日記

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【新米ペアレントの営業日誌】

2016年


10月17日(月)

本日から3社目の会社の方が数人、増員となりました。一般の旅行のお客様ですと、夕
食は6時過ぎから始まるので、それまでに到着してくださいとお話ししていますが、ビ
ジネスの方では、そうもいかず、また1社で複数人だと一度に帰ってきていただけます
が、今回は3社で業態もバラバラですので、帰宅時間もまちまちで、その都度食事の用
意をする必要があるため、2回戦、3回戦、多いと4回戦となってしまいます。今日来
た方を含め、リズムを掴むにはどうしても数日、必要なようですし、胃袋の大きさや好
き嫌いを把握するには、もう少し時間がかかりそうです。ここ数日、炊いたお米が大量
に残ってしまい、冷凍庫が狭く感じるようになってきました。

10月16日(日)

本日は大曲から角館に行く途中の旧中仙役場(現中仙支所)でジャンボうさぎフェステ
ィバルが開催されました。例年ですと行くのですが、今日はさすがに繁忙で残務処理が
残っていましたので、行くことが出来ませんでした。行かれた方の話では、振る舞いの
うさぎ汁(日の丸鍋)には長い行列が出来、昨晩当YHに泊まられた方も何名か居たと
のことでした。掃除を終えて、少しできた時間で、紫色の食用菊の3回目の収穫を行い
ました。さすがにだいぶ収穫できたこともあり、花も少なくなってきていますし、次の
黄色の花がそろそろ咲きそろいそうですので、紫色から黄色の菊にシフトするタイミン
グが近づいてきたようです。出来れば、菊の収穫でなく、来年はうさぎ汁を食べに行き
たいものだと、考えています。抵抗のある方が多いようですが、食べてみると、普通に
食べられます。

10月13日(木)

本日から3社目のビジネスの方の長期滞在が始まり、いつも静かな当YHも大賑わいに
なっています。本日からは1名だけでしたが、後日、増員の予定とのこと。そして時期
は10月も中旬となり、山岳部からは遅れていた紅葉全開の報が伝わってきていますし、
一方で、先日10日には鳥海山で初冠雪だったとのことで、今朝は当YHからも山頂が白
くなった鳥海山が見えていました。話では紅葉も田沢湖近くまで降りてきているとのこ
とで、あまり遠くに行かずとも紅葉が楽しめる時期になってきています。

10月12日(水)

本日は紫色の食用菊の収穫の2回目となりました。今回もゴミ袋で2/3ほどの収穫とな
り、あと1回ほどこの量が収穫できれば、目標達成となりそうです。さて、先日の秋田
市手形地区観光地(?)ツアーでは、鉱業博物館の後は、秋田藩主佐竹氏の菩提寺、天
徳寺に向かいました。この寺は当初佐竹氏の旧領地、茨城県に作られましたが、佐竹氏
が秋田に移ってくる際に秋田に移されたもの。国の重要文化財に指定されている立派な
門があります。その奥には茅葺の本堂があるのですが、こちらが老朽化のため修繕工事
を行っており、近くには行けませんでした。この工事、平成35年までかかるとのことで
すが、いくら重要文化財とはいえ、時間がかかりすぎるのでは?と思いました。一番奥
には佐竹家の霊屋がありますが、その地域は立入禁止となっていました。

10月11日(火)

先月末からビジネスのお客様の長期滞在が始まっていますが、本日から別な会社の方が
ビジネスで1週間ほど宿泊になります。明後日からはさらにもう一社の方が複数名、こ
ちらは1カ月少しとの話で宿泊が始まり、ビジネス宿状態になりそうです。昨年も10月
には工事関係の方の宿泊があり、その際は事前の話が10名ほどとのことで、HPやブロ
グなどに10月の宿泊は残りわずかと出してしまい、実際に来られたのが半分ほどで、部
屋に余裕が出来たにもかかわらず、一度書いてしまったためなのか、一般の旅行のお客
様の飛び込みがほとんどないという苦境に立つことになりました。今年はビジネスの方
が3社もあるとはいえ、人数的にはまだ余裕がありますので、飛び込みでもOKです。
夕食時にバタバタするかもしれませんが、その後はいつも通り、お話の時間もご用意で
きるかと考えています。

10月10日(月)

先日の秋田市手形地区観光地(?)ツアーでは、三吉神社の駐車場で弁当を食べた後、
近くだからと秋田大学の付属鉱業博物館を見学しました。前にもここは来たことがあり
ましたが、もう10年以上前になってしまい、現状チェックです。入館料100円。1階は
国内外で採れた鉱石や鉱物の展示がありました。前に来た時には、奥に南極観測隊が持
ち帰った南極の鉱石類がありましたが、そのコーナーはなくなっていました。2階は化
石や地層についての展示、3階は鉱山技術や精錬についての展示となっています。石の
博物館だと、特に3階部分はありませんし、1階の展示も秋田県内で過去に稼働してい
た鉱山の鉱石が多く並んでおり、どこの山でどんなものが採れたなどと考えていると、
あっという間に時間が過ぎてしまいます。社会見学など通常の見学だと、所要時間は30
分程度で十分かと思います。でも行くなら、ぜひ事前に秋田の鉱山のことを少し勉強し
ていくことをお勧めします。

10月9日(日)

