日記

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【新米ペアレントの営業日誌】

2016年


8月31日(水)

前日の鳥海山観光地(?)ツアーで、ほにかほ市、由利本荘市のツアーが終わりました
ので、今日から県庁所在地、秋田市の観光地(?)ツアー開始です。最初に本日訪ねた
のが、駅からすぐ、観光客も「とりあえず」行くことが多い、千秋公園。過去に何度か
出掛けたことはありますが、じっくり見たことがありませんでした。千秋公園の最大の
問題が駐車場。広小路から県民会館方面に入った松下門跡近くに数台分ありますが、有
料で利用料金が不明確だったこともあり、中町共同駐車場を利用。千秋公園は江戸時代
に佐竹氏が建てた城で、明治に廃却されたことでその時代から残っているものは少ない
ようです。一番目につく、久保田城表門は平成13年に復元されたもの。一番奥にあって
かつては天守閣の代わりとしても利用された御隅櫓も平成元年に復元されたものです。
知らないとこの御隅櫓が天守閣?と勘違いされがちですが、ここには天守閣がなかった
ため、この御隅櫓が7、8本も建っていたとのこと。二の丸公園入口にある佐竹史料館も
今回初めて入りましたが、普通の観光客なら所要時間10分程度?といった感じで、思っ
ていたより見応えがなかったです。ここはボランティアガイドの待機所にもなっていて
無料で予約なしでお願いできるとのことですので、時間があれば利用して、いろいろ話
を聞きながら千秋公園を廻ってみた方が面白そうでした。

8月30日(火)

今日は変則的に動く台風10号が統計史上初めて岩手県に上陸し、一気に日本海側に抜け
ていきました。直前までここ大曲も直撃ルートかと思われましたが、北にコースがずれ
たため、風雨もそんなに激しくはなく、また短時間に終わったため、畑や建物などに被
害はなく、あっけにとられるほどでした。上陸した岩手県では高齢者施設が洪水で大被
害を受け、亡くなった方もあったようで、東日本大震災からまだ5年しかたっていない
のに度重なる自然被害で、お見舞い申し上げます。今年は前半は台風の発生が遅れ、8
月以降はその分台風が次から次へと日本を襲撃しており、当YHには物理的な被害は出
ていないものの、天候不順からお客様の足が遠のいているという経済的な被害が出てい
る状態です。例年だと朝晩涼しくなる8月末ですが、今年はまだまだ日中は暑さが残っ
ていて、そういう点からも「変な天気」が続いています。

8月29日(月)

昨日の花火のお客様の出発後、十分な休息をとれたので、本日は朝から鳥海山周辺の観
光地(?)ツアーとなりました。法体の滝から鳥海山の登山口の一つ、5合目の祓川登
山口まで車で上がり、登山口すぐにある竜が原湿原と祓川神社を見て、その後は修験の
道を下る形で、木境大物忌神社を見学。道なりに降りて、花立牧場を通り、その西に広
がる冬師湿原というところにも行ってみました。ここはあまり今まで聞いたことのない
場所で、実際に行くとアクセスは未舗装道路だったりするので、多くの観光客が来てい
る場所とは言えないようですが、鳥海山が非常にきれいに見える場所としてカメラマン
などには人気の場所のようでした。行った日は残念ながら鳥海山頂は雲に隠れ、全景は
見えませんでしたが、その分一面のススキ原で、早くも秋の雰囲気に満ち溢れていまし
た。春はこのススキの野焼きが一斉に行われるとのことで、テレビのニュースでも放映
されていたかもしれませんが、今まであまり気にしなかったみたいで、実際の場所を見
たらその春の野焼きも見てみたいと思いました。

8月28日(日)

今朝、朝食を終え、花火観戦のお客様が三々五々出発となり、大曲の街も夏が終わりま
した。当YHもいつもだと、花火翌日にも飛び込みのお客様があることが多いのですが
今年は珍しくお客様なしとなり、一転して静まり返ったYHとなりました。お陰様で昨
日、一昨日の睡眠不足を一気に解消すべく休息をとることができました。明日以降も夏
休み最後の学生さんの利用がこの時期あることが多いので、油断するわけにはいきませ
んが、少し時間的に余裕が出来そうなので、また観光地ツアーの再開を考えています。

8月27日(土) 満室御礼

本日、第90回の全国花火競技大会、通称大曲の花火が午後5時より開催されました。幸
い天候は朝まで雨が降っていましたが、大会開催時には天気も回復し、比較的いいコン
ディションでの競技大会となりました。当YHのお客様も昼前までには皆様が会場に向
けて出発となり、例年ですと、午後からは枝豆の収穫と加工処理を行いますが、今年は
先週にその作業を終えてしまいましたので、比較的ノンビリと過ごさせて頂きました。
ほとんどのお客様が帰路は徒歩で戻ってくるとの予定でしたので、花火大会が9時半頃
終わり、11時過ぎには多くのお客様が戻ってこられました。お客様の皆様が、十分に花
火を楽しむことが出来たようで、ホッと一安心です。後は明朝の出発まで何事もないこ
とを祈るばかりです。

8月26日(金) 満室御礼

ついに大曲の花火前日となりました。今年の花火も、当YHでは連泊のお客様限定とさ
せて頂きましたので、夕方以降、三々五々、お客様が到着となりました。例年通り、本
日も夕食の提供はなしで、その代わりに夜8時から恒例の花火観戦の作戦会議を開催し
ました。仮設トイレのペーパーを撤去するとか、自由席やパイプ席など場所が変更にな
ったことなどの変更点をお伝えして、その対応を話し合ったりしました。今年は桟敷席
の予約が、電話やネットで「名寄せ」を一部行って、複数の申し込みが出来ないように
したとのことで、比較的桟敷席の予約が取りやすかったようでした。夜の段階でまだ雨
が残っており、朝には上がるとのことですが、そうなると通路などの足元の悪条件が見
込まれます。そうでなくとも、数日前の大雨で、川沿いの桟敷席が水につかり、会場で
は昨日急きょ掃除をしたとのことですので、そうした悪条件の対応策なども伝授しまし
た。

8月25日(木)

さすがに昨日あたりから、大曲の花火の準備に入りました。食事の提供は朝食だけとな
りますので、それに必要で賞味期限が長いものの調達。寝具の準備は、例年だと毛布と
掛け布団を用意するのですが、今年はまだ気温が高い状態が続いているので、ギリギリ
まで迷うことになります。先日、商工会で頂いてきたパンフレットに当YHオリジナル
の資料を加えて、一人分ずつにして用意したり、花火の日のスケジュールや注意事項な
どの掲示物も貼りました。明日の午後には、お客様の到着が始まります。夕食の提供が
なかったり、助っ人が来てくれることなどもあり、5月の連休などに比べるとまだ気分
的には楽ですが、初めての方がほとんどなので、どんな方が来て頂けるのかも楽しみの
一つです。

8月24日(水)

岩城亀田という場所は城下町で、当YHに来られる多くの街歩きが好きな方に、六郷や
増田町に続いてお薦め候補として考えていた街です。以前は来て、少し厳しいかなと諦
めたのですが、それから数年。今回半日ほど滞在しましたが、観光施設の亀田城や古い
街並みなどを見て、いけるかも?という気分になりました。中でもよかったのが熊野神
社の脇を流れる衣川遊歩道が竹林の散策路として整備されており、非常に風情のある遊
歩道になっていました。街中にも古い建物が点在しているのですが、こちらは文化財と
しての指定を受けているところがほとんどなく、時間とともになくなる運命なのでしょ
うか、外から見るだけになってしまいますが、そんな古い造りの家を見て歩くのが面白
いと感じられる方は、ぜひ足を延ばしてみてほしい場所です。駅からの交通が不便なの
で公共交通機関で行く方は、少し苦労するかもしれません。

