日記

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【新米ペアレントの営業日誌】

2016年

2月29日(月)

今日は天候が夕方から荒れるとの予報が出ていましたが、朝はそんなでもなく、自由に
なる時間も残り僅かになってきたので、秋田方面に出掛けました。当初、男鹿半島の温
泉を目指したのですが、道の駅しょうわ(ブルーメッセ秋田)で休憩をして、国道に戻
ろうとした時、豊川油田という看板を見つけてしまい、つい方向転換となりました。こ
の豊川槻木地区はかつて国内最大の油田地帯で、多い時には産油井戸が700本以上あっ
た場所とのこと。更にその昔は天然のアスファルト(土瀝青)の産地だったそうで、縄
文時代には土器の接着剤などにも使われ、東日本一帯でここの天然アスファルトが使わ
れた形跡が見られるというすごい場所でした。残された製油設備の一部は近代化産業遺
産にも認定されており、地域内にある東北石油の事務所には資料館もあるとのこと。た
だ簡単な看板地図を頼りに車を進めると、最後は未舗装の農道になっていたり、産業遺
産というより、廃墟マニアに喜ばれそうな状況の設備が点在するといった状況でした。
何も知らなければ、単なる湿地帯。秋田道からも見える場所ですが、そういう知識があ
れば、そこに油井が立ち並んでいたと言う昔を想像して楽しむことが出来るようです。
ほとんど某国営放送の「ぶらタモリ」状態になっていました。

2月28日(日)

今週、所用で角館に出掛け、昼食となったので、夏に入った町家キッチンにもう一度、
行ってきました。バイキング形式のビュッフェレストランで、地元の野菜を多用するの
を売りにしていました。暖かい時期は、近くでたくさんの野菜が採れるのでいいのです
が、冬はどうするのだろうかと言うのが、その時の疑問点で、その答え探しです。昼は
税込1,400円ほどで食べ放題。直売所でも販売品目が限られるほどの時期ですので、出
ているものを見てみると、地元産のものは少なくなっていましたが、所々でなんとかし
ようという努力の跡は見受けられました。平日の昼まで、武家屋敷通りには、観光客の
姿もほとんどありませんでしたが、こちらの店には、比較的お客さんが多く見られまし
た。一番美味しく感じられたのは、今回も自家製漬物でした。

2月27日(土)

先日、安楽温泉に出掛けた時に、近くのスーパーで買い物をした際、お菓子コーナーを
見たら、鳥海地区の郷土甘味、松皮餅を発見しました。これはアカマツの樹皮の内側を
練り込んだ餅(大福餅)で、全体が赤紫色なのが特徴的。天明の大飢饉の際に救荒食と
して作り始めたとも、矢島藩主の生駒氏が改易前の四国で兵糧攻めの際に作りだしたと
も言われているもので、松の木は長寿を表し、緑はめでたさを表すことから、今ではお
祝いのお供えとしても使用されているようです。味は松の癖があるかと思いましたが、
普通の大福餅とそんなに変わらず、美味しく頂けました。以前、国道108号線の道の駅
鳥海の直売所で見つけて、今回は暖かくなってから、調達に行こうかと思っていたので
すが、まさか本荘市内のスーパーで見つけられるとは思いませんでした。さすが地元の
スーパーです。

2月26日(金)

先日の平泉温泉ツアーでは、昼食に少し困ってしまいました。一関から平泉に移動する
途中で一関の街で探したのですが、希望の店が見つからず、あきらめて国道4号線を北
上していたら、平泉の手前にコッテリ系と思われるケバケバ・ラーメン店を発見しまし
た。麺屋・登龍門。隣はかの茨城・大勝軒系のフランチャイズ、優勝軒があり、何故か
店はつながっていました。かっつり系のメニューも多く、いつもなら注文するつけ麺も
ありましたが、この日は気分を変えてトンコツラーメン(600円)に。替え玉システム
はありませんが、しっかりとしたトンコツスープに満足でした。残念だったのは、紅生
姜がなかったことです。温泉をはしごした時には、やはりラーメンに限ります。

2月25日(木)

2月も終わりに近づいてきたのですが、ここ数日、夜になると雪がしっかりと降って、
朝になると外が一面真っ白になっています。このため温泉ツアーも控えることになり、
3月からまた長期営業継続を前に、少し歯がゆい思いをしています。そんなまだ冬真っ
盛りの状態ですが、気象予報会社から2016年の桜の開花予想が発表となっています。全
般的には南は平年より遅め、関東以北は、平年並みか少し早いとの見込みになっている
ようです。ここ大曲の外の状況を見てみると、雪は積雪60cmほどで、昨年と同じ程度で
多い年だとまだ1mを越えていたこともありますので、少ないほうです。気温は気持ち
暖かいような感じを受けます。−4度を下回る夜には、水道を止める作業を例年行いま
すが、今年はその回数も少なかったようです。昨年は1月末に咲いてしまった玄関にあ
る紅梅もまだ堅い芽になっています。そんなことから考えると、今年は平年並みから、
少し早い程度の開花となるのかと思われます。角館の桜の平年の開花は4月24日頃、満
開は29日頃ですので、5月の連休は、今年はぎりぎり?という感じでしょうか?

2月24日(水)

既に山形温泉ツアーからは1ヶ月近く経ってしまいました。数が多かったので、合間に
書くにもこんな時期まで来てしまいました。その温泉ツアーの3日目は、最上川温泉ゆ
ぴあに朝一で入浴、その後は帰路も考慮して東根温泉郷を再調査となりました。事前に
用意してきた温泉街の地図で温泉施設を確認して、その一軒、共同浴場扱いになる沖の
湯に入浴。入浴料200円。含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉で源泉59.5℃、pH7.9
のお湯を加水、加温、循環、消毒なしの掛け流しで使用。茶褐色透明のお湯は、硫黄臭
のしっかりするもので、僅かにアブラ臭もあるようでした。以前も東根温泉で入浴した
際に思ったのは、街中にこんなにいい温泉があるなんてということでしたが、今回も実
感しました。つづいて同じ街中の共同浴場、巽の湯。こちらは入浴料300円と少し高く
なっていますが、玄関内は普通の日帰り入浴施設状態と、石の湯、沖の湯など民家状態
とは違っていました。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で源泉50.4℃、pH7.6のお湯
が加水、加温、循環、消毒なしで掛け流しで使用。こちらはぬるめの浴槽になっていて
洗い場などもちゃんとしており、普通の観光客が来ても、全然大丈夫なようでした。ツ
アー3日目は、これで終了とし、一気に大曲まで帰りました。結局、2泊3日のツアー
で19湯に入浴できました。

2月23日(火)

昨日の平泉温泉ツアーでは、毛越寺前の温泉2つを一気にはしごしたため、湯休めを兼
ねて、昨年夏の一関温泉ツアーで積み残した巌美渓近くのかんぽの宿一関まで、達谷窟
(たっこくのいわや)毘沙門天経由で車で15分ほど移動。小高い丘の上にあるかんぽの
宿はとても立派な建物。入浴料500円。ナトリウム-塩化物泉で源泉41.7℃、pH7.8のお
湯を加水、加温、循環、消毒ありで使用。浴室には、大浴槽、ジャグジー、寝湯、サウ
ナ、露天など設備はほぼ完璧。既に浴室内に入った途端に強い消毒臭が充満していて、
予想通り浴槽のお湯もプール状態でした。それでも入浴客は非常に多く、周辺の健康ラ
ンド的な使われ方のようです。つづいて、再度毛越寺まで戻り、裏の駐車場脇の道を入
ったところにある大沢温泉旅館。入浴料300円。分析表は修理中で掲示がなかったので
詳細は不明ですが、微白濁のお湯で消毒臭ありのお湯が加水、加温、循環、消毒ありで
使われており、循環、掛け流し併用となっていました。かんぽの宿よりは消毒臭も少な
く。小さな浴槽一つの施設ですが、貸切状態での使用ということもあり、ホッとできま
した。

2月22日(月)

週末のお客様受け入れシフトが解消されましたし、山の向こう側では雪も少なそうなの
で、奥羽山脈を越えての温泉ツアーとなりました。昨年初夏に一関周辺は幾つか入浴で
きましたが、お客様と話していると、どうしても有名観光地、平泉の話が出ることが多
く、そこにある温泉はまだでしたので、お話しすることが出来ず、悔しい思いをしまし
た。ということで本日最初の温泉は、国の特別史跡に指定されている毛越寺の門前にあ
るホテル武蔵坊。入浴料620円。迷路のような廊下の奥に浴室はありました。内風呂一
つ。ナトリウム-塩化物泉で源泉38℃、pH7.9のお湯を加水なし、加温、循環、消毒あ
りで使用。薄っすら黄色で透明、微消毒臭で薄い出汁の味の湯で、湯口の滝に近づくと
僅かに臭素系の匂いがしました。次にすぐ隣にある町営健康福祉交流館・悠久の湯もは
しご。入浴料500円と観光地プライス。お湯は武蔵坊と同じものですが、浴槽ではこち
らはばっちり消毒臭でほぼ無色。設備面は、こちらのほうが新しいためか綺麗で、一般
受けしそうな感じでした。利用者は時期的なものもあるのでしょうが、地元客がほとん
どのようでした。