先日の秋田市手形地区観光地(?)ツアーでは、昼食時に地元で名物になっている持ち
帰り弁当店で弁当を調達しました。秋田駅の東口周辺に3店舗ある「たいあん弁当」。
周辺は住宅地と秋田大学などの学生が多いことから、ここの弁当は盛りがいいことで有
名。一番人気の鳥から揚げ弁当(432円)を注文しました。から揚げ6つほどが所狭し
と入っているため、ふたが閉まらず、車の中はから揚げのいい匂いで満たされるほどで
した。少し濃い目の味付けになっていましたが、そのためにご飯が進み、ご飯を大盛り
にしなかったことを少し後悔しました。この周辺には同様にから揚げ弁当を売りにする
店が他にもあるようで、どこが元祖とかわかりませんが、安く満足するには大助かりだ
と思いました。

10月8日(土)

昨日、山岳部でなく北海道の平地部、稚内で初雪を観測したとのこと。これは平年より
15日早く、観測史上2番目の早さとのことです。紅葉は遅れ気味、降雪は早めというこ
とは、今年の秋は短めに終わりそうです。さて、3連休の初日、今日は10月の月例花火
で、夏の大曲の花火の延長戦と位置付けている「秋の章」花火が開催されました。今年
はこの花火を見に来られたお客様もいましたが、そのほかのお客様も花火前に全員がそ
ろうという状況になったため、夕食を頼まれたお客様には、戻ってきてからということ
で急きょ、花火見学ツアーとなりました。過去には打ち上げ場所近くまで行けたのです
が、昨年から桟敷席を有料で用意するようになり、どこで見られるかわかりませんでし
た。近づくと打ち上げが始まり、移動の車中からも見ることが出来ましたので、花火を
確認しながら場所を探すということになりました。大曲西道路の飯田ICから近くのス
ーパーの駐車場に車を止めて、その道路からゆっくり見ることが出来ました。場所も微
妙で、打ち上げ数も決して多くない花火でしたが、お客様には満足して頂けたようで、
ホッとしました。 

10月7日(金)

紅葉真っ盛りの3連休を目前にして、先月末に落石で通行止めとなっていた国道341号
線の玉川温泉〜戸瀬間が昨日午後、仮復旧したとのことです。当面片側交互通行が続く
とのことですが、周辺の多くの観光関連の方が通れるようになってホッとしていると思
います。例年ですとそろそろ玉川温泉から玉川ダム周辺まで紅葉が降りてくる時期です
が、今年は当初予想通り少し遅れ気味で、まだ八幡平アスピーテライン周辺でも十分に
紅葉が楽しめるとのことです。早い年だとこの3連休に八幡平で降雪となり、臨時通行
止めの措置が取られることもありますが、今年はまだ大丈夫なようです。それでも来ら
れる方は、少し暖かい恰好で来た方がよさそうです。

10月6日(木)

10月に入り、山岳部での紅葉も若干遅れ気味ながらも進んできているようです。明日か
らの気温低下が紅葉の進行も加速してくれるようですが、住民にしてみれば冬の準備を
少しずつする必要が出てくる時期です。3連休に必要となる可能性があるため、本日は
掃除の際に全客室と食堂のストーブの試験運転を行いました。半年ほど放置状態にして
いますので、試験運転の際には窓を全開にして行います。今年も無事に動いてくれまし
た。ついでにまだ客室に残っていた扇風機をとりあえずは納戸に仕舞い込んで、後日天
気と相談しながら掃除をして収納する予定です。これで都会から来て、秋田の寒さに驚
かれても、ストーブがすぐに使えるようになりました。

10月5日(水)

天気予報では今週後半から気温が下がり始め、10℃を下回るまでになるとのことで、畑
に残っていたナスやシシトウなどを一斉に収穫してしまいました。できれば次の3連休
まで残しておきたかったのですが、寒さで悪くなるともったいなかったので、最低限だ
け残しておきました。ナスはそろそろ終わりになりますが、シシトウは霜が降りる11月
上旬までは収穫が出来るかと思います。紫色の食用菊は週後半にまた収穫となるかと思
いますが、よく見れば、一部に紫でなく白い菊が咲いていました。これは動物でいうと
ころの「アルピノ変種」、色素が欠落したものなのか、単なる変種なのかはわかりませ
ん。この白の菊が咲いた株だけを分けて、白色の食用菊でも作ってみようかとも考えま
したが、白色の菊は、霊前に手向けることが多いため、あまり食用にするのはどうかと
も思っています。

10月4日(火)

先日行った千秋公園。マニアックなポイントの3カ所目は、千秋公園中央の八幡秋田神
社境内、札所に隣接してあった雄柳大龍王尊神社です。広小路の堀端に「蛇柳」(じゃ
やなぎ)と称する柳の名木が存在したそうで、その柳は、久保田城築城の時、築城師が
差し込んだ杖が柳になったとか、築城に際して人柱を立て、その供養のために柳を植樹
したとか、旧藩時代に柳を切り払った人夫が、柳の霊の祟りで急病にかかり、その柳の
霊は大蛇でお堀の主になったなどの伝説があり、柳の近くには小さな祠があったとのこ
と。太平洋戦争後、堀端の埋め立て地に創建された「雄柳大龍王尊神社」に蛇柳神社の
遺物として遷されたが、平成19年(2007)、その神社が解体される際に八幡秋田神社に
御神体を遷し、遺構の一部を残したのが、この雄柳大龍王尊神社だそうです。名前にイ
ンパクトがあるので、興味を持ってしまいました。

10月3日(月)