8月23日(火)

昨日の由利本荘、にかほ市観光地(?)ツアーに続き、今日はにかほ市の象潟、金浦の
観光地(?)ツアーとなりました。最初に本荘市内の亀田地区を見て廻り、その後、高
速で一気に金浦までほぼ一日ウロウロしてしまいました。亀田では、今ブームになって
いる大河ドラマ「真田丸」に縁がある妙慶寺があります。ここは幸村の五女、お田姫が
岩城氏に嫁いできて、真田一族の菩提を弔うために建てたといわれる寺。平日の朝で、
宝物殿は改修工事を行っていたため、断って中をタダで見せて頂きました。中には嫁い
できた時に持っていたという六文銭の飾りのある兜が展示されていて、この六文銭の飾
りのある兜はこれしか残っていないとも。大河ドラマとはかなり縁が遠い話ですが、現
地では真田丸の上り旗が並び、観光客誘致を図っているようでした。

8月22日(月)

大曲は今週末の花火がまだありますが、一般的にお盆が終われば、東北の夏の観光シー
ズンも終了と云われているようです。当YHでもお客様が一段落となり、週後半の花火
の準備の前で時間に余裕ができるタイミング。ということで本日は観光地(?)ツアー
を再開しました。早朝5時台に出発し、車通りが多くなる前に由利本荘市内の歴史ある
建物を一巡。町中の建物を探す時には、さすがにナビが欲しいと痛感しました。その後
は海岸を南下してにかほ市平沢地区のにかほ陣屋跡や飛良泉酒造などを見学し、本日一
番見てみたかった院内地区の古い神社仏閣と山中にある院内油田跡、中世の城跡の山根
舘跡を訪問。院内油田は潟上の豊川油田と並ぶ国内最大級の油田地帯だったとのことで
かつては油櫓が300本以上立ち並んでいたとのことですが、現在残っているのは1本だ
けで、その近くにそこに動力を供給していたパワーユニットが残ります。潟上の油田跡
は湿原地帯にあり、いかにも油が出そうな場所でしたが、ここ院内油田は山の中にあっ
て、イメージしていた油田地帯とは少し趣が異なりました。

8月21日(日)

本来は、大曲の花火当日に枝豆の収穫を行うのですが、今年は6〜7月の日照時間が長
かったこともあり、成長がいつもより早いため、花火の日を待たずに本日収穫となりま
した。いつもだと花火の日の助っ人がいて、花火当日の午後、お客様が花火に出かけて
いる間に収穫と加工処理を行いますが、今年は一人での作業です。ただ、昨年多かった
反省から、今年は撒いた種は昨年の半分にしておいたため、一人でも一日で収穫から加
工まで一気に終わらせることが出来ました。茹で方はテレビなどでもやっていますが、
実際にやってみると、時間とともに枝豆の味が変わるのがよくわかり、以前冷凍で購入
したものが全然味がなかったのは、茹で時間が足りなかったのが原因だろうと、推測が
付きました。

8月20日(土)

お盆が終わると例年、大曲は秋の気配がしはじめ、気温も上は30℃を下回り、下は20℃
を切るまでに下がるのですが、今年はお盆の前半に涼しい時はありましたが、お盆明け
の今週もまだ30℃を超える暑さが続いており、例年よりも涼しくなるのが遅くなってい
るようです。そのためか、日中はまだ盛んにセミの声が聞こえるものの、夜はカエルの
合唱に代わって虫の声になっており、昼間見上げた空も秋の雰囲気を出し始めました。
寒い時期も厳しいのですが、毎年、暑い時期を乗り切れるかどうか心配するのですが、
今年もどうにか乗り切れそうかなと。大曲の花火まであと一週間ですが、週間予報では
前日の金曜日に傘マークが付き始めているので、今年も荒れた花火になってしまうかも
しれません。

8月18日(木)

今日は、花火の準備で大曲商工会議所に出向きました。昨年7月に入会して、継続のた
めの年会費の納入と、花火関連のパンフレットや資料、ポスターの調達が目的です。紙
袋一つ分ほど、パンフレットや資料をもらい、ポスターも無事に調達できました。たま
たま聞いたら、花火の桟敷席はマス席や2人用ベンチ席はすでに完売となっているもの
の、昨年から用意され始めたパイプ椅子の席ならまだ少し余分があるとのお話。当YH
の場合、桟敷席の用意は自己責任でお願いしていますので、今更どれだけ必要なのかも
わかりませんので、手は挙げませんでした。また商工会に花火翌日の日曜朝に、大曲駅
周辺の歴史散策のツアーが無料で開催されるというパンフがありました。タイミング的
にも悪くありませんし、面白い企画なので、来られるお客様に花火のパンフレットと一
緒にお渡しすることにしました。

8月17日(水)

お盆も終わり、一段落といった時ですが、またも台風の接近で天気は荒れ模様。今日は
秋田県内のJRも大きな影響を受け、羽越線、奥羽線、花輪線、北上線の一部で運休や
遅延が発生。到着のお客様も数時間遅れになったり、キャンセルも発生したりと、当Y
Hでもわずかながらの被害が出ました。大曲ではお盆が終われば、次は夏最大のイベン
ト大曲の花火に向けて、準備が一気に進みます。花火会場の準備も進み、すでに桟敷席
の骨組みは出来上がっており、これからの時期、あまり大雨になると、会場のある河川
敷が冠水し、再配置や一部駐車場の使用禁止など、被害が出ることが考えられます。雨
でも開催される大曲の花火ですので、出来ることなら天候は良いに決まっています。

8月14日(日)

基本的に高所恐怖症で、高いところは苦手なのですが、先日出掛けた羽後町では、眺め
のとても良いところがありました。西馬音内地区から西に出てすぐ、七曲り峠を越えた
少し先を入ったところにある、その名前もズバリ「見晴台」。町営の見晴らし荘という
休憩所と周辺は公園になっているようでした。それでも人の気配はなく、熊出没注意の
看板だけがやたらと目につくことを考えると、休日以外はほとんど行く人がいないとこ
ろのようでした。それでも名前に負けず劣らず、ここからの眺めは抜群。仙北平野の南
西の端の高台に当たり、出かけた当日も晴れすぎてモヤが少し出ていましたが、それで
も平野部はきれいに眺めることができました。国道13号線からは車で1時間ほどかかり
ますので、ついでにというわけにはいきませんが、晴れている日なら、わざわざ行って
みても損のない場所のようです。

8月13日(土)

今日はお盆期間中の週末ということで、多い年には満室になるのですが、今年はかなり
余裕が出てしまいました。そんな中、朝は昨晩のお客様と同級生ご一同が出発で、大騒
ぎとなりました。朝食時にいつも早起きの同級生が来ず、どうしたものかと思っていま
したが、出発後、畑に行くと、手付けずで雑草の森になっていたねぎの畝がきれいにな
っていました。どうも同級生の一人が5時過ぎに起きて、せっせと草むしりをしてくれ
たようです。ビックリとともにとても感謝です。今回は仕事の帰りということで、到着
も夜になったので、さすがに今回は畑仕事はお休みかと思っていましたが、早朝出動し
て頂いてしまいました。本当に外作業が好きなのでしょう。渋々畑仕事をしている私に
してみれば、うらやましい限りです。