2月21日(日)

先日の山形温泉ツアーの3日目。前日は9湯も入浴してしまいましたが、最終日で残り
時間も限られていると言うことで、朝から温泉に突撃です。9時前には最初の温泉、天
童市の南のはずれにある最上川温泉ゆぴあに。ここは県内最大級の露天風呂が売り。入
浴料300円。源泉2本はどちらもナトリウム-塩化物泉で蒸発残留物は8g強とそこそこ
あり。源泉50〜55℃、pH7.0のお湯を加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。浴室に
はうち湯2、サウナ、露天とありました。薄黄緑色透明のお湯で全般的に消毒臭がし
ましたが、露天では薄っすらとヨウ素臭が感じられ、出汁の味のする美味しいお湯でし
た。県内最大級が売りの露天は、夏は気持ち良さそうでしたが、雪の降る時期には、大
きくても小さくても、あまり関係ないような気がしました。入浴したのはまだ9時前で
したが、ここもかなりな入浴客。山形県では、朝からどこでも入浴客が多く、びっくり
させられました。

2月20日(土)

先日の山形温泉ツアーの2日目の夜編。天神乃湯のあと、かみのやま温泉に向かい、共
同浴場廻りとなりました。昼間に共同浴場近くの駐車場を見当つけておいたので、楽で
した。最初は湯町にある湯町共同浴場。お湯は前日の共同浴場と同じ共同1、2、3号
混合泉で、加温、循環、消毒なし、加水は入浴者次第で使用。ここは浴室中央に円形の
浴槽があり、蛇口等は他の共同浴場同様、別料金でした。温泉街の奥まった場所にあっ
て、駐車場もないので、利用者は少ないようで、入浴時には掛け流し状態で、お湯も良
くとても気持ちよくなりました。続いて、昨晩入浴した下大湯共同浴場前の駐車場に車
をとめて、徒歩5分ほどの新丁・鶴の湯共同浴場。浴室中央にここは角のない四角の浴
槽が一つありました。こちらのお湯は共同1、2号泉に表記のない新しい7号泉が少し
入っているとのことで、熱めのお湯でした。この日の共同浴場3湯目は、バス通りの裏
路地にある中の湯共同浴場。こちらは壁際に四角い湯船が2つ並んでありました。住宅
地の中にあるので、遅くまで入浴客があるようで、22時閉館厳守の張り紙が目立ちまし
た。最後の共同浴場、葉山共同浴場に最後に向かったのですが、ここだけ21時までとの
ことで、入りそびれてしまいました。都合、夜の部のツアーで4湯、2日目では9湯と
なりました。

2月19日(金)

今日は週末を前に、路面状況も悪くなかったので、海沿いの未入浴の施設巡りとなりま
した。最初は鳥海山のふもと、にかほ市の旧勤労者憩の家、湯ノ台温泉・鶴泉荘。入浴
料300円。単純硫黄冷鉱泉で源泉13℃、pH5.9のお湯を加水なし、加温、循環、消毒あ
りで使用。浴室は内湯が一つだけ。お湯は硫黄泉ということですが、硫黄臭ではなくし
っかり消毒臭。湯口についていた湯垢キャッチャーが赤く変色していたので、温泉なの
は確かなようでした。ただお湯はぬるめで、入った気がしませんでしたが、車に乗って
からも汗が引きませんでした。次に向かったのが、本荘公園近くの安楽温泉。入浴料は
600円と少し高め。ナトリウム-塩化物強塩泉で溶存総量21g/kgと温泉成分もたっぷり
で、源泉49℃、pH7.6のお湯を加水、加温、循環なし、消毒のみありで使用。お湯は笹
緑濁で臭素77mg、ヨウ素23mgが元で機械系アブラ臭的な匂い、強い塩味のするパンチの
聞いたお湯でした。以前は冷鉱泉だったものの、平成22(2010)年に新しい源泉を掘り
当てたと同時に施設もリニューアルしたようで、お湯良し、施設良しのとても良い温泉
施設でした。もう1湯と当初考えていましたが、ここで大満足したので、この日は2湯
にて終了となりました。

2月18日(木)

先日の山形温泉ツアーの2日目は、昼間に5湯入浴し、宿に一旦戻り、休憩の後、夜の
温泉巡りに突入しました。初日と同様に、かみのやま温泉の共同浴場巡りを計画してい
ましたが、出発が少し早かったため、寄り道をして、蔵王の手前にある山形うわの温泉
天神乃湯に向かいました。入浴料390円。ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉で源泉66.6
℃、pH7.4のお湯で、記載はありませんでしたが、加水、加温、循環、消毒ありで使用
のようでした、無臭との記載でしたが、強い消毒臭で、たぶん無色透明。当初露天だけ
だったとのことで、内湯は後付けでこじんまりとしており、洗い場は露天に付属して外
にありました。温泉自体、日本でも珍しいものとのことでしたが、何が珍しいのかわか
りませんでしたし、奥にポリバスで人工(ヘルストン)温泉を今年より設置したとのこ
とですが、お湯に自信があるならいらない施設です。少し行けば超有名な蔵王温泉があ
り、こちらは山形市内周辺から、健康ランド的に利用されているようでした。

2月17日(水)

今朝出発のお客様で、冬祭りのお客様も一巡し、また静かな秋田となります。さて、先
日の山形温泉ツアーの続きです。2日目、大の目温泉まで4湯入ったあと、更に山形市
の北に進み、5湯目の成安温泉、いきいきの郷を目指しました。田んぼの小さな集落の
奥に数棟のマンション群が突然出てきます。正面は病院兼介護施設で温泉施設は脇でし
た。地域交流型総合福祉施設の中の地域福祉センターが正式名称。入浴料300円。別料
金で温水プールもあります。浴室には大浴槽、サウナと露天風呂がありました。お湯は
ナトリウム-塩化物強塩泉で蒸発残留物は27g/kgと東北でもトップ級。源泉46.8℃、pH
5.5のお湯を加水、加温、循環、消毒、消毒すべてありで使用。浴槽が黒く変色してお
り、薄黒に見える透明のお湯は、しっかり消毒臭があるものの、露天の湯口付近では薄
っすらと臭素臭ともモール臭とも云える匂いが残っていました。味も主成分の食塩系の
塩辛い味が残っていて、源泉浴槽があれば、とも思ってしまいました。山形市内の他の
温泉施設に比べて知名度は低いようですが、なかなかなお湯でした。

2月16日(火)

今日で横手のかまくら祭りも終わりとなりました。このかまくら祭りの時期には、東日
本大震災後、劇的に落ち込んでいる外国人観光客が、ほぼ毎年来られるのですが、今年
も外国人のお客様が来られました。週末の雨でどうなることかと心配されましたが、昨
日の午後から降り始めた雪が朝までに20センチほど降り積もり、かまくらの表面を綺麗
にコーティングしてくれた形になりました。この秋田の冬祭りは、大半が夜の祭り。ツ
アーバスなどで来た方は、昼をどう過ごすかが問題になり、旅行会社もどこに連れて行
こうかといろいろ考えているようです。このため、角館や田沢湖など知名度の高い観光
地や乳頭などの温泉地は、どうしてもそうした方が殺到するため、混雑してしまうよう
です。昨晩からお泊りのお客様も、朝の出発がゆっくりで、その時間を使って、玄関前
にミニかまくらを作っていました。夜、祭り見物から戻られたあと、そのミニかまくら
にろうそくを点灯して、当YHもちょっとだけかまくら祭りとなりました。

2月15日(月)

本日、秋田県南での最大の冬祭り、横手のかまくら祭りが始まりました。土曜からプレ
イベントは行われていましたが、本番は今日から。祭り見物に来られたお客様には、今
年もかまくら祭りをそこそこで切り上げて、六郷に行き、同日に行われる「たけうち」
に廻るようにアドバイスしました。かまくら祭りは暗くなってからが本番ですが、夕方
から行われており、時間的に余裕があります。六郷のたけうちは、午後8時から1時間
限定で、行われるのはこの日限り。ちょうど横手を午後7時に出て、六郷に7時半に到
着する路線バスがあります。横手のかまくら祭りは知名度も高く、これを目指して来ら
れるのですが、六郷でも祭りが行われているのをご存知で来る方はまだ少なく、せっか
くこの日に来るのですから、豪快で変わった六郷のたけうちを見ない手はありません。
今年も何名かのお客様には、このルートで動いて頂き、2つの冬祭りを楽しんで頂くこ
とが出来ました。