昨日、増田の内蔵一斉開放の日に出かけた後、戻ってからそろそろ咲きそろってきた紫
色の食用菊の初収穫を行いました。今年も5〜6月に水を十分に撒いたので、順調に成長
しましたが、一方で夏に手入れをサボって、支柱を上げそびれたので、花が重く、お辞
儀をしてしまいました。それでも1時間ほどでゴミ袋2/3ほどの収穫となりました。花
びらをむしる作業で2時間、茹でる作業で1時間半ほどかかり、昨日はギブアップ。小
分けにして冷凍する作業は本日行いました。これで必要な分の1/3ほど。あと2回収穫
する必要がありますが、花の量は十分にありそうです。今月中は紫から黄色へと変化し
ますが、食用菊の収穫が続きますので、この時期に来て頂ければ、冷凍していない食用
菊を夕食で提供できるかと思います。またいつでも菊の収穫を手伝って頂ける方は募集
しています。ただし、収穫作業だけでなく、夜には花びらをむしる作業も手伝って頂き
たいので、要宿泊となります。

10月2日(日)

本日はお客様が朝出発した後、横手市増田の内蔵一斉開放の日、「蔵史めぐり」に出か
けてみました。数年前にも行きましたが、その後、観光地化が進み、歴史的建造物保存
地区にも指定されるなど、大きな変化がありそうですので、データのアップデートが必
要かと思いました。開始の9時直前に到着しましたが、近い駐車場はすでに満車と以前
とは人手が大きく違うようでした。通常公開されているいくつかの内蔵に加え、この日
限定で公開の蔵がありましたので、それを中心に3時間ほどで29か所巡るという強行軍
となりました。地元の中学生がガイドや呼び込みなどで手伝っていたり、普段聞くこと
が出来ないような話なども聞くことが出来ました。

10月1日(土)

本日から10月となり、秋の収穫祭などの秋祭りも本番です。都会にはまだ知名度は高く
はないものの、面白く美味しい祭りがたくさん開催されます。今日、明日は湯沢で「う
どんEXPO」、明日10/2には横手市増田では内蔵(室内蔵)が一斉開放となる「蔵史
めぐり」。8日からの3連休には大館きりたんぽ祭り(8〜10日)や大曲の花火・秋の
章(8日)など、16日には中仙でジャンボうさぎフェスや増田リンゴ祭り、田沢湖脇の
むらっこ物産館の収穫祭。月末には県下最大の収穫祭、県種苗交換会が今年は湯沢で開
催される予定です。どれもこの時期しか見たり食べたりできないものが多く、わざわざ
来て頂く価値が十分にあるかと思います。また隣の岩手県では今年は今日から12日まで
国体が開催されます。秋田県ではまだ大丈夫かと思いますが、国体開催中は宿泊施設も
厳しくなりますので、飛び込みで宿泊を計画される際には、ご注意ください。

9月30日(金)

今朝、田沢湖から玉川温泉を抜け、八幡平に行く国道341号線の旧新鳩の湯付近のスノ
ーシェッド(防雪トンネル)で7mの落石があり、通行止めの措置が取られています。
時期は紅葉シーズンで、この国道の通行量が一年で一番多い時期の一つ。当面、プレイ
パーク戸瀬から玉川温泉間の10kmが全面通行止めとなり、開通の目途が立たないとの
ことで、周辺の観光関連に大きな影響が出そうです。これからの時期、当YHを利用さ
れる方も、田沢湖から八幡平アスピーテラインを目指して来られる方が例年、多くいら
っしゃますので、早期復旧を切望します。復旧と云えば、当YHの無線LAN(wi-fi)
が8月上旬の落雷で不通となっていましたが、本日、完全復旧しました。ルータを新し
くしましたので、ご利用の方は改めてパスワードの登録が必要ですので、お手間をかけ
ますがよろしくお願いします。

9月29日(木)

今日は時間が取れたので、1か月ぶりに秋田市内の観光地(?)散策ツアーとなりまし
た。今回は今まであまり行ったことがなかった手形、泉地区の有名処を今回はざっと巡
りました。まずは秋田県で一番初もうで客が多い太平山三吉神社。住宅地の真ん中にあ
る感じの神社で奥宮は太平山の山頂にあるそうです。創建は天武天皇の時代(673年)
と伝わる歴史ある神社。坂上田村麿が必勝祈願したり、江戸時代の佐竹家からも崇敬が
篤かったとのこと。北海道から福島辺りにある三吉神社や太平山講の総本宮だったそう
です。1月に行われる梵天奉納は、複数の梵天が奉納されるため、参道で奉納を競うケ
ンカ梵天になることが知られています。大曲、横手の一部で主に行われる梵天奉納で秋
田市では数少ないもの。実際に神社に行くと、平日なのにちらほらと参詣者があり、人
気の高さがわかりました。建物は大きく、独特な形の屋根は太平山をイメージしたもの
だそうです。拝殿入口の彫刻も立派ですが、時間が限られる観光客の方には、少し勧め
にくい場所でした。

9月28日(水)