8月12日(金)

今日は同級生ご一行とお盆休みのお客様で、普段静かな当YHもお陰様で大賑わいにな
りました。同級生ご一行は、ここ大曲で現地集合、現地解散なので、車、バイク、JR
と手段は様々で、当然、到着時間もバラバラでした。そのためもあって夕食時には、持
参の飲み物の瓶が林立してしまいました。夕食後、食堂でのお話も10時過ぎには終わり
ましたが、今日はペルセウス流星群が来ているとのことで、月が落ちた11時半頃、同級
生と外に出てみました。話し声をたててしまったことで、一般のお客様の何人かも外に
出て来られ、まず星のきれいさに感嘆の言葉。昼間。気温が32℃を超える暑さに辟易と
していましたが、その反動は星空の綺麗さで返してもらえる形でした。総勢8名ほどが
駐車場で一斉に星を見上げると、いきなり跡を残すほどの流れ星。その後も1分に一つ
星が流れるほどの量が見られ、過去にも流れ星を見る会があり、時間が早かったため、
見られなかった人が必ず一人はいましたが、今回は流星群のピーク時に当たったことも
あり、全員が20分ほどの間に、幾つもの流れ星を見ることが出来ました。

8月11日(木)

明日は、昨年も来て頂いた高校時代の同級生ご一行が来る予定です。中には庭いじりや
畑仕事が大好きな方もいて、隙を見せると、草むしりをしてくれてしまいます。そのた
め、今日は暑い中、今まで放置していて雑草だらけになっていた玄関前とねぎ畝の奥の
部分を草刈り機を出して、一気に処理しました。畑や玄関廻り以外は、草茫々の場所も
多くありますが、そちらには手を出さないだろうと、考えています。せっかく来てくれ
るのだから、のんびり過ごしてほしいものですが、こちらの年配の方などもそうなので
すが、好きな人は、そういう状態を見てしまうと、考えるよりも前に、体が動いてしま
うようです。作業後、点検したら、敷地奥の農道沿いの場所が、きれいに草刈りされて
いました。まだ大丈夫だと思っていたのですが、問題ありということで、近隣の方がや
ってくれちゃったようです。近くの面識のある何人かに聞いても、自分じゃないとのこ
とで、誰かわかりません。その場所で夕食に使う「セリ」を収穫していたので、少し困
った点はありますが、見事な草刈り作業で誠に感謝、感謝です。

8月10日(水)

普段はあまり野球に興味はありませんが、今日は高校野球で地元秋田の代表として大曲
工業高校の試合が夕方にあり、夕食の支度をする際も、食堂のテレビをつけたままにし
ていました。決して対戦相手の埼玉代表、花咲徳栄高校は、自分とは縁がありませんで
したが、出身地の代表ということで、どちらも応援したい気分でした。ただ、事前の評
価は埼玉、特に投手は今年の注目株でもあるとのこと。そうなると「判官びいき」にな
るし、今自分がいる、秋田の代表を応援したくなります。どうしても試合時間に急きょ
買い出しが必要になり、近くのスーパーに行きましたが、店内はガラガラ、道路にも車
の少ない状態で、街中で応援していたようで、買い出しに行くような人間は、いわゆる
「非国民」ならぬ、「非県民」だったようです。

8月9日(火)

本日、3月上旬から仕事で長期滞在頂いたお客様が一旦、お帰りとなりました。まるま
る5か月の滞在となり、大変だったと思います。その間、こちらも時にはサボったりし
たこともありましたが、原則無休という状態で、少しホッとしています。とはいえ、今
は夏の繁忙期。今日、明日は、夏祭り明けでお盆休み前の端境期ではありますが、気を
抜くわけにはいきません。今年は大曲の花火がカレンダー的には一番遅い時期になりま
すので、お盆明けには少しは、時間が撮れるかもしれませんが、それでも連続営業のス
タンスは続ける予定ですし、花火が終わって9月になれば、学生さんなどがパラパラと
ご利用頂けるかと思っています。今回の長期滞在のお客様は9月下旬から10月上旬には
また戻ってくる予定で、年内いっぱい滞在になるとの話ですので、本格的に休み状態に
なるのは1月中旬からとなりそうです。今年もイメージ的にはあっという間に終わって
しまいそうです。

8月8日(月)

今日は消防署による立ち入り検査がありました。例年、大曲の花火で大仙市内の宿泊施
設が満室となりますので、その前に事前のチェックがあります。今回も事なきを得て、
所要時間は30分もかからずに終了となりました。さて、先日の羽後町観光地(?)ツア
ーでは昼食を羽後町でとりました。羽後町で有名なのが「そば」。今回は町の郷土資料
館の先にある「そば屋・彦三」に行きました。店といっても普通の民家。山形などで度
々見られるような店舗。座敷に上がって、せっかくだからとお薦めの彦三セットを注文
しました。ざるそばと揚げそばがき、そばサラダ、そば(がき)きな粉といったそばの
フルコース状態。料金は1,450円とかなり高めですが、観光客などにはいいかもしれま
せん。もちろん1,000円以下で食べられる普通のそばのメニューもありますし、秋田で
は夏にポピュラーな「冷がけそば」もありました。また山形のこうしたそな屋には、そ
ばしかメニューにはありませんが、こちらには「うどん」もありました。

8月7日(日)

先日出掛けた矢島観光地(?)ツアーでは、矢島地区の後、由利高原鉄道沿いに北上し
て、前郷地区を目指しました。その道中に吉沢地区というところがあり、ここの神明社
が国の重要文化財に指定されているということで、探してみました。集落の入口にそれ
はありました。駐車場は小さいながらもあり、鳥居があるものの、その先には石段。で
もせっかく来たのだからと、上り始めたら、続くこと300段。でも、その苦労をした分
は報われた気がするような、木立に囲まれた静かな場所に、立派な神社が鎮座していま
した。現在の本殿は大正4年、拝幣殿は慶応3年築とのことだし、神社自体が正保元年
(1644)創建とのことなので、決して歴史的に古いわけではありませんが、その彫刻は
東成瀬村でも感じたことですが、どうしてこんな田舎にこれだけ立派なものがあるのだ
ろうか、と考えてしまうほどのものでした。文化財指定されているものですが、観光客
が多く訪ねるという場所ではありませんが、近くを通った際に立ち寄ってみると、気分
転換になりそうです。

8月5日(金)

たまたま、昨日の夕方、ビジネスの長期滞在のお客様が帰宅時に、会社から電話を掛け
たけど、出なかったと云われました。その時は、番号を間違えたのかな?程度の話で終
わりましたが、竿灯祭りの時期にしては、飛び込みのお客様もなく、不思議に思ってい
ましたので、携帯から電話してみたら不通。朝9時の営業開始を待って、NTTに連絡
したところ、光ルータがおかしくなっているとの判断で、交換のため昼までには来てく
れることになりました。来た業者の方は慣れた手つきで、ルータを交換。聞けば、この
近くで、同様のことが数軒起きていて、その原因として考えられるのが、2日にあった
雷による停電の影響とのこと。電話の発信とデータ通信(ネット)が正常で、受信のみ
コケていたため、発覚が遅れてしまいました。繁忙期のトラブルということで、お客様
にご迷惑をかけてしまった可能性が強く、誠に申し訳ありませんでした。電話が復旧し
て、すぐに数件の電話がありましたが、残念ながら大曲の花火の日の問い合わせで、直
近の宿泊予約ではなくって、少しがっかりでした。

