけになってきました。

11月4日(水)

冬間近となり、山岳部の道路も本日より冬季通行止めの第一弾が始まりました。今日か
ら通行止めになったのは、八幡平アスピーテライン(蒸けの湯〜県境)、鳥海ブルーラ
イン(象潟〜県境)の2ケ所。明日からは栗駒山の国道342号線(東成瀬〜県境)も通
行止めが始まります。来週からは第二段の通行止めも始まりますし、八幡平方面では、
全面通行止めの前に既に夜間通行止め(17時〜8時)の措置も行われています。また通
行止めの措置が始まる前でも、突然、雪が降れば通行止めになる恐れもありまし。これ
らのルートには迂回路がほとんどありませんので、通行止めに引っかかると大きく計画
が狂ったり、到着が大幅に遅れることも考えられますので、この方面をこの時期走ろう
と思われている方は、第二プランも考えてきてください。

11月3日(火)

本業繁忙のため、本日の日誌はお休みします。

11月2日(月)

今日の午前中、買出しの際に周りの山を見たら、紅葉の線が山の裾野まで降りてきてい
ました。更に秋田駒ヶ岳、奥羽山脈の和賀山塊は山頂から8合目あたりまで白くなって
おり、かなり冬が近づいてきました。夕方には当YHの上空にも白鳥が飛んで来ている
ようで鳴き声が聞こえたりしています。例年11月上旬だった初霜は先月後半だったし、
紅葉も一週間ほど早く進んだとか、今年はここまで冬がかなり駆け足で来る気配でした
が、これから先は少し暖かさが続きそうで、今年の雪がどうなるのか、かなり微妙な感
じになってきました。

11月1日(日)

昨日に続き、残した雪囲いの設置も終わり、駐車場奥およびに杉の防風林周辺の雪囲い
の取り付け作業はほぼ完了しました。植木関係では、あとは玄関前の数本の植木で終わ
りで、次のステップは建物の雪囲いになります。こちらはここ何年か改良を行ってきて
いるので、大物の玄関の雪囲いを除けば、一日かからない工程で終わりそうです。例年
初雪が15日前後ですので、残り2週間ほどの間に行えばと、考えるとだいぶ時間的な余
裕もあり、気持ちも楽です。でも寸前になると作業を寒い中で行わなくてはいけなくな
りますので、暖かい時間を見計らって進めていく予定です。