秋田市千秋公園のマニアックなポイントの2カ所目は、千秋公園中央の八幡秋田神社か
ら少し降りたところにある茶室「宜庵」。ただこの建物は昭和になってできたもので、
時代はありませんが、その庭にある舟形の手水鉢です。これは豊臣秀吉の朝鮮出兵のお
りに加藤清正が持ち帰り秀吉に献上、大阪城にあったものを石田三成のはからいで佐竹
氏に下賜されたという伝説の手水鉢。重さ約10トンあり、素材は朝鮮半島から瀬戸内海
方面に分布するものと同質の花崗岩。初代藩主・佐竹義宣は、常陸からの国替えの際、
多くの土地・財産を手放したが、この手水鉢だけはあきらめきれず、海路はるばるこの
地まで運ばせたというものだそうで、明治維新の廃藩置県後、佐竹分家・東家屋敷にあ
ったものを、土崎の越中谷家(料亭・池鯉亭)が譲り受け、その庭に置かれていたそう
です。東京の明治神宮にある清正所縁の井戸が代表的なパワースポットと云われている
ようですので、この手水鉢からもパワーを感じられることでしょう。

9月27日(火)

ようやくにかほ市周辺の観光地(?)巡りのネタが終わりましたので、8月末に着手し
た県都秋田市の続きを書くことが出来ます。8月31日の記事では千秋公園の初級編的な
見処でしたが、今回初めて千秋公園をじっくり廻ったり調べたりしてわかった少しマニ
アックなことが幾つかありました。一番驚いたのは、千秋公園に温泉施設があったこと
でした。秋田駅から延びる広小路から入り、松下門跡の上に立つ明治二十年代後半に開
業した旧割烹松下。当時、ここでは料亭のほかに地下水を沸かして「ラジウム温泉」と
しても営業していたとのこと。かつての旧城地・千秋公園は良質の地下水が豊富に湧い
た土地で、佐竹氏が城地を選択する際もそれが重要視され、その湧き水は「霊泉水」を
求めて多くの人が来たとのことですが、平成に入ってからは水質悪化で使用禁止となっ
たようです。かつての源泉がまだ残っており、わずかながらも水が出てのが確認できま
した。割烹松下は2016年6月に秋田文化産業施設「松下」として喫茶やあきた舞妓を呼
ばれる川反芸者と遊べる場所として再開発されており、明るい時間にはカフェとしても
営業しています。

9月26日(月)

本日からまたいつもの長期滞在のビジネスのお客様が到着になり、年末までの長期滞在
が始まりました。8月の出発時に、9月下旬とは聞いていましたので、心の準備はして
いましたが、正式に会社から連絡を頂いたのが、金曜日。土日に慌てて部屋の模様替え
などの物理的な準備となりました。これでまた1月松の内が終わるまでの連続営業がほ
ぼ確定となりました。このため、常時、飛び込みのお客様が来ても対応できるようにし
ておく予定ですので、飛び込みはいつでもOKです。ただ、先日も書きましたが、夕食
が必要な方は当日の午前中までにご連絡ください。お待ちしています。

9月24日(土)

先日の大滝山温泉、男鹿ホテルとハシゴした時の、最後の温泉が男鹿温泉郷内にある結
いの宿・別邸つばき。こちらはかつての男鹿グランドホテルで、経営主体が2011年に破
産し2015年4月にリニューアルオープンしました。入浴料750円(温泉本で200円引)。
お湯はこの前の男鹿ホテルと同じ源泉を使用しており、ナトリウムー塩化物泉で、源泉
52℃、pH6.7で加水、加温、消毒あり、循環なしの掛け流しで使用。源泉の温度やp
Hが男鹿ホテルのものと異なるのは、こちらの分析表が平成9年のものだったからで、
男鹿ホテルのものは平成27年測定のもの。浴室には内風呂と露天がありました。お湯は
微塩味のもので男鹿ホテルのお湯に近いものがありましたが、やはり少し薄い感じがし
ました。ホテル内部や浴室などの設備は、リニューアルしたばかりですので、非常にき
れいでした。ちなみにその奥、一番の海側にあった国民宿舎はいつのまにか廃業して、
更地にする工事が行われていました。お湯がよかっただけに残念でした。

9月23日(金)

月初に秋田市の大滝山温泉に出向いた際に、時間があったので、男鹿半島まで足を延ば
して、夕方しか日帰り入浴ができない大型ホテルをハシゴ湯してきました。2湯目に入
浴したのは男鹿ホテル。入浴料700円。日帰り入浴は15時から。ナトリウム塩化物泉で
源泉55℃、pH6.5のお湯を加水、消毒あり、加温、循環なしで使用。浴室には内湯と
露天があり、茶褐色透明で塩味のするお湯が掛け流しで使用されていました。周辺の大
型施設が共同使用する石山の湯源泉を有するホテルで、源泉に近いだけあって、湯口に
は巨大な析出物のタワーが出来上がっていました。大型ホテルで設備も万全で大満足で
きました。ちなみにここ男鹿ホテルは、冬季(12月〜4月中旬)まで休館というホテル
で、男鹿温泉郷の中にあるセイコーグランドホテル、男鹿観光ホテルとグループホテル
となっています。

9月22日(木)

昨日、早くも北海道の大雪山系から紅葉開始とのニュースが流れてきました。例年より
も少し遅いようですが、順調に秋になりつつあるようです。3連休明けでお客様が少な
い中で、本日、飛び込みで来られたお客様は、若い頃に佐渡ヶ島のYHでヘルパーをし
ていて尊敬も憧れもしていた方でした。その後も付き合いを頂いていましたが、秋田に
移り住んでからは、ご無沙汰をしてしまいましたが、東北を旅行中に立ち寄って頂きま
した。その方は学校を出られて、数年後、白馬でペンションを共同経営していましたが
何年かしたらまた社会人に戻っていました。どういうきっかけで始めて、またペンショ
ンを辞めてしまったのかは聞きませんでしたが、その方から学んだことは、共同経営の
難しさと大変さでした。物事は初めは熱意と目的がはっきりしていますが、時間ととも
に方向性が変わることはままあります。音楽のバンドなどが解散するのは、そんなこと
が多いようです。今の仕事を一人でもできるような規模でと考えたのは、そのためとも
いえます。当日の飛び込みだったので、食事を振る舞うことが出来ず大変残念でした。
ぜひ、次に来て頂ける時には、ぜひ前日までに電話してください。