8月4日(木)

竿灯祭りの時期のお客様は、祭りが終わってからのチェックインになるため、夕食なし
の方が大半です。ビジネスの長期滞在のお客様があり、夕食の支度がゼロになることは
少ないのですが、お客様が増えるにもかかわらず時間的に余裕が少しできます。その時
間を使って、今日も畑のメンテナンスとなりました。今日は収穫が始まり、大きな実が
ぶら下がっているナスに支柱を立てる作業。この作業は毎年行っているので、そんなに
手間にはならず、残った時間でその隣のねぎ畝の草むしりとなりました。こちらもサボ
っているため、草茫々で、ねぎが負けそうになっていました。背丈ほどの高さになった
雑草は抜くのも、それを捨てるのも一苦労。朝、早めに始めたので、2畝と半分まで進
みましたが、暑くなってしまい、ここで時間切れとなりました。

8月3日(水)

今日から秋田では夏のビッグイベント、竿灯祭りが始まりました。祭り会場となる竿灯
大通りには、過去最高となる280本の竿灯が上がったそうです。秋田市では祭り気分で
いっぱいですが、こちら大曲は静かなもので、昨日の夕立のあと、畑を見廻ったら、食
用菊の成長も著しく、柵を上げる必要に迫られていることが発覚しましたので、今日の
空き時間をみて、その作業となりました。ただ、以前サボったせいで、畝の間は雑草が
生い茂ってしまっていたので、作業前のその草むしりに1時間ほどかかってしまいまし
た。柵には横に板を渡して、倒れないように1段目につけてありますが、今回は2段目
に横板を渡す作業。でもつけてみると、一部では3段目も必要な状態にまで成長してお
り、急きょ2段目に加えて、3段目の横板も取り付けました。柵の横板だけだと、南北
の風による横倒しは防げますが、東西の風では、柵の間を動いてしまいますので、一部
時間がある間に、柵間の横棒も取り付けました。収穫は早ければ9月下旬から。あと1
か月半もすれば、花が満開になることを考えると、楽しみです。

8月2日(火)

昨日から、当YH前の道路の工事も最終局面のアスファルトの敷設工事が始まり、本日
までに一気にきれいな道路に道路になりました。これでこれからの夏のシーズンにお越
し頂くお客様が車やバイクで来ても、非常に楽に入って頂けるようになったかと思いま
す。今日は出先から戻ると、夕立と激しい雷があったようで、停電する事態になってい
たようで、湯沸かし器やFAXなどがリセットされていました。さて、先日の矢島観光
地ツアーでは、真っ先に行ったのが、矢島駅です。情報を得るためと、車両基地がある
ので、それを見るためでした。駅にはちょうど出る車両がいて、いいタイミングで写真
が撮れました。ついでに待合室でウロウロしていたら、以前は観光アテンダンドとして
乗車もしていた地元の有名人、マツコさんがいて、桜茶をごちそうになってしまいまし
た。

8月1日(月)

今日から8月。東北は夏祭りシーズン突入です。今日から盛岡のさんさ踊りと弘前ねぷ
たが始まり、明日からは青森ねぶた、3日秋田竿灯祭り、4日五所川原の立佞武多、5
日山形花笠まつり、6日仙台七夕まつりと、祭りのオンパレードとなり、観光客も一気
に東北に押し寄せてくる時期です。多くの観光客は東北三大祭りを中心に廻ることにな
るのでしょうが、その間、秋田でも竿灯祭り以外にも、いい祭りが多く開催されます。
3日からの能代七夕では天空の不夜城が今年も引きまわされます。5日からの湯沢絵灯
籠祭りは、京都から嫁に来た公家さんを楽しませるために始まった風流な祭り。三大祭
と比べると、地味かもしれませんし、知名度も低いものですが、そういった祭りにも多
くの観光客の方に見てほしいものです。

7月31日(日)

先日の東成瀬村の観光地(?)ツアーでは、栗駒山に向かう国道342号線と水沢に向か
う国道397の分岐から少し先、手倉集落まで行きました。ここは昔秋田と南部(岩手)
を結ぶ峠越えの街道があった場所。調べたらその先の小学校が廃校となり、まるごと自
然館という資料館になったとのこと。そこに行けば、峠道のことも少しわかるかと思い
ました。先日行った、湯沢市高松の郷土資料館同様、来場者はほとんどなさそうな気配
でした。見ていると、管理人の方が来てくれて、いろいろ話をしましたが、手倉街道の
関連は、資料が展示してあるだけで、実際のルートの詳細はわかりずらい状況。聞けば
お薦めは、ここで発掘された縄文の石斧とのこと。その後も話していたら、街道の入口
にある首なし地蔵まで連れて行ってくれるとのこと。軽トラに便乗して、すぐ近く、畑
のあぜ道にある地蔵を見せて頂きました。それからすぐ戻るかと思ったら、街道の途中
の舗装の切れる場所まで連れて行って頂き、車の中でいろいろな話を聞かせて頂くこと
が出来ました。思わぬ無料見学ツアーとなり、非常に感謝です。街道の難所は、確かに
難所で、気軽にハイキングというのは、厳しい状態だと、よくわかりました。

7月30日(土)

7月後半は梅雨の最後の時期で、例年だと雨が続いたりするものですが、昨日、気象台
から東北北部でも梅雨明け宣言が出ましたしたが、20日過ぎからほとんど雨が降らず、
30℃を超える日が続いており、ここ数日は畑も乾き始めて、夕方の時間に余裕がある時
には、恒例の水撒きを開始しました。当YHの畑では、水を必要とするキュウリと水を
嫌うトマトが同じ畝に植えてあるため、トマトにかからないようにキュウリに十分な水
を与える必要があります。この時期にキュウリの水を切らすと、お盆前には収穫が終わ
ってしまいます。一部下の方は枯れ始めていますが、それでも上の部分にはまだ花が見
られるため、キュウリの収穫ももう少し大丈夫かな?と考えています。水撒きの後に、
クワガタの木を見てみたら、今回はカブトムシが来ていました。

7月29日(金)

昨日に続き、繁忙期前の追い込み外出で、今日は由利本荘市矢島地区に。何度か通った
ことはありましたが、じっくり街を見ることは今までありませんでした。今回街をウロ
ウロして、山をバックに、小高い丘に城があり、その少し下の平野に城下町(武家町)
が作られ、その下の川沿いに商人町があるという構造も理解できました。矢島藩の本拠
地ということで、幾つかの武家屋敷や古い商家、立派な神社や寺院が残っており、国の
重要文化財に指定されている龍源寺は壮大な茅葺の屋根が印象的でしたし、商人町のハ
ト薬局や旧今野邸など、かなり渋い洋風建築の建物など、見所もけっこうありました。
ただ、ここも大きな街ではありませんので、観光では半日もあれば十分すぎるほどかな
と。でも、象潟や岩城亀田あたりと合わせると、一日の観光コースにはなりそうな感じ
を受けました。

