フキノトウは雪の下の宝物

北海道のフキは「アキタブキ」といって北方系の巨大種。本州のフキと比べると驚くほど大きく育ちます。当然、フキノトウも親株に相応しいデカさで芽吹きます。一応、フキノトウにはオスとメスがあって味も微妙に違うらしいのですが、我が家は関西系十勝人。細かいことは言いっ子なしで楽しみます。

旬は早春。タケノコと同様、日に当たるとエグ味が増すので、狙い目は雪が残っている足場の良い場所です。南向きの傾斜地なんかがポイントですね。お正月の頃でもそういった場所を掘れば、真冬のフキノトウをゲットできますが、1メートル以上雪をどけても探せる範囲は狭いです。前もってフキの群生地に目印を立てておかねばなりません。

という訳で、我が家のフキノトウ採りは、雪解けの頃の山菜遊び第一陣となっております。

こんな場所ならカンジキを履かずに済むので楽チンです。
気の早いのがポコポコ出ていますが、これはパスします。

注意  足場が良くても川に近付いてはいけません!

開いたものはダメなんですよ。

たとえ蕾でも、日を浴びたものもダメですからね。

雪に隠れているといっても、こんな縁っちょのヤツもダメ。

「アカン、アカン、そんなもん、放っとき」

「なんでや? 美味しそうやんか、コレ」

・・・・と、不服そうなオカン。

なんでやと言われてもアカンものはアカン。
狙うのは雪の下で「ちじこまってる蕾」なのですから。

いよいよ雪スコップの出番でっせ!

融けては凍ることを繰り返す春先の硬雪はちょっとやそっとでは砕けません。アチョ〜と拳を叩き込んでも冷たいだけなので、無理せず道具を使ってガシガシやります。

コレも・・・・パス!
膨らみすぎでんがな。

よっしゃよっしゃ、これでっせ!

初物ゲット!

この調子で10個ほど頂戴します。

パスしたヤツを前にオカンが納得いかん様子でブツブツ言ってますが、美味しくないものを持って帰っても仕方ありません。不完全燃焼の採集欲は後日のギョウジャニンニク採りで炸裂してもらうことにして・・・・

本日の任務は一先ず終了!

山菜は下拵えが肝心です。

良〜く洗うのが基本中の基本!

手早く刻んで・・・・

素早く水に晒し・・・・

余分な水分を絞って・・・・

下拵えが終わりました!

生のフキノトウは刻んだ瞬間から刻々と色が褪せていくので、スピーディな作業がコツといえばコツ。

火を入れるフキ味噌も旨いけれど、最近は専らコレばかり。

刻んだフキノトウをメンミor醤油に漬けるだけの簡単レシピ。

冷凍保存可能な「メシの友」&「酒の友」として重宝しています。


う〜ん、春の香りやねえ・・・・こりゃ旨い!