9月21日(水)

先日の報道で、「鳥海山・飛島」が日本ジオパークに認定されたとのことでした。県内
では湯沢、男鹿半島、白神山地に続いて4か所目となり、今回は初めて山形県と県をま
たぐ形での認定となったとのこと。先月、にかほ象潟を訪問した際にも、度々認定に向
けた試みを見ることがありました。認定を受けられたことは、誠に喜ばしいことですが
問題はこれから。先月、かの地に出向いて、観光マップを調達ににかほ市役所に出向い
た際にはにかほ市の地図はあったものの、鳥海山全体の観光が描かれている観光マップ
はなく、市役所の職員と喧々諤々となりました。今回の認定で、改めて地区全体の観光
という点が必要となることから、そうしたことが改善されることを願うばかりです。地
区全体でのジオパーク認定と行政の縄張り意識の強さと、どちらが勝るか見ものです。

9月20日(火)

先月のにかほ象潟観光地(?)ツアーでは、大曲からは少し遠いイメージの海沿いをウ
ロウロしました。その海沿いには実は台場が幾つかあることを今回初めて知りました。
台場といえば、東京湾にあってフジテレビでも有名な「お台場」が有名です。象潟で見
た台場は、規模は小さな古墳程度のもので、徳川幕府の足元、東京湾のお台場とは規模
も比べ物になりませんが、その分数だけは多いようで、にかほ象潟周辺だけで10か所以
上もあったようです。特に象潟周辺は、江戸時代中期、1804年の象潟地震で地面が2m
も隆起して、九十九島が陸地になったため、多くの小さな丘のようなものがありますの
で、知らないとどれが台場だったかもわからないような状態です。

9月19日(月)

本日、3連休の最終日で、朝のお客様の出発で当YHも静かになりました。今朝は度々
ご利用頂いているお客様で、当YHに冬タイヤをお預かりしている方が、10月は忙しく
なりそうで、来るのが厳しそうなのでと、早々に来て頂き、出発前に早くも冬タイヤに
交換する作業を行っていました。こちらで実際に冬タイヤに交換するのは10月下旬から
11月上旬ですので、かなり前倒しでの作業。それでも東京で冬タイヤを確保しておくの
はスペース的に厳しいということで、当YHにタイヤをお預かりしているので、わざわ
ざここまで来るには時間と手間がかかるので、致し方ないとのことでした。まったくご
苦労様なことですが、一方で度々のお越しには感謝しています。

9月18日(日)

先月のにかほ象潟観光地(?)ツアーで、院内油田跡の見学をしましたが、その院内と
いう地区は、ほとんどガイドブックには出ていませんが、街歩きということでいえば、
結構、趣のあるおもしろい地域でした。大正、昭和には山奥に油田が出来、多くの人が
かつてはこの街にいて繁栄していただろうという想像はできますし、その昔、江戸時代
から明治にかけては、ここにも鳥海修験の一大基地があり、宿坊が立ち並んでいたのだ
ろうと思います。その鳥海修験の中心施設が七高神社。集落中心の山側に残っており、
200段近い石段を登った山中にひっそりとありました。また陽山寺や禅林寺など立派な
寺院があったり、油田跡近くに平安後期から戦国時代の山根館跡が保存されています。
少しマニアックで、一般の観光客だと、何もないじゃないか!といわれそうな場所です
が、少し事前に知識を入れていけば、いろいろ想像できて楽しめる場所です。

9月17日(土)

本日から秋の観光シーズンの始まりで、最初の3連休。明日は田沢湖でマラソン大会が
あり、当YHにもマラソン参加の方が今年も泊まられました。ただ、3連休といっても
今の時期は、夏休みが終わって、紅葉にはまだ微妙に早い時期で、云わば端境期。カレ
ンダー的にも、今年は単純に3連休のみの状態の方が多いようで、当YHが満室になる
ほどではありませんでした。その紅葉は、今年は少し遅れそうな気配です。例年この時
期には、最低気温が10℃近くまで下がって涼しくなるのですが、今年はまだ15℃を下回
る日がなく、8月下旬と同じような気温になっています。最高気温も今週は25℃を超え
る日が何日かあり、珍しい残暑です。この状況で気になるのが、冬の降雪。去年、一昨
年とここ大曲は雪が少なく助かりましたが、今年は少し警戒した方がよさそうです。す
でにテレビではお盆明けから除雪機や冬タイヤのCMがこちら秋田では流れています。

9月16日(金)