7月28日(木)

来週からは夏休み本番、東北の夏祭りも本番で、当YHも少しは忙しくなる予定ですの
で、ウロウロできるのは今週限りとばかりに、今日は先日の続きで羽後町に観光地ツア
ーとなりました。最初に行ったのは、この7月1日にオープンした新しい道の駅「端縫
いの郷(はぬいのさと)羽後」。平日でしたが新しい施設ということもあって、多くの
人で賑わっていました。ちょうど今の時期、この羽後町周辺ではすいかの最盛期という
こともあり、市価よりもかなり安く、大量にならんでいました。当YHにも時々、道の
駅めぐりのお客様が来られますので、新しい道の駅が出来たとあれば、またそういった
方もこられるかなと、期待してしまいます。その後、街中の古民家を探したり、かつて
この地域を走っていた羽後交通の鉄道、横荘線の保存車両の車庫に行ったら、窓から覗
けたのはラッキーでした。

7月27日(水)

昨日は東成瀬を巡った後、増田から小安方面に抜けました。皆瀬ダムを見て、木地山の
コケ沼湿原をちらっと見た後、泥湯方面に進み、上の岱地熱発電所に。見学日ではなか
ったので、PR館には入れませんでしたが、敷地内の駐車場に行くと、建物のそこここ
から蒸気が上がっており、また硫黄の匂いも立ち込めていて、温泉というか大地のエネ
ルギーを本当に使っているんだと、実感しました。PR館に入れなくとも、発電所施設
を近くで見る(体感)するのはお薦めです。そのあとは、少し時間に余裕があったので
後日予定している羽後町に立ち入り、国の重要文化財に指定されている三輪神社をゆっ
くり見学して帰路となりました。先日買い換えたカメラが大活躍です。

7月26日(火)

食堂に常備するオリジナルの観光ガイドブックも大仙、横手、仙北と出来上がり、湯沢
も写真待ちとなり、周辺の東成瀬村と羽後町の調査を始めています。本日は東成瀬村ま
で撮影ツアー。今まで東成瀬といえば、栗駒山と仙人修行くらいしか思い浮かびません
でした。事前調査でも、普通の観光客が行くほどの場所があるだろうかと、半信半疑の
状態。実際に行ってみても、わざわざ行くほどの観光地はありませんでしたが、その名
前の東成瀬というのは、西成瀬地区(現横手市増田町荻袋周辺)もあるからとか、雄勝
郡で平成の大合併で湯沢市と合併しなかった理由など、ネットには書かれていないよう
な裏話を聞く機会があったり、東成瀬の多くの集落では、沢水が豊富で、ほとんどの家
に引き入れられていて、夏の涼に、冬の雪対策に使われていることなどの実際を見るこ
とが出来ました。小さな集落には、決して大きくはありませんが、神社があり、その種
類は「山神社」だったり、「天神社」、「水神社」など自然発生的な信仰がみられまし
たが、その小さな神社には不似合いな彫刻がそれぞれの神社にあり、その立派さには驚
きましたし、どうしてここだけこんな立派なものがあるのだろうかと、また疑問が沸き
上がってきました。アクセスは非常に不便ですが、何もない場所でゆっくり散策という
のも面白いかもしれません。

7月25日(月)

当YHの前の道路の工事も大詰めになってきて、砂利での下地作りがほぼ終わり、道路
に接続するそれぞれの家の入口の復旧工事もコンクリートで終わって、あとはアスファ
ルトを敷き詰めるだけになってきたようです。そんな中、今日は工事の方が来て、砂利
が余ったけどいるか?と。見たらトラック一杯分もあまったとのことで、聞けば余った
ものは返品ということにはならず、産業廃棄物扱いで、処理に費用が掛かるとの、なん
ともおかしな話。当YHからみれば、貴重な資材ですので、裏の駐車場に撒いてもらい
ました。ついでに路面を均すロードローラーも来ていたので、駐車場内を何往復かして
もらって、裏の駐車場も少しは駐車場らしくなりました。玄関入口も、以前は微妙な段
になっていましたが、解消して、今度の冬の雪かきは少しは楽になりそうです。

7月24日(日)

先日の湯沢市郷土資料館で、一番うれしかったのが、秋ノ宮で発見されたという鮞状珪
石が展示してあったことです。本当はこれだけを見るために、秋ノ宮に行くのはちょっ
とと、思っていましたので、大助かりでした。この石は国の天然記念物に指定されてい
るもので、形状がハタハタの卵に似ているのでブリコ石といわれ、ドイツ、台湾、日本の
3カ所でしか発見されていないそうです。地下熱によって噴出される無数の泡が粒状に
固まってできたもの。直径1.5〜4mmの魚卵のような粒状のもので、現在は現地に行っ
ても見ることは出来ないとのこと。これを見てどうなるということでもありませんが、
とりあえずは見てみないと、ということで。資料館の方に聞いたら、実は小安峡の温泉
施設のパイプの中に同じようなものが出来ている、との裏話も聞かせて頂きました。

7月23日(土)

本日、追加のコンクリートが届き、駐輪場前の駐車場の改修工事が終わりました。乾く
までに2日もあればいいだろうとのことで、週末はバイクのお客様が来たらどうしよう
かと、考えてしまいますが、その後のお客様には喜んで頂けることになりそうです。さ
て、先日の八幡平温泉ツアーの後、田沢湖、角館の観光地の写真を撮影しての帰り道、
国道を走っていて、ふと近くの羽後長野駅を見たら、見慣れないものが止まっていまし
た。信号で慌てて曲がり、駅の裏の道に行ってみると、なんとそこには東海道新幹線の
黄色のドクターイエローの東日本版、イーストアイが「停車」していました。過去にも
遠目で見かけたことがありましたが、停車している時に近くで見られることはめったに
ないので、柵を乗り越えんばかりに(乗り越えていません!)写真を撮ってしまいまし
た。駅に停車ですぐわきの道でしたので、全景を撮ることはできませんでした。ちょっ
と得した気分での帰宅となりました。

7月22日(金)

昨日の夕方、いつもの大工さんが突然来て、明日、駐輪場前のコンクリートの打ち直し
をやって頂けることになりました。発注は5月の連休直後に夏休み前にと、お願いして
いたのですが、だいぶ忙しかったようで、こんな時期になってしまいました。というこ
とで、本日は当YH前の道路も拡張工事が大詰めになってきて、大型建機が動いていま
すし、駐輪場前にも小型ユンボが来て、大きな音を立てています。さらにトイレの修理
のために水道屋さんも来たりと、大騒ぎになっています。道路工事は8月に初旬にアス
ファルト敷設を行うとのことで、それまでは砂利道のままで少し不便をおかけします。
駐輪場前の駐車場は明日にはセメントも入るので、週明けにはきれいな状態でバイクを
出し入れできるようになります。大工さんがバイク乗りだとのことなので、使いやすい
ものになると思います。8月上旬の東北の夏祭りのお客様が来る頃には、諸々OKにな
っているはずです。

7月21日(木)