2月14日(日)

今日は朝、お客様を隣町の六郷まで送っていき、その足で横手のかまくら祭り会場の下
見に行ってきました。かまくら祭りの本番は15、16日の2日ですが、週末がその前後に
あれば、プレかまくら祭りとして、幾つかのかまくらが稼動開始になり、2016年は今日
からスタートです。一昨日辺りから暖かく、昨日から。ということで、六郷の街のかま
くら行事で作られた雪宮にはビニールシートの傘がかかり、横手のかまくらも表面がか
なり崩れたり、雪像は半壊に近い状態になってしまっていました。幾つかのかまくらに
は、スコップで雪を貼り付けて補修する人の姿も見られました。路面には雪がなくて、
観光客には歩き易いかまくら祭りになりそうですが、温度が下がったりすると、特に雪
と路面の境などが滑りやすくなりそうです。明日から雪の予報が出ていますが、どの程
度降るのでしょう。大雪だとまた交通機関等も乱れて、厄介なことになります。程ほど
の降雪を願いましょう。

2月13日(土)

先日から秋田県南の冬祭りシーズンに突入しました。例年だと厳しい雪の中での祭りに
なるのですが、今年は今日、雨の中での祭りになってしまい、雪も少なく、雪像などは
一部とけ出すという状況になっています。今日は角館の火振りかまくらに急遽、お客様
と早めの夕食の後にツアーとなりました。到着が遅くなってしまい、火振り行事自体は
ほぼ終了と言う状況でしたが、最後の花火には間に合い、観光協会の方が花火と火振り
のコラボレーションも見ることが出来ました。その後、どうせだからと、田沢湖芸術村
にある温泉ゆぽぽで立寄り湯となりました。普段、お客様を伴っての温泉ツアーでは、
近場が多いので、ゆぽぽは数年ぶり。火振りの後だったので混んでいるかと思いました
が、そうでもなく、ぬるめの源泉掛け流しの寝湯にゆっくり浸かってしまいました。い
つもだと、雪道での帰路になりますが、今回は路面が出ている走りやすい道での帰宅と
なりました。

2月12日(金)

山形温泉ツアーの2日目、黒沢温泉の次の4湯目は、山形市の北にある大の目温泉、旅
館阿部。山形北ICの近くの住宅地の端にありました。入浴料300円。地下800mの花崗
岩から湧き出るというお湯は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉47.6
℃、pH7.7で、加水、加温、循環、消毒なしの掛け流しで使用。お湯は笹緑色と呼ば
れる色で濁りがあり、薄塩味、金気臭というものでした。浴槽は岩風呂になっていて、
湯船からのお湯の掛け流し口はその岩の間と言うもので、それも味わいのあるもので、
掛け流されるお湯の量もかなりのものでした。その岩は浴槽だけでなく、洗い場にも点
々と置かれていて、後で調べたら、経営者の方が石好きで、建設時に北海道の夕張から
わざわざ運んできたとのこと。ちなみにこちらの温泉、「有頂天」というラーメン店も
併設して経営しています。山形市民の間では、温泉というより、ラーメンの方が知名度
が高いようでした。

2月11日(木)

山形温泉ツアーの2日目は、朝、臥龍、かみのやま(葉山)の寒河江屋旅館と入浴伍し
て、10時半から日帰り入浴が出来る黒沢温泉のゆさに。かつての厚生年金施設ハートビ
アをかみのやま(葉山)の古窯が買収して経営している温泉です。入浴料600円。ナト
リウムー硫酸塩泉で源泉46.6℃、pH6.9のお湯を加水、加温、循環、消毒ありで使用。
建物の5階にあって展望は抜群。設備も立派ですが、お湯は残念ながら消毒臭のするプ
ール状態。お湯にこだわらなければ、空いているし、とてもいい温泉ということになり
そうです。黒沢温泉はピーク時に10ヶ所ほどの温泉施設があったようですが、現在営業
しているのは、数えるほどですし、その内日帰り入浴を受け付けてくれるところは少な
くなっており、ちょっと残念でした。

2月10日(水)

順番がばらばらになっていますが、先日の山形温泉ツアーの続き。2日目は初日の湯疲
れもあって、出発が9時前になってしまいました。最初の温泉は宿から車で5分とかか
らない国道13号線沿いの臥龍温泉。入浴料350円。ナトリウム-硫酸塩泉で源泉54℃、
pH8.2のお湯を加水、消毒あり、加温、消毒なしで使用。無色・無味、芒硝臭の強いお
湯で熱めということもあり、ピリピリ感がはっきりと感じられるいいお湯でした。何で
も東日本大震災の際に設備の一部が壊れて、既存の井戸のすぐ脇に新しい井戸を掘った
とのこと。広めの駐車場が敷地にありますが、いつ行っても車が多く止まっていて、こ
この人気の高さを物語っているようです。次に入浴したのが、昨晩はしごしたかみのや
ま温泉。かみのやまには、湯町、新湯、新丁、十日町、河崎、葉山と地域があり、昨晩
は新湯、十日町の共同浴場に入ったので、昼間、明るい時間に概観の写真撮影をすると
同時に、離れた葉山地区のお湯をということで、寒河江屋旅館で入浴。入浴料450円。
葉山地区の共同源泉で、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉、源泉60.5℃、pH
8.1のお湯を加水、加温、循環、消毒なしの掛け流しで使用。内湯がひとつだけで、無
色透明、石膏臭のするお湯が溢れていました。湯船のお湯は激熱の45℃ほどあり、蛇口
から自分で加水して、蛇口下だけ入れるようにして、そこからお湯に慣れて、熱めの場
所に進攻するといった状況。でもお湯は非常にいいもので、共同浴場よりも落ち着いて
入ることが出来ました。建物等の設備については、かなりの老朽化が目立ちますので、
万人向けの温泉とは云えないようです。入浴前後で2時間ほどかみのやま温泉の温泉施
設の写真撮影を行いました。

2月9日(火)

昨日の小安峡温泉のあと、湯休めも含めて、地元大仙市まで戻り、残っていた未入浴温
泉、南外の湯の神温泉、神湯館を目指しました。以前は入浴料100円で、朝から夜まで
入浴出来たのですが、隣の恵泉荘がなくなってから入浴時間が午後3時から8時までと
短時間になり、なかなか入るチャンスがなかった場所です。小安峡のあとだったので到
着が6時頃になり、丁度いい時間でした。入浴料は150円。ナトリウム・カルシウム-塩
化物硫酸塩泉で源泉43℃、pH8.4の弱アルカリ泉を加温、消毒あり、加水、循環なしで
使用。決して綺麗とはいえない脱衣所の奥に、浴室があり、浴槽一つ、シャワーはなく
蛇口だけで、それも水だけ。浴槽のお湯は薄っすらと黄色で無臭のお湯はかなりのキシ
キシ感のあるもので、お湯は良さそうでした。でも前の入浴客の使ったシャンプーの匂
いがこもっていて、貸切状態で入浴出来たものの、印象としてはちょっと残念なもので
した。地域の方の銭湯代わりになっている施設ですので、こういうのも致し方ありませ
ん。安価で入れる貴重な施設ですので、長く残って欲しいものです。

2月8日(月)

今年は引き続き降雪もそんなに多くははりませんが、それでも峠道は朝晩、凍結や積雪
があるようで、県外ツアーを計画したものの挫折しており、今回は近場の未入湯温泉に
方向転換しました。最初に目指したのは、雪深い湯沢の奥地、小安峡温泉。着いてみる
と思ったより路面の雪も少なく、一番奥、奥小安の阿部旅館が今日の1湯目となりまし
た。前回ここに来たのは5年以上前で、状況更新の要がありました。入浴料400円。単
純温泉で源泉92℃、加水あり、内風呂のみ循環あり、消毒なしで使用。浴室には内湯1
露天2あり、露天は循環なしとのこと。雪見露天風呂でロケーションは抜群でしたが、
冬の割に湯船の温度が低く、せっかく熱めの源泉なのに、どうして?と思うほど。なか
なか暖まらなかったので早々に出て、小安峡で2湯目、元湯くらぶに。入浴料540円。
こちらも単純温泉で、源泉80.6℃、pH8.1のお湯を加温なし、加水、循環、消毒ありで
使用。内湯は湯船一つ、内湯を越える形で露天が一つ。内湯は消毒臭あり、無色、無味
のお湯で、露天は同じお湯でも、消毒臭が薄まり、まだましでした。キリリと熱め、43
℃程のお湯で阿部旅館で暖まらなかった分、じっくり入浴してしまいました。次に未入
浴の施設をあたりましたが、お湯が入っていなかったりして、入浴できずで、小安峡温
泉は2湯にて終了となりました。