先月上旬、いつものビジネスで長期滞在のお客様の送別会その1で行った、いつものラ
ーメン店、麺屋十郎兵衛で、以前、土産に持ち帰り用セットを購入した彼が、家でそれ
を食べたら麺はいい感じだったが、スープが違ったとの話。店でオーナーにそれを話す
と、それなら隣のコンビニ限定でこの店で使用している麺とスープをそのまま冷凍した
ものを販売しているので、そちらを試してくれとのことでした。その話を思い出して、
本日、その冷凍販売品を購入して、試しに食べてみることにしました。スーパーの袋に
無造作に入っていたのは、麺とスープ。説明書は袋の外に張り付けてありました。麺は
茹でて、スープはそのまま湯煎に。どんぶりに温まったスープを開けると、チャーシュ
ー(叉焼)とメンマが入っていました。食べてみると、店で頂くつけ麺とほぼ同じ。麺
の湯で時間やメンマや叉焼の食感は微妙に違う気がしますが、これが家でいつでも食べ
られるというのは、少しうれしいかもしれません。値段700円。クーラーボックスがあ
れば、みやげにも出来そうです。秋田っぽさというのは、ほとんどありませんが。

9月15日(木)

今日は先日の秋の草刈り大作戦2日目となりました。裏の駐車場奥の草刈りの残った部
分をさっと刈り取り、その後は南側の駐車場脇と裏の駐車場の大きめの雑草むしりを行
い、最後に除草剤を撒いて終了となりました。この時期だと、大きく伸びた雑草を除草
剤で枯らすと、雪の時期にそのまま残ってしまい、雪の中から無精ひげのように出てし
まってみっともないからです。除草剤の散布は、10月にもう一度行えば、春に雑草が少
なくて済むのですが、その時点でそれだけの時間的、気分的余裕があるかどうかです。
いずれにしても、とりあえずは表も裏も駐車場の雑草処理は終わりましたので、3連休
以降の秋のお客様に楽に使って頂けるかと思います。

9月14日(水)

先月のにかほ象潟観光地ツアーの初日に、象潟郷土資料館の方に大変お世話になってし
まいました。市の観光HPに出ていたある場所がわからず、市役所に行ったら、そこで
もわからないという失態で、慌てて休館日になっていた象潟郷土資料館の方を呼び出し
てくれて、そちらに行けとのこと。資料館ではそれ以外にも幾つか調べて頂き、非常に
助かりました。その際、外に仮設の建物に入ったものがあり、見てみると「埋もれ木」
とのこと。何も知らなければそのまま素通りだったのですが、今年の春に秋田の伝統工
芸を調べた際に、この埋もれ木、神代杉とも古代杉とも呼ばれるものを素材として加工
したた工芸品があるいうことが頭に残っていたので、つい興味を持ってしまいました。
これは縄文時代後期の紀元前466年、鳥海山噴火による山体崩壊で、象潟や平沢の海岸
まで広がる大規模な岩なだれが発生、その際に埋もれた秋田杉やケヤキなど。この地域
の工事の際に出土することがあり、最近では2014年からの日本海東北自動車道の象潟I
Cの工事の際に大量に発見されたとのことで、郷土資料館の隣には、発見されてほぼそ
のままの状態で仮置きされていました。ついで状態でこれを見られたのは、ラッキーで
した。

9月13日(火)

先月のにかほ象潟観光地ツアーでは、海沿いの観光地を見て廻ったあと、時間が余った
ので鳥海山の山側に入り、奈曽の滝と金峰神社を訪ねました。以前も鳥海ブルーライン
や元滝伏流水を見る際に通ったのですが、通過していた場所です。道路から少し石段を
のぼり、滝の近くまで降りたうっそうとした森の中に金峰神社はありました。ここも鳥
海修験の基地として栄えた場所で、神社の手前、道沿いにはかつて、宿坊として栄えて
いただろう集落があります。そのため神社も比較的規模が大きく、宝物殿も建てられる
ほどの規模。国の名勝にも指定されている奈曽の滝は、この神社本殿から少し降りたと
ころからも見えます。落差26m、幅11mの滝は秋田を代表する名瀑の一つとも云われま
す。この日は台風翌日ということで、かなりの水量になっていて、途中で通行止となっ
ていました。でもその迫力は感じることが出来て、満足でした。象潟の道の駅からだと
この滝と神社で見学の往復の時間を入れて所要時間は1時間ほど。少し上の元滝伏流水
を入れると2時間ほどの寄り道です。

9月12日(月)

お陰様で当YHは今年12年目となりました。保健所の食品衛生の営業許可が6年ごとに
なっており、その3回目の更新がこの秋、行われるため、本日、保健所の立入検査があ
りました。食中毒などでの立入検査ではないため、事前申請してある設備面の検査です
ので、時間も15分ほどで無事に終了し、月末には営業許可の更新となる予定です。食中
毒のための検査や、大規模な食事提供施設での検査では、大腸菌などの検査が中心とな
るため、時間もかかり、受ける方も非常に神経質になると別な関係者から聞いたことが
あります。そういった立入検査は、当YHはまだ受けたことがありませんが、任意で行
われる食品の検査(検食)は年に2度、行っており、細心の注意を払っているつもりで
す。

9月11日(日)

ぼちぼち遊んでばかりはいられない時期になってきましたので、今日は秋の草刈り大作
戦を始めました。今回も最初は敷地奥の農道沿いの場所から始めて、駐車場奥の柿の木
周辺や畑奥の場所まで時間内に処理することが出来ました。残るは畑の奥の一部と、裏
の駐車場周辺だけで、あと一日ほどの作業で、秋の草刈り大作戦は終わりそうです。う
まくすれば、今年の草刈りも今回で終わるかもしれませんが、まだまだ暑さが残ってい
るので、10月の中旬、植木の雪囲いを取り付ける際に足元が邪魔になるようだと、もう
一度、雑草防止というより、雪囲い取り付けの作業効率化のために草刈りを行う必要が
あるかもしれません。それでも今年も雑草と戯れるのも、残すところわずかになってき
ており、少しホッとしています。作業の合間に食用菊の畝を見たら、早咲の紫の食用菊
がまだ、わずかですが、咲き始めました。