先日、湯沢の街中が終わったので、今日は湯沢市の郊外を中心に観光地(?)ツアーと
なりました。最初に10年以上ぶりに院内駅の異人館資料館。次に行った国の史跡、岩井
堂洞窟は、実は4つある洞窟のうち2つは埋められてしまっていて、岩のくぼみ状態で
した。そこから国道を進んだ院内銀山は県内でも有数の○○スポット。ひっそりと雑草
が生い茂る中、異人館跡や金山神社、坑道址(御幸坑)などがありました。金山神社は
車を止めてから100段ほどの石段を上がらないとみられない場所。大汗をかきながら、
上がってしまいました。その後新しく出来たという湯沢郷土資料館に。ここも学校の統
廃合で出た廃校(旧高松小学校)を再利用したもので、まだ校舎は非常に新しく、出来
て10年で廃校になったという公共投資の無駄の代表例のようなものでした。展示は市内
で発掘された縄文、弥生などの土器から湯沢の酒蔵などの酒造関連のもの、院内などの
鉱山の資料などの関連資料がありました。今日はここで時間切れとなりました。後日、
改めて木地山、小安、皆瀬方面に進出予定です。

7月20日(水)

6月、7月と、温泉や観光地などに出向くことが度々で、一番活躍してくれていたカメ
ラがまたも不調になってきました。例年2年で買い替えになってきていました。前回買
い換えたのが、昨年1月でしたので、あと半年はいけるかと思っていましたが、せっか
く出かけて写真を撮ってきても、いまいちのことが増えてしまい、本日、思い切って、
カメラを買い換えました。一番低価格なデジカメですので、値段は1万円前後。選ぶ項
目としては、電池パックが今までのものと共通なこと。これにより、今までのものが予
備電池として使えますし、機能や操作もほぼ同じで悩まずに済みます。本当は一眼レフ
のいいカメラや、防水機能の高いものがあればいいのでしょうが、どうしても苛酷な使
用となり、消耗品的になるのでついつい低価格品を選んでしまいます。

7月19日(火)

先週の八幡平温泉ツアーの帰り道に、田沢湖町のガイド用の撮影を数か所、行ってきま
した。田沢湖駅からかなり南に行った集落にある国の登録有形文化財、草g家。ぽつん
と農村の集落内にある立派な茅葺の豪農の家でした。また鎧畑ダム下流にある田沢集落
には、赤穂浪士討ち入りの際に巻き添えになった吉良家の家臣を弔う碑がある寺院があ
ったりと、探してみると、いろいろと話題性のある場所もあるもんだと、思いました。
知名度の問題で、一般的な観光客の方には見向きもされませんが、少し興味のある方に
はとても面白い場所です。今回の撮影ツアーで、角館、田沢湖方面の観光ガイドブック
も概ね形になりました。どうにか夏休み前までには、幾つかを形にして、食堂に配置す
る予定ですので、お越しになられた際にはぜひ、見てみてください。

7月18日(月)

3連休の最終日。今日は先日残した畑作業の続きで、芋畝の隣のナスとねぎの畝の救出
作業。今年は畝間にマルチを敷いてないので、雑草の成長が凄いことになっています。
日が当たらないと、ひょろひょろに成長してしまいますし、風が通らないと病気になり
ます。土が湿っていたので、抜くのは簡単でしたが、量が半端じゃありませんでした。
一輪車に積んで、空いた場所に捨てること度々。その都度、立ったり座ったりで、2時
間の作業の後には、太ももがパンパンになりました。ナス畝は無事救出完了ですが、ね
ぎ畝がまだ残っています。またそろそろ昨年残したねぎを植え替える時期になってきま
したので、その部分の空いたスペースもどうにかしなくてはなりません。天気と相談で
すが、今月中には終わらせたいと考えています。

7月17日(日)

先日の増田撮影ツアーでは、川連まで足を延ばしましたが、その後は湯沢市の中心部に
行きました。来る予定がなかったので、あまり下調べをしてきませんでしたからで、心
当たりの場所を幾つかウロウロして撮影しました。ここ湯沢は佐竹南家が江戸時代を通
じて治めていた街で、城下町、宿場町に加え、院内銀山の経済力も大きく寄与した町。
町中には両関や福小町といった酒蔵が多く残り、町中を水路(大堰)が南北に流れてい
ます。街並みも工夫はされており、中央通りはドイツ風街並みをコンセプトに通称ジー
クブルガー通りと呼ばれ、大町周辺はネオロマネスク(?)風街並みで、看板建築の建
物が並んでいます。とはいえ、正直、やはり作りものといった感が抜けず、言われれば
そうかな?という風です。長崎のハウステンボスなどのような徹底感があればまだしも
ですが、商店街がやるのには限界があるのでしょう。その後、旧羽州街道沿いを南に進
んだ古い民家の点在する地区や内町と呼ばれるかつての武家屋敷地域もめぐってみまし
た。佐竹南家の菩提がある清涼寺まで上がりましたが、そこからの街の眺めは、結構見
られるものでした。

7月16日(土)

今日から3連休で、夏休みも始まりますが、今までの例でみると20日より前の3連休は
当YHにとっては普通の週末状態になります。ということで、本日は午前中、収穫が終
わったジャガイモ畝の後始末を行いました。本来は抜いた畝にマルチを敷くだけで終わ
りなのですが、今回は手抜きの影響で畝間の草むしりも同時に行う必要がありました。
草むしりで2時間、マルチ張りで2時間の合計4時間の作業で終わりました。このまま
ジャガイモ畝は春を待つことになりますし、その間、土を休ませることが出来ます。マ
ルチで覆われた場所には、ポツンとしし唐が3本、残りました。

7月15日(金)

先日の増田撮影ツアーでは、その後湯沢市の川連(かわづら)に向かいました。以前、
秋田伝統工芸品を調べた際に、ここの漆器とこけしがとても気になったためです。早速
川連漆器伝統工芸館を訪問。漆器は詳しくは調べなかったため、中を見てもあまりよく
わかりませんでした。でもたまたま居た方が湯沢のジオサイトの公認ガイドも兼務して
いて、近くのこけし屋さんや漆器店を幾つか教えて頂いたり、他の湯沢市のジオサイト
関連の話も聞くことが出来ました。この川連は、その道の好きな方には度々行く街なの
でしょうが、一般の旅行客には足が向きにくい街のようです。しかし、いろいろと面白
そうなものもありそうなので、今度は時間に余裕をもって出かけてみようと思っていま
す。

7月14日(木)

今年は手抜きをしている畑ですが、そんな畑でも野菜は元気に育っており、本日今年初
のナスとしし唐の収穫となりました。キュウリも順調に収穫が続き、夏野菜の食材も充
実し始めています。さて、昨日の鳴子温泉ツアー3回目では、仙庄館に続き、中山平の
奥にあるあすか旅館に。入浴料600円。ほんの少しの距離ですが、個々のお湯はアルカ
リ性単純温泉、源泉78.4℃、pH8.5で、そのお湯を加水、循環あり、加温、消毒なしで
使用。浴槽は狭い浴室に2つあり、入口も2つ(1つは閉鎖)あって、元々男女混浴だ
った名残のようでした。湯舟のお湯は無色透明、無臭で、硫黄臭の後のお湯としては、
とても気持ちよくなります。このお湯は鳴子でも数少ない「飲用」の許可があり、玄関
前には車を横付けしてタンクで買いに来る人が後を絶えない状態でした。この奥に公衆
浴場のつるの湯がありましたが、今回も閉鎖状態でした。

7月13日(水)