2月7日(日)

先日の山形温泉ツアーの初日の夜の部。かみのやま温泉の下大湯共同浴場に入浴後、次
の共同浴場として二日町共同浴場を探し当てました。こちらは専用駐車場が少し歩いた
場所にありました。入浴料150円。お湯は下大湯と同じものです。浴室の設備は近代的
なものになっていて、違和感はありませんでしたが、お湯は消毒臭のあるもので、聞い
たら、加水も循環もありとのこと。地元の方が使う分には、それでも全然良いのでしょ
うが、下大湯の後ということもあり、少しがっかり感が残りました。夜の湯3湯目は、
新湯共同浴場。新湯地区と言う近代的な大規模宿泊施設のある地域にある共同浴場で、
路地裏にひっそりとある感じ。入浴料150円。お湯は共同管理のため、ここも先の2つ
の共同浴場と同じもので、ここでは加水のみあり、加温、循環、消毒なしで使用。浴室
中央に円形の浴槽があり、脱衣所から浴室までここは昔ながらの共同浴場の風情がある
し、遅い時間で少しの間、貸切状態で入浴出来たし、少しの間入浴客がいなかったよう
で、お湯につかると、一斉に浴槽からお湯が零れ落ち、とても贅沢な気分で入浴できま
した。山形温泉ツアーの初日は、これで打ち止め。昼の部4つ、夜の部3つの7湯に入
ることが出来ました。

2月6日(土)

先日の山形温泉ツアーの初日。4湯入浴して、宿で休憩を取った後、午後7時過ぎから
再度出動しました。夜遅くまで開いている温泉が多くあるのは、大助かりです。その中
で選んだのは、山形市から車で20分ほどのかみのやま温泉郷の共同浴場巡りでした。か
みのやま温泉には7ヶ所の共同浴場があり、夜10時まで入浴可能とのこと。ザクッとし
た地図で最初に辿り着いたのが、下大湯共同浴場。運良く、浴場のすぐ前に公共の駐車
場がありました。入浴料150円。7ヶ所の共同浴場の中で一番大きな施設で、レトロ感
もあって観光名所にもなっているのでしょうが、到着が夜8時過ぎと言うこともあり、
利用者はほとんどいませんでした。ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で源泉
64.3℃、pH7.9のお湯を加水のみあり、加温、循環、消毒なしで掛け流しで使用。無色
透明、無味、微妙な芒硝臭のある熱めのお湯が溢れ、昔ながらの共同浴場で気持ちよく
入浴となりました。共同浴場ですので、桶はありましたが、シャンプー、石鹸はなく、
蛇口、シャワーもありません。湯浴みがメインの温泉ということのようです。シーズン
だと入浴客も多いだろうなとか、いろいろ思いをめぐらせながら、のんびりしてしまい
ました。

2月5日(金)

先日の山形温泉ツアーで宿泊施設として選んだのは、飯田温泉旅館。山県市内にあり、
国道13号線からすぐの場所でわかりやすく、駐車場も広く、無料。更に掛け流しの温泉
があり、入浴リストにも入っていた場所です。料金も素泊まり税込5,010円とほぼ予算
の範囲内。出来るだけ安く上げようと思って、事前に色々調べたのですが、さすがに県
庁所在地。安いビジネスホテルはありますが、駐車場代は別で、一回500円とか750円か
かってしまいます。夜に出入りすることを考えると、駐車場代がかからないことも選択
理由の一つとなりました。山形に到着した後に、八百坊、百目鬼、沼木(辻が花)の3
湯に一気に入浴し、午後5時過ぎにチェックインとなりました。勢いで初日4湯目とし
て飯田温泉にも入浴。入浴料300円(宿泊者は無料)。ナトリウムー硫酸塩泉で源泉46
℃、pH7.9のお湯を加水、加温、循環、消毒なしの掛け流しで使用。薄黄色、芒硝臭、
のお湯で掛け流しの量もかなりのもので、4ヶ所目ですが、気持ちよく入浴。その後、
部屋で2時間ほど休憩となりました。早い時間でしたが、暖まったことと、湯疲れから
敷かれていた布団に潜り込んだら、気を失ったように熟睡となりました。

2月4日(木)

先月後半に、「いわて日帰り温泉2016版(通称・温泉本)」が新発売になったとのこと
なので、今日は仙岩峠を越えて盛岡まで温泉本の調達に出向きました。先日山形に行っ
た時には、初めて山形県版の温泉本が発売されたものの、昨年10月のことで、既に完売
状態とのことでした。岩手の温泉本は、峠を越えた雫石のコンビニでゲット。ほっと一
安心です。盛岡南イオンに立ち寄り、矢巾町の温泉施設を目指す途中、偶然、岩手に行
ったら立ち寄りたかった「福田パン」という地元では超有名な店がありました。車を駐
車場に止めると、引っ切り無しにお客さんが出入りしていました。盛岡の学校の学食な
どで販売されていたり、直営店では、大きなコッペパンに、注文で具を入れてくれると
いうもの。中に入ると、数十種類のメニューが並んでいて、その場で具を挟んでくれま
す。カウンター前には外販用の袋入りのものありましたので、そこからも物色して翌日
の朝食用のつもりで、ついつい4つも買ってしまいました。パンはかなり大きめでしっ
かりとした食べ応えのあるもので、中のものも菓子パンのように形ばかりと言うもので
はなくたっぷりと塗られており、とても美味しく、食べた気のするものでした。安いも
のでも139円と菓子パンなどと比べると少し高く感じますが、それなりの価値はあると
思いました。

2月3日(水)

昨日、海沿いの本荘方面を目指したのは、サンねむ温泉とはまなす温泉ということもあ
りましたが、もう一つ、ネットで評価が高い本荘のラーメン店で食事すると言うことが
ありました。国道7号線沿い、イオンのすぐ近くの「麺響・松韻(しょういん)」。店
舗は予想外に新しく、後で調べたら2012年の開業とのこと。メニューは中華そばの「あ
っさり」か「こってり」の2種類のみで「こってりの大」(750円)を注文。目の前で
調理しているので、ついつい見ていたら、大盛の魚粉に少し驚きました。出てきたラー
メンを頂くと、たっぷりの魚粉が前面に出たもので、麺は最近多いポキポキ系のもの。
横手や本荘ではまだ珍しいようですが、仙北地域では、大曲・十郎兵衛や角館・伊藤、
美郷・にぼすけなどである流行のもの。嫌いではありませんので、もちろん美味しく頂
きました。好き嫌いの分かれるラーメンで、好きな方には病みつきになるもの、俗に云
う「麻薬系」ラーメンで、当然のことながら、午後のゲップはすべて魚粉交じりのもの
でした。店主は同世代で脱サラ組のようでしたので、是非ブームに終わらず、長続きし
て欲しいものです。

2月2日(火)

週末の雪も落ち着き、道路の雪もほぼなくなったので、今日は思い切って海側の温泉巡
りとなりました。目指した温泉は、昨2015年4月に改装したというサンねむ温泉(旧サ
ン・ねむの木)です。入浴料350円。単純硫黄玲鉱泉で源泉14.6℃、pH7.9のお湯を加
水、加温、循環、消毒ありで使用。かつての3階にある展望風呂は午前中のみ入浴可能
で、到着時の午後には新しく出来た1階の風呂を使わせて貰いましたが、お湯は3階と
同じもの。でも、こちらは湯口から冷たい源泉がそのままで常時出ており、循環で加温
されたお湯が湯船の中から出ている構造になっています。浴室内でも消毒臭はほとんど
感じられず、湯口の源泉からは、しっかりとたまご臭が匂い、本日の目的であったお湯
の再確認が思わず出来てしまいました。帰りに時間が余ったので、近くの公共の温泉施
設はまなすで、アブラ臭と塩辛いお湯を楽しんで帰ってきました。さんねむ温泉は、前
回の入浴時より大きく評価を上げました。

2月1日(月)