9月10日(土)

今日は土曜日でしたが、夏休みも終わり、来週は3連休ということもあり、お客様が珍
しく来なさそうだったので、午後から出陣して、温泉ツアーとなりました。なぜ土曜の
午後からになったかというと、土日のみ営業の施設があるためです。今回それで選んだ
のが秋田市の大滝山公園にある大滝山温泉、神の湯。入浴料400円。ナトリウム・カル
シウム-塩化物冷鉱泉で源泉17.8℃、pH7.4のお湯を加水、加温、循環、消毒ありで使
用。浴室には内湯が一つ、蛇口は幾つかありますが、シャンプー石鹸等はなし。シャワ
ーも2つだけ。お湯はほぼ無色透明で、分析表には硫化水素臭となっていましたが、ほ
とんど無臭でした。これといった特徴はありませんでしたが、近くに温泉が少なく、ひ
っきりなしに入浴客が来ていました。太平山リゾート公園のザブーンよりは鄙びた感が
あるのが救いでした。

9月9日(金)

先日の仙台定義山ツアーの3番目の目的は、9月上旬に発売となる宮城日帰り温泉、通
称「温泉本」の購入でした。これは幸い、さいちの雑誌コーナーにありましたので、即
座に購入。宮城県南の宮城蔵王や小原、鎌先などの温泉地は行くことはかなり厳しいの
ですが、まだまだ鳴子や栗原周辺の温泉で使えるだろうし、最新版の温泉ガイドブック
としても価値があると思います。さて、せっかく秋保温泉に来たし、少し時間があった
ので、購入した温泉本で見たら、近くに共同浴場があるということで、入浴してきまし
た。入浴料300円。ナトリウム-塩化物泉で、源泉55℃、pH7.9の弱アルカリ泉。加水、
加温、循環、消毒なしの掛け流しで使用。脱衣所から見える浴室には、内湯が一つだけ
で、蛇口はあるものの、シャワー、石鹸などはありません。無色透明、無臭のお湯で、
あまり温泉感はありませんでしたが、暑い中では気持ちの良いものでした。ただ、仙台
から近く、観光地でもあるためか、外国人が入浴していて、知らなかったのでしょうが
土足で脱衣所を歩き回るなど、そのマナーは最悪で、別に温泉施設が悪いわけではない
のですが、残念ながらあまり良い印象ではなくなってしまいました。

9月8日(木)

昨日の仙台定義山ツアーでは、あぶらあげが一つの目的でしたが、もう一つが、定義山
から南にある秋保温泉。でもここでは温泉の入浴が目的ではなく、温泉郷の中にあるス
ーパー「さいち」。テレビや経済紙などで時々取り上げられる、田舎の小さなスーパー
です。ここの起爆剤になったのが「おはぎ」。ということで、定義山から車で20分走っ
て秋保温泉に。目指すさいちはすぐにわかりました。店舗は予想に反してコンビニを少
し大きくした程度。でも平日でしたが、駐車場の誘導係が2人もいて、人気の高さはそ
んな点からもわかりました。売切れも多いというおはぎは、どうにかまだありました。
スーパーとしては、品揃いが多いわけでもなく、店舗の大きさからすると、甘味や総菜
コーナーの比率が非常に高く、総菜コーナーはほとんど品切れとなっていました。ここ
ではおはぎが有名になり、マスコミに度々取り上げられるようになって、知名度も抜群
になりましたが、岩手県西和賀町にあって、秋田県南からもツアーで買い物に行くとい
うスーパー「オセン」も同じようなポジションにあるように思いました。

9月7日(水)

今日は気分を変えて少し遠出をしてみました。以前から気になっていた仙台郊外の定義
山。天童経由で当YHから4時間ほどかかりました。最初に極楽山西芳寺にお参り。秋
田で廻っている小さな神社仏閣とは異なり、規模も大きく、とても立派な寺院でした。
かつて東北には五重塔は羽黒山にしかない、と聞いていましたが、ここにも立派な五重
塔がありました。昭和61年完工の新しいものでした。お参りの後は、今日の目的の一つ
であった参道で名物のあぶらあげを頂きました。精進料理として寺院に納められていた
というもので、値段も一つ130円と観光地価格ではなく良心的で大満足でした。

9月6日(火)

先日のにかほ象潟観光地ツアーでは、小砂川集落で清水を見たりした後は、山形県との
県境にある三崎公園に向かいました。ここは羽州浜街道の最難関地区。観音崎、大師崎
と不動アの三つがあることから三崎公園と呼ばれているとのこと。この道は、平安時代
の大同2年(807)に大和朝廷の東北平定に伴う街道整備で開かれたといわれ、その頃
東北各地を行脚して、山形の立石寺(山寺)など多くの寺を作っていた慈覚大師円仁が
作った草庵があったとも云われる。公園の中は、散策路が整備されていますが、その散
策路は階段だったり、かなり急な坂道だったりと、散策というより登山に近い状態。ま
たその山中には、「有耶無耶の関」があったとも云われます。これは山に人食い鬼がい
て、神の使いの鳥が鬼がそこにいるときは「有耶」、いないときは「無耶」と鳴いたと
いう伝説に由来するとのこと。ここと象潟のすぐ南、関宿の2つの説があり、どうも、
山形県では三崎(遊佐町)にあるといい、秋田県では関地区にあると云っているようで
す。