今朝未明、秋田県南で知名度の高い泥湯温泉の奥山旅館が火災で全焼との朝のニュー
ス。隣の小椋旅館も一部類焼となり、泥湯で営業していた2軒がこの夏、営業できるか
わからない状況になってしまったようです。とても残念なことです。さて、本日も気温
32℃の予想が出たので、今年3回目の鳴子温泉ツアー。さすがに有名処が終わり始めて
いるので、少しマイナーな温泉施設が中心となってきました。最初に選んだのは、中山
平温泉の奥にある仙庄館。中山平では最大級のホテル。入浴料840円とお高め。浴室は
迷路の先のような奥にあり、内風呂と露天風呂が別々の場所になっていました。露天、
内風呂とも同じ単純硫黄泉で源泉88.3℃、pH7.4のお湯を、加水、循環あり、加温、消
毒なしで使用。露天を覗いたら微白濁、内湯は白濁だったので、内湯に入りましたが、
色の違いは、本当に同じ源泉?というほど。入浴客が少なく、成分が沈殿して無色に近
くなった?とも考えました。それでも2時間の運転の後の硫黄泉の温泉はとても気持ち
よく入浴できました。

7月12日(火)

今週末から3連休になり、そのあとは夏休みが始まるので、出かけるのは今秋がラスト
チャンスとばかりに、本日も外出。30℃を超える予報がでていることや家の前の道路工
事でうるさいことも実は外出の理由です。本日は避暑を兼ねて八幡平に。目指すは大沼
のビジターセンター前の温泉、茶屋湖。以前は八幡平パークレーンという名前の宿泊施
設でしたが2013年に廃業。そこを籐七温泉の経営者が買収して、昨年秋から食堂を、今
年の4月末から温泉施設も再開したとのことで、早々に入りに行きました。入浴料500
円。浴室はまだ内風呂だけ。自家源泉の大沼源泉だけではお湯が足りないとのことで、
地熱発電所の造成湯、八幡平源泉を合わせて使用しているとのことで、単純温泉で無色
透明、無臭のお湯が掛け流しで使われていました。貸切状態での入浴ということもあり
とても気持ちよかったのですが、八幡平で無臭のお湯だけで帰るのはもったいなかった
ので、ついでにすぐ先の蒸の湯温泉にもハシゴ。入浴料600円。内湯と併設露天は以前
入浴したので、今回は離れた場所にある混浴露天に。ちょうど青空も出てきて、白濁、
硫黄臭の露天風呂は大満足の風呂でした。

7月11日(月)

先日、横手観光ツアーを行い、旧横手市内はほぼ終わりましたが、今までも度々足を運
んでいる増田町の写真が足りないので、その撮影に本日は出かけました。通称くらっし
っくロードの入口に新しく観光案内所が出来たということで、まず最初に立ち寄り。以
前壊れかけの蔵があった場所が整備されて、その蔵が見学できるようになり、土産物店
も併設されていました。たまたま話を聞いていたら、居合わせた方が以前、増田の蔵の
写真集の撮影をされたカメラマンとのことで、ついつい質問攻めにしてしまい、いろい
ろ面白い話を聞かせていただくことが出来ました。その後、表通りを歩き、足りなかっ
た写真を撮りましたが、ついこの前の江刺を思い出して、裏道に入ってみました。今ま
で歩いたことのない場所で、表通りはこの数年できれいになってきましたが、裏道はま
だ手つかずで、ボロボロのものもありましたが、味のある風景も残っていました。軽く
終えるはずだった増田で、思ったより時間を過ごしてしまいました。

7月10日(日)

先日の横手観光ツアーで、帰りにちょうど昼食時になったので、以前から横手で興味が
あったラーメン店の男寿狼(だんじゅうろう)で昼飯となりました。国道沿いにある人
気店で、駐車場にはいつも車が多く止まっています。入口脇に券売機があり、入ってす
ぐ注文を決めなくてはなりません。でもここは鶏骨ラーメンと、鶏中華ソバの2種類だ
けなので、鶏骨ラーメン(650円)を注文。白く濁った豚骨ならぬ鶏骨スープに細麺。
見た目は博多豚骨ラーメンと一緒。しっかりテーブルには紅ショウガもありました。と
いうことで博多ラーメン同様、秋田では数少ない「替え玉」システムもありました。本
格豚骨ラーメンは以前は秋田市まで出向いていました。鶏骨なのでさっぱりですが、か
なり濃い味も出ていて、病みつきになるのもわかりました。

7月9日(土)

先月末に、奥州市の温泉ツアーで3湯ほど入浴しましたが、その後、温泉は一旦お休み
にして、水沢から北東にある江刺地区までドライブとなりました。ちょうどその前の日
に横手市大森で蔵を見たこともあり、こちらで蔵の街で売り出し中の江刺を観光してみ
ました。国道7号線から15分ほどで到着。町の中心部にこじんまりとした感じでありま
した。正式な駐車場は少し離れたところにありましたが、平日の昼間で、中心部の小さ
な駐車場が空いていました。表通りは、きれいに建て直されたり、化粧された蔵が数軒
並んでいましたが、これだけ?といった感じ。江刺の蔵は、伊豆にもある「なまこ壁」
が特徴のようです。せっかくだからうろうろして、裏道や路地に入ると、古い蔵がかな
りの数、残っており、それもかなり味わいがあっていい路地が複数ありました。ここは
北上川の開運でにぎわった町とのこと。なかなかいい街でした。

7月8日(金)

本来なら5月下旬から始まるはずだった当YH前の道路の拡張工事が、いつかいつかと
思っていましたが、本日から本格的に工事開始となりました。最初は側溝の取り付け作
業のようで、当YHの建物横の道路の反対側が油圧ショベルで一気に掘り起こされまし
た。昨年秋には、県道から当YHまでの間の道路が拡張されて、とても便利になりまし
た。今回の工事が終われば、当YHの入り口も入りやすくなりますし、側溝もきれいに
なりますので、裏の駐車場もいちいち冬に金属の蓋(グレーチング)を外したりしない
で済むことになります。工事は8月上旬、お盆の前までの予定ですので、夏休み前半に
お越しいただく方には、多少ご不便をかけることになりますが、ご理解ください。なお
工事は夕方4時前後には終了するようですので、5時以降の到着の方には、大きなご迷
惑にはならないかと思います。

7月7日(木)

先日来、作成を続けている観光ガイドの横手版に使う写真を撮りに、今日は横手の観光
地(?)ツアーとなりました。最初に横手の町中を走る旧羽州街道沿いの古い商家を幾
つか撮影。木村屋や平源などはまだしも、減佐藤儀右衛門商店などは古い商家としては
見事ですが、一般の観光客にどれだけわかってもらえるか微妙でした。木村屋と同じ横
蔵の商家造りの旧柏谷家は、以前は廃屋同然でしたが、今回見たら、農産物直売所にな
っていました。次に横手神明社に。たまたまお参りに来ていた近所の方に聞いたら、梵
天で有名な旭岡山神社は、ふもとから山頂付近の神社までは1時間以上かかるとのこと
で、今日は断念。横手の武家屋敷通りを見て廻りましたが、角館と比べると、どうにも
微妙な感じ。旧日新館の奥にある、江戸時代初期に流されてきた本多上野守正純の墓碑
を見て時間切れとなりました。観光ガイドも少しずつ出来てきました。

7月6日(水)