先日の山形温泉ツアーでは、初日の昼間に4湯入りました。その最初の温泉は国道13号
沿いにある八百坊温泉でした。入浴料550円。浴室には岩風呂が2つ。ナトリウム−硫
酸塩・塩化物泉で源泉49.1℃、pH8.5のアルカリ泉を加水、加温、循環、消毒なしの
掛け流しで使用。無臭でほぼ無味、茶褐色透明のお湯で、浴槽だけでなく蛇口も温泉を
使用となっていました。最初の温泉としては、とてもいいお湯でこれだけでもわざわざ
山形に来た甲斐がありました。2湯目に選んだのは、真っ先に入りたかった評判の温泉
百目鬼温泉。八百坊温泉から車で20分ほどの田んぼの中にありました。入浴料300円。
ナトリウム-塩化物泉で源泉54.8℃、pH7.5、残留物11.8g/kgのガッツリしたお湯を
加水、加温、循環、消毒なしの掛流しで使用。薄白濁で鉄臭、塩味の効いたお湯の内風
呂もまずまずでしたが、広がる雪で白い田園の先に蔵王山が見える露天は、ご機嫌でし
た。でも表示にも高濃度の成分で入浴は3分とあるように、入りすぎると間違いなくヘ
ロヘロになる塩化物泉なので、ほどほどで撤収。時間的、体力的余裕があれば、ゆっく
り入っていたい温泉でした。

1月31日(日)

1月も終わりになり、雪国秋田では、本来一番、雪が多い時期となりました。以前から
も書いているように、多い年では今の時期、150cmを越える積雪があるものですが、今
年は70cm前後をウロウロしており、雪かきも少なくて助かっています。気象予報会社で
は早くも2016年の桜の開花予想を発表し始めています。東北地方での開花はまだ、出て
いませんが、関東から西の暖かい地域では、今年の桜は全般的に平年並みか遅めとの予
報となっているようです。確かに統計来初めて沖縄に雪が降ったりしていますので、寒
いようですが、こちら東北は全般的に平年よりも暖かいと感じられることが多いようで
すし、どうもその予想は当てはまらず、むしろこのままだと平年よりも桜が咲くのは、
早くなるような気がしています。ちなみに角館の桜の指標となる青森市の平年の開花は
4月24日、秋田市は4月18日となっています。昨年は雪も少なく、角館の桜の開花は平
年より10日はやい4月14日でした。今年はどうなるのでしょうか。不安でもあり、楽し
みでもあります。

1月30日(土)

今日は、午前中にこの時期の当地域の伝統行事、梵天が当YHにも厄払いで立ち寄って
頂きました。秋田市、大仙市、横手市の一部の地域で行われているこの行事。その年に
厄年の42歳の男たちが地域の神社に梵天という昔の火消しの「マトイ」のようなものを
神社に奉納する行事で、最大のものは2月17日に横手市の旭岡山神社で行われるものが
あり、またその前日にはかまくら祭り会場で、その年の梵天の出来を競う梵天コンテス
トが開催されます。前年の梵天奉納が終わると、次の年の方々の準備が始まり、1年掛
けて梵天作成から用意をするため、こちらではその際に同窓会になるそうです。人生で
一度だけの行事と言うこともあり、都会に移り住んだ方も、この時とばかりは戻ってき
て参加する方もいるとのことですが、ここ数年来られるのは、10人以下と少人数となっ
てしまっています。伝統行事はいいものですが、やる方としては残していくことは大変
なことのようです。

1月29日(金)

山形温泉ツアーの3日目。さすがに週末接近で今日は秋田に戻る必要があるため、午前
中勝負。朝7時前に宿をチェックアウトして、最初に目指したのは、天童市の雄物川温
泉・ゆぴあ。昨日も感じましたが、山形の温泉は朝早くから入浴客が多くて、びっくり
です。2湯目は帰ることも考えて、北上して東根温泉に。施設概観の写真撮影を兼ねて
街を走り、沖の湯公衆浴場、巽の湯公衆浴場と2湯で入浴して、10時前に温泉廻りを終
了しました。峠道で路面に雪があると精神的に運転に集中が必要なため、早めに湯巡り
を切り上げ、時間的にも日中の気温が上がる時間に峠を通過できるようにしましたが、
心配は無用で、路面は乾燥状態。順調に走ることが出来て、13時過ぎには横手に到着と
なってしまい、秋田県内で昼食となりました。結局、2泊3日の温泉ツアーで、入浴で
きたのは19湯となりました。これで山形県での入浴は75湯まで増えて、今年の目的であ
る100湯達成が見えてきました。

1月28日(木)

山形温泉ツアーの2日目は、宿近くの臥龍温泉からスタート。次は上山温泉に行き、上
山葉山温泉の寒河江屋旅館で入浴の後、上山温泉の各施設の外観の写真撮影を1時間ほ
ど行って、黒沢温泉・ゆさに。昼食後、山形市北部の大の目温泉・旅館安部、成安温泉
いきいきの郷と5つの温泉で入浴して、午後3時過ぎに一旦宿に戻り休息。初日同様、
6時過ぎに宿を再び出て、夜の部スタート。出発が早かったので予定になかった蔵王の
手前、うわの温泉・天神乃湯に入浴後、上山で湯町の湯共同浴場、新丁・下の湯共同浴
場、中の湯共同浴場・能閑の湯と4湯をはしごし、最後の葉山共同浴場・寿の湯まで行
ったら時間切れで最後に入浴できず、2日目は9湯で打ち止めとなりました。マニアの
方の中には一日に15も20も入る方がいるようですが、時間的なこともそうですが、体力
的にどんな体をしているのだろうかと、不思議に思ってしまいました。慣れていない宿
での就寝も、あっという間でした。

1月27日(水)

今日は意を決して、山形市までの温泉ツアーを強行。当YHから山形市までは、通常時
には車で4時間ほど。途中雪道を想定して5時間かかるかと事前に見積もりました。朝
10時に出発して、途中雪道や降雪もありましたが、予想を遥かに下回り、午後2時過ぎ
には山形市に辿り着くことが出きました。持参した温泉リストの中から、国道13号線に
一番近い八百坊温泉を皮切りに、百目鬼温泉、沼木温泉・辻が花と入浴して、宿泊先に
予約した飯田温泉に到着。チェックインのあと、とりあえずここも入浴して日中は4湯
で休憩。夜7時に宿を再び出て、夜の部スタート。遅くまで開いている温泉施設として
選んだのは、車で20分ほどの上山温泉の共同浴場。到着して下大湯、二日町共同浴場、
新湯共同浴場・澤の湯と3つはしごしてタイムアップ。11時に宿に戻り、温泉ツアー初
日は7湯で打ち止めとなりました。各温泉施設の詳細は、後日改めて。

1月26日(火)

お客様がほとんどないこの時期、例年だと雪の面倒を見なくてはならないのですが、今
年は先日、屋根の雪下ろしも出来たし、国道の状況も特に日中はほとんど雪がなさそう
なことがわかり、いっそ泊まりで出掛けてみようかと思い始めました。まずは場所選び
です。日帰りで行ける所なら、お客様がいる時期でも行けるので、その少し先として、
青森か山形の温泉めぐりかなと。とは言えまだ降雪時ど真ん中で、雪の少ないところが
望ましいようです。峠も青森だと、2つも3つも越える必要があり、山形に決定。問題
は宿泊先。今回は朝から晩まで温泉巡りの予定で、途中宿で仮眠も考えられるので、Y
Hというわけにはいきません。また値段が高いところももちろんダメ。岩手の鉛温泉の
ように格安湯治プランがあればいいのですが、目指す山形市周辺にはありません。最終
的な宿の確保は、無事に県境が越えられて、山形市まで辿り着いたら、当日飛込みでお
願いすることにして、5千円以下の宿りストを作り、持って行くことにしました。果た
して今回の温泉ツアーでは幾つ廻れる事かと、楽しみになってきました。

1月25日(月)

昨日の昼食時に出掛けた大曲の街中のイベントは「日曜土屋館(どやだて)わいわい広
場」というもので毎月第4日曜に開催されているものです。東日本大震災の復興支援と
いう面を打ち出しており、ゆりあげ港朝市・買って応援市!という副題がついているも
のです。今回出ていた屋台は、大曲のカレー旨麺や横手焼きそば、地元同志のラーメン
屋台のほか、漬物直売やオランダ焼きの販売、あとはゆりあげ港朝市の出張販売で、大
曲ではあまり見られない珍しい海産物なども並んでいました。中でもミンク鯨の輪切り
は目を引くものでした。結局、軽めの昼食でカレー旨麺と横手焼きそばを頂きました。
街中のイベントなので、いつも問題は駐車場となりますが、大晦日に利用した大曲ヒカ
リエの駐車場が2時間無料となっているので、そちらを利用させてもらいました。イベ
ントといっても町内会の祭り程度ですので、駐車場はガラガラでした。