9月5日(月)

先日のにかほ象潟観光地ツアーでは、象潟の街中を散策後、昼食を兼ねて小砂川集落に
向かいました。国道7号線から海側に入ったところにある小砂川集落の入口に、看板の
ない暖簾だけが目印のラーメン店がありました。秋田県内の海側、最南端のラーメン店
とも云えるこの店は、名前がなく、ネット等ではオーナーの名前で「伊原純平」と呼ば
れているそうで、ここが目的の店で正解でした。シンプルないわゆる街の食堂状態で、
メニューも4種のラーメンのみ。ラーメン(大)は750円で、細縮れ麺に澄んだ醤油ス
ープはさっぱりでおいしく頂きました。近くには食事処がほとんどないので、知ってい
るとついつい度々利用してしまいそうな店でした。食後の休憩を兼ねて川袋地区の海岸
に行ってみたら、沖の岩場にウミウを発見して、少し得した気分になりました。

9月4日(日)

先月の花火の前に出かけたにかほ象潟観光地ツアーでは、岩城亀田の後は無料の高速道
路を使って一気ににかほ市金浦まで行きました。その先日にもこの辺りは散策したので
すが、今一場所の特定が中途半端で、帰宅後ネットで場所を再確認してきました。最初
は金浦地区の海沿いにある由利海岸波除石垣。これは江戸時代に羽州浜街道として整備
された道を波から防ぐためのもので、一部が現存して国の史跡指定されています。知ら
ないと海岸の防波堤の一部かと間違えるほどで、浜街道と名がつく通り、かつての街道
が海際ギリギリにあったことがうかがえます。その後金浦で幾つかの場所を見て廻り、
象潟へ。通過することや温泉がほとんどだったこの街を初めてゆっくりと散策。松尾芭
蕉の奥の細道の北限とも云われ、街中には多くの案内板が見られましたが、実際にその
時代のものはほとんどないようでした。ただその中で、象潟公民館は時代は江戸ほどあ
りませんが、白いモダンな建築は目を引きました。

9月3日(土)

先日の鳥海山周辺観光地(?)ツアーでは、にかほ高原でその眺めの良さに大満足した
あとは、すぐ近くにある土田牧場に立ち寄りました。平日でしたが、そこそこのお客さ
んが喫茶、食事コーナーには来ていて、さすが有名観光地と思いました。そのメニュー
や売店の商品を見て、またさすが有名観光地と実感。ここは観光牧場ではなく、本気の
牧場で、裏の放牧地にはジャージー牛が放牧されていて、とてもいい雰囲気でした。そ
の後は高速道路を使って由利本荘市に戻り、幾つかの場所で写真撮影。最後は冬に裸参
りが有名な新山神社に。山の中腹、100段を超える石段を上がったところにひっそりと
神社はありました。冬の裸参りの際にテレビで出てくるのは、その石段かと雪の時期を
想像しました。新山神社から北に車で進んだところにある三望苑。高台にある公園とい
ったところで、ここからも日本海がきれいに見え、この日は天気も良く、高台からの綺
麗な景色を満喫するツアーとなりました。

9月2日(金)

順番が逆になりますが、先日の秋田市の前に出かけた鳥海山周辺の観光地ツアーでは、
実は冬師湿原もよかったのですが、そのあとに行ったにかほ高原も予想よりもはるかに
いい場所でした。多くの方は、新潟方面から国道7号線を北上して秋田に入り、山側に
ずらっと風力発電の風車が並んで見える場所です。ここにはにかほ市営のひばり荘とい
う休憩施設なるものがありました。おしゃれな建物で、中には食堂などもありますが、
展望デッキからの眺めは、とてもよく、南に風車越しに鳥海山が、西は日本絵画見え、
行った日は台風後の快晴だったため、男鹿半島から太平山まで見ることが出来ました。
特に西の海には、島が3つも見え、一つは飛島、もう一つは粟島というのはわかりまし
たが、3つめはもしかして佐渡ヶ島?と思って、降りて管理人さんに聞いたら、栗島と
いう島だとのことでした。でも帰ってきて調べてみると、粟(あわ)島とも栗(くり)
島とも表記されている新潟県に属する島があるだけで、実際の栗島は見つからず、形状
やかすれ方からすると本当に佐渡ヶ島が見えたのかもしれませんでした。

9月1日(木)

昨日は秋田市の千秋公園の後は、新屋地区の散策となりました。新屋地区は秋田市でも
雄物川を渡った場所にあり、最初に行ったのが、橋を渡ってすぐにある秋田公立美術大
学の敷地内にある旧国立新屋倉庫。現在は美術大学のアトリエや隣接する新屋図書館の
一部としても使用されており、中にはレストランになっている場所もあり、一般の人で
も入れる場所があります。駐車場側で写真を撮っていたら、歩いていた方から裏も行け
ることを教えて頂き、アトリエの中を通って、裏側に行ってみました。そちら側は、か
つて荷物(主に米)搬出用に線路が引かれていて、線路自体は撤去されていますが、プ
ラットホーム的な雰囲気がありました。うまく使えば酒田の有名な観光地の一つ、山居
倉庫といい勝負が出来たと思ったりしました。