先月の鳴子温泉ツアー2回目は、3湯目の阿部旅館でご機嫌になり、昼食を兼ねて湯休
めの後、国道沿いの温泉巡りとなりました。最初は鳴子パールホテル。入浴料800円。
電気の消えた通路を超え、エレベーターで浴室のある5階に。ナトリウム-炭酸水素塩
・塩化物泉で源泉78.2℃、pH6.9のお湯を加水、加温、循環、消毒全てありで使用。
薄っすらと黄色のお湯で、消毒臭というより温泉臭といった感じの匂いがするもので、
ぬるめのお湯は悪くはなかったのですが、メタケイ酸374mg/kgの炭酸水素塩泉というこ
とで後が怖かったので、早々に上がりました。帰る際にフロントで源泉が敷地奥にある
ということで拝見しました。源泉そばでは、アブラ臭が漂っており、たぶん新鮮なお湯
ならこれも感じられたのかもしれません。ホテルと名が継ぐので、値段が高いのはわか
りますが、こちらでは費用対効果はあわないようでした。

7月5日(火)

少し雨も降っておらず、明日からまた雨が続くとの予報でしたので、今日は温泉三昧か
ら野良仕事に転向。先日のジャガイモの試し堀りでいけるとわかったので、本日は一気
に芋ほりとなりました。手抜きをしてきたので、畝間には背丈ほどの雑草が育っていま
したので、それを取り除きながらの芋ほり。今年は4畝、芋を作りましたので、例年だ
と雑草の草むしりで1日、2畝分の収穫で1日×2で3日ほどゆっくりと作業をするの
ですが、雨になると当分できなくなって、収穫のタイミングを逃しそうでしたので、3
日分の仕事を気合で1日で終わらせ、一般のお客様用の北アカリ5箱、長期滞在のお客
様(カレー)用のメイクイン5箱の10箱分の収穫となりました。これでこれから夏に
お越し頂けるお客様用の食材の一つが確保できました。ジャガイモを掘った後の場所は
マルチ(黒ビニール)を敷き詰めて、雑草防止処理をして今年は終了、そのまま冬越し
となり、来春の植え付けまで、土を休ませます。

7月4日(月)

先月の鳴子温泉ツアー2回目では、中山平・花渕荘、東鳴子・なんぶ屋で入浴した後、
少し迷いましたが、同じ東鳴子温泉郷ですが、川の対岸、阿部旅館に向かいました。鳴
子温泉でも少なくなってきた湯治宿。入浴料300円。建物奥に湯小屋状態に男女2つの
浴室がありましたが、他に入浴客がいないということで、両方入っていいというありが
たいお言葉。最初に女性用の浴槽から入浴。含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
で源泉71.8℃、pH7.2のお湯を加水あり、加温、循環、消毒なしで使用。微白濁で白
い湯花が舞っていて、硫黄臭のするいいお湯でした。次に隣の男性用に入浴。こちらは
ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉で源泉62.1℃、pH6.8のお湯を加水、加温、循環、
消毒なしで使用。こちらは薄い茶褐色で金気臭のするお湯で、ザブザブ掛け流しになっ
ていました。硫黄臭のお湯もご機嫌ですが、この茶褐色のお湯はとても気持ちよく、3
湯目でしたが、出たり入ったりを繰り返してしまいました。2つの自家源泉で盛大な掛
け流しのお湯が300円で入れるというのは、とても贅沢。ちょうど出る時に他の入浴客
が来ましたので、タイミングもよかったようです。湯治宿の施設ですので、石鹸等はも
ちろんシャワーなどもありませんが、湯浴びという点ではとても良いところでした。

7月3日(日)

先日の秋田県北ツアーでは、船沢温泉の後、能代温泉、スポーツリゾートアリナスで入
浴しました。この周辺には、市民浴場はまなす荘や湯らくの宿と同じ源泉を使用してお
り、大体予想できていました。pH9.1のおかげで、お湯にはヌルヌル感が残っていま
したが、スポーツセンターの風呂ですので。その割には、サウナはあっても水風呂がな
いというのはどうしたもんでしょう。2湯入浴ののち、この日のメインイベント、二ツ
井町に新しくできたという温泉施設に。町中の老人福祉施設の隣にできた能代市高齢者
ふれあい交流施設「ゆっちゃん」。入浴料300円。ナトリウム-塩化物冷鉱泉で源泉18.7
℃、pH9.1のお湯を加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。浴室には湯舟が一つだ
けで、脇に洗い場が6か所ほど。お湯は無色透明、消毒臭のする老人施設にありがちな
ものですが、ヌルヌル感はかなり残っていて、鳴子中山平といい勝負かもしれません。
循環が回って、これだけということは、源泉だとどうなのか、とても気になりました。
昼時で空いていたので、気持ちよく入浴できましたが、市内の65歳以上は入浴料100円
と大盤振る舞いしているためか、昨年8月末のオープンから半年少しで5万人の利用者
とことで、土日などは混んでいそうです。県北ツアーは3湯で終了でした。

7月2日(土)

先日の花巻・台温泉ツアーの2回目の続き。福寿館で湯治場の風情を満喫したので、2
湯目に選んだのは、台温泉では数少ない普通のホテル、ホテル三右エ門。入浴料500円。
ちゃんとしたフロントを過ぎて浴室に。中嶋旅館と同じ共同源泉の台温泉2号泉が使わ
れていて、単純硫黄泉、源泉86.5℃、pH8.5のお湯が加水、加温、循環、消毒なしの
掛け流しで使用。浴室には変形の浴室が1つ、両側に洗い場が2カ所ありました。源泉
から離れているので、熱い温泉も加水なしに使用できるようで、むしろ少しぬるめな感
じでした。湯治宿系が恐る恐るという感じなので、少しホッとできました。もう一軒台
温泉でと思いましたが、断られたので、北上してあずまね(東根)温泉、ラフランス温
泉館に。公共の大型日帰り入浴施設で、入浴料700円と高め。単純温泉で源泉38.9℃、
pH9.0のアルカリ泉で加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。浴室には大浴槽、ジ
ャグジー、サウナ2、露天と設備は充実。無色透明、消毒臭のするお湯ですが、ヌルヌ
ル感は残っていました。料金の割に混んでいて、地元の方の銭湯代わりなのでしょう。
近くで閉鎖の温泉施設が散見される中で、施設の良さだけで残っている感でした。台温
泉ツアーの2回目も、3湯で打ち止めとなりました。

7月1日(金)

明日からまた飛び込みのお客様スタンバイになるので、今日は思い切って秋田県北まで
また遠出となりました。目的は以前お薦めしていた能代の船沢温泉が昨年、復活したと
のことだったのでその実地確認。入浴料は値上がりして500円になっていましたが、受
付だった場所が、フロントといえる状態になっていたり、浴室入口もとてもきれいにな
っていました。脱衣所だけでなく浴室もかなりきれいに改装されていましたが、あの濃
い温泉だけはそのままになっていました。湯口の温泉成分がこってり付いた石はなくな
っていました。先日入浴してきたお客様から、ここがカプセルホテルも始めたようだと
の話を聞いていましたので、湯上り後にフロント付近を見たら、そのチラシが張ってあ
りました。聞いたら定員は4人分とのこと。客室一部屋に2段ベッドを2つ入れ、ベッ
ドの側面をべニアで覆って個室のようにしたもので、宿泊だけでなく、仮眠(休憩)で
の使用も可とのこと。いい温泉が長続きしてくれることを願うばかりです。