1月24日(日)

昨日到着の同級生は、他のお客様の出発前から動き出して、先日手を付けた駐輪場隣の
雪山の取り壊し作業を手伝ってくれました。一人では時間がかかる作業も手が4本にな
ればあっという間で、30分程で山の残りもなくなってしまいました。崩して足元に均し
た雪は、消雪パイプの水の威力で明日にはなくなることでしょう。ついでにと毎年数回
雪寄せを行う玄関脇のプロパン前も綺麗に雪を撤去してくれてしまい、こちらは大変、
恐縮してしまいました。その後、午後の新幹線ということだったので、丁度今日、大曲
の街中で開催されていたイベント会場で軽食を取り、秋田市雄和の日帰り温泉施設ユア
シスまで遠出の温泉巡りとなりました。ここを選んだのはお湯の良さと、昨日は水沢の
硫黄泉でしたので、今日は茶褐色の食塩泉がいいかなということで、でした。道中、雪
道で運転が心配でしたが、特に国道は凍結防止剤の散布の効果は絶大で、国道13号線も
帰路の国道105号線も峠でも路面に雪がなく、むしろ拍子抜けでした。同級生は懸念さ
れていた遅延もなく運行されていた午後の新幹線で帰りました。今回は大助かりとなり
ました。

1月23日(土)

本日は、昨年11月にも遊びに来てくれた高校時代の同級生が雪の中、再び来てくれまし
た。今回の目的は、屋根の雪下ろしを体験したいとのことでしたので、到着早々に屋根
の上の人となって頂きました。10日ほど前に雪下ろしをして、その後大雪にはならなか
ったので、平地で30cmほどと、普段なら屋根には上がりませんが、初心者の体験には程
よい雪の量でした。2人の作業で1時間半ほど。下ろした雪の処理も30分もかからずに
駐車場が開通となりました。作業後は、いつものラーメン店で昼食をとった後、田沢湖
の水沢温泉まで一気に車で走り、日帰り入浴施設の露天風呂・水沢温泉で汗を流しまし
た。今回の屋根の雪下ろしで、また一週間ほどはなにもしなくとも良さそうな状況にな
りました。同級生には感謝です。

1月22日(金)

秋田県南の冬祭りの最後は、大仙市の山沿いの温泉施設、奥羽山荘で2月20日に開催さ
れる太田の火祭りです。西木の紙風船上げと同様に紙風船を打ち上げるほか、10m近い
ワラの搭に火をつける祭りです。西木の紙風船上げではアクセスに難があるものの、こ
ちらの火祭りは、まだ地域の祭りに近く、公共交通機関でのアクセスは難しいですが、
車でのアクセスは比較的容易です。また同じ日に旧仙北町の払田柵跡で開催される払田
柵の冬祭りは、日暮れ前に平安時代の復元門前の広場にスノーキャンドルを並べるもの
で、日暮れ時にはその眺めは幻想的なものです。払田柵の冬祭りから太田の火祭りへと
車であればはしごも可能です。いずれも地元の祭りですので、駐車場も比較的空きがあ
るかと思います。今までご紹介した県南の冬祭りの他に、男鹿半島では、なまはげ柴灯
祭り(2/12〜14)、鷹巣もちっこ市(2/13〜14)、大館アメッコ市(2/13〜14)などの
祭りがありますし、隣県では弘前城雪灯篭祭り(2/11〜14)、新庄雪祭り(2/13〜14)
奥州市・黒石寺蘇民祭(2/14)、八戸えんぶり(2/17〜20)なども行われますので、う
まいこと計画を立てて、冬祭りを楽しみ来て下さい。

1月21日(木)

横手のかまくら祭りと日を同じくして開催されるのが、隣町六郷のたけうちです。これ
はその前から六郷で行われている「かまくら行事」の締めくくりとなるイベントで、15
日に行われます。街を二分して、それぞれが長さ5mほどの竹の棒で叩き合うと言う県
南では一番荒っぽい祭りです。ちゃんと決められた格好をすれば参加も可能ですが、一
般の人は観ている方が無難です。たけうちの間には中央に積み上げられたものに火をつ
け、どんど焼きが行われます。また花火も打ち上げられます。奇祭ですが、まだ見物客
もそう多くはなく、うまくいけば特等席で見ることが出来ます。街の方は、朝からたけ
うち準備のため出来上がっており、街での日本酒の消費量が一番上がる日です。事前に
ご相談頂ければ、たけうち終了後、車で迎えに行くことも可能です。

1月20日(水)

先週に屋根の雪下ろしを行い、その後も降雪はあるもののとける量が同様にあるため、
積雪量は大きくは増えず、日常の雪かきの重労働から開放されています。それでも溜ま
る処には溜まってしまいます。駐輪場奥の雪山が屋根とつながって、次の週末の大雪予
報には少し問題がありそうだったので、本日、この雪山の処理を少々行いました。まだ
雪はこれからが本番ですし、落ちる部分だけが確保されればいいので、すべてをなくす
必要はなく、気持ちも楽ですし、程ほどのところで作業終了としました。今年は陽が出
る時間も結構あり、また道路の除雪作業も作業回数が少なくて済んでいるため、予算消
化で念が入っていて、路面が出る機会が多く、買い物に出るにも大助かりです。

1月19日(火)

甘味とは少し異なりますが、以前ご紹介したバナナボート同様、パンのカテゴリーに入
りますが、秋田では人気があるものの、県を出ると知る人が多くないものがまだありま
す。その代表格が秋田のローカルパンメーカー、たけや製パンが販売する「学生調理パ
ン」(140円前後)です。ナポリタンやコールスロー、魚肉ソーセージフライを挟んだ
総菜パンで決して珍しいものではありません。でもこの商品は、昭和61年(1986)にある
高校の売店に試作品として提示したものを誤って販売してしまったが、生徒の間で大評
判になり、間もなく大量の注文が入るや"あおられる形"で製品化に至ったという曰くつ
きのものです。このため名前は「学生から火がついたから」ということで付けられたも
ので、知らないと何処かの学生が作っているように考えがちですが、決して学生が調理
しているわけではありません。県内の主要スーパーなどで購入できます。

1月18日(月)

秋田県南の冬祭りで最大規模を誇るのが横手のかまくら祭りです。基本的に2月15〜17
日に開催されますが、近年、観光客誘致を図るため、前後に週末があれば、そこもプレ
かまくら祭りとして、一部の会場を開放しています。今年は15日が月曜なので、14日に
はプレイベントが開催される予定です。街中の祭り会場、数ヶ所に分散して、約100個
の大型かまくらが作られ、南小学校や蛇の崎川河川敷には数百個のミニかまくらが作ら
れます。夕方には大型かまくらには地元の子供たちが入り、甘酒などで接待してくれ、
ミニかまくらにはろうそくが入れられます。数ヶ所に分散された会場の間は、無料循環
バスが10分間隔程度で運行され、市内の駐車場も広くありませんので、郊外の駐車場と
の間にもシャトルバスが走る予定ですので、車でも鉄道でも祭り見物するには不便は少
ないと思います。ただ寒いのと、足元が多くの人が雪を踏み固めるので、舗道がアイス
バーンになりますので、歩き易い用意をしてくることをお勧めします。また祭り期間中
は駅前会場やかまくら館近くの会場で屋台が出ますし、元々夜の祭りですので、当YH
で夕食をとるよりも、会場周辺で何か地元のものなどを食べることを来られるお客様に
は、お勧めしています。

1月17日(日)

角館の火振りかまくらが始まると、秋田県南の冬祭りも本番になります。次に開催され
るのは湯沢の犬っこ祭りです。2016年は13〜14日に湯沢駅から徒歩5分ほどの湯沢中央
公園を主会場として行われます。犬や社の雪像が幾つか作られるもので、かつて佐竹南
家が湯沢を治めていた頃、近くの盗賊を犬が退治してくれたということを感謝して始ま
ったとも云われるもので、雪像だけでなく、米粉で小さな犬の人形を大量に作るのもこ
の祭りの特徴の一つです。同時に夜には花火があがったり、湯沢市内にある爛漫(秋田
銘醸)や福小町(木村酒造)が事前予約不要で酒蔵開放を行ったりと、湯沢の街全体で
祭り状態となります。屋台や地元品の直売コーナーも出来ますので、祭りだけでなく、
秋田の郷土料理なども味わえそうです。駅から近いので、車で行くより、鉄道で出掛け
た方が便利かもしれません。

1月16日(土)

今日は買い物のついでに角館まで甘味探求ツアーとなりました。道路状況が少し不安で
したが、一本入ると雪は残っていましたが、国道は路面も出ていて普通に運転できまし
た。最初に入ったのは、中仙のイオン。ここには以前購入して好評だった酒蔵秀よしの
「酒粕」を使用した「酒ようかん」が山積みでおいてありました。次に向かったのは角
館の地元スーパーのタカヤナギ。地元甘味処の和菓子がばら売りでいろいろあり、神岡
の武藤菓子店の俵あげまんが山積みで売られていたりもしました。その後、武家屋敷通
りの一本奥にある和菓子舗「福進堂」で目当ての金柑まんじゅう(100円)を見つけま
した。丸ごと一つ金柑の甘露煮が入ったまんじゅうで、武家屋敷を見ながら食べるには
とても味があるものでした。これはこの店限定での販売。桧木内川堤の桜は、まだ雪の
中でした。

1月15日(金)

昨日は屋根の雪下ろしを知人に手伝って貰いましたので、その後、そのお礼を兼ねて昼
食に。汗をかいたので、米飯よりも汁物ということで、ラーメンの新規開拓。大曲のボ
ーリング場の近くにひっそりとある「中華そばde小松」。看板はあるものの暖簾が出て
おらず、やっているの?と思いましたが、隣の窓に「OPEN」の表示。入ってみるとカウ
ンターとテーブル合わせても10席もない小さな店。頼んだのは正油中華そば(680円)
と坦々麺(780円)。出てきたものは、深い丼に入ったもので、少なめかなと思いまし
たが、サッパリ感とコッテリ感がいい感じで合わさって、汗かきの後ということもあり
とても美味しく頂きました。事前調べをしないで行ったことと、注文が店に入ってすぐ
に券売機で購入する必要があるため、何にしようか考える時間もなかったため、是非次
には別なメニューも試してみたいと思いました。

1月14日(木)

例年ですと、12月に数度、一月には多いと週に一度、屋根の雪下ろしをするのですが、
今年はそれほどではなかったので、まだやっていませんでした。でもそろそろ体慣らし
も必要だし、週末には大雪の予報が出ていますので、その後では否が応でもやらなくて
はならなくなります。時間的、気持ち的余裕のある本日、予防的に今年初めての屋根の
雪下ろしを行いました。平地で積雪50cmほどでしたので、2時間ほどで屋根から落とす
作業は終わりました。一時雪の舞う時間もありましたが、陽があたると暑く、上着を必
要としないほどでした。いつもなら苦労する落としたあとの雪の処理も、雪が固まって
いなかったので、30分程で駐車場も開通し、一息つくことができました。これで大雪が
少し続いても、のんびりしていられそうです。

1月13日(水)

紙風船上げの次に行われる県南の冬祭りは、角館の「火振りかまくら」です。13日には
武家屋敷通りの隣、桧木内川沿いの大駐車場で観光客向けに行われます。これは炭を入
れていた藁籠に火をつけて、自分の周りで振り回すものです。田畑の害虫や厄を落とす
と云われていますが、同時に自分の厄も落とすことになるようです。当日、有料で飛び
込み参加も可能で、体験した人だけが、その強烈な迫力と轟音を知ることが出来ますの
で、見ているだけでなく、是非体験してみてください。早い時間なら駐車場にも余裕が
あることが多いようですし、祭りの後半には桧木内川の河川敷から花火も打ち上げられ
て、火振りとの競演となります。同時にひっそりとした雪化粧した夜の角館の武家屋敷
通りも散策してみると、観光客が多い時とはまた一味違う角館を見ることが出来ます。
14日には各自治会で行われますので、観光客が見るのには不向きです。是非13日に来て
下さい。

1月12日(火)

今日も一日雪が降り続き、この時期らしい天候になっていましたが、引き続き、降った
分とほぼ見合う量がとけているようで、積雪量としては、急増するまでには至っていま
せん。さて、来月2月の秋田県南で行われる冬祭りの2番目は、刈和野の大綱引きと同
じ日に開催される仙北市西木地域での「紙風船上げ」です。大きさ10mにもなる手作り
の紙風船に熱源をつけて、熱気球の仕組みで空に打ち上げる紙風船の姿は、とても綺麗
なものです。台湾やベトナムでも同様の祭りがありますが、アジア地域で行われるのは
大きさ30cmほどのもの。これらの祭りは、世界の「行ってみたい祭り」ランキングに入
っていますが、大きさから云えば、遥かに壮大な西木の紙風船上げです。問題はアクセ
ス面。車では国道105号線が一本道でありますが、慣れていない観光バスなども来るこ
とや、駐車場がほとんどないため、現地は大混乱になり、辿り着けない人も出るほど。
秋田内陸縦貫鉄道の桧木内駅から徒歩数分の場所ですし、角館から臨時便も出る予定で
すので、行かれるなら鉄道をお勧めします。寒さもあり、見るのは苦労するかと思いま
すが、その分、見た時の感動は大きくなります。

1月11日(月)

昨晩から雪に加えて風も強くなり、外はブリザード状態になりました。朝、車の上には
10cm強の積雪で、横手の観測所では、朝7時で50cmの積雪となりました。ここ数日、雪
は降るものの、とけてしまうのもかなりの量があり、積雪量では「まだ、そんなもん」
という感じで、多い年では1mを超える時期ですので、少なく感じます。過去のデータ
を見てみると、今年は過去、雪の少なかった2008年や2010年と同じようなペースで、そ
の時の最大積雪は08年で125cm(2/28)、10年は110cm(2/6)と想定の150cmを下回る積
雪で終わっています。そう考えると、今年もその程度で済んでくれれば、体力やお金の
面で大助かりとなります。去年はこの時期で降雪もほぼ終わり、屋根の上から開放され
ましたので、一昨年まで5年連続で大雪だったことを考えると、今年も少なくって済む
のかとで楽観的になりたい気分です。ただ、雪が降っていると、ついつい外出する気分
が殺がれてしまい、お客様の少ない時期に家にいるのも勿体無い気分にもなってしまい
ます。

1月10日(日)

3連休中日ですが、閑散期に入ってお客様も少ないし、雪で外出することも減ってネタ
も切れてきたこともありますので、1ヵ月後に開催される秋田の冬祭りを少しずつご紹
介していきましょう。秋田県南では2月中旬、旧正月の時期に多くの冬祭りが開催され
ます。雪の深い秋田ですので、この冬祭りシーズンは貴重な観光客が来て頂ける時期。
でも、まだまだ知名度が高くない祭りも多くあり、来て頂ければ、楽しんで頂けること
は間違いないでしょう。冬祭りの最初は、毎年2月10日に行われる刈和野の大綱引き。
室町地代から500年以上続いており、国の重要無形民俗文化財にも指定されている祭り
で、刈和野の街中で長さ約100m、太さ80cmの大綱を5000人以上の人が一斉に引くと言
う日本でも最大級の綱引きです。この祭りは飛び入り参加は大歓迎で、駐車場も刈和野
地域で多く用意されているし、駅からも歩けますので、アクセスも比較的容易です。綱
引きは1回限りですが、決着が付かないと20分以上も続くことがあります。

1月9日(土)

今年最初の3連休が始まりましたが、例年、この3連休は大雪になることが多く、更に
年末年始に帰省などの旅行をしたことや、お年玉などで多大な出費を強いられたり、学
生は成人式や試験の準備などで忙しいようで、当YHに旅行に来られる方はほとんど見
られません。今年はこれまで、雪も大したことがありませんでしたが、この連休は断続
的に雪の予報が出ており、今日は空いた時間で、積もった雪が落ちる場所を確保するた
め少し積み上がっていた雪を、これからのウオーミングアップも兼ねて崩しました。大
した量ではありませんし、朝から消雪パイプでとかしていたこともあり、汗をかく前に
終わってしまいました。さて昨日の秋田市甘味捜索隊では、秋田駅近くの秋田市民市場
にも行ってみました。目的の甘味はそんなになく、遅い時間だったので魚売り場も鮮魚
は終了し、秋田県民大好物、筋子やたらこなどの魚卵のオンパレードでした。野菜売場
では、早くもふきのとう(ばっけ)やたらの芽も出ていました。

1月8日(金)

昨日の湯沢甘味捜索隊に続き、今日は秋田市まで足を伸ばしてみました。秋田市にも独
特の甘味がありますが、本日の目的は、県観光物産センターや駅ビル、市民市場などの
場所で秋田県の甘味を広く浅く探すこと。最初に行ったのは、駅から少し離れた千秋公
園の向かい、アトリオンの地下一階にあるあきた県産品プラザ。ここには県内の有名名
品が多く取り揃えられています。ここで事前に作ったリストの中から見つけられたのは
大館名物の「明けがらす」と同じく大館で有名な「煉屋バナナ」。他にも新たにリスト
に加えるか迷ってしまう秋田蕗を煉りこんだ「蕗羊羹」やいぶりがっこを加工したり、
加えたりしたまんじゅうやいぶりチップスなどもあり、すべてを購入するわけにはいき
ませんでしたが、幾つかのものは試食のため購入してきました。この県産品プラザは、
いつ来てもガラガラ。駅から徒歩10分以上かかる上に地下にあるし、駐車場は有料で大
型バスには不向きということもあり、どういう人が来るのか疑ってしまう立地条件。そ
れでも続いているのは、お役所と県最大の銀行が関係しているからなのでしょうか。

1月7日(木)

今日は空いた時間に湯沢まで出向きました。本日の目的地は湯沢駅からすぐの商店街に
ある高市果物店。果物店といっても果物は置いておらず、それでも地元では超有名な店
です。主に今川焼系のおやつですが、普通のものの他に、一部で有名になったオランダ
焼き(100円)を主力として、怪しげなものが多く揃えています。まんじゅうの天ぷら
「まんじゅう天(100円)」、バナナの天ぷら「バナナ天(60円)」、更にはたい焼き
の中身がお好み焼きという「お好みたい焼き(150円)」と甘味とは云い難いものばか
り。駐車場はなく、店の前に路上駐車が日常化していますが、引っ切り無しに車が止ま
っていたのは、人気の証なのでしょう。

1月6日(水)

昨年12月8日にリクルートが発表した「じゃらん人気温泉地ランキング2016」で乳頭
温泉郷が全国総合ランキングで東北の温泉地で初の10位(前年13位)にランクイン、中
でも「全国あこがれ温泉地ランキング」では2位(前年は3位)になったそうです。ち
なみに総合1位は10年連続で箱根温泉、続いて、草津、湯布院、別府、登別とのこと。
5位までの顔ぶれは5年間変わらずのこと。乳頭温泉がランクアップしていることは非
常にうれしいことですし、東北の温泉地の多くがランクアップしているとのことです。
でも、素直に喜べないのが、その要因として、全国あこがれ温泉地ランキングの貢献が
高く、すなわちまだ「行ったことはないが一度は行ってみたい」状態であることです。
一年間の訪問経験ランキングで乳頭は30位にも入っておらず、その分はまだ「伸びシロ
がある」ということなのでしょうか。地元では全国的に知られていると思い込んでいる
乳頭温泉郷ですが、やはり知名度をもっとあげることが肝心なようです。

1月5日(火)

昨日は一日雨が降っていましたが、今日は午後からぼた雪になり、少し積雪量が増えま
したが、それでもまだ横手での積雪は30cmほどですので、大助かりです。さて、今年の
3月28日に北海道新幹線が青函トンネルを通って新函館北斗駅まで開通の予定です。先
に新青森まで東北新幹線が延伸した際には、青森を中心とした北東北はイベントオンパ
レードで大歓迎をしたものの、直後の東日本大震災で帳消しになってしまいました。今
回の延伸で北海道では、ついにとなるのでしょうが、当YHに中継で泊まって北海道に
渡る方の大半は普通列車だけ利用できる「青春18切符」の方が大半。今回、北海道新幹
線の開通で、その利用はより困難になってしまいそうです。津軽線、北海道側の道南い
さりび鉄道(旧江差線)の運行ダイヤが発表になっていないので、正確ではないかもし
れませんが、従来は蟹田と木古内の2回の乗換えで済んだのが、新しくなると、蟹田の
先の津軽今別で新幹線に乗り換えになり、木古内から五稜郭までいさりび鉄道、五稜郭
で乗り換えて函館となりそうです。津軽今別から五稜郭までは、北海道新幹線オプショ
ン券を2,300円で購入する必要があり、これは片道分のみ。いさりび鉄道では従来より
運行本数が減る可能性もあり、追加料金と時間を考えると、青森から青函フェリーで直
接函館に渡るというほうが便利になってしまうかもしれません。

1月4日(月)

正月三が日も終わり、今日から企業の一部では年明けの営業が始まりました。昔と違っ
て、スーパーなどは元日から店を開いており、消費者としてはとても助かります。先日
買出しの際に、秋田県の人に聞いたら、県民ショーでお決まりの反応である「そうなの
?信じられない!」という答えが返ってくる食べ物の一つ、菓子パンのバナナボートを
発見しました。これは秋田県の大手パンメーカー、たけや製パンが出しているもの。ふ
わふわのスポンジにホイップクリームとバナナをサンドした菓子パンでもあり、スイー
ツともいえるもの。年間250万個も生産し、たけや製パンの主力商品の一つです。これ
を知らない秋田県民はいないといっても過言ではないようだし、この商品は全国的に販
売されていると秋田県民は思い込んでいるようです。全国的に知名度が高いものでは山
崎製パンの「丸ごとバナナ」があるが、バナナボートの方が先に作られていて、県内で
は格段に知名度が高く、値段も通常140円前後、特価時は80円台と安いので、県内では
「丸ごとバナナ」を見ることがほとんどありません。最近ではフルーツボートやあずき
ボート、チョコバナナボートなど色々な種類が販売されています。普通に県内のコンビ
ニやスーパーなどで売られていますので、秋田県に来られた際には是非、探してみてく
ださい。

1月3日(日)

年初でせっかくなので、温泉のほかにも、今年の重点事項をいろいろ考えてみました。
まず食堂には、幾つかのオリジナルのガイド(アルバム)を用意していますが、そのデ
ータ更新も必要なものが出てきています。特に近隣の観光用アルバムは、昨年後半から
どうにかしないとと、考えています。現在置いてあるのは、当YHを始めてそんなに時
間が経たない時に作りましたので、もう10年近く更新していません。その間、いろいろ
な場所に行き、またお客様からもいろいろ聞かれ、どういうことがニーズがあるのかも
少しわかってきました。問題はどういう形にするかです。今までは写真を大きめにして
興味を持ってもらおうと考えていました。でも、それではお客様が実際にその場に行っ
て、新鮮な驚きや楽しみを奪ってしまう気もします。欧州で有名なガイドブックのミシ
ュラン・ガイドはそのため、すべて文字だけ。かといって、文字だけでは開いても、圧
迫感が出て、気軽に見る気がしなくなりそうです。どういった感じが落とし処になるか
はもう少し考えてみようかと思っています。作るだけなら、力技でどうにでもなるので
すが、多くの方に見てもらうのが、肝心ですので悩んでしまいます。

1月2日(土)

昨年の正月は、朝、車で来られたお客様が総出で車の上の雪下ろしをしたのですが、今
年は年末に少し降ったものの、年が明けてからはまた沈静化し、すんなりと朝、車で出
発することが出来ました。昨年は成人式の日の連休明けに3度目の屋根の雪下ろしをし
ましたが、その後雪がまとまって降ることがなく、屋根にも上がらずに、温泉三昧とな
っていました。今年は昨年と逆に今まで屋根どころか、玄関前の雪寄せも一度しか行っ
ていません。このままで済むとは到底思えませんが、もしそうであれば、今年も温泉三
昧になる可能性が高いようです。昨年は秋田県で200湯達成となりました。周辺でも、
岩手県が78湯、山形県56湯となりましたので、今年はこの2県でそれぞれ100湯を目指
せればと思います。秋田県内は、今まで入浴した温泉の再確認作業が中心になりそうで
す。一昨年、温泉法が改正され、掲示する分析表は調査10年以内のものが望ましいとな
りましたので、掲示されている分析表が新しくなるところも出ることが予想されること
も再確認作業が必要になりそうな理由の一つです。あくまでもこれは情報収集で遊びで
はありませんので。

1月1日(金)

新年明けましておめでとうございます。大晦日の昨晩は、11時に出発して花火ツアー。
例年だと、何処で上がるかわからない花火なのですが、打上げ場所を確認したところ、
今年は大曲駅前に新しく11月に出来た「大曲ヒカリオ」のイベント広場で噴水(型)花
火だけになったとのことで、駅前に向かいました。観客は例年の花火ではほとんど見ら
れませんが、今回はイベント広場で広報等も行われたので、200人ほどギャラリー。そ
れでも時報とともに始まった花火は、ちょっと花火の街と言ってしまうのには、厳しい
ものでした。その後、いつも通り集落の八幡神社で初詣となりました。本日お越し頂い
た方には、今日の夜7時からイオン大曲前で上がったイオン提供花火を見に行き、連泊
の方には2日連続の花火となりましたが、民間(イオン)花火の方が充実していたと云
われてしまいましたし、私もそう思いました。花火のあとは、近くの日帰り入浴施設、
西遊喜で今年の初温泉